JP2005006840A - プラスチック製ホック - Google Patents

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Abstract

【目的】温、湿度の影響を受けにくく、常に安定した嵌合、分離操作が可能なプラスチック製ホックを提供する。
【構成】互いに嵌合可能な一対の雄部材11と雌部材16とから成り、雄部材11と嵌合可能な雌部材16の嵌合ばねとして、雄部材11と接触可能な軸状のばね17、18を雌部材16の嵌合口19に複数個設け、軸状のばね17、18が雄部材11との接触により雄部材11の押し込み方向に対して側方へ弾性変形するように、少なくともその一部において縦長の断面形状を有する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに嵌合可能な一対の雄部材と雌部材とから成るプラスチック製のホックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラスチック、就中ナイロン製のホックそのものは従来から知られており、各種衣料品に使用されている。従来のナイロンホックは、例えば実開昭61―136915号にホックのメス体として開示されているように、空所の中心に向かって突き出し形成された数個の嵌合片部を有しており、嵌合片部は嵌合のためオス体により押されると、オス体押し込み方向に弾性変形し、オス体の頭部を通過させる。
【0003】
このような従来のナイロンホックでは、部材の押し込み方向に押し曲げられるばね(仮にこれを上下ばねと称する。)であったため、温度、湿度の差によって雌部材の嵌合片が縮んだり伸びたりの影響を受け、外れにくくなったり、ゆるくなったりするという問題があった。それだけではなく、乾季に嵌合がきつくなると、簡単に外れず、誤って引っ張ると生地を引き裂いてしまうということになりかねない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、温、湿度の影響を受けにくく、常に安定した嵌合、分離操作が可能なプラスチック製ホックを提供することである。また本発明の他の課題は、嵌合、分離力の増減に対応できるプラスチック製のホックを提供することである。また本発明の他の課題は、フックとして使用可能なものを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため本発明は、雄部材と嵌合可能な雌部材の嵌合ばねとして、雄部材と接触可能な軸状のばねを雌部材の嵌合口に複数個設け、軸状のばねが、雄部材との接触により雄部材の押し込み方向に対して側方へ弾性変形するように、少なくともその一部において縦長の断面形状を有するものとするという手段を講じたものである。
【0006】
雄部材は、所謂スタッド状を呈し、上端に膨頭を有する、従来のオス側とほぼ同じ構成を有していて良い。雌部材には、その雄部材と嵌合可能な嵌合ばねが備わっている。この嵌合ばねは、本発明では雄部材と接触可能なように、雌部材の嵌合口に設けられる複数個のものから成る。嵌合ばねは軸状のばねであり、本発明において「軸状の」とは従来の嵌合片のように腰の柔かいものではない、剛性の高いばねを指す。
【0007】
この軸状のばねは、雄部材が嵌合口に押し込まれて接触すると、雄部材の押し込み方向に対して側方へ弾性変形するように、少なくともその一部において縦長の断面形状を有している。つまり雄部材の押し込み方向に対して本発明は左右側方へ弾性変形するように設計されるので、従来の上下ばねに対して左右ばね或いは側方ばねと称するのが適当であるということになる。断面形状が縦長である、とは押し込み方向を立てと見る方向表現であり、断面形状における上下方向の寸法が長く左右方向の寸法は相対的に短いという設定になる(図2参照)。なお、その一部以外の断面形状は縦長でなくとも良い。
【0008】
剛性が高く、断面形状が相対的に上下方向へ長く左右方向へ短く形成されているため、雄部材の押し込みに対して側方へ弾性変形可能となるものである。従来のように上下ばねではなく、左右ばねであるため、寒冷かつ乾燥した時期であっても収縮の影響が少なく、嵌め外しに必要な力は多少増減するが縮んで外れなくなるという事態には到らない。
【0009】
軸状のばねは、嵌合時に、雄部材を両側から挟むように2個並列して設けることが望ましい。並行配置であることにより、温、湿度の影響がばね間距離に及びにくい利点がある。この構成の場合、2個の軸状のばね間の空所の端部に、雄部材と係合可能な突起を夫々設けることも望ましい。突起により係合が可能となるため、突起のある軸状のばねの方向では雄部材が外れにくく、突起と係合しない軸状のばねの方向と交叉する方向では雄部材が外れやすいという特性が発生するが、この外れにくさの方向性を利用して、従来の単なるホックとしてだけでなく、フックとして使用することができるようになる。突起は、両側にも、片側だけにも設けられる。
【0010】
なお、軸状のばねは、嵌合時に雄部材を三方或いは四方から挟むように3個或いは4個配置することもできる。3個の軸状のばねを設ける場合、嵌合力が増大する傾向となるので、幾分温、湿度の影響を受けやすくはなるが、大小のサイズ相違や、シャツや上衣などの用途の相違にも応じられるので好都合である。
【0011】
さらに、雌部材を複数個、基材に配設することにより多数の雌部材の集合体を形成することができる。1個の基材に、複数個の雌部材を1列だけ設けることもあるが、複数列を設けることもでき、2個ずつ2列設ければ4個、3個ずつ3列設ければ9個の雌部材を使用する。この複数個の雌部材を複数列設けることにより、列の方向へ段階的に雌部材が並ぶことになり、これは例えばホックの止め位置を選択してきつさを加減する調整機能を有するものとなる。
【0012】
このように構成される本発明のプラスチック製ホックは、染色が容易であるという観点からするとナイロンを材料とするのが良い。しかしながら、染色を考慮しなければ他の樹脂も適用可能であり、例えばポリプロピレン樹脂(PP)、共重合系ポリアセタール(例えばジュラコン:ポリプラスチック社の商品名)その他を材料として使用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係るプラスチック製ホックの実施形態について図面を参照しながらより詳細に説明する。図1に例としてプラスチック製ホック10の雄部材11を示す。雄部材11は取り付け部12に直立したスタッド13を有しその上端に膨頭14が設けられている。この雄部材11は単独型ホック用であるので、取り付け部12に適当数個の取り付け穴15が設けられ糸で縫い付けて止めるようになっている。
【0014】
図2には、雌部材16を示してある。雌部材16は、嵌合口19を有し、その中に雄部材11を両側から挟む間隔をあけて並行して設けた、2個の軸状のばね17、18を有している。2個の軸状のばね17、18は、雄部材11のスタッド13に接し得る間隔で設けられており、全体として、雄部材11の押し込み方向に対して縦長の断面形状を有している(図2(b)) 。軸状のばね17、18の外方には夫々が外方へ弾性変形可能なようにスペース21、22が用意されている。
【0015】
また軸状のばね17、18は両端部では傾斜部17m、17n、18m、18nを経て雌部材本体に連絡している(図2、図3(b)参照)。傾斜部17m、17n、18m、18nはより変形しにくく、中間部はより変形しやすいので、雄部材11の押し込み、取り外しがより容易となる。
【0016】
2個の軸状のばね17、18の間の空所の両端部には、雄部材11と係合可能な突起23、24が設けられている。この突起23、24は、雄部材11の膨頭14を無理なく通過させるが、雄部材11が傾くようになると係合して抜け出しにくくなるような間隔で設けられている。25は雌部材裏側凹部であり、雄部材11を嵌合させるとその膨頭側が位置する。26は雌部材16の取り付け穴で、27は糸逃げのための凹みを示す。
【0017】
雄部材11と雌部材16とを嵌合させた状態は、図3(a)、図4(a)及び(b)に図示されている。雄部材11を嵌合口19に押し込むと、膨頭14が嵌合口内の軸状のばね17、18間を通過する際に、軸状のばね17、18を最大に弾性変形させ(図3(a)の矢印)、膨頭14が凹部25側に抜けると嵌合状態になる(図4)。図4(b)に示すように、スタッド13は軸状のばね17、18と接し得るが、膨頭14を抜き出すときに軸状のばね17、18の弾性変形を利用できる限り取り外しは容易である。しかし、軸状のばね17、18の弾性変形を利用しにくい方向に雄部材11が傾くと突起23、24が膨頭14と係合し、取り外しが困難となる。
【0018】
図5は、本発明に係るプラスチック製ホックの例1の変形例の雌部材16′を示しており、例1のものよりも強力なばね力を発揮する。この変形例の軸状のばね17′、18′は中央部において例1の軸状のばね17、18と同じ上下左右の比率を有するものの、両端における左右方向の寸法は拡幅されて幅広部17″、18″となっている。拡幅分は、例1の寸法の25%増に設計され、好結果を得ているがこの数値は例示であり限定的なものではない。幅広部17″、18″を設けた結果、嵌合口19には段部17a、18aを生じるが、この段部17a、18aは雄部材11が傾くようになったときに係合を生じて抜け出しにくくなるように作用する。この変形例による強力ホックは、例1のものがシャツ、ブラウス用に適する着脱力を有するとするとき、ジャンパー用、作業服用に適する着脱力を発揮する、強力型ホックであるといえる。
【0019】
図6は、本発明に係るプラスチック製ホックの例2の雌部材31を示しており、例1と同様の雄部材39を三方から挟むようように設けられている3個の軸状のばね32、33、34を嵌合口35内に有する。この縦長の断面形状を有する軸状のばね32、33、34の外方に、夫々の外方への弾性変形を可能にするスペース36、37、38を有しており、また各軸状のばね32、33、34の両端には傾斜部32m、32n、33m、33n、34m、34nが設けられている。図中41は取り付け穴、42は糸逃げ用凹み、43は裏側凹部を示す。
【0020】
3個の軸状ばね32、33、34を有する例2においても、雄部材39を挿脱する操作は、例1と同様に温、温度の影響を殆ど受けることなく容易に行える。例2の場合、軸状のばね32、33、34のスパンを相対的に長く取ることができ、例1では存在した突起23、24を有することに伴う取り外しやすさの方向性がなくなっているので、嵌合性はより容易である。しかし着脱強度の設定範囲も大きいと考えられるので、より大型のホックに好適である。
【0021】
図7以下は複数個の雌部材と雄部材とから成るプラスチック製ホックの例3を示している。図7(a)、(b)は雌部材44を複数個、基材45に配設することにより一体に設けた雌部材集合体46、図7(c)、(d)は雄部材47を複数個、基材48に配設することにより一体に設けた雄部材集合体49を示している。雌部材44、及び雄部材47の具体的構成は図1〜図4に示した例1と同じで良く、これらの雄部材集合体46と雌部材集合体49とは相互に嵌合及び取り外し可能である。
【0022】
例3の雌部材集合体46では、軸状のばね17、18の方向に雌部材44を並べている。しかし、これに限られず、上記方向と直交する方向に雌部材44を並べることも可能であり、どちらの方向を取るかによって取り外しやすさが変化する。図7(a)の場合、図中上下方向には取り外しやすいが左右方向には取り外しにくいものとなる。
【0023】
図8は、1列に3個の雌部材51を配設した基材52を3列並べて、計9個の雌部材51から成る雌部材集合体53を形成した例4を示しており、それに対して、雄部材54は1列3個を基材55に並設した雄部材集合体56を組み合わせる。57は基材52部での連結のための連結部を示す。雌部材51は、軸状のばね方向に多列に並んでいるので、図7の例と異なり、図7中で上下方向に取り外しにくい。それ故、バンドやベルトの端部に本発明のプラスチック製ホックを取り付けることで、ベルトの締め具合を3段階に調節することができるとともに、雄部材集合体56を取り外す場合、嵌合口方向の外力を加えれば、雌部材51から雄部材54を容易に取り外すことができるが、嵌合口に交差する方向、つまり雌部材集合体の基材面と平行でかつ図8(a)の上下方向の外力が加わるように雌部材集合体53と雄部材集合体56を配置することにより、ベルトの張力に伴う外力では外れないものとなる。このため本発明のプラスチック製ホックを、フックの代用とすることも可能であり、その用途、機能は融通性がある。なお、雌部材51及び雄部材54の具体的構成は例1のそれらと同じものとして図示してある。
【0024】
図9以下は、本発明をフックとして使用するための性能を向上させた例5を示しており、図9に示す雌部材61は短い筒状の外枠を持ち、その内部は、一方のみ突起66を残して他方を撤去し、さらに嵌合口19を撤去側で拡幅し、広幅部62、63を設けて雄部材63をほぼ抵抗なく挿脱可能にしたもので、広幅部62が雄部材67の挿入口になり、嵌合すると突起66に引っ掛って抜け出ないようになっている。なお軸状のばね64、65の強さは縦長の断面形状を有する拡大部62、63で弱められているので、雄部材67の頭部68が引っ掛っても外れ易い。雄部材67のスタッド先端の頭部68は一方に突出して設けられ(図9(d)、(e))、庇を深く示した部分で雌部材61の突起66により十二分に引っ掛かるように設計されている。他の点は例1と同様で良いので符号を援用する。
【0025】
図10(a)、(b)に示した雌部材集合体70は、例5に示すフック型雌部材61を基材71に2個同方向に向けて並べたものを、2段に並べ、計4個の雌部材61を有する集合体とした例6である。このため雄部材67を基材73に2個並べた雄部材集合体72を引っ掛ける位置を2段階に調節することができ、また雄部材67を広幅部62、63にて挿脱することでほぼ無抵抗に着脱することができるという特徴を発揮する。69は基材部間に設けられている連結部を示す。よって例5及び例6の場合には、雄部材67または雄部材集合体72の雌部材61または雄部材集合体72の雌部材61または部材集合体70との着脱を著しく容易に行うことができる。
【0026】
よって本発明プラスチック製ホックは、従来の金属製ホックと同様に衣類のホックとして使用することができるとともに、例えば女性用下着類に使用されている金属製のフックの代わりとして使用することも可能である。本発明のプラスチック製ホックをナイロン製としたときは、染色が容易であるため衣類との色合わせが容易となり、冷たい従来の金属製ホックとの比較上、審美的効果も得られるようになる。
【0027】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、温、湿度の変化により抜けなくなってしまうとか逆に緩すぎて頼りないという事態にならず、常に安定した嵌合性、分離性を期待することができ、かつまた、雌部材と雄部材との係合が可能な突起を設けた場合には嵌合した雌部材の分離が方向によって変わりまた雌部材を複数列設けることによって締め具合などの調整機能も具備される等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係るプラスチック製ホックの実施形態の例1を示す雄部材の正面図。
(b)同上のものの側面図。
(c)図1(a)のIC−IC断面図。
【図2】(a)同じく例1の雌部材の正面図。
(b)図2(a)のIIB−IIB断面図。
(c)図2(a)の背面図。
【図3】(a)嵌合状態にある本発明に係るホックの正面図。
(b)図2(a)のIIIB−IIIB断面図。
【図4】(a)嵌合状態にある本発明に係るホックの突起を通る方向の断面図。
(b)図4(a)と90度異なる方向の断面図。
【図5】(a)本発明の例1における変形例を示す雌部材の正面図。
(b)図5(a)のVB−VB断面図。
(c)図5(a)のVC−VC断面図。
【図6】(a)本発明に係るホックの例2を示す雌部材の正面図。
(b)図6(a)のVIB−VIB断面図。
【図7】(a)本発明に係るホックの例3を示す雌部材の正面図。
(b)同上の側面図。
(c)例3の雄部材を示す側面図。
(d)同上の側面図。
【図8】(a)本発明に係るホックの例4を示す雌部材の正面図。
(b)同上の側面図。
(c)例4の雄部材を示す側面図。
(d)同上の側面図。
【図9】(a)本発明に係るホックの例5を示す雌部材の正面図。
(b)図9(a)のIXB−IXB断面図。
(c)図9(a)のIXC−IXC断面図。
(d)例5の雄部材を示す断面図。
(e)同上の平面図。
【図10】(a)本発明に係るホックの例6を示す雌部材集合体の正面図。
(b)図10(a)のXB−XB断面図。
(c)例60の雄部材集合体を示す平面図。
(d)同上の側面図。
(e)同じく下面図。
【符号の説明】
10 プラスチック製ホック
11、39、47、54、67 雄部材
12 膨頭
16、16′、31、44、51、61 雌部材
17、17′、18、18′、32、33、34、64、65 軸状のばね
23、24、66 突起
45、48、52、55、71 基材
46、53、70 雌部材集合体
49、56、72 雄部材集合体

Claims (7)

  1. 互いに嵌合可能な一対の雄部材と雌部材とから成るプラスチック製のホックであって、雄部材と嵌合可能な雌部材の嵌合ばねとして、雄部材と接触可能な軸状のばねを雌部材の嵌合口に複数個設け、軸状のばねが、雄部材との接触により雄部材の押し込み方向に対して側方へ弾性変形するように、少なくともその一部において縦長の断面形状を有することを特徴とするプラスチック製ホック。
  2. 軸状のばねは、嵌合時に雄部材を両側から挟むように2個並行して設けられており、2個の軸状のばねの間の両端部に、雄部材との係合が可能な突起を1個又は2個設けた請求項1記載のプラスチック製ホック。
  3. 雌部材は、2個の軸状のばね間の両端部の一方のみに雄部材と係合可能な突起を有し、上記両端部の他方は広幅部となっている請求項2記載のプラスチック製ホック。
  4. 雄部材は、スタッド状部分の先端にそれより大径の頭部を有しており、頭部はスタッドの軸心と同一軸上に設けられているか、又はスタッドの側方に突出するように設けられている請求項1ないし3のいずれかに記載のプラスチック製ホック。
  5. 軸状のばねは、嵌合時に雄部材を三方から挟むように設けられている請求項1記載のプラスチック製ホック。
  6. 雌部材を複数個基材に配設することにより一体に設けた請求項1記載のプラスチック製ホック。
  7. 複数個の雌部材を基材に複数列形成した雌部材集合体と、これと嵌合可能な雄部材を1個又は複数個基材に配設した雄部材集合体とから成り、複数列の雌部材に対する雄部材の嵌合位置を段階的に変えられるようにした請求項1記載のプラスチック製ホック。
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