JP2005007188A - 使い捨て生理用ショーツ - Google Patents

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Abstract

【課題】 着用者の身体へのフィット性が向上し、且つ肌触りや風合いに優れた使い捨て生理用ショーツを提供すること。
【解決手段】 本発明の使い捨て生理用ショーツは、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、及び該表面シートと該裏面シートとの間に介在する液保持性の吸収体を有し、上記裏面シートが、エラストマーからなるシートの少なくとも片面に伸長可能な不織布を積層した伸縮性シートから構成されており、上記表面シート及び上記吸収体が、着用者の少なくとも股間に位置するように配置されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は使い捨て生理用ショーツに関し、更に詳しくは身体へのフィット性が向上し、且つ肌触りや風合いに優れた使い捨て生理用ショーツに関する。
従来、生理用ショーツの構成材料として用いられていた伸縮性布帛としては、ウレタン系エラストマーやスチレン系エラストマー等の熱可塑性エラストマーからなる繊維から形成された織布や不織布等が知られている。
しかし、これらの材料から形成された伸縮性布帛は、ゴム特有の肌触りや皮膚刺激性があり、また、身体へのフィット性も満足できるものではなかった。更に、上記伸縮性布帛はドレープ性に乏しいので、衣料用等の素材としては適当なものといえなかった。
従って、本発明の目的は、着用者の身体へのフィット性が向上し、且つ肌触りや風合いに優れた使い捨て生理用ショーツを提供することにある。
本発明者らは鋭意検討した結果、伸縮性を有する特定のシートと伸長性を有する不織布とを積層してなる伸縮性シートを用いた使い捨て生理用ショーツにより上記目的が達成されることを知見した。
本発明は上記知見に基づきなされたもので、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、及び該表面シートと該裏面シートとの間に介在する液保持性の吸収体を有する使い捨て生理用ショーツであって、
上記裏面シートが、エラストマーからなるシートの少なくとも片面に伸長可能な不織布を積層した伸縮性シートから構成されており、
上記表面シート及び上記吸収体が、着用者の少なくとも股間に位置するように配置されていることを特徴とする使い捨て生理用ショーツを提供することにより上記目的を達成したものである。
本発明の生理用ショーツによれば、身体へのフィット性が向上し、且つ肌触りや風合いが優れたものとなる。
以下、本発明の使い捨て生理用ショーツの好ましい実施形態を図面を参照して説明する。ここで、図1は、本発明の使い捨て生理用ショーツの第1の実施形態の装着状態を示す斜視図であり、図2は、図1に示す使い捨て生理用ショーツの組立前の状態を表面シート側からみた展開図であり、図3は、図2におけるa−a線断面図である。
図1〜図3に示す実施形態(第1の実施形態)の使い捨て生理用ショーツ1(以下、単に「生理用ショーツ」という)は、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3、及び該表面シート2と該裏面シート3との間に介在する液保持性の吸収体4を有している。
図2に示すように、上記裏面シート3は、その長手方向に沿う略中央部が括れた略砂時計形状をなしており、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部C、背中側に位置する背側部A、及び股間に位置する股間部Bから構成されている。
また、上記裏面シート3における上記背側部Aの左右両側縁部には、一対の連結パネル5,5’が、ホットメルトやヒートシール等の接合手段によって接合・固定されている。そして、該連結パネル5,5’を介して上記腹側部Cの左右両側縁部と上記背側部Aの左右両側縁部とを、それぞれ接合・固定することにより、図1に示すようにウエスト開口部6と、一対のレッグ開口部7,7’とが形成されるようになされている。
図2に示すように、上記裏面シート3における上記股間部Bには、上記表面シート2が配設されていると共に、該表面シート2と該裏面シート3との間には長方形状の吸収体4が介在しており、生理用ショーツ1の着用時に、該表面シート2及び該吸収体4が着用者の股間に位置するようになされている。更に詳細には、図3に示すように、上記吸収体4は、その全面が上記表面シート2によって被覆されている。そして、該表面シート2と上記裏面シート3とが、接合部8においてホットメルト等の接合手段により接合・固定されている。該接合部8は、生理用ショーツ1の長手方向に沿う中央線上に、上記吸収体4の前端部から後端部に亘って直線状に形成されている。
また、図1及び図2に示すように、生理用ショーツの着用時において着用者のウエストに位置する背側部A及び腹側部C並びに脚周りに位置するレッグ部には、それぞれ、ウエスト部弾性部材20,20及びレッグ部弾性部材21,21が伸張状態で接合・固定されている。そして、これらの弾性部材によって上記背側部A及び腹側部C並びにレッグ部にウエストギャザー及びレッグギャザーが形成するようになされている。尚、上記弾性部材の接合・固定にはホットメルト粘着材等の接着剤が用いられる。
上記表面シート2としては、液透過性であり、布様の感触を有するものが用いられ、その例としては、親水性繊維から形成された不織布、疎水性繊維から形成された不織布に親水化処理を施したものや、多数の開孔が設けられたフィルムシート等が挙げられる。
また、上記吸収体4としては、液を吸収・保持し得る機能を有するものが用いられ、その例としては、フラッフパルプ等の木材パルプと高吸収性ポリマー粒子の混合物を所定の形状となしたものや、二枚の吸収紙の間に高吸収性ポリマー粒子を保持・固定し、一体化したポリマー吸収紙等が挙げられる。
また、上記連結パネル5,5’としては、伸縮性を有する布帛を用いることも可能であり、その例としては、後述するエラストマーからなるシート等が挙げられる。また、該連結パネル5,5’は、不織布単層のものでもよい。
而して、本実施形態の生理用ショーツにおいては、図3に示す通り、上記裏面シート3が、エラストマーからなるシート10の両面に伸長可能な不織布11,11を積層(ラミネート)した三層構造の伸縮性シートから構成されている。
該伸縮性シートは、図2中、矢印Sで示すように、生理用ショーツ1の幅方向に伸縮可能になされており、該生理用ショーツ1の装着時に該伸縮性シートが着用者のウエスト部からレッグ部にかけてフィットし得るようになされている。
以下、上記伸縮性シートを構成する上記エラストマーからなるシート(以下、このシートを「エラストマーシート」という)10及び伸長可能な不織布(以下、この不織布を「伸長性不織布」という)11についてそれぞれ説明する。
上記エラストマーシート10は、伸縮性を有するエラストマーから形成されている。該エラストマーとしては、従来公知のものを特に制限無く用いることができ、その例としては、天然ゴム;イソプレンゴム;1,2−ポリブタジエン;スチレン−ブタジエンゴム;クロロプレンゴム;ニトリルゴム;ブチルゴム;エチレン−プロピレンゴム;ウレタンゴム;各種熱可塑性エラストマー、例えば、ウレタン系エラストマー、スチレン系エラストマー、エステル系エラストマー、オレフィン系エラストマー、及びアミド系エラストマー;並びにエチレン−α−オレフィン共重合体等が挙げられる。
特に、上記エラストマーとして、メタロセン(シクロペンタジエニル錯体)を触媒として用いて得られるエチレン−α−オレフィン共重合体(以下、「エチレン−α−オレフィン共重合体」というときにはこの共重合体を意味する)を用いることが、上記エラストマーシート10の加工性、該エラストマーシート10と上記伸長性不織布11との接着性、及び上記伸縮性シートの皮膚に対する低刺激性の点から好ましい。
上記エチレン−α−オレフィン共重合体において、エチレンと共重合させるα−オレフィンとしては、炭素数が3〜30のα−オレフィン、具体的には例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−ヘプテン、4−メチルペンテン−1、4−メチルヘキセン−1、4,4−ジメチルペンテン−1、及び1−オクタデセン等が挙げられる。これらの中でも1−ヘキセン、1−オクテン、1−ヘプテン、及び4−メチルペンテン−1が好ましく用いられる。
エチレンと上記α−オレフィンとを共重合させる際に触媒として用いられる上記シクロペンタジエニル錯体としては、特開平4−253711号公報、特開平4−279592号公報、特表平6−503585号公報、特開平3−188092号公報、特開昭61−130314号公報、特開昭60−35006号公報、特開昭58−19309号公報、特開昭60−35008号公報、特開平3−163088号公報、ヨーロッパ特許第277,004号明細書、及び国際公開WO92/01723号公報等に記載されているオレフィン類の重合に際して通常用いられるものが特に制限なく用いられる。
また、共重合に際しては、上記シクロペンタジエニル錯体と共に通常用いられる助触媒を通常の使用量の範囲で使用することもできる。
上記エチレン−α−オレフィン共重合体におけるエチレンとα−オレフィンとの配合割合は、エチレンが好ましくは40〜98重量%であり、α−オレフィンが好ましくは60〜2重量%である。
上記エチレン−α−オレフィン共重合体は、例えば、エチレンとα−オレフィンとを、シクロペンタジニエル錯体の存在下に、好ましくは100〜3,000kg/cm2、更に好ましくは300〜2,000kg/cm2の圧力下にて、好ましくは125〜250℃、更に好ましくは150〜200℃の温度で高圧イオン重合法により重合することにより製造することができる。
上記エチレン−α−オレフィン共重合体は、そのメルト・フロー・レイト(MFR:JIS K 7210に従い190℃、2.16kg荷重下で測定)が、0.01〜300g/10分であることが好ましく、0.1〜150g/10分であることが更に好ましく、0.5〜30g/10分であることが特に好ましい。
また、上記エチレン−α−オレフィン共重合体は、その密度が0.90g/cm3以下であることが好ましく、0.880〜0.860g/cm3であることが更に好ましい。
上記エチレン−α−オレフィン共重合体は、その永久歪が0〜50%であることが好ましく、0〜20%であることが更に好ましい。また、該エチレン−α−オレフィン共重合体は、そのヒステリシス比が1.0〜5.0であることが好ましく、1.0〜3.0であることが更に好ましい。
上記永久歪が上記範囲外となるか又は上記ヒステリシス比が上記範囲外となると、得られる生理用ショーツ1のフィット性が低下する場合がある。
上記エラストマーシート10は、そのシート形態としてフィルム状シートであるか又は不織布シートであることが好ましい。
上記エラストマーシート10がフィルム状シートである場合には、該フィルム状シートは、公知のフィルム形成手段、例えばTダイを用いた溶融成形や、キャスト成形等により製造することができる。
一方、上記エラストマーシート10が不織布シートである場合には、該不織布シートは、公知の不織布形成手段、例えば、メルトブローン法やスパンボンド法等により製造することができ、特にメルトブローン法で製造されることが通気性と防漏性とを兼ね備える点から好ましい。
上記エラストマーシート10は、その坪量に特に制限は無いが、一般的な範囲としての坪量は10〜100g/m2であることが好ましく、10〜60g/m2であることが更に好ましい。上記坪量が10g/m2に満たないと充分な伸縮物性を発現できないため、ショーツにした際のフィット性が低下する場合があり、100g/m2を超えるとシートの剛性が高くなり、ショーツにした際のはき心地が低下する場合があるので上記範囲内とすることが好ましい。
上記エラストマーシート10は、その厚みにも特に制限は無いが、該エラストマーシート10がフィルム状シートの場合、その厚みが10〜100μmであることが好ましく、10〜60μmであることが更に好ましい。また、不織布シートの場合、厚みが50〜300μmであることが好ましく、50〜150μmであることが更に好ましい。上記エラストマーシート10の厚みが斯かる範囲内であれば、上記伸縮性シートのドレープ性や風合いが生理用ショーツの裏面シートとして好適なものとなる。
上記エラストマーシート10は上述の通り伸縮性を有している。該エラストマーシート10は、その100%伸長時の永久歪が好ましくは0〜50%であり、更に好ましくは0〜20%であることが、上記伸縮性シートが人体の動作に対して破壊を起こさずに追従可能となる点から好ましい。
尚、上記永久歪は、試料(長さ:150mm×幅25mm)を、引張試験機に初期長さ100mmにて固定し、次いで、該試料を300mm/minの速度で100%伸長させ、伸長を解放した後の試料の長さ(伸長後長さ)を測定し、下記式より算出した。
永久歪(%)=〔(伸長後長さ−初期長さ)/初期長さ〕×100
また、上記エラストマーシート10は透湿性を有していることが好ましい。該エラストマーシート10に透湿性を付与するためには、例えば該エラストマーシート10として不織布シートを用いたり、ウレタン系エラストマーやエステル系エラストマー、アミド系エラストマー等の透湿性を有する熱可塑性エラストマーを含む樹脂組成物から得られるフィルム状シートを用いればよい。
次に、上記伸長性不織布11について説明する。
該伸長性不織布11としては、伸長性を有し、風合いや感触が良好であり、且つ上記エラストマーシート10との積層が容易なものが用いられる。
上記伸長性不織布11として好ましいものの一例として、実質的に構成繊維間の結合点を有さず、構成繊維同士の絡合により一体化されてなる不織布(以下、この不織布を「不織布A」という)が挙げられる。不織布Aは構成繊維同士の絡合により不織布としての形態を保っているので、機械的な外力が加わった場合に絡合点が容易に移動することによって変形、即ち伸長することが可能となる。不織布Aとしては、スパンレース不織布やニードルパンチ不織布等が挙げられ、特に風合いや生産性の点からスパンレース不織布を用いることが好ましい。
また、上記不織布として好ましいものの他の例として、構成繊維間の融着による多数の結合点を有し、構成繊維長が隣接する該結合点間の距離よりも大きくなされている不織布(以下、この不織布を「不織布B」という)が挙げられる。不織布Bにおいては、構成繊維が熱融着等の方法で融着されることにより多数の結合点を有し、シート化されている。具体的には、例えば(イ)構成繊維に捲縮加工が施されており、結合点間で捲縮の伸長が可能であるため、不織布全体として伸長可能な不織布、(ロ)不織布を構成する繊維がある一定の方向に対して多くの配列(配向)をなしており、該配列(配向)の方向に対しては剛直であるものの、それと直交する方向には構造変形しやすい不織布、更には(ハ)上記2つの方法を合わせて、更に構造変形し易くさせた不織布を好適に用いることができる。特に、スパンボンド不織布(長繊維不織布)やヒートロール不織布(短繊維不織布)はそれぞれ、融着結合点を付与することによりシート化されている不織布であり、上記特性を付与するには好適な不織布である。
上記不織布(不織布A、不織布B)を構成する繊維としては、不織布の製造方法に応じて長繊維連続フィラメント及び短繊維ステープルファイバーの何れをも用いることができる。
該繊維としては、各種熱可塑性樹脂からなる繊維、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル及びポリアミド等からなる繊維の一種又は二種以上や、これら熱可塑性樹脂からなる繊維と天然繊維(コットン、レーヨン等)との組み合わせを用いることができる。また、該繊維が熱可塑性樹脂からなる繊維である場合には、低融点成分と高融点成分とからなる各種複合繊維、例えば、芯鞘型複合繊維やサイド・バイ・サイド型複合繊維を用いることもできる。
また、該繊維の太さは、上記不織布の伸長性、柔軟性及び風合い等の点から細い程好ましく、特に好ましくは3デニール以下である。太さの下限には特に制限はないが実際の生産上0.1デニール程度迄である。
上記伸長性不織布11は、その厚みに特に制限はないが、コストと風合い等の観点から、0.5g/cm2加重下における厚みが0.1〜1mmであることが好ましく、0.2〜0.8mmであることが更に好ましい。
同様に、上記伸長性不織布11は、その坪量に特に制限はないが、コスト等の観点から15〜50g/m2であることが好ましく、15〜30g/m2であることが更に好ましい。
また、上記伸長性不織布11は、上記伸縮性シートを伸長させた場合に、破壊しない程度の伸長性を有しており、上記結合点の部分的破壊又は繊維の切断により破断することなしに伸長可能であることがショーツを構成するシート材としてとフィット性及びはき心地の点から好ましい。具体的には、上記伸長性不織布11は、その破断伸度が好ましくは50〜500%であり、更に好ましくは100〜250%である。
尚、上記破断伸度は、試料(長さ:150mm×幅25mm)を、引張試験機に初期長さ100mmにて固定し、次いで、該試料を300mm/minの速度で伸長させて破断したときの長さ(破断時長さ)を測定し、下記式より算出した。
破断伸度(%)=〔(破断時長さ−初期長さ)/初期長さ〕×100
上記伸縮性シートにおいては、上記伸長性不織布11の有する繊維間空隙(即ち、該伸長性不織布11を構成する繊維同士によって形成される空隙)に、上記エラストマーシート10を構成するエラストマーが実質的に存在しない(即ち、該繊維間空隙に該エラストマーが入り込んでいない)ことが好ましい。斯かる構造の伸縮性シートでは、上記伸長性不織布11の有する布様の風合いや柔軟性が損なわれていなので、該伸縮性シート全体としての風合いや柔軟性が向上するので好ましい。斯かる構造の伸縮性シートを製造する方法については後述する。
本実施形態の生理用ショーツに用いられている上記伸縮性シートは、上記エラストマーシート10の両面に上記伸長性不織布11を積層(ラミネート)することにより得られる。積層方法に特に制限は無く、例えば、上記エラストマーシート10がフィルム状シートである場合には、該エラストマーシート10をシート状に溶融押出成形する際に、予め製造しておいた上記伸長性不織布11間に溶融ラミネートすることにより上記伸縮性シートを製造することができる。また、その他の製造方法としては、上記エラストマーシート10と上記伸長性不織布11とを熱圧着ラミネートやフレームラミネートしたり、或いはホットメルト接着剤や液状接着剤等によってラミネートする方法がある。また、ラミネートに先立ち、上記エラストマーシート10及び上記伸長性不織布11それぞれのラミネート面をコロナ処理やフレーム処理して、両者の接着性を一層向上させてもよい。
特に、上記伸長性不織布11の有する繊維間空隙に、上記エラストマーシート10を構成するエラストマーが実質的に存在しないようにするためには、両者を点接合(ポイントボンド)することが好ましい。該点接合の方法としては、エンボスによる点接合や、接着剤による点接合が挙げられる。
特に、上記エラストマーシート10と上記伸長性不織布11とが、上記伸縮性シートの伸縮方向に沿って断続的に形成された多数の固定部位によって固定、とりわけ点接合されることが好ましい。斯かる固定によって、シートの伸縮物性が妨げられにくくなるので好ましい。
この場合、上記伸縮性シートの伸縮方向に沿う固定(とりわけ点接合)された部位は規則的であることが好ましく、該部位間の間隔はシートの接合力(接着力)及びシートの伸縮物性、並びにシートのドレープ性の点から1.0〜10mmであることが好ましく、1.0〜5.0mmであることが更に好ましい。また、固定(とりわけ点接合)された部位の個々の面積は、上記伸縮性シートの剛性及び伸縮物性の点から0.1〜3.0mm2であることが好ましく、0.1〜2.0mm2であることが更に好ましい。更に、固定(とりわけ点接合)された部位の総面積は複合シートの剛性及び伸縮物性の点から、上記伸縮性シートの面積の1〜30%であることが好ましく、1〜20%であることが更に好ましい。
特に、上記点接合はエンボスにより行われることが好ましい。即ち、上記伸縮性シートは、上記エラストマーシート10と上記伸長性不織布11とをエンボスにより圧縮接合して形成された多数の点接合された固定部位、及び該エラストマーシート10と該伸長性不織布11とが実質的に接合されていない非圧縮部位を有することが、上記伸縮性シートの風合いや柔軟性を向上させる点から好ましい。
本実施形態の生理用ショーツに用いられている上記伸縮性シートは、その100%伸長応力が50〜1000g/25mmであることが好ましく、70〜500g/25mmであることが更に好ましく、100〜350g/25mmであることが一層好ましい。該伸長応力が50g/25mmに満たないと、フィット性が低下することがあり、1000g/25mmを越えると締め付けが強すぎることがある。
尚、上記伸長応力は、試料(長さ:150mm×幅25mm)を、引張試験機に初期長さ100mmにて固定し、次いで、該試料を300mm/minの速度で100%伸長させたときの応力の値である。
本実施形態の生理用ショーツに用いられている上記伸縮性シートにおいては、その伸縮可能な方向における永久歪が好ましくは50%以下である。該永久歪が50%を超えるとフィット性が低下することがある。該永久歪は0〜30%であることが更に好ましい。該永久歪は0%であることが最も好ましい。
尚、上記永久歪は、上述のエラストマーシートの永久歪の測定方法と同様の方法により測定される。
更に、本実施形態の生理用ショーツに用いられている上記伸縮性シートは全体として透湿性を有していることがムレ防止の点から好ましい。特に該伸縮性シートは、JIS Z 0208に従って測定された透湿度が0.5g/(cm2・hr)以上であることが好ましく、1.0g/(cm2・hr)以上であることが更に好ましい。透湿度の上限に特に制限はないが、耐水性等を考慮すると5.0g/(cm2・hr)程度までである。
また、本実施形態の生理用ショーツに用いられている上記伸縮性シートは、0.5g/cm2荷重下での厚みが0.3〜2.0mmであることが好ましく、0.3〜1.0mmであることが更に好ましい。該厚みが0.3mmに満たないとコシがなくてショーツとして装着しづらくなることがあり、2.0mmを超えると剛性が高くなりフィット性が低下することがあるので上記範囲内とすることが好ましい。
また、本実施形態の生理用ショーツに用いられている上記伸縮性シートは、その坪量が30〜180g/m2であることが好ましく、30〜100g/m2であることが更に好ましい。該坪量が30g/m2に満たないとコシがなくてショーツとして装着しづらくなることがあり、180g/m2を超えると剛性が高くなりフィット性が低下することがあるので上記範囲内とすることが好ましい。
次に、本発明の生理用ショーツの第2〜第4の実施形態を図4〜図7を参照して説明する。ここで、図4は、本発明の生理用ショーツの第2の実施形態の組立前の状態を表面シート側からみた展開図(図2相当図)であり、図5は、図4におけるa−a線断面図(図3相当図)であり、図6(a)は、本発明の生理用ショーツの第3の実施形態の断面図(図3相当図)であり、図6(b)は、図6(a)に示す実施形態の別形態の断面図(図3相当図)であり、図7は、本発明の生理用ショーツの第4の実施形態の断面図(図3相当図)である。
尚、図4〜図7に示す第2〜第4の実施形態においては、図1〜図3に示す第1の実施形態と異なる点についてのみ説明し、特に説明しない点については第1の実施形態について詳述した説明が適宜適用される。また、図4〜図7において図1〜図3と同じ部材については同じ符号を付した。
図4及び図5に示す実施形態(第2の実施形態)の生理用ショーツにおいては、その表面シート側の左右両側方部に一対の防漏シート12,12’が配設されている。該防漏シート12,12’それぞれの長手方向に沿う一端は、図5に示すように、上記裏面シート3の表面シート側における接合部14,14’にて該裏面シートと接合・固定されている。また、該防漏シート12,12’それぞれの長手方向に沿う他端は自由端になっており、一対の糸状弾性部材が13,13’が伸長状態で配設されており、これにより、図5に示すように生理用ショーツの左右両側方部において上記防漏シート12,12’が立ち上がるようになされている。該糸状弾性部材13,13’は、図5に示すように、上記自由端の端縁を管状に折り返すことにより、上記防漏シートにより被覆されている。斯かる構成の生理用ショーツにおいては、立ち上がった上記防漏シート12,12’が着用者の身体にフィットするので、液の横漏れ等が効果的に防止される。
図6(a)に示す実施形態(第3の実施形態)の生理用ショーツは、第2の実施形態の生理用ショーツとほぼ同様の構成であり、異なる点は吸収体4が裏面シート3上に直接配設されており、更に該吸収体4上を表面シート2が被覆しており、且つ該吸収体4の中央部が左右両側方部よりも高くなった鞍型に形成されている点である。斯かる構成の生理用ショーツにおいては、吸収体4が鞍型であるので、着用者の身体へのフィット性が一層高まり、液漏れが一層防止される。また、裏面シート3の伸縮に伴って吸収体4が容易に変形し得るので、着用者の身体へのフィット性が更に一層高まり、液漏れが更に一層防止される〔裏面シート3の伸縮方向を、図6(a)中、矢印Sで示す〕。
また、図6(a)に示す生理用ショーツを図6(b)の様に構成することにより図6(a)よりも更に伸縮性を向上させることができ、フィット性にすぐれた生理用ショーツが得られる。
図7に示す実施形態(第4の実施形態)の生理用ショーツにおいては、吸収体4が二枚の吸収紙の間に高吸収性ポリマー粒子を保持・固定し、一体化したポリマー吸収紙から構成されている。そして、該吸収体4の上面側(即ち、液吸収面側)にのみ表面シート2が被覆されている。該表面シート2と上記ポリマー吸収紙から構成されている吸収体4とは、該ポリマー吸収紙の製造工程(抄紙工程)、又はその後工程において積層一体化されている。
また、下層シート15が、上記吸収体4の下面及び側面を被覆し、更に上記表面シート2の左右両側方部を被覆しており、接合部14,14’において該下層シート15と該表面シート2とが、ホットメルト等の接合手段によって接合固定されている。更に防漏シート12,12’が上記下層シート15に連設されている。図7に示すように、該防漏シート12,12’は、上記下層シート15から一体的に形成されている。該下層シート15及び該防漏シート12,12’は伸長可能なシートから構成されており、該伸長可能なシートの例としては、上記伸縮性シートを構成する伸長性不織布等が挙げられる。
斯かる構成の生理用ショーツにおいては、立体ガードを形成する上記防漏シート12,12’が伸長性を有するので、生理用ショーツの着用中に該防漏シート12,12’が着用者の動きに容易に追従して着用者の身体へのフィット性が更に一層向上し、液漏れが防止される。また、上記下層シート15が伸長性を有するので、該下層シート15の全面を裏面シート3と接合・固定しても該裏面シート3の伸縮性が阻害されることはない。
以上、本発明の生理用ショーツをその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明の生理用ショーツは上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、裏面シート3を構成する上記伸縮性シートは、上記エラストマーシート10の片面にのみ上記伸長性不織布11が積層された2層構造となっていてもよい。この場合、上記伸縮性シートは、その伸長性不織布側が生理用ショーツの外方を向くように配設される。
また、上記伸縮性シートに、生理用ショーツの裏面シートとしての他の機能を付与するために、上記エラストマーシート10及び上記伸長性不織布11に加えて他のシート或いは布帛等を更に積層してもよい。
また、上記連結パネル5,5’は、上記裏面シート3と一体的に形成されていてもよい。
また、図3、図5及び図8に示す実施形態においては、接合部8は、生理用ショーツの長手方向中心線上に連続的に設けられている必要はなく、断続的なドット状に設けられていてもよい。
また、図5及び図6に示す実施形態においては、防漏シート12,12’は、吸収体4の両側縁部よりも内方の位置から立ち上がっていてもよい。
また、図7に示す実施形態においては、下層シート15に連設される防漏シート12,12’は、該下層シート15と一体的に形成されている必要はなく、該下層シート15に連設されていれば別体から形成されていでもよい。
以下、実施例により本発明の生理用ショーツの有効性を例示する。しかしながら、本発明の範囲は斯かる実施例に限定されないことはいうまでもない。
〔実施例1〕
メタロセンを触媒として用いて製造されたエチレン−α−オレフィン共重合体からなるフィルム(ダウ・ケミカル社製、厚み:23μm、坪量20g/m2、永久歪:15%)の両面に、ポリプロピレン繊維からなるスパンボンド不織布(0.5g/cm2下での厚み:300μm、坪量20g/m2、破断伸度:250%)を重ね合わせ、これらを一対のエンボスロール間に挿通させてこれらを接合・固定して、伸縮性シートを得た。尚、該エンボスロールによるこれらの接合・固定は、温度80℃、線圧5kg/cmの条件下、該伸縮性シートの伸縮方向に沿って、面積0.5mm2である円形の圧縮接合部位が2mmの間隔で規則的に多数形成されるように行った。その結果、上記スパンボンド不織布を構成するポリプロピレン繊維間には、上記エチレン−α−オレフィン共重合体は実質的に存在していなかった。
得られた伸縮性シートについて、永久歪及び100%伸張応力を測定すると共に下記の方法で風合いを評価した。その結果を表1に示す。
<風合いの評価方法>
パネラー10人に評価してもらい、
良いと回答した人が10〜8人の場合を◎とし、
良いと回答した人が7〜4人の場合を○とし、
良いと回答した人が3〜2人の場合を△とし、
良いと回答した人が1人以下の場合を×とした。
得られた伸縮性シートを裏面シートとして用い、図1〜図3に示す実施形態(第1の実施形態)の生理用ショーツを作製した。得られた生理用ショーツは、身体へのフィット性が良好であり、肌触りや風合いに優れるものであった。
〔実施例2〕
実施例1において用いたスパンボンド不織布に代えて、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維から形成されたヒートロール不織布(0.5g/cm2下での厚み:600μm、坪量:20g/m2、破断伸度:200%)を用いる以外は実施例1と同様にして伸縮性シートを得た。
得られた伸縮性シートについて、実施例1と同様の測定及び評価をした。その結果を表1に示す。
また、得られた伸縮性シートを裏面シートとして用い、実施例1と同様にして生理用ショーツを作製した。得られた生理用ショーツは、身体へのフィット性が良好であり、肌触りや風合いに優れるものであった。
〔実施例3〕
実施例2において用いたエチレン−α−オレフィン共重合体からなるフィルムに代えて、エチレン−α−オレフィン共重合体からなるスパンボンド不織布(0.5g/cm2下での厚み:100μm、坪量:20g/m2、永久歪15%)を用いる以外は実施例2と同様にして伸縮性シートを得た。
得られたシートについて実施例1と同様の測定及び評価をした。その結果を表1に示す。
また、得られた伸縮性シートのJIS L 1096に従って測定された通気度は50cc/cm2・secであった。
また、得られた伸縮性シートを裏面シートとして用い、実施例1と同様にして生理用ショーツを作製した。得られた生理用シーョツは、身体へのフィット性が良好であり、肌触りや風合いに優れるものであった。
〔実施例4〕
実施例1において用いたスパンボンド不織布に代えて、ポリエチレンテレフタレート繊維から形成されたスパンレース不織布(0.5g/cm2下での厚み:450μm、坪量:25g/m2、破断伸度:150%)を用い、且つエチレン−α−オレフィン共重合体からなるフィルムに代えて、ウレタンフィルム〔厚さ:20μm、坪量:20g/m2、永久歪:15%、透湿度:1.2g/(cm2・hr)〕を用いる以外は実施例1と同様にして伸縮性シートを得た。
得られた伸縮性シートについて、実施例1と同様の測定及び評価をした。その結果を表1に示す。
また、得られた伸縮性シートのJIS Z 0208に従って測定された透湿度は1.2g/(cm2・hr)であった。
また、得られた伸縮性シートを裏面シートとして用い、実施例1と同様にして生理用ショーツを作製した。得られた生理用ショーツは、身体へのフィット性が良好であり、肌触りや風合いに優れるものであった。
〔実施例5〕
実施例4において用いたポリエチレンテレフタレート繊維から形成されたスパンレース不織布に代えて、レーヨン繊維からなるスパンレース不織布(0.5:g/cm2下での厚み:500μm、坪量:25g/m2、破断伸度:200%)を用い、且つ該スパンレース不織布とウレタンフィルムとを粘着剤を用いて接着した以外は実施例1と同様にして伸縮性シートを得た。
得られた伸縮性シートについて、実施例1と同様の測定及び評価をした。その結果を表1に示す。
また、得られた伸縮性シートを裏面シートとして用い、実施例1と同様にして生理用ショーツを作製した。得られた生理用ショーツは、身体へのフィット性が良好であり、肌触りや風合いに優れるものであった。
Figure 2005007188
本発明の使い捨て生理用ショーツの第1の実施形態の装着状態を示す斜視図である。 図1に示す使い捨て生理用ショーツの組立前の状態を表面シート側からみた展開図である。 図2におけるa−a線断面図である。 本発明の生理用ショーツの第2の実施形態の組立前の状態を表面シート側からみた展開図(図2相当図)である。 図4におけるa−a線断面図(図3相当図)である。 図6(a)は、本発明の生理用ショーツの第3の実施形態の断面図(図3相当図)であり、図6(b)は、図6(a)に示す実施形態の別形態の断面図(図3相当図)である。 本発明の生理用ショーツの第4の実施形態の断面図(図3相当図)である。
符号の説明
1 生理用ショーツ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5,5’ 連結パネル
10 エラストマーシート
11 伸長性不織布

Claims (8)

  1. 液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、及び該表面シートと該裏面シートとの間に介在する液保持性の吸収体を有する使い捨て生理用ショーツであって、
    上記裏面シートが、エラストマーからなるシートの少なくとも片面に伸長可能な不織布を積層した伸縮性シートから構成されており、
    上記表面シート及び上記吸収体が、着用者の少なくとも股間に位置するように配置されていることを特徴とする使い捨て生理用ショーツ。
  2. 上記伸縮性シートの100%伸長応力が50〜1000g/25mmである、請求項1記載の使い捨て生理用ショーツ。
  3. 上記伸長可能な不織布が、実質的に構成繊維間の結合点を有さず、構成繊維同士の絡合により一体化されてなる不織布である、請求項1又は2記載の使い捨て生理用ショーツ。
  4. 上記伸長可能な不織布が、構成繊維間の融着による多数の結合点を有し、構成繊維長が隣接する該結合点間の距離よりも大きくなされている不織布である、請求項1又は2記載の使い捨て生理用ショーツ。
  5. 上記伸長可能な不織布が、上記結合点の部分的破壊又は繊維の切断により破断することなしに伸長可能な不織布である、請求項3又は4記載の使い捨て生理用ショーツ。
  6. 上記伸長可能な不織布の有する繊維間空隙に、上記エラストマーが実質的に存在しない、請求項1〜5の何れかに記載の使い捨て生理用ショーツ。
  7. 上記伸縮性シートにおける上記伸長可能な不織布と上記エラストマーからなるシートとが、該伸縮性シートの伸縮方向に沿って断続的に形成された多数の固定部位によって固定されている、請求項1〜6の何れかに記載の使い捨て生理用ショーツ。
  8. 上記伸縮性シートが、上記伸長可能な不織布と上記エラストマーからなるシートとをエンボスにより圧縮接合した多数の固定部位、及び該不織布と該シートとが実質的に接合されていない非圧縮部位を有する、請求項7記載の使い捨て生理用ショーツ。

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