JP2004526075A - 便器内で洗浄液中に活性物質流体を分配するための分配装置 - Google Patents

便器内で洗浄液中に活性物質流体を分配するための分配装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、便器内で活性物質流体を洗浄液中に分配するための分配装置に関する。当該分配装置は、便器の縁で懸濁させることが可能なホルダ(1)を含み、相互に分離し、ホルダ(1)内に提供され、そしてそれぞれ活性物質流体を収容する少なくとも2つの保存容器(2、3)を含む。それぞれの保存容器(2、3)は、各活性物質流体を洗浄液へ分配させることが可能な排出開口部(4)をそれぞれ自体に有している。その進歩性のある分配装置は、洗浄液を保存容器(2、3)の内部に流入させない点で特徴付けられ、保存容器(2、3)の排出開口部(4)は、活性物質流体のみを排出させて、1回の洗浄の間に一部量の活性物質流体がそれぞれの保存容器(2、3)から洗浄液中に分配されるよう配置される。

Description

【0001】
本発明は、請求項1の導入部の特徴を有する、便器内の洗浄液中に活性物質流体を分配するための分配装置に関する。
【0002】
活性物質流体なる用語は、流動可能であり、従って洗浄、消毒、消臭、漂白、又は同様の作用を有する液状〜粘性の、特定の場合においてはゲル様、又は更には糊状、又は顆粒状、又はさもなければ注入可能な活性物質製剤を意味する(ドイツ特許DE199 30 362 A1号(以前に公開されていない)ならびにヨーロッパ特許EP 0 775 741 A1号及びEP 0 960 984 A2号に特に示されている)。
【0003】
一般的な種類の分配装置は、「WCバスケット」の宣伝文句のもと、様々な形態で知られている。まず第一に、1種類の活性物質流体用の分配装置が知られている。該活性物質流体は保存容器中に配置され、その保存容器がホルダに取り付けられている場合には、底側に出口開口部が配置されており、ホルダ中に固定して配置されたり取り替え可能にして挿入されている。
【0004】
1種類の活性物質流体用でまず第一に知られている分配装置においては、活性物質流体は、一緒に飽和された動作要素(例えば、開気孔型の発泡材料製の要素)又は洗浄液により負荷可能な動作要素(ヨーロッパ特許EP 785 315 A1号)により送達される。ここで、前記保存容器の出口開口部は、固定位置でホルダに配置された密閉要素による前記保存容器の閉鎖部の押し出し後、大部分は閉鎖され、その結果、僅かに小さい断面を有する流路が、前記活性物質流体の滲出に利用可能となる。前記装置は、開気孔型発泡材料の毛細管効果を利用して機能する。分配させる役割を有するリブ型プレートを有する同様の構成もまた知られている。
【0005】
両方の変形の場合において、前記出口開口部が原則としていつまでも開口している結果、便器の長期不使用期間の間、活性物質流体が滲出し続け得ることが最適ではないと折に触れて思われる。
1種類の活性物質流体用の別の分配装置(ドイツ特許 DE 299 02 066 U1号)は、前記保存容器に密閉要素を有しており、それは、バルブの様に作動し、出口開口部が閉じる積極的な閉塞型閉鎖設定を通常採用している。
【0006】
このことは、密閉要素として作用するバルブボールの重力の作用で起こる。この密閉要素は、出口開口部を僅かに開放する開放設定へのバイアス力に対して転移可能である。ロッカーとして構成されて、ホルダの旋回軸に旋回可能に取り付けられた作動要素は、この目的を果たす。当該作動要素は、前記軸の片側に、洗浄液用のパン型容器を有する負荷領域を有する。前記軸の反対側にある作動要素のアームは、前記密閉要素に対して下から支持している。洗浄液がその影響領域上で作用するならば、前記作動要素は、その作動要素を用いて出口開口部でバルブシートを吊り上げ、その出口開口部を僅かに開放する。前記活性物質流体は、前記出口開口部から前記密閉要素を通過して洗浄液が流れる洗浄液流中に滲出可能であるか、あるいは洗浄液に混入される。以前に説明された分配装置と同様の分配装置は、すでに上述に示されているがこれまで公開されていないドイツ特許DE 199 30 362 A1号から分かるが、当該装置は、作動要素として1本のアームレバーを有しており、そのレバーは一端でホルダと接続されており、そのホルダでは、密閉要素がホルダと旋回可能に接続された末端部と負荷領域との間に配置されている。この構成は特に、ホルダで取り替え可能に配置された保存容器に対応する。
【0007】
一般的な種類の以前に説明された分配装置を使用する場合において、便器の洗浄液が流れ込むすべての構成要素は、通常その活性物質流体に含まれねばならない。しかしながら、多くの活性物質構成要素は、接続的に収納された安定な形態では実現できない。従って、多チャンバ式分配装置が既に提案されている(ヨーロッパ特許EP 0 960 984 A2号)。この既知の分配装置は、少なくとも2つの異なる、又は同一の固体、ゲル様、ペースト状、又は液体の媒体を、便器中に液体又は水溶液の形態で分配する役割を果たす。容器は、前記媒体の保存用に相互に隣接して配置された少なくとも2つの個別のチャンバを有し、ホルダに、便器の縁で懸濁可能に配置されている。各チャンバは、容器の底部を介してその一自由端により環境中に出て行き、反対の自由端でカバーにより流動体誘導式に閉塞される分配チューブを備えた分配装置を有する。その容器の2つのチャンバは、カバー部分のスロット様の通路を介して流れで洗浄水で充填可能であり、その後各活性物質が混入する分配チューブにより、サイフォン式に又はオーバーフロー式に便器内に流出する。容器内でのチャンバの分離は、異なる媒体が使用可能であるという利点を有し、そうでなければ1つのみのチャンバ内に通常一緒に保管される場合には、所望の効果において相互に悪影響を及ぼすことになる。更に、媒体のコンシステンシーは、それぞれのチャンバで様々となり得る。
【0008】
上記の分配装置において、上部から流れ出す洗浄水が活性物質流体を含有するチャンバ中に流れ込み、活性物質材料部分を引き離し、その活性物質材料を混入させてチャンバから流し戻されることによる、既知の「WCバスケット」の機能原則が利用されている。その場合には、チャンバにもたらされるサイフォン作用によりチャンバに相当な液量が残るという問題がある。従って洗浄工程が長い間終了しているときでさえ、それぞれのチャンバ中の活性物質流体に及ぼす洗浄液の作用は継続している。活性物質流体の消費は、実際、最適な方法で制御できない。
【0009】
同様の又は異なるゲル様の活性物質流体用の2チャンバ式分配装置も知られており(国際特許WO92/20876 A1)、その分配装置では、出口開口部が保存容器内の底部で穿孔として作成されており、恒久的に開口している。ゲルの粘度と表面張力により、ゲルは通常重力により自然に流出可能である。溢れ出る又は下方から出口開口部に流れ込む洗浄液によってのみ、一部量の前記活性物質流体が放出可能であり、出口開口部近くのゲルをある程度腐食する。この2チャンバ式システムにおいては、それゆえ同様に、開口部が基本的に恒久的に開口している結果、便器長期間使用されないと、活性物質流体が大気圧の影響で滲出するか固化するかのいずれかであり、その後もはや作用しなくなることになる。
【0010】
教示は、活性物質流体の分配制御の可能性に関して、少なくとも2つの相互に分離した保存容器から活性物質を分配するための前述で説明した既知の分配装置を最適化する問題に基づく。
請求項1の導入部の特徴を有する分配装置の場合において、請求項1の特徴付けの部分により、前述で示された一連の問題は、解決される。本発明に従って、前記保存容器は、その容器の内部への洗浄液の流入を防御されて、当該保存容器の出口開口部から活性物質流体のみが流出する。これは、それぞれの洗浄工程で、一部量の活性物質誘導体の洗浄水中への分配が、各保存容器から起こるようにして実現される。
【0011】
前述で定義された一連の問題の解決法に関しては、請求項16により本発明に従った分配装置の実施例が特に好都合である。積極的に閉鎖する出口開口部は、この概念において、特に一部量の決められた容量設定の目的で、及び長期間使用していない場合における保存容器中の活性物質流体保護の目的で好都合である。
【0012】
1種類の活性物質流体用の分配装置の技術的な原則は、現状において既知であり、既に包括的に上述で更に説明されているが、本発明に記載の構成の実現に有効である。特に、更この目的においてに上述で示された現状が参照されるはずである。
【0013】
当該教示の好ましい実施形態及び開発は、従属クレームの主題を形成する。
更に本発明の好ましい実施形態は、以下に続く図面を参照することにより、より詳細に説明される。
図1は、本発明に記載の分配装置の好ましい実施形態を示す平面図である。
図2は、線II−IIに沿った図1の装置の断面図である。
図3は、線III−IIIに沿った図2の装置の断面図である。
【0014】
図面に示される分配装置は、少なくとも2種類の活性物質流体を、便器に流れ込む洗浄液に分配する役割を果たす。活性物質流体としての教示に鑑みて理解されるべきことに関して、このことは発明の詳細な記載の概論部分で既に定義されており、それに参照され得る。
【0015】
当該分配装置は、第一に便器の縁で懸濁可能なホルダ1、及びホルダ1中に提供され、それぞれ別々の活性物質流体用の少なくとも2つの相互に分離した保存容器2、3から構成される。その活性物質流体は、対応するものであったり、異なるものであったり、相互に適合したり、あるいは相互に不適合である活性物質流体であってもよい。2種類の活性物質流体用の2つの保存容器、又はそれ以上の活性物質流体用のそれ以上の保存容器が提供され得る。
【0016】
本発明により、好適な活性物質流体は、例えば、芳香相、特には香りを付けた芳香相である。そのような芳香相は、通常、少なくとも1つの芳香剤、好ましくは香油、少なくとも1つの界面活性剤又は乳化剤、及び水、ならびに、特定の場合においては防腐剤、増粘剤(thickener)、金属イオン封鎖剤、着色剤、更なる界面活性剤又は乳化剤、安定剤、デスケーラ等といった更なる成分を含有する。
【0017】
本発明により、同様に好適な活性物質流体は、漂白相、特には塩素を含有する漂白相、例えば次亜塩素酸塩ベースの漂白相であり、当該漂白相は、実際の漂白剤及び水以外に、通常、所望により増粘剤、界面活性剤又は乳化剤、中和剤、着色剤、芳香剤等といった更なる成分を含有可能である。
【0018】
本発明により、更に好適な活性物質成分は、デスケーリング活性物質相、好ましくは酸性のデスケーリング活性物質相である。このようなデスケーリング活性物質相は、実際のデスケーラ(これは好ましくは有機又は無機酸である)及び水以外に、所望により界面活性剤又は乳化剤、増粘剤、芳香剤、防腐剤等といった更なる成分を含有可能である。
活性物質流体として、高度に濃縮した界面活性剤相、いわゆる「発泡促進剤」を使用することが同様に可能である。このような高度に濃縮した界面活性剤相は、界面活性剤以外に、更に一般的な成分をも含有可能である。
【0019】
本発明により、抗菌性、及び/又は防かび性、及び/又は抗ウイルス性の活性物質相を有する活性物質流体が同様に好適であり、当該活性物質相は、その抗菌剤として、及び/又は防かび剤として、及び/又は抗ウイルス剤として作用する活性物質及び水以外に、所望により界面活性剤又は乳化剤、増粘剤、芳香剤、防腐剤等といった更なる成分を含有可能である。
【0020】
更に、該活性物質が酵素を含有する活性物質相であることが可能である。このような酵素を含有する活性物質相は、その1つ又は複数の酵素及び水以外に、所望により界面活性剤又は乳化剤、増粘剤、芳香剤、防腐剤等といった更なる成分を含有可能である。
【0021】
同様に、本発明に従って使用される活性物質流体は、吸収性、特に匂い吸収性の活性物質相であることが可能である。これらは、吸収剤、特に匂い吸収剤及び水以外に、所望により界面活性剤又は乳化剤、増粘剤、芳香剤、防腐剤等といった更なる成分を含有可能である。
【0022】
本発明に記載の分配装置は、特定の実施形態に従って、保存容器2、3中の異なる活性物質の組み合わせを用いる可能性を提供し、好ましい実施の形態により、その保存容器2、3のうちの1つは、特に前述で定義するような芳香相を含有する。
【0023】
例えば使用される活性物質流体の組み合わせは、塩酸漂白剤と組み合わせた香りを付けた芳香相(相互に一緒に保存すると安定ではない)、高度に濃縮した界面活性剤相(発泡促進剤)と組み合わせた香りを付けた芳香相、デスケールする酸性活性物質相と組み合わせた芳香相、抗菌活性物質相と組み合わせた芳香相、様々な酸系、酵素を含有する活性物質相と組み合わせた芳香相、水彩着色相と組み合わせた香りを付けた酸相、匂い吸収相と組み合わせた芳香相、有効酸素と組み合わせた香りを付けた酸相、ポリアクリレートで増粘した活性物質相と組み合わせた香りを付けた酸相等である。その場合において特に興味深いのは、数千mPasの範囲、特に2000〜5000mPas、好ましくは2500〜3500mPas(Rotovisko LVT、ハイドロメータ2、6rpm、200℃で測定)の粘度の、粘液〜ゲル状の活性物質流体である。
【0024】
図示された分配装置の場合において、保存容器2、3はそれぞれ、各活性物質流体を洗浄液中に分散可能にするために容器自身に出口開口部4を有する。教示のための起点を形成する現状とは対照的に、ここでは、保存容器2、3は、容器内部への洗浄液の流入を防止されている状態である。その結果、保存容器2、3の出口開口部4が活性物質のみが放出するように配置されている。保存容器2、3のそれぞれから洗浄液中への一部量の活性物質流体の分配が、各洗浄工程において起こる。図示の実施の形態において、このことは、各保存容器2、3の出口開口部4が、通常の設定においてはそれゆえ図2に示されるように、底部に配置されてことにより実現される。流れ出す洗浄水は、常に保存容器2、3上で側面から衝突する。
【0025】
ホルダ1での保存容器2、3の配置及び取り付けについては、多種多様な可能性が存在する。その程度まで好ましくて、図に示される実施の形態において、保存容器2、3は、個々に取り替え可能であるよう容器1中に取り付けられ、あるいは取り付け可能であることが提供される。代替としては、保存容器2、3をアダプタ等により連結させ、ホルダ1中にそれらを、それゆえ一体化させて取り付けて構成される。更に代替としては、保存容器2、3を直接的に連結させ、ホルダ1中にそれらを、それゆえ直接的に一体化させて取り付けて構成される。最終的には、例えば結合したハウジングにおける分離したチャンバのように、共通の単一ハウジング中に保存容器2、3を構築し、次いでホルダ1にその形態でそれらを取り付けると考えられる。1つ又は他の変形が、実際的な優先度及び使用される活性物質流体により選択可能である。
【0026】
保存容器2、3は、現状(ドイツ特許DE 299 02 066 U1、ドイツ特許DE 199 15 322 A1)において示されるように、それぞれ所望によりバルブを装備した詰め替え開口部により個々に詰め替え可能となるようデザイン可能である。特に、この場合保存容器2、3は、容器1中に固定して取り付けられたり構成されたりすることも可能であり、従ってそれ自体は閉鎖された単一配置が選択可能である。
しかしながら、説明された実施の形態は、取り替え可能な1回使用の容器として保存容器2、3を示しており、それは実際に非常に広く知られている。説明され、好ましい実施の形態は、ホルダ1で相互に隣接して配置された保存容器2、3を示している。保存容器2、3を前後にする配置に、同じことが適用される。代替として、カスケード式に製品を送達する目的で、保存容器2、3を上下に配置するようにも提供されている。
【0027】
説明され好ましい実施の形態は更に、実際にはここでは個々に取り替え可能である保存容器2、3が、上述の形態で(使用設定に)プラグを差し込むことにより容器1中に取り付け可能であることを示している。多種多様な他の固定の可能性が、代替として問題となる。例えば、保存容器2、3を側部からホルダ1に押し込むことも考えられ得る。保存容器2、3をホルダ1に側面から配置し、次に旋回軸の周囲に設置して旋回して使用することも考えられ得る。出口開口部4の各構成及びその閉鎖法により、1つ又は他の変形が選択され得る。
【0028】
原則として、例えば独立して流動できない非常に粘度の高いゲル又はペーストを活性物質流体として使用可能である。この場合、保存容器2、3は、フレキシブルな壁部又は全体にフレキシブルな壁を有し、その中にある活性物質流体の放出が保存容器2、3の圧力負荷により起こることが推奨され得る。この圧力負荷は、例えば流れ出す洗浄液を介した適当なメカニズムを用いることが可能である。
【0029】
本発明に記載の多チャンバ式分配装置の場合に、原則として、1種類の活性物質流体用の分配装置について現状から既知である分配メカニズムが使用可能であることが、上述で既に述べられている。その程度まで、本発明の場合に適用可能な構成上の可能性は、一般的に言えば、ヨーロッパ特許EP0 538 957 B1号に遡るが、プレート型の分配要素が、ホルダ1に提供され、洗浄工程中、洗浄液が流れ出す負荷領域を有していることであり、保存容器2、3の内部は、所望により活性物質流体の自由流動を阻止する配置の挿入を有する出口開口部4により分配要素と常時接続して配置されている。特に好ましい実施の形態により、プレート型の分配要素は、全ての保存容器2、3と共通して結合している。
【0030】
説明され好ましい実施の形態は、能動的に閉鎖密閉要素により操作する解決法を示す。ここで、開口部4は、保存容器2、3の底部に配置されているが、特に密閉要素5により閉鎖される。密閉要素5は、バイアスをかけて出口開口部4を閉鎖する閉鎖設定とし、バイアス力に反して、出口開口部4を僅かに開放する開放設定に転移可能である。
【0031】
密閉要素5の転移に対して、密閉要素5と協働し、密閉要素5が各洗浄工程において、バイアス力に反して開放設定を一時的に採用する程度まで洗浄液を介する力により短期的に負荷される作動要素6が提供される。その目的で、洗浄工程中、洗浄液により作用を及ぼされ、従って洗浄工程中、洗浄液が衝突する負荷領域7は、作動要素6に配置される。作動要素6は、一端がホルダ1と旋回可能に接続した1アーム式のレバーとして構成される。密閉要素5は、負荷領域7から特定の間隔を空けて作動要素6に配置される。作動要素6を形成するレバーの1アーム式の構成(図3)のために、洗浄液により作用を受ける力の有効方向は、密閉要素5の開口方向と一致する。それにより密閉要素5は、保存容器2、3の出口開口部4から下から持ち上げられ得る。それゆえ、更なる手段なしに、特別な構成的特徴のない保存容器2、3に取り替え可能に取り付けることが可能となる。
【0032】
説明される実施の形態において、密閉要素5は、ホルダ1と旋回可能に接続されている作動要素6の末端と負荷領域7との間に配置されている。従って密閉要素5の開口路は、比較的小さくて、開口は、所望のように非常に小さいギャップだけで起こる。更に、このギャップは、密閉要素5の適当なデザインにより、非対称的に開かれ、すなわち負荷領域7の方向により強く開口するので、この方向に有効な物質流体が優先的に流出する。それは洗浄液の方向であって、その後有効な物質流体が適当に混合する。従ってその有効物質流体は、作動要素6の上部で負荷領域7の方向に流動することが可能であり、この流露で流れ出す洗浄液と既に混合している。
【0033】
作動要素6と一体的に形成される密閉要素5が提供可能である。これは、特に作動要素6が、注入形成可能なプラスチック材料でデザインされる場合に推奨される。更に、ホルダ1は、特に好ましい方法で、プラスチック材料、特には注入形成可能なプラスチック材料、好ましくは熱可塑性の合成材料から構成可能である。全体としては、作動要素6がホルダ1で一体的に形成され、バイアス力が作動要素6の固有弾力により生み出されることになり得る。
【0034】
説明されて好ましい実施の形態は今や、作動要素6が、少なくとも2つの保存容器2、3に対して、好ましくは全ての保存容器2、3に対して密閉要素5と共通して接続することにより、特に区別される。図1の平面図において、幅広の作動要素6が認識可能であり、これは同じように幅広のパン型の負荷領域7及びその中で認識可能な小さな流出開口部8を有するプレート型の構成からなり、すべてホルダ1のフレーム型の底面プレート9内にある。保存容器2、3での出口開口部4の配列は、保存容器に適合させる。特に、これらの容器は、分配装置全体の中央部に対してオフセットに出口開口部4を有して非対称的に構成されている(図2)。それにより、2つの保存容器2、3が提供されることにも関わらず、比較的狭く形成された領域に活性物質の出口が集中することになる。
【0035】
最終的に、異なる保存容器2、3からの活性物質流体の分配は、特別な方法で制御されているが、出口開口部4及び/又は密閉要素5での流動断面が異なるように決定及び/又は設定されるようにして実現可能となる。
最終的に、構成の観点において、特に出口開口部及び密閉要素の配置及び形成に関して、説明される分配装置のデザイン可能性は多数ある。この接続において、当該出願人の類似特許出願が同時発生的に出願されており、その開示の内容が参照され得る。特に、同時計量又は時間において遅延される計量は、異なる保存容器からの同一又は異なる濃縮により実現可能である。
【0036】
本発明は、以下に続く実施例を参照することにより更に説明されるが、これはいかなる方法によっても本発明を制限しない。本発明に記載の分配装置の保存容器2、3に対する異なる活性物質流体の組み合わせが、以下の実施例に示されている。
【0037】
1)塩素漂白剤と組み合わせた香りを付けた芳香相:実際には1タンク系においては保存安定性により実現不可能である
a)芳香相
組成;
【表1】
Figure 2004526075
【0038】
生成;
20〜25℃の暖かい水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。増粘剤を中〜高速回転速度で流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしピンホールがまだ存在するなら、更に攪拌が必要となる。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料を加えて放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0039】
b)塩素を含有する漂白相(およそ1%の活性塩素)
組成;
【表2】
Figure 2004526075
【0040】
生成;
水が提供される。中〜高速回転速度(およそ800rpm)で増粘剤を流し込む(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしポリマー粒子がまだ存在するなら、更に攪拌が必要となる。その後、Oxyriteを添加する。NaOHにより溶液を中和する。粘度を最大にするために、pH値を12.5以上に設定しなければならない。回転速度を減速させて、Na-次亜塩素酸溶液を加えてよく攪拌する。
【0041】
2)発泡促進剤相と組み合わせた高濃度に香りを付けた芳香相
a)高濃度の香料含量を有する芳香相
組成;
【表3】
Figure 2004526075
【0042】
生成;
20〜25℃の暖かい水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしピンホールがまだ存在するなら、更に攪拌が必要となる。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料を加えて放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0043】
b)ベタイン / 塩素により増粘させた高濃度に濃縮した界面活性相
組成:
【表4】
Figure 2004526075
【0044】
生成;
水が提供される。着色剤及び防腐剤を溶解し、その後界面活性剤中を加えてよく攪拌する。NaClを用いて粘度を設定する。
【0045】
3)活性物質相をデスケールする酸と組み合わせた芳香相
a)芳香相
組成;
【表5】
Figure 2004526075
【0046】
生成:
20〜25℃の暖かい水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしピンホールがまだ存在するなら、更に攪拌が必要となる。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料を加えて放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0047】
b)ポリサッカライドにより増粘された、デスケールする酸相
組成;
【表6】
Figure 2004526075
【0048】
生成;
水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料及びクエン酸を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0049】
4)抗菌活性物質相と組み合わせた芳香相
a)芳香相/ABSにより発泡活性化した製剤
組成;
【表7】
Figure 2004526075
【0050】
生成;
20−25℃の暖かい水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしピンホールがまだ存在するなら、更に攪拌が必要となる。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料を加えて放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0051】
b)抗菌相
組成;
【表8】
Figure 2004526075
【0052】
20〜25℃の暖かい水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしピンホールがまだ存在するなら、更に攪拌が必要となる。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料を加えて放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0053】
5)デスケール活性の高い異なる酸系
a)乳酸相
組成;
【表9】
Figure 2004526075
【0054】
生成;
水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料と乳酸を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0055】
b)クエン酸相/ nio- 界面活性剤ベース
組成;
【表10】
Figure 2004526075
【0056】
生成;
水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料とクエン酸を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0057】
6)酵素を含有する活性物質相と組み合わせた芳香相
a)芳香相
組成;
【表11】
Figure 2004526075
【0058】
生成;
20〜25℃の暖かい水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしピンホールがまだ存在するなら、更に攪拌が必要となる。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0059】
b)酵素相
組成;
【表12】
Figure 2004526075
【0060】
生成;
20〜25℃の暖かい水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしピンホールがまだ存在するなら、更に攪拌が必要となる。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0061】
7)洗浄水を着色するために活性物質相を組み合わせた香りを付けた酸相
a)酸相
組成;
【表13】
Figure 2004526075
【0062】
生成;
水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料と酸を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0063】
b)着色している洗浄水相/金属イオン封鎖剤としてのクエン酸三ナトリウム
組成;
【表14】
Figure 2004526075
【0064】
生成;
水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料とクエン酸を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0065】
8)匂い吸収性の活性物質相と組み合わせた芳香相
a)芳香相
組成;
【表15】
Figure 2004526075
【0066】
生成;
20〜25℃の暖かい水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしピンホールがまだ存在するなら、更に攪拌が必要となる。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0067】
b)吸収剤相
組成;
【表16】
Figure 2004526075
【0068】
生成;
20〜25℃の暖かい水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしピンホールがまだ存在するなら、更に攪拌が必要となる。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。最後に、香料を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0069】
9)有効酸素を有する活性物質相と組み合わせた香りを付けた酸相
a)有効酸素を有する酸相
組成;
【表17】
Figure 2004526075
【0070】
生成;
水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。香料と酸を加え、最後に安定剤と過酸化水素を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0071】
b)芳香相
組成;
【表18】
Figure 2004526075
【0072】
生成;
水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。香料と酸を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0073】
10)ポリアクリルで増粘した活性物質相と組み合わせた香りを付けた酸相
a)有効酸素を有する酸相
組成;
【表19】
Figure 2004526075
【0074】
生成;
水が提供される。攪拌を持続しながら着色剤及び防腐剤を添加し、続けて5分間溶解する。中〜高速回転速度で増粘剤を流し込む。およそ60分の膨潤時間、攪拌機を運転したままにする。界面活性剤、次いでアルコールを添加する。香料と酸を加え、最後に安定剤と過酸化水素を加えて、放出パラメータに関してバッチをチェックする。
【0075】
b)ポリアクリートで増粘した活性物質相
組成;
【表20】
Figure 2004526075
【0076】
生成;
水が提供される。中〜高回転速度(およそ800rpm)で増粘剤を流し込む(ピンホールがないかどうかガラスプレート試験により試験する);もしポリマー粒子がまだ存在するなら、更なる攪拌が必要となる。NaOHにより溶液を中和する。回転速度を減速させて、香料を加えてよく攪拌する。
【図面の簡単な説明】
【0077】
【図1】本発明に記載の分配装置の好ましい実施形態を示す平面図である。
【図2】線II−IIに沿った図1の装置の断面図である。
【図3】線III−IIIに沿った図2の装置の断面図である。
【符号の説明】
【0078】
1 ホルダ、 2 保存容器、 3 保存容器、 4 出口開口部、 5 密閉要素、 6 作動要素、 6' 分配要素、 7 負荷領域、 8 流出開口部、 9 底面プレート。

Claims (32)

  1. 便器内の洗浄液中に活性物質流体を分配するための分配装置であって、便器の縁で懸濁可能なホルダ(1)、及びホルダ(1)内に提供されて、それぞれ各活性物質流体用の、相互に分離した少なくとも2つの保存容器(2、3)を有し、それぞれの保存容器(2、3)が、各活性物質流体が洗浄液中に分配可能となる出口開口部(4)をそれぞれ自体に有し、保存容器(2、3)が、その容器の内部への洗浄液の流入から防御され、そして保存容器(2、3)の出口開口部(4)が活性物質流体のみを流出し、1回の洗浄工程の度に、それぞれの保存容器(2、3)から洗浄液中への一部量の活性物質流体の分配が起こるよう配置される点で特徴付けられる、分配装置。
  2. 保存容器(2、3)の出口開口部(4)が、通常の設定において底部に配置される点で特徴付けられる、請求項1に記載の分配装置。
  3. 保存容器(2、3)が、個々に取り替え可能となるようホルダ(1)内に取り付けられる、又は取り付け可能である点で特徴付けられる、請求項1又は2に記載の分配装置。
  4. 保存容器(2、3)が、アダプタ等を用いて連結され、そのように連結してホルダ(1)内に取り付け可能である点で特徴付けられる、請求項1又は2に記載の分配装置。
  5. 保存容器(2、3)が、直接的に連結され、そのように連結してホルダ(1)内に取り付け可能である点で特徴付けられる、請求項1又は2に記載の分配装置。
  6. 保存容器(2、3)が、共通の単一ハウジング中に形成される点で特徴付けられる、請求項1又は2に記載の分配装置。
  7. 保存容器(2、3)が、それぞれの詰め替え開口部によりそれぞれ個々に詰め替え可能であり、所望によりホルダ(1)内に固定して配置又は形成される点で特徴付けられる、請求項1〜6のいずれか一に記載の分配装置。
  8. 保存容器(2、3)が、ホルダ(1)で相互に隣接して配置される点で特徴付けられる、請求項1〜7のいずれか一に記載の分配装置。
  9. 保存容器(2、3)が、ホルダ(1)で上下に配置される点で特徴付けられる、請求項1〜7のいずれか一に記載の分配装置。
  10. 保存容器(2、3)が、プラグを差し込むことにより上記の形態でホルダ(1)内に取り付けられる点で特徴付けられる、請求項1〜9のいずれか一に記載の分配装置。
  11. 保存容器(2、3)が、側部から押し込むことによりホルダ(1)内に取り付け可能である点で特徴付けられる、請求項1〜9のいずれか一に記載の分配装置。
  12. 保存容器(2、3)が、側部に配置して旋回することによりホルダ(1)内に取り付け可能である点で特徴付けられる、請求項1〜9のいずれか一に記載の分配装置。
  13. 保存容器(2、3)が、フレキシブルな壁部又は全体的にフレキシブルな壁を有し、その中にある活性物質流体の放出が、保存容器(2、3)の圧力負荷により実施される点で特徴付けられる、請求項1〜12のいずれか一に記載の分配装置。
  14. プレート型の分配要素が、ホルダ(1)に提供されて、洗浄工程中、洗浄液が流れ出す負荷領域を有し、そして保存容器(2、3)の内部が、所望により活性物質流体の自由流動を阻止する配置の挿入させて、出口開口部(4)により分配要素と常時接続している点で特徴付けられる、請求項1〜13のいずれか一に記載の分配装置。
  15. プレート型分配要素が、少なくとも2つの保存容器(2、3)に対して共通に、好ましくは保存容器(2、3)すべてに対して提供される点で特徴付けられる、請求項14に記載の分配装置。
  16. 保存容器(2、3)の底部に配置された出口開口部(4)が、密閉要素(5)により閉鎖され、密閉要素(5)がバイアスをかけられて出口開口部(4)を閉鎖する閉鎖設定とされ、そのバイアス力に対抗して出口開口部(4)を僅かに開放する開放設定に調節可能であり、密閉要素(5)の調節に対して、密閉要素(5)と協働して、1回の洗浄工程の度に、バイアス力に対抗して密閉要素(5)が一時的に放出設定をとる程度まで洗浄液による力で一時的に負荷をかけることが可能な作動要素(6)が提供され、そしてその目的のため洗浄工程中、洗浄液により負荷される負荷領域(7)が、作動要素(6)に位置する点で特徴付けられる、請求項1〜13のいずれか一に記載の分配装置。
  17. 作動要素(6)が、一端でホルダ(1)と旋回可能に接続された1本のアームレバーとして構成され、密閉要素(5)が、ホルダ(1)と旋回可能に接続された端部と負荷領域(7)との間の作動要素(6)に配置され、そして作動要素(6)が、好ましくは密閉要素(5)から負荷領域(7)に向けて直線的に、あるいは下降しながら延びている点で特徴付けられる、請求項16に記載の分配装置。
  18. 作動要素(6)が、少なくとも2つの保存容器(2、3)に対して、好ましくは保存容器(2、3)すべてに対して、密閉要素(5)に共通して付随される点で特徴付けられる、請求項16又は17に記載の分配装置。
  19. 保存容器(2、3)が2つの場合において、これらが分配装置全体の中央に対して非対称で構成される点で特徴付けられる、請求項1〜18のいずれか一に記載の分配装置。
  20. 保存容器(2、3)の出口開口部(4)が、分配装置全体の中央に対してオフセットとなるように保存容器(2、3)に配置される点で特徴付けられる、請求項19に記載の分配装置。
  21. 開口部(4)での流体の横断面、及び/又は密閉要素(5)でのバイアス力が、異なるよう決定及び/又は異なるよう設定可能である点で特徴付けられる、請求項1〜20のいずれか一に記載の分配装置。
  22. 保存容器(2、3)が、対応する活性物質流体を含有する、特にはその流体で充填される点で特徴付けられる、請求項1〜21のいずれか一に記載の分配装置。
  23. 保存容器(2、3)が、異なる活性物質流体を含む、特にはその流体で充填され、当該異なる活性物質流体が、相互に適合、あるいは不適合であり得る点で特徴付けられる、請求項1〜21のいずれか一に記載の分配装置。
  24. 前記活性物質流体が、芳香相、特には香りを付けた芳香相である点で特徴付けられる、請求項22又は23に記載の分配装置。
  25. 前記芳香相が、少なくとも1つの芳香剤、好ましくは香油、少なくとも1つの界面活性剤又は乳化剤、及び水、ならびに、所望により防腐剤、増粘剤(thickener)、金属イオン封鎖剤、着色剤、更なる界面活性剤又は乳化剤、安定剤又はデスケーラといった更なる成分を含有する点で特徴付けられる、請求項24に記載の分配装置。
  26. 活性物質流体の1つが、漂白相、特には好ましくは次亜塩素酸塩ベースの塩素を含有する漂白相を含み、当該漂白相が、所望により増粘剤、界面活性剤及び乳化剤、中和剤、着色剤及び芳香剤等といった更なる成分を含有可能である点で特徴付けられる、請求項22又は23に記載の分配装置。
  27. 活性物質流体の1つが、デスケーリング活性物質相、好ましくは酸性のデスケーリング活性物質相を含み、当該デスケーリング活性物質相が、好ましくは有機又は無機酸のデスケーラ以外に、所望により界面活性剤又は乳化剤、増粘剤、芳香剤又は防腐剤といった更なる成分を含有可能である点で特徴付けられる、請求項22又は23に記載の分配装置。
  28. 活性物質流体の1つが、高度に濃縮した界面活性剤相(発泡促進剤)を含む点で特徴付けられる、請求項22又は23に記載の分配装置。
  29. 活性物質流体の1つが、抗菌剤として、及び/又は防かび剤として、及び/又は抗ウイルス剤として作用し、その抗菌剤として、及び/又は防かび剤として、及び/又は抗ウイルス剤として作用活性物質以外に、所望により界面活性剤及び乳化剤、増粘剤、芳香剤又は防腐剤といった更なる成分を含有可能である活性物質相を含む点で特徴付けられる、請求項22又は23に記載の分配装置。
  30. 活性物質流体の1つが、酵素を含有し、その酵素以外に、界面活性剤及び乳化剤、増粘剤、芳香剤又は防腐剤といった更なる成分を含有可能である活性物質相を含む点で特徴付けられる、請求項22又は23に記載の分配装置。
  31. 活性物質流体の1つが、吸収性、特に匂い吸収性の活性物質相を含み、その吸収性、特に匂い吸収性の活性物質相以外に、所望により界面活性剤及び乳化剤、増粘剤、芳香剤又は防腐剤といった更なる成分を含有可能である点で特徴付けられる、請求項22又は23に記載の分配装置。
  32. 保存容器(2、3)が、異なる活性成分流体を含み、その保存容器(2、3)のうちの一方が、特に請求項24及び/又は請求項25で定義されるような芳香相を含有する点で特徴付けられる、請求項23、24及び所望により請求項25〜31のいずれか一又はそれ以上に記載の分配装置。
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