JP2005001437A - 摩擦駆動コンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】上下方向のカーブ経路部においても搬送用走行体を摩擦駆動できる摩擦駆動コンベヤを提供すること。
【解決手段】摩擦駆動輪11を搬送用走行体2の棒状体5の側部に形成された摩擦被動面10aに当接させて当該搬送用走行体1を推進させるようにした摩擦駆動コンベヤであって、搬送用走行体1の棒状体5に走行方向と平行にガイドレール部16が併設され、前記棒状体5がガイドレール2と平行にならない上下方向のカーブ経路部UCには、上下方向の移動と上下方向の傾動とが可能な可動部材25が配設され、この可動部材25に摩擦駆動輪28が軸支されると共に、棒状体5のガイドレール部16に係合して、当該摩擦駆動輪28が棒状体5の摩擦被動面10aに平行姿勢で当接するように前記可動部材25の位置及び姿勢を制御するローラー29a〜30bが設けられた構成。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行経路脇に配設された摩擦駆動輪によって搬送用走行体を摩擦駆動して走行させる摩擦駆動コンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
摩擦駆動コンベヤ、即ち、ガイドレールで案内される搬送用走行体が走行方向と平行な棒状体、所謂ロードバーを備え、搬送用走行体の走行経路脇に配設した摩擦駆動輪を前記ロードバーの側部に形成された摩擦被動面に当接させて当該搬送用走行体を推進させるようにした摩擦駆動コンベヤは、床上走行台車型のコンベヤや天井走行型のトロリーコンベヤなど、各種のものが知られているが、特に天井走行型のトロリーコンベヤにおいては、トロリーでガイドレールに支持される搬送用走行体の走行経路の床面上高さを一定にしないで、被搬送物の積み下ろしや床面上の既設設備を回避するなどの目的で部分的に変えることが一般的に行われている。
【0003】
而して、天井走行型のトロリーコンベヤとして使用される摩擦駆動コンベヤは、例えば特許文献1に記載されるように従来周知であるが、従来のこの種の摩擦駆動コンベヤは、搬送用走行体(ロードバー)がガイドレールと平行に走行する経路部にのみ摩擦駆動輪が配設できるものであった。なぜならば、ガイドレールが上下方向にカーブする所謂バーチカルターン部では、走行する搬送用走行体のロードバーとガイドレールとの間の間隔やガイドレールに対するロードバーの姿勢が走行に伴って時々刻々変化するので、従来周知の一定位置に一定姿勢で配置された摩擦駆動輪では、前記ロードバーの摩擦被動面と摩擦駆動輪とが上下方向に外れたり、仮にロードバー(摩擦被動面)の上下巾を大巾に広げて両者が外れるのを防止することができても、両者の相対姿勢の変化で摩擦駆動輪に大きなスラスト荷重が作用してロードバー(摩擦被動面)や摩擦駆動輪の磨耗、延いては耐用寿命が著しく短縮される。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−48531号公報
【0005】
勿論、バーチカルターン部の前後外側に従来の摩擦駆動輪を配設し、搬送用走行体のロードバーとして中間に上下方向の関節部を備えた長尺のロードバーを設け、バーチカルターン部の直前の摩擦駆動輪から当該ロードバーが外れる前にバーチカルターン部の直後の摩擦駆動輪にロードバーの前端が作用するように構成することも考えられるが、この搬送用走行体で吊下搬送する被搬送物の長さが短い場合でも、中間に上下方向の関節部を備えた長尺のロードバーとこのロードバーを吊り下げる3つ以上のトロリーが必須要件となり、設備コストの大巾アップだけでなく、ストレージその他に関連して種々の問題点が生じる。換言すれば、従来の天井走行型のトロリーコンベヤとして使用される摩擦駆動コンベヤでは、バーチカルターン部を含む走行経路の全域において搬送用走行体を摩擦駆動することは実用上無理があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る摩擦駆動コンベヤを提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、ガイドレール2で案内される搬送用走行体1が走行方向と平行な棒状体5を備え、搬送用走行体1の走行経路脇に配設した摩擦駆動輪11を前記棒状体5の側部に形成された摩擦被動面10aに当接させて当該搬送用走行体1を推進させるようにした摩擦駆動コンベヤであって、前記搬送用走行体1の棒状体5に走行方向と平行にガイドレール部16が併設され、前記棒状体5が前記ガイドレール2と平行にならない上下方向のカーブ経路部UC,TCには、上下方向の移動と上下方向の傾動とが可能な可動部材25が配設され、この可動部材25に摩擦駆動輪28が軸支されると共に、前記棒状体5のガイドレール部16に係合して、当該摩擦駆動輪28が前記棒状体5に対し平行姿勢でその摩擦被動面10aに当接するように前記可動部材25の位置及び姿勢を制御する被ガイド部(ガイドローラー29a〜30b)が当該可動部材25に設けられた構成となっている。
【0007】
上記構成の本発明を実施する場合、前記棒状体5のガイドレール部16は、当該棒状体5の摩擦被動面10aを上下から挟む上下一対のレール部材16a,16bから構成し、前記可動部材25の被ガイド部は、前記摩擦駆動輪28の前後両側で前記上下のレール部材16a,16b間に嵌合する、それぞれ走行方向2つずつのローラー29a〜30bから構成することができる。
【0008】
又、前記可動部材25を、接近移動してくる前記棒状体5のガイドレール部16に前記被ガイド部(ガイドローラー29a〜30b)が係合し得る初期位置及び姿勢に保持する位置及び姿勢保持手段34を併設しておくことができる。
【0009】
又、前記可動部材25に軸支された摩擦駆動輪28との間で前記棒状体5を挟むバックアップローラー31を配設することができる。この場合、バックアップローラー31も上下方向の移動と上下方向の傾動とが可能な第二可動部材26に軸支し、この第二可動部材26にも前記棒状体5に設けられたガイドレール部17に係合して当該第二可動部材26の位置及び姿勢を制御する被ガイド部(ガイドローラー32a〜33b)を設けておくことができる。この場合、摩擦駆動輪28を軸支した第一可動部材25と前記第二可動部材26とを、少なくとも上下方向移動に関して互いに連動させる連動手段(支軸20)を併設することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1及び図2において、1はトロリーコンベヤ方式の搬送用走行体であって、天井側に架設されたガイドレール2に前後2つのトロリー3,4で吊り下げられた棒状体5に被搬送物Wの支持手段6を、水平走行時には被搬送物支持手段6を前後一対の支持軸7a,7bで安定的に支持するが上り又は下りの傾斜経路部では一方の支持軸7a又は7bを支点とする被搬送物支持手段6の重力に伴う前後揺動を許して、被搬送物支持手段6を常に垂直に吊り下げることのできる吊下手段8を介して吊り下げたものである。9は走行経路脇の適所に配設された摩擦駆動手段であって、前記棒状体5の左右両側に形成された摩擦被動面10a,10bのうち、一方の摩擦被動面10aに圧接する摩擦駆動輪11とこれを回転駆動するモーター12、及び他方の摩擦被動面10bに圧接するバックアップローラー13とから構成されている。
【0011】
尚、上記の搬送用走行体1は一例に過ぎず、走行方向と平行で側面に摩擦被動面を備えた棒状体を有する搬送用走行体であれば、如何なる構成の搬送用走行体であっても良い。この実施形態の搬送用走行体1は、水平方向のカーブ経路部での走行を可能ならしめるために、トロリー3,4は、垂直支軸14a,14bの周りに相対回転自在に棒状体5を吊り下げると共に、上下方向のカーブ経路部での走行を可能ならしめるために、トロリー3,4は、棒状体5に対して左右水平支軸15a,15bの周りに相対揺動自在に棒状体5を吊り下げている。又、図示の実施形態では、1本の棒状体で搬送用走行体1の全長をカバーさせているが、被搬送物Wが長尺物である場合などには、当該棒状体5の前後両端又は何れか一端に別の棒状体を適当な関節機構を介して接続し、この接続棒状体の遊端部を支持するトロリーを設けて、全長を長くした棒状体を備える搬送用走行体であっても良い。この場合、接続棒状体を含む棒状体全長にわたって実質的に連続する摩擦被動面が形成される。
【0012】
上記の搬送用走行体1における前記棒状体5には、一方の摩擦被動面10aのためのガイドレール部16と、他方の摩擦被動面10bのためのガイドレール部17とが設けられている。これら両ガイドレール部16,17は、摩擦被動面10a,10bをそれぞれ上下から挟むように当該棒状体5の上下両側面に左右横方向に張り出すように取り付けられた上下一対のレール部材16a,16b及び17a,17bから構成されている。又、これら上下一対のレール部材16a,16b及び17a,17bの走行方向前後両端部は、図1に示すように、後述のガイドローラーをレール部材16a,16b間及び17a,17b間に導入させるために上下外側に傾斜させて上下間隔を広げている。
【0013】
上記の摩擦駆動手段9は、この摩擦駆動手段9の配設位置に進入した搬送用走行体1を、その棒状体5の摩擦被動面10aに当接する摩擦駆動輪11の回転により前方に推進させるものであるから、走行経路中の各搬送用走行体1を所定の間隔を隔てて等速走行させるときは、当該摩擦駆動手段9を搬送用走行体1の走行方向に関して棒状体5の全長と同一か又は若干短い間隔で配設すれば良い。このときバックアップローラー13は、棒状体5が摩擦駆動輪11から離れる方向に揺れ動くのを防止して、摩擦被動面10aと摩擦駆動輪11との間の摩擦力を高めるのであるが、被搬送物Wの重量など、搬送条件によっては省くことが可能である。
【0014】
而して、上記の搬送用走行体1の走行経路中に、図3〜図6に示すように上り傾斜経路部Vが組み込まれている場合、この上り傾斜経路部Vの前後のカーブ経路部UC,TC内に位置する搬送用走行体1の棒状体5は、当該カーブ経路部UC,TCに配設されているガイドレール2に対して平行姿勢ではなくなる。このようにガイドレール2に対して棒状体5が平行ではなくなる走行経路領域に配設される摩擦駆動手段、図示例では、前後のカーブ経路部UC,TCの前後両端付近に配設される摩擦駆動手段として、上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dが配設されている。図示の上り傾斜経路部Vは、搬送用走行体1の全長(棒状体5の全長)に比較して十分に長い経路長を有するものであるから、その中間位置には、摩擦駆動輪11及びバックアップローラー13がガイドレール2と平行な状態に位置固定された、図1及び図2に記載した摩擦駆動手段9が配設されているが、上り傾斜経路部Vの経路長が短いときは、当該摩擦駆動手段9は省くことができる。
【0015】
前記上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dは、図7〜図9に示すように、ガイドレール2の上側を横断するフレーム19に支承された左右水平横断支軸20の両端に取り付けられて、当該支軸20を介して互いに連動連結され且つ下端部が搬送用走行体1の走行方向側に位置するように傾斜する左右一対の上下動アーム21,22と、各上下動アーム21,22の下端部に左右水平支軸23,24で長さ方向の中央位置が上下揺動自在に軸支された左右一対の可動部材25,26と、一方の可動部材25の長さ方向中央位置に垂直支軸で軸支され且つ当該可動部材25に支持されたモーター27に連動連結された摩擦駆動輪28と、この駆動摩擦輪28の前後両側で可動部材25に左右水平支軸で軸支された各2つのガイドローラー29a,29b及び30a,30bと、他方の可動部材26の長さ方向中央位置に垂直支軸で軸支されバックアップローラー31と、このバックアップローラー31の前後両側で可動部材26に左右水平支軸で軸支された各2つのガイドローラー32a,32b及び33a,33bと、両可動部材25,26を初期位置及び姿勢に保持する手段34,35とから構成されている。
【0016】
両可動部材25,26の位置及び姿勢保持手段34,35は、上下動アーム21,22を図9に示す一定姿勢に保持する一対の圧縮コイルスプリング36a,36b及び37a,37bと、この上下動アーム21,22に対して各可動部材25,26をそれぞれ一定姿勢に保持する一対の引張コイルスプリング38a,38b及び39a,39bとから構成されている。
【0017】
一対の圧縮コイルスプリング36a,36b及び37a,37bは、支軸20を支承するフレーム19の両端に固着された板体19a,19bから上下動アーム21,22を挟むように突設されたバネ受け座40a,40b及び41a,41bと上下動アーム21,22との間に、両バネ受け座40a,40b間及び41a,41b間に架設され且つ上下動アーム21,22を貫通するガイド軸42,43に遊嵌される状態で介装されている。尚、両上下動アーム21,22は、先に説明したように、支軸20によって互いに連動連結されているので、圧縮コイルスプリング36a,36bと37a,37bとの内、何れか一方を省くこともできる。
【0018】
一対の引張コイルスプリング38a,38b及び39a,39bは、各可動部材25,26の上側でこれら各可動部材25,26とほぼ平行に配置され且つ上下動アーム21,22に中間部が固着された部材44,45の両端とその下側の前記可動部材25,26との間に、水平支軸23,24に対して前後振り分け状に介装されている。
【0019】
図3〜図6に示された各上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dは、これらに接近移動してくる搬送用走行体1の棒状体5の前端が、摩擦駆動輪28とバックアップローラー31との間に進入する前に、これら摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31の後側に位置するガイドローラー29a,29b及び33a,33bが当該棒状体5に付設の上下のレール部材16a,16b間及び17a,17b間に進入することができるように、各上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dごとに、両可動部材25,26のガイドレール2に対する初期位置及び姿勢が前記位置及び姿勢保持手段34,35によって決められている。
【0020】
而して、図3に示すように、下側カーブ経路部UC内の入り口側に設けられた上下カーブ対応摩擦駆動手段18Aの摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31によって上り傾斜経路部V側へ摩擦駆動している搬送用走行体1の前側トロリー3がガイドレールの下に凸の円弧状部を走行して斜め上方に走行方向を変えるに従って、当該搬送用走行体1の棒状体5が前上がりに傾斜しながらガイドレール2に接近移動することになるが、この棒状体5側のレール部材16a〜17bに可動部材25,26側のガイドローラー29a〜30b及び32a〜33bが嵌合しているので、棒状体5の位置及び姿勢の変化に伴って、上下動アーム21,22がスプリング36a〜37bの付勢力に抗して支軸20の周りで上下揺動すると共に、その上下動アーム21,22に対して可動部材25,26がスプリング38a〜39bの付勢力に抗して支軸23,24の周りで傾動することにより、ガイドレール2に対する棒状体5の位置及び姿勢の変化に追従して可動部材25,26の位置及び姿勢が自動的に変えられ、棒状体5の左右両摩擦被動面10a,10bに対する摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31の当接位置及び姿勢は変化せず、一定に維持される。従って、当該上下カーブ対応摩擦駆動手段18Aによる搬送用走行体1のカーブ経路部UC内での摩擦駆動作用は円滑確実に行われる。
【0021】
図4に示すように、当該搬送用走行体1の前端が上り傾斜経路部Vの入口付近の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Bに到着すると、当該上下カーブ対応摩擦駆動手段18Bの初期位置及び姿勢にある摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31の後側のガイドローラー30a,30b及び33a,33bが搬送用走行体1の棒状体5の上下のレール部材16a,16b間及び17a,17b間に相対的に進入し、これに伴って当該上下カーブ対応摩擦駆動手段18Bの可動部材25,26の位置及び姿勢、即ち、摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31の位置及び姿勢が、進入してくる搬送用走行体1の棒状体5に適合する位置及び姿勢に変化してゆく。この動作は、上下動アーム21,22がスプリング36a〜37bの付勢力に抗して支軸20の周りで上下揺動することと、その上下動アーム21,22に対して可動部材25,26がスプリング38a〜39bの付勢力に抗して支軸23,24の周りで傾動することによって行われる。
【0022】
図4に示すように、搬送用走行体1の前側トロリー3が下側カーブ経路部UCの出口に近づいて、当該搬送用走行体1の棒状体5の前端部が上下カーブ対応摩擦駆動手段18Bの摩擦駆動輪28とバックアップローラー31との間に進入し、当該摩擦駆動輪28による摩擦駆動が開始されたとき、当該搬送用走行体1の棒状体5の後端部が上下カーブ対応摩擦駆動手段18Aの摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31から離間し始める。
【0023】
後ろ側の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Aから離れた搬送用走行体1は、前側の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Bによって上り傾斜経路部V内へ押し進められるが、後側のトロリー4がカーブ経路部UCにおけるガイドレール2の下に凸の円弧状部から脱出するまでは、搬送用走行体1の棒状体5のガイドレールに対する位置及び姿勢は変化する。このときの棒状体5の位置及び姿勢の変化に伴って、上下カーブ対応摩擦駆動手段18Bにおける可動部材25,26の位置及び姿勢は、その前後それぞれ2つのガイドローラー29a〜30b及び32a〜33bとレール部材16a〜17bとの嵌合により追従変化し、摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31は常に棒状体5の左右両摩擦被動面10a,10bに対して正常に当接し、搬送用走行体1を上り傾斜経路部Vの上方へ推進させる。
【0024】
搬送用走行体1の棒状体5から離れた後ろ側の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Aは、その可動部材25,26(摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31)が前記位置及び姿勢保持手段34,35によって決められる初期位置及び姿勢(図3参照)に自動復帰し、次の搬送用走行体1の摩擦駆動に備える。
【0025】
図5に示すように、下側カーブ経路部UC内の出口側の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Bのみによって上り傾斜経路部Vの方向に摩擦駆動される搬送用走行体1は、その棒状体5の前端が上り傾斜経路部Vの途中に配設されている摩擦駆動手段9に到達することにより当該摩擦駆動手段9に引き継がれ、当該摩擦駆動手段9の摩擦駆動輪11とバックアップローラー13とにより上り傾斜経路部Vを上方に推進される。
【0026】
次に、図6に基づいて、上り傾斜経路部Vから上側水平経路部THへの搬送用走行体1の摩擦駆動について説明すると、上記の搬送用走行体1の棒状体5の前端が上側カーブ経路部TC内に進入すると、当該棒状体5の前端が上側カーブ経路部TC内の入り口側に配設されている上下カーブ対応摩擦駆動手段18Cの初期位置及び姿勢に保持されている可動部材25,26の摩擦駆動輪28とバックアップローラー31との間に入り込み、同時に当該棒状体5の後端は、上り傾斜経路部V内に配設されている摩擦駆動手段9から離れる。従って、当該搬送用走行体1は、引き続き上下カーブ対応摩擦駆動手段18Cによって摩擦駆動されて上側カーブ経路部TC内に押し進められる。そして、この搬送用走行体1の前側トロリー3がガイドレール2の上に凸の円弧状部を走行するとき、棒状体5の位置及び姿勢が変化するが、図3に示す下側水平経路部UHの出口付近の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Aと同様の動作により、当該上下カーブ対応摩擦駆動手段18Cの可動部材25,26(摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31)の位置及び姿勢が棒状体5の位置及び姿勢の変化に追従して自動的に変化し、当該上下カーブ対応摩擦駆動手段18Cによる搬送用走行体1の摩擦駆動作用は支障なく継続される。
【0027】
搬送用走行体1の棒状体5の前端が上側カーブ経路部TC内の出口側の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Dに到達すると、この上下カーブ対応摩擦駆動手段18Dの後ろ側それぞれ2つのガイドローラー30a,30b及び33a,33bと棒状体5側のレール部材16a〜17bとの嵌合により、当該棒状体5の前端が、上下カーブ対応摩擦駆動手段18Dの初期位置及び姿勢に保持されている可動部材25,26の摩擦駆動輪28とバックアップローラー31との間に進入し、この搬送用走行体1はこの上下カーブ対応摩擦駆動手段18Dによって摩擦駆動を受けると共に、後ろ側の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Cからは棒状体5が離れる。従って、後ろ側の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Cでは、位置及び姿勢保持手段34,35によって可動部材25,26(摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31)が初期位置及び姿勢に戻され、後続の搬送用走行体1の受入態勢となる。
【0028】
搬送用走行体1の摩擦駆動を開始した前記上下カーブ対応摩擦駆動手段18Dにおいては、後側のトロリー4が上側カーブ経路部TCにおけるガイドレール2の上に凸の円弧状部から脱出するまでは、搬送用走行体1の走行に伴ってガイドレール2に対する位置及び姿勢が変化する当該搬送用走行体1の棒状体5に追従して、図3に示す上り傾斜経路部Vの入口付近の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Bと同様の動作により、可動部材25,26(摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31)の位置及び姿勢が自動的に変化し、当該上下カーブ対応摩擦駆動手段18Dによる搬送用走行体1の摩擦駆動作用は支障なく継続される。
【0029】
上側カーブ経路部TC内の出口側の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Dによって上側水平経路部THの方向に押し進められる搬送用走行体1は、その棒状体5の前端が当該上側水平経路部TH内に配設された最初の摩擦駆動手段9に到達すると、当該搬送用走行体1の棒状体5の後端が上下カーブ対応摩擦駆動手段18Dから離れると同時に当該摩擦駆動手段9の摩擦駆動輪11とバックアップローラー13とによる摩擦駆動作用を受け、引き続きこの摩擦駆動手段9で上側水平経路部THにおいて推進される。棒状体5が離脱した上下カーブ対応摩擦駆動手段18Dにおいては、その可動部材25,26(摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31)が前記位置及び姿勢保持手段34,35によって決められる初期位置及び姿勢に復帰し、次の搬送用走行体1の受入態勢となる。
【0030】
尚、各上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dにおいて、摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31の後ろ側のガイドローラー30a,30b及び33a,33bは、先に説明した通り、接近移動してくる棒状体5のレール部材16a〜17bと協同して当該棒状体5の前端を摩擦駆動輪28とバックアップローラー31との間に誘導するのに役立っており、摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31の前側のガイドローラー29a,29b及び32a,32bは、各上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dから棒状体5が前方に離れてゆくときに、摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31が棒状体5から離脱するまで当該棒状体5のレール部材16a〜17bと協同して、これら摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31をそのときの棒状体5に適合する位置と姿勢に保持するのに役立っている。従って、摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31は、棒状体5に作用する領域内にある限り、当該棒状体5の摩擦被動面10a,10bに対し好適な位置と姿勢を保って当接することができる。
【0031】
上記実施形態では、カーブ経路部UC,TC内の前後両端部、即ち、対応するガイドレールの下に凸又は上に凸の円弧状部から前後外側に離れた箇所に、上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dを配設している。このように構成する場合、先に説明したように各上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dの可動部材25,26(摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31)の初期位置及び姿勢を、その位置でのガイドレール2に対する相対関係が水平経路部に位置固定的に配設される摩擦駆動手段9の摩擦駆動輪11及びバックアップローラー13のガイドレール2に対する相対関係と同一になるように設定しておくことにより、上り傾斜経路部Vを上から下に搬送用走行体1を走行させるときにも、各上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dに対して搬送用走行体1の棒状体5を比較的無理なく進入させ、その摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31で当該棒状体5(搬送用走行体1)の摩擦駆動を開始させることができる。
【0032】
しかしながら、カーブ経路部UC,TCの曲率が大きくてその経路長が長いために、このカーブ経路部UC,TC内の前後両端部の2つの上下カーブ対応摩擦駆動手段18A,18B間及び18C,18D間の距離が搬送用走行体1の棒状体5の全長より長くなるときは、図11に示すように、当該カーブ経路部UC(TC)内の中間位置にも、上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dと同一構成の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Eを配設すれば良い。
【0033】
尚、上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dの具体構造は、上記実施形態のものに限定されない。例えば、水平経路部に配設される摩擦駆動手段9と同様に、バックアップローラー31は搬送条件によっては省くことができる。又、上下動アーム21,22に代えて、ガイドレール2に対してほぼ直交する向きに直線状に昇降移動自在な昇降部材を設け、この昇降部材に前記可動部材25,26を水平支軸23,24の周りに傾動自在に軸支することもできる。更に、図示省略しているが、摩擦駆動輪11が位置固定的に配設される従来の摩擦駆動手段9にも採用されているように、摩擦駆動輪28を棒状体5の摩擦被動面10aに対する遠近方向に移動可能に可動部材25に支持すると共に、当該摩擦駆動輪28を棒状体5の摩擦被動面10aに圧接させる付勢手段を併設することができる。
【0034】
又、上記実施形態のように上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dを配設する場合、図4及び図6で明らかなように、下向きに凸のカーブ経路部UC内の前後両端部に配設されている上下カーブ対応摩擦駆動手段18A,18Bと上向きに凸のカーブ経路部TC内の前後両端部に配設されている上下カーブ対応摩擦駆動手段18C,18Dとでは、搬送用走行体1の棒状体5を受け入れるときの可動部材25,26(摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31)の初期位置及び姿勢に対して当該棒状体5が通過し終わるまでの可動部材25,26の位置及び姿勢の変化する方向が互いに逆方向で且つ一定である。従って、上記実施形態では、位置及び姿勢保持手段34,35を、中立位置から上下何れの方向にも付勢力に抗して位置及び姿勢を変えられるように構成しているが、各上下カーブ対応摩擦駆動手段18A〜18Dごとに、初期位置及び姿勢にある可動部材25,26(摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31)が上下何れか必要な方向にのみ付勢力に抗して位置及び姿勢が変化できるように構成することもできる。
【0035】
例えば、図6に示す上側水平経路部THの入口付近の上下カーブ対応摩擦駆動手段18Dでは、摩擦駆動輪28(バックアップローラー31)は初期位置及び姿勢に対してガイドレール2に接近する上方への位置の変化と搬送用走行体1の移動方向側がガイドレール2に接近する方向の姿勢変化しか伴わないので、例えば図10に示すように、位置及び姿勢保持手段34(35)として、上下動アーム21(22)が初期位置から下方へ揺動するのを阻止するストッパー46と、当該ストッパー46に押圧する初期位置へ当該上下動アーム21(22)を付勢するスプリング(例えば圧縮コイルスプリング)47とを設けると共に、上下動アーム21(22)に軸支された可動部材25(26)に対しては、その搬送用走行体1の移動方向とは反対側(後端部)が初期姿勢から上方に傾動するのを阻止するストッパー48と、当該ストッパー48に当接する初期姿勢へ当該可動部材25(26)を付勢するスプリング(例えば引張コイルスプリング)49とを設けることができる。
【0036】
更に、可動部材25,26に設ける被ガイド部として、摩擦駆動輪28及びバックアップローラー31の前後の位置で可動部材25,26にそれぞれ2つのガイドローラー29a〜30b及び32a〜33bを軸支したが、この被ガイド部の構成は、棒状体5側に設けるガイドレール部の構成に応じて変えることができ、実施形態のガイドローラー29a〜30b及び32a〜33bに限定されるものではない。
【0037】
又、上記実施形態では、本発明を天井走行型のトロリーコンベヤに応用したものを例示したが、床上走行台車型のコンベヤにも適用できることは勿論である。この場合は、床側に配設されたガイドレール上に移動可能に支持される搬送用台車(搬送用走行体)の下側に、摩擦被動面を備えた前記摩擦駆動用棒状体5が配設されるのが一般的である。
【0038】
【発明の効果】
本発明は以上のように実施し且つ使用することが出来るものであって、係る本発明の摩擦駆動コンベヤによれば、搬送用走行体の棒状体(ロードバー)に走行方向と平行に設けたガイドレール部と摩擦駆動輪が軸支される可動部材に設けた被ガイド部との係合により、前記棒状体が前記ガイドレールと平行な姿勢を維持できない上下方向のカーブ経路部(バーチカルターン部)において、摩擦駆動輪が前記棒状体に対し平行姿勢でその摩擦被動面に当接するように前記可動部材(摩擦駆動輪)の位置及び姿勢を制御するようにしたので、上下方向のカーブ経路部において搬送用走行体を摩擦駆動することができる。
【0039】
従って、上下方向のカーブ経路部の外側に摩擦駆動手段を配設しなければならい場合と比較して、中間に上下方向の関節部を備えた長尺のロードバーを設ける必要がなくなり、搬送方向の長さが短い被搬送物であれば、その被搬送物の長さに見合った短い長さの、しかも中間に関節部を持たない、実施形態で示したような棒状体(ロードバー)を使用して搬送用走行体を構成することができ、上下方向のカーブ経路部を含む走行経路の全域において搬送用走行体を摩擦駆動することができる天井走行型のトロリーコンベヤ形式の摩擦駆動コンベヤを、簡単な構成で安価に実用化することができる。又、上下方向のカーブ経路部内に本発明に従って構成された複数の上下カーブ対応の摩擦駆動手段を配設することにより、急角度(例えば90度又はそれに近い角度)の上下方向カーブ経路でも搬送用走行体を確実に摩擦駆動することができる。
【0040】
尚、請求項2に記載の構成によれば、本発明を簡単な構成で実施することができる。又、請求項3に記載の構成によれば、搬送用走行体の棒状体側のガイドレール部と摩擦駆動輪を軸支する可動部材側の被ガイド部との係合を確実且つ円滑に行わせることができる。
【0041】
更に、摩擦駆動輪との間で搬送用走行体側の棒状体を挟むバックアップローラーを必要とする場合でも、請求項4に記載の構成によれば、容易に実施することができる。この場合に請求項5に記載の構成を採用することにより、バックアップローラーの少なくとも上下位置の自動制御を確実に行わせることができると共に、付勢手段の構成を簡単にすることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井走行型のトロリーコンベヤとして使用される摩擦駆動コンベヤの一般的な構成を説明する側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】本発明一実施形態の上り傾斜経路部に接近した位置での搬送用走行体の摩擦駆動の状況を説明する概略側面図である。
【図4】同上り傾斜経路部の入り口側のカーブ経路部内を走行する搬送用走行体の摩擦駆動の状況を説明する概略側面図である。
【図5】同上り傾斜経路部の入り口付近での搬送用走行体の摩擦駆動の状況を説明する概略側面図である。
【図6】同上り傾斜経路部の出口付近での搬送用走行体の摩擦駆動の状況を説明する概略側面図である。
【図7】本発明に従って構成された上下カーブ対応摩擦駆動手段の一実施形態を示す正面図である。
【図8】同上下カーブ対応摩擦駆動手段の一実施形態を示す摩擦駆動輪側の側面図である。
【図9】同上下カーブ対応摩擦駆動手段の一実施形態を示すバックアップローラー側の側面図である。
【図10】上下カーブ対応摩擦駆動手段の変形例を示す摩擦駆動輪側の側面図である。
【図11】上下カーブ経路部に対する上下カーブ対応摩擦駆動手段の配置の変形例を説明する概略側面図である。
【符号の説明】
1 トロリーコンベヤ方式の搬送用走行体
2 ガイドレール
3,4 搬送用走行体のトロリー
5 搬送用走行体の摩擦駆動用棒状体(ロードバー)
9 一般型の摩擦駆動手段
10a,10b 棒状体両側の摩擦被動面
11,28 摩擦駆動輪
12,27 摩擦駆動輪の駆動用モーター
13,31 バックアップローラー
16,17 棒状体側のガイドレール部
16a〜17b レール部材
V 上り傾斜経路部
UC,TC カーブ経路部
UH,TH 水平経路部
18A〜18E 上下カーブ対応摩擦駆動手段
20 水平支軸(連動手段)
21,22 上下動アーム
23,24 支軸
25,26 可動部材
29a〜30b、32a〜33b ガイドローラー
34,35 可動部材の位置及び姿勢保持手段
36a〜39b,47,49 スプリング(付勢手段)
46,48 ストッパー

Claims (5)

  1. ガイドレールで案内される搬送用走行体が走行方向と平行な棒状体を備え、搬送用走行体の走行経路脇に配設した摩擦駆動輪を前記棒状体の側部に形成された摩擦被動面に当接させて当該搬送用走行体を推進させるようにした摩擦駆動コンベヤであって、前記搬送用走行体の棒状体に走行方向と平行にガイドレール部が併設され、前記棒状体が前記ガイドレールと平行にならない上下方向のカーブ経路部には、上下方向の移動と上下方向の傾動とが可能な可動部材が配設され、この可動部材に摩擦駆動輪が軸支されると共に、前記棒状体のガイドレール部に係合して、当該摩擦駆動輪が前記棒状体に対し平行姿勢でその摩擦被動面に当接するように前記可動部材の位置及び姿勢を制御する被ガイド部が当該可動部材に設けられている、摩擦駆動コンベヤ。
  2. 前記棒状体のガイドレール部は、当該棒状体の摩擦被動面を上下から挟む上下一対のレール部材から構成され、前記可動部材の被ガイド部は、前記摩擦駆動輪の前後両側で前記上下のレール部材間に嵌合する、それぞれ走行方向2つずつのローラーから構成されている、請求項1に記載の摩擦駆動コンベヤ。
  3. 前記可動部材を、接近移動してくる前記棒状体のガイドレール部に前記被ガイド部が係合し得る初期位置及び姿勢に保持する位置及び姿勢保持手段が併設されている、請求項1又は2に記載の摩擦駆動コンベヤ。
  4. 前記可動部材に軸支された摩擦駆動輪との間で前記棒状体を挟むバックアップローラーが配設され、このバックアップローラーも上下方向の移動と上下方向の傾動とが可能な第二可動部材に軸支され、この第二可動部材にも前記棒状体のガイドレール部に係合して当該第二可動部材の位置及び姿勢を制御する被ガイド部が設けられている、請求項1〜3の何れかに記載の摩擦駆動コンベヤ。
  5. 摩擦駆動輪を軸支した第一可動部材と前記第二可動部材とを、少なくとも上下方向移動に関して互いに連動させる連動手段が併設されている、請求項4に記載の摩擦駆動コンベヤ。
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