JP2005000586A - カードケース - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、複数枚のカードを収容することができ、しかも、収容したカードの残り枚数に関係なく、必要に応じて各カードを円滑に順次取り出すことのできるカードケースを提供する。
【解決手段】複数枚のカードを積層状態にして収容する箱状の収容部を備えたカードケースであって、前記収容部は、積層状態にある前記複数枚のカードの端面に対向する側壁部にスリット状の取出口が形成され、積層状態にある複数枚のカードの面に対向する一対の対向部の少なくとも何れか一方に、カードを面方向にスライドさせる開口したスライド窓が形成され、該一対の対向部は、面方向にスライドしたカードを取出口に案内する案内部を備えてなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚の名刺や会員カード等のカードを取り出し可能に収容するカードケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数枚の紙製の名刺や、プラスチック製の磁気カード(メンバーズカード、クレジットカード)等(以下、単にカードという)を取り出し可能に収容するカードケースとして種々のものが提供されている。
【0003】
かかるカードケースとしては、生地を縫製して袋状に形成したものや、樹脂を箱状に成形したものがあり、これらの何れおいても複数枚のカードを積層状態にして収容できるように構成されており、収容した複数枚のカードの端(積層状態にすることで形成されたカードの一端面)が露呈するように、取出口が形成されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2003―127578号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く、従来のカードケースは、積層状態にした複数枚のカードの全ての端面が露呈するように取出口が形成されているため、少数枚のカード(例えば、カードが名刺である場合には、一枚)を出そうとしても、積層状態にしたカード同士の摩擦抵抗等により、必要以上の枚数のカード(大量のカード)がカードケースから出てしまう場合がある。
【0006】
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、複数枚のカードを収容することができ、しかも、収容したカードの残り枚数に関係なく、必要に応じて各カードを円滑に順次取り出すことのできるカードケースを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるカードケースは、上記課題を解決すべくなされたものであり、請求項1記載の如く、複数枚のカードを積層状態にして収容する箱状の収容部を備えたカードケースであって、前記収容部は、積層状態にある前記複数枚のカードの端面に対向する側壁部にスリット状の取出口が形成され、積層状態にある複数枚のカードの面に対向する一対の対向部の少なくとも何れか一方に、カードを面方向にスライドさせる開口したスライド窓が形成され、該一対の対向部は、面方向にスライドしたカードを取出口に案内する案内部を備えてなることを特徴とする。
【0008】
上記構成のカードケースによれば、収容部に複数枚のカードを収容した状態で、スライド窓から露呈するカードを、取出口の形成された側壁部に向けて面方向にスライドさせると、該カードは、案内部によって取出口に案内されることになる。そして、取出口は、スリット状に形成されているので、喩え、スライドさせたカード以外のカードが付いてきたとしても、取出口の許容する枚数(取出口のスリット幅に対応した枚数)のカードしか通過しないことになる。したがって、カードを一枚だけ取り出すようにするには、取出口のスリット幅をカード一枚分に設定すればよい。
【0009】
また、一対の対向部に上述の如く案内部を設けることで、取出口の形成位置や、収容されているカードの残り枚数に関係なく、カードを円滑に取出口に導いて取り出すことができる。
【0010】
また、請求項2記載の如く、前記スライド窓が一方の対向部に形成されるとともに、前記取出口が一方の対向部に沿って形成され、他方の対向部の案内部は、カードの一端が摺接可能に取出口に向かって傾斜した傾斜面から構成され、一方の対向部の案内部は、他方の対向部の案内部によって案内されてくるカードが接触するように、収容したカードの面と略平行な平面状に形成されることが好ましい。
【0011】
このようにすれば、スライド窓を介してカードを取出口の形成された側壁部に向けてスライドさせた際に、該スライドするカードには、他方の対向部に向けて押圧力が作用した状態となり、この状態で、該カードが他方の対向部の案内部に案内されると、カードの一端側は他方の対向部の案内部の傾斜に対応するように傾斜状態でスライドすることになる。そして、該カードの一端は、一方の対向部の平面状の案内部に接触した後、該案内部に沿った姿勢、すなわち、収容部に収容された姿勢に正された状態で取出口からでてくることになる。これにより、カードを体裁の整った姿勢で円滑に取り出すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態にかかるカードケースについて、添付図面を参酌しつつ説明する。
【0013】
本実施形態にかかるカードケースは、平面視略矩形状をなすカードである名刺を収容するものであり、所定形状に裁断した紙(厚紙や板紙等)を折り曲げ加工することにより形成されたものである。該カードケースは、図1、及び図2に示す如く、日常的に取り出す名刺Cを収容する収容部1と、該収容部1に名刺Cの補充を行うべく予備の名刺Cをストックしておくストック収容部2とを備えている。
【0014】
前記収容部1は、積層状態で収容した複数枚の名刺Cの面に対向する一対の対向部10a,10bと、収容した名刺Cの端面に対向する側壁部11a,11b,11c,11dとで構成され、平面視略矩形状をなす箱体で構成されている。
【0015】
前記一対の対向部10a,10bは、平面視矩形状に形成されており、一方の対向部10aには、長手方向に延びる長穴状のスライド窓12が形成されている。該スライド窓12は、当該スライド窓12から露呈する収容した名刺Cを長手方向(名刺Cの長手方向の一端と対向する側壁部11a(後述する取出側壁部)に向けて)にスライドさせるために設けられている。
【0016】
また、該一方の対向部10aは、短手方向の一端のみが、収容した名刺Cの短手方向の一端と対向する側壁部11b(以下、この側壁部を開放側壁部という)に連設され、該開放側壁部11bとともに当該収容部1を開閉できるように構成されており、名刺Cの補充を可能としている。また、該一方の対向部10aは、短手方向の他端が接続片13を介してストック収容部2に連結されている。
【0017】
該一対の対向部10a,10bは、収容した名刺Cを後述する取出口14に向けて案内する案内部15a,15bを備えており、本実施形態においては、一方の対向部10aの案内部15aが、平面状に形成され、他方の対向部10bの案内部15bは、傾斜面で構成されている。
【0018】
具体的には、一対の対向部10a,10bは、積層状態で収容した複数枚の名刺Cの面と略平行状態をなす収容内面16a,16bと、各収容内面16a,16bの一端から延びる前記案内部15a,15b(図3参照)とを備えている。
【0019】
一方の対向部10aの案内部15a(以下、第一案内部という)は、一端が収容内面16aの一端に接続され、収容内面16aと連続した平面で構成され、他方の対向部10bの案内部15b(以下、第二案内部という)は、収容内面16bの一端に接続された一端より他端側ほど第一案内部15a側に接近するように傾斜した傾斜面で構成され、他端が後述する壁部17の上端に接続されることで、傾斜状態を維持できるように構成されている。また、第一案内部15a、及び第二案内部15bは、互いに対向しており、第一案内部15aの他端と、第二案内部15bの他端は、第一案内部15aに対して直交方向の同一面(取出側壁部11a)上に位置している。
【0020】
なお、本実施形態にかかるカードケースは、上述の如く、紙を折り曲げ加工して形成したものであるので、他方の対向部10b(収容内面16b、及び第二案内部15b)、及び壁部17は、連続した紙を折り曲げることにより形成されており、壁部17と第二案内部15bとの接続部分は折り曲げ部分となっている。
【0021】
前記側壁部11a,11b,11c,11dは、名刺Cの外周を包囲するように、他方の対向部10bの各端縁に起立状態となるように延設されており、前記開放側壁部11bを含めて四面形成されている。
【0022】
四面の側壁部11a,11b,11c,11dのうち、収容した名刺Cの長手方向の一端面と対向する側壁部11a(以下、この側壁部を取出側壁部という)には、前記収容した名刺Cを取り出すためのスリット状の取出口14が形成されている。
【0023】
具体的には、取出側壁部11aは、取出口14と、壁部17とで構成されており、該壁部17は、高さが他の側壁部11b,11c,11dよりも低く設定されて他方の対向部10bに延設されており、一対の対向部10a,10bを対向させた状態で、一方の対向部10aの長手方向の一端縁(第一案内部15aの他端)と、該壁部17の上端との間(第一案内部15a,及び第二案内部15bの端縁間)にスリット状の隙間、すなわち、前記取出口14が形成されている。なお、本実施形態にかかる壁部17は、一枚の名刺Cが取出口14を通過できるように、前記取出口14のスリット幅(一対の案内部15a,15bの他端間の間隔)が、一枚の名刺Cの厚みと略同等、或いはそれよりやや広めとなるように高さ設定されている。
【0024】
前記取出側壁部11a、及び開放側壁部11bと対向する二面の側壁部11c,11dの上端には、他方の対向部10bと略平行をなすように支持部18が延設されいる。各側壁部11c,11dに延設された支持部18は、互いに貼り合わされて平面視L字状をなしている。このように支持部18を設けることで、名刺Cを補充できるようにした上で、該側壁部11c,11dの傾倒の防止を図るとともに、一方の対向部10aを閉じて収容部1を箱状となった際に、一方の対向部10aが他方の対向部10b側に落ち込むのを防止するようにしている。
【0025】
前記ストック収容部2は、所定枚数の名刺Cを積層状態にして収容できるように箱状に構成されており、収容した名刺Cの長手の一端(短手方向の一端)を露呈させるように一側面を開放してストック補充取出口20が形成されている。
【0026】
該ストック収容部2は、収容した名刺Cの面に対向する一方の平面部21における前記ストック補充取出口20を形成する一端が、前記収容部1の一方の対向部10aに連設された接続片13に連設されており、該接続片13を一方の平面部21の一端に沿って折り曲げることで、前記ストック補充取出口20を閉塞状態にしてストック用の名刺Cが脱落するのを防止できるようになっている。
【0027】
前記収容部1(一方の対向部10a)とストック収容部2とを接続する接続片13は、接続方向の幅が、ストック収容部2の高さと収容部1の高さとを略合算した長さに設定されており、収容部1を一方の対向部10aを閉じた状態にし、接続片13の幅方向の両端に沿って折り曲げることで、当該カードケースを二つ折りにした状態にすることができるようになっている。また、一方の対向部10aの他端とストック収容部2の一方の平面部21の一端とを接続片13で接続することで、上述の如く二つ折り状態にした際に、他方の対向部10bが一方の対向部10aとストック収容部2との間に折り込まれた態様となり、収容部1がみだりに開放状態とならず、また、接続片13によってストック収容部2のストック補充取出口20を閉ざすことができるようになっている。
【0028】
次に、収容部1からの名刺Cの取り出しについて図3を参照して説明する。なお、図3は、支持部18を省略した収容部1の概略縦断面図である。
【0029】
収容部1に収容した複数枚の名刺Cは、最下層の名刺Cが他方の対向部10bの収容内面16bに載置された状態で積層状態をなしており、最上層の名刺Cが一方の対向部10aの収容内面16aに対向し、スライド窓12を介して外部に露呈した状態となっている。
【0030】
そして、収容部1内の名刺Cの残量が減った状態でスライド窓12を介して指Fで最上層の名刺Cを取出側壁部11aに向けてスライドさせると、該カードCは、他方の対向部10bに向けて押圧された状態でスライドすることになり、その名刺Cの一端が第二案内部15bに接触する。そして、名刺Cをさらにスライドさせると、該名刺Cの先頭側(一端側)が第二案内部15bで案内されて傾斜した状態となる。そうすると、取出口14のスリット幅が、一枚の名刺Cの厚みと略同等に設定されているので、傾斜状態となった名刺Cの一端は、第一案内部15aに接触することになる。そして、その名刺Cをさらにスライドさせると、該名刺Cは、平面状の第一案内部15aに沿ってスライドすることになり、第一案内部15aによって姿勢が正された状態(収容部1内での収容状態の姿勢に矯正された状態)で取出口14から出てくることになる。
【0031】
この際、積層状態にした名刺C同士の摩擦抵抗により、最上層の名刺Cよりも下層の名刺Cが最上層の名刺Cに付いて取出側壁部11a側に移動しても、上述の如く、取出口14のスリット幅が、一枚の名刺Cの厚み程度に設定されているので、取出口14を通過することのできる枚数(本実施形態においては一枚)の名刺Cのみが取出口14から外部に出てくることになる。
【0032】
なお、収容部1内に収容した名刺Cの枚数が最大枚数(一対の対向部10a,10bの収容内面16a,16b間に介在できる最大枚数)である場合には、取出側壁部11aに向けてスライドさせた最上層の名刺Cは、第二案内部15bに案内されることなく、一方の対向部10aの平面状の第一案内部15aで案内され、まっすぐ取出口14から出てくることになる。
【0033】
以上のように、上記構成のカードケースによれば、一対の対向部10a,10bに名刺Cを取出口14に向けて案内する案内部(第一案内部15a、第二案内部15b)を設けたので、収容部1内に収容されている名刺Cのそれぞれを順次円滑に取り出すことができる。
【0034】
つまり、収容部1を複数枚の名刺Cを積層状態で収容するように構成し、該名刺Cを取り出す取出口14をスリット状に構成するだけでは、収容された名刺Cの枚数によっては、最上層の名刺Cをスライド窓12を介して取出側壁部11aに向けて面方向にスライドさせても、壁部17に衝突して取り出せなくなるといった事態が発生するが、本実施形態にかかるカードケースは、スライドさせる名刺Cを取出口14に案内する第一案内部15a、及び第二案内部15bが一対の対向部10a,10bに設けられているので、収容部1に残存する名刺Cの枚数に関係なく、収容された名刺Cの各々を、取出口14で通過可能な枚数で円滑に取り出すことができる。
【0035】
また、該カードケースは、収容部1の取出口14が、一枚の名刺Cの厚みと同等のスリット幅に設定されているので、該取出口14のスリット幅以上となる枚数の名刺Cが取出口14から外部に出るのを防止することができる。
【0036】
さらに、該カードケースは、一方の対向部10aにスライド窓12が形成されるとともに、スリット状の取出口14が該一方の対向部10aに沿って形成され、しかも第一案内部15aが平面状に形成され、第二案内部15bが傾斜面で構成されているので、収容部1内の名刺Cの残量を問わず、常に名刺Cをスライド方向で真っ直ぐな状態(体裁の整った姿勢)で取り出すことができる。
【0037】
さらに、上記カードケースは、紙を折り曲げて形成したので、低コストのものとなり、景品等にも最適なものになる。
【0038】
尚、本発明のカードケースは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0039】
上記実施形態において、ストック収容部2を設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、上記収容部1のみでカードケースを構成してもよい。
【0040】
上記実施形態において、第一案内部15a、及び第二案内部15bの他端を同一面上に位置させるとともに、取出口14のスリット幅を一枚の名刺Cの厚み程度に設定することで、第二案内部15bによって案内された名刺Cの一端が平面状の第一案内部15aに接触するようにし、該名刺Cの姿勢を正すようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、取出口14のスリット幅を本実施形態よりも広く設定するとともに、第一案内部15aの他端部が第二案内部15bの他端よりも外側に延出するように構成し、第二案内部15bで案内されてくる名刺Cが第一案内部15aに接触して姿勢が正されるようにしてもよい。また、取り出す名刺Cの姿勢を正す必要がなければ、必ずしも、第二案内部15bで案内される名刺Cが第一案内部15aに接触するように構成する必要はない。
【0041】
上記実施形態において、取出側壁部11aを壁部17及び取出口14とで構成し、他方の対向部10bの一端に起立状態で延設された壁部17の上端と一方の対向部10aの一端との間の隙間で前記取出口14を構成し、取出口14が一方の対向部10aに沿って形成されるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、一方の対向部10aの一端に上記壁部17と同様の構成の壁部を延設し、取出口14を他方の対向部10bに沿って形成するようにしてもよい。この場合、第一案内部15aを傾斜面で構成し、第二案内部15bを平面状に構成すればよい。また、一対の対向部10a,10bのそれぞれの一端に、対向する対向部10a,10bに向けて壁部を延設し、該壁部間に取出口14を形成するようにしてもよい。この場合、第一案内面及び第二案内面の両方を傾斜面で構成すれよい。つまり、取出口14の形成位置に対応して、第一案内部15a,第二案内部15bの両方を傾斜面で構成したり、一方を平面状にして他方を傾斜面で構成したりすれば、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
【0042】
上記実施形態において、スライド窓12を一方の対向部10aに設けたが、これに限定されるものではなく、スライド窓12は、例えば、他方の対向部10bに設けたり、一対の対向部10a,10bの両方に設けてもよい。この場合においても、第一案内部15a,及び第二案内部15bは、スライド窓12を介して名刺Cをスライドさせる際に、その名刺Cを取出口14に案内できるように構成することは勿論のことである。
【0043】
上記実施形態において、第二案内部15bを傾斜面で構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、他方の対向部10bの一端部に、短手方向に所定間隔を有して側面視三角形状の複数のリブ体を設けるようにしてもよい。この場合、リブ体の傾斜した端縁の一端を壁部17の上端に接続するとともに、他端を収容内面16bの一端に接続した状態にすれば、その傾斜した端縁が上記実施形態にかかる傾斜面に相当することになる。
【0044】
上記実施形態において、一方の対向部10aを開閉できるようにして収容部1内に名刺Cを補充できるように構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、取出側壁部11aと対向する側壁部11cを開閉できるようにしたり、上記実施形態にかかる開放側壁部11b、又はこれに対向する側壁部11dを開閉できるようにしてもよい。つまり、収容部1に名刺Cを補充できる構成は、種々形態を採用することができる。
【0045】
上記実施形態において、カードケース全体を紙で形成したが、これに限定されるものではなく、該カードケースは、金属板を折り曲げて形成したり、樹脂成形品で構成しても勿論よい。
【0046】
上記実施形態において、収容部1に収容する対象として名刺Cを採用したが、これに限定されるものではなく、上記収容部1に収容する対象として、例えば、プラスチック製のカード(メンバーズカード等)、磁気カード(テレフォンカード等)等であってもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明にかかるカードケースによれば、複数枚のカードを積層状態にして収容する箱状の収容部を備えたカードケースであって、前記収容部は、積層状態にある前記複数枚のカードの端面に対向する側壁部にスリット状の取出口が形成され、積層状態にある複数枚のカードの面に対向する一対の対向部の少なくとも何れか一方に、カードを面方向にスライドさせる開口したスライド窓が形成され、該一対の対向部は、面方向にスライドしたカードを取出口に案内する案内部を備えているので、複数枚のカードを収容することができ、しかも、収容したカードの残り枚数に関係なく、必要に応じて各カードを円滑に順次取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるカードケースの全体斜視図を示す。
【図2】同実施形態にかかるカードケースを開いた状態の全体斜視図を示す。
【図3】同実施形態にかかるカードケースの収容部の縦断面図を示す。
【符号の説明】
1…収容部、2…ストック収容部、10a,10b…対向部、11a…側壁部(取出側壁部)、11b…側壁部(開放側壁部)、11c,11d…側壁部、12…スライド窓、13…接続片、14…取出口、15a…案内部(第一案内部)、15b…案内部(第二案内部)、16a,16b…収容内面、17…壁部、18…支持部、20…ストック補充取出口、21…平面部、C…名刺、F…指

Claims (2)

  1. 複数枚のカードを積層状態にして収容する箱状の収容部を備えたカードケースであって、前記収容部は、積層状態にある前記複数枚のカードの端面に対向する側壁部にスリット状の取出口が形成され、積層状態にある複数枚のカードの面に対向する一対の対向部の少なくとも何れか一方に、カードを面方向にスライドさせる開口したスライド窓が形成され、該一対の対向部は、面方向にスライドしたカードを取出口に案内する案内部を備えてなることを特徴とするカードケース。
  2. 前記スライド窓が一方の対向部に形成されるとともに、前記取出口が一方の対向部に沿って形成され、他方の対向部の案内部は、カードの一端が摺接可能に取出口に向かって傾斜した傾斜面から構成され、一方の対向部の案内部は、他方の対向部の案内部によって案内されてくるカードが接触するように、収容したカードの面と略平行な平面状に形成されてなる請求項1記載のカードケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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