JP2004531662A - フレキシブル・シャッター装置 - Google Patents
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- E06B9/17—Parts or details of roller shutters, e.g. suspension devices, shutter boxes, wicket doors, ventilation openings
- E06B2009/17053—Door in shutter screen; wicket door
Abstract
Description
【0001】
本発明は、開位置および閉位置の間の特定の経路に沿ってシャッターを移動させるように駆動装置と組み合わされたフレキシブル・シャッター装置に関するものであり、このシャッターは、開口あるいは他のアパーチャを閉鎖することを目的としている。この種のシャッター装置では、シャッター側縁が、少なくともその経路の一部において、平行な案内トラック内に保持されている。
【背景技術】
【0002】
シャッターが閉位置にある時に何らかの理由で駆動装置が作動不能な場合、この種の従来の装置では、シャッターによって閉鎖されたアパーチャを通過することは不可能であった。
【0003】
このような状況が生じるのは、例えばその種のシャッター装置によって非常口が閉鎖された屋内に人々がいて、緊急避難しなければならないような場合である。また、例えば大型店で火災が起こり、人々が慌てふためいて「大挙して」非常口に殺到した場合には、シャッターが機能不全に陥って閉位置で進路を塞ぐこともあり、時にはこの非常口を閉じているシャッターを開くことが不可能でもあろう。
【0004】
このため、案内トラック内を側縁が移動する形式のシャッターの使用は、安全上の理由から多くの国々で禁止されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、それらの欠点を除去することにある。本発明の意図するところは、非常口として使用することができ、且つ駆動装置を操作することなく迅速に開放可能なシャッター装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために、本発明のシャッターは、少なくとも1つの低抵抗区域を有し、この低抵抗区域が、閉位置で、シャッター下縁から所定の高さまで延びており、シャッターがこの低抵抗区域のところで破られれば、出口アパーチャを形成するようになっている。
【0007】
特に好適な一実施例では、この低抵抗区域がシャッター面のカットアウト部分によって形成され、この部分の縁部が、取り外し可能な手段によって結合されている。
【0008】
低抵抗区域の縁部は、互いに少なくとも部分的に重なっていることが好ましい。
【0009】
本発明のシャッター装置の興味ある一実施例では、検出装置が設けられて低抵抗区域が解離されたかどうかを監視することができる。この検出装置はまた駆動装置と組み合わされて、低抵抗区域が押し開けられた場合、すなわち前記出口アパーチャが開かれた場合に、シャッターが開位置へ移動するのを防止する。
【0010】
本発明のシャッター装置の一実施例では、検出装置が、駆動装置と接続された電気回路を含み、シャッターの低抵抗区域が押し開けられると、電気回路が遮断されるようになっている。
【0011】
本発明のこの他の詳細および特徴は、以下でいくつかの実施例につき添付図面を参照して行う説明から明らかになろう。但し、本発明はそれらの実施例に限定されるものではない。
【実施例】
【0012】
各図面における等しい構成要素または類似の構成要素には、等しい符号が付されている。
【0013】
概して、本発明は、非常口を有するシャッター装置、それもドラム等の駆動装置と組み合わされた形式のものに関するものであり、ドラムのスピンドルは、モータ軸に接続されている。閉位置と開位置との間を移動できるこのシャッターは、壁の入口開口または何らかのアパーチャを閉じるためのものである。
【0014】
本発明の目的の場合、「シャッター」なる用語は、1以上の補剛部材を有し、且つ少なくとも部分的に柔軟性、可撓性、または半剛性を有するあらゆる構成要素であるものとして理解されるべきであり、例えばターポリン、プラスチック材料のストリップ、金網、格子などが含まれる。さらに具体的に言えば、この構成要素には、開位置と閉位置間での移動方向に対して直角方向にスピンドルを中心として折り畳まれるか、あるいは巻き上げられるシャッターが含まれる。
【0015】
しかし注意すべき点は、特に優先されるのは、例えばターポリンにより形成されたフレキシブル・シャッターである。したがって図面は、例えばビードまたは一連のブロックを側縁に有するターポリン製のシャッターに関するものである。
【0016】
図1に示した本発明のシャッター装置は、案内トラック8および9内を走行する側縁2および3と、1以上の補剛部材または重り付きストリップを備えた下縁4とを有するシャッター1で構成されている。シャッター1は、壁部6内の開口5を閉じるのに使用され、図1に示した閉位置と開位置との間を移動することができる。開位置において、シャッター1は、開口5の上部に配置されたドラム7に巻き上げられている。シャッター1が開かれる際には、側縁2および3が、開口5の両側に延びる垂直の案内トラック8および9内を走行する。ドラム7は、電動モータ10と制御装置(図示せず)とから成る駆動装置によって駆動される。ドラム7がその軸線を中心として回転すると、シャッター1は、巻き上げられるか繰り出されるかし、その結果、閉位置か開位置へ移動せしめられる。
【0017】
シャッター1は、低抵抗区域(low resistance area)11を有し、この区域11は、図2に示すように、シャッター1を人12が押した場合に比較的容易に開くことができる。
【0018】
この低抵抗区域11は、第1帯域13と第2帯域14とを含み、第1帯域13は、シャッター1の下縁4から、下縁4の上方の或る高さまで、例えば約2メートルの高さまで延びており、第2帯域14は、好ましくはシャッター1の側縁2および3まで水平方向に延びている。したがってこの場合、低抵抗区域11はT字形である。
【0019】
低抵抗区域11の帯域13および14は、これら帯域13および14の方向に延びる、シャッター1のカットアウト部分によって形成されている。
【0020】
カットアウト部分の縁部15および16は、例えば押しばめスタッド(すなわちスナップボタン)17等の解離可能な用具により結合され、重ねられている。こうすることで、カットアウト部分の縁部15および16は、低抵抗区域11の解離後、再結合することができる。
【0021】
図2に示すように、シャッター1で閉じられた開口通過しようとする人12によって低抵抗区域11の位置でシャッター1が破られると、図3に示すように、2つの可撓性の葉状部18および19が形成される。この葉状部18および19は、先ず側部で、つまりシャッター1の側縁1および3によって境界を画定されており、次に水平に上部区域で、つまりシャッター1の側縁2および3の間に延びる低抵抗区域14のカットアウト部分によって境界を画定されている。
【0022】
葉状部18および19は、次に矢印20および21で示す方向に開かれる。
【0023】
低抵抗区域11の位置でシャッター1が解離された時にシャッター1が巻き上げられるのを防止するために、シャッター駆動装置に接続された検出装置が設けられている。駆動装置は、電動モータ10と、それを操作する制御装置22とを含む。図5に示した本発明のシャッター装置の実施例では、検出装置が、破線で略示した電気回路23を含んでいる。
【0024】
この電気回路23は制御装置22に接続され、それによってシャッター1が低抵抗区域11のいずれかの箇所で解離しても、電動モータ10が作動しないようになっている。特に、前記いずれかの箇所でシャッター1が解離されると、電気回路23は遮断される。
【0025】
この目的を達成するために、電気回路23は、低抵抗区域11の縁部15および16の各々に設けた電気導体から成る少なくとも1つの接点24を有している。シャッター1が解離されず、したがって縁部15および16が結合されている場合は、縁部15の電気導体は、カットアウト部分の縁部16の電気導体と接触している。
【0026】
図5に示すように、複数の接点24が、低抵抗区域11に設けられていることが好ましい。これらの接点24は直列に接続されるので、1つの接点24が遮断されれば、シャッター1は、電気接触が回復されるまでは、垂直方向の運動によって開かれることはない。
【0027】
図6〜図8には、押しばめスタッド形式の接点24が示されている。これら押しばめスタッドの各々は、低抵抗区域11の一方の縁部に取り付けられたスタッド25と、この一方の縁部に対応する低抵抗区域の他方の縁部に取り付けられたキャップ26とから成っている。電気回路23は、一方でスタッド25に接続され、他方でキャップ26に接続されており、したがって押しばめスタッドが解離されると遮断される。
【0028】
スタッド25は、ピン27によって低抵抗区域11の縁部15および16に取り付けられており、このピンは、シャッター1を貫通してキャップ26にはめ込まれている。電気回路23に接続されたリング29が、ピン27とキャップ26との間に挿入されている。
【0029】
同様に、電気回路23に接続されたリング30がキャップ26と対応ピン28との間に挿入され、スタッド25の反対側の縁部16または15にキャップ26を取り付けている。
【0030】
図5に示す電気回路23は導電性ワイヤを含み、このワイヤは、既述の種類の押しばめスタッドによって形成された3つの接点24を接続している。このワイヤはシャッター1内に組み込まれ、制御装置22に接続されている。
【0031】
電気接点として機能する押しばめスタッド24に加えて、別の押しばめスタッド17が、シャッター1をしっかりと閉じるために、低抵抗区域11のカットアウト部分の縁部15および16に沿って取り付けられている。
【0032】
本発明のシャッター装置の別の実施例の場合、低抵抗区域11は低抵抗ラインから成っていてもよく、この低抵抗ラインに沿ってシャッター1が解離する。その場合、接点24が、この低抵抗ラインの位置における弱い箇所を形成しており、したがってシャッター1がこの低抵抗ラインに沿って解離すると電気回路23が遮断される。
【0033】
図9〜図11には本発明の極めて興味ある一実施例が示されており、この実施例では、シャッター1が自動閉鎖装置を備えている。これらの自動閉鎖装置は、葉状部18および19をシャッター1の平面へ復帰させて、低抵抗区域11でのシャッター1の解離によって生じた入口アパーチャを閉じることができる。
【0034】
この自動閉鎖装置は、例えばコイルばねまたは弾性的なストリップといった可撓性連結部材を含み、この連結部材が、水平な低抵抗帯域14の縁部15および16をともに連結している。
【0035】
図9〜図11のシャッター1は、T字形の低抵抗区域11を有している。こうすることにより、葉状部18および19は長方形を有することになり、その上縁が、水平な低抵抗帯域14の縁部15によって形成されている。
【0036】
シャッター1の自動閉鎖を可能にするために、閉鎖装置は弾性的なストリップ31および32を有しており、このストリップが、葉状部18および19の縁部15を縁部16の上方のシャッター1の部分に結合している。特に、弾性的なストリップ31の一端33は、シャッター1の側縁2に隣接した葉状部18に結合され、他端34は、シャッター1の他方の側縁3の近傍の葉状部19上方のシャッター1に結合されている。このようにすることで、弾性的なストリップ31は、葉状部18をシャッター1の平面に復帰させ得る。
【0037】
同様に、他方の弾性的なストリップ32の端部35および36も、他方の葉状部19と、葉状部18上方のシャッター1とに、それぞれ結合されている。
【0038】
図10に明示されているように、シャッター1に入口アパーチャが形成されると、弾性的なストリップ31および32は開口5の上方で交差することになる。
【0039】
葉状部18および19をシャッター1の平面に容易に復帰させるために、葉状部には、それらの上縁から延びる補剛部材37であって、好ましくは低抵抗帯域14の縁部15と一致する少なくとも1つの補剛部材37が備えられている。
【0040】
図9および図10の葉状部18および19は、補剛部材37に加えて、葉状部18または19の面を横断するように分布する複数の補剛部材38を有している。補剛部材37および38は、垂直の低抵抗帯域13の縁部15および16と、シャッター1の各側縁2,3との間に延びている。
【0041】
ドラム7にシャッター1が巻き上げられることを可能にするために、補剛部材37および38は、ほぼ水平に、且つシャッター1の運動方向と交差するように延びている。
【0042】
補剛部材37および38は、例えば、シャッター1に組み込まれた金属製またはプラスチック製のストリップであってもよい。金属ストリップを使用する場合には、既述の検出装置の一部を形成する電気回路と一体化されていてもよい。
【0043】
本発明のこの実施例の一変形形態の場合、葉状部18または19の一方の葉状部の補剛部材37および38が、他方の葉状部18または19の対応補剛部材37および38に取り外し可能に結合される。低抵抗帯域13を横切る補剛部材37および38間に形成された接点は、シャッター1が低抵抗区域11のところで解離したかどうかを検出し得るように構成される。
【0044】
シャッター1の低抵抗帯域13の縁部15および16は、葉状部18および19が自動閉鎖装置によってシャッター1の平面に復帰せしめられ、低抵抗区域が復元される際、前記縁部を自動式に再結合する磁石を備えていることが好ましい。
【0045】
簡明化のために、図9〜図11には、既述の検出装置の一部をなす電気回路が省略されている。
【0046】
本発明の装置のさらに別の変形形態では、自動式閉鎖装置が、葉状部18および19の上部補剛部材37を結合するばね、例えばコイルばねを含んでいる。
【0047】
図12〜図21には、本発明のシャッター装置の極めて好ましい実施例が示されている。この実施例では、シャッター1がT字形の低抵抗区域11を有している。この低抵抗区域11の第1帯域13は、シャッター1の下縁4から低抵抗区域11の第2帯域14まで延びており、この第2帯域14は、シャッター1の側縁2および3の間でほぼ水平方向に延びている。
【0048】
低抵抗区域11は、3個のジッパー39、40および41を含んでいる。ジッパー39、40および41は、スライダによって互いに係合せしめられる歯を備えた2個のバンドから成る。第1ジッパー39は、低抵抗区域11の第1帯域13と合致する。
【0049】
第2ジッパーは、シャッター1の側縁2から、低抵抗区域11の第1帯域13まで延び、第3ジッパー41は、シャッター1の他方の側縁3と低抵抗区域11の第1帯域13との間に延びている。ジッパー39、40および41の配置はT字形であり、実質的に低抵抗区域11に合致している。
【0050】
このようにして低抵抗区域11の縁部がジッパーにより結合され、したがって低抵抗区域11がシャッター1の葉状部18および19を画成する。
【0051】
第1ジッパー39はほぼ垂直に延びている。第1ジッパー39は、一方では、歯を備えたテープ42を介して葉状部18の側縁に結合されており、他方では、歯を備えたテープ43を介して他方の葉状部19の側縁に結合されている。シャッター1が閉じられる時、テープ42および43は、互いに係合している。
【0052】
シャッター1で閉じられた開口を人が通ろうとする際に低抵抗区域11を解離し得るように、テープ42および43は、ジッパー39の一部が係合していない。特に、両手45の図で示した箇所44では、1つ以上の歯がジッパー39から除去されている。こうすることで、箇所44は、低抵抗区域11の解離の開始点を構成している。特に、歯が除去されていることにより、ジッパー39のテープ42および43は、開始箇所44を単に押すことで解離され、開放される。
【0053】
図13および図14は、テープ42および43が開始箇所44から解離されることで、どのようにジッパー39が開かれるかを略示したものである。
【0054】
開始箇所44の詳細は図18に示されている。この図では、テープ42から2個の歯が、またテープ43からは反対側の2個の歯が除去されており、開始箇所44を形成するこれらの除去された歯の箇所は黒で示してある。テープ42および43は、除去された歯のところでは係合していない。
【0055】
ジッパー39が開かれた時、シャッター1の側縁2および3とは反対側にあるジッパー40および41の端部がジッパー39の上端近くに位置しており且つまたスライダによって保持されていないため、ジッパー40および41は、図15に矢印47および48で示したように自動的に開かれる。これにより低抵抗区域11全体が解離し、双方の葉状部18,19が自由になり、図16に示すように、シャッター1で閉じられていた開口を人が通過できるようになる。
【0056】
シャッター1の解離によって形成される低抵抗区域11の通路を閉じ、且つこの区域を復元するために、ジッパー39、40および41の各々には、スライダ49、50および51が備えられている。
【0057】
入口アパーチャを閉じる場合、第1段階では、スライダ49、50および51が出発位置に配置される。この出発位置は、垂直ジッパー39の上端と、水平ジッパー40および41の端部45(原文どおり)および46とに置かれる。
【0058】
各ジッパー39、40および41は、出発位置に各スライダ用のピン53を備え、各スライダが当該ジッパーの他端へ向かって矢印52で示す方向に移動することでそれぞれのジッパー39、40および41が閉じられた時、テープ42および43が互いに係合せしめられる。
【0059】
このようにして、低抵抗区域11が復元され、入口開口が閉じられる。
【0060】
図19は、入口アパーチャが閉じられた場合の、垂直ジッパー39の上端と、水平ジッパー40および41の端部45および46との状態を示す詳細図である。図に明示されているように、ピン53は、ジッパー39、40および41のテープ42に備えられ、他方のテープ43には、スライダがそれぞれのテープ43の歯から外れるのを防止するストッパ54が備えられている。
【0061】
低抵抗区域が、ジッパー39、40および41を閉じることで復元された後、スライダ49、50および51は、図12に示し、図20にも詳細図で示した位置に留め置かれる。
【0062】
図20には、シャッター1の側縁2の側のジッパー40の端部区域が特に示されている。歯を備えた上側のテープ43は、歯を備えたテープ42の上方に延びている。留め置き位置にあるスライダ50は、ストッパ55に当接し、このストッパに隣接してテープ43の歯を閉じている。こうすることで、ジッパー40の開放時には、ジッパー40のテープ42および43は、図16に見られるように完全に分離することができる。
【0063】
シャッター1の入口アパーチャを閉じるためには、スライダ50を、テープ43の歯に沿って前記出発位置方向へ、ジッパー40の他端45に位置するストッパ54のところまで移動させる。次いで、テープ42のピンが、スライダ50に挿入され、スライダ50は、次に留め置き位置へ移動させられ、テープ42および43が互いに係合する。
【0064】
ジッパー41の、側縁3に隣接する端部、およびジッパー39の下端は、類似の形状を有している。
【0065】
シャッター1が案内トラック8および9に沿って移動して閉じられる際に、シャッター1の下に障害物があって低抵抗区域11が解離するのを防止するため、ジッパー39の下端は、シャッター1の下縁4のところで折り返されている。歯を有する対応テープ42および43も、同じように或る距離だけ上方へ折り返されている。図17は、テープ43の下端が折り返されている状態を略示している。
【0066】
低抵抗区域11が1以上の開始箇所44を有する1以上のジッパーで形成されたシャッター1を用いる場合には、例えば風等によるシャッター1の低抵抗区域11の解離を防止せねばならない。シャッター1の入口アパーチャは、開始箇所44に比較的低い圧力を加えることだけで造出される。好適には、垂直ジッパー39に開始箇所44を2カ所設けるべきである。開始箇所44の第1箇所は、成人に合った適当な高さに設けられ、第2箇所は、子供に合った高さに設けられる。開始箇所は、特に人の胸の高さに設けられることで、シャッター1のこの箇所を容易に押すことができ、それによって低抵抗区域11を解離させ、シャッター1に入口アパーチャを作り出すことができる。
【0067】
前述の実施例では、低抵抗区域11は、歯を備えた2つのテープ42および43を有するジッパーによって形成されているが、これらテープ42および43が必ずしも歯を有している必要はなく、テープ自体は、例えばプラスチック製にして、一方のテープが他方によってグリップされるような形状の縁部を有するものであってもよい。そのようなプラスチック製テープは、ジッパーとして知られる固定具を形成する。2つのテープを再び解離できるように互いに容易に結合するために、スライダが設けられていてもよい。そのようなプラスチック製テープを使用する場合、それらの長さの一部に亘って係合していないような開始箇所が形成される。例えば、2つのテープのうち少なくとも1つには開始箇所は付形されていない。
【0068】
この実施例は、図21〜図23に略示されている。低抵抗区域11は、2つのプラスチック製テープ42および43から成り、ジッパー39を形成している。テープ42は、葉状部18の側縁に結合され、テープ43は、他方の葉状部19の側縁に結合されている。
【0069】
第1ストリップ42は、その長さに沿って溝56を有しており、この溝が第2ストリップ43の長さに沿って延びる舌状部57と組み合わされる。ストリップ43に押圧力を加えると、舌状部57は、他方のストリップ43の溝56に係合する。この押圧力は、例えば、この図には示されていないスライダによって加えられる。少なくとも舌状部57は、溝56に圧入される際圧縮されることが好ましい。
【0070】
人がシャッター1で閉じられた開口を通過しようとする際、低抵抗区域11を解離できるように、ジッパー39には、解離の開始箇所44が設けられている。舌状部57は、この開始箇所44では、僅かの長さだけ、例えば数センチメートルだけ除去されている。こうすることにより、テープ42および43は、この開始箇所ではテープ長さの一部に亘って係合していない。ジッパー39のテープ42および43は、この開始箇所を単に押すことで解離され、双方の葉状部18および19が開放される。
【0071】
本発明が、既述の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなしに、特に低抵抗区域11の形状と種類、並びにこの区域の縁部の結合形式に関しては、別の変形形態が考えられることは言うまでもない。例えば、可撓性の葉状部18,19は、双方の縁部の低抵抗区域11の長さに亘って延びる磁石によって、または繊維織物、例えば「ヴェルクロ」の商標名で知られる繊維織物によって互いに結合されるテープによっても、結合することができる。
【0072】
接点は、例えばソレノイドで取り囲んだ永久磁石形式にすることもできる。その場合、磁石は、ソレノイドが結合された縁部とは反対側の低抵抗区域縁部に結合されることで、シャッター1が低抵抗区域11で解離した場合、磁石はソレノイドから分離され、電気信号が制御装置22へ送られる。
【0073】
検出装置は、例えば案内トラックに配置された電子アイを含んでいてもよく、これは例えば葉状部18または19といったシャッター1の部分が、シャッター1の平面から逸脱しているかどうかを検出する。
【0074】
そのほか、本発明は、垂直の案内トラック内を移動する側縁を有するシャッターに限定されるものではなく、水平に案内トラックが延びているシャッターであってもよい。
【0075】
加えて、低抵抗区域は、T字形に限られることはなく、例えば垂直線または対角線等、どのような形状であってもよい。
【0076】
本発明のシャッター装置は、巻き上げドラムを有するように説明されているが、そのようなドラムの存在は必ずしも必要ではない。ある場合には、案内トラックを、開口5の上方に垂直または水平に延びるように設けて、シャッターの開放時には、シャッター側縁が開口5の上方の前記案内トラック内に収容されるようにしてもよい。また開口5の上方にボクッスを設け、シャッター開放時には、その中へシャッターを畳み込んでもよい。
【図面の簡単な説明】
【0077】
【図1】壁の開口に取り付けられた本発明のシャッター装置を閉位置で示す略示斜視前面図。
【図2】人がシャッターを通過しようとしている様子を示す図1と同様の図。
【図3】人が通過する様子、およびシャッターが破られて2つの可撓性葉状部を形成している様子を示す図1と同様の図。
【図4】人が開口を通過した様子を反対側から見た、図1〜図3に示したシャッターの略示斜視図。
【図5】シャッターが解離したかどうかを検出する電気回路を有する本発明のシャッター装置の略示前面図。
【図6】シャッターの低抵抗区域縁部の、押しばめスタッドを備えた一部を示す略示図。
【図7】押しばめスタッド装置のスタッドの略示分解図。
【図8】押しばめスタッド装置のキャップの略示分解図。
【図9】壁の開口に取り付けられた本発明のシャッター装置の別の実施例を閉位置で略示した斜視図。
【図10】シャッターが解離されて2つの葉状部を生じた場合の図9に示した装置の略示垂直断面図。
【図11】シャッター平面で見た葉状部を示す、図10と同様の断面図。
【図12】本発明のシャッター装置の極めて好適な一実施例の略示前面図。
【図13】図12のシャッターが低抵抗区域で解離され、葉状部が形成される際の経過を順次に示す図の1つ。
【図14】図12のシャッターが低抵抗区域で解離され、葉状部が形成される際の経過を順次に示す図の1つ。
【図15】図12のシャッターが低抵抗区域で解離され、葉状部が形成される際の経過を順次に示す図の1つ。
【図16】図12のシャッターが低抵抗区域で解離され、葉状部が形成される際の経過を順次に示す図の1つ。
【図17】シャッター装置の低抵抗区域を回復させる準備状態を示す図12と同様の図。
【図18】図12の低抵抗区域の拡大詳細図。
【図19】図12のシャッター装置の垂直方向ジッパー上端と水平方向ジッパー端部とを示す詳細図。
【図20】図12のシャッターの側縁に隣接する低抵抗区域の端部を示す詳細図。
【図21】図12〜図20に示した本発明の実施例の別形式による低抵抗区域およびシャッターの部分略示前面図。
【図22】図21のXXII−XXII線に沿った水平断面図。
【図23】低抵抗区域が解離された場合の図22と同様の図。
Claims (21)
- シャッター(1)が閉位置と開位置との間を垂直方向に移動できるように駆動装置と組み合わされたフレキシブル・シャッター装置であって、前記シャッター(1)が開口(5)または他のアパーチャを閉じるようになされたフレキシブル・シャッター装置において、
前記シャッター(1)が少なくとも1つの低抵抗区域(11)を有しており、該低抵抗区域は、前記閉位置において、前記シャッター(1)の下縁(4)から前記シャッターの所定の高さまで延びており、それによって前記シャッター(1)が前記低抵抗区域(11)の位置で破られた時に少なくとも1つの出入口アパーチャが形成されるようにしていることを特徴とするフレキシブル・シャッター装置。 - 前記低抵抗区域(11)が前記シャッター(1)の下縁(4)から本質的に垂直方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載のシャッター装置。
- 前記シャッター(1)が、該シャッター(1)の側縁(2,3)間でほぼ水平方向に延びる低抵抗帯域(14)を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャッター装置。
- 前記低抵抗区域(11)が前記シャッター(1)のカットアウト部分に形成されており、その区域縁部(15,16)が分離可能に結合されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のシャッター装置。
- 前記低抵抗区域(11)の前記縁部(15,16)が少なくとも部分的に重なっていることを特徴とする請求項4に記載のシャッター装置。
- 前記低抵抗区域(11)が、2つのテープ(42,43)を有する少なくとも1つのクロージャ(39,40,41)を含み、該クロージャが、少なくとも1つのスライダ(49,50,51)によって互いに係合されることができ、また前記クロージャ(39,40,41)は、ほぼ前記低抵抗区域(11)の方向に延びていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のシャッター装置。
- 前記低抵抗区域(11)が、歯を備えた2つのテープ(42,43)を有する少なくとも1つのジッパー(39,40,41)を含み、該ジッパーが、少なくとも1つのスライダ(49,50,51)によって互いに係合されることができ、また前記ジッパーは、ほぼ前記低抵抗区域(11)の方向に延びていることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のシャッター装置。
- 前記ジッパー(39,40,41)が少なくとも1つの開始箇所(44)を有することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のシャッター装置。
- 前記テープ(42,43)の少なくとも一方のテープの歯が、前記開始箇所(44)のところで少なくとも部分的に除去されていることを特徴とする請求項8に記載のシャッター装置。
- 前記スライダ(49,50,51)を留め置き位置に配置するための装置が設けられており、それによって前記クロージャ(39,40,41)のテープが全体として分離され得ることを特徴とする請求項6から請求項9までのいずれか1項に記載のシャッター装置。
- 前記テープのうちの一方(43)が、他方のテープ(42)を越えて延びており、それによって前記スライダ(49,50,51)が前記第1のテープ(43)の留め置き位置に配置され得ることを特徴とする請求項10に記載のシャッター装置。
- 前記低抵抗区域(11)が破られたかどうかを検出する検出装置が設けられており、該検出装置は前記駆動装置と協働して、シャッター(1)が前記低抵抗区域(11)の箇所で破られた場合に、前記シャッター(1)の移動を防止するようになっていることを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載のシャッター装置。
- 前記検出装置が、前記駆動装置(10)に接続された電気回路(23)を含み、該電気回路は、前記シャッター(1)が低抵抗区域(11)の箇所で破られた場合に、遮断されることを特徴とする請求項12に記載のシャッター装置。
- 前記電気回路(23)が、前記低抵抗区域(11)の縁部(15,16)の各々に配置された電気導体を含む少なくとも1つの接点(24)を有しており、前記縁部(15,16)同士が結合されている時、一方の縁部(15)の電気導体と他方の縁部(16)の電気導体とが接点を形成しており、前記シャッター(1)が前記低抵抗区域(11)の箇所で破られると前記接点が開かれることを特徴とする請求項13に記載のシャッター装置。
- 前記電気回路(23)が、直列に接続された数個の接点(24)を含むことを特徴とする請求項14に記載のシャッター装置。
- 前記接点(24)が、前記低抵抗区域(11)の縁部の1つに結合されたキャップ(26)と、前記低抵抗区域(11)の他方の縁部に結合れたスタッド(26)とから成るスナップボタン(17)によって形成されていることを特徴とする請求項14または請求項15に記載のシャッター装置。
- 前記検出装置が、前記シャッター(1)の一部がシャッター平面外に位置するかどうか、または前記シャッター(1)の近くに障害物があるかどうかを検出できる電子アイを含むことを特徴とする請求項12から請求項16までのいずれか1項に記載のシャッター装置。
- 自動式のクロージャ装置が備えられており、該クロージャ装置が前記出入口アパーチャの自動閉鎖を可能にしていることを特徴とする請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載のシャッター装置。
- 前記自動式クロージャ装置が、前記低抵抗区域(11)の縁部(15,16)を結合する少なくとも1つの弾性連結部材(31,32)を含み、それによって前記縁部(15,16)がシャッター平面に戻されることを特徴とする請求項18に記載のシャッター装置。
- 前記シャッターが少なくとも1つの補剛部材(37,38)を有し、該補剛部材が、シャッター(1)の移動方向とほぼ交差して、前記低抵抗区域(11)と少なくとも一方の前記シャッター縁部(2,3)との間に延びていることを特徴とする請求項1から請求項19までのいずれか1項に記載のシャッター装置。
- 前記低抵抗区域(11)の箇所で前記シャッター(1)の一方の側縁(2,3)から延びる前記補剛部材(37,38)が、前記シャッター(1)の他方の側縁(3,2)に延びる対応補剛部材(37,38)に分離可能に結合されることを特徴とする請求項20に記載のシャッター装置。
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