JP2004536537A - 少なくとも2つのオーディオ信号に対する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも2つのオーディオ信号(A1,A2)が処理機能部、特に変換機能部に各々印加される方法に関する。本発明によれば、機能部に印加されるオーディオ信号(A3)の上方値(8)は、前記機能部の後、ある比率で減少し、次いで部分的に減少した信号(A4)の値の全て(8,9)が増大する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも2つのオーディオ信号が処理機能部、特に変換機能部に印加される方法に関する。
【背景技術】
【0002】
米国特許US5,742,687は、フィルタリングされた左側のステレオ信号がステレオ装置の左側のスピーカに加えられ、フィルタリングされた右側のステレオ信号がステレオ装置の右側のスピーカに加えられるステレオ信号に対する方法が記載されている。第1の入力部と第1の出力部との間の第1の信号路は、第1の変換特性を持ち、第2の入力部と第2の出力部との間の第2の信号路は、第2の変換特性を持つ。位相差がステレオの印象を拡張することになる。左及び右チャンネルの個々の信号はそれら本来の値を保持しているが、人間の耳における音の印象は減少することが起こる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これにより、本発明の目的は耳における音の印象を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本目的は、請求項1に記載されるような特徴的な特性により達成される。本発明によれば、前記機能部に印加されるオーディオ信号の上方値は、この機能部の後、ある比率で減少し、その後、部分的に減少した信号の全ての値が増大する。処理方法、特に音声処理に対する変換方法を用いる場合、出力信号、音圧及び/又は音響的な音の印象における損失は、入力信号は本来の値を保持する一方で、左チャンネル及び右チャンネルの信号の中にある位相が対向する成分によって生じる。前記損失は増幅により補償されるべきである。前記信号が不運にも既に0dBである場合、干渉又は飽和を引き起こさずにデジタル増幅を行うことは不可能である。この場合、前記信号は圧縮器を用いて圧縮される。この圧縮器の特性は、0dBの入力信号がその信号の値が所望される増幅に等しい又はそれよりも大きい出力信号を生成するように選択されるべきである。この所望される増幅は前記損失からの結果となる。
【0005】
幾つかのオーディオ処理は、オーディオ信号の音響レベルを変化させるが、信号レベルは変化させない。例えば、信号レベルは処理後0dBのままであるが、音響レベルは−18dBだけ減少している。この音響レベルは人間により分かるレベルである。多くの領域において、ユーザがこの音響損失をなすか、又はユーザが音響効果のスイッチをオンにするときにユーザ自身がこの損失を補償する。調節されたスピーカのボリュームを変化させることにより補償が可能である。この音響レベルの損失は、オーディオシステム自身により補償されるべきである。簡単な方法は、スピーカのボリュームを増大させる又は前記信号を増大させることである。先に述べられた実施例において、システムはスピーカのボリュームを18dBに増大させる。しかしながら、この方法は、常に可能ではなく、例えば、0dBに制限されるシステムにおいて、上記補償がピークのクリッピングを引き起こす。
【0006】
提案される方法は、デジタルピークのクリッピングを避けるために、信号を増幅する前にこの信号を圧縮することである。補償するためにxdBが必要とされる場合、前記信号はレベルが最大で−xdBに達するように初めに圧縮される。最大レベルが初めから0dBであるとき、−xdBが達成されるべきである。このとき、前記最大レベルが再び0dBに達するように前記信号が拡張される。
【0007】
圧縮に対しては、高い信号レベル、すなわち圧縮区域内の信号レベルが減少して、音響レベルの有効損失がなされる。例えば、−2dBと0dBとの間の高い信号レベルは圧縮時に圧縮率2で有効に減少する一方、小さな信号、すなわち−2dBよりも小さい信号が完全なまま残っている。xdB増幅した後、高い信号レベルは、レベル補償が音響損失を補償するのに十分な大きさではない0dBの制限にリセットされてしまう。元の信号が大きいほど、損失は大きくなる。しかしながら、小さな信号は、xdB単に増幅されるだけなので、音響損失も乱れも起こらない。
【0008】
この方法は、小さな信号をクリッピング又は乱れさせる危険が無く補償することを可能にする一方、圧縮は高い信号レベルだけに効果を提供する。後者の信号レベルにとって、微弱(minor)な音響損失は必ず起こるであろう。これは実際に不可避である。
【0009】
有利なことに、オーディオ信号の上方値に対する比率は2である。これによって、変化していない範囲と減少した範囲との間の適切な補償が達成されることができる。
【0010】
有利なことに、前記上方値は0dBと−40dBと間の範囲にある。音声処理を行うための変換方法を用いる場合、入力信号は、元の値、すなわち0dBまで保持する一方で、18dBまでの音響的な音声の印象の損失が生じる。この損失は18dBの増幅により補償されるべきである。圧縮は信号上で行われる。圧縮特性は0dBの入力信号が出力信号を−18dBで生成するように選択されるべきである。これは、例えば−40dBの圧縮中断点(compression break point)及び2.0の圧縮比率を用いて達成される。この比率は1/CRすなわちCFから得られる。
【0011】
簡単な実施例において、圧縮器は、処理機能部の後、且つ増幅部の前に、ある比率で機能部に印加されたオーディオ信号の上方値を減少させる。この方法の主要なクレームは音響損失を補償するための圧縮器を用いることである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明のこれら及び他の特徴は以下に説明される実施例から明らかであり、この実施例を参照して説明されるであろう。
【0013】
図1は、変換器2、圧縮器3及び増幅器4を備える回路装置1を示す。2つのオーディオ信号A1及びA2は、これらオーディオ信号を変換し、これによりステレオの印象を広げる変換器2に加えられる。変換器2は入力信号A3として圧縮器3に加えられる出力信号A3を供給する。この信号A3は、最大で0dBの信号レベル及び最大で−xdBの音響レベルを持つ。後続する圧縮器3は、上方領域においてオーディオ信号A3のピーク値を減少させる。この圧縮器3は入力信号A4として増幅器4に加えられ、最大で−xdBの信号レベルを持つオーディオ信号A4を供給する。増幅器4は次いで、前記オーディオ信号A4が最大で0dBの上方ピーク値を有するように、既定レベルでオーディオ信号A4を高くしていく。
【0014】
図2は変換曲線5を示す。曲線5は、入力信号A2と共にフィルタリングされる入力信号A1と出力信号A3との関係を示す。この信号A1は、左チャンネルのステレオ信号である一方、信号A2は右チャンネルのステレオ信号である。この曲線5は1:1の比率を持つ。
【0015】
図3は圧縮曲線6及び増幅曲線7を示す。曲線6は、圧縮器3の入力信号A3と圧縮器3の出力信号A4との関係を示す。この入力信号A3は横座標においてx方向にプロットされ、出力信号A4は縦座標においてy方向にプロットされる。曲線6は入力信号A3のレベル6及び出力信号A4の関連するレベル6を特徴付けている。これらレベル6は、後で値6としても示される。曲線6の上方レベル範囲8は、比率2で減少し、横座標においてx方向に−40dBから0dBへ伸びている。このレベル範囲8は−40dBから0dBの範囲8の中にある入力信号A3の上方値8と、出力信号A4の−20から−40dBの前記範囲8の中にあるそれの減少する値8とを特徴付けている。−40dBから−20dBの上方レベル範囲8は、縦座標においてy方向に延在する。明らかなように、出力信号A4は圧縮後−20dBに制限されている。ここで、18dBの音響損失を補償するのに十分な余裕(room)がある。下方レベル範囲9において、入力信号A3及び出力信号A4は同じである。
【0016】
増幅曲線7は圧縮器3の入力信号A3と増幅器4の出力信号A5との関係を示す。圧縮器3の出力レベル6は、増幅器4の入力レベル6と同じである。この増幅器4は、前記信号A4を増幅し、+18dBで全体のレベル6を上昇させる。
【0017】
図4の曲線5は、変換器2に対する入力信号の値を示し、曲線6は圧縮器3の圧縮された出力曲線であり、曲線7は増幅された増幅器4の圧縮された出力曲線である。出力値O(O=output)は、横座標における入力信号I(I=input)に依存して縦座標においてデシベルでプロットされる。曲線6における圧縮屈折点(compression kink)10及び曲線7における圧縮屈折点11は−40dBである。補償12は18dBだけ信号が増加したことを示している。圧縮ゲイン13及び14は、信号A3及びA5の間の値の変化を示している。角15は45°であり、角16は22.5°であり、値1/CR=CFにより特徴付けられる。Rは電気抵抗であり、Cはコンデンサのキャパシタンスであり、Fはファラッドを表している。
【0018】
音の印象の損失は、圧縮屈折点よりも下のレベルを持つ入力信号に対し補償されることが分かっている。この圧縮屈折点よりも上では、この入力信号が増大するのにつれて、前記補償が小さくなる。0dBの入力信号にとって、18dBが増幅される前に−18dBのスペースが用いられるので、補償が存在しない。平均して、前記音響はせいぜい18dBで補償される。
【符号の説明】
【0019】
1 回路装置
2 変換器
3 圧縮器
4 増幅器
5 変換曲線
6 圧縮曲線
7 増幅曲線
8 値の上方範囲
9 値の下方範囲
10 第1の圧縮屈折点
11 第2の圧縮屈折点
12 増分
13 第1の圧縮ゲイン
14 第2の圧縮ゲイン
15 第1の角
16 第2の角
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】変換器、圧縮器及び増幅器を示すブロック図。
【図2】変換器の入力レベルに依存する変換器の出力レベルを示す変換曲線の図。
【図3】圧縮曲線及び増幅曲線の図。
【図4】全ての曲線の図。

Claims (5)

  1. 少なくとも2つのオーディオ信号が処理機能部、特に変換機能部に各々印加される方法において、前記機能部に印加されるオーディオ信号の上方値は、前記機能部の後、ある比率で減少し、その後、部分的に減少した前記信号の値の全てが増大することを特徴とする方法。
  2. 前記オーディオ信号の前記上方値に対する前記比率が2であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記上方値は0dBから−40dBの上方範囲にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 少なくとも2つのオーディオ信号が処理機能部、特に変換機能部に各々印加される方法のための回路装置において、圧縮器は機能部に印加されるオーディオ信号の上方値をある比率で減少させることを特徴とする回路装置。
  5. 圧縮されたオーディオ信号は増幅器を用いて増幅されることを特徴とする請求項4に記載の回路装置。
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