JP2004533208A5

JP2004533208A5 -

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Publication number: JP2004533208A5
Application number: JP2002536324A
Authority: JP
Filing date: 2001-08-14
Publication date: 2008-08-14
Anticipated expiration: 2021-08-14

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】（１）切断部位、融合ドメイン、および２つの７アミノ酸繰り返し間のインタースペースの少なくとも一部を欠失したΔＣＦＩＨＩＶＥｎｖをコードするポリヌクレオチド、（２）配列番号１４のプラスミド２８０５、配列番号２４のプラスミド２８２４、配列番号９１のプラスミド５３０４、配列番号９２のプラスミド５３０５、配列番号９５のプラスミド５３０８、配列番号９６のプラスミド５３０９、またはこれらと少なくとも９５％同一のプラスミド、または（３）前記ΔＣＦＩＨＩＶＥｎｖもしくはこれと少なくとも９５％同一のアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、配列番号１４のプラスミド２８０５、配列番号２４のプラスミド２８２４、配列番号９１のプラスミド５３０４、配列番号９２のプラスミド５３０５、配列番号９５のプラスミド５３０８、もしくは配列番号９６のプラスミド５３０９、の挿入物、
を含む、核酸分子。
【請求項２】請求項１に記載の核酸分子であって、前記ポリヌクレオチドが、
ａ）ΔＣＦＩＨＩＶＥｎｖをコードするポリヌクレオチド、
ｂ）配列番号１４のプラスミド２８０５またはこれと少なくとも９５％の同一性を有するプラスミドを含む、ポリヌクレオチド、
ｃ）配列番号２４のプラスミド２８２４またはこれと少なくとも９５％の同一性を有するプラスミドを含む、ポリヌクレオチド、
ｄ）配列番号９１のプラスミド５３０４またはこれと少なくとも９５％の同一性を有するプラスミドを含む、ポリヌクレオチド、
ｅ）配列番号９２のプラスミド５３０５またはこれと少なくとも９５％の同一性を有するプラスミドを含む、ポリヌクレオチド、
ｆ）配列番号９５のプラスミド５３０８またはこれと少なくとも９５％の同一性を有するプラスミドを含む、ポリヌクレオチド、
ｇ）配列番号９６のプラスミド５３０９またはこれと少なくとも９５％の同一性を有するプラスミドを含む、ポリヌクレオチド、
ｈ）配列番号１４のプラスミド２８０５の挿入物を含む、ポリヌクレオチドであって、前記挿入物が、前記ΔＣＦＩＨＩＶＥｎｖまたはこれと少なくとも９５％同一のアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、ポリヌクレオチド、
ｉ）配列番号２４のプラスミド２８２４の挿入物を含むポリヌクレオチドであって、前記挿入物が前記ΔＣＦＩＨＩＶＥｎｖまたはこれと少なくとも９５％同一のアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、ポリヌクレオチド、
ｊ）配列番号９１のプラスミド５３０４の挿入物を含むポリヌクレオチドであって、前
記挿入物が前記ΔＣＦＩＨＩＶＥｎｖまたはこれと少なくとも９５％同一のアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、ポリヌクレオチド、
ｋ）配列番号９２のプラスミド５３０５の挿入物を含むポリヌクレオチドであって、前記挿入物が前記ΔＣＦＩＨＩＶＥｎｖまたはこれと少なくとも９５％同一のアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、ポリヌクレオチド、
ｌ）配列番号９５のプラスミド５３０８の挿入物を含むポリヌクレオチドであって、前記挿入物が前記ΔＣＦＩＨＩＶＥｎｖまたはこれと少なくとも９５％同一のアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、ポリヌクレオチド、
ｍ）配列番号９６のプラスミド５３０９の挿入物を含むポリヌクレオチドであって、前記挿入物が前記ΔＣＦＩＨＩＶＥｎｖまたはこれと少なくとも９５％同一のアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、ポリヌクレオチド、
ｎ）プラスミドベクターであるバックボーンをさらに含む、前記ｈ）〜ｍ）のいずれかに記載のポリヌクレオチド、および、
ｏ）アデノウイルスベクターであるバックボーンをさらに含む、前記ｈ）〜ｍ）のいずれかに記載のポリヌクレオチド、
からなる群から選択される、核酸分子。
【請求項３】自然ＨＩＶＥｎｖに対する抗体応答またはＣＴＬ応答を生じる、請求項１または２に記載の核酸分子および生理学的に許容可能な溶液を含む、免疫原性組成物。
【請求項４】自然ＨＩＶＥｎｖに対する抗体応答またはＣＴＬ応答を生じさせるための、請求項１または２に記載の核酸分子を含む、薬学的組成物。
【請求項５】前記薬学的組成物が、一次免疫化として投与するために製造された、請求項４に記載の薬学的組成物。
【請求項６】前記薬学的組成物が、ブースターとして投与するために製造された、請求項４に記載の薬学的組成物。
【請求項７】前記核酸分子がプラスミドベクターを含む、請求項５に記載の薬学的組成物。
【請求項８】前記核酸分子がアデノウイルスベクターを含む、請求項６に記載の薬学的組成物。
【請求項９】前記核酸分子が、ｇｐ１４５を産生する位置でエンベロープタンパクが終結するようにＣＯＯＨ末端領域が切断されたｇｐ１４５ΔＣＦＩを発現するプラスミドベクターを含む、請求項５に記載の薬学的組成物。
【請求項１０】前記核酸分子が、ｇｐ１４０を産生する位置でエンベロープタンパクが終結するようにＣＯＯＨ末端領域が切断されたｇｐ１４０ΔＣＦＩを発現するアデノウイルスベクターを含む、請求項６に記載の薬学的組成物。
【請求項１１】連続オープンリーディングフレームにＨＩＶＧａｇ−ＰｏｌまたはＧａｇ−Ｐｏｌ−Ｎｅｆ融合タンパクをコードするポリヌクレオチドを含む核酸分子であって、前記ポリヌクレオチドが、
（１）配列番号１６６のプラスミド４３０２もしくは配列番号１７０のプラスミド４３０６、または、これらと少なくとも９５％の同一性を有するプラスミド、あるいは、（２）前記ＨＩＶＧａｇ−Ｐｏｌ融合タンパクもしくは前記ＨＩＶＧａｇ−Ｐｏｌ−Ｎｅｆ融合タンパクまたはこれらと少なくとも９５％の同一性を有するアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、配列番号１６６のプラスミド４３０２または配列番号１７０のプラスミド４３０６の挿入物、
を含む、核酸分子。
【請求項１２】前記ポリヌクレオチドが、配列番号１６６のプラスミド４３０２またはこれと少なくとも９５％の同一性を有するプラスミドを含む、請求項１１に記載の核酸分子。
【請求項１３】前記ポリヌクレオチドが、配列番号１７０のプラスミド４３０６またはこれと少なくとも９５％の同一性を有するプラスミドを含む、請求項１１に記載の核
酸分子。
【請求項１４】前記ポリヌクレオチドが、配列番号１６６のプラスミド４３０２の挿入物を含み、前記挿入物が前記ＨＩＶＧａｇ−Ｐｏｌ融合タンパクもしくは前記ＨＩＶＧａｇ−Ｐｏｌ−Ｎｅｆ融合タンパクまたはこれらと少なくとも９５％の同一性を有するアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、請求項１１に記載の核酸分子。
【請求項１５】前記ポリヌクレオチドが、配列番号１７０のプラスミド４３０６の挿入物を含み、前記挿入物が前記ＨＩＶＧａｇ−Ｐｏｌ融合タンパクもしくは前記ＨＩＶＧａｇ−Ｐｏｌ−Ｎｅｆ融合タンパクまたはこれらと少なくとも９５％の同一性を有するアミノ酸配列を有するポリペプチドをコードする、請求項１１に記載の核酸分子。
【請求項１６】プラスミドベクターであるバックボーンをさらに含む、請求項１４または１５に記載の核酸分子。
【請求項１７】アデノウイルスベクターであるバックボーンをさらに含む、請求項１４または１５に記載の核酸分子。
【請求項１８】天然ＨＩＶＧａｇに対する抗体応答またはＣＴＬ応答を生じる、請求項１１〜１５のいずれか一項に記載の核酸分子および生理学的に許容可能な溶液を含む、免疫原性組成物。
【請求項１９】天然ＨＩＶＧａｇに対する抗体応答またはＣＴＬ応答を生じさせるための、請求項１１〜１５のいずれか一項に記載の核酸分子を含む、薬学的組成物。
【請求項２０】前記薬学的組成物が、一次免疫化として投与するために製造された、請求項１９に記載の薬学的組成物。
【請求項２１】前記薬学的組成物が、ブーストとして投与するために製造された、請求項１９に記載の薬学的組成物。
【請求項２２】前記核酸分子がプラスミドベクターを含む、請求項２０に記載の薬学的組成物。
【請求項２３】前記核酸分子がアデノウイルスベクターを含む、請求項２２に記載の薬学的組成物。