JP2004536587A - 流動性練り生地と用量ユニットを用意する装置 - Google Patents
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Abstract
特に食品業界において、衣材料として使用される流動性練り生地を調整準備するための装置において、用量ユニット(30)は、粒子状当初材料の正確な用量のために使用される。該用量ユニット(30)は、粒子状当初材料用の貯蔵容器(32)を備え、該貯蔵容器の底部(34)には、底部出口孔(44)が設けられている。底部の上には、上側と下側に開口した用量セグメント(48)を備えた回転可能な用量エレメント(38)が設けられている。底部の出口孔(44)を覆うカバープレート(60)が用量エレメント(38)の上方の固定された場所に配置されている。
Description
【技術分野】
【0001】
第一の態様によれば、本発明は、特に、食品業界において、衣材料として使用される流動性練り生地を、一括処理(バッチ処理)して用意、調整する装置に関するものであり、該装置は、練り生地の当初材料を混合するための混合機構、完成した練り生地のための出口を備えた混合容器、該混合容器に液体当初材料を提供するために、該混合容器に連結された液体用の用量ユニット、及び、該混合容器に粒子状材料を提供するために、該混合容器に連結された用量ユニットを備えている。
【背景技術】
【0002】
流動性練り生地を一括処理にて用意するこの種の装置は知られている。この練り生地は蛋白質を含んでいることも知られている。この種蛋白質練り生地は、特に、粘性のある衣材料として使用され、この材料は、例えば、パン粉或いはフレークのような粒子状衣材料にて覆われ、肉製品、スナック等食品の個片を衣付けするために、使用されている。該蛋白質練り生地は、食品に粒子状衣材料をまぶすのに使用される。練り生地の他の機能によって、味覚等、感覚に訴える特性を付加すること、或いはこれら感覚に訴えいる特性を改善すること、及び、そのような練り生地によって衣付けすることによって見掛けをよくすること等ができる。
【0003】
米国特許出願No.4,198,167号(特許文献1)によって知られた混合装置では、特殊な特質を持つ練り生地であるテンプラ練り生地として知られているものが用意される。計量された量の水と、細かく分散され、計量された量の他の当初材料のドライミックスが同時に混合容器に入れられる。混合容器中に吊るされた特別な混合エレメントが混合するのに使用される。
【0004】
一括処理(バッチ処理)にて練り生地を順次準備、調整している間、数十キログラムのサイズの各バッチは要求される一定の品質及び物理特性を備えた実質的に一定の組成を持たねばならない。粘度等、流動性練り生地の一定の物理的特性は、とりわけ流動特性等、練り生地の特性を生かす次の用途において重要である。この組成を監視、制御するためには、添加物が加えられてもよいが、通常水である練り生地の液体成分と、通常粉である粒子状成分との両者を正確に用量することが必要である。しかし、粒子状当初材料の目詰まりとか、塊が形成されると、用量の正確度に影響することがある。この用量中、固形の当初材料の粒径等、注入する際の特性もまた影響を及ぼし、これら粒径によっては、練り生地を違ったタイプにしてしまうことがある。
【0005】
【特許文献1】
米国特許出願No.4,198,167号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明の目的は、一括処理(バッチ処理)により流動性練り生地を用意する装置を提供することであり、固形粒子状成分を高精度で用量することである。
【0007】
又、本発明の他の目的は、広い範囲の粒径を有する当初材料に対し、高精度で用量できるこの種タイプの装置を提供することである。
【0008】
又、本発明の他の目的は、所定の流動特性を持つ練り生地を用意することを可能にするこの種タイプの装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述のタイプの装置において、本発明による用量ユニットは、底部に出口孔が設けられた粒子状材料のための貯蔵容器、底部の上を摺動するよう回転可能で、上側と下側に開口し、一定体積の用量セグメントが設けられた用量エレメント、底の出口孔の上方で、しかも、用量エレメントの上の、固定された位置に配置されたカバープレート、及び、用量エレメントを回転するための駆動部を備えている。
【0010】
本発明による装置に使用される用量ユニットは、体積測定型のタイプである。該用量ユニットは、底に出口孔のある底部を有する練り生地の粒子状当初材料用の貯蔵容器を備えている。底の上方に回転可能に配置された用量エレメントには、用量セグメントが設けられている。これらの用量セグメントは小部屋を形成し、その中に粒子状当初材料が、頂上開口部を介し挿入され、該粒子状当初材料は、用量セグメントの孔部を充填するものとして機能する。用量セグメントが底の出口孔の上方に位置する場合を除いて、貯蔵容器の底は、同時に用量セグメントの底をも形成している。その位置において、用量セグメントの下側開口部は、流出口として機能し、したがって、粒子状材料は該流出口に落ちる。粒子状当初材料が、貯蔵容器から直接、底の出口孔に流れるのを防ぐために、隙間ゆとりを残し底の出口孔の上方、ある一定距離をもって配置されたカバープレートが存在する。該ギャップ高さは、回転可能に位置した用量エレメントの厚みに相当する。したがって、用量エレメントとの相互作用によって、この動かないカバープレートは、底の出口孔を閉じている。満たされた用量セグメントが、カバーリングのカバープレートと底の出口孔の間に位置した場合のみ、粒子状当初材料は、本発明による装置に属する、貯蔵容器の下に配置された混合容器へと、底の出口孔を通って用量セグメントから落ちる。用量エレメントの、開口した各用量セグメントは一定の体積を有している。好ましい実施例によれば、円盤型用量ディスクである、用量エレメントの厚さは、その直径に比し小さいことが有利であり、従って用量セグメントの体積は、実質的にその表面面積によって限定される。体積に対する表面面積のこの比率は、目詰まりの形成を阻止することを可能にする。貯蔵容器中の、粒子状当初材料が標準在庫量であり、又該装置が通常に作動している場合、この種の用量エレメントは、毎回同じ体積の粒子状当初材料で満たされ、したがって毎回同じ重量の粒子状材料が入ることとなる。流動性練り生地を用意するのに必要である粒子状材料の全体量に比較し、この種用量セグメントの体積は比較的小さいので、この当初材料は、正確に用量化することが可能であり、小部分に分割される。電動機等のどんな標準的な駆動手段でも、用量エレメントを回転させるのに駆動として使用可能である。
【0011】
練り生地を正確に用意するためには、比較的少量の体積/量を、比較的多数買い用量することは、粒子状材料を一気に大量に加えるという調整に比較して、時間を節約できるということが判明した。
【0012】
回転可能な用量エレメントは、貯蔵容器中に垂直に配置され、底の中心軸孔を貫いている駆動回転軸に取り付けられることが有利である。これは、貯蔵容器が粒子状材料で満たされるよう、又保守と、必要な場合の洗浄作業のために、例えば蝶番付き蓋を介して、該貯蔵容器の頂部に容易に近づける様にしている。
【0013】
一定の体積の粒子状材料で用量セグメントを均一に満たすことを確実にするために、貯蔵容器中に攪拌機構を設けることが好ましい。
【0014】
好ましい実施例によると、この攪拌機構は、攪拌軸と、該攪拌軸に実質的に直角、かつ半径方向、即ち、放射状方向に向いた攪拌アームを備えている。該攪拌アームは全て一つの面内に置かれ、互いに垂直に分岐されている。
【0015】
本発明による装置が、多種類の調整を行う必要なく、粒子状材料の広い範囲の粒径に使用されることを可能にするために、攪拌機構は挿入エレメントを備えることが好ましく、該導入エレメントは、下側の攪拌アームに連結され、用量エレメントの回転軸の回転方向と逆の向きに、螺旋状に下方に向いた形をしている。したがって回転中に、粒子状材料は用量エレメントの用量セグメントの中に段々と押し込まれることになる。この螺旋状エレメントは回転長の半分の長さの螺旋形状を有し、使用中は貯蔵容器半径の約半分に亘って回転する細長い片部であることが有利である。該細長い片部の幅は、粒子状材料がより小さなサイズに粉砕されないように、貯蔵容器の壁等、装置の据付部分と接触できないようになっている。
【0016】
例えば、攪拌軸が、用量エレメントを駆動する電動機の回転軸先端に固定されている結果として、カバープレートの上方に配置された攪拌機構は、用量エレメントと同じ駆動によって駆動されることが有利である。用量エレメントと攪拌機構を回転させるのに、入れ子式の同心軸を使用することも可能である。
【0017】
正確な制御のために、本発明による装置は用量セグメントを検知し、カウントする手段が備えられるのが有利である。用量エレメントの回転方向で見られる通り、例えば底部の出口孔の前に配置されたセンサーの形を採るこの種手段は、自動制御ユニットを介して、用量セグメントの正確な体積数を用量化することを可能にする。他の可能性としては、駆動手段に与えられたパルスの回数を計算し、一つのパルスが、一つの用量セグメントに相当する距離だけ、用量エレメントを回転させても良い。
【0018】
用量エレメントは、その全周に亘って配置され、かつそれぞれが同じ体積を有する用量セグメントを備えていることが有利である。用量エレメントの厚みは、その直径に比し小さいことが有利であり、したがって用量セグメントの高さは、その上側開口部と下側開口部の表面面積に比し小さい。用量セグメントの相、対する壁の間、或いは用量セグメントの壁間の、最短距離は少なくとも5cmであることが有利である。これらの基準は、用量の正確さを向上させる。
【0019】
底の出口孔、用量セグメント及びカバープレート、の形状と寸法は、互いに適合するようになっており、即ち、底の出口孔は用量セグメントより少し丈大きい。何故ならば、そうでないと、全ての粒子状スタート材料が、用量セグメントから放出されるとは限らないという恐れがあるからである。該カバープレートは、底の出口孔の上方に位置する用量セグメントを覆うという役目をする。もし該カバープレートが底の出口孔丈を覆うならば、用量セグメントは実質的に完全な一回転で、均一に充填されることが可能である。
【0020】
該装置は、練り生地の一つ或いはそれ以上の測定された特性を基準として、練り生地用当初材料の流量、特に粒子状材料用の用量ユニットの流量を制御するための制御機構、及び練り生地の一つ或いはそれ以上の特性を決定するシステムを含むことが有利である。適切なシステムは、粘度を決定するための、測定システムである。この種システムは、攪拌容器に連結した、又ポンプと圧力計が組み込まれた環状ループを含む場合がある。該制御装置は、例えば用量ディスクの駆動及び/或いは液体当初材料用の供給手段を制御し、用量セグメントを検知、カウントする手段に連結されている。このようにそれぞれの場合において、実質的に一定の流動特性を持つ練り生地を次々とバッチ処理によって調整、準備することが可能である。もし所定の、或いは設定された特性、特に粘度特性の誤差が検知された場合、その誤差によっては、所定の値に達する迄、必要に応じて少量でも、更なる液体当初材料或いは粒子状材料を、加えることが可能である。他の可能性としては、粘度を調整するためにガスを加えることである。粘度は、特に温度に左右されるので、粘度制御は又、適切なる加熱手段、及び或いは冷却手段での、温度制御を含むこともある。好ましい実施例において、練り生地の粘度測定は、制御回路の役割を果たし、そういった方法で、完成した練り生地の所定の粘度は、練り生地用粒子状当初材料の供給流量を制御することによって達成される。
【0021】
調整、準備の管理に使うことのできる練り生地の特性は、一般的には粘度、色、屈折率、降伏応力、圧力、温度、濃度、相対密度等を含んでいる。二つの特性が最適な製品を限定するので、二つ或いはそれ以上の特性を測定することが有利である。
【0022】
上記にて論議した装置は、攪拌容器中で練り生地をバッチ処理により調整、準備するのに適している。もし望むならば、粒子当初材料の異なった種類、或いは異なった品質のために、複数の用量ユニットを提供することが可能である。
【0023】
第2の態様によれば、本発明は、流動性練り生地、特に食品業界において衣材料として使用される練り生地をインライン形式で調整、準備する装置に関するものであり、該装置は、練り生地の液体当初材料を供給する始端と、完成した練り生地を排出する終端を有するコンベヤラインを備え、該始端と該終端間のコンベヤラインは、粒子状材料をコンベヤラインに供給する少なくとも1個の用量ユニットに連結されており、該用量ユニットは、底に出口孔が設けられた粒子状材料用の貯蔵容器、底の上を摺動するように回転可能で、用量エレメントの上下側に開口した、一定体積の用量セグメントが設けられた用量エレメント、底の出口孔上方で用量エレメントの上に、固定位置に配置されたカバープレート、及び用量エレメントを回転させる駆動、を備えている。
【0024】
例えば、練り生地の実際の用途が食品である練り生地に施される予備加工作業が、次の工程の前準備に繋がっている場合に使用されるインライン形式の装置において、練り生地の液体成分は、コンベヤラインの始端を介して、例えばポンプを使用して、継続的に供給される。このコンベヤラインは、液体成分と用量化された粒子状当初材料を攪拌する容器として機能する。この目的のために、バッチ処理を行う装置に対し、上記の通り述べられ広く説明された用量ユニットの出口孔がコンベヤーラインに連結されている。この目的のために、粒子状スタート材料をコンベヤラインに、或る圧力をもって供給する適切なポンプ手段が設けられている連結路が、コンベヤーラインのこの出口孔と導入孔の間に配置されるのが有利である。以下に更に詳しく説明される通り、1個以上の用量ユニットが下流に向かって、連続的に配置されることが好ましい。用量化された粒子状材料が、液体成分と、或いは既に部分的に用意された練り生地と、攪拌可能となるよう、据えつけられたミキサー等の攪拌機構は、それぞれの用量ユニットの下流のコンベヤーライン中に組み込まれることが有利である。
【0025】
一定の質を持つ練り生地の継続的な用意のためには、粘度等、練り生地の一つ或いはそれ以上の測定された特性に基づいて、粒子状材料用の用量ユニットの流量を制御する制御装置と、練り生地の一つ或いはそれ以上の特性を決定するシステムを備えていることが有利である。練り生地の一つ或いはそれ以上の特性を決定するシステムは、コンベヤラインに連結する循環ループに組み込まれることが有利である。該制御は、既に上述した方法で達成されてもよい。
【0026】
このインライン形式の装置は、蛋白質衣付け機にて衣付けされる製品に必要な、練り生地量に合致するような、蛋白質練り生地を用意することを可能にする。経験により得られた情報は、練り生地の製造に使用可能であり、必要ならば、例え一時貯蔵した後でも変更可能である。
【0027】
バッチ処理する装置に対し、上述され説明された用量ユニットの好ましい実施例は、このインライン形式の装置にも適用できる。
【0028】
本発明による装置に使用可能である用量ユニットは、他の用途にも使用可能であり、その場合、大量の粒子状材料が正確に少量づつに用量化されることが大事である。この用量ユニットは請求項16と17にて規定されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
本発明は添付図面に関連して以下更に詳細に説明される。
【0030】
図1は、流動性蛋白質練り生地を、バッチ処理にて調整、準備するための装置の実施例を模式的に示している。該装置は混合装置12を備え、この混合装置12は蛋白質練り生地の当初材料を混合するために設けられている。混合容器10は傾斜して基底14を有し、その最下部の位置に出口16が設けられている。出口16は、蛋白質衣付け機(図示せず)の貯蔵容器に導く排出ライン18に連結されており、該蛋白質衣付け機では、流動性練り生地は衣付けされる食品に利用される。バルブ20とポンプ22が排出ライン18に組み込まれている。
【0031】
蛋白質衣付け準備のための当初材料の流動性成分は、流量計26と制御バルブ28が組み込まれた供給ライン24を介して、用量化されて混合容器10に供給される。衣付けのための粒子状当初材料を供給する用量ユニットは、全体として参照数字番号30にて示される。この用量ユニットは、水平な底34と、その下部に配置された電動機26とを備えた貯蔵容器32を有している。この電動機36は用量ディスク38の形をした用量エレメントを駆動するが、図1に模式的にのみ示されている。貯蔵容器32からの出口40は、貯蔵容器32を混合容器10に連結している。該用量ユニット10は、図2に更に詳細に示されている。
【0032】
円筒型貯蔵容器32は頂部開口部42を有しており、該頂部開口部42を通して貯蔵容器には、粒子状材料が充填されることができる。この頂部42は、図示されていない蓋によって通常閉じられており、蓋には、例えば、蝶番がつけられている。平坦な底34には、外周の近傍に位置し、例えば、図3に示す形状の底部出口孔44が設けられている。底34の中心には軸孔46が設けられ、該軸孔を通って電動機36の軸35(図1)が伸びている。用量ディスク38は、底34上で直接的に回転可能であり、この回転は底34上を摺動するような形式で行われる。用量ディスク38の厚みは、この図においては誇張して示されている。該用量ディスク38は、全て同じ形状で、用量ディスク38全体に亘って規則正しく分布されている、多数の用量セグメント48を備えている(図4参照)。該用量ディスク38は、電動機36の軸35のための中心軸孔50を含んでおり、該用量ディスク38は軸35に対し、回転が可能に固定、連結されている。該用量セグメント48の形状は、大略底部の出口孔44の形状に対応しているが、多少寸法的に小さい。これらの用量セグメント48は用量ディスク38の上側51と下側52間に開口しており、このため、粒子状材料は容易に用量セグメント48に流入することができ、底の出口孔44の上方の用量セグメント48から放出されることができる。カバーリング54は、連結手段56によって貯蔵容器32の壁面58に固定されている。該カバーリング54には、底部の出口孔44の位置に別のカバープレート60が置かれ、このため、粒子状材料は、貯蔵容器32から底部の出口孔44に直接通過するのを遮られている。図5に示す実施例においては、該カバーリング54と該カバープレート60は単一の部材として形成されている。該カバーリング54は、中心軸孔62を有し、該中心軸孔を貫いて電動機34の軸35が突出している。攪拌機構64は、この軸に固定されている。攪拌機構64は攪拌軸66を備え、図示された場合においては、攪拌軸66の両側に位置付けられた攪拌アーム68を有し、各攪拌アーム68は単一平面内に置かれ、互いに垂直方向に分岐されている。攪拌アーム68の最下部に設けられたアーム対は、上側に位置する攪拌アームよりも短い長さを有している。挿入エレメント70は、最下部に位置付けられた攪拌アームに固定されている。この挿入エレメント70は螺旋状の帯状片部材によって構成され、図示された実施例においては1回転の半分の長さを有している。回転軸の回転方向は矢印で示され、このため、粒子状材料は、挿入エレメント70によって用量ディスク38の用量セグメント48中に均一に押し込まれる。結果として用量セグメント48は、同一体積の粒子状材料で常に充填される。
【0033】
図1から理解できるように、混合容器10の出口16は循環ライン80にも連結されている。この循環ライン80は、混合容器10中の練り生地の粘度が、継続的に或いは間歇的に測定できるように使用される。この種の粘度測定は、例えば、圧力計82による圧力測定を用いて、通常の方法で行われれば良い。更に、該循環ループ80には、ロータリーピストンポンプ等、適切なポンプ手段84が備えられている。
【0034】
センサー90が、貯蔵容器32の垂直壁面の内側に取り付けられており、用量セグメント44の数を検知し、カウントすることができる。充填レベルの監視を可能にするために、図2に示されていない、レベル測定機構を設けることが可能である。
【0035】
装置は次の方法で動作する。貯蔵容器32は粒子状蛋白質材料で充填される。混合容器10には、練り生地の作り方にしたがって決定された例えば100リッター程度の水が満たされる。この水に標準的な添加物が加えられるか或いは既に加わっていることが望ましい。該添加物は直接混合容器10に取り入れられてもよい。次いで、例えば、約50Kgの小麦粉が用量化される。用量ディスク38の用量セグメント48の体積と、粒子状蛋白質材料の注入特性は解っているので、この種の用量セグメント48は予め定められた体積を有しており、この結果、例えば、数十グラム程度の蛋白質材料を含むことができる。センサー90が用量セグメントの数をカウントし、このカウント値を中央制御ユニットに送って、練り生地の作り方(レシピ)にしたがって決定された蛋白質材料の数量が、用量ユニット30によって混合容器10の中に導かれる。この用量化の動作は、予め決められた数の用量セグメント48が通過すると中止される。粒子状蛋白質材料が混合容器10中で水と混合された後、その粘度が測定される。もし粘度が、所定の粘度から外れていた場合、追加の水、或いは蛋白質材料が、必要に応じて追加される。もし粘度が、粘度に関する基準を満たしていた場合、この練り生地は、バルブ20が開けられ、結果としてポンプ22によって、蛋白質被覆機の貯蔵容器にポンプ送り出される。
【0036】
本発明に係る装置によって、粘度は100〜400センチポアズの範囲内に自動的にセット可能であり、誤差2%以下が実現可能であることがテストの結果立証された。この精度は、粒子状蛋白質材料の広い範囲の寸法に対し達成可能である。
【0037】
図7は、本発明の第2の態様による装置実施例を示し、ここでは、流動性練り生地の調整をインライン形式で行っている。この図において、上に引用された部品と同じ部品は、同じ引用数字にて示される。該装置は、練り生地用の液体スタート材料が、入口102とポンプ103を介して継続的に供給されるコンベヤー管100を備えている。完成された練り生地は、出口端104を介して、例えば蛋白質衣付け機(図示せず)に直接排出される。図示された実施例においては、3個の用量ユニット30が連続的に配置され、それぞれ独自の電動機36が備えられている。例えば、ルーテスポンプ(Rootes pump)であるポンプ108が設けられた連結路106は、底部の出口孔44をコンベヤー管100に連結している。ミキサー112がコンベヤー管100中に据え付けられている。粘度はポンプ84と圧力計82が組み込まれた循環ループ120中で決定される。該装置には、測定され、所望の粘度に基づいて、用量ユニット30を制御する制御装置が備えられている。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】バッチ処理を行う本発明に係る装置の実施例を示す概略図である。
【図2】本発明による装置中で使用される用量ユニット実施例の部分断面図である。
【図3】用量ユニットの貯蔵容器の底面平面図を示す。
【図4】用量ユニットの用量ディスクの平面図を示す。
【図5】用量ユニットのカバープレート平面図を示す。
【図6】用量ユニットの攪拌機構実施例斜視図を示す。
【図7】本発明による一線に並んだ装置の実施例線図を示す。
【0001】
第一の態様によれば、本発明は、特に、食品業界において、衣材料として使用される流動性練り生地を、一括処理(バッチ処理)して用意、調整する装置に関するものであり、該装置は、練り生地の当初材料を混合するための混合機構、完成した練り生地のための出口を備えた混合容器、該混合容器に液体当初材料を提供するために、該混合容器に連結された液体用の用量ユニット、及び、該混合容器に粒子状材料を提供するために、該混合容器に連結された用量ユニットを備えている。
【背景技術】
【0002】
流動性練り生地を一括処理にて用意するこの種の装置は知られている。この練り生地は蛋白質を含んでいることも知られている。この種蛋白質練り生地は、特に、粘性のある衣材料として使用され、この材料は、例えば、パン粉或いはフレークのような粒子状衣材料にて覆われ、肉製品、スナック等食品の個片を衣付けするために、使用されている。該蛋白質練り生地は、食品に粒子状衣材料をまぶすのに使用される。練り生地の他の機能によって、味覚等、感覚に訴える特性を付加すること、或いはこれら感覚に訴えいる特性を改善すること、及び、そのような練り生地によって衣付けすることによって見掛けをよくすること等ができる。
【0003】
米国特許出願No.4,198,167号(特許文献1)によって知られた混合装置では、特殊な特質を持つ練り生地であるテンプラ練り生地として知られているものが用意される。計量された量の水と、細かく分散され、計量された量の他の当初材料のドライミックスが同時に混合容器に入れられる。混合容器中に吊るされた特別な混合エレメントが混合するのに使用される。
【0004】
一括処理(バッチ処理)にて練り生地を順次準備、調整している間、数十キログラムのサイズの各バッチは要求される一定の品質及び物理特性を備えた実質的に一定の組成を持たねばならない。粘度等、流動性練り生地の一定の物理的特性は、とりわけ流動特性等、練り生地の特性を生かす次の用途において重要である。この組成を監視、制御するためには、添加物が加えられてもよいが、通常水である練り生地の液体成分と、通常粉である粒子状成分との両者を正確に用量することが必要である。しかし、粒子状当初材料の目詰まりとか、塊が形成されると、用量の正確度に影響することがある。この用量中、固形の当初材料の粒径等、注入する際の特性もまた影響を及ぼし、これら粒径によっては、練り生地を違ったタイプにしてしまうことがある。
【0005】
【特許文献1】
米国特許出願No.4,198,167号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明の目的は、一括処理(バッチ処理)により流動性練り生地を用意する装置を提供することであり、固形粒子状成分を高精度で用量することである。
【0007】
又、本発明の他の目的は、広い範囲の粒径を有する当初材料に対し、高精度で用量できるこの種タイプの装置を提供することである。
【0008】
又、本発明の他の目的は、所定の流動特性を持つ練り生地を用意することを可能にするこの種タイプの装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述のタイプの装置において、本発明による用量ユニットは、底部に出口孔が設けられた粒子状材料のための貯蔵容器、底部の上を摺動するよう回転可能で、上側と下側に開口し、一定体積の用量セグメントが設けられた用量エレメント、底の出口孔の上方で、しかも、用量エレメントの上の、固定された位置に配置されたカバープレート、及び、用量エレメントを回転するための駆動部を備えている。
【0010】
本発明による装置に使用される用量ユニットは、体積測定型のタイプである。該用量ユニットは、底に出口孔のある底部を有する練り生地の粒子状当初材料用の貯蔵容器を備えている。底の上方に回転可能に配置された用量エレメントには、用量セグメントが設けられている。これらの用量セグメントは小部屋を形成し、その中に粒子状当初材料が、頂上開口部を介し挿入され、該粒子状当初材料は、用量セグメントの孔部を充填するものとして機能する。用量セグメントが底の出口孔の上方に位置する場合を除いて、貯蔵容器の底は、同時に用量セグメントの底をも形成している。その位置において、用量セグメントの下側開口部は、流出口として機能し、したがって、粒子状材料は該流出口に落ちる。粒子状当初材料が、貯蔵容器から直接、底の出口孔に流れるのを防ぐために、隙間ゆとりを残し底の出口孔の上方、ある一定距離をもって配置されたカバープレートが存在する。該ギャップ高さは、回転可能に位置した用量エレメントの厚みに相当する。したがって、用量エレメントとの相互作用によって、この動かないカバープレートは、底の出口孔を閉じている。満たされた用量セグメントが、カバーリングのカバープレートと底の出口孔の間に位置した場合のみ、粒子状当初材料は、本発明による装置に属する、貯蔵容器の下に配置された混合容器へと、底の出口孔を通って用量セグメントから落ちる。用量エレメントの、開口した各用量セグメントは一定の体積を有している。好ましい実施例によれば、円盤型用量ディスクである、用量エレメントの厚さは、その直径に比し小さいことが有利であり、従って用量セグメントの体積は、実質的にその表面面積によって限定される。体積に対する表面面積のこの比率は、目詰まりの形成を阻止することを可能にする。貯蔵容器中の、粒子状当初材料が標準在庫量であり、又該装置が通常に作動している場合、この種の用量エレメントは、毎回同じ体積の粒子状当初材料で満たされ、したがって毎回同じ重量の粒子状材料が入ることとなる。流動性練り生地を用意するのに必要である粒子状材料の全体量に比較し、この種用量セグメントの体積は比較的小さいので、この当初材料は、正確に用量化することが可能であり、小部分に分割される。電動機等のどんな標準的な駆動手段でも、用量エレメントを回転させるのに駆動として使用可能である。
【0011】
練り生地を正確に用意するためには、比較的少量の体積/量を、比較的多数買い用量することは、粒子状材料を一気に大量に加えるという調整に比較して、時間を節約できるということが判明した。
【0012】
回転可能な用量エレメントは、貯蔵容器中に垂直に配置され、底の中心軸孔を貫いている駆動回転軸に取り付けられることが有利である。これは、貯蔵容器が粒子状材料で満たされるよう、又保守と、必要な場合の洗浄作業のために、例えば蝶番付き蓋を介して、該貯蔵容器の頂部に容易に近づける様にしている。
【0013】
一定の体積の粒子状材料で用量セグメントを均一に満たすことを確実にするために、貯蔵容器中に攪拌機構を設けることが好ましい。
【0014】
好ましい実施例によると、この攪拌機構は、攪拌軸と、該攪拌軸に実質的に直角、かつ半径方向、即ち、放射状方向に向いた攪拌アームを備えている。該攪拌アームは全て一つの面内に置かれ、互いに垂直に分岐されている。
【0015】
本発明による装置が、多種類の調整を行う必要なく、粒子状材料の広い範囲の粒径に使用されることを可能にするために、攪拌機構は挿入エレメントを備えることが好ましく、該導入エレメントは、下側の攪拌アームに連結され、用量エレメントの回転軸の回転方向と逆の向きに、螺旋状に下方に向いた形をしている。したがって回転中に、粒子状材料は用量エレメントの用量セグメントの中に段々と押し込まれることになる。この螺旋状エレメントは回転長の半分の長さの螺旋形状を有し、使用中は貯蔵容器半径の約半分に亘って回転する細長い片部であることが有利である。該細長い片部の幅は、粒子状材料がより小さなサイズに粉砕されないように、貯蔵容器の壁等、装置の据付部分と接触できないようになっている。
【0016】
例えば、攪拌軸が、用量エレメントを駆動する電動機の回転軸先端に固定されている結果として、カバープレートの上方に配置された攪拌機構は、用量エレメントと同じ駆動によって駆動されることが有利である。用量エレメントと攪拌機構を回転させるのに、入れ子式の同心軸を使用することも可能である。
【0017】
正確な制御のために、本発明による装置は用量セグメントを検知し、カウントする手段が備えられるのが有利である。用量エレメントの回転方向で見られる通り、例えば底部の出口孔の前に配置されたセンサーの形を採るこの種手段は、自動制御ユニットを介して、用量セグメントの正確な体積数を用量化することを可能にする。他の可能性としては、駆動手段に与えられたパルスの回数を計算し、一つのパルスが、一つの用量セグメントに相当する距離だけ、用量エレメントを回転させても良い。
【0018】
用量エレメントは、その全周に亘って配置され、かつそれぞれが同じ体積を有する用量セグメントを備えていることが有利である。用量エレメントの厚みは、その直径に比し小さいことが有利であり、したがって用量セグメントの高さは、その上側開口部と下側開口部の表面面積に比し小さい。用量セグメントの相、対する壁の間、或いは用量セグメントの壁間の、最短距離は少なくとも5cmであることが有利である。これらの基準は、用量の正確さを向上させる。
【0019】
底の出口孔、用量セグメント及びカバープレート、の形状と寸法は、互いに適合するようになっており、即ち、底の出口孔は用量セグメントより少し丈大きい。何故ならば、そうでないと、全ての粒子状スタート材料が、用量セグメントから放出されるとは限らないという恐れがあるからである。該カバープレートは、底の出口孔の上方に位置する用量セグメントを覆うという役目をする。もし該カバープレートが底の出口孔丈を覆うならば、用量セグメントは実質的に完全な一回転で、均一に充填されることが可能である。
【0020】
該装置は、練り生地の一つ或いはそれ以上の測定された特性を基準として、練り生地用当初材料の流量、特に粒子状材料用の用量ユニットの流量を制御するための制御機構、及び練り生地の一つ或いはそれ以上の特性を決定するシステムを含むことが有利である。適切なシステムは、粘度を決定するための、測定システムである。この種システムは、攪拌容器に連結した、又ポンプと圧力計が組み込まれた環状ループを含む場合がある。該制御装置は、例えば用量ディスクの駆動及び/或いは液体当初材料用の供給手段を制御し、用量セグメントを検知、カウントする手段に連結されている。このようにそれぞれの場合において、実質的に一定の流動特性を持つ練り生地を次々とバッチ処理によって調整、準備することが可能である。もし所定の、或いは設定された特性、特に粘度特性の誤差が検知された場合、その誤差によっては、所定の値に達する迄、必要に応じて少量でも、更なる液体当初材料或いは粒子状材料を、加えることが可能である。他の可能性としては、粘度を調整するためにガスを加えることである。粘度は、特に温度に左右されるので、粘度制御は又、適切なる加熱手段、及び或いは冷却手段での、温度制御を含むこともある。好ましい実施例において、練り生地の粘度測定は、制御回路の役割を果たし、そういった方法で、完成した練り生地の所定の粘度は、練り生地用粒子状当初材料の供給流量を制御することによって達成される。
【0021】
調整、準備の管理に使うことのできる練り生地の特性は、一般的には粘度、色、屈折率、降伏応力、圧力、温度、濃度、相対密度等を含んでいる。二つの特性が最適な製品を限定するので、二つ或いはそれ以上の特性を測定することが有利である。
【0022】
上記にて論議した装置は、攪拌容器中で練り生地をバッチ処理により調整、準備するのに適している。もし望むならば、粒子当初材料の異なった種類、或いは異なった品質のために、複数の用量ユニットを提供することが可能である。
【0023】
第2の態様によれば、本発明は、流動性練り生地、特に食品業界において衣材料として使用される練り生地をインライン形式で調整、準備する装置に関するものであり、該装置は、練り生地の液体当初材料を供給する始端と、完成した練り生地を排出する終端を有するコンベヤラインを備え、該始端と該終端間のコンベヤラインは、粒子状材料をコンベヤラインに供給する少なくとも1個の用量ユニットに連結されており、該用量ユニットは、底に出口孔が設けられた粒子状材料用の貯蔵容器、底の上を摺動するように回転可能で、用量エレメントの上下側に開口した、一定体積の用量セグメントが設けられた用量エレメント、底の出口孔上方で用量エレメントの上に、固定位置に配置されたカバープレート、及び用量エレメントを回転させる駆動、を備えている。
【0024】
例えば、練り生地の実際の用途が食品である練り生地に施される予備加工作業が、次の工程の前準備に繋がっている場合に使用されるインライン形式の装置において、練り生地の液体成分は、コンベヤラインの始端を介して、例えばポンプを使用して、継続的に供給される。このコンベヤラインは、液体成分と用量化された粒子状当初材料を攪拌する容器として機能する。この目的のために、バッチ処理を行う装置に対し、上記の通り述べられ広く説明された用量ユニットの出口孔がコンベヤーラインに連結されている。この目的のために、粒子状スタート材料をコンベヤラインに、或る圧力をもって供給する適切なポンプ手段が設けられている連結路が、コンベヤーラインのこの出口孔と導入孔の間に配置されるのが有利である。以下に更に詳しく説明される通り、1個以上の用量ユニットが下流に向かって、連続的に配置されることが好ましい。用量化された粒子状材料が、液体成分と、或いは既に部分的に用意された練り生地と、攪拌可能となるよう、据えつけられたミキサー等の攪拌機構は、それぞれの用量ユニットの下流のコンベヤーライン中に組み込まれることが有利である。
【0025】
一定の質を持つ練り生地の継続的な用意のためには、粘度等、練り生地の一つ或いはそれ以上の測定された特性に基づいて、粒子状材料用の用量ユニットの流量を制御する制御装置と、練り生地の一つ或いはそれ以上の特性を決定するシステムを備えていることが有利である。練り生地の一つ或いはそれ以上の特性を決定するシステムは、コンベヤラインに連結する循環ループに組み込まれることが有利である。該制御は、既に上述した方法で達成されてもよい。
【0026】
このインライン形式の装置は、蛋白質衣付け機にて衣付けされる製品に必要な、練り生地量に合致するような、蛋白質練り生地を用意することを可能にする。経験により得られた情報は、練り生地の製造に使用可能であり、必要ならば、例え一時貯蔵した後でも変更可能である。
【0027】
バッチ処理する装置に対し、上述され説明された用量ユニットの好ましい実施例は、このインライン形式の装置にも適用できる。
【0028】
本発明による装置に使用可能である用量ユニットは、他の用途にも使用可能であり、その場合、大量の粒子状材料が正確に少量づつに用量化されることが大事である。この用量ユニットは請求項16と17にて規定されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
本発明は添付図面に関連して以下更に詳細に説明される。
【0030】
図1は、流動性蛋白質練り生地を、バッチ処理にて調整、準備するための装置の実施例を模式的に示している。該装置は混合装置12を備え、この混合装置12は蛋白質練り生地の当初材料を混合するために設けられている。混合容器10は傾斜して基底14を有し、その最下部の位置に出口16が設けられている。出口16は、蛋白質衣付け機(図示せず)の貯蔵容器に導く排出ライン18に連結されており、該蛋白質衣付け機では、流動性練り生地は衣付けされる食品に利用される。バルブ20とポンプ22が排出ライン18に組み込まれている。
【0031】
蛋白質衣付け準備のための当初材料の流動性成分は、流量計26と制御バルブ28が組み込まれた供給ライン24を介して、用量化されて混合容器10に供給される。衣付けのための粒子状当初材料を供給する用量ユニットは、全体として参照数字番号30にて示される。この用量ユニットは、水平な底34と、その下部に配置された電動機26とを備えた貯蔵容器32を有している。この電動機36は用量ディスク38の形をした用量エレメントを駆動するが、図1に模式的にのみ示されている。貯蔵容器32からの出口40は、貯蔵容器32を混合容器10に連結している。該用量ユニット10は、図2に更に詳細に示されている。
【0032】
円筒型貯蔵容器32は頂部開口部42を有しており、該頂部開口部42を通して貯蔵容器には、粒子状材料が充填されることができる。この頂部42は、図示されていない蓋によって通常閉じられており、蓋には、例えば、蝶番がつけられている。平坦な底34には、外周の近傍に位置し、例えば、図3に示す形状の底部出口孔44が設けられている。底34の中心には軸孔46が設けられ、該軸孔を通って電動機36の軸35(図1)が伸びている。用量ディスク38は、底34上で直接的に回転可能であり、この回転は底34上を摺動するような形式で行われる。用量ディスク38の厚みは、この図においては誇張して示されている。該用量ディスク38は、全て同じ形状で、用量ディスク38全体に亘って規則正しく分布されている、多数の用量セグメント48を備えている(図4参照)。該用量ディスク38は、電動機36の軸35のための中心軸孔50を含んでおり、該用量ディスク38は軸35に対し、回転が可能に固定、連結されている。該用量セグメント48の形状は、大略底部の出口孔44の形状に対応しているが、多少寸法的に小さい。これらの用量セグメント48は用量ディスク38の上側51と下側52間に開口しており、このため、粒子状材料は容易に用量セグメント48に流入することができ、底の出口孔44の上方の用量セグメント48から放出されることができる。カバーリング54は、連結手段56によって貯蔵容器32の壁面58に固定されている。該カバーリング54には、底部の出口孔44の位置に別のカバープレート60が置かれ、このため、粒子状材料は、貯蔵容器32から底部の出口孔44に直接通過するのを遮られている。図5に示す実施例においては、該カバーリング54と該カバープレート60は単一の部材として形成されている。該カバーリング54は、中心軸孔62を有し、該中心軸孔を貫いて電動機34の軸35が突出している。攪拌機構64は、この軸に固定されている。攪拌機構64は攪拌軸66を備え、図示された場合においては、攪拌軸66の両側に位置付けられた攪拌アーム68を有し、各攪拌アーム68は単一平面内に置かれ、互いに垂直方向に分岐されている。攪拌アーム68の最下部に設けられたアーム対は、上側に位置する攪拌アームよりも短い長さを有している。挿入エレメント70は、最下部に位置付けられた攪拌アームに固定されている。この挿入エレメント70は螺旋状の帯状片部材によって構成され、図示された実施例においては1回転の半分の長さを有している。回転軸の回転方向は矢印で示され、このため、粒子状材料は、挿入エレメント70によって用量ディスク38の用量セグメント48中に均一に押し込まれる。結果として用量セグメント48は、同一体積の粒子状材料で常に充填される。
【0033】
図1から理解できるように、混合容器10の出口16は循環ライン80にも連結されている。この循環ライン80は、混合容器10中の練り生地の粘度が、継続的に或いは間歇的に測定できるように使用される。この種の粘度測定は、例えば、圧力計82による圧力測定を用いて、通常の方法で行われれば良い。更に、該循環ループ80には、ロータリーピストンポンプ等、適切なポンプ手段84が備えられている。
【0034】
センサー90が、貯蔵容器32の垂直壁面の内側に取り付けられており、用量セグメント44の数を検知し、カウントすることができる。充填レベルの監視を可能にするために、図2に示されていない、レベル測定機構を設けることが可能である。
【0035】
装置は次の方法で動作する。貯蔵容器32は粒子状蛋白質材料で充填される。混合容器10には、練り生地の作り方にしたがって決定された例えば100リッター程度の水が満たされる。この水に標準的な添加物が加えられるか或いは既に加わっていることが望ましい。該添加物は直接混合容器10に取り入れられてもよい。次いで、例えば、約50Kgの小麦粉が用量化される。用量ディスク38の用量セグメント48の体積と、粒子状蛋白質材料の注入特性は解っているので、この種の用量セグメント48は予め定められた体積を有しており、この結果、例えば、数十グラム程度の蛋白質材料を含むことができる。センサー90が用量セグメントの数をカウントし、このカウント値を中央制御ユニットに送って、練り生地の作り方(レシピ)にしたがって決定された蛋白質材料の数量が、用量ユニット30によって混合容器10の中に導かれる。この用量化の動作は、予め決められた数の用量セグメント48が通過すると中止される。粒子状蛋白質材料が混合容器10中で水と混合された後、その粘度が測定される。もし粘度が、所定の粘度から外れていた場合、追加の水、或いは蛋白質材料が、必要に応じて追加される。もし粘度が、粘度に関する基準を満たしていた場合、この練り生地は、バルブ20が開けられ、結果としてポンプ22によって、蛋白質被覆機の貯蔵容器にポンプ送り出される。
【0036】
本発明に係る装置によって、粘度は100〜400センチポアズの範囲内に自動的にセット可能であり、誤差2%以下が実現可能であることがテストの結果立証された。この精度は、粒子状蛋白質材料の広い範囲の寸法に対し達成可能である。
【0037】
図7は、本発明の第2の態様による装置実施例を示し、ここでは、流動性練り生地の調整をインライン形式で行っている。この図において、上に引用された部品と同じ部品は、同じ引用数字にて示される。該装置は、練り生地用の液体スタート材料が、入口102とポンプ103を介して継続的に供給されるコンベヤー管100を備えている。完成された練り生地は、出口端104を介して、例えば蛋白質衣付け機(図示せず)に直接排出される。図示された実施例においては、3個の用量ユニット30が連続的に配置され、それぞれ独自の電動機36が備えられている。例えば、ルーテスポンプ(Rootes pump)であるポンプ108が設けられた連結路106は、底部の出口孔44をコンベヤー管100に連結している。ミキサー112がコンベヤー管100中に据え付けられている。粘度はポンプ84と圧力計82が組み込まれた循環ループ120中で決定される。該装置には、測定され、所望の粘度に基づいて、用量ユニット30を制御する制御装置が備えられている。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】バッチ処理を行う本発明に係る装置の実施例を示す概略図である。
【図2】本発明による装置中で使用される用量ユニット実施例の部分断面図である。
【図3】用量ユニットの貯蔵容器の底面平面図を示す。
【図4】用量ユニットの用量ディスクの平面図を示す。
【図5】用量ユニットのカバープレート平面図を示す。
【図6】用量ユニットの攪拌機構実施例斜視図を示す。
【図7】本発明による一線に並んだ装置の実施例線図を示す。
Claims (17)
- 特に、食品業界において、衣材料として使用される流動性練り生地をバッチ処理することによって調整、準備する装置において、練り生地の当初材料を混合するための混合機構(12)、完成した練り生地の出口(16)を備えた混合容器(10)、該混合容器(10)に連結され、液体当初材料を該混合容器(10)に供給する、液体用の用量ユニット(26、28)、及び、該混合容器(10)に連結され、粒子状材料を該混合容器(10)に供給する用量ユニット(30)を備え、該装置中の用量ユニットが、底部(34)に出口孔(44)が設けられた粒子状材料用の貯蔵容器(32)、底部(34)上を摺動するよう回転でき、一定の体積の、上側(51)と下側(52)が開口した用量セグメント(48)を備えた用量エレメント(38)、底部の出口孔(44)の上方で、用量エレメントの上の固定位置に配置されたカバープレート(60)、及び該用量エレメント(38)を回転させる駆動部(36)を備えた装置。
- 回転可能な用量エレメント(38)が駆動回転軸(35)に取り付けられており、該駆動回転軸は貯蔵容器(32)中に垂直に配置され、該貯蔵容器(32)の底部(34)中の軸孔(46)を通過していることを特徴とする請求項1に記載された装置。
- 攪拌機構(64)が、該貯蔵容器(32)中に設けられていることを特徴とする、前述の何れか一つの請求項に記載された装置。
- 該攪拌機構(64)が、攪拌軸(66)及び、該攪拌軸に直角に配置され、放射状に伸びている攪拌アーム(68)を備えていることを特徴とする請求項3に記載された装置。
- 該攪拌機構(64)が、最下部に位置付けられた攪拌アーム(68)に連結され、該攪拌軸の回転方向と逆の向きに、下方向に続く螺旋形状を有する挿入エレメント(70)を備えていることを特徴とする請求項3或いは4に記載された装置。
- 該攪拌軸(66)が、回転軸(35)に連結されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載された装置。
- 用量セグメント(48)を検知し、カウントする手段(90)を備えていることを特徴とする前述した請求項の何れか一つに記載された装置。
- 該用量エレメント(38)が、各々同体積を持ち、該用量エレメントの全周に亘って分布している用量セグメント(48)を備えていることを特徴とする、前述の何れか一つの請求項に記載された装置。
- カバープレート(60)の形状及び寸法が、該用量エレメント(38)の用量セグメント(48)の形状及び寸法に、実質的に対応していることを特徴とする前述した請求項の何れか一つに記載された装置。
- 練り生地の一つ或いはそれ以上の測定された特性に基づいて、該練り生地の当初材料の流量を制御する制御装置、及び練り生地の一つ或いはそれ以上の特性を決定するためのシステム(80、82、84)を更に備えることを特徴とする前述した請求項の何れか一つに記載された装置。
- 練り生地の粘度を決定するためのシステム(80、82、84)を更に備えていることを特徴とする、前述の何れか一つの請求項に記載された装置。
- 特に、食品業界において、衣材料として使用される流動性練り生地をインライン形式で調整、準備する装置において、コンベヤライン(100)を含み、当該コンベアラインは練り生地の液体当初材料を供給するための始端(102)及び完成された練り生地を排出するための終端(104)を備え、前記始端(102)と前記終端(104)との間のライン(100)は粒子状材料を供給する少なくとも1個の用量ユニット(30)に連結され、当該用量ユニットは底部に出口孔(44)を有する粒子状材料の貯蔵容器(32)と、底部(34)上を摺動するように回転する用量エレメント(38)を備え、該用量エレメント(38)には、上側(51)及び下側(52)に開口して、所望体積の用量セグメントが設けられた用量エレメント(38)が備えられており、更に、用量ユニットは底部の出口孔(44)上方の用量エレメント(38)の上に、固定的に配置されたカバープレート(60)、及び、用量エレメント(38)を回転させる駆動部(36)を備えている装置。
- 該コンベヤーライン(100)には、少なくとも各用量ユニット(30)の下流に、混合機構(112)が設けられていることを特徴とする請求項12に記載された装置。
- 練り生地の一つ或いはそれ以上の測定された特性に基づいて、粒子状材料用の用量ユニット(30)の流量を制御する制御装置、及び、練り生地の一つ或いはそれ以上の特性を決定するためのシステム(82、84)を、備えることを特徴とする、請求項12又は13に記載された装置。
- 練り生地の一つ或いはそれ以上の特性を決定するためのシステムが、コンベヤーライン(100)に連結した循環ループ(120)中に組み込まれていることを特徴とする、請求項12〜14のいずれかに記載された装置。
- 底部(34)に出口孔(44)を備え、粒子状材料用の貯蔵容器(32)及び底部(34)上を摺動するように、回転できる用量エレメント(38)とを備え、前記用量エレメント(38)は、一定の体積の用量セグメント(48)を有し、当該用量セグメント(48)は前記用量エレメント(38)の上側(51)と下側(52)に開口されることによって形成されると共に、底部の出口孔(44)の上方に、前記用量エレメントの上の固定位置に配置されたカバープレート(60)が設けられ、更に、該用量エレメント(38)を回転させる駆動部(36)が備えられている用量ユニット。
- 貯蔵容器(32)中に置かれた攪拌装置(62)を備え、前記攪拌装置(62)は少なくとも一つの攪拌アーム(68)と挿入エレメント(70)を備え、前記挿入エレメントは該用量エレメント(38)の回転方向と逆の向きに、螺旋状に下方に伸びる形状を有していることを特徴とする請求項16に記載された用量ユニット。
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