JP2005002486A - 帽子装着補助具 - Google Patents

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Eikichi Azuma
栄吉 東
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Abstract

【課題】市販されている既存の帽子に装着することができ、しかも、帽子のシルエットを変形させることなく、帽子外から帽子内への通気性を確実に向上させることができ、蒸れの防止を図ることができる帽子装着補助具の提供を目的とする。
【解決手段】頭囲の大きさに合わせてサイズ調節可能なサイズ調節手段を有し、頭部に巻回保持させて装着する頭装着部と、帽子内周縁に係止させる係止手段と前記帽子内周縁の大きさに合わせてサイズ調節可能なサイズ調節手段とを有し、帽子内周縁に係止保持させる環状に形成された防止装着部と、前記頭装着部と帽子装着部とを所定の間隔を保持させた状態で連結する連結部とを備えている構成とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、酷暑時などに帽子を被っても帽子内が蒸れることなく、快適な状態で帽子を確実に着用させることを可能とする帽子装着補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】
頭部に直射日光があたることを避けるために被る帽子は、様々なタイプのものが知られているが、炎天下時などの酷暑時では、帽子を被ることにより直射日光を避けることはできても、帽子内が蒸れて頭部に不快感をもたらすことがある。
【0003】
そこで、従来、帽子の一部の生地をメッシュ地にして通気性をもたせるようにするなどの工夫をこらしている帽子が知られている。
また、帽子の内周縁における左右のこめかみが触れる部分のそれぞれから、前記内周縁における前方中央部分にかけて、帽子の内周縁との間で弓形となるように帽子の内周縁にメッシュ帯を縫い付けて、通気性を向上させた帽子が提案されている。(たとえば、特開平9−137315号公報参照)
【0004】
また、帽子のクラウン部の下方内周縁に沿ってスベリ部が設けられている帽子において、前記スベリ部を介した通気構造により、帽子の内外方向に通気可能とすることで、頭部の蒸れを防止する帽子が提案されている。(たとえば、特開2001−207322号公報参照)
【0005】
【特許文献1】特開平9−137315号公報
【特許文献2】特開2001−207322号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平9−137315号公報で提案されている帽子は、帽子内部に張設されたメッシュ帯が、着用時に頭部に沿って馴染むように伸びるときに、帽子の内縁を内側に引っ張る力が作用するため、柔らかい素材を用いた帽子ではシルエットが変形してしまい見栄えが悪くなってしまうという問題がある。したがって、暑さ対策に着用する代表的な帽子である麦わら帽などに使用することができない。
【0007】
また、特開2001−207322号公報で提案されている帽子は、スベリ部の頭部接触面を起毛状素材で形成させるなどして、スベリ部に通気構造を持たせているが、この場合、予め帽子内のスベリ部を加工しておく必要が生じ、たとえば、麦わら帽などのように元々スベリ部を有していない種類の帽子にまで、スベリ部を形成させておく必要が生じてしまう。
【0008】
さらに、上記帽子のようにスベリ部に通気構造を持たせた程度では、十分に帽子内の通気性を向上させることができるとはいえず、完全に帽子内の蒸れを解消できるとはいえなかった。
加えて、特開平9−137315号公報で提案されている帽子および特開2001−207322号公報で提案されている帽子は、いずれも市販されている既存の帽子に通気性を持たせて蒸れを防止するタイプのものではない。
【0009】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされ、市販されている既存の帽子に装着することができ、しかも、帽子のシルエットを変形させることなく、帽子外から帽子内への通気性を確実に向上させることができ、蒸れの防止を図ることができる帽子装着補助具の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の請求項1にかかる帽子装着補助具(以下、「請求項1の補助具」とのみ記す。)は、頭囲の大きさに合わせてサイズ調節可能なサイズ調節手段を備え、頭部に巻回保持させて装着する頭装着部と、帽子内周縁に係止させる係止手段と、前記帽子内周縁の大きさに合わせてサイズ調節可能なサイズ調節手段とを備え、帽子内周縁に係止保持させる環状に形成された防止装着部と、前記頭装着部と帽子装着部とを所定の間隔を保持させた状態で連結する連結部とを備えている構成とした。
【0011】
上記構成において、頭装着部は、頭囲の大きさにあわせてサイズ調節可能となっていて、頭部に巻回して装着できるのであれば、特に限定されないが、たとえば、ポリエチレン樹脂などの可撓性を有する樹脂材料を使用すると、成形が容易であるとともに重量を軽く抑えることができるため好ましい。
【0012】
また、帽子装着部は、材質など特に限定されないが、上述した頭装着部と同様の理由より樹脂材料を使用することが好ましい。
また、係止部は、帽子内周縁に係止されるようになっていれば、特に限定されないが、たとえば、帽子内周縁部分と噛みあうような突起を帽子装着部の外周面上に形成させたり、面ファスナーを帽子装着部の外周面に形成させたりする手段などが挙げられる。
【0013】
また、連結部は、頭装着部と帽子装着部とを所定の間隔を有した状態で連結することができるのであれば、特に限定されないが、頭部に頭装着部を装着するとともに、帽子装着部に帽子を装着したとき、頭部と帽子との間が不自然に離れすぎず、かつ帽子内に外部からの空気が流入可能な間隔を保つように連結することが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1は、本発明にかかる帽子装着補助具の一実施の形態を示した斜視図である。
図1に示したように帽子装着補助具1は、頭装着部2と、帽子装着部3と、連結部4とを備えている。
【0015】
頭装着部2は、可撓性を有する合成樹脂製の薄板体からなる本体2aを、図1に示したように環状となるように保持したものであり、図2に示したように、サイズ調節手段20が設けられている。
サイズ調節手段20は、環保持用ピン(以下、「ガイドピン」とのみ記す。)21と、長孔22と、係止ピン23と、係止孔24とを備えている。
【0016】
ガイドピン21は、頭部21aが長孔22の幅よりも大きな径を有し、この頭部21aと本体2aとの間に長孔22を介在させるようにして、本体2aに差し込むことにより、本体2aを環状状態に留めるようになっている。
長孔22は、図1に示したように、本体2aの一方の端部側近傍位置から略中央側位置まで、本体2aの長手方向に沿うように設けられている。
【0017】
係止ピン23は、図1及び図2に示したように、本体2aの長孔22が設けられている位置よりも端部側に設けられており、後述する係止孔24に係止されるようになっている。また、図示していないが、係止ピン23の頭部の大きさは、後述する係止孔24の円形孔24bの径よりも小さく、溝24aの幅よりも大きく形成されている。
【0018】
係止孔24は、図1および図2に示したように、本体2aの他方の端部側から中央方向にかけて複数設けられ、円形孔24bと、円形孔24bの径よりも小さな幅を有した溝24aとを備えた略鍵穴形状をしており、頭装着部2が丁度頭に納まる径となる係止孔24の位置を選んで、係止ピン23を係止させることにより、環形の状態が保持されるようになっている。
【0019】
帽子装着部3は、可撓性を有する合成樹脂製の薄板体からなる本体3aを、図1に示したように環状となるように保持したものであり、図2に示したように、サイズ調節手段30が設けられている。
サイズ調節手段30は、環保持用ピン(以下、「ガイドピン」とのみ記す。)31と、長孔32と、係止ピン33と、係止孔34とを備えている。
【0020】
ガイドピン31は、頭部31aが長孔32の幅よりも大きな径を有し、この頭部31aと本体3aとの間に長孔32を介在させるようにして、本体3aに差し込むことにより、本体3aを環状状態に係止保持するようになっている。
長孔32は、図1に示したように、本体3aの一方の端部側近傍位置から略中央側位置まで、本体3aの長手方向に沿うように設けられている。
【0021】
係止ピン33は、図1及び図2に示したように、本体3aの長孔32が設けられている位置よりも端部側に設けられており、後述する係止孔34に係止されるようになっている。また、図示していないが、係止ピン33の頭部の大きさは、後述する係止孔34の円形孔34bの径よりも小さく、溝34aの幅よりも大きく形成されている。
【0022】
係止孔34は、図1および図2に示したように、本体3aの他方の端部側から中央方向にかけて複数設けられ、円形孔34bと、円形孔34bの径よりも小さな幅を有した溝34aとを備えた略鍵穴形状をしており、帽子装着部3が丁度帽子の内径に納まる径となるように係止孔34の位置を選んで、係止ピン33を係止させることにより、環形の状態が保持されるようになっている。
【0023】
係止突起35は、図1に示したように、帽子装着部3の外周上に沿って、一円に設けられており、先端が帽子の内周部分を係止可能となるように、鋭利状に形成されている。
【0024】
連結部4は、図1に示したように合成樹脂製の薄板体にて形成されており、環状に形成されている頭装着部2と、帽子装着部3とを等間隔の3箇所で連結し、これら二つの部材が所定の間隔を保つ状態となるように保持している。
【0025】
以上の構成をしている帽子装着補助具は、以下のようにして使用する。
1)まず、図1に示したように帽子装着補助具1を用意して、サイズ調節手段20により、頭装着部2を使用する者の頭の大きさに合わせるとともに、サイズ調節手段30により、帽子装着部3を着用する帽子の内周に沿う大きさに合わせる。
【0026】
2)図4に示したように、帽子装着部3を帽子H内に挿入して、係止突起35を帽子Hの内周部分に係止させることで、帽子装着部3を帽子Hに装着する。
3)また、頭装着部2は、図3に示したように、頭部Tを内周部分に挿入するようにして、頭部Tを装着する。
以上の操作をすることにより、図3および図4に示したように、帽子装着補助具1を介在させることで、頭部Tから帽子Hが少し隙間を有するように浮いた状態で頭部Tに装着される。
【0027】
本発明にかかる帽子装着補助具1は、上述したように、頭装着部2および帽子装着部3のそれぞれの径の大きさを独立して自由に調整することが可能となっている。したがって、通常であれば、頭部の大きさに対して大きすぎたり、小さすぎたりする帽子であっても、頭装着部2を頭部Tの大きさに合わせるとともに、帽子装着部3を帽子Hの大きさに合わせることで、確実に着用することが可能となる。
【0028】
また、帽子装着補助具1を使用して帽子Hを着用したとき、図4に示したように、頭部Tと帽子Hとの間に隙間が形成されるため、図中の矢印に示したように空気の流れを生じさせることが可能となり、暑い日などに帽子Hを着用しても、頭部Tと防止Hとの間に熱が篭って蒸れるなどの弊害がなく、快適さが大きく向上するのである。
【0029】
さらに、係止孔24および34の形状が略鍵穴形状をしているため、係止ピン23および33の差込は係止ピンの頭部よりも径の大きな円形孔24b、34bであるため挿入させやすいとともに、溝24a、34aは、幅が係止ピンの頭部よりも狭いため抜けることがなく、確実に環形状が崩れないように保持することが可能となる。
【0030】
なお、本発明にかかる帽子装着補助具は、上記実施の形態に限定されるものではない。
たとえば、帽子装着補助具1は、サイズ調節手段20、30として、係止ピン23、33と、略鍵穴形状をしている係止孔24、34とを備えていたが、これに代えて、たとえば、ベルト孔にベルト止め用の金具を差し込んで固定保持するいわゆるズボンのベルトと同様の構成をしていても構わないし、面ファスナーなどを利用してサイズ調整を行うようにしても構わない。
【0031】
また、帽子装着補助具1は、係止突起35を使用することにより帽子Hに装着するようにしていたが、係止突起35に代えて、面ファスナーや粘着材などを利用して帽子H内に取り付けられるようにしても構わない。
また、帽子装着補助具を形成する材質は、合成樹脂に限らず、可撓性を有して径の大きさを調整可能な環状に形成することができるのであれば、金属や竹などの木製であっても構わない。
【0032】
【発明の効果】
本発明にかかる請求項1の帽子装着補助具は、頭部への装着部分である頭装着部と、帽子に装着させる帽子装着部との両方の部材がそれぞれ独立してサイズ調節を行うことが可能であるため、頭の大きさや帽子の大きさに関係なく、帽子を着用することを可能にするとともに、頭部と帽子内部との間に隙間を形成させるため、帽子内が蒸れることがなく快適さを保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる帽子装着補助具の1実施形態を示した斜視図である。
【図2】図1における頭装着部および帽子装着部のサイズ調節手段を説明するための正面図である。
【図3】図1に示した帽子装着補助具の使用状態の説明図である。
【図4】図3に示した状態における帽子の内部の空気の流れを説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 帽子装着補助具
2 頭装着部
20 サイズ調節手段
3 帽子装着部
30 サイズ調節手段
4 連結部
H 帽子
T 頭部

Claims (1)

  1. 頭囲の大きさに合わせてサイズ調節可能なサイズ調節手段を備え、頭部に巻回保持させて装着する頭装着部と、
    帽子内周縁に係止させる係止手段と、前記帽子内周縁の大きさに合わせてサイズ調節可能なサイズ調節手段とを備え、帽子内周縁に係止保持させる環状に形成された防止装着部と、
    前記頭装着部と帽子装着部とを所定の間隔を保持させた状態で連結する連結部とを備えている帽子装着補助具。
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