JP2004525756A - スラッジの熱加水分解方法及び該方法を使用する設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】並行して作動する3基の反応器1、2、3内でスラッジは1サイクルの熱加水分解を受ける。このサイクルは、反応器1、2、3にスラッジ4、5、6を供給するステップと、スラッジを加水分解が起こりうる圧力P及び温度Tにするため生蒸気13、14、15を吹き込むステップと、ある時間にわたりスラッジを圧力P及び温度Tに維持するステップと、フラッシュ蒸気13、14、15を放出してスラッジを急速に大気圧にするステップと、加水分解されたスラッジ7、8、9について反応器1、2、3を空にするステップとを含む。前記サイクルは、ある反応器から生成されたフラッシュ蒸気を他の反応器に注入して利用するために反応器ごとに時間的にずらされる。
Description
【0001】
本発明は、発酵性の有機物質を多量に含んだスラッジの処理分野に関し、特に、都市又は産業廃水の汚染除去プロセスや地上水又は地下水からの飲料水の製造プロセスから出るスラッジ、或いは下水道本管の洗浄作業から出るスラッジの処理分野に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在のところ、浄水場により産出されたスラッジの一部は、農業分野で利用されており、残りの一部はオーバーフローに入れられる。このスラッジの産出は重要になりつつあり、スラッジが環境や人間の健康に対して何ら危険をもたらさないことが必要である。実際に、このスラッジは、微生物もしくは細菌を含んでおり、そのうちの若干は、病原体(大腸菌、サルモネラ菌、寄生虫卵等)である。また、これらのスラッジは、発酵性が強いだけでなく、臭気公害の原因となるガス(アミン類、硫化水素、メルカプタン)の発生の基になる。
【0003】
これらを考慮すると、もはや変化しない、或いは、物理化学的スケールと同程度の生物学的スケールではゆっくり変化するに過ぎないスラッジを生成する少なくとも1つのスラッジ安定化段階を、処理を要する上述の産出物に対して使用する必要性が明らかに存在する。別の何より大切なことは、このスラッジの量を積極的に減少させようとすることである。
【0004】
先行技術では、このスラッジを処理するために異なるプロセスが提案されてきた。これらのプロセスは基本的に以下の通り分類できる。
−好気性消化
−嫌気性消化
−化学処理
−熱処理
【0005】
本発明が関係しているのは最後の形式の処理である。
【0006】
スラッジの熱加水分解は、スラッジを衛生的にする(即ち、その微生物含有量を非常に強く分解する)と共に、スラッジが含有する有機物質を可溶性の生物分解性DCO(アルコール、アルデヒド、揮発性脂肪酸)に変換するように、高温で圧力をかけスラッジを処理することから成り立っている。
【0007】
スラッジを熱加水分解する最も古い技術は、ポルセオス(Portheous)により今世紀の初頭に利用可能とされてきた。順々に機能するある数の反応器を圧力下で使用するこの技術によると、スラッジは、ポンプ送りされて、15バールの圧力について180℃の温度に達するまで、ボイラにより生産された蒸気が吹き込まれる第1反応器に入れられる。次にこの温度を30分間維持した後、スラッジはそれ自体の圧力で熱交換器を経由して排出される。この熱交換器は、反応器から出るスラッジの熱を回収すると共に、第2反応器に入る処理すべきスラッジを再熱するのに用いられている。
【0008】
しかし、このプロセスは、不連続であると共に生産性が低くなりやすいという欠点を有している。
【0009】
1950年代に、ファラー(FARRER)は、スラッジの熱加水分解の連続的且つ自動的プロセスを提唱した。このプロセスによると、濃厚なスラッジは、圧力(20〜30バール)をかけてポンプ送りする前に分解を受け、その後、いわゆる一次熱交換器に導入される。この一次熱交換器は二重の目的、即ち、流入するスラッジを約180℃まで予加熱すること、及び熱処理を出るスラッジを冷却することという目的を有している。しかる後、予加熱されたスラッジは、二次熱交換器に入り、そこで200℃よりも高い温度にされる。熱に関する寄与は、ボイラにより生産された熱水によってもたらされる。次いでスラッジは反応器自体へ搬送され、所定の時間にわたり所定の温度で処理が行われる。スラッジはその後一次熱交換器に戻される。サイクルの終りに、スラッジは、排出系統により大気圧にされる。
【0010】
この形式のプロセスは、吐き気を催させるような臭いを発生して、急速によごれる(foul)材料の使用を必要とする欠点をもっており、従って、かなりの保守が必要であることを意味している。その上、かなりの資金が必要であり、また、スラッジの連続的な排出を確実とし、従って、キャビテーションによる破壊現象を防止すると共に特別の形状にされた大規模の通路交換品(passage exchanges)を形成すべく、一連の流量(flow chains)を毎時20〜50立方メートルに設定することができる主要設備のためにかなりの資金を用意しておく必要がある。
【0011】
国際公開第96/09882号には、バッチ式に機能すると共に、直列に据え付けられた4基の反応器を使用するプロセスが記載されている。この不連続なプロセスによると、スラッジは異なる反応器内にポンプ送りされるが、その内の最初の3基は加熱されており、そこでスラッジが処理される。生蒸気の吹き込みにより加熱された第3反応器からのスラッジ、及び選択的には第4反応器からのスラッジは、圧力を急に解放されて(フラッシュされて)フラッシュ蒸気を生成する。第3反応器からのフラッシュ蒸気は第2反応器に送られる。第4反応器からのフラッシュ蒸気は第1反応器に送られる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
この技術の欠点は、不連続的にのみ機能しうることである、即ち、スラッジをロット毎に逐次処理しうるに過ぎないことである。この技術を実施するのに必要な生蒸気の生産もまた連続的にすることはできない。スラッジは、処理中、全ての反応器を通過する。これは、難しい作業条件にさらされる、バルブのような部材の使用を意味している。
【0013】
本発明の目的は、従来技術の欠点を有していない、スラッジの熱加水分解による処理のための新規な方法を提供することである。
【0014】
特に、本発明の目的は、生蒸気の生産及び連続使用を行うことが可能な方法を提供することである。
【0015】
本発明の別の目的は、スラッジの連続処理を可能とする形式の方法を開示することである。
【0016】
本発明の更に別の目的は、スラッジの搬送を最少にするように単一反応器における多くのスラッジに関する反応(reactions)の本質的機能を遂行することである。
【0017】
また、本発明の目的は、予め脱水したスラッジの熱処理を可能とすることである。
【0018】
更に、本発明の目的は、このような方法を実施するための設備を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0019】
これらの種々の目的は、以下の記載から明らかになるその他の目的と共に、スラッジの熱加水分解のための方法において、並行して機能する少なくとも2基の反応器に前記スラッジを送入して、各反応器内で同スラッジの1サイクルの熱加水分解を行い、該サイクルは、前記反応器に前記スラッジを供給するステップと、生蒸気を吹き込んで前記スラッジを加水分解の可能な圧力P及び温度Tにするステップと、ある時間にわたり前記スラッジを前記圧力P及び前記温度Tに維持するステップと、フラッシュ蒸気を放出することにより前記スラッジを急速に大気圧にするステップと、前記加水分解されたスラッジに関して前記反応器を空にするステップとを含むスラッジの熱加水分解方法であって、該方法は、ある反応器から生成されたフラッシュ蒸気を他の反応器に吹き込むのに利用するため前記サイクルが反応器ごとに時間的にずれていることを特徴とする方法に関する本発明によって達成される。
【0020】
この方法は、各反応器においてスラッジの加水分解の1サイクルを実行すると共に、作動サイクルがずらされた少なくとも2基の反応器を用いることにより、1つの反応器において生産されたフラッシュ蒸気を利用して他の反応器に蒸気を供給するという利点を有している。
【0021】
熱加水分解の異なるステップを実行するためスラッジを1つの反応器から他の反応器へ送る必要性をなくすことにより、この方法は、同方法を使用するための設備を簡素化し、同設備の汚れ係数を小さくし、そしてスラッジが1つの反応器から他の反応器へ通過するときに発生される臭気を最小にする。
【0022】
本発明の好適な実施例によると、提供されたこの方法は、並行に機能する少なくとも3基の反応器において実行される。
【0023】
この場合、生蒸気は、前記3基の反応器に連続的にかつ交互に吹き込まれる。
【0024】
この方法の上述したような側面により、蒸気を非連続的に配送するという問題なしに、生蒸気をボイラから連続的に発生させることができる。
【0025】
サイクルをずらすと、反応器によって熱加水分解の開始が多かれ少なかれ長くなる。
【0026】
それにもかかわらず、この方法の興味深い実施例によると、同方法が以下の3つのフェーズを備えるように前述したずれが計画されている。即ち、
−第1フェーズにおいて、
・スラッジが第1反応器に供給されると共に、第3反応器からくるフラッシュ蒸気が前記第1反応器中に吹き込まれ、
・スラッジを含んでいる第2反応器中に生蒸気が吹き込まれ、
・スラッジを含んでいる第3反応器が加水分解温度及び圧力に保持され、次いで圧力を解放して、放出されたフラッシュ蒸気が、空にされる直前の前記第1反応器に供給され、
−第2フェーズにおいて、
・生蒸気が前記第1反応器中に吹き込まれ、
・第2反応器が加水分解温度及び圧力に保持され、次いで圧力を解放して、放出されたフラッシュ蒸気が、空にされる直前の前記第1反応器内に供給され、
・スラッジが前記第3反応器に供給されると共に、前記第2反応器からくるフラッシュ蒸気が前記第3反応器中に吹き込まれ、
−第3フェーズにおいて、
・前記第1反応器が加水分解温度及び圧力に保持され、次いで解放圧力にされて、放出されたフラッシュ蒸気が、空にされる直前の前記第2反応器に供給され、
・スラッジが前記第2反応器に供給されると共に、前記第1反応器からくるフラッシュ蒸気が前記第3反応器中に吹き込まれ、
・生蒸気が前記第3反応器内に吹き込まれる。
【0027】
本方法のこの実施例によると、生蒸気を連続的に発生させて第1、第2および第3の反応器に交互に配送することができる。これらの反応器における内容物の急な低下により生ずるフラッシュ蒸気は最適に使用される。かかる連続的な供給には、簡単な設計のボイラや、供給用にボイラで発生される蒸気を配送するための緩解放性のバルブが用いられる。
【0028】
本発明の別の興味深い実施例によると、この方法は、前記生蒸気を前記反応器内に連続的に交互に吹き込むことができるように、適合したサイクル時間で並行して機能する3基よりも多い反応器を使用していて、前記スラッジは、前記反応器内に連続的に交互に注入されると共に、前記反応器から連続的に交互に抽出される。
【0029】
かかる実施例は、生蒸気の連続供給及び処理すべきスラッジの連続供給から得られる利点の双方を兼ね備えている。
【0030】
スラッジの熱加水分解を推進するため反応器内で使用される温度及び圧力は変更しうる。この圧力は、10バール〜20バールの間にあることが好ましく、また、この温度は、130℃〜200℃の間にあることが好ましい。
【0031】
各反応器における熱加水分解の1サイクルの期間は、特に、スラッジの種類やスラッジが受ける処理の強さに応じて変更することができる。各サイクルは、
−反応器にスラッジを供給するステップ;
−フラッシュ蒸気を吹き込むステップ;
−生蒸気を吹き込むステップ;
−保持するステップ;
−減圧するステップ;及び
−反応器からスラッジを排出するステップ;
という諸ステップを兼備している。
【0032】
好適な実施例によると、各加水分解サイクルの期間は100分〜360分の間である。最も好ましい方法において、このサイクルの期間は、3基の反応器が用いられている場合、約150分〜約160分の間にある。
【0033】
また、反応器ごとの加水分解サイクルの時間的ずれも変更することができる。このずれは、複数の反応器内に蒸気が次々と連続供給されるのを可能とするように選択されているのが好ましい。
【0034】
本発明の特に興味深い別の側面によると、提供された方法は、生物ガスの生成になる前記加水分解したスラッジの中温性に加えて高温性の消化ステップを含んでおり、該生物ガスが、並行して機能する前記少なくとも2基の反応器において実行される熱加水分解に必要な生蒸気の少なくとも一部を発生させるのに使用される。この消化ステップはまた、高温性の好気性菌とすることができる。
【0035】
中温性に加え高温性の消化での方法のかかる組合せは、消化ステップの効率を高めることができ、不愉快な臭気の放出を減じ、そして生物ガスの生成を最適化することができる。この組合せはまた、残りのスラッジの量を減らすのに役立ち、完全に安定的および衛生的であるスラッジを得ることができる。
【0036】
この方法の実施例によると、前記消化ステップは熱加水分解と結合されており、前記消化により発生したスラッジは、全部又は一部が過剰のスラッジと混合され、再び加水分解される。かかる結合は、スラッジの大切な無機物化を達成し、従って、その容積を相当に減少させる。
【0037】
また、本発明の好適な実施例によると、この方法は、前記生蒸気により前記フラッシュ蒸気を熱圧縮し、従って、加熱フェーズを2段階ではなく1段階で行うことにより加水分解のサイクル時間を最適化するステップを含んでいる。
【0038】
前記消化されたスラッジの少なくとも一部は、湿り気を介して灰化又は酸化することができる。
【0039】
本発明はまた、前述した方法を実施する設備において、並列に設けられた少なくとも2基の加水分解反応器と、該反応器内の各々に加水分解すべきスラッジを搬送するための手段と、前記反応器の各々からの加水分解されたスラッジを排出するための手段と、前記反応器の各々に生蒸気を交互に吹き込むための手段と、各反応器からくるフラッシュ蒸気を他の反応器に迂回させるための手段とを備えることを特徴とする設備に関係している。
【0040】
この設備はまた、少なくとも1基の消化装置を含むことが好ましい。
【0041】
実施例によると、この設備はまた、消化スラッジの全て又は一部の湿性酸化手段又は灰化手段を備えている。
【0042】
本発明、並びにそれによりもたらされる種々の利点は、図面を参照すると記載されている本発明の実施例についての以下の説明からより良く理解されよう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0043】
図1を参照すると、例示された設備は、並列に配置された3基の加水分解反応器1、2、3を備えている。各反応器1、2、3は、それぞれ、加水分解すべきスラッジを搬送するための手段4、5、6と、スラッジを排出するための手段7、8、9とを備えている。
【0044】
この設備はまた、反応器1、2、3の各々に生蒸気を交互に注入するための注入手段10、11、12と、各反応器1、2、3からくるフラッシュ蒸気を他の反応器に迂回させるための手段13、14、15とを備えている。生蒸気を注入するため注入手段10、11、12は、ボイラ(ここでは図示しない)に結合されている。
【0045】
処理すべきスラッジの反応器への供給、生蒸気の搬送、フラッシュ蒸気の吹込み及び反応器を空にする排出は、プラントの全バルブに特別にリンクされた制御要素16により有機的に統合されている(図1を簡明にするため、これらリンクは図示していない)。
【0046】
次に、図1に示した設備の作動について、図2を参照して説明する。
【0047】
各熱加水分解サイクルは、160分(2時間40分)で完了すると共に、以下の段階を含んでいる。
−反応器へのスラッジの供給:15分
−別の反応器からくるフラッシュ蒸気の吹込み:20分
−生蒸気の吹込み:60分
−保持:30分
−フラッシュ蒸気の生成となる圧力解放:20分
−空にする排出:15分
【0048】
これらの異なる段階に対する積算時間は、図2において反応器1について表示されている(これらの時間は例示のためにのみ記載されている)。
【0049】
該設備に3つの作動フェーズがあることが確認できるが、各フェーズは図2において中括弧で表わされている。
【0050】
第1フェーズ(フェーズ1)の間に、反応器1には処理すべきスラッジが供給され、そして反応器3(この反応器についての熱加水分解サイクルは、水平の点線で示すように、既に開始されている)からくるフラッシュ蒸気が反応器1中に吹き込まれる。このフェーズ1の間、ボイラからの生蒸気は、反応器2(この反応器についての熱加水分解サイクルは、水平の点線で示すように、既に開始されている)内に吹き込まれる。第3反応器においては、保持段階が進行しており、その反応器中の圧力は、フラッシュ蒸気を受けるため迅速に低下して減圧圧力になる。なお、既に述べたように、このフラッシュ蒸気は反応器1に転送される。第1フェーズは35分間続く。
【0051】
第2フェーズの過程において、生蒸気は、反応器1に吹き込まれ、反応器2の内容物は圧力下に保持され、次いで供給されて圧力を減じ、こうして排出されたフラッシュ蒸気は第3反応器に向けられる。第3反応器は、前もって空にされており、その後処理すべきスラッジが新たに供給される。第2フェーズは60分間継続する。
【0052】
第3フェーズの間、反応器1の内容物は、圧力下に保持されており、次いで大気圧にされ、こうして排出されたフラッシュ蒸気が第2反応器に向けられる。該第2反応器は、予め空にされていて、次いで処理すべきスラッジが再供給され、そして生蒸気が第3反応器に吹き込まれる。第2フェーズは65分間継続する。
【0053】
反応器を空にしてからそれに再供給するまでの間に、約5分〜10分の休止時間が確認されることが分かる。
【0054】
図2から全く明らかであるように、本発明によるプロセスは、ボイラからの生蒸気を反応器1、2、3に交互に連続配送しうる利点を有している。
【0055】
図3を参照すると、図1に例示されると共に全体に符号Aで表わされた設備は、符号Bで表わされた中温性に加えて高温性の消化(digestion)ユニットと、符号Cで表わされたスラッジの脱水ユニットとに接続することができる。
【0056】
この実施例によると、処理すべき過剰のスラッジは、通路20を経由して脱水ユニットCに搬送され、次いで図1を参照して説明したような熱加水分解ユニットに向けられる。スラッジは、一旦加水分解されると、中温性の消化ユニットBを経由して送られる(他の実施例において、この消化ユニットは高温性のモードで機能することもできる)。消化中に得られた生物ガスは、符号22で示すところで回収されてボイラ23を加熱し、該ボイラ23が、通路24を経由して、ユニットAの作動に必要な生蒸気を供給する。次いで、消化ユニットBからくるスラッジは、符号21に示すようにプラントの先端部、加水分解ユニットCへと転送される。非常に無機質化されたスラッジ残留物は符号25で示されたところで回収される。この残留物は、十分に衛生的にされかつ脱臭されている。その量は、初期の量と比較して、非常に少ない。
【0057】
その結果得られた消化スラッジは、再び加水分解することができ、その後、例えば農業分野において利用される。
【0058】
また、このスラッジは、湿性酸化(humid oxidation)又は灰化のような熱分解(thermal destruction)プロセスに送ることもできる。灰化の場合に使用される灰化オーブンの大きさは、問題のスラッジが熱加水分解を受けなかったとしたら使用すべき灰化オーブンの大きさよりも小さくすることができる。
【0059】
ここに記載した本発明の実施例の狙いは、本発明の範囲を減縮することではない。その範囲から逸脱することなく数多くの実施例を追加することができる。特に、別の実施例においては、並列に装着された3基より多くの反応器を使用して生蒸気の連続供給だけでなく、スラッジの連続供給及び抽出を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】本発明によるプロセスを利用する設備の第1実施例を示す接続図である。
【図2】図1に例示した設備の作動のタイムチャート図である。
【図3】本発明によるプロセスを利用する設備の第2実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0061】
1、2、3 反応器
4、5、6 スラッジ搬送手段
7、8、9 スラッジ排出手段
10、11、12 生蒸気注入手段
13、14、15 フラッシュ蒸気迂回手段
20、24 通路
21 スラッジの転送
22 生物ガスの回収
23 ボイラ
25 スラッジ残留物の回収
A、B、C ユニット
Claims (18)
- 並行して機能する少なくとも2基の反応器にスラッジを送り込んで、各反応器内で前記スラッジの1サイクルの熱加水分解を行い、該サイクルは、前記反応器に前記スラッジを供給するステップと、生蒸気を吹き込んで前記スラッジを加水分解の可能な圧力P及び温度Tにするステップと、ある時間にわたり前記スラッジを前記圧力P及び前記温度Tに維持するステップと、フラッシュ蒸気を放出することにより前記スラッジを急速に大気圧にするステップと、前記加水分解されたスラッジに関して前記反応器を空にするステップとを含むスラッジの熱加水分解方法であって、
ある反応器から生成されたフラッシュ蒸気を他の反応器に注入して利用するために前記サイクルが前記反応器ごとに時間的にずれていることを特徴とするスラッジの熱加水分解方法。 - 並行して機能する少なくとも3基の反応器に前記スラッジを送入することを特徴とする請求項1に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記少なくとも3基の反応器に前記生蒸気を連続的にかつ交互に吹き込むことを特徴とする請求項2に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記サイクルは3つのフェーズから構成されており、
−第1フェーズにおいて、
・スラッジが第1反応器に供給されると共に、第3反応器からくるフラッシュ蒸気が前記第1反応器中に吹き込まれ、
・生蒸気がスラッジを含んでいる第2反応器中に吹き込まれ、
・スラッジを含んでいる第3反応器が加水分解温度及び圧力に保持され、次いで圧力を解放して、放出されたフラッシュ蒸気が、空にされる直前の前記第1反応器に供給され、
−第2フェーズにおいて、
・生蒸気が前記第1反応器中に吹き込まれ、
・第2反応器が加水分解温度及び圧力に保持され、次いで圧力を解放して、放出されたフラッシュ蒸気が、空にされる直前の前記第1反応器内に供給され、
・スラッジが前記第3反応器に供給されると共に、前記第2反応器からくるフラッシュ蒸気が前記第3反応器中に吹き込まれ、
−第3フェーズにおいて、
・前記第1反応器が加水分解温度及び圧力に保持され、次いで解放圧力にされて、放出されたフラッシュ蒸気が、空にされる直前の前記第2反応器に供給され、
・スラッジが前記第2反応器に供給されると共に、前記第1反応器からくるフラッシュ蒸気が前記第3反応器中に吹き込まれ、
・生蒸気が前記第3反応器内に吹き込まれる、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のスラッジの熱加水分解方法。 - 前記生蒸気を前記反応器内に連続的に交互に吹き込むことができるように、前記スラッジは、適合したサイクル時間で並行して機能する3基よりも多い反応器において扱われ、前記スラッジは前記反応器内に連続的に交互に注入されると共に、前記反応器から連続的に交互に抽出されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記圧力Pは10バール〜20バールの間にあり、前記温度Tは130℃〜200℃の間にあることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 各加水分解サイクルの期間は100分〜360分の間であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記方法は、生物ガスを生成する、前記加水分解したスラッジを消化するステップを含み、前記生物ガスが、前記並行して機能する少なくとも2基の反応器において実行される熱加水分解に必要な前記生蒸気の少なくとも一部を発生させるのに使用されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記消化ステップは最後の好気性菌フェーズであることを特徴とする請求項8に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記消化ステップは中温性の消化であることを特徴とする請求項8に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記消化ステップは高温性の消化であることを特徴とする請求項8に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記消化ステップは高温性の好気性菌消化段階から構成されていることを特徴とする請求項8に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記消化ステップは熱加水分解と結合されており、前記消化により発生したスラッジは、全部又は一部が過剰のスラッジと混合され、再び加水分解されることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記方法は、前記生蒸気により前記フラッシュ蒸気を熱圧縮することからなるステップを含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 前記消化されたスラッジの少なくとも一部は、灰化又は酸化ユニットに湿り供給されることを特徴とする請求項13に記載のスラッジの熱加水分解方法。
- 請求項1〜14のいずれか1項に記載のスラッジの熱加水分解方法を使用する設備において、並列に設けられた少なくとも2基の加水分解反応器(1、2、3)と、該反応器(1、2、3)の各々において加水分解すべきスラッジを搬送するための手段(4、5、6)と、前記反応器(1、2、3)の各々からの加水分解されたスラッジを排出するための手段(7、8、9)と、前記反応器(1、2、3)の各々に生蒸気を交互に吹き込むための手段(10、11、12)と、各反応器(1、2、3)からくるフラッシュ蒸気を他の反応器に迂回させるための手段(13、14、15)とを備えることを特徴とする設備。
- 少なくとも1基の消化装置を有することを特徴とする請求項16に記載の設備。
- 前記消化装置から出た消化スラッジの少なくとも一部を湿性酸化又は灰化する手段を備えることを特徴とする請求項17に記載の設備。
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