JP2005006445A - 電動機駆動電流検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電動機駆動電流検出装置Sは、電動機とインバータとを相互平行配置の各相の第1のバスバーLT U ,LT V ,LT W と、その端部から軸線と交差する方向に延びる各相の第2のバスバーLB U ,LB V ,LB W とでつなぐ給電ラインを流れる各相の電流を、給電ラインの近傍の各相の磁界検出素子により検出するものであって、各相の磁界検出素子による電流検出のための処理手段を共通の回路基板2上に備える。各磁界検出素子は、各相の第1のバスバーの近傍に配置され、回路基板は、第1のバスバーLT U ,LT W の並び方向幅内のスペースに配置された。これにより、回路基板を実質的なスペースを要することなく配置し、電流検出装置をコンパクト化できる。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機を駆動する電流の検出装置に関し、特に、電気自動車用駆動装置やハイブリッド車用駆動装置に用いるに適した電動機駆動電流検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車用駆動装置やハイブリッド車用駆動装置のようにバッテリ直流電源により駆動される交流電動機(本明細書において、モータと、モータとしても作動させるジェネレータを総称して電動機という)は、電動機駆動のためのインバータを必要とする。インバータは、電動機制御装置がインバータの信号ラインに出力する制御信号に基づいて制御され、力行時には、バッテリから直流パワーラインを介して供給される直流の電流を、U、V、W各相の電流に変換し、各電流を3相交流パワーラインを経て電動機の3相コイルに送る。また、発電又は回生時には、電動機の3相コイルに発生するU、V、W各相の電流を3相交流パワーラインを経て供給され、これを直流の電流に変換して、直流パワーライン経由でバッテリに送るコンバータとして作用する。
【0003】
こうしたインバータによる電動機の駆動状況を監視し、電動機制御装置に情報を送るべく、電動機とインバータをつなぐ3相交流パワーラインには、駆動電流を検出する電流センサが配置される。従来、3相交流パワーラインに電流センサを配置する具体的構成として、図12に示すような配置がある。この配置では、図示のように、3本のバスバーの延伸位置a,b,cの近傍に各バスバーに対して板面を平行にして電流センサのプリント基板dを配置する構成が採られている。しかしながら、この配置の場合、バスバーにプリント基板dを沿わせることになるため、バスバーの延伸方向をZ軸、列設方向をX軸、それらに直交する方向をY軸としたとき、Y軸方向の寸法を小さくしてバスバー横断方向の電流検出装置配置面積を小さくすることが困難である。
【0004】
また、他の電流検出装置配置構成として、電流供給線(バスバー)の部分に電流検出装置を構成するプリント基板を配置した例がある(特許文献1参照)。この例では、板状のバスバーの周面を取り巻くように配置されたコアに隣接させてプリント基板が配置され、プリント基板をバスバーが貫通する構成が採られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−304447号公報(第8頁、図4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1記載の従来技術における電流検出装置は、インバータ筐体に取付けられて、板状のバスバーの部分で電流を検出する配置であるため、バスバーの配置スペースに対して電流検出装置が相対的に大きくなる。また、全てのバスバーがプリント基板を貫通することで、バスバーの方向付けも規制されるため、結線作業が容易な構成とはいい難い。
【0007】
本発明は、上記のような事情に鑑み案出されたものであり、電動機の駆動電流検出装置を、実質的なスペースを要することなく配置可能とすることを主たる目的とする。次に、本発明は、電動機駆動電流検出装置のノイズ特性を向上させることを更なる目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、電動機とインバータとを相互平行配置の各相の第1のバスバーと該バスバーの端部からその軸線と交差する方向に延びる各相の第2のバスバーとでつなぐ給電ラインを流れる各相の電流を、給電ラインの近傍に配置された各相の磁界検出素子により検出する電動機駆動電流検出装置であって、各相の磁界検出素子による電流検出のための処理手段を共通の回路基板上に備えるものにおいて、前記磁界検出素子は、各相の第1のバスバーの近傍にそれぞれ配置され、前記回路基板は、第1のバスバーの並び方向幅内のスペースに配置されたことを特徴とする。
【0009】
上記の構成において、前記回路基板は、その板面を各相の第1のバスバーの軸線と交差する方向に向けて配置された構成を採るのが有効である。具体的には、前記各相の第1のバスバーは、3相電流を流す3本の平行なバスバーからなり、それらの中央に位置するバスバーは、前記回路基板を貫通する構成とされる。更に、上記いずれかの構成において、前記回路基板は、各相の磁界検出素子が検出する信号をそれぞれ増幅する各相の増幅器を備え、各増幅器は、回路基板上における各相の第1のバスバーの軸線を含む面の一方側に寄せて配置された構成とされる。より具体的には、前記各相の第1のバスバーは、電動機を収容する電動機ケース内で電動機の各相の巻き線に接続され、電動機ケースを貫通してインバータを収容するインバータケース内に延び出すターミナル部材とされる。
【0010】
次に、本発明は、電動機とインバータとを相互平行配置の各相の第1のバスバーと該バスバーの端部からその軸線と交差する方向に延びる各相の第2のバスバーとでつなぐ給電ラインを流れる各相の電流を、給電ラインの近傍に配置された各相の磁界検出素子により検出する電動機駆動電流検出装置であって、各相の磁界検出素子による電流検出のための処理手段を共通の回路基板上に備えるものにおいて、前記回路基板は、各相の磁界検出素子が検出する信号をそれぞれ増幅する各相の増幅器を備え、前記各相の第1のバスバーは、それらの軸線を起点として交差方向かつ増幅器から離れる方向に延びてインバータの各相の端子に接続されたことを特徴とする。
【0011】
【発明の作用及び効果】
上記請求項1に記載の構成では、給電ラインにおける第1のバスバーの並び方向幅内のスペースに回路基板を配置したので、給電ラインの占有スペースに対して実質的なスペースを要することなく回路基板を配置することができ、それにより電流検出装置をコンパクト化することができる。また、電流検出部をインバータに直接接続される第2のバスバーより電動機寄りの第1のバスバー部分としているので、インバータへの結線のための第2のバスバーの方向付けも自由に行うことができる。
【0012】
次に、請求項2に記載の構成では、回路基板の板面を第1のバスバーに沿わせる配置に対して、第2のバスバーと回路基板との距離を保ちやすいため、第2のバスバーと回路基板の接近による検出装置のノイズ特性の低下を防ぐことができる。
【0013】
また、請求項3に記載の構成では、第1のバスバーの並び方向幅内のスペースを最大限に回路基板の面積に利用することができるため、回路基板の面積を容易に前記スペース内に収まるものとすることができる。
【0014】
また、請求項4に記載の構成では、第2のバスバーとの接近でノイズ発生の要因となる回路基板上の各増幅器が、回路基板上で各第1のバスバーの軸線を含む面の一方側に寄せてあることで、各第1のバスバーとインバータとをつなぐ各第2のバスバーを各増幅器の位置とは各第1のバスバーの軸線を含む面の反対側に延ばす配置とすることで、第2のバスバーと各増幅器の接近による検出装置のノイズ特性の低下を防ぐことができる。
【0015】
また、請求項5に記載の構成では、電動機ケースにインバータケースを取付けて電動機とインバータとを一体化した装置において、上記の各効果を達成することができる。
【0016】
また、請求項6に記載の構成では、第2のバスバーとの接近でノイズ発生の要因となる回路基板上の各増幅器に対して、各第2のバスバーが各第1のバスバーの軸線を起点として増幅器から離れる方向に延びるため、各第2のバスバーと各増幅器の接近による電流検出装置のノイズ特性の低下を防ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿い、本発明の実施形態を説明するが、それに先立ち、本発明の電動機駆動電流検出装置の配置位置を回路図上で説明する。図1に回路構成を例示すように、電流検出装置Sは、2つの電動機としてのモータM及びジェネレータGとインバータIとをつなぐ平行配置の各第1のバスバーLT の近傍にそれぞれ配置された各磁界検出素子(図示せず)により各第1のバスバーLT を流れる電流を検出するものとされている。この例では、インバータIは、モータM用とジェネレータG用の2つのスイッチング素子パワーモジュールIM ,IG を備えるものとされ、それらが直流電源を構成するバッテリBに平滑コンデンサ等を含む直流回路に対して並列に接続され、パワーモジュールIM ,IG の3相端子が、各第2のバスバーLB と各第1のバスバーLT を介してモータMとジェネレータGの巻き線のリードLc に接続されている。なお図1において、インバータ制御のための信号系の回路の図示は省略されている。
【0018】
次に、図2は本発明の概念を模式化して示し、図3は個々の第1のバスバーと電流検出装置の関係を断面で示し、図4は3相の第1のバスバーと電流検出装置の関係を側面視で示す。図示するように、電流検出装置Sは、各磁界検出素子(図示せず)による電流検出のための処理手段を回路基板2上に備える。そして、本発明の特徴に従い、回路基板2は、第1のバスバーLT U ,LT W の並び方向幅内のスペースに配置されている。なお、図示の形態では、回路基板2の長手方向両端が、必要な基板面積が小さいことから、第1のバスバーLT U ,LT W の中心軸線部分で終端しているが、本発明にいう並び方向幅内のスペースとは、最外側のバスバーLT U ,LT W の周面に外接する接線に挟まれる部分をいい、これら両接線と直交する方向の回路基板2の幅は任意である。このように並び方向幅に対して直交する方向の幅を任意とする理由は、後に記すように、この種の電流検出装置は、各バスバーを取り巻くコアを必要とし、これらコアの径方向の厚さが各バスバーの外径に対して外側スペースを占めることから、この外径を大きく超えない回路基板2の直交方向の幅は、許容させることになるからである。
【0019】
また、各第1のバスバーLT は、前記のように各第2のバスバーLB を介してインバータに接続されている。詳しくは、パワーモジュールIM ,IG の3相端子(図1参照)に接続されている。このように、給電ラインにおける第1のバスバーLT U ,LT W の並び方向幅内のスペースに回路基板2を配置したので、給電ラインの占有スペースに対して実質的なスペースを要することなく回路基板2を配置することができ、それにより電流検出装置Sをコンパクト化することができる。また、電流検出部をインバータIに直接接続される各第2のバスバーLB より電動機M,G寄りの各第1のバスバーLT 部分としているので、インバータIへの結線のための第2のバスバーLB の方向付けも自由に行うことができる。
【0020】
更に、回路基板2は、その板面を各第1のバスバーLT の軸線と交差する方向(図2上でX−Y方向)に向けて配置されている。この構成により、回路基板2の板面を第1のバスバーLT に沿わせる配置に対して、第2のバスバーLB と回路基板2との距離D(図3参照)を保ちやすいため、第2のバスバーLB と回路基板2の接近による検出装置のノイズ特性の低下を防ぐことができる。この距離Dと発生するノイズとの関係が、次の図5に示されている。図5は横軸にバスバー(第2のバスバー)と回路基板との距離を取り、縦軸にdv/dtノイズによる電流センサの不要出力を取って、両者の関係を示すもので、ノイズの大きさはバスバーと回路基板との距離が所定の値より小さくなったところから急激に増加し、逆に所定の値より離しても、概ね一定の値となることが分かる。したがって、この所定値を割出すことで、第2のバスバーと回路基板との間の距離を設定することができる。
【0021】
また、この形態では、各第1のバスバーLT が、図4に示すように、3相電流を流す3本の平行なバスバーLT U ,LT V ,LT W からなることから、それらの中央に位置する第1のバスバーLT V は、第1のバスバーLT U ,LT W の並び方向幅内のスペースに配置された回路基板2を貫通する構成とされる。この構成は、第1のバスバーLT U ,LT W の並び方向幅内のスペースを最大限に回路基板2の面積に利用することができるため、回路基板2の面積を容易に前記スペース内に収まるものとすることができる点で有効である。
【0022】
ところで、電流検出装置Sは、図4に示すように、各第1のバスバーLT を取り巻くように配置されたコア1U ,1V ,1W のスリット部10U ,10V ,10W に、次の図6に示すように、回路基板2上(基板の裏側)に配した通常ホール素子からなる磁界検出素子3U ,3V ,3W を位置させて検出部とし、この各磁界検出素子3への電流の印加と、検出信号の増幅のための回路を回路基板2に内包する構成とされるため、回路基板2は、各磁界検出素子3が検出する信号をそれぞれ増幅する各増幅器(オペアンプ)4U ,4V ,4W を回路チップとして備えており、これら各増幅器4が、大電流を流す第2のバスバーLB との接近でノイズを発生する。そこで、本発明の特徴に従い、各増幅器4は、回路基板2上における各第1のバスバーLT の軸線を含む面の一方側(図6において左側)に寄せて配置されている。この構成は、各第1のバスバーLT とインバータとをつなぐ各バスバーLB を各増幅器4の位置とは各第1のバスバーLT の軸線を含む面の反対側に延ばす配置とすることで、各第2のバスバーLB の結線のための方向付け、すなわち各第2のバスバーLB の軸線回りの回転に許容範囲を与えながら、各バスバーLB と各増幅器4の接近による検出装置のノイズ特性の低下を防ぐことができる点で有効なものである。
【0023】
この配置を他の側面から捉えると、各第1のバスバーLT は、それらの軸線を起点として交差方向かつ各増幅器4から離れる方向に延びる各第2のバスバーLB を介してインバータの各端子に接続された構成ということもできる。この構成によれば、各第2のバスバーLB との接近でノイズ発生の要因となる回路基板2上の各増幅器4に対して、各第2のバスバーLB が各第1のバスバーLT の軸線を起点として増幅器4から離れる方向に延びるため、各第2のバスバーLB と各増幅器4の接近による検出装置のノイズ特性の低下を防ぐことができる。
【0024】
次に示す図7と図8は、このような各第2のバスバーLB と各増幅器4の位置関係によるノイズ発生の状況を示す。図7に示すようにU相の第1のバスバーLT の軸線回りに第2のバスバーLB を時計回りに回転させた場合、図8に示すように、ノイズ特性は図に菱形印を結ぶ太線で示すようになり、図上6の向きで発生ノイズが最大となる。また、同様の手法でV相の第1のバスバーLT の軸線回りに第2のバスバーLB を時計回りに回転させた場合、ノイズ特性は図に■印を結ぶ細線で示すようになり、図上7の向きで発生ノイズが最大となる。更に、同様の手法でW相の第1のバスバーLT の軸線回りに第2のバスバーを時計回りに回転させた場合、ノイズ特性は図に▲印を結ぶ破線で示すようになり、図上3の向きで発生ノイズが最大となる。これら各相の第1のバスバーLT に対する第2のバスバーLB の延伸方向を各増幅器4の位置との関係で総合判断すると、各第2のバスバーLB が各増幅器4から離れる方向に向かうのがノイズ低減上有効であるということができる。そして、一般には、インバータの3相端子は横並びに配置されるものであり、3相の第1のバスバーLT も同様に横並びに配置されるものであることから、回路基板上で各増幅器4を上記のように一方側に配置することで、それとは反対側でインバータの3相端子に接続する配置により、自ずとノイズを低減する配置となる。
【0025】
次に、本発明のより具体的な構成をハイブリッド車用駆動装置に適用した実施例を基に説明する。図9は駆動装置の実体的な構成を軸方向部分断面で示し、図10はインバータの2つのパワーモジュールと電流検出装置の結線関係を平面視で示し、図11は同じく2つのパワーモジュールと電流検出装置の結線関係を一部分解した斜視図で示す。図9に示すように、この例では、インバータは、2つのスイッチング素子パワーモジュールIM ,IG を主体とするインバータユニットIと、その上部に配置されたコンデンサユニットCで構成され、更にその上部に制御装置Eが配置され、これらで制御ユニットUが構成されている。
【0026】
この例における制御装置Eは、駆動装置全体を制御する各種プログラム及びデータを格納したメモリとマイクロコンピュータを主体とする電子制御装置(ECU)を構成するもので、各種機能チップを回路上に配した制御基板を主体として構成されている。また、インバータユニットIは、スイッチングトランジスタや付随の回路チップを配した回路基板から構成されている。これらインバータユニットI、コンデンサユニットC及び制御装置Eは、インバータケースH内に収容して、ジェネレータG、モータM等を内蔵する電動機ケースTとしての駆動装置ケースに載置されている。
【0027】
各電動機とインバータとをつなぐ平行配置の各第1のバスバーLT は、電動機を収容する電動機ケースT内で電動機の巻き線のリードLC に接続され、電動機ケースTを貫通してインバータを収容するインバータケースH内に延び出す円形断面中実軸状の外周面が絶縁被覆されたターミナル部材として構成されている。
【0028】
インバータユニットIの基台としてのインバータケースHは、放熱と軽量を目的としてアルミニウム材の鋳造品からなり、2つのスイッチング素子パワーモジュールIM ,IG を隣接させて並べ(図9では、これらが紙面に対して重なる方向に並ぶため、一方のモジュールのみが現れている)、その一側にこれらと並行に三相交流パワーライン(図1参照)結線のための6つのターミナル部材LT U ,LT V ,LT W を1列に並べて配置した外形に概ね符合する断面形状の有底矩形短筒状のフレーム構造とされている。
【0029】
スイッチング素子パワーモジュールIM ,IG は、それらを収容するインバータケースHの底上げされた底壁に一体化されたヒートシンクの上面の切削加工仕上げ面に密接させて、適宜の手段で最大限の接触面積を確保する面接触により緊密に接触させて直接ボルト止め固定されている。
【0030】
この形態における制御ユニット部は、これらを構成する各部品のうち、大電流を扱うスイッチング素子パワーモジュールIM ,IG が、その構成チップからの発熱が大きいことから、インバータケースHの底壁で構成されるヒートシンクに接しさせて冷却すべく、制御ユニット部における最下方に底壁面上に並べて配置し、その上部に前記のようにインバータの平滑回路用のコンデンサユニットCを配置し、更にその上方に制御基板Eを配置した構成とされている。そして、これらコンデンサユニットCと制御基板Eは、インバータケースHの高さより上方に突出することから、これらを覆うように上方に膨らんだカバーによりインバータケースHの上部が覆われている。
【0031】
このように配置されたスイッチング素子パワーモジュールIM ,IG と、それらに隣接してインバータケースH内に突出した6つのターミナル部材LT U ,LT V ,LT W の突出部に嵌めこむ形態で電流検出装置Sが配置されている。先の図4に示すように、この例における電流検出装置Sを構成する各コア1と回路基板2は、インバータケースHへの固定のためにケース内に収容されたものとされている。そして、この嵌めこみにより、各コア1は各ターミナル部材LT U ,LT V ,LT W の突出部の最下方に位置付けられ、その各スリット部10U ,10V ,10W に、先の図6に示す各磁界検出素子3U ,3V ,3W が入り込んだ形で設定される。
【0032】
電流検出装置Sの組込み後に、第2のバスバーとしての板状の6つのバスバーLB U ,LB V ,LB W が、それらの各両端をボルト止めで各ターミナル部材LT U ,LT V ,LT W の頭部とスイッチング素子パワーモジュールIM ,IG の3相端子に接続固定されて給電ラインの結線が完成する。
【0033】
以上詳述した実施例によれば、ハイブリッド駆動装置における給電ラインの結線を第1及び第2のバスバーにより作業効率よく行うことができる。しかも、図10にみるように、電流検出装置Sの配置が、6つのターミナル部材LT U ,LT V ,LT W の占有スペースと概ね同様のスペース内に収まり、本発明の回路基板の配置がスペースメリットの点でも、各バスバーLB U ,LB V ,LB W の方向付けの容易さの点でも有効であることが実証される。また、この実施例により得られるその余の効果については、実施形態の説明で述べたとおりである。
【0034】
以上、本発明を3相電流を検出するものとした説明したが、本発明は3相中の任意の2相の電流の検出にも、また2相電流の検出にも当然適用可能なものである。また、実施例として、ハイブリッド車用の駆動装置を例示したが、本発明はこの実施例に限るものではなく、電気自動車用駆動装置等、少なくとも電動機を使用し、それをインバータで駆動制御する全ての装置に広く適用可能なものであり、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々に具体的構成を変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用部位を示す電気回路図である。
【図2】本発明の実施形態に係る電流検出装置の回路基板配置を示す模式図である。
【図3】実施形態に係る電流検出装置をバスバー列設方向に対して横断方向に見た断面図である。
【図4】実施形態に係る電流検出装置をバスバー列設方向に見た断面図である。
【図5】バスバーと回路基板の距離によるノイズ変化を示すグラフである。
【図6】実施形態に係る電流検出装置の平面図である。
【図7】ノイズ特性測定方法を示す模式図である。
【図8】バスバーの延伸方向とノイズ特性の関係を示すチャートである。
【図9】本発明をハイブリッド駆動装置に適用した実施例の軸方向断面図である。
【図10】図9の上部部品を除去して示すX−X矢視平面図である。
【図11】実施例の電流検出装置の配置を示す一部分解斜視図である。
【図12】従来の電流検出装置のプリント基板配置を示す模式図である。
【符号の説明】
G ジェネレータ(電動機)
M モータ(電動機)
I インバータ
LT ターミナル部材(第1のバスバー)
LB バスバー
LC 巻き線
T 電動機ケース
H インバータケース
S 電動機駆動電流検出装置
2 回路基板
3 磁界検出素子
4 増幅器
Claims (6)
- 電動機とインバータとを相互平行配置の各相の第1のバスバーと該バスバーの端部からその軸線と交差する方向に延びる各相の第2のバスバーとでつなぐ給電ラインを流れる各相の電流を、給電ラインの近傍に配置された各相の磁界検出素子により検出する電動機駆動電流検出装置であって、各相の磁界検出素子による電流検出のための処理手段を共通の回路基板上に備えるものにおいて、
前記磁界検出素子は、各相の第1のバスバーの近傍にそれぞれ配置され、
前記回路基板は、第1のバスバーの並び方向幅内のスペースに配置されたことを特徴とする電動機駆動電流検出装置。 - 前記回路基板は、その板面を各相の第1のバスバーの軸線と交差する方向に向けて配置された、請求項1記載の電動機駆動電流検出装置。
- 前記各相の第1のバスバーは、3相電流を流す3本の平行なバスバーからなり、それらの中央に位置するバスバーは、前記回路基板を貫通する、請求項2記載の電動機駆動電流検出装置。
- 前記回路基板は、各相の磁界検出素子が検出する信号をそれぞれ増幅する各相の増幅器を備え、各増幅器は、回路基板上における各相の第1のバスバーの軸線を含む面の一方側に寄せて配置された、請求項2又は3記載の電動機駆動電流検出装置。
- 前記各相の第1のバスバーは、電動機を収容する電動機ケース内で電動機の各相の巻き線に接続され、電動機ケースを貫通してインバータを収容するインバータケース内に延び出すターミナル部材である、請求項1〜4の何れか1項記載の電動機駆動電流検出装置。
- 電動機とインバータとを相互平行配置の各相の第1のバスバーと該バスバーの端部からその軸線と交差する方向に延びる各相の第2のバスバーとでつなぐ給電ラインを流れる各相の電流を、給電ラインの近傍に配置された各相の磁界検出素子により検出する電動機駆動電流検出装置であって、各相の磁界検出素子による電流検出のための処理手段を共通の回路基板上に備えるものにおいて、
前記回路基板は、各相の磁界検出素子が検出する信号をそれぞれ増幅する各相の増幅器を備え、
前記各相の第1のバスバーは、それらの軸線を起点として交差方向かつ増幅器から離れる方向に延びてインバータの各相の端子に接続されたことを特徴とする電動機駆動電流検出装置。
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