JP4164948B2 - 容器熱処理装置のアキューム装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、容器熱処理装置のアキューム装置に係り、例えば、飲料水等の製造ライン中に設けられたクーラー等の容器熱処理装置に、下流側のトラブル等に対処するために設置されるアキューム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フィラ、キャッパ、ラベラ等の各種容器処理装置間をコンベヤによって接続し、容器を連続的に搬送してこれら各容器処理装置に順次導入し、液体の充填等の処理を行う飲料水等の製造ラインが従来から知られている。
【0003】
前記のような飲料水等の製造ラインで、液体を加熱して容器内に充填し、容器内部およびキャップの内面等を前記充填液の熱により殺菌を行うようにしたホット充填が広く行われている。ホット充填を行う場合には、高温の液体を容器内に充填しキャッピングをした後、一定時間高温の殺菌状態を維持し、その後、クーラー内に導入して容器および充填液を冷却した後、ラベラ等の次の工程に送るようになっている。
【0004】
飲料水等の製造ラインに設けたクーラー等の容器熱処理装置は、容器を一定の時間装置内に滞留させて冷却等の処理を行う必要があるため、フィラ等の上流側の装置から一列に整列した状態で搬送してきた容器を、ランダムな状態でクーラー等の容器熱処理装置内に大量に導入したり、あるいは、多列に整列させて容器熱処理装置内に導入し、一定の時間熱処理をした後、再び一列の状態に整列して排出し、ラベラ等の下流側の容器処理装置に導入するようにしている。本発明は、一列に整列して搬送してきた容器を多列に整列して導入し、処理をした後再び一列に整列して排出するするようにした整列給排式の容器熱処理装置に関するものである。
【0005】
このような容器熱処理装置には、一般に、下流側の容器処理装置等でトラブルがあった場合に、一時的に容器を貯留しておくためのアキューム装置が設けられている。前記のような整列給排式の容器熱処理装置のアキューム装置として、熱処理装置の直後に設けられてランダムでアキュームする方式のものや、熱処理装置から一度コンベヤによって排出した後、下流側に整列給排式のアキューム装置を設けたもの等が従来から知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のアキューム装置は、ランダムでアキュームする方式の場合には、再び整列させるための集合装置等の複雑な装置が必要であり、また、下流側にコンベヤで接続したアキューム装置に整列給排する方式の場合には、大きいスペースを必要とし、装置全体が大型化するという問題があった。
【0007】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、整列給排方式の容器熱処理装置に適した、簡単な構成で、コンパクトなサイズのアキューム装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る容器熱処理装置のアキューム装置は、一列に整列した容器を、所定本数ずつ前記列方向と直交する方向に向けて搬送し、搬送中に熱処理を行う容器熱処理装置と、この容器熱処理装置から排出された容器を前記列方向に一列で搬送する排出コンベヤと、この排出コンベヤを挟んで、前記容器熱処理装置の排出側前方に設けられ、前記所定本数ずつの容器を順次貯留するアキューム手段と、容器熱処理装置の最も下流側に位置する一列分の所定本数の容器を、この容器熱処理装置の下流側に移動させる容器移動手段とを備えており、特に、この容器移動手段が、一列分の容器を容器熱処理装置から排出コンベヤ上に移動させ、かつ、排出コンベヤ上を通過してアキューム手段に移動させるよう構成され、これにより容器を容器熱処理装置から前記排出コンベヤとアキューム手段とに選択的に移動可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る「容器熱処理装置のアキューム装置」の全体の構成を示す平面図、図2はその側面図である。図において、2はフィラおよびキャッパ等の上流側の容器処理装置であり、一列に整列して搬送されてきた容器4内に高温に加熱した液体を充填し、キャッピングを行う。充填およびキャッピングが行われた容器4は、搬送コンベヤ6によって一列に整列した状態で搬送され、容器熱処理装置(クーラー)8に送られる。
【0010】
クーラー8は、一列に整列した状態で容器4を搬送する搬送コンベヤ6の進行方向(図1の矢印A参照)と直交する方向(図1の矢印B)に容器4を搬送し、これら容器4に熱処理(冷却)を行う。搬送コンベヤ6のクーラー8への供給部6aには、後続の容器4を停止させるロータリストッパ10が設けられており、搬送コンベヤ6の供給部6aに所定の本数(この実施の形態では10本)の容器4が導入されると、ロータリストッパ10によって後続の容器4が停止され、前記所定本数の容器4と切り離される。この状態で、搬送コンベヤ6の進行方向Aと直交する方向に進退動する容器供給装置12によって、搬送コンベヤ6上の容器4がクーラー8内に搬入される。
【0011】
図3は、搬送コンベヤ6の供給部6a上の容器4を把持してクーラー8内に搬入する容器供給装置12の一例を示すもので、図示しない機枠に一端14aが固定された水平なメインシリンダ14のピストンロッド14bに可動フレーム16が取り付けられており、メインシリンダ14の作動により可動フレーム16をクーラー8の容器搬送方向(矢印B方向)に進退動させる。可動フレーム16には、一度にクーラー8内に供給される容器4の数(10本)と同数組のグリッパ18,19が取り付けられている。各組のグリッパ18,19はそれぞれ昇降シリンダ20,21によって昇降されるグリップ部材22,23を備えており、これら両グリップ部材22、23が、各容器4を両側(搬送コンベヤ6の進行方向両側)から挟持して、搬送コンベヤ6上からクーラー8のコンベヤ25上へ受け渡しを行う。
【0012】
前記昇降シリンダ20,21の一方(クーラー8から遠い側の昇降シリンダ20)は前記可動フレーム16に固定されており、可動フレーム16と一体的に前記矢印B方向に進退動する。また、他方の昇降シリンダ(クーラー8側の昇降シリンダ21)は、水平方向のサブシリンダ24を介して可動フレーム16に取り付けられており、サブシリンダ24の作動によってクーラー8のコンベヤ25の進行方向(矢印B)へ進退動できるようになっている。従って、サブシリンダ24の作動によって両昇降シリンダ20,21を相対移動させることにより一対のグリップ部材22,23を開閉することができる。
【0013】
搬送コンベヤ6によって搬送されてきた容器4は、所定本数(10本)ずつ切り離され、次々とクーラー8内に挿入される。従って、クーラー8内では、前記搬送コンベヤ6の進行方向(図1の下方から上方へ)と直交する方向(図1の左から右へ)に、前記所定本数(10本)ずつ複数列で搬送される。
【0014】
クーラー8の内部は、上流側(図1の左側)から順に、搬送コンベヤ6から容器4が供給される容器供給ゾーン8A、容器4に対し高温のシャワーが噴射される温度保持ゾーン8B、容器4を冷却する冷却ゾーン8Cおよび容器排出ゾーン8Dを備えている。
【0015】
このクーラー8の下流端の容器排出ゾーン8Dに隣接して、クーラー8のコンベヤ25の進行方向(B)と直交する方向(図1の矢印C参照)に走行する排出コンベヤ26の搬出部26aが配置されている。クーラー8内を搬送される間に冷却された容器4は、容器排出装置28によってこの排出コンベヤ26に引き渡されて排出される。排出コンベヤ26は間欠的に走行するようになっており、停止したときに、クーラー8から所定の本数(10本)の容器4が引き渡され、これら容器4を搬出部26a上から外部に搬出した後、再び停止して、次の所定本数(10本)の容器4を引き渡される。
【0016】
排出コンベヤ26によって排出された容器4は、再び一列に整列した状態で搬送され、その後、排出コンベヤ26から下流側容器処理装置30への供給コンベヤ31に乗り移り、この供給コンベヤ31よって搬送されてラベラ等の下流側の容器処理装置30に送られる。この下流側容器処理装置30でラベリング等の処理が行われた容器4は、さらにコンベヤ32によって一列の状態で搬送されて次の工程に送られる。なお、下流側容器処理装置30への供給コンベヤ31上には、この容器処理装置30のトラブル等により供給コンベヤ31上が満杯になったときにそれを検知する満杯センサ33が設けられている。
【0017】
前記排出コンベヤ26の搬出部26aを挟んだクーラー8の下流側にアキューム装置34が配置されている。このアキューム装置34は、前記クーラー8のコンベヤ25が進行する方向Bと同方向、およびその逆方向に切り換え走行できる(図1の矢印D参照)アキュームコンベヤ36を備えている。アキュームコンベヤ36の入口部36aには、このアキュームコンベヤ36に送り込まれる容器4の列数をカウントするセンサ38が設けられている。
【0018】
図4は、前記クーラー8によって処理(この実施の形態では冷却)が済んだ容器4を、クーラー8のコンベヤ25上から排出コンベヤ26上に移す容器排出装置28の一例を示すもので、二本のシリンダ40,41のシリンダ本体40a,41a同士が連結されてピストンロッド40b、41bが互いに逆方向に伸張するタンデムシリンダ42を備えており、その一方のシリンダ40のピストンロッド40bが機枠44に固定されている。また、他方のシリンダ41のピストンロッド41bに可動フレーム46が固定されており、両シリンダ40,41の作動によりクーラー8のコンベヤ25が進行する方向に進退動される。
【0019】
可動フレーム46には、一回の動作によりクーラー8から排出される容器4の数(10本)と同数の組のグリッパ48,49が取り付けられている。各組のグリッパ48,49は、それぞれ昇降シリンダ50,51によって昇降されるグリップ部材52,53を備えており、これら両グリップ部材52,53によって各容器4が両側(排出コンベヤ26の進行方向に対して両側)から挟持されて、クーラー8のコンベヤ25上から排出コンベヤ26上に移される。
【0020】
前記両昇降シリンダ50,51は、逆方向を向いた水平なサブシリンダ54,55を介してそれぞれ可動フレーム46に取り付けられており、サブシリンダ54,55の作動によってクーラー8のコンベヤ25の進行方向へ進退動できるようになっている。従って、サブシリンダ54,55の作動によって昇降シリンダ50,51を移動させることにより一対のグリップ部材52,53を開閉することができる。この容器排出装置28は、タンデムシリンダ42の一方40または41を伸張させると、クーラー8のコンベヤ25上の容器4を排出コンベヤ26上に移し、両シリンダ40,41を同時に伸張させると、グリッパ48,49を大きく移動させてクーラー8のコンベヤ25上の容器4をアキュームコンベヤ36上に移すことができるようになっている。
【0021】
以上の構成に係る「容器熱処理装置のアキューム装置」の作動について説明する。フィラ、キャッパ等の上流側容器処理装置2によって処理された容器4は、搬送コンベヤ6によって一列に整列された状態で搬送される。先頭の10本の容器4がロータリストッパ10を通過して供給部6aにはいると、ロータリストッパ10により後続の容器4が停止される。
【0022】
搬送コンベヤ6の供給部6aの上方に設けられている容器供給装置12が作動して、この供給部6a上の容器4をクーラー8内に搬入する。搬送コンベヤ6の供給部6aに10本の容器4が導入された時点では、容器供給装置12は、図3に示すように、両昇降シリンダ20,21が伸張してグリップ部材22,23が下降するとともに、サブシリンダ24によって一方の昇降シリンダ21がクーラー8側に移動して両グリップ部材22,23が離れた状態で待機している。容器4が供給部6aに導入されると、サブシリンダ24によってクーラー8側の昇降シリンダ21が他方の昇降シリンダ20側へ移動し(図3の矢印E参照)、両グリップ部材22,23によって容器4を両側から把持する。
【0023】
次に、メインシリンダ14が伸張して可動フレーム16をクーラー8側へ移動させる(図5の矢印F参照)。一対のグリップ部材22,23に把持されている容器4は、搬送コンベヤ6の供給部6a上からクーラー8のコンベヤ25上に移される。容器4をクーラー8内に挿入すると、サブシリンダ24が伸張して両グリップ部材22,23を拡開させ(図6の矢印G参照)、続いて両昇降シリンダ20,21を収縮させて両グリップ部材22,23を上昇させる(同図の矢印H参照)。グリップ部材22,23が容器4と干渉しない高さまで上昇すると、容器4はクーラー8のコンベヤ25によって搬送され(同図の矢印I参照)、温度保持ゾーン8Bで高温のシャワーをかけられ、その後、冷却ゾーン8Cで冷却される。
【0024】
一列分の容器4をクーラー8内に供給した容器供給装置12は、メインシリンダ14のピストンロッド14bが収縮して可動フレーム16を搬送コンベヤ6方向に戻し(図7の矢印J参照)、両グリップ部材22,23は搬送コンベヤ6の上方で次に供給される容器4を把持する準備態勢にはいる。容器供給装置12が前記動作を繰り返して、10本ずつの容器4を搬送コンベヤ6からクーラー8内に搬入する。クーラー8内に搬入された容器4は複数列で搬送されつつ、前述のように、温度維持ゾーン8Bおよび冷却ゾーン8Cを通過して容器排出ゾーン8Dまで搬送される。
【0025】
クーラー8の容器排出ゾーン8Dまで搬送された容器4は、容器排出装置28によって排出コンベヤ26上に移されてクーラー8から排出される。容器排出装置28は、図4に示すように、タンデムシリンダ42の両シリンダ40,41ともピストンロッド40b、41bが収縮した状態で、可動フレーム46が最もクーラー8側(図4の左側)に移動し、また、クーラー8側(図4の左側)の昇降シリンダ50はサブシリンダ54が伸張して他方の昇降シリンダ51から離れている。そして、このクーラー8側の昇降シリンダ50が収縮してグリップ部材52を上昇させている。一方、排出コンベヤ26寄り(図4の右側)の昇降シリンダ51は伸張してグリップ部材53を下降させている。
【0026】
この状態で、クーラー8のコンベヤ25によって図4の矢印K方向から搬送されてきた容器4は、図4の右側の下降しているグリップ部材53に当たり停止する。すると、クーラー8側の昇降シリンダ50が作動してグリップ部材52を下降させ(図8の矢印L参照)、続いてサブシリンダ54が収縮してそのグリップ部材52を他方のグリップ部材53に接近させて容器4を把持する(図8の矢印M参照)。両グリップ部材52,53が容器4を把持すると、タンデムシリンダ42の一方のシリンダ41が伸張して、可動フレーム46を前進させ(図8の矢印N参照)、両グリップ部材52,53が把持している容器4を排出コンベヤ26上に移動させる。
【0027】
両グリッパ48,49が容器4を排出コンベヤ26上に移すと、クーラー8側の昇降シリンダ50がサブシリンダ54の作動により他方の昇降シリンダ51から離れて(図9の矢印O参照)把持していた容器4を離し、その後、両昇降シリンダ50,51が収縮してグリップ部材52,53を上昇させる(図9の矢印P参照)。次に、タンデムシリンダ42の伸張していたシリンダ41が収縮して可動フレーム46を後退させ図4に示す位置に戻す。その後、前述の動作を繰り返し、次の所定本数の容器4を排出する。
【0028】
10本ずつの容器4が順次排出コンベヤ26上に移され、再び一列の状態になって搬送される。これら容器4は、排出コンベヤ26から下流側容器処理装置30の供給コンベヤ31に乗り移り、下流側容器処理装置30に導入される。この下流側容器処理装置30のトラブル等により供給コンベヤ31上に容器4が満杯になると、満杯センサ33が検知してアキューム動作が開始される。
【0029】
満杯センサ33から検出信号が出力されると、先ず、排出コンベヤ26の搬出部26aから一回分(10本)の容器4を排出した後、排出コンベヤ26を停止する。次に、クーラー8の容器排出ゾーン8Dに搬送されてきた容器4は、容器排出装置28のグリッパ48,49に把持される。すなわち、前記排出コンベヤ26への排出時と同様に、図4の状態からクーラー8側の昇降シリンダ50を伸張してグリップ部材52を下降させた後(図10の矢印Q参照)、そのサブシリンダ54を収縮させてグリップ部材52を他方のグリップ部材53に接近させて容器4を把持する(図10の矢印R参照)。続いてタンデムシリンダ42の両シリンダ40,41をともに伸張させて可動フレーム46を大きく移動させる(図10の矢印S参照)。すると、両グリップ部材52,53に把持されている容器4は、排出コンベヤ26上を通過してアキューム装置34のコンベヤ36上に移動される。
【0030】
容器排出装置28は、クーラー8内の容器4をアキューム装置34に移した後、サブシリンダ55を伸張させることによりアキューム装置34側の昇降シリンダ51を離隔させて(図11の矢印T参照)グリップ部材53を容器4から離した後、両昇降シリンダ50,51を収縮させてグリップ部材52,53を上昇させる(図11の矢印U参照)。容器4はグリップ部材52,53から開放されてアキュームコンベヤ36によって搬送される(図11の矢印V参照)。下流側容器処理装置30への供給コンベヤ31上が満杯の間は、容器排出装置28が前記動作を繰り返して、容器4をアキュームコンベヤ36上に整列した状態で順次搬入する。
【0031】
アキュームコンベヤ36の入口部36aにはセンサ38が設けられており、このコンベヤ36上に移される容器4の列数をカウントする。このセンサ38がカウントした列数が、予め定められた所定の列数(短時間停止とみなす列数)を越えると、フィラ等の上流側容器処理装置2への容器4の供給を停止し、この容器処理装置2以降の搬送コンベヤ6上の容器4をクーラー8内に導入して冷却し、アキュームコンベヤ36上に払い出した後、この装置全体を停止する。
【0032】
下流側の容器処理装置30の処理が進んで、満杯センサ33が満杯解除指令を出力すると、アキューム装置34からの払い出しが行われる。この場合には、図12に示すように、先ず、容器排出装置28のタンデムシリンダ42の両シリンダ40,41をともに伸張させて可動フレーム46を最もアキューム装置34側に移動させておく。そして、クーラー8側の昇降シリンダ50を伸張させてグリップ部材52を下降させ、一方、他方の昇降シリンダ51は、サブシリンダ55を伸張させて前記昇降シリンダ50から離隔させるとともに、ピストンロッドを収縮させてグリップ部材53を上昇させておく(図12に示す状態)。この状態で、アキュームコンベヤ36を逆方向すなわち排出コンベヤ26方向に向けて走行させる。
【0033】
逆方向に走行するアキュームコンベヤ36によって搬送されてきた容器4(図12の矢印W参照)が、クーラー8側(図の左側)のグリップ部材52に当たると、アキューム装置34側の昇降シリンダ51を伸張させてグリップ部材53を下降させた後(図13の矢印X参照)、そのサブシリンダ55を収縮させてグリップ部材53を他方のグリップ部材52に接近させて容器4を把持する(図13の矢印Y参照)。
【0034】
前記のように容器排出装置28のグリッパ48,49によって容器4を把持した後、タンデムシリンダ42の一方のシリンダ40を収縮させる(図14の矢印Z参照)。タンデムシリンダ42の一方40を収縮させた状態にすると、可動フレーム46に取り付けられている両グリッパ48,49は、排出コンベヤ26の上方に位置し、この排出コンベヤ26上に容器4が移動する。ここで、両グリップ部材52,53を開いて容器4を離す。この動作を繰り返してアキューム装置34内に整列して貯留されていた容器4は、10本ずつ排出コンベヤ26の搬出部26a上に移動され、一列の状態で排出される。その後、容器4は前記供給コンベヤ31を介して下流側の容器処理装置30に供給される。アキュームコンベヤ36の入口側に設けられているセンサ38が、払い出される容器4の列数をカウントしており、全ての列の払い出しをカウントすると、通常の状態に復帰し、クーラー8の運転を再開してクーラー8のコンベヤ25から排出コンベヤ26への排出動作を開始する。
【0035】
なお、アキュームコンベヤ36の入口部36aに設けたセンサ38が、前記所定の列数のカウントをする前に、満杯センサ33から満杯解除の指令が出力された場合には、排出コンベヤ26を倍速運転することにより、または、クーラー8側のコンベヤ25を半速運転することにより、クーラー8とアキューム装置34から容器4を交互に排出することができる。この場合には、容器排出装置28のグリッパ48,49が、図4の位置で容器4を把持した後、図8の位置に移動してこの容器4をクーラー8内から排出コンベヤ26上に排出し、次に、タンデムシリンダ42の両シリンダ40,41を伸張してグリッパ48,49をアキューム装置34側へ移動して、このアキューム装置34内の容器4を掴み(図10の状態)、その後、タンデムシリンダ42の一方40または41を戻して容器4を排出コンベヤ26上に排出し(図8の状態)、これらの動作を繰り返すことによりクーラー8とアキューム装置34から排出コンベヤ26上に交互に容器4を排出することができる。このようにクーラー8とアキューム装置34から交互に容器4を排出するようにすれば、クーラー8を止めることなくアキューム装置34内の容器4を排出することが可能である。
【0036】
前記のように本実施の形態に係る「容器熱処理装置のアキューム装置」では、排出コンベヤを挟んで容器熱処理装置の排出側前方にアキューム手段を設け、容器排出装置によって、容器熱処理装置内の容器を排出コンベヤとアキューム装置のいずれかに移動できるようにしたので、簡単な構造でコンパクトなスペース内に設置可能なアキューム装置を得ることができる。
【0037】
図15は、クーラー8とアキューム装置34から交互に容器4を排出する場合に適した構成の容器排出装置60の一例を示すもので、この容器排出装置60は、前記実施の形態に係る容器排出装置28(図4参照)と異なり、二組のグリッパ62,63および64,65を備えている。これらグリッパ62,63,64,65が取り付けられている可動フレーム66を進退動させるタンデムシリンダ68は、一方71(図15の右側)が他方70よりも長くなっており、このシリンダ71の作動によりグリッパ62,63,64,65を大きくストロークさせることができるようになっている。
【0038】
また、クーラー8側(図15の左側)の一組のグリッパ62,63は、両昇降シリンダ72,73がサブシリンダ74,75を介して可動フレーム66に取り付けられており、両グリップ部材76,77を相手側のグリップ部材から離隔させることができる。アキューム装置34側(図15の右側)の一組のグリッパ64,65は、一方の昇降シリンダ79がサブシリンダ80によって水平移動可能になっており、他方の昇降シリンダ78は可動フレーム66に固定されている。これら昇降シリンダ72,73,78,79に取り付けられたグリップ部材76,77,82,83も、前記実施の形態のグリップ部材52,53と同様に、サブシリンダ74,75,80の作動により開閉することができる。
【0039】
この容器排出装置60によりクーラー8とアキューム装置34から排出コンベヤ26上に交互に容器4を排出する場合の動作について説明する。クーラー8側から容器4を排出するときには、クーラー8側の一組のグリッパ62,63のうち、アキューム装置34寄り(図の右側)のグリッパ63の昇降シリンダ73を伸張させてグリップ部材77を下降させ、逆のグリッパ62の昇降シリンダ72はグリップ部材76を上昇させてクーラー8のコンベヤ25によって搬送されてくる容器4と干渉しないようにするとともに、サブシリンダ74を伸張させてグリップ部材76を遠ざけておく(図15の状態)。
【0040】
クーラー8のコンベヤ25によって搬送されてきた容器4が下降しているグリップ部材77に当たると(図15の矢印AA参照)、上昇していたグリップ部材76が昇降シリンダ72の作動により下降され(図16の矢印BB参照)、次に、サブシリンダ74の収縮により相手方のグリップ部材77に接近させて容器4を把持する(図16の矢印CC参照)。続いて、タンデムシリンダ68の長い方のシリンダ71を伸張させて、可動フレーム66をアキューム装置34方向へ移動させる(図16の矢印DD参照)。すると、クーラー8側の容器4を把持している一組のグリッパ62,63が排出コンベヤ26上に移動し、アキューム装置34側の一組のグリッパ64,65はアキューム装置34上に移動する。なお、図15で容器4を把持していたアキューム装置34側のグリッパ64,65は、その後、容器4を排出コンベヤ26上に離して、空の状態でアキューム装置34上に移動する。
【0041】
排出コンベヤ26上に移動した前記グリッパ62,63は、両グリップ部材76,77を拡開して容器4を離した後、図15の状態のようにクーラー8寄りのグリップ部材76を上昇させる。一方、可動フレーム66の移動とともに移動してきたアキューム装置34側の一組のグリッパ64,65は、クーラー8寄りのグリッパ64のグリップ部材82を下降させたままで、他方のグリッパ65のグリップ部材83をサブシリンダ80により遠ざけるとともに(図16の矢印EE参照)、昇降シリンダ79により上昇させる(図16の矢印FF参照)。
【0042】
アキューム装置34のコンベヤ36によって搬送されてきた容器4が、下降しているグリップ部材82に当たると(図16の矢印GG参照)、他方のグリップ部材83が下降され、さらに前記グリップ部材82側に接近して両グリップ部材82,83により容器4を把持する。このようにクーラー8側の一組のグリッパ62,63が容器4を離し、アキューム装置34側の一組のグリッパ64,65が容器4を把持した状態で、前記タンデムシリンダ68の長いシリンダ71を収縮させる。すると、可動フレーム66がクーラー8側へ戻り、図15に示す状態になって、アキューム装置34側の一組のグリッパ64,65が把持している容器4が排出コンベヤ26上に移動する。このグリッパ64,65は容器4を排出コンベヤ26上に離すとともに、クーラー8側の一組のグリッパ62,63は前述のように再び容器4を把持する。このように二組のグリッパ62,63,64,65を設けることによりクーラー8とアキューム装置34内の容器4を交互に排出コンベヤ26上に払い出すことができる。
【0043】
なお、前記容器排出装置60によりクーラー8とアキューム装置34から交互に容器4を排出する場合について説明したが、通常の運転時には、図15の右側の両グリッパ64,65のグリップ部材82,83を上方へ待避させておき、左側のグリッパ62,63だけを用いてクーラー8内の容器4を排出コンベヤ26上に排出し、また、クーラー8内の容器4をアキューム装置34に移すことができる。排出コンベヤ26上に排出する場合には、前記説明と同様に、両グリップ部材76,77により容器4を保持した後、前記タンデムシリンダ68の長い方のシリンダ71を作動させて容器4を移動させる。また、クーラー8内の容器4を直接アキューム装置34に移す場合には、両グリップ部材76,77により容器4を保持した後、タンデムシリンダ68の両シリンダ70,71を作動させることにより、クーラー8内の容器4を排出コンベヤ26を越えてアキューム装置34上に移動させることができる。
【0044】
前記各容器排出装置28,60は、クーラー8側に設けた単一の装置により、クーラー8から排出コンベヤ26およびアキューム装置34への容器4の移動、また、アキューム装置34から排出コンベヤ26への容器4の払い出し、クーラー8とアキューム装置34から交互に排出コンベヤ26上への容器4の排出等の動作を行ったが、例えば、クーラー8側に図3に示す構成の装置を設けるとともに、アキューム装置34側にも、図3の装置と同一の構成で逆方向を向いた装置を設け、これら両側の各装置によりクーラー8とアキューム装置34から交互に容器4を排出コンベヤ26上に排出することもできる。
【0045】
図17は、第2の実施の形態に係る「容器熱処理装置のアキューム装置」の全体の構成を示す平面図であり、前記第1の実施の形態に係る装置では、容器熱処理装置(クーラー)8内の容器4とアキューム装置34内の容器4とを同一の排出コンベヤ26から排出するようにしたが、この実施の形態では、アキューム装置34内の容器4は別の排出コンベヤ126によって排出するようにしている。なお、前記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明する。
【0046】
この装置は、前記第1の実施の形態と同様に、クーラー8の下流端に、クーラー8のコンベヤ25の搬送方向(矢印B方向)と直交する方向(矢印C方向)の排出コンベヤ26が配置されており、更に、この排出コンベヤ26に隣接してアキューム装置34が配置されている。そして、このアキューム装置34のコンベヤ136の下流端に第2の排出コンベヤ126が配設されている。従って、アキューム装置34のコンベヤ136は、逆方向に走行させる必要がなく、クーラー8のコンベヤ25と同方向にだけ走行するようになっている(矢印D参照)。
【0047】
この実施の形態の装置では、クーラー8によって冷却された容器4は、一列分ずつ排出コンベヤ26上に移動されて排出される。下流側のトラブル等で、満杯センサ33が下流側容器処理装置30への供給コンベヤ31上が満杯になったことを検知したときには、クーラー8の容器排出ゾーン8Dの容器4を排出コンベヤ26を越えてアキューム装置34のコンベヤ136上に移動させる。そして、満杯センサ33から満杯解除の信号が出力されたときには、アキューム装置34内の容器4は、コンベヤ136によって下流側へ搬送され、第2の排出コンベヤ126上に押し出されて排出される。なお、この実施の形態では、前記図3および図4に示す容器供給装置12および容器排出装置28を用いることができ、また、その他の構成の容器供給装置と容器排出装置を用いることもできる。さらに、前記各実施の形態では、容器熱処理装置としてクーラー8を例に説明したが、クーラー8に限るものではなく、容器4を加熱するウォーマや、加熱殺菌を行うパストライザ等にも適用できることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、一列に整列した容器を、所定本数ずつ前記列方向と直交する方向に向けて搬送し、搬送中に熱処理を行う容器熱処理装置と、この容器熱処理装置から排出された容器を前記列方向に一列で搬送する排出コンベヤと、この排出コンベヤを挟んで、前記容器熱処理装置の排出側前方に設けられ、前記所定本数ずつの容器を順次貯留するアキューム手段と、容器熱処理装置の最も下流側に位置する一列分の所定本数の容器を、この容器熱処理装置の下流側に移動させる容器移動手段とを備え、この容器移動手段が、一列分の容器を容器熱処理装置から排出コンベヤ上に移動させ、かつ、排出コンベヤ上を通過してアキューム手段に移動させるよう構成され、これにより容器を容器熱処理装置から前記排出コンベヤとアキューム手段とに選択的に移動可能に構成されているので、簡単な構造で、しかも、コンパクトな構成の容器熱処理装置のアキューム装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る「容器熱処理装置のアキューム装置」の全体の構成を示す平面図である。
【図2】前記「容器熱処理装置のアキューム装置」の側面図である。
【図3】搬送コンベヤから容器熱処理装置への容器の受け渡しを行う容器供給装置の構成を簡略化して示す図である。
【図4】容器熱処理装置から排出コンベヤおよびアキューム装置への容器の受け渡しを行う容器排出装置の構成を簡略化して示す図である。
【図5】前記容器供給装置の作動を説明する図である。
【図6】前記容器供給装置の作動を説明する図である。
【図7】前記容器供給装置の作動を説明する図である。
【図8】前記容器排出装置の作動を説明する図である。
【図9】前記容器排出装置の作動を説明する図である。
【図10】前記容器排出装置の作動を説明する図である。
【図11】前記容器排出装置の作動を説明する図である。
【図12】前記容器排出装置の作動を説明する図である。
【図13】前記容器排出装置の作動を説明する図である。
【図14】前記容器排出装置の作動を説明する図である。
【図15】別の構成の容器排出装置を示す図である。
【図16】図15に示す容器排出装置の作動を説明する図である。
【図17】他の実施の形態に係る「容器熱処理装置のアキューム装置」の全体の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
4 容器
8 容器熱処理装置
26 排出コンベヤ
28 容器移動手段(容器排出装置)
34 アキューム手段(アキューム装置)
Claims (2)
- 一列に整列した容器を、所定本数ずつ前記列方向と直交する方向に向けて搬送し、搬送中に熱処理を行う容器熱処理装置と、この容器熱処理装置から排出された容器を前記列方向に一列で搬送する排出コンベヤと、この排出コンベヤを挟んで、前記容器熱処理装置の排出側前方に設けられ、前記所定本数ずつの容器を順次貯留するアキューム手段と、容器熱処理装置の最も下流側に位置する一列分の所定本数の容器を、この容器熱処理装置の下流側に移動させる容器移動手段とを備え、この容器移動手段が、一列分の容器を容器熱処理装置から排出コンベヤ上に移動させ、かつ、排出コンベヤ上を通過してアキューム手段に移動させるよう構成され、これにより容器を容器熱処理装置から前記排出コンベヤとアキューム手段とに選択的に移動可能に構成されていることを特徴とする容器熱処理装置のアキューム装置。
- 前記所定本数の容器をアキューム手段から排出コンベヤに移動させる容器移動手段を備え、容器熱処理装置とアキューム手段から所定本数の容器を交互に排出コンベヤに移動させることを特徴とする請求項1に記載の容器熱処理装置のアキューム装置。
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