JP2004534249A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 直線ローテータであって、これが回転するときに偏光の平面の配向軸が回転されるようにする直線ローテータと、
   円偏光を左右の円偏光間で相互変換する円形コンバータであって、光線路に交互に挿入したり取り出したりすることのできる円形コンバータと、
   検出器と相互作用する光からの信号を時間平均形態で分析する時間平均化信号測定電子回路と、
   を結合して備えた分光機器用の光学的時間平均化オフセット打消し装置。
2. 円偏光を、回転する直線偏光に変換すると共に、直線偏光を交互に左右の円偏光に変換する円形ローテータを更に備えた請求項１に記載の光学的時間平均化オフセット打消し装置。
3. 上記直線ローテータは、回転する１／２波長板である請求項１に記載の装置。
4. 上記円形コンバータは、高速軸及び低速軸を有する第１の回転する１／４波長板と、高速軸及び低速軸を有し、上記第１の１／４波長板と方向は同じであるが、それとは異なる速度で回転する第２の回転する１／４波長板とで成り、先ず、それらプレートの高速軸が整列され、次いで、第１プレートの高速軸が第２プレートの低速軸に整列され、これにより、左右の円偏光は、高速軸が整列されたときには相互変換され、そして第１の１／４波長板の高速軸が第２の１／４波長板の低速軸に整列されたときには相互変換されない請求項１に記載の装置。
5. 上記分光機器は、散乱円偏光ラマン光学的活性分光計である請求項１に記載の光学的時間平均化オフセット打消し装置。
6. 上記分光機器は、入射円偏光ラマン光学的活性分光計である請求項１に記載の光学的時間平均化オフセット打消し装置。
7. 上記分光機器は、二重円偏光ラマン光学的活性分光計である請求項１に記載の光学的時間平均化オフセット打消し装置。
8. 上記分光機器は、紫外線及び可視光線領域の光を測定する電子式円偏光二色性分光計である請求項１に記載の光学的時間平均化オフセット打消し装置。
9. 上記分光機器は、赤外線及び近赤外線領域の光を測定する振動式円偏光二色性分光計である請求項１に記載の光学的時間平均化オフセット打消し装置。
10. 光学機器の機器オフセットを排除する方法であって、複数の直線ローテータ及び複数の円形コンバータを通過した光の時間平均化測定を行う段階を含む方法。
11. 更に、上記光は、複数の円形コンバータを通過している請求項１０に記載の機器オフセットを排除する方法。
12. 透過した光ビームに二重偏光変調が使用される請求項８に記載の光学的時間平均化オフセット打消し装置。
13. 透過した光ビームに二重偏光変調が使用される請求項９に記載の光学的時間平均化オフセット打消し装置。
14. 固定時間インターバル内に、ある時間間隔で左右の円偏光を相互変換することにより、分光計において左右の円偏光の全強度を固定時間インターバルにわたってバランスするための手段。
15. 時間と共に直線偏光の配向を回転し、全ての方位配向に対する時間平均化輝度を等しくすることにより、分光計において固定時間インターバルにわたり直線偏光をバランスするための手段。