JP2005002013A - 化粧料組成物 - Google Patents

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恵子 松野
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美紀子 鈴木
Hisao Matsuno
久夫 松野
Keiji Ikeda
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Abstract

【課題】近年、自然指向の傾向から痒み止めとして天然物を用いたものが切望されているが適当なものがなかった。そこで本発明は、皮膚への蚊に刺されによる痒み止め効果を有する化粧料組成物であって、痒み止めとして天然物である植物抽出物を用いたものを提供することを目的とする。また、市販されている痒み止め剤を嫌う女子の幼児も抵抗感なく使用することができる痒み止めを提供することを目的とする。
【解決手段】化粧料組成物であって、有効成分として植物抽出物であるアルテア、アルニカ、コンフリー、シナノキ、ドクダミ又はボタンの中の少なくとも1種を含有することを特徴とする。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、痒み止め効果を有する化粧料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
痒みは多くの皮膚疾患に見られる特徴であるが、虫刺され特に蚊に刺されることによっても症状を呈する。その発症はヒスタミンやセロトニンなどの遊離物質が関与している。現在使用されている痒み止めの成分として、ジフェンヒドラミンなどの合成物が多用されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−356430号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、自然指向の傾向から痒み止めとして天然物を用いたものが切望されているが適当なものがなかった。そこで、皮膚への蚊に刺されによる痒み止め効果を有する化粧料組成物であって、痒み止めとして天然物である植物抽出物を用いたものを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、化粧料組成物であって痒み止めの有効成分として植物抽出物であるアルテア、アルニカ、コンフリー、シナノキ、ドクダミ又はボタンの中の少なくとも1種を含有する構成である。、請求項2は、消炎成分としてグリチルリチン酸ジカリウムを含有する要素が請求項1に限定的に付加された構成である。請求項3は、1,3ブチレングリコールを含有する要素が請求項1又は請求項2に限定的に付加された構成であり、請求項4は、カンフルを含有する要素が請求項1乃至請求項3に限定的に付加された構成であり、請求項5は、メントールを含有する要素が請求項1乃至請求項4に限定的に付加された構成である。請求項6は、10重量部〜25重量部のエタノールを含有する要素が請求項1乃至請求項5に限定的に付加された構成である。
【0006】
【発明の効果】
以上説明したとおり、この発明は、痒み止めの有効成分としてアルテア、アルニカ、コンフリー、シナノキ、ドクダミ又はボタンの中の少なくとも1種の植物抽出物を含有する化粧料組成物が、皮膚への蚊に刺されによる優れた痒み止め効果及び抗炎症効果を与えるという、全く独自の知見に基づくものである。また、痒み止めとして自然物である植物抽出物を使用したので、最近の自然指向の要請に応えるものであって使用者に安心感を与え、皮膚の弱い人も安心して使用できる。さらに、本発明は痒み止め成分を化粧料に含有したものであるから、市販されている痒み止め剤を嫌う女子の幼児も抵抗感なく使用できる。斬かる特徴を有する発明による皮膚外用剤は、基礎化粧品に限らず、皮膚外用剤などの医薬品分野においても有利に利用できる。請求項6は、従来のローション等のエタノール含有量が5重量部程度であることに比べてエタノールの配合量が10重量部〜25重量部とかなり多く、そのために皮膚の角質層を軟化する作用をもち、浸透生に優れ、痒み止めに優れた効果を発揮できる。この発明は、斯くも顕著な作用効果を奏する発明であり、斯界に貢献すること誠に多大な意義のある発明である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明で使用する植物は、アルテア、アルニカ、コンフリー、シナノキ、ドクダミ若しくはボタンの1種又は2種以上である。いずれも、花、花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子、葉又は全草を用いることができる。食品又は生薬として入手可能なものを使用してもよい。
【0008】
本発明で使用する「アルテア」とは、アオイ科の植物アルテアAlthaea officinalis(和名:ウスベニタチアオイ)のことである。「アルニカ」(セイヨウウサギギク)とは、キク科植物で学名「Arnica montana 」はアルプス、ヒマラヤ、ロッキ−等の高山帯温暖地に産するキク科の多年草である。「コンフリー:鰭張草」とは、ムラサキ科(Boraginaceae)のヒレハリソウ「Symphytum officinale L.」であり、主としてその葉及び根、茎が用いられる。
【0009】
「シナノキ」とは、シナノキ科の学名「Tilia japonica Simk」の落葉高木で日本では北海道の産地に多く自生している。同じシナノキ科には、オオバボダイジュがある。樹皮の色からシナノキを「アカジナ」、オオバボダイジュを「アオジナ」と呼び、区別することもある。「ドクダミ」とは、ドクダミ科の学名「Houttuynia cordata Thunb.」で、ジュウヤクの基原植物で日本各地の陰湿地に自生する多年草である。「ボタン」とは、ボタン科の学名「Paeonia suffruticosa」の落葉低木である。
【0010】
前述した植物の抽出溶媒としては、例えば水、低級1価アルコール(メチルアルコール,エチルアルコール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)、低級エステル、(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、炭化水素(ベンゼン、ヘキサン、ペンタン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジプロピルエーテル等)、アセトニトリル等が挙げられ、1種または2種以上を用いることができる。得られた抽出液は濾過または吸着、脱色、精製して溶液状、ペースト状、ゲル状、粉末状とすることもできる。必要ならば効果に影響無い範囲で更に、脱臭、脱色等の精製処理をしても良い。
【0011】
各植物抽出物は、固形分として0.00001〜30重量%(好ましくは0.0001〜3重量%)の濃度範囲で使用されるのが好ましい。この範囲であれば痒み、炎症等を与えた肌に対して優れた効果を示す皮膚外用剤が得られる。
【0012】
本発明における化粧料組成物とは、常法に従い、必須成分である請求項記載成分と通常の皮膚外用剤として知られる種々の形態の基剤に配合して調製することができる。皮膚外用剤の配合形態の例としては、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、美容液、美容オイル、パック料、貼付剤、洗浄料、クレンジング料、日焼け止め料、メーキャップ化粧料等の化粧品とすることができる。
【0013】
また、本発明の皮膚外用剤には、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で通常使用される成分として水、油剤、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、被膜形成剤、樹脂、包接化合物、抗菌剤、抗酸化剤、血行促進剤、保湿剤等を加えることができる。これらの成分の具体例は以下の通りである。
(1)油脂類
アボガド油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、オリーブ油、オレンジ油、ゴマ油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバー油、牛脂脂肪酸、サフラワー油、シア脂、液状シア脂、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマシ油、綿実油、ラッカセイ油、タートル油、ミンク油、卵黄油、パーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油、牛脂、豚脂、スクワラン、スクワレン、又はこれらの水素添加物である硬化油等が挙げられる。
(2)ロウ類
ミツロウ、カルナウバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カンデリラロウ、セラックロウ等が挙げられる。
(3)鉱物油
流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、等が挙げられる。
(4)脂肪酸
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸等の天然脂肪酸、カプロン酸、2―エチルヘキサン酸等の合成脂肪酸等が挙げられる。
(5)アルコール類
エタノール、イソプロパノール、ラウリンアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、コレステロール、フィトステロール等の天然アルコール、フェノキシエタノール、ヘキシルデカノール等の合成アルコール等が挙げられる。
(6)多価アルコール
グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等が挙げられる。
(7)エステル類
ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、モノステアリン酸エチレングリコール等が挙げられる。
(8)金属セッケン
ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ウンデレシ酸亜鉛等が挙げられる。
(9)ガム類
アラビアゴム、トラガントガム、クインシード、寒天、カゼイン、カラギーナン等の植物系高分子、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシエチルセルロースナトリウム等のセルロース系高分子、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子等が挙げられる。
(10)界面活性剤
界面活性剤として、アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性の活性剤があるが、アニオン性界面活性剤としては、ステアリン酸ナトリウムやパルミチン酸トリエタノールアミン等の脂肪酸セッケン、アルキルエーテルカルボン酸及びその塩、アミノ酸と脂肪酸の縮合等のカルボン酸塩、アルキルスルホン酸、アルケンスルホン酸塩、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、脂肪酸アミドのスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩とそのホルマリン縮合物のスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、第二級高級アルコール硫酸エステル塩、アルキル及びアリルエーテル硫酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸エステル塩類、アルキルリン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリン酸塩、アミドリン酸塩、N−アシルアミノ酸系活性剤等;カチオン性界面活性剤としては、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアミノアルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミダゾリウム塩等;非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、アルカノールアミド、糖エーテル、糖アミド等;両性界面活性剤としては、ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導体等が挙げられる。
(11)pH調整剤
炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム等が挙げられる。
(12)清涼剤
メントール、カンフル等が挙げられる。
【0014】
以下、実験例、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の例に制限されるものでないことは勿論である。
実験1
下記の表1に示す、粧原基を満たす成分を表1に示す配合に従い常法により混合し、2種類の試験剤と対照を調製した。
【表1】
Figure 2005002013
【0015】
〈ラット肥満細胞によるヒスタミン遊離抑制試験 (注1、2)〉
辻及び久保らの方法に従い実験を実施した。ラットの腹腔浸出細胞浮遊液を採取して肥満細胞を調製した。予め37℃に加温したヒスタミン遊離剤compound48/80(Sigma社製)を加えてその肥満細胞から遊離したヒスタミンを定量した。上清中のヒスタミン量をShoreの方法に準じて測定した。既知濃度のヒスタミン検量線から上清中ヒスタミン量を求めた。また、肥満細胞に残存するヒスタミン量は、超音波処理したものをさらに冷凍保存し、翌日に同様の方法で測定し、ヒスタミン遊離比及び抑制率を次式から求めた。
注1:辻俊彦,石川敬冶,柴田忠良,SCCJ., 25, (4)1992
注2:保道徳,伊藤正明,中田晴香,松田秀明,薬学雑誌, 110, (1)1990
式1
ヒスタミン遊離比=細胞から遊離されるヒスタミン量/細胞内の全ヒスタミン量ヒスタミン遊離抑制率(%)=[1−(A−C/B−C)]×100
A: 肥満細胞に試料を共存させヒスタミン遊離剤を加えた時のヒスタミンの遊離比
B: 肥満細胞にヒスタミン遊離剤を加えた時のヒスタミンの遊離比
C: 肥満細胞から自然に遊離されるヒスタミンの遊離比
試験剤 ヒスタミン遊離抑制率(%)
試験例1 10
試験例2 60
試験例3 75
【0016】
〈ヒアルロニダーゼ活性阻害効果〉
上記で調製した試験液のヒアルロニダーゼ阻害活性の測定を以下の方法で行った。
酵素(From Bovine Testes,Sigma社製)溶液の100μLに上記で調製したそれぞれの試験液200μLを加え、37℃で20分間放置した。次に酵素活性化剤(Compound48/80、Sigma社製)溶液(0.1mg/mL)200μLを加え、37℃で20分間放置した後、基質であるヒアルロン酸液(0.5mg/mL)500μLを入れ、37℃で40分間放置しました。次いで、0.4N水酸化ナトリウム200μLを加え、反応を停止させた後、0.8Mホウ酸カリウム溶液200μLを加え、沸水中で3分間加熱した。室温まで冷却後、1%p−ジメチルアミノベンズアルデヒド酢酸溶液63mLを加え、37℃で20分間放置した後、585nmにおける吸光度OD585nmを測定し求めた。
ヒアルロニダーゼ阻害活性は次式から求められる阻害率で算出した。
式2
阻害率=100×(被験物質の検体OD585nm−被験物質の盲検OD585nm)/(対照の検体OD585nm−対照の盲検OD585nm)
試験剤 ヒアヒアルロニダーゼ阻害活性(%)
試験例1 20
試験例2 96
【0017】
実験2
表1で調製したものを被検体として、その抗掻痒作用を、皮膚疾患のない健康な女性5名及び男性5名の計10名で共に25乃至38歳を対照に実施した。アカイエカの雌を入れたチャンバー内に被験者が手を挿入し十分に吸血させた後、手をチャンバーから抜く。刺されたところに夫々試験例1、2、3を塗布し、その後の痒みの状態を非常に痒い、痒い、僅かに痒い、痒みを感じないの4段階で評価した。
【表2】
Figure 2005002013
表2に示されるとおり、本発明をもとに調製した試験例3には、蚊に刺されたときの痒み止め効果があることを裏づけている。
【0018】
【実施例】
実施例1
〈ローション〉
粧原基を満たす以下の成分を以下の配合に従って混合し、ローションを製造した。
エタノール(粧原基) 20重量部
1,3−ブチレングリコール 6.0重量部
コンフリーエキス(粧原基) 2.0重量部
ドクダミエキス(粧原基) 1.0重量部
アルテアエキス(粧原基) 1.0重量部
アルニカエキス(粧原基) 1.0重量部
ボタンエキス(粧原基) 1.0重量部
シナノキエキス(粧原基) 1.0重量部
グリチルリチン酸2K(粧原基) 0.15重量部
カンフル(粧原基) 0.1重量部
メントール(粧原基) 0.2重量部
水(粧原基) 残余
合計 100重量部
本実施例1は、従来のローションに比較してエタノールの配合量がかなり多く、そのために皮膚の角質層を軟化する作用をもち、浸透生に優れ、痒み止めに優れるローションとして有用である。
【0019】
実施例2
〈ローション〉
粧原基を満たす以下の成分を以下の配合に従って混合し、ローションを製造した。
エタノール(粧原基) 20重量部
1,3−ブチレングリコール 6.0重量部
コンフリーエキス(粧原基) 2.0重量部
ドクダミエキス(粧原基) 1.0重量部
アルテアエキス(粧原基) 1.0重量部
アルニカエキス(粧原基) 1.0重量部
ボタンエキス(粧原基) 1.0重量部
シナノキエキス(粧原基) 1.0重量部
グリチルリチン酸2K(粧原基) 0.15重量部
カンフル(粧原基) 0.1重量部
メントール(粧原基) 0.2重量部
ポリオキシエチレン(15モル付加)オレイルエーテル 0.3重量部
水(粧原基) 残余
合計 100重量部
本実施例2は実施例1と同様に、従来のローションに比較してエタノールの配合量がかなり多く、そのために皮膚の角質層を軟化する作用をもち、浸透生に優れ、痒み止めに優れるローションとして有用である。
【0020】
実施例3
〈クリーム〉
粧原基を満たす以下の成分を以下の配合に従って混合し、クリームを製造した。
Figure 2005002013
【0021】
実施例4
〈乳液〉
粧原基を満たす以下の成分を以下の配合に従って混合し、乳液を製造した。
Figure 2005002013

Claims (6)

  1. 有効成分として植物抽出物であるアルテア、アルニカ、コンフリー、シナノキ、ドクダミ又はボタンの中の少なくとも1種を含有することを特徴とする化粧料組成物
  2. 消炎成分としてグリチルリチン酸ジカリウムを含有する請求項1記載の化粧料組成物
  3. 1,3ブチレングリコールを含有する請求項1又は請求項2記載の化粧料組成物
  4. カンフルを含有する請求項1乃至請求項3記載の化粧料組成物
  5. メントールを含有する請求項1乃至請求項4記載の化粧料組成物
  6. 10重量部〜25重量部のエタノールを含有する請求項1乃至請求項5記載の化粧料組成物
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