JP2005006010A - ゲートウェイ装置及び保留音送出方法 - Google Patents

ゲートウェイ装置及び保留音送出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005006010A
JP2005006010A JP2003166814A JP2003166814A JP2005006010A JP 2005006010 A JP2005006010 A JP 2005006010A JP 2003166814 A JP2003166814 A JP 2003166814A JP 2003166814 A JP2003166814 A JP 2003166814A JP 2005006010 A JP2005006010 A JP 2005006010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hold
network
telephone
hold sound
exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003166814A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3970805B2 (ja
Inventor
Satoshi Matsuhashi
聡 松橋
Taro Ogawa
太郎 小河
Masaru Yamaguchi
勝 山口
Satoshi Matsuda
智 松田
Naohiko Yamamoto
直彦 山本
Yutaka Hasegawa
裕 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Hitachi Communication Technologies Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Hitachi Communication Technologies Ltd
Hitachi Hybrid Network Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Hitachi Communication Technologies Ltd, Hitachi Hybrid Network Co Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2003166814A priority Critical patent/JP3970805B2/ja
Publication of JP2005006010A publication Critical patent/JP2005006010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3970805B2 publication Critical patent/JP3970805B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】IP網をPSTNに接続し全国規模で相互通話を行う場合に、通話中の一方の電話機からの保留操作により他方の電話機に送出する保留音をPSTNの交換機が具備している保留音源を利用し、IP網でのトラフィックの増加を抑制し、保留音源の保守管理についても従来通りの手間で行うことを可能にする。
【解決手段】IP網4をPSTNに接続するゲートウェイ装置1内にIP網4に収容された保留電話機41の送出する保留音送出指示を検出する保留音送出指示検出手段31と、交換機2の通話路20を通して接続される被保留電話機40に対し交換機2の保留音源21からの保留音かIP網4に収容される保留電話機41のいずれかを切替制御部32の制御により切り替える切替手段30と、保留音送出指示検出手段31の保留音送出指示を受信し、切替手段30に対し被保留電話機40へ保留音を送出する制御を行う切替制御部32を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Network)とIP網とを接続するゲートウェイ装置及び保留音送出方法に係り、特に、IP網に収納された電話機とPSTNに収容された電話機とが通話中に、一方の電話機から他方の電話機を保留する際の被保留側電話機への保留音の送出に使用して好適なゲートウェイ装置及び保留音送出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術によるPSTN及びIP網における保留音送出は、一般に、次に説明するような方法により行われている。
【0003】
交換機により構成されるPSTNの保留音の送出は、交換機内に保留音源を備え、保留電話機からの保留指示を交換機が受信したことを契機に、交換機内の通話路に設定している保留電話機と被保留電話機との接続パスを保留音源と被保留電話機との接続パスに切り替え、保留音を被保留電話機に送出するという方法で行われている。なお、この種のPSTNにおける保留音送出方法に関する従来技術として、例えば、非特許文献1に記載された技術が知られている。
【0004】
一方、ルータ及びサーバで構成されるIP網の保留音の送出方法には2つの方法がある。1つの方法は、電話機内に保留音源を持ち、保留電話機からの保留指示パケットを被保留電話機が受信したことにより、被保留電話機内部の保留音源からの保留音を受話器を通して通話者に聞かせるという方法である。もう1つの方法は、IP網上に保留音源サーバを具備し、保留電話機からの保留指示パケットを受信した保留音源サーバが、被保留電話機に対して保留音を音声パケットとして送信するという方法である。この種のIP網における保留音送出方法に関する従来技術として、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。
【0005】
IP網とPSTNとが接続されたネットワークにおいて、相互に保留音を送出する方法に関する技術は、現在までに知られているものはないが、ゲートウェイ装置内に保留音源を具備し、保留電話機からの保留指示パケットの受信により被保留電話機に保留音を送出するという方法が考えられる。
【0006】
【非特許文献1】
電子通信学会編著 昭和61年3月15日 初版発行 千葉正人監修
ディジタル交換方式(第85頁〜第111頁)
【0007】
【特許文献1】
特開2002−209025号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
IP網をPSTNに接続し全国規模で相互通話を行う場合であって、IP網に収容される電話機の保留操作によりPSTNに収容される電話機に保留音を送出しようとする場合、前述した従来技術は、以下に説明するような課題を解決する必要がある。
【0009】
一般に、IP網により音声通信を行う場合、音声パケットの遅延はできるだけ少ないことが望ましいが、ネットワーク全体のトラフィックが増大するとパケットの遅延が大きくなり、さらに、パケットの欠落が発生することがあり音声品質が悪化することが考えられる。このため、今日まで、圧縮技術によってネットワーク全体のトラフィックの増加を抑制しようという努力がされている。
【0010】
IP網上の保留音源サーバから保留音を音声パケットとして送出するという前述した従来技術による方法は、IP網のトラヒックの増加を抑制するという前述り観点から必ずしも好ましい方法とは言えないものである。
【0011】
また、IP網とPSTNとを接続したネットワークにより全国規模での通話サービスをするためには、PSTNにおける交換機の場合と同様に、ゲートウェイ装置を全国に設置する必要がある。この場合、ゲートウェイ装置内に保留音源を具備する従来技術は、交換機やゲートウェイ装置を保守管理する立場からすると、これまでの交換機の音源の管理に加えゲートウェイ装置の音源管理も必要になり、音源管理の低減を図る必要が生じる。
【0012】
本発明の目的は、前述した従来技術における課題を解決し、IP網をPSTNに接続し全国規模で相互通話のサービスを行う場合に、IP網に収容される電話機とPSTNに収容される電話機とが通話中に、一方の電話機からの保留操作により他方の電話機に保留音を送出する手段として、PSTNの交換機が具備している保留音源を利用することにより、IP網でのトラフィックの増加を抑制し、保留音源の保守管理についても従来通りの手間で行うことができるようにしたゲートウェイ装置及び保留音送出方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、公衆交換電話網とIP網との間に位置し、音声通話信号の中継を行うゲートウェイ装置において、該ゲートウェイ装置内に通話中の一方の保留側となる電話機が送出する保留音送出指示を検出する保留音送出指示検出手段と、前記公衆交換電話網を構成する交換機の通話路とIP網との間を接続すると共に、交換機が備える保留音源が接続され、他方の被保留側となる電話機に保留音を送信するように接続を切替る切替手段と、前記保留音送出指示検出手段からの保留音送出指示を受信し、前記切替手段に対して被保留電話機へ保留音を送出する切替の制御を行う切替制御手段とを備えることにより達成される。
【0014】
また、前記目的は、公衆交換電話網とIP網との間に位置し、音声通話信号の中継を行うゲートウェイ装置における保留音送出方法において、通話中の一方の保留側となる電話機が送出する保留音送出指示を検出し、検出された保留音送出指示により、前記公衆交換電話網を構成する交換機が備える保留音源からの保留音を、他方の被保留側となる電話機に送信することにより達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるゲートウェイ装置及び保留音送出方法の実施形態を図面により詳細に説明する。
【0016】
図1は本発明の一実施形態によるゲートウェイ装置を備えたIP網とPSTNとを接続したネットワークの基本的な構成を示すブロック図である。図1において、1はゲートウェイ装置、2は交換機、4はIP網、20は通話路、21は保留音源、30は切替手段、31は保留音送出指示検出部、32は切替制御部、40は被保留電話機、41は保留電話機である。
【0017】
IP網とPSTNとを接続したネットワークは、図1に示すように、PSTNを構成する交換機2とIP網4とをゲートウェイ装置1により接続した基本的な構成を有する。PSTNを構成する交換機2は、通話路20と、通話路20に接続された保留音源21とを備え、多数の加入者電話機を収容している。図1には、被保留側となって保留音を受信する被保留電話機40のみを示している。また、PSTNを構成する交換機2とIP網4とを接続するゲートウェイ装置1は、交換機2とIP網4と間の接続を行い、音声通話信号の中継を行うと共に、接続されている交換機2の保留音源21からの保留音を被保留電話機40に送出するように接続替えを行う切替手段30と、IP網4に収容されている電話機、ここでは、保留電話機41として示す電話機からの保留指示を受ける保留音送出指示検出部31と、この検出部31からの指示により保留音を被保留電話機40に送出するように切替手段30を制御する切替制御部32とを備えている。
【0018】
いま、前述したように構成されるIP網とPSTNとを接続したネットワークを介して2台の電話機、図1に示す例の場合、IP網4に収容されている保留電話機41と被保留電話機40とが通話を行っているものとする。そして、IP網4に収容されている保留電話機41が相手電話機を保留状態にし保留音送出を指示する指示パケットを送信したものとする。このとき、ゲートウェイ装置1の保留音送出指示検出部31は、保留電話機41の送出する保留音送出指示を検出し、切替制御部32に切替手段30の切替を指示する。この指示を受けた切替制御部32は、保留音を被保留電話機40に送出するように切替手段30を制御する。
【0019】
図2は本発明が適用される通信網の構成例を示す図であり、次に、これについて説明する。図2において、1−1〜1−Nはゲートウェイ装置、2−1〜2−Nは交換機、3はPSTN、4−1〜4−NはIP網、5−1〜5−NはIP網(H.323)、6−1〜6−NはIP網(SIP)、7−1〜7−Nはゲートキーパ、8−1〜8−NはSIPサーバ、9−1〜9−JはIP端末(H.323端末)、10−1〜10−KはIP端末(SIP端末)、11−1〜11−Lは電話機である。
【0020】
図2に示すように、本発明が適用される通信網は、多数の交換機2(2−1〜2−N)により構成されるPSTN3と、多数のIP網4(4−1〜4−N)とを本発明によるゲートウェイ装置1(1−1〜1−N)により相互に接続して構成される。そして、交換機2には多数の電話機が収容され、また、IP網4には多数のIP端末が収容されており、電話機相互間、IP端末相互間、電話機とIP端末相互間で音声による通話が可能である。
【0021】
前述したように構成される通信網において、本発明によるゲートウェイ装置1(1−1〜1−N)は、PSTN3(例えば、電話通信サービス会社が提供するディジタル交換網)を構成し、かつ、電話機11(11−1〜1−L)を収容する交換機2と、ITU−T勧告 H.323で示される呼制御プロトコルやIETF(Internet Engineering Task Force)標準のSIP(Session Initiation Protocol)等の各種通信プロトコルにより通信が可能な機器で構成する通信サービス会社が提供するIP網4との相互間をHUBやルータを介して接続する、PSTN3とIP網4との間の音声通信インタフェース装置となる。図2に示す例には、本発明を説明するのために、IP網4の内部に、通信プロトコルの中でも特に H.323により通信可能な機器の群を1つの網としてIP網(H.323)5(5−1〜5−N)と表記し、通信プロトコルの中でも特にSIPによりて通信可能な機器の群を1つの網としてIP網(SIP)6(6−1〜6−N)と表記している。IP網(H.323)5もIP網(SIP)6も論理的な接続を表す網であり、共に、物理的にはIP網4に接続されていてよい。
【0022】
IP網(H.323)5は、H.323 における呼制御機能を有するゲートキーパ7(7−1〜7−N)と、IP端末(H.323端末)9(9−1〜9−J)とにより構成される。IP網(SIP)6は、SIPにおける呼制御機能を有するSIPサーバ8(8−1〜8−N)と、IP端末(SIP端末)10(10−1〜10−K)とにより構成される。ゲートウェイ装置1は、電話機11と、IP端末(H.323端末)9またはIP端末(SIP端末)10との間の通話に際して、PSTN3とIP網4との間で通信される呼制御信号や音声信号の相互変換機能を有する。
【0023】
本発明の実施形態は、前述したような網構成において、PSTN3を構成する交換機2が具備している保留音源を利用することにより、IP網でのトラフィックの増加抑制に寄与しつつ、保留音源の保守管理についても従来通りの手順で行うことが可能として保留音の送出を行うことができる。
【0024】
図3は本発明の一実施形態によるゲートウェイ装置の構成と、IP網とPSTNとを接続したネットワークでの保留音の送出を説明するブロック図である。図3において、22は中央制御装置、50は時分割スイッチ部、51は圧縮伸長部、52はIPパケット処理部、53はゲートウェイ制御部、54は呼制御プロトコル処理部、60は一般電話機、61はIP電話機であり、他の符号は図1の場合と同一である。
【0025】
図3に示すネットワーク構成は、図1により説明した基本構成と同様なものであり、交換機2とゲートウェイ装置1との構成をより詳細に示している。図3に示す一般電話機60は、図1における被保留電話機40に相当し、図2の説明から明らかなように、図3には示していない交換機に収容されている。また、図3に示すIP電話機61は、図1における保留電話機41に相当し、図3には示していないルータ、ハブ等を介してIP網4に接続される。
【0026】
PSTNを構成する交換機2は、通話路20と、通話路20に接続された保留音源21と、これらを制御するための中央制御装置22が備えられている。PSTNを構成する交換機2とIP網4とを接続するゲートウェイ装置1は、時分割スイッチ部50、圧縮伸長部51、IPパケット処理部52、ゲートウェイ制御部53、呼制御プロトコル処理部54を備えて構成されている。そして、時分割スイッチ部50、圧縮伸長部51、IPパケット処理部52が、図1に示す切替手段を構成しており、呼制御プロトコル処理部54が図1に示す保留音送出指示検出部31の機能を有し、さらに、ゲートウェイ制御部53が図1に示す切替制御部32の機能を有している。
【0027】
前述において、交換機2内の中央制御装置22は、通話路20に対し通話パスの設定及び切断の制御を行い、また、ゲートウェイ装置1との通話の開始、終了の指示及び呼設定情報の送受を行う。ゲートウェイ装置1内の時分割スイッチ部50は、交換機2内の通話路20側の通話チャネルと圧縮伸長部51側の通話チャネルとの間のスイッチングを行う。圧縮伸長部51は、時分割スイッチ部50からの音声データの圧縮とIPパケット処理部52からの音声データの伸長を行う。IPパケット処理部52は、圧縮伸長部51からの音声データのIPパケット化とIP網4からのIPパケットの音声データ化を行う。呼制御プロトコル処理部54は、IP網4に収容されたIP電話機61との呼設定及び切断のプロトコル手順を実施する。ゲートウェイ制御部53は、中央制御装置22との通話の開始、終了の指示及び呼設定に必要な情報の送受と、時分割スイッチ部50のパス設定と、圧縮伸長部51及びIPパケット処理部52の動作モード設定とを行う。また、ゲートウェイ制御部53は、IP電話機61からの発呼要求を呼制御プロトコル部54を経て受信して中央制御装置22に通知すると共に、一般電話機60からの発呼要求を中央制御装置22を経て受信して呼制御プロトコル処理部54に通知する。
【0028】
図4は本発明の実施形態による保留音送出の動作を説明するシーケンス図であり、次に、図4を参照して、本発明の実施形態による保留音送出の動作を説明する。
【0029】
いま、一般電話機60がPSTN3を介して交換機2に接続され、IP電話機61がIP網4を介してゲートウェイ装置1に接続され、一般電話機60とIP電話機61とが、交換機2の通話路20及びゲートウェイ装置1の時分割スイッチ部50により接続され通話を行っているものとする。このとき、時分割スイッチ部50は、図3に示すパスP1を設定している。
【0030】
前述したような通話中の状態で、IP電話機61が一般電話機60に対し保留を行う場合、使用者は、保留をするための予め定められている操作を行う。保留をする操作により、IP電話機61から保留指示パケット100が送出される。この保留指示パケット100は、IPパケット処理部52で受信処理が施され、IPパケット処理部52は、呼制御プロトコル処理部54に受信した保留指示パケット110を送信する。呼制御プロトコル処理部54は、受信したIPパケットの意味を解釈し、解釈した結果、保留指示であることが解るので、ゲートウェイ制御部53に保留指示120を通知する。
【0031】
ゲートウェイ制御部53は、時分割スイッチ部50に対しパスP1を開放し、パスP2を設定するパス切替え制御130を行う。これにより、時分割スイッチ部50は、パスP1を開放しパスP2を設定する。保留音源21は、予め通話路20の特定のパスを介して常に時分割スイッチ部50に接続しておく。従って、これにより、一般電話機60に保留音200が送出される。
【0032】
IP電話機61が保留を解除する場合、使用者は、保留を解除するための予め定められた操作を行う。この保留を解除する操作により、IP電話機61は、保留解除パケット140を送出する。IPパケット処理部52は、保留解除パケット140の受信処理を行い、受信した保留解除パケット150を呼制御プロトコル処理部54に送信する。呼制御プロトコル処理部54は、受信したIPパケットの意味を解釈し、解釈した結果、保留解除であることが解るので、ゲートウェイ制御部53に保留解除160を通知する。ゲートウェイ制御部53は、時分割スイッチ部50に対しパスP2を開放しパスP1を設定するパス切戻し制御170を行う。時分割スイッチ部50は、パスP2を開放しパスP1を設定する。これにより、一般電話機60は、保留が解かれ、保留音200が停止してIP電話機61との通話を再開することができる。
【0033】
前述した本発明の実施形態によれば、IP網をPSTNに接続し全国規模で相互通話を行う場合に、IP網に収容される電話機の保留操作によりPSTNに収容される電話機に保留音を送出する手段として、PSTNの交換機が備える保留音源を使用することができるので、IP網でのトラフィックの増加の抑制に寄与し、保留音源の保守管理についても従来通りの手間で行うことができる。
【0034】
前述した本発明の実施形態は、IP網に収容される電話機の保留操作によりPSTNに収容される電話機に保留音を送出するものとして、その動作を説明したが、本発明は、PSTNに収容される電話機の保留操作によりIP網に収容される電話機に保留音を送出する場合にも適用することができる。この場合、ゲートウェイ装置1のIPパケット処理部52が、PSTNに収容される電話機からの保留操作による保留指示を受信処理して、前述したと同様に、時分割スイッチ部50の切替制御を行えばよい。但し、この場合、IP網4でのトラフィック量を低減することができず、単に、保留音サーバが不要になるという利点しか得られない点に注意を要する。
【0035】
また、PSTNに収容される電話機の保留操作によりIP網に収容される電話機に保留音を送出する場合に、ゲートウェイ装置1のIPパケット処理部52が、PSTNに収容される電話機からの保留操作による保留指示を受信処理し、保留指示パケットを生成してIP網に収容される電話機に送信し、IP網に収容される電話機が自電話機内の保留音源からの保留音を受話器に出力するようにしてもよい。
【0036】
本発明は、PSTN−IP網−PSTNのように接続されたネットワークを介して、PSTNに収容されている一般電話機が相互に接続されるような場合にも適用することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、IP網に収容される電話機とPSTNに収容される電話機と通話中一方の電話機の保留操作により他方の電話機に保留音を送出する手段として、PSTNの交換機が備える保留音源を使用することができるので、保留音源をIP網に備える必要がなく、保留音源の保守管理を従来通りの手間で行うことができ、また、IP網に収容される電話機の保留操作によりPSTNに収容される電話機に保留音を送出する場合、IP網でのトラフィックの増加を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるゲートウェイ装置を備えたIP網とPSTNとを接続したネットワークの基本的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用される通信網の構成例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態によるゲートウェイ装置の構成と、IP網とPSTNとを接続したネットワークでの保留音の送出を説明するブロック図である。
【図4】本発明の実施形態による保留音送出の動作を説明するシーケンス図である。
【符号の説明】
1、1−1〜1−N ゲートウェイ装置
2、2−1〜2−N 交換機
3 公衆交換電話網(PSTN)
4、4−1〜4−N IP網
5−1〜5−N IP網(H.323)
6−1〜6−N IP網(SIP)
7−1〜7−N ゲートキーパ
8−1〜8−N SIPサーバ
9−1〜9−J IP端末(H.323端末)
10−1〜10−K IP端末(SIP端末)
11−1〜11−L 電話機
20 通話路
21 保留音源
30 切替手段
31 保留音送出指示検出部
32 切替制御部
40 被保留電話機
41 保留電話機
22 中央制御装置
50 時分割スイッチ部
51 圧縮伸長部
52 IPパケット処理部
53 ゲートウェイ制御部
54 呼制御プロトコル処理部
60 一般電話機
61 IP電話機

Claims (2)

  1. 公衆交換電話網とIP網との間に位置し、音声通話信号の中継を行うゲートウェイ装置において、該ゲートウェイ装置内に通話中の一方の保留側となる電話機が送出する保留音送出指示を検出する保留音送出指示検出手段と、前記公衆交換電話網を構成する交換機の通話路とIP網との間を接続すると共に、交換機が備える保留音源が接続され、他方の被保留側となる電話機に保留音を送信するように接続を切替る切替手段と、前記保留音送出指示検出手段からの保留音送出指示を受信し、前記切替手段に対して被保留電話機へ保留音を送出する切替の制御を行う切替制御手段とを備えることを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 公衆交換電話網とIP網との間に位置し、音声通話信号の中継を行うゲートウェイ装置における保留音送出方法において、通話中の一方の保留側となる電話機が送出する保留音送出指示を検出し、検出された保留音送出指示により、前記公衆交換電話網を構成する交換機が備える保留音源からの保留音を、他方の被保留側となる電話機に送信することを特徴とする保留音送出方法。
JP2003166814A 2003-06-11 2003-06-11 ゲートウェイ装置及び保留音送出方法 Expired - Fee Related JP3970805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003166814A JP3970805B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 ゲートウェイ装置及び保留音送出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003166814A JP3970805B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 ゲートウェイ装置及び保留音送出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005006010A true JP2005006010A (ja) 2005-01-06
JP3970805B2 JP3970805B2 (ja) 2007-09-05

Family

ID=34092855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003166814A Expired - Fee Related JP3970805B2 (ja) 2003-06-11 2003-06-11 ゲートウェイ装置及び保留音送出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3970805B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092182A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Saxa Inc ネットワーク接続装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092182A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Saxa Inc ネットワーク接続装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3970805B2 (ja) 2007-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4212230B2 (ja) メディア通信システム及び該システムにおける端末装置
US6636508B1 (en) Network resource conservation system
EP1325618B1 (en) Method for transmission of voice over wireless packet-switched networks
JPH09233129A (ja) ゲートウェイ及びその実行方法
US20110019806A1 (en) Method and system for switching voice service between different networks, and customer premises equipment
US20070064677A1 (en) Packet media gateway with a secondary PSTN connection and method for time slot switching
US7489677B2 (en) Exchange equipment
JP2004289486A (ja) 通信路設定方法及び通信路設定システム
JP6052024B2 (ja) 多重化機能を有するip電話端末
JP3970805B2 (ja) ゲートウェイ装置及び保留音送出方法
JP2010512075A (ja) 呼セッションのための方法、電話システムおよび電話端末
JP4632964B2 (ja) Ip電話交換システム、ip電話交換方法及びプログラム
JP2000349901A (ja) インターネットプロトコルネットワーク迂回システム
EP1525715A1 (en) Modem relay aggregator device
JP2005020676A (ja) 電話通信方法及び装置
JP4339160B2 (ja) Ip電話における呼び返しシステムおよび方法、プログラムおよび記録媒体
JP2000125040A (ja) インターネット電話の接続方法及び電話端末装置
JP2004173051A (ja) VoIPパケット情報蓄積システム
JP4906823B2 (ja) 呼制御方法、通信システムおよび情報処理装置
JP2006203324A (ja) ゲートウェイシステム
JP4642876B2 (ja) 信号変換装置
JP3866496B2 (ja) 情報通信システム
JP3112860B2 (ja) 網間接続装置
JP2005080176A (ja) ゲートウェイ装置及びその制御方法
JP3401735B2 (ja) 多地点リング接続方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees