JP2004526877A - 抄紙機クロ−ジングの積層構造 - Google Patents

抄紙機クロ−ジングの積層構造 Download PDF

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Abstract

【課題】
プレス布を製造する方法、およびプレス布の製品の提供。
【解決手段】
プレス布を製造するとき、隣接する巻きが重なり合わないように複数回らせん巻きし、先に巻いた細片に対し、各巻きを結合する。細片自体は、積層構造であり、少なくとも2つの層が互いに結合している。細片を予めかなりの長さに製造し、その後に、それを特定の長さおよび幅のプレス布に作り上げる。
【選択図】図1

Description

【発明の背景】
【0001】
1.発明の分野
この発明は、製紙技術に関する。より詳しくは、この発明は、抄紙機(製紙機械)のプレス部分のためのプレス布に関する。
【0002】
2.先行技術の説明
製紙プロセスの間、繊維状スラリ−、すなわちセルロ−ス繊維の水分散体を、抄紙機の成形部分を移動する成形布上に堆積することによって、セルロ−スを含む繊維状のウエブが作られる。スラリ−から成形布を通して大量の水が排水され、成形布の表面には、セルロ−スを含む繊維上のウエブが残る。
【0003】
新しく作られたセルロ−スを含む繊維状のウエブは、成形部分からプレス部分へと進む。プレス部分には、連続したプレスニップがある。セルロ−スを含む繊維状のウエブは、成形布、あるいは多くの場合にはそのような成形布の2枚の間に支持されたプレスニップを通り過ぎていく。プレスニップにおいて、セルロ−スを含む繊維状のウエブは、圧縮力を受けて、そこから水を搾り出し、そしてまた、ウエブ中のセルロ−スを含む繊維を互いに付着し、セルロ−スを含む繊維状のウエブを紙シ−トに変える。成形布あるいは複数の成形布が水を受入れ、理想的には、紙シ−トに水を戻さない。
【0004】
紙シ−トは、最終的に乾燥部分へと進む。乾燥部分には、少なくとも一連続の回転可能な乾燥ドラムつまりシリンダがあり、それらの内部はスチ−ムで加熱されている。新しく作られた紙シ−トは、連続したドラムのそれぞれの周りを順次曲がりくねって進む。乾燥布が紙シ−トを保持するが、乾燥布は、紙シ−トをドラムの表面に密着させるように保持する。加熱ドラムは、蒸発作用によって、紙シ−トの水分量を減らし、望ましいレベルにする。
【0005】
成形、プレスおよび乾燥の布がすべて抄紙機上で無端のル−プの形態であり、コンベヤ−のような動きをすることが分かるであろう。さらに、紙の製造は、相当の速度で進む連続的なプロセスであることが分かるであろう。すなわち、繊維状スラリ−は、成形部分で成形布上に連続的に堆積し、それと同時に、新しく作られた紙シ−トは、乾燥部分から出た後、ロ−ルに連続的に巻かれる。
【0006】
この発明は、特には、プレス部分で用いるプレス布に関する。プレス布は、紙を製造するプロセスにおいて、不可欠なロ−ルである。それらの機能の一つは、上に暗示したように、プレスニップを通して製造される紙を支持し、運ぶことである。
【0007】
プレス布は、また、紙シ−トの表面の仕上げに関与する。すなわち、プレス布は、表面がなめらかで、均一な弾力性のある構造であり、それにより、プレスニップを通り過ぎる際に、紙の表面をなめらかでマ−クのないものにする。
【0008】
おそらく最も大事なことは、プレス布が、プレスニップの中で湿った紙から取り出す大量の水を受け入れることである。この機能に応えるため、プレス布の内部には、水を通すための、一般に空隙部といわれる空間が実際必要であり、そして、布は、使用できる全期間中にわたり、充分な透水性をもつことが必要である。最後に、プレス布は、湿った紙から受ける水がプレスニップの出口で紙に戻ったり紙を再び湿らせたりしないようにすることができなければならない。
【0009】
現代のプレス布は、いろいろな型が製造され、製造する紙のグレ−ドに合わせて設備する抄紙機の要求に適合するようになっている。一般に、プレス布は、織りベ−ス布を備え、そのベ−ス布には、細く不織の繊維状の材料をたくさん針で縫い込む。ベ−ス布は、モノフィラメント、パイルをもつモノフィラメント、マルチフィラメント、あるいはパイルをもつマルチフィラメントの糸で織ることができ、単層、多層あるいは積層にすることができる。糸については、一般に、抄紙機の布技術の分野の技術者が同じ目的で使うであろう、たとえばポリアミドやポリエステル樹脂のような合成高分子樹脂の一つから押出し成形する。
【0010】
織りベ−ス布それ自体は、多くの異なる形態をもつ。たとえば、無端に織ることもあるし、あるいは、平坦に織り、その次に縫合によって無端にすることもある。その他に、変形無端織りとして普通知られる方法によって、ベ−ス布を製造することができる。その方法では、ベ−ス布の横方向の端に、縦方向(MD)糸を用いた縫い目ル−プを備えている。この方法において、布の横方向の端の間であり、折り返して縫い目ル−プを作る各端において、MD糸を連続的に前後に縫う。この方法で製造するベ−ス布は、抄紙機に据え付ける際、無端の形態に据える。そのため、機械上で縫合可能な(on‐machine‐seamable)布と称される。そのような布を無端の形態に据えるため、2つの横方向の端を合わせ、2つの端の縫い目ル−プを互いに入り込ませ、その組み合った縫い目ル−プが作る通路に向けて縫い目ピンあるいはピントルを通す。
【0011】
さらに、織りベ−ス布については、別のものが作る無端ル−プの内部に一つのベ−ス布を置き、そして、両方のベ−ス布を通して短繊維を針で縫うことによって、それらのベ−ス布を互いに結合し、積層することができる。一つあるいは両方の織りベ−ス布を、前記の機械上で縫合可能なタイプとすることができる。
【0012】
とにかく、織りベ−ス布は、無端のル−プの形態、あるいは、そのような形態に縫合可能であり、縦方向に測った所定の長さと、横方向に測った所定の幅とをもつ。抄紙機の配置はいろいろ異なるので、抄紙機の布メ−カ−は、顧客の抄紙機に特に合うような寸法のプレス布や他の抄紙機布を製造しなければならない。言うまでもなく、その要求があるため、製造工程を合理化することが困難であり、一般には、各プレス布をオ−ダ−メ−ドとせざるをえない。
【0013】
いろいろな長さおよび幅をもつプレス布をより早くかつ効率的に製造するという必要性に応えるために、プレス布は、最近、レックスフェルトほかの米国特許第5,360,656号に示されるらせん技術を用いて製造されている。その特許が示す内容を引用してここに組み入れる。
【0014】
米国特許第5,360,656号は、短繊維を針で縫い込んだ一つの層あるいはそれ以上の層を含むベ−ス布から構成されたプレス布を示す。ベ−ス布は、そのベ−ス布の幅よりも小さな幅寸法の織り布の細片をらせん状に巻いた少なくとも一つの層から構成される。ベ−ス布は、縦、つまりMD方向に無端(エンドレス)である。らせん状に巻いた細片の縦糸が、プレス布の縦方向に対して角度をなしている。織り布の細片は、抄紙機布の製造で一般に用いるものよりも狭い織り方でパイルなしで織ることができる。
【0015】
ベ−ス布は、比較的に狭い織り布細片をらせん状に巻いて結合した複数の巻きから構成される。布の細片は、縦および横の各糸で織られる。らせん状に巻いた布細片の隣接する巻きは、互いに境を接し、そして、そこにらせん状に連続する縫合が作られ、その縫合は縫付け、ステッチ、溶融あるいは溶接によって閉じられる。他の方法として、隣り合うらせん巻きの縦に沿った端部分を重なるように配置することができる。その配置の場合、端の部分の厚さを薄くし、重なり合う領域の厚さが厚くならないようにすべきである。さらに、細片の端の部分で、縦糸の間の間隔を増すことにより、らせん巻きを重なり合うように配置したとき、重なり合う領域で縦糸間の間隔が変化しないようにすることができる。
【0016】
どの場合でも、織りベ−ス布は、結果的に、無端ル−プの形態で、内部表面、縦方向(MD)および横方向(紙の進行方向に対して直角)をもつ。その時、織りベ−ス布の横の端は、その縦方向(MD)に対して平行になるように整えられる。織りベ−ス布の縦方向とらせん状に連続する縫合との間の角度は、比較的に小さく、普通は10°以下である。同じ理由で、織りベ−ス布の細片の縦糸は、織りベ−ス布の縦方向(MD)に対して同じような比較的に小さな角度を作る。同様に、縦糸に対して直角をなす、織りベ−ス布細片の横糸は、織りベ−ス布の横方向(紙の進行方向に対して直角)に対して同じような比較的に小さな角度を作る。要約すると、織り布細片の縦糸も横糸も、織りベ−ス布の縦方向(MD)あるいは横方向(紙の進行方向に対して直角)と一直線になることはない。
【0017】
米国特許第5,360,656号が示す方法では、織り布細片を2つの平行なロ−ルの周りに巻き、織りベ−ス布を集合させるようにしている。いろいろな幅および長さをもつ無端のベ−ス布を供給するために、比較的に狭い織り布細片を2つの平行なロ−ルの周りにらせん状に巻いている。特定の無端ベ−ス布の長さは、織り布細片の各らせん巻きの長さで決まり、また、その幅は、織り布細片のらせん巻きの数で決まる。注文に応じて、所定の長さおよび幅をもつベ−ス布を織り上げるという前の必要性を、それによって避けることができる。その代わりに、織り布細片を製造するために、20インチ(0.5m)ほどの狭い織り機を用いることができる。しかし、実用性の理由からは、40〜60インチ(1.0〜1.5m)の幅をもつ一般の織物機械の方が好ましい。
【0018】
米国特許第5,360,656号は、また、2層であり、各層がらせん状に巻いた織り布片からなるベ−ス布を明らかにしている。両方の層は共に無端のル−プの形態であり、一方は他方が形作る無端のル−プの内側にある。好ましくは、一方の層における織り布片のらせん状の巻き方向を、他方の層における織り布片の巻きに対して反対方向にすると良い。すなわち、もう少し詳しくいうと、一方の層におけるらせん状の巻き片が右回りのらせんであるのに対し、他方の層におけるそれは左回りのらせんである。そのような2層で積層したベ−ス布において、2つの層の各々の織り布片の縦方向(縦糸)糸は、織りベ−ス布の長手(縦)方向と比較的小さな角度をなし、そして、一方の層の織りベ−ス布片の縦方向(縦糸)糸は、他方の層の織り布片の縦方向(縦糸)糸とある角度をなす。同様に、2つの層の各々の織り布片の横方向(横糸)糸は、織りベ−ス布の横方向(進行方向に対して直交)方向と比較的小さな角度をなし、そして、一方の層の織りベ−ス布片の横方向(横糸)糸は、他方の層の織り布片の横方向(横糸)糸とある角度をなす。要約すれば、各層における織り布片の縦方向(縦糸)糸および横方向(横糸)糸のいずれもベ−ス布の長手(縦)方向あるいは横方向(進行方向に対して直交する方向)と一直線にはならない。さらに、各層における織り布片の縦方向(縦糸)糸および横方向(横糸)糸のいずれも他方のものと一直線にはならない。
【0019】
したがって、米国特許第5,360,656号が示すベ−ス布には、はっきりと定まった縦あるいは横の方向の糸がない。むしろ、糸の系は、縦方向および横方向に対して斜角(鋭角または鈍角)になっている。そのようなベ−ス布を含むプレス布は、多軸のプレス布と称される。今までの標準的なプレス布は3軸をもつ。一つは縦方向(紙の縦方向)、また一つは横方向(進行方向に対して直交する方向)、さらに一つは、布の中を垂直に通るZ−方向である。それに対し、多軸のプレス布は、それらの3軸だけでなく、らせん状に巻いた層あるいは複数の層における糸系が定める少なくともさらに2つの軸をもまたもつ。さらに、多軸プレス布には、Z−方向の多数の流れ通路がある。したがって、多軸のプレス布は、少なくとも5つの軸をもつ。その多軸構造のために、一層を越える層を含む多軸プレス布は、その糸系が互いに平行なベ−ス布層をもつものに比べて、製紙プロセスにおけるプレスニップの圧縮に応じる集まり(ネスティング)および/またはつぶれに対しすぐれた抵抗力を示す。
【0020】
米国特許第5,360,656号の教えにしたがってベ−ス布がひとたび製造されると、それに対し他の材料を、付加的な層の形態で取り付けることができる。それらの付加的な層は、たいてい、短繊維材料の幅広のものであり、縫付けあるいはからませることによって、ベ−ス布に対し取り付けられる。その短繊維材料のものは、プレス布の紙支持面を形作る。その場合、ベ−ス布は積層されるが、各繊維は、縫付けあるいはからませることによって、積層したベ−ス布を貫き、各層を互いに保持することになる。
【0021】
さらに、付加的な材料層として、たとえば孔の開いた熱可塑性シ−ト材料あるいは不織のメッシュ布をしばしは用いてベ−ス布を被い、その後に短繊維材料の幅広のものをそこに取り付ける。それらの付加的な材料として、たとえば、再び濡れることを防止する層、あるいは、紙ウエブつまり滑らかで接合部のない表面からの圧縮水分を一時的に貯えるための付加的な空隙部分を与えるためのものを含む。
【0022】
それらの付加的な層を用意するために、追加の製造工程費用がかかることは明らかである。それは、結果的には、米国特許第5,360,656号の教えにしたがうベ−ス布を製造することによって省略可能な多くの時間を使いきってしまう。この発明は、その同じ特許の教えにしたがう積層構造によってプレス布を高効率で製造することができる方法を提供する。
【発明の開示】
【発明のサマリ−】
【0023】
したがって、この発明は、プレス布を製造する方法、およびプレス布の製品そのものの両方である。この発明では、細片形態の積層構造を予め製造し、その後に、それをらせん巻き技術によって特定の長さおよび幅のプレス布に作り上げる。
【0024】
その積層構造は、少なくとも2つの層を備える。最上層と最下層とであり、それらは互いにサンドイッチ状に取り付けられる。最上層は、抄紙機のプレス部分で紙ウエブを最終的に支持するのであるが、その層は、次のグル−プから選ばれる材料の一つから構成される。すなわち、短繊維材料、湿った紙ウエブに跡を付けないような細かい繊維あるいはフィラメントで織った布、紡糸結合、からませおよび成形(メルトブロ−)による不織布、そして、孔の開いた押出し成形のポリマ−フィルムからなるグル−プの中の一つである。
【0025】
最下層は、次のグル−プ、すなわち、短繊維材料、湿った紙ウエブに跡を付けないような細かい繊維あるいはフィラメントで織った布、紡糸結合、からませおよび成形(メルトブロ−)による不織布、孔の開いた押出し成形のポリマ−フィルム、編み布、不織の網織物もしくはメッシュ布、そして、織り布片からなるグル−プの中から選ばれるものの一つから構成される。
【0026】
積層構造は、また、最上層と最下層との間に、中間層を備える。その中間層は、最上層あるいは最下層についての上に述べた材料の一つから構成される。
【0027】
最上層、あるいは最上層および中間層は、最下層に対し、針縫い、溶融、ヒュ−ジング、グル−イング(のり付け)などによって取り付ける。そして、その結果生じる積層構造は、プレス布を製造する上での後での使用のために取って置く。
【0028】
次に、この発明について、添付の図面をしばしば参照しながら、より詳細に述べよう。
【好適な実施例の詳細な説明】
【0029】
図面を参照すると、図1は、この発明のプレス布を製造するための方法を説明するための上面図である。その方法を実施するために、装置10を用いる。装置10は、第1ロ−ル12および第2ロ−ル14を備える。それらのロ−ルは、互いに平行であり、図1に矢印で示す方向に回転する。細片形態の積層構造16は、ストックロ−ル18から第1ロ−ル12および第2ロ−ル14の回りにらせん状に連続的に巻かれる。積層構造16をロ−ル12,14の回りに巻くにつれて、ストックロ−ル18を第2ロ−ル(図1の右側に向けて)適切な速度で移動することが必要である。
【0030】
第1ロ−ル12と第2ロ−ル14とは距離Dだけ離れている。その距離Dは、製造すべきプレス布に必要とされる全長Cに関連して定まる。その全長Cは、無端ル−プ形態のプレス布について縦方向(紙の進行方向)に測られる。幅wをもつ積層構造16は、ストックロ−ル18から方向を多数回変えて(多数の巻きを作るように)第1ロ−ル12および第2ロ−ル14上にらせん状に巻かれる。その巻き工程中に、ストックロ−ル18は、第2ロ−ル14に沿って移動する。連続的に巻かれる積層構造16は、互いに隣接し、そして、らせん状の連続的な継ぎ目が、縫い合わせ、ステッチ縫い、溶融、ヒュ−ジングあるいは溶接によって互いに取り付けられ、図2に示すようなプレス布22を得る。そのような取付けについては、プレス布22が形作る無端のル−プの内側あるいは外側のいずれでも行うことができるが、好ましいのは内側の方である。積層構造16を充分な回数巻回し、必要とする幅Wのプレス布を製造すると、らせん巻きは終了する。なお、プレス布の幅は、無端のル−プ形態のプレス布22を横断する方向(紙の進行方向に交差する方向、横方向)に測る。そうして得るプレス布22には、内側表面、外側表面、縦方向および横方向がある。最初は、プレス布22の側方の端は、その縦方向と平行でなく、線24に沿って切り取ることにより、求める幅W、および無端ル−プの縦方向に対して平行な2つの側方の端をもつプレス布22を得ることが分かるだろう。
【0031】
その構成要素および製造方法について以下に詳しく述べるが、すでに述べた積層構造16は、幅がwの細片形態である。この発明を実施する上では、それより大きな幅あるいは小さな幅の細片を用いることができるが、細片の幅としては、39.4インチ(1.0m)が好ましい。
【0032】
積層構造16をらせん状に巻くことによりプレス布22を組み立てるので、らせん状に連続する縫い合わせ(継ぎ目)20は、プレス布22の縦方向、つまりの紙の進行方向と一直線にはならず、むしろわずかな角度θを作る。その角度の大きさは、図2の上面図が示すように、プレス布22の縦方向に関して積層構造16のらせん巻きのピッチの大きさである。この角度は、すでに述べたように、一般的には10°以下である。
【0033】
積層構造16は、第1の側端30および第2の側端32をもち、それら似よって幅wを定める。第1および第2のロ−ル12,14上に積層構造16をらせん状に巻くにつれて、各巻きの第1の側端30が重なり合うことなくすぐに続く巻きの第2の側端32に隣接する。そして、各巻きの第1の側端30は、すぐに続く巻きの第2の側端32に縫付け、ステッチ、溶融あるいは溶接によって結合される。
【0034】
積層プレス布自体は、積層構造16から上述の方法で製造したプレス布22を組み入れたものであり、まず、上に述べた一般的な種類のいずれかのベ−ス布を第1および第2のロ−ル12,14回りに準備し、ついで、上に述べた手法にしたがって、その上に細片状の積層構造16をらせん状に巻くことにより、プレス布22形態の層を得る。その代わり、あるいは付け加えて、上に述べた手法によってらせん巻きすることで得たものの上に、細片状の積層構造16をらせん状に巻くことにより、プレス布22形態の層を製造することもできる。好ましくは、先の層を製造する際の方向と反対の方向に細片状の積層構造16をらせん状に巻くことにより、そのような層を製造することが良い。そうすれば、一つの層では、積層構造16を右巻きのらせんを得るような方向に巻き、また、もう一方の層では、積層構造16を左巻きのらせんを得るような方向に巻くことになる。
【0035】
さらに、積層プレス布は、積層構造16から上述の方法で製造したプレス布22を組み入れたものであるが、それはまた、上に述べたものであり適切に適合する寸法をもつ一般的な種類のベ−ス布の上に、プレス布22を着せることによって製造することもできる。
【0036】
とにかく、プレス布が、積層構造16をらせん状に巻くことによって製造した一つの層を積層したもの、あるいは備えたものであっても、短繊維材料の1または2以上の層をその外側表面、内側表面あるいはそれらの両方の面に当て、針縫いあるいはからませること(引っ掛け)によって打ち込むことができる。短繊維材料の1または2以上の層については、プレス布上のらせん形の細片形態にすることもできるし、プレス布の全幅にすることもできる。プレス布を積層する場合、上を被う層を通して打ち込む短繊維材料の個々の繊維は、層を互いに取り付けるための主要な部材(手段)である。どの場合でも、この幅広のものを加えることによって、プレス布を構造的に完全にし、紙にマ−キングが付くおそれを低減する。
【0037】
あるいはまた、プレス布を積層する場合、比較的低融点の材料を層間に置き、プレス布を加熱し、場合によっては圧力をかけることによって、低融点材料を溶融し、上下の層を互いに接着あるいは溶着することができる。低融点材料に代えて、接着剤を用いることもできる。また、積層構造16の層の中の一つを低融点材料で構成することもできる。
【0038】
さて、積層構造16に戻るが、図3は、その断面図である。積層構造16は、少なくとも2つの層を備え、たとえば、3層を備え、説明の便宜上、それらの層を最上層34、中間層36および最下層38とする。最上層34は、プレス布22の外側表面を構成し、抄紙機上に製造される湿った紙ウエブに接触することが理解されるであろう。
【0039】
前に述べたように、最上層34は、次のグル−プから選ばれる材料の一つから構成される。すなわち、短繊維材料、湿った紙ウエブに跡(マ−ク)を付けないような細かい繊維あるいはフィラメントで織った布、紡糸結合、からませおよび成形(メルトブロ−)による不織布、そして、孔の開いた押出し成形のポリマ−フィルムからなるグル−プの中の一つである。
【0040】
たとえば、最上層34を短繊維材料の層(あるいは複数の層)で構成することができる。また、最上層34を織物で構成することができるが、その織物としては、それが織ったものあるいは不織のものであろうと、繊維層のそれと同様のデニ−ルの細かい糸あるいはフィラメントからなる。そのため、それに接触する湿った紙ウエブにひどくはマ−クを付けるおそれがない。
【0041】
そのように、最上層34については、米国特許第5,525,410号の中に示されたいくつかの種類の細かい織物のものを用いることができる。その米国特許第5,525,410号の教えをここに含めることとする。また、たとえばカネボ−が製造し販売する細かいメッシュ製品をも用いることができる。セリスから入手可能な紡糸結合の不織布、およびソンタラという名のデュポンから入手可能なからませ不織布をも用いることができる。後者の材料は、からませによるもので、非常に細かいデニ−ルのポリエステル繊維材料である。興味ある成形(メルトブロ−)による不織布は、通常、ポリプロピレンあるいはポリエチレンを含む。
【0042】
最上層34は、孔の開いた押出し成形のポリマ−フィルム、たとえば孔の開いた熱可塑性ポリウレタン(TPU)シ−ト材料で構成することもできる。孔の開いたTPUシ−ト材料は、密度が140から850g/m、厚さが0.13から1.3mm(5から50ミル)、開口率が20から60%である。孔の形は、たとえば矩形、正方形、円などいろいろである。
【0043】
最下層38は、最上層34に適したとした材料に加えて、編んだ布、不織の網織物材料あるいはメッシュ布、および編んだ布細片からなるグル−プから選ぶ材料の一つで構成する。それらの後者の3つ(編んだ布、不織の網織物材料あるいはメッシュ布、および編んだ布細片)の中の1あるいは2以上のものが含まれるのは、最上層38が抄紙機上で負荷機能を成し遂げ、紙の進行方向およびそれに交差する方向における寸法安定性をもつ製紙布(抄紙機布)を提供するときである。
【0044】
そのように、最下層38を編んだ布細片で構成することができるが、その布細片については、モノフィラメント、パイルをもつモノフィラメント、あるいは合成重合樹脂からなるマルチフィラメントの糸で編むことができる。合成重合樹脂には、たとえば、ポリイミドあるいはポリエステルがあり、製糸業界で用いる他の布と同様に編む。編んだ後、編み布細片は、ストックロ−ルに一時的に貯える前に、通常の方法でヒ−トセットする。そのような編み布細片は、縦方向糸(縦糸)と横方向糸(横糸)とを含む。たとえば、横糸をパイルをもつモノフィラメントとし、横糸をモノフィラメントとし、単層あるいは多層に編むことができる。前に述べたように、編み布細片としては、米国特許第5,525,410号の中に示されたいくつかの種類の細かい織物のもの、あるいはカネボ−が販売する種類の細かい編みメッシュ布を適用することができる。
【0045】
また、最下層38については、ジョンソンの米国特許第4,427,734号の中に示されたいくつかの種類の不織メッシュ布細片を用いることができる。その米国特許第4,427,734号の教えをここに含めることとする。この米国特許が示す不織メッシュ布は、うねをもつネット状の構造、つまりメッシュを定める糸群をもつ。不織メッシュ布を作り上げるモノフィラメント状の要素は、その縦方向および横方向に方向付けされ、あるいはまた、それらの方向に対して斜めに(対角線的に)方向付けされる。不織メッシュ布は、たとえば、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂から押出しなどによって製造する。たとえば、不織の網材料について、ナルテックスから入手可能なもので、直径が0.33mm(0.013インチあるいは13ミル)から2.03mm(0.080インチあるいは80ミル)、1センチ当たり3から16の糸数(1インチ当たり7から40本)のものをこの目的のために用いることができる。これらの材料は、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレンおよびポリエチレン製である。
【0046】
積層構造16は、また、最上層34および最下層38のためのすでに述べた材料の少なくとも一つからなる中間層36を備える。その材料の1または2以上のものとして、a)編み布、b)不織の網織物材料あるいはメッシュ布、およびc)編み布細片がある。それらは、中間層36に対し、抄紙機上で負荷機能を成し遂げ、紙の進行方向およびそれに交差する方向における寸法安定性をもつ製紙布(抄紙機布)を提供する要求があるときに用いる。
【0047】
最上層34と最下層38、あるいは最上層34、中間層36と最下層38とが互いに結合し、工業生産用プレス布22に用いる積層構造16を構成する。ここで、かなりの長さの積層構造16を製造し貯えておき、顧客が求める寸法仕様のプレス布22を製造するための使用に応える。2つの層34,38(最上、最下)、あるいは3つの層34,36,38(最上、中間、最下)を互いに結合するとき、針縫い、ヒュ−ジング、溶着、グル−イング(のり付け)、あるいは当業者に知られた他の手段を用いる。そのような結合を終えたら、結果として得る積層構造16の側方の端を整え、それらの端を互いに平行とし、均一な幅wをもつ積層構造16を得ることが必要である。
【0048】
他のタイプのプレス布については、その分野で公知の製造工程、たとえば、洗浄、乾燥、、表面仕上げ、予成形などを引き続いて行い、この発明のプレス布22を完成する。
【0049】
この発明の積層構造を得るために、全幅にわたる結合は除くことができる。その代わりに、まず最初に、比較的狭い幅に積層構造を製造し、それに引き続いて、らせん巻き技術によって、全幅の構造に組み立てることができる。細片(ストライプ)形態の積層構造は、迅速に製造し、その目的のために後で用いることができる。
【0050】
上に述べたことに対し当業者であればいろいろな変形をすることができるのは明らかであり、この発明の考え方は、添付の各クレ−ムの内容を越えない範囲で変形可能である。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】この発明によるプレス布の製造方法を示す上面図である。
【図2】プレス布の上面図である。
【図3】この発明のプレス布の材料となる積層構造の断面図である。
【符号の説明】
【0052】
10 装置
12 第1のロ−ル
14 第2のロ−ル
16 積層構造
18 ストックロ−ル
20 縫合わせ
22 プレス布
24 線
30,32 側方の端
34 最上層
36 中間層
38 最下層

Claims (36)

  1. 抄紙機のプレス部分のためのプレス布を製造する方法であり、次の各工程を備える、プレス布の製造方法。
    ・積層構造の細片を用意する工程であり、前記細片は、互いに積層した少なくとも2つの別の層、第1の側方の端および第2の側方の端、ならびに、それを横切る方向の細片幅を含み、その細片幅は、前記プレス布の幅よりも小さい。
    ・前記積層構造の前記細片を互いに重なり合わないようにらせん状に複数回巻く工程。
    ・先に巻いたものに対し、積層構造の細片の各巻きを隣接させる工程。
    ・先に巻いたものに対し、積層構造の細片の各巻きを接合し、前記プレス布を形作る工程であり、前記プレス布は、外側表面と内側表面とをもつ無端のル−プ形態である。
  2. 前記積層構造の細片を次の各工程によって提供する、請求項1の方法。
    ・最下層を用意する工程であり、その最下層は、前記積層構造に対するベ−スである。
    ・最上層を用意する工程であり、前記最上層は、抄紙機のプレス部分において紙ウエブを支持するのに適合する。
    ・前記最上層を前記最下層上の頂上に設置する工程。
    ・前記最上層および前記最下層を互いに取り付けることによって、前記積層構造を形作る工程。
  3. 次の各工程をさらに備える、請求項2の方法。
    ・中間層を用意する工程。
    ・前記中間層を前記最上層と最下層との間に置いてから、前記最上層と最下層との取付けを行う工程。
  4. 前記取付けの工程を針縫いで行う、請求項2の方法。
  5. 前記取付けの工程を接着で行う、請求項2の方法。
  6. 前記取付けの工程を溶着で行う、請求項2の方法。
  7. 前記取付けの工程を溶融で行う、請求項2の方法。
  8. 前記第1の側方の端および前記第2の側方の端を整えることによって、それらの端を互いに平行とし、前記細片の幅を均一にする工程をさらに備える、請求項1の方法。
  9. 前記プレス布に対し、短繊維材料からなる付加的な層を少なくとも一つ取り付ける工程をさらに備える、請求項1の方法。
  10. 前記取付け工程を、前記プレス布の前記内側表面で行う、請求項9の方法。
  11. 前記取付け工程を、前記プレス布の前記外側表面で行う、請求項9の方法。
  12. 前記取付け工程を、前記プレス布の前記内側表面および前記外側表面で行う、請求項9の方法。
  13. 前記短繊維材料からなる少なくとも一つの付加的な層は、前記プレス布の前記内側表面および前記外側表面の一方にらせん巻きした細片の形態である、請求項9の方法。
  14. 前記短繊維材料からなる少なくとも一つの付加的な層は、前記プレス布の前記内側表面および前記外側表面の一方の全幅にわたって設ける、請求項9の方法。
  15. 前記プレス布に対するベ−ス布を用意する工程であり、前記ベ−ス布は、無端のル−プ形態であり、その無端の無端ル−プは、内側表面、外側表面、第1および第2の側方の端、ならびに前記側方の端の間を横切る布幅をもつ、工程をさらに備え、
    しかも、前記積層構造の前記細片は、前記ベ−ス布の前記外側表面上、各巻きが重なり合わないようにらせん状に複数回巻く、請求項1の方法。
  16. 次の各工程をさらに備える、請求項1の方法。
    ・前記プレス布のためのベ−ス布を用意する工程であり、前記ベ−ス布は、無端のル−プ形態であり、その無端の無端ル−プは、内側表面、外側表面、第1および第2の側方の端、ならびに前記側方の端の間を横切る布幅をもつ。
    ・前記ベ−ス布を前記プレス布の内側に着せる工程。
  17. 次の各工程をさらに備える、請求項1の方法。
    ・積層構造の第2の細片を用意する工程であり、前記第2の細片は、互いに積層した少なくとも2つの別の層、第1の側方の端および第2の側方の端、ならびに、それを横切る方向の細片幅を含み、その細片幅は、前記プレス布の幅よりも小さい。
    ・前記積層構造の前記第2の細片を、前記プレス布上に各巻きが重なり合わないようにらせん状に複数回巻く工程。
    ・先に巻いたものに対し、前記積層構造の前記第2の細片の各巻きを隣接させる工程。
    ・先に巻いたものに対し、前記積層構造の前記第2の細片の各巻きを接合し、前記プレス布上に層を形作る工程。
  18. 積層構造の第2の細片を用意する工程が、次の各工程を備える、請求項17の工程。
    ・最下層を用意する工程であり、前記最下層は、前記積層構造のベ−スである。・最上層を用意する工程であり、前記最上層は、抄紙機のプレス部分において紙ウエブを支持するのに適合する。
    ・前記最上層を前記最下層上の頂上に設置する工程。
    ・前記最上層および前記最下層を互いに取り付けることによって、前記積層構造を形作る工程。
  19. 次の各工程をさらに備える、請求項18の方法。
    ・中間層を用意する工程。
    ・前記中間層を前記最上層と最下層との間に置いてから、前記最上層と最下層との取付けを行う工程。
  20. 前記取付けの工程を針縫いで行う、請求項18の方法。
  21. 前記取付けの工程を接着で行う、請求項18の方法。
  22. 前記取付けの工程を溶着で行う、請求項18の方法。
  23. 前記取付けの工程を溶融で行う、請求項18の方法。
  24. 前記積層構造の前記第2の細片を、前記プレス布の前記細片を巻く方向に対し反対方向にらせん巻きする、請求項17の方法。
  25. 抄紙機のプレス部分のためのプレス布であり、次の各構成を備える、プレス布。
    積層構造の細片であり、前記細片は、互いに積層した少なくとも2つの別の層をもち、それら別の層は、最上層と最下層であり、前記細片は、第1の側方の端および第2の側方の端、ならびに、それを横切る方向の細片幅をさらに含み、その細片幅は、前記プレス布の幅よりも小さく、さらに、前記細片は、隣接する複数回のらせん巻きであり、その細片の巻きにおいて、前記第1の側方の端がそれに隣り合う巻きの前記第2の側方の端に隣接し、それによって、前記細片の隣接する巻き同士を識別するらせん状の連続する継ぎ目を形作り、そのらせん状の連続する継ぎ目は、前記細片の第1の側方の端と前記第2の側方の端とが隣接するように取り付けることによって閉じられる。
  26. 前記積層構造は、前記最上層と最下層との間にサンドイッチになった中間層をさらに備える、請求項25のプレス布。
  27. 前記プレス布の内側表面および外側表面の一方に取り付けた、短繊維材料からなる付加的な層を少なくとも一つ備える、請求項25のプレス布。
  28. 前記プレス布の内側表面および外側表面のそれぞれに取り付けた、短繊維材料からなる付加的な層を少なくとも一つ備える、請求項25のプレス布。
  29. 前記短繊維材料からなる少なくとも一つの付加的な層は、前記プレス布の内側表面および外側表面の一方にらせん巻きした細片の形態である、請求項27のプレス布。
  30. 前記短繊維材料からなる少なくとも一つの付加的な層は、前記プレス布の内側表面および外側表面の一方に全幅にわたって設けられている、請求項27のプレス布。
  31. 前記プレス布は、無端ル−プ形態のベ−ス布をさらに備え、その無端ル−プは、内側表面および外側表面をもち、前記積層構造の前記細片は、前記ベ−ス布の前記外側表面にらせん巻きされている、請求項25のプレス布。
  32. 前記プレス布は、無端ル−プ形態のベ−ス布をさらに備え、その無端ル−プは、内側表面および外側表面をもち、前記積層構造の前記細片は、前記ベ−ス布の内側にある、請求項25のプレス布。
  33. 前記プレス布は、積層構造の第2の細片をさらに備え、その第2の細片は、前記らせん巻きした細片上にらせん状に連続的に巻いたものであり、前記第2の細片の巻きにおける前記第1の側方の端は、それに隣り合う巻きの前記第2の側方の端に隣接し、それによって、前記第2の細片の隣接する巻き同士を識別するらせん状の連続する継ぎ目を形作り、そのらせん状の連続する継ぎ目は、前記細片の第1の側方の端と前記第2の側方の端とが隣接するように取り付けることによって閉じられる。
  34. 前記積層構造の前記最上層は、短繊維材料、細かい繊維あるいはフィラメントで織った布、紡糸結合、からませおよび成形による不織布、および、孔の開いた押出し成形のポリマ−フィルムからなるグル−プの中から選ばれる材料の一つからなる、請求項25のプレス布。
  35. 前記積層構造の前記最下層は、短繊維材料、細かい繊維あるいはフィラメントで織った布、紡糸結合、からませおよび成形による不織布、孔の開いた押出し成形のポリマ−フィルム、編み布、不織の網織物もしくはメッシュ布、および、織り布片からなるグル−プの中から選ばれるものの一つからなる、請求項25のプレス布。
  36. 前記積層構造の前記中間層は、短繊維材料、細かい繊維あるいはフィラメントで織った布、紡糸結合、からませおよび成形による不織布、孔の開いた押出し成形のポリマ−フィルム、編み布、不織の網織物もしくはメッシュ布、および、織り布片からなるグル−プの中から選ばれるものの一つからなる、請求項26のプレス布。
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