JP2004173051A - VoIPパケット情報蓄積システム - Google Patents
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Abstract
【課題】特定の通話者のVoIPで行われるパケットによる通話をサーバに蓄積し,必要に応じて,その通話記録を再生することを可能とする。
【解決手段】ネットワーク内にVoIPパケット情報蓄積サーバ7を設ける。VoIP呼制御装置1は,事前に登録された情報蓄積対象加入者のVoIP端末3に対する発着信を監視し,その発着信検出を契機に,VoIPパケット情報蓄積サーバ7へVoIP呼制御装置1から発呼することで着信させ,VoIPパケット情報蓄積サーバ7からの応答を契機に,VoIP通話路制御装置5に対してVoIPパケット情報蓄積サーバ7のIPアドレスへの通信中パケットのコピー送信を指示する。VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,VoIP通話路制御装置5から受け取った通信情報を蓄積する。VoIP端末3からの特定番号への発信により蓄積情報を取り出し可能にする。
【選択図】 図1
【解決手段】ネットワーク内にVoIPパケット情報蓄積サーバ7を設ける。VoIP呼制御装置1は,事前に登録された情報蓄積対象加入者のVoIP端末3に対する発着信を監視し,その発着信検出を契機に,VoIPパケット情報蓄積サーバ7へVoIP呼制御装置1から発呼することで着信させ,VoIPパケット情報蓄積サーバ7からの応答を契機に,VoIP通話路制御装置5に対してVoIPパケット情報蓄積サーバ7のIPアドレスへの通信中パケットのコピー送信を指示する。VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,VoIP通話路制御装置5から受け取った通信情報を蓄積する。VoIP端末3からの特定番号への発信により蓄積情報を取り出し可能にする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,IP(Internet Protocol) ネットワーク上の通信情報蓄積の技術に関し,特に特定の通話者のVoIP(Voice over IP) で行われるパケットによる通話をサーバに蓄積し,その通話記録を再生することを可能としたVoIPパケット情報蓄積システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,一般の通話路と信号路が一体となっている電話網において,着信者が話中や不在のため,かかってきた電話に出られないとき,センタが着信者に代わって応答し,メッセージを録音したり,あらかじめ指定された電話番号へ転送するサービスがある(例えば,非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
“NTT東日本バーチャルショップ「マジックボックス」”,[online],東日本電信電話株式会社,[平成14年10月21日検索],インターネット<URL: http://www.ntt−east.co.jp/shop/annai/mba/mba−k.html>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし,電話網とは別のVoIP網(IPアドレスによるルーチング)では,信号路と通話路が分離されており,従来の一般電話網の技術のようなサービスは不可能であった。
【0005】
本発明は,上記課題の解決を図り,電話網とは別の信号路と通話路が分離されたVoIP網における通信中呼の通信情報蓄積システムを構築することを目的とする。すなわち,本発明の目的は,特定の通話者のVoIPで行われるパケットによる通話をサーバに蓄積し,必要に応じて,その通話記録を再生することを可能とするシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
IP網内でVoIP加入者情報およびルーチング情報を保持するVoIP呼制御装置(CA:Call Agent)に情報蓄積対象の加入者を登録する。
【0007】
対象となる加入者がVoIP通信接続のため発呼すると,VoIP呼を制御するVoIP呼制御装置に呼制御用の信号が送信される。
【0008】
VoIP呼制御装置は,VoIP呼制御信号を受信すると信号を分析し,適当な着信先へルーチングさせる。着信先の端末から応答があると,VoIP呼制御装置は,VoIP通話路制御装置(MG:Media Gateway )に対して,発着端末のIPアドレスと端末間でネゴシエートされたCodec情報を用いて双方を接続するよう指示し,VoIP呼の接続を行う。このとき,VoIP呼制御装置は,発信者の電話番号/ニックネームから発信者が情報蓄積サービス登録加入者であることを判定し,受信専用のVoIPパケット情報蓄積サーバへ着信させる。この際,通信中の対象者がどのCodec種別で通信を行っているかを併せて通知することでVoIPパケット情報蓄積サーバは該当Codec情報を受信することができる。
【0009】
VoIP呼制御装置は,着信させたVoIPパケット情報蓄積サーバからの応答を受けると,VoIP通話路制御装置に対してVoIPパケット情報蓄積サーバのIPアドレスとCodec情報を用いて,通信中の上り下り両パケットをVoIPパケット情報蓄積サーバのIPアドレスへコピーして配信するよう指示を行う。これによりVoIPパケット情報蓄積サーバにおいてVoIP通信の情報を蓄積する。
【0010】
情報蓄積対象の加入者への着信の場合にも,同様の手順でVoIP通信の情報蓄積を実現する。
【0011】
また,対象加入者は,VoIPパケット情報蓄積サーバへ着信させる特定の番号を用いてVoIP呼制御装置に発信し,VoIP呼制御装置は番号を分析し,VoIPパケット情報蓄積サーバへ着信させる。VoIPパケット情報蓄積サーバより応答があると,VoIP呼制御装置は,VoIP通話路制御装置に対して発着端末のIPアドレス,および端末とVoIPパケット情報蓄積サーバでネゴシエートされたCodec情報を用いて双方を接続するよう指示し,VoIP呼の接続を行う。これにより,対象加入者は,VoIPパケット情報蓄積サーバとVoIP通信を行うことができる。
【0012】
VoIP呼接続後,VoIPパケット情報蓄積サーバはユーザアカウント名,パスワードを用いた認証を要求し,対象加入者は認証を受けた後,任意の蓄積情報を引き出すことができる。
【0013】
この際,VoIPパケット情報蓄積サーバとの接続に用いる特定の番号に発呼した場合には,VoIP呼制御装置は,情報蓄積のための動作を行わない。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は,本発明の一実施形態に係るシステム構成図である。本システムは,図1に示すようなVoIP呼制御装置(CA)1,2およびVoIP呼制御装置1,2に接続されたVoIP端末3,4,IP網へのゲートウェイとなり異種メディア間の変換を行うVoIP通話路制御装置(MG)5,6,VoIPパケット情報蓄積サーバ7,VoIP呼制御装置1,2を保守するためのCA保守端末(CA−EMS)8からなるネットワークによって構成される。各装置は,IP網10にて接続される。
【0015】
図2に,本システムにおいて情報を蓄積するときの動作フローチャートを示す。以下,図2に従って,図1に示すシステムの機能と動作を説明する。
【0016】
VoIP端末3およびVoIP通話路制御装置5は,VoIP呼制御装置1に収容され,VoIP端末4およびVoIP通話路制御装置6は,VoIP呼制御装置2に収容される。VoIP端末3の利用者が,情報蓄積サービスを受けるものとする。
【0017】
VoIP端末3は,予め加入者データ(電話番号,ニックネーム)を,CA保守端末8からVoIP呼制御装置1に登録しておく。VoIP端末3は,位置情報(IPアドレス)をVoIP呼制御装置1に呼制御信号を用いて登録する。なお,VoIP呼制御装置1とVoIP呼制御装置2とは,同一であることも許容される。
【0018】
保守者は,CA保守端末8からVoIP呼制御装置1に通信情報蓄積対象加入者(この場合はVoIP端末3)を,電話番号またはニックネームを指定して登録する(図2のS1)。
【0019】
通信情報蓄積対象加入者の発着信は,VoIP呼制御を行うVoIP呼制御装置1において検出される。VoIP端末3とVoIP端末4の間の通信は,VoIP呼制御信号をVoIP呼制御装置1が制御し,VoIP呼制御装置1およびVoIP呼制御装置2経由で端末がお互いのIPアドレス,通信ポートおよびCodec情報を認識し,VoIP呼制御装置1がVoIP通話路制御装置5,VoIP呼制御装置2がVoIP通話路制御装置6を制御してパス接続を行うことで確立する(図2のS2〜S4)。
【0020】
通信情報蓄積対象加入者に関する呼が確立すると,VoIP呼制御装置1は,VoIPパケット情報蓄積サーバ7に対して着信をかける。この際,通話中のVoIP端末3,4が使用しているCodec情報を通知する(図2のS5)。
【0021】
呼制御信号を受信したVoIPパケット情報蓄積サーバ7は,呼接続を許容する信号をVoIP呼制御装置1に送信する。この際,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,自身のポート情報をVoIP呼制御装置1に通知する。
【0022】
VoIPパケット情報蓄積サーバ7からの呼確立信号を確認したVoIP呼制御装置1は,通信情報蓄積対象加入者を収容しているVoIP通話路制御装置5に対して通話中の上り下りパケットをVoIPパケット情報蓄積サーバ7のIPアドレス,ポートへコピー送信するよう指示を行う。これにより,VoIPパケット情報蓄積サーバ7において通信情報蓄積が実現される(図2のS6,S7)。
【0023】
通話が終わるとVoIP端末3または4は,切断信号を送信する。VoIP呼制御装置1は,切断信号をVoIP端末3または4へルーチングすると共にVoIPパケット情報蓄積サーバ7へも切断信号を送信する。呼の開放を機に,VoIP呼制御装置1および2は,VoIP通話路制御装置5および6のパス切断を指示し,処理を完了する(図2のS8〜S10)。
【0024】
図3は,本システムにおいて,VoIP端末3の加入者が蓄積情報を参照するときの動作フローチャートを示す。
【0025】
通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)が,自身の蓄積情報を参照する場合,VoIPパケット情報蓄積サーバ7に接続するための特定の番号に発信する(図3のS11)。VoIP呼制御装置1は,受信した発信番号からVoIPパケット情報蓄積サーバ7への接続と判断し,VoIP呼制御信号を制御し,VoIP呼制御装置1経由でVoIP端末3とVoIPパケット情報蓄積サーバ7がお互いのIPアドレス,通信ポートおよびCodec情報を認識し,VoIP呼制御装置1がVoIP通話路制御装置5を制御してパス接続を行うことで通信を確立する。この際,VoIP呼制御装置1は,この通信情報蓄積対象加入者発信の通信が通信情報蓄積対象外の通信であることを番号から判断し,情報蓄積のための動作を行わない(図3のS12〜S14)。
【0026】
通信が確立した後,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)に対してユーザアカウント名とパスワードを要求する(図3のS15)。通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)は,ユーザアカウント名とパスワード情報をVoIPパケット情報蓄積サーバ7へ送信し,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,ユーザ認証を行う(図3のS16,S17)。情報が正しい場合,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)に対して蓄積している情報を転送することで実現する(図3のS18)。
【0027】
蓄積情報の取り出しが終わるとVoIP端末3は,切断信号を送信する。VoIP呼制御装置1は,VoIP通話路制御装置5へパス切断を指示し,処理を完了する(図3のS19,S20)。
【0028】
また,保守者は,CA保守端末8により,加入者のデータ(電話番号,ニックネーム)を用いて,VoIP呼制御装置1に保持されている該当加入者の通信状態を確認することができる。CA保守端末8により,通話中の呼に対してVoIP呼制御装置1に指示することで,VoIP呼制御装置1は,VoIPパケット情報蓄積サーバ7に対して着信をかける。この際,通話中のVoIP端末3および4が使用しているCodec情報を通知する。
【0029】
呼制御信号を受信したVoIPパケット情報蓄積サーバ7は,呼接続を許容する信号をVoIP呼制御装置1に送信する。この際,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,自身のポート情報をVoIP呼制御装置1に通知する。
【0030】
VoIPパケット情報蓄積サーバ7からの呼確立信号を確認したVoIP呼制御装置1は,情報蓄積対象加入者を収容しているVoIP通話路制御装置5に対して通話中の上り下りパケットを,VoIPパケット情報蓄積サーバ7のIPアドレス,ポートへコピー転送するよう指示を行う。これにより通信情報蓄積が実現される。
【0031】
本発明の他の一実施形態として,VoIP呼制御装置1−VoIP端末3間をSIP(Session Initiation Protocol) プロトコル,VoIP呼制御装置1−VoIP通話路制御装置5間をMegaco(MEdia GAteway COntrol) プロトコルを用いた方法を,図4を用いて説明する。
【0032】
通信情報蓄積を実現する前準備として,VoIP呼制御装置1は,VoIP通話路制御装置5およびVoIPパケット情報蓄積サーバ7のIPアドレスや回線リソース情報を予め局データとして保持する。また,VoIP端末3のSIP−URLは,加入者情報として予めVoIP呼制御装置1に登録される。さらにVoIP端末3は,SIPのREGISTER信号を用いてVoIP呼制御装置1に自らのContactアドレスを登録する。これにより,VoIP呼制御装置1は,SIP−URLと結びつけてこれを管理し,該当SIP−URLに着信時に,Contactアドレスに対して信号を送信し着信させる。
【0033】
続いて保守者は,VoIP呼制御装置1に通信情報蓄積対象加入者のSIP−URLをCA保守端末8の保守画面から登録する。
【0034】
ここでは,通信情報蓄積対象加入者が既存電話ユーザ(電話機13)に発信する場合について説明する。加入者が発信すると,VoIP端末3は,VoIP呼制御装置1に対してSIPのINVITE信号を送信する。VoIP呼制御装置1は,INVITEのFromヘッダから発信者のSIP−URLを得ると,通信情報蓄積対象加入者登録テーブルを検索し,通信情報蓄積対象加入者からの発信と判断する。
【0035】
Req−URIから発信先の電話番号を得て,既存電話加入者と判断したVoIP呼制御装置1は,公衆交換電話網(PSTN)へNo.7共通線12のIAM信号を送信し,既存の電話交換機9経由で電話機13に着信させる。同時にVoIP呼制御装置1は,INVITEのSDP情報からVoIP端末3のIPアドレスおよびポート情報を得て,VoIP通話路制御装置5に対してIAM信号に乗せたPSTN側の回線番号の情報をVoIP端末3へ送信するようMegacoプロトコルのaddコマンドを用いて指示する。電話機13との呼が確立すると,VoIP呼制御装置1は,MegacoプロトコルのModify信号でVoIP端末3からの情報をPSTN側へ送信するよう指示を行い,通話が確立する。
【0036】
VoIP呼制御装置1は,予め登録された受信専用のVoIPパケット情報蓄積サーバ7へINVITE信号を送信し,その応答信号(応答200信号)からサーバのIPアドレス,ポート情報を得る。続いてVoIP呼制御装置1は,VoIP通話路制御装置5に対してaddコマンドで通話中のContextIDにVoIPパケット情報蓄積サーバ7のIPアドレス,ポートに対して情報を転送するよう指示を行う。これにより,通信情報がVoIPパケット情報蓄積サーバ7へ転送され,情報が蓄積される。
【0037】
通信情報蓄積対象加入者が蓄積された情報を取得することができるように,VoIP呼制御装置1には,VoIPパケット情報蓄積サーバ7に接続するための特定のSIP−URLを用意し,通信情報蓄積対象加入者は,該当SIP−URLに発信することでVoIPパケット情報蓄積サーバ7とVoIP呼制御装置1を経由して接続することができる。この際,VoIP呼制御装置1は,SIP−URLからVoIPパケット情報蓄積サーバ7に対する接続を判断した場合には,本通信についての情報蓄積のための動作を行わない。
【0038】
VoIPパケット情報蓄積サーバ7には,あらかじめ通信情報蓄積対象加入者のユーザアカウント名・パスワードとSIP−URLを登録しておく。VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,INVITE信号を受信するとそのFromヘッダからVoIP呼制御装置1が発信した「情報蓄積のための接続」ではないと判断して接続動作を行う。接続が完了した後,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)へユーザアカウント名・パスワードを要求する。ユーザアカウント名・パスワードを受け取ると,通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)のSIP−URLからデータベースにあるユーザアカウント名・パスワードを取得し,受け取った情報と比較認証を行う。正しい情報である場合,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)に対して蓄積している情報を送信する。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,VoIP加入者に対する通信情報蓄積を実現することができる。通信情報は自動でVoIPパケット情報蓄積サーバに蓄積することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステム構成図を示す。
【図2】情報蓄積時の動作フローチャートである。
【図3】情報取り出し時の動作フローチャートである。
【図4】本発明の他の一実施形態に係るシステム構成図を示す。
【符号の説明】
1,2 VoIP呼制御装置(CA)
3,4 VoIP端末
5,6 VoIP通話路制御装置(MG)
7 VoIPパケット情報蓄積サーバ
8 CA保守端末
9 電話交換機
10 IP網
11 通信リンク
12 No.7共通線
13 電話機
【発明の属する技術分野】
本発明は,IP(Internet Protocol) ネットワーク上の通信情報蓄積の技術に関し,特に特定の通話者のVoIP(Voice over IP) で行われるパケットによる通話をサーバに蓄積し,その通話記録を再生することを可能としたVoIPパケット情報蓄積システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,一般の通話路と信号路が一体となっている電話網において,着信者が話中や不在のため,かかってきた電話に出られないとき,センタが着信者に代わって応答し,メッセージを録音したり,あらかじめ指定された電話番号へ転送するサービスがある(例えば,非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
“NTT東日本バーチャルショップ「マジックボックス」”,[online],東日本電信電話株式会社,[平成14年10月21日検索],インターネット<URL: http://www.ntt−east.co.jp/shop/annai/mba/mba−k.html>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし,電話網とは別のVoIP網(IPアドレスによるルーチング)では,信号路と通話路が分離されており,従来の一般電話網の技術のようなサービスは不可能であった。
【0005】
本発明は,上記課題の解決を図り,電話網とは別の信号路と通話路が分離されたVoIP網における通信中呼の通信情報蓄積システムを構築することを目的とする。すなわち,本発明の目的は,特定の通話者のVoIPで行われるパケットによる通話をサーバに蓄積し,必要に応じて,その通話記録を再生することを可能とするシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
IP網内でVoIP加入者情報およびルーチング情報を保持するVoIP呼制御装置(CA:Call Agent)に情報蓄積対象の加入者を登録する。
【0007】
対象となる加入者がVoIP通信接続のため発呼すると,VoIP呼を制御するVoIP呼制御装置に呼制御用の信号が送信される。
【0008】
VoIP呼制御装置は,VoIP呼制御信号を受信すると信号を分析し,適当な着信先へルーチングさせる。着信先の端末から応答があると,VoIP呼制御装置は,VoIP通話路制御装置(MG:Media Gateway )に対して,発着端末のIPアドレスと端末間でネゴシエートされたCodec情報を用いて双方を接続するよう指示し,VoIP呼の接続を行う。このとき,VoIP呼制御装置は,発信者の電話番号/ニックネームから発信者が情報蓄積サービス登録加入者であることを判定し,受信専用のVoIPパケット情報蓄積サーバへ着信させる。この際,通信中の対象者がどのCodec種別で通信を行っているかを併せて通知することでVoIPパケット情報蓄積サーバは該当Codec情報を受信することができる。
【0009】
VoIP呼制御装置は,着信させたVoIPパケット情報蓄積サーバからの応答を受けると,VoIP通話路制御装置に対してVoIPパケット情報蓄積サーバのIPアドレスとCodec情報を用いて,通信中の上り下り両パケットをVoIPパケット情報蓄積サーバのIPアドレスへコピーして配信するよう指示を行う。これによりVoIPパケット情報蓄積サーバにおいてVoIP通信の情報を蓄積する。
【0010】
情報蓄積対象の加入者への着信の場合にも,同様の手順でVoIP通信の情報蓄積を実現する。
【0011】
また,対象加入者は,VoIPパケット情報蓄積サーバへ着信させる特定の番号を用いてVoIP呼制御装置に発信し,VoIP呼制御装置は番号を分析し,VoIPパケット情報蓄積サーバへ着信させる。VoIPパケット情報蓄積サーバより応答があると,VoIP呼制御装置は,VoIP通話路制御装置に対して発着端末のIPアドレス,および端末とVoIPパケット情報蓄積サーバでネゴシエートされたCodec情報を用いて双方を接続するよう指示し,VoIP呼の接続を行う。これにより,対象加入者は,VoIPパケット情報蓄積サーバとVoIP通信を行うことができる。
【0012】
VoIP呼接続後,VoIPパケット情報蓄積サーバはユーザアカウント名,パスワードを用いた認証を要求し,対象加入者は認証を受けた後,任意の蓄積情報を引き出すことができる。
【0013】
この際,VoIPパケット情報蓄積サーバとの接続に用いる特定の番号に発呼した場合には,VoIP呼制御装置は,情報蓄積のための動作を行わない。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は,本発明の一実施形態に係るシステム構成図である。本システムは,図1に示すようなVoIP呼制御装置(CA)1,2およびVoIP呼制御装置1,2に接続されたVoIP端末3,4,IP網へのゲートウェイとなり異種メディア間の変換を行うVoIP通話路制御装置(MG)5,6,VoIPパケット情報蓄積サーバ7,VoIP呼制御装置1,2を保守するためのCA保守端末(CA−EMS)8からなるネットワークによって構成される。各装置は,IP網10にて接続される。
【0015】
図2に,本システムにおいて情報を蓄積するときの動作フローチャートを示す。以下,図2に従って,図1に示すシステムの機能と動作を説明する。
【0016】
VoIP端末3およびVoIP通話路制御装置5は,VoIP呼制御装置1に収容され,VoIP端末4およびVoIP通話路制御装置6は,VoIP呼制御装置2に収容される。VoIP端末3の利用者が,情報蓄積サービスを受けるものとする。
【0017】
VoIP端末3は,予め加入者データ(電話番号,ニックネーム)を,CA保守端末8からVoIP呼制御装置1に登録しておく。VoIP端末3は,位置情報(IPアドレス)をVoIP呼制御装置1に呼制御信号を用いて登録する。なお,VoIP呼制御装置1とVoIP呼制御装置2とは,同一であることも許容される。
【0018】
保守者は,CA保守端末8からVoIP呼制御装置1に通信情報蓄積対象加入者(この場合はVoIP端末3)を,電話番号またはニックネームを指定して登録する(図2のS1)。
【0019】
通信情報蓄積対象加入者の発着信は,VoIP呼制御を行うVoIP呼制御装置1において検出される。VoIP端末3とVoIP端末4の間の通信は,VoIP呼制御信号をVoIP呼制御装置1が制御し,VoIP呼制御装置1およびVoIP呼制御装置2経由で端末がお互いのIPアドレス,通信ポートおよびCodec情報を認識し,VoIP呼制御装置1がVoIP通話路制御装置5,VoIP呼制御装置2がVoIP通話路制御装置6を制御してパス接続を行うことで確立する(図2のS2〜S4)。
【0020】
通信情報蓄積対象加入者に関する呼が確立すると,VoIP呼制御装置1は,VoIPパケット情報蓄積サーバ7に対して着信をかける。この際,通話中のVoIP端末3,4が使用しているCodec情報を通知する(図2のS5)。
【0021】
呼制御信号を受信したVoIPパケット情報蓄積サーバ7は,呼接続を許容する信号をVoIP呼制御装置1に送信する。この際,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,自身のポート情報をVoIP呼制御装置1に通知する。
【0022】
VoIPパケット情報蓄積サーバ7からの呼確立信号を確認したVoIP呼制御装置1は,通信情報蓄積対象加入者を収容しているVoIP通話路制御装置5に対して通話中の上り下りパケットをVoIPパケット情報蓄積サーバ7のIPアドレス,ポートへコピー送信するよう指示を行う。これにより,VoIPパケット情報蓄積サーバ7において通信情報蓄積が実現される(図2のS6,S7)。
【0023】
通話が終わるとVoIP端末3または4は,切断信号を送信する。VoIP呼制御装置1は,切断信号をVoIP端末3または4へルーチングすると共にVoIPパケット情報蓄積サーバ7へも切断信号を送信する。呼の開放を機に,VoIP呼制御装置1および2は,VoIP通話路制御装置5および6のパス切断を指示し,処理を完了する(図2のS8〜S10)。
【0024】
図3は,本システムにおいて,VoIP端末3の加入者が蓄積情報を参照するときの動作フローチャートを示す。
【0025】
通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)が,自身の蓄積情報を参照する場合,VoIPパケット情報蓄積サーバ7に接続するための特定の番号に発信する(図3のS11)。VoIP呼制御装置1は,受信した発信番号からVoIPパケット情報蓄積サーバ7への接続と判断し,VoIP呼制御信号を制御し,VoIP呼制御装置1経由でVoIP端末3とVoIPパケット情報蓄積サーバ7がお互いのIPアドレス,通信ポートおよびCodec情報を認識し,VoIP呼制御装置1がVoIP通話路制御装置5を制御してパス接続を行うことで通信を確立する。この際,VoIP呼制御装置1は,この通信情報蓄積対象加入者発信の通信が通信情報蓄積対象外の通信であることを番号から判断し,情報蓄積のための動作を行わない(図3のS12〜S14)。
【0026】
通信が確立した後,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)に対してユーザアカウント名とパスワードを要求する(図3のS15)。通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)は,ユーザアカウント名とパスワード情報をVoIPパケット情報蓄積サーバ7へ送信し,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,ユーザ認証を行う(図3のS16,S17)。情報が正しい場合,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)に対して蓄積している情報を転送することで実現する(図3のS18)。
【0027】
蓄積情報の取り出しが終わるとVoIP端末3は,切断信号を送信する。VoIP呼制御装置1は,VoIP通話路制御装置5へパス切断を指示し,処理を完了する(図3のS19,S20)。
【0028】
また,保守者は,CA保守端末8により,加入者のデータ(電話番号,ニックネーム)を用いて,VoIP呼制御装置1に保持されている該当加入者の通信状態を確認することができる。CA保守端末8により,通話中の呼に対してVoIP呼制御装置1に指示することで,VoIP呼制御装置1は,VoIPパケット情報蓄積サーバ7に対して着信をかける。この際,通話中のVoIP端末3および4が使用しているCodec情報を通知する。
【0029】
呼制御信号を受信したVoIPパケット情報蓄積サーバ7は,呼接続を許容する信号をVoIP呼制御装置1に送信する。この際,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,自身のポート情報をVoIP呼制御装置1に通知する。
【0030】
VoIPパケット情報蓄積サーバ7からの呼確立信号を確認したVoIP呼制御装置1は,情報蓄積対象加入者を収容しているVoIP通話路制御装置5に対して通話中の上り下りパケットを,VoIPパケット情報蓄積サーバ7のIPアドレス,ポートへコピー転送するよう指示を行う。これにより通信情報蓄積が実現される。
【0031】
本発明の他の一実施形態として,VoIP呼制御装置1−VoIP端末3間をSIP(Session Initiation Protocol) プロトコル,VoIP呼制御装置1−VoIP通話路制御装置5間をMegaco(MEdia GAteway COntrol) プロトコルを用いた方法を,図4を用いて説明する。
【0032】
通信情報蓄積を実現する前準備として,VoIP呼制御装置1は,VoIP通話路制御装置5およびVoIPパケット情報蓄積サーバ7のIPアドレスや回線リソース情報を予め局データとして保持する。また,VoIP端末3のSIP−URLは,加入者情報として予めVoIP呼制御装置1に登録される。さらにVoIP端末3は,SIPのREGISTER信号を用いてVoIP呼制御装置1に自らのContactアドレスを登録する。これにより,VoIP呼制御装置1は,SIP−URLと結びつけてこれを管理し,該当SIP−URLに着信時に,Contactアドレスに対して信号を送信し着信させる。
【0033】
続いて保守者は,VoIP呼制御装置1に通信情報蓄積対象加入者のSIP−URLをCA保守端末8の保守画面から登録する。
【0034】
ここでは,通信情報蓄積対象加入者が既存電話ユーザ(電話機13)に発信する場合について説明する。加入者が発信すると,VoIP端末3は,VoIP呼制御装置1に対してSIPのINVITE信号を送信する。VoIP呼制御装置1は,INVITEのFromヘッダから発信者のSIP−URLを得ると,通信情報蓄積対象加入者登録テーブルを検索し,通信情報蓄積対象加入者からの発信と判断する。
【0035】
Req−URIから発信先の電話番号を得て,既存電話加入者と判断したVoIP呼制御装置1は,公衆交換電話網(PSTN)へNo.7共通線12のIAM信号を送信し,既存の電話交換機9経由で電話機13に着信させる。同時にVoIP呼制御装置1は,INVITEのSDP情報からVoIP端末3のIPアドレスおよびポート情報を得て,VoIP通話路制御装置5に対してIAM信号に乗せたPSTN側の回線番号の情報をVoIP端末3へ送信するようMegacoプロトコルのaddコマンドを用いて指示する。電話機13との呼が確立すると,VoIP呼制御装置1は,MegacoプロトコルのModify信号でVoIP端末3からの情報をPSTN側へ送信するよう指示を行い,通話が確立する。
【0036】
VoIP呼制御装置1は,予め登録された受信専用のVoIPパケット情報蓄積サーバ7へINVITE信号を送信し,その応答信号(応答200信号)からサーバのIPアドレス,ポート情報を得る。続いてVoIP呼制御装置1は,VoIP通話路制御装置5に対してaddコマンドで通話中のContextIDにVoIPパケット情報蓄積サーバ7のIPアドレス,ポートに対して情報を転送するよう指示を行う。これにより,通信情報がVoIPパケット情報蓄積サーバ7へ転送され,情報が蓄積される。
【0037】
通信情報蓄積対象加入者が蓄積された情報を取得することができるように,VoIP呼制御装置1には,VoIPパケット情報蓄積サーバ7に接続するための特定のSIP−URLを用意し,通信情報蓄積対象加入者は,該当SIP−URLに発信することでVoIPパケット情報蓄積サーバ7とVoIP呼制御装置1を経由して接続することができる。この際,VoIP呼制御装置1は,SIP−URLからVoIPパケット情報蓄積サーバ7に対する接続を判断した場合には,本通信についての情報蓄積のための動作を行わない。
【0038】
VoIPパケット情報蓄積サーバ7には,あらかじめ通信情報蓄積対象加入者のユーザアカウント名・パスワードとSIP−URLを登録しておく。VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,INVITE信号を受信するとそのFromヘッダからVoIP呼制御装置1が発信した「情報蓄積のための接続」ではないと判断して接続動作を行う。接続が完了した後,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)へユーザアカウント名・パスワードを要求する。ユーザアカウント名・パスワードを受け取ると,通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)のSIP−URLからデータベースにあるユーザアカウント名・パスワードを取得し,受け取った情報と比較認証を行う。正しい情報である場合,VoIPパケット情報蓄積サーバ7は,通信情報蓄積対象加入者(VoIP端末3)に対して蓄積している情報を送信する。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,VoIP加入者に対する通信情報蓄積を実現することができる。通信情報は自動でVoIPパケット情報蓄積サーバに蓄積することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステム構成図を示す。
【図2】情報蓄積時の動作フローチャートである。
【図3】情報取り出し時の動作フローチャートである。
【図4】本発明の他の一実施形態に係るシステム構成図を示す。
【符号の説明】
1,2 VoIP呼制御装置(CA)
3,4 VoIP端末
5,6 VoIP通話路制御装置(MG)
7 VoIPパケット情報蓄積サーバ
8 CA保守端末
9 電話交換機
10 IP網
11 通信リンク
12 No.7共通線
13 電話機
Claims (3)
- VoIP呼制御装置と,VoIP通話路制御装置と,VoIPパケット情報蓄積サーバとを有するネットワークシステムであって,
VoIP加入者の電話番号,ユーザアカウント名,パスワード,加入者識別子,IPアドレスを蓄積したデータベースを持ち,
前記VoIP呼制御装置において事前に登録された情報蓄積対象となる加入者に対する発着信を監視する手段と,
当該加入者の発着信検出を契機に,前記VoIPパケット情報蓄積サーバへ前記VoIP呼制御装置から発呼することで着信させる手段と,
前記VoIPパケット情報蓄積サーバからの応答を契機に,前記VoIP呼制御装置が,前記VoIP通話路制御装置に対して前記VoIPパケット情報蓄積サーバのIPアドレスへの通信中パケットのコピー送信を指示する手段と,
前記VoIPパケット情報蓄積サーバで通信情報を蓄積する手段とを備える
ことを特徴とするVoIPパケット情報蓄積システム。 - 請求項1記載のVoIPパケット情報蓄積システムにおいて,
前記VoIP呼制御装置は,保守者の指示によって任意の通話中呼に対する通信情報蓄積を,前記VoIPパケット情報蓄積サーバに行わせる手段を備える
ことを特徴とするVoIPパケット情報蓄積システム。 - 請求項1または請求項2記載のVoIPパケット情報蓄積システムにおいて,
前記VoIPパケット情報蓄積サーバは,前記情報蓄積対象となる加入者の指示によってその加入者の任意の蓄積情報を取り出して送信する手段を備える
ことを特徴とするVoIPパケット情報蓄積システム。
Priority Applications (1)
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