JP2004525514A - 相互接続構成および相互接続構成を製作する方法 - Google Patents

相互接続構成および相互接続構成を製作する方法 Download PDF

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Abstract

相互接続構成(100)は、第1の層(101)と、第1の層表面(102)と、その上に、第1の層表面(102)と実質的に平行の第2の層表面(105)を有する少なくとも2つの相互接続(104)と、その上に、各相互接続(104)のそれぞれの第2の層(106)と、隣接し合う相互接続(104)間の領域を覆う隣接し合う相互接続の第2の層(106)と、その上に、隣接し合う相互接続(104)間の領域を被覆によって完全に閉じる第3の層(107)と、を有する。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、相互接続構成、および相互接続構成を製作する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
集積回路構成は、益々高い実装密度で製作される。その結果、メタライゼーション平面における相互接続間の距離が益々小さくなっている。これは、相互接続間に形成されるキャパシタンスが上昇して、信号伝搬時間が長くなり、電力損失が大きくなり、かつクロストークが起こることを意味する。これまで、相互接続間を絶縁するための誘電体として、主に、SiOが用いられてきた。その比誘電率は、ε=3.9である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
比誘電率εを低減するため、従って、相互接続平面内の相互接続間のキャパシタンスを低減するための多数の方法が、例えば、[1]、[2]または[3]から公知である。
【0004】
引用された従来技術によると、相互接続平面内の相互接続間にキャビティが生成される。従って、相互接続間のキャパシタンスを決定する絶縁用誘電体は、ほぼ1に等しい比誘電率εを有する。この場合、相互接続それ自体は、絶縁の目的で、上側および下側が個体のSiO層によって包囲される。
【0005】
下に位置する絶縁層および上に位置する絶縁層のキャパシタンスは、層内で隣接し合う相互接続間のキャパシタンス全体にもまた、少なからず寄与し、これらの絶縁層は、依然として個体のSiO材料からなるので、これらの絶縁層の高い比誘電率εは、隣接し合う相互接続間のキャパシタンス全体にかなりの影響を及ぼす。
【0006】
相互接続の上の絶縁層にlow−k材料を用いる場合、low−k材料の粘性が低いために、隣接し合う相互接続間のキャビティは、再び充填される。その結果、比誘電率εが、再び高くなり、従って、隣接し合う相互接続間のキャパシタンス全体が高くなる。
【0007】
従って、本発明は、相互接続構成、および相互接続構成を製作する方法を提示するという問題に基づく。この構成および方法において、相互接続間のキャビティは、その相互接続を覆う絶縁層のために用いられる材料に関係なく、可能な限り大きい空間を占め、従って、比誘電率が小さいために、相互接続間に可能な限り小さいキャパシタンスが、達成される。
【0008】
この問題は、相互接続構成によって、および、さらに、独立請求項による特徴を有する相互接続構成を製作する方法によって解決される。
【0009】
相互接続構成は、第1の層表面を有する第1の層であって、第1の絶縁材料を有する、第1の層と、第1の層表面と実質的に平行の第2の層表面を有する、第1の層表面上に位置する少なくとも2つの相互接続であって、導電性である第1の材料を有する、少なくとも2つの相互接続とを備える。さらに、相互接続構成は、第2の絶縁材料を含む第2の層を有し、この第2の層は、各相互接続の第2の層表面上に生成され、かつ相互接続を超えて突き出し、隣接し合う相互接続の第2の層は、隣接し合う相互接続間の領域を覆う。最後に、相互接続構成において、第3の層が第2の層を覆う。この第3の層は、第3の絶縁材料を有し、隣接し合う相互接続間の領域を、被覆によって完全に閉じる。
【0010】
相互接続構成は、隣接し合う相互接続間の領域において第3の層もまた部分的に構成されるように設計され得る。しかしながら、隣接し合う相互接続間に可能な限り大きいキャビティを形成するために、隣接し合う相互接続間の領域に第3の層のいかなる部分も設けられない相互接続構成が望ましい。
【0011】
相互接続構成を製作する方法において、少なくとも2つの相互接続が、第1の層の第1の層表面上に付与され、この相互接続は、第1の層表面と実質的に平行の第2の層表面、第1の層表面と、第2の層表面との間に位置する側壁、および導電性の第1の材料を有し、第1の層は、第1の絶縁材料を有する。相互接続ごとに、第1の絶縁材料を含む第2の層が第2の層表面上に生成され、各第2の層は、この第2の層が相互接続を超えて突き出し、かつ隣接し合う第2の層が依然として接触しないように構成される。最後に、第3の絶縁材料を含む第3の層が第2の層の上に生成され、これにより、第1の層と、隣接し合う相互接続と、第2の層と、第3の層との間に相互接続構成が形成される。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の1つの利点は、隣接し合う相互接続間の絶縁層として可能な限り大きいキャビティを用いることにより、隣接し合う相互接続間の絶縁層の比誘電率εが、1とわずかにしか違わず、従って、これらの相互接続間のキャパシタンスが低減されるという事実に見出され得る。この相互接続構成は、集積回路内のキャパシタンス全体をかなり低減することを可能にする。相互接続構成の上下の漏れ領域が原因で、相互接続構成全体の有効な比誘電率εは、約2である。この場合、有効な比誘電率εの値は、相互接続構成全体の形状寸法に依存する。
【0013】
本発明による相互接続構成のさらなる利点は、相互接続間のキャビティが、キャビティを覆う絶縁材料の層の選択的堆積によって製作される必要がないことである。従って、このような選択的堆積プロセスのための時間がかかるプロセス最適化も必要とされない。特に、本発明により、キャビティ領域における絶縁層材料を含むメニスカス(menisci)の形成が回避される。
【0014】
好適には、第1の層と、隣接し合う相互接続と、第2の層と、第3の層との間にキャビティが位置する。このキャビティは、隣接し合う相互接続間で電気的絶縁効果を有する。従って、内部に空気、真空、または絶縁ガス(六弗化いおう(SF)等)が存在するこのキャビティは、相互接続構成が完成した後に1とほぼ等しい比誘電率εを有する。相互接続構成は、小さいキャパシタンス効果を有する。
【0015】
本発明による相互接続構成の好適な展開において、第2の材料を含む少なくとも1つの中間層が第1の層と相互接続との間に位置する。この中間層は、例えば、通常、二酸化ケイ素(SiO)を有する第1の層が損傷されないように、相互接続構成の製作中に必要なエッチングプロセスのための障壁(Barriere)を提供するために提供され得る。
【0016】
第3の絶縁材料は、好適には、1〜4の範囲の比誘電率εを有するlow−k材料である。相互接続構成を完全に覆い、かつ第1の層表面に対して垂直の方向で絶縁遮蔽を行う第3の層もまた、隣接し合う相互接続間のキャパシタンス全体に寄与するため、第3の層のために用いられる第3の絶縁材料も低い比誘電率εを有することを確実にするように注意が払われるべきである。
【0017】
本発明による相互接続構成の好適な展開において、第3の絶縁材料は、1.5〜3の範囲の比誘電率εを有するlow−k材料である。
【0018】
相互接続構成の第2の絶縁材料および/または第3の絶縁材料は、好適には、二酸化ケイ素(SiO)を有する。あるいは、第2の絶縁材料および/または第3の絶縁材料は、窒化ケイ素(Si)または有機材料を有してもよい。さらに、シリコンベースの酸化物−窒化物が、第2の絶縁材料および/または第3の絶縁材料として用いられてもよい。これらの絶縁材料を用いる場合、低い比誘電率εを取得するために、それぞれの絶縁材料が多孔性の形態で付与されるべきである。有機材料を用いる場合、好適には、PECVDプロセス(PECVD=plasma enhanced chemical vapor deposition)の間、メタン環境中でポリマーが付与される。
【0019】
本発明の相互接続構成の好適な実施形態において、第1の層は、重ね合わせて構成される、少なくとも2つの部分層を有する。上部部分層は、相互接続の下に設けられ、かつ相互接続間の領域の下で少なくとも部分的に不在であるように、相互接続間の領域に対応してパターニングされる。従って、隣接し合う相互接続間で、絶縁する第1の層においてトレンチが形成される。この構成は、相互接続を最短ルートで接続する絶縁層上に、相互接続が直接的に付与されないという利点を有する。相互接続間を最短ルートで接続する絶縁層は、隣接し合う相互接続間に漏電場を促す。その結果、有効比誘電率εの、従って、隣接し合う相互接続間のキャパシタンス全体の値が不十分になる。パターニングされた上部部分層は、隣接し合う相互接続間の接続ルートを拡大し、従って、有効比誘電率εをさらに低減することを可能にする。従って、パターニングされた上部部分層は、隣接し合う相互接続間のキャパシタンス全体をさらに低減することを可能にする。
【0020】
2つの部分層が同じ絶縁材料を有する場合、第3の材料を含むエッチングストップ層は、好適には、上部部分層と下部部分層との間に配置される。この場合、第3の材料は、好適には、第1の絶縁材料に作用するエッチャントに対して、実質的に耐性である。従って、上部部分層のパターニングは、相互接続をマスクとして用いて、上部部分層をエッチングすることによって製作され得る。エッチングは、エッチングストップ層が、隣接し合う相互接続間の領域の下で露出された場合に終了する。従って、隣接し合う相互接続間のトレンチの深さは、上部部分層の厚さによって設定され得る。
【0021】
相互接続構成を製作する方法において、相互接続を第1の層表面上に付与する前に、好適には、第2の材料を含む少なくとも1つの中間層が第1の層表面上に生成される。この中間層は、通常、二酸化ケイ素(SiO)を有する第1の層が損傷されないように、相互接続構成の製作中に、エッチングプロセスのための障壁として提供される。酸素化合物が、第1の層の第1の絶縁材料として選択された場合、例えば、窒化チタン化合物等の窒素化合物が、好適には、中間層の第2の材料として用いられる。チタン−窒素化合物が用いられる場合、中間層は、相互接続によって覆われない第1の層表面の領域においても除去されなければならない。これは、通常、エッチングプロセスによって達成され、相互接続は、中間層用のマスクとして利用される。第1の層の第1の絶縁材料として窒素化合物を用いる場合、酸素化合物が、中間層の第2の材料として望ましい。中間層と、次に製作されるスペーサとに同じ材料が用いられる場合、異なった材料を含むさらなる薄い中間層が、好適には、中間層の上に直接に提供される。
【0022】
好適には、少なくとも部分的に第1の層に達するトレンチが、隣接し合う相互接続間に生成される。これは、隣接し合う相互接続間の接続ルートを延長し、かつキャパシタンス全体に不利な影響を及ぼす漏電場の生成を低減する。
【0023】
第1の層は、好適には、上部部分層、エッチングストップ層および下部部分層から生成される。従って、隣接し合う相互接続間のトレンチは、相互接続をマスクとして用いて、上部部分層が隣接し合う相互接続間の領域の下で除去されるという事実によって生成される。エッチングストップ層は、プロセスにおいて露出される。二酸化ケイ素(SiO)が、第1の層、従って、上部部分層および下部部分層の第1の絶縁材料として選択された場合、例えば、窒化ケイ素(Si)がエッチングストップ層のために用いられ得る。
【0024】
本発明による方法の好適な展開において、相互接続の側壁にスペーサが生成され、このスペーサは、スペーサ材料を有し、かつ隣接し合う相互接続のスペーサが、依然として互いに接触しないように構成される。この場合、このスペーサは、相互接続を超えて突き出す第2の層を製作するための補助サポートとして利用される。用いられるスペーサ材料は、好適には、窒化ケイ素(Si)であり、これが、相互接続の側壁にコンフォーマルに付与される。あるいは、コンフォーマルに付与され、第2の層、および、さらに、第1の層に関して選択的にエッチングされ得る別のスペーサ材料を用いることも可能である。
【0025】
本発明による方法の好適な実施形態において、スペーサは、スペーサ材料のコンフォーマルな堆積、およびスペーサ材料の選択的および異方性エッチングによって相互接続の側壁に生成される。最初に、スペーサ材料が、相互接続上および相互接続によって覆われない第1の層表面の領域上にコンフォーマルに堆積される。スペーサ材料は、次に、第2の層表面と平行に、異方的および選択的にエッチングされる。これは、スペーサの製造および形状の設定を的確に行うことを可能にする。堆積されたスペーサ材料の厚さは、好適には、2つの隣接し合う相互接続間に残っているギャップが完全には閉じられないように設定される。従って、隣接する相互接続間またはその側壁に位置するスペーサ間に薄いエアギャップが残る。
【0026】
本発明による方法において、スペーサは、好適には、第2の層の下で、再び除去される。スペーサは、第2の層を製作するための補助サポートとしてのみ利用され、相互接続間の可能な限り大きいキャビティの形成を妨げるので、これらのスペーサは、第2の層が製作された後に、再び除去される。
【0027】
第2の層は、好適には、コンフォーマルでない方法により、第2の層表面およびスペーサの上の第1の層表面と実質的に平行に生成される。このために、第2の層の第2の絶縁材料は、CVDプロセス(CVD=chemical vapour deposition)により、主に、スペーサによって幅広くされた相互接続上に、可能な限り小さいエッジ被覆をともなって堆積される。そのために、CVDプロセスは、拡散を決定するレジーム(Regime)において、好適には、圧力を大きくすることによって行われる。CVDプロセスを用いる代わりに、第2の層を製作するための第2の絶縁材料をスパッタリングプロセスによって製造することも可能である。場合によっては、エアギャップの中に深く侵入した第2の絶縁材料は、例えば、ウェットケミカル、または乾式でのダウンストリームエッチングプロセス等のショート等方性エッチング(kurze isotrope Aetzung)の支援により、再び除去され得る。このようなダウンストリームエッチングプロセスは、[4]に記載される。
【0028】
本発明による方法の好適な実施形態において、スペーサのスペーサ材料は、第2の層が生成された後、選択的エッチングプロセスが採用されて、エッチングにより除去される。この場合、選択的エッチングプロセスは、好適には、等方性である。この場合、隣接し合うスペーサ間に位置するエアギャップは、スペーサにおいてエッチャントをスペーサ上の侵食領域に提供するために、スペーサを除去するのに必要である。可能なエッチングプロセスは、例えば、ウェットケミカルエッチングプロセス、または二酸化ケイ素(SiO)に関して[5]に記載された、高い選択性を有するダウンストリームドライエッチングプロセスである。
【0029】
第3の層の生成は、好適には、最初に、第1の層と、隣接し合う相互接続と、第2の層と、第3の層との間にキャビティが形成されるまで、第3の絶縁材料がコンフォーマルでない方法により第2の層上に堆積されるように行われる。その後、第3の絶縁材料が、コンフォーマルな標準的な方法によって堆積される。コンフォーマルでない方法の間、第2の層が遮壁のように作用するので、第3の絶縁材料は、生じるキャビティの中にほとんど侵入しない。その結果、相互接続の側壁が、第3の絶縁材料で、ほんのわずか被覆され、その結果、相互接続構成全体の比誘電率εがわずかにのみ影響を受ける。例えば、超大規模集積回路(VLSI回路=very large scale integration)といった、比較的小さい構造寸法の場合に、相互接続の側壁を第3の絶縁材料で被覆することは確認され得ない。
【0030】
本発明の例示的実施形態は、図に示され、かつ以下においてより詳細に説明される。この場合、同様の識別符号は、同様のコンポーネントを示す。
【0031】
図1は、本発明の第1の例示的実施形態による、相互接続構成100の断面を示す。
【0032】
相互接続構成100は、第1の層表面102として形成された、基板表面を備える第1の層101としての基板を有する。基板材料として、絶縁材料(本例示的実施形態によると二酸化ケイ素(SiO))が選択される。
【0033】
第1の層表面102において、第1の層表面102と相互接続104との間に、チタン−窒素化合物を含む中間層103をそれぞれ有するアルミニウムまたは銅を含む相互接続104が位置する。相互接続104は、第1の層表面102と平行に構成される第2の層表面105、および第1の層表面102と第2の層表面105とを接続する側壁108によって境界付けられる。
【0034】
各相互接続104の第2の層表面105において、二酸化ケイ素(SiO)を含む第2の層106が位置し、これは、それぞれの相互接続104を超えて突き出す。本発明のこの例示的実施形態において、第2の層106は、相互接続104を覆う遮壁の形態を有する。この場合、第2の層106は、隣接し合う相互接続104間の領域を覆う。隣接し合う相互接続104の第2の層106は互いに接触しないので、隣接し合う相互接続104間の領域は、第2の層106によって完全には閉じられない。
【0035】
二酸化ケイ素(SiO)を含む第3の層107は、第2の層106を覆い、従って、隣接し合う相互接続104間の領域を完全に閉じる。従って、第1の層表面102によって包囲されるキャビティ109、相互接続104の側壁108、第2の層100および第3の層107が、隣接し合う相互接続104間に位置する。
【0036】
第3の層107の製作中、二酸化ケイ素(SiO)は、隣接し合う相互接続104間の不完全に閉じられた領域の中に侵入することができる。これは、相互接続104の側壁108に、および、さらに、相互接続104によって覆われない第1の層表面102の部分に二酸化ケイ素(SiO)の薄い被覆110をもたらす。隣接し合う第2の層106間の距離が小さいほど、相互接続104の側壁108、および相互接続104によって覆われていない第1の層表面102の部分の被覆110が小さくなる。本発明の別の実施形態において(図示せず)、第2の層106は、被覆110がいかなる場合も生成されないような小さい間隔でもまた製作され得る。
【0037】
相互接続構成100の終端部分にて、最後の相互接続104は、一方の側のみに隣接する相互接続104を有する。隣接する相互接続104がない側にて、最後の相互接続104は、環境に対する電気的絶縁を必要とする。この場合、キャパシタンスを形成する、さらなる導電性素子が不在であるために、低い比誘電率εが放棄され得る。従って、最後の相互接続104は、隣接し合う相互接続104間のように、もはやキャビティ109によってではなく、終端キャビティ111および終端絶縁層112によって電気的に絶縁される。
【0038】
隣接する相互接続104間の距離および相互接続104の厚さは、好適には、相互接続構成100が、上述の相互接続構成100上に設けられたさらなる層およびメタライゼーション平面のために十分に良好な支持能力(carrying capability)を有するように選択されるべきである。この例示的実施形態によると、相互接続104は、各々、隣接する相互接続104間の距離とほぼ等しい幅を有する。この例示的実施形態によると、相互接続104は、相互接続104の幅の2倍に相当する高さを有する。
【0039】
あるいは、相互接続104の幅、高さおよび/または間隔について、他の寸法を選択することも可能である。
【0040】
本発明の第1の例示的実施形態による相互接続構成100を形成する方法が、以下において、工程ごとに記載される。
【0041】
図2は、本発明の第1の例示的実施形態による製造方法の実行における、第1の時点の、未完成の相互接続構成200の断面を示す。
【0042】
第1の層表面102として形成された基板表面を有する基板は、第1の層101として用いられる。基板材料は、二酸化ケイ素(SiO)である。チタン−窒素化合物を含む中間層103は、従来の標準的な方法を用いて、第1の層表面102の領域上に付与される。相互接続材料がアルミニウムである場合、中間層103は、第1の層101上の相互接続104のための接着層として利用され、相互接続材料が銅である場合、この中間層は、第1の層101を保護するために、銅の拡散に対する障壁として利用される。相互接続材料が銅である場合、中間層103は、タンタルまたはタンタル−窒素化合物もまた有し得る。
【0043】
アルミニウムまたは銅を含む複数の相互接続104は、公知の減法(subtractive methods)を用いて中間層103上に形成される。相互接続104は、第1の層表面102と平行に第2の層表面105で終端し、第2の層表面105と第1の層表面102とを接続する側壁108を有する。
【0044】
銅を含む相互接続104の製造中、いわゆるダマシン技術が、好適には採用され得る。すなわち、最初に、二酸化ケイ素(SiO)を含む補助層が、中間層103によって覆われる第1の層表面102の領域上に付与される。この場合、この補助層の厚さは、製作されるべき相互接続104の所望の高さに従って設定される。一般的なリソグラフィおよびエッチング技術を用いて、この補助層の中の、相互接続104が形成されるべき位置にてトレンチがエッチングされる。これらのトレンチは、製作されるべき相互接続104に従って、所望の幅、および所望の間隔を互いに有し、下方の中間層103に達する。
【0045】
ここで、トレンチを有する補助層の上に、一般的なメタライゼーション法により、例えば、タンタル−窒素化合物を含む障壁層、次に、銅が堆積されて、トレンチが一杯に充填される。第1の層表面102と平行に第2の層表面105を製作するために、銅は、トレンチを一杯に充填し、さらに、障壁層は、化学的機械的研磨により面単位(areally)で除去される。最後に、二酸化ケイ素(SiO)を含む補助層は、銅に関して、中間層103に到達するまで、エッチングにより選択的に除去される。チタン−窒素化合物を含む中間層103は、この場合、エッチングストップ層として機能する。第1の層表面102および中間層103の上に形成された相互接続104は残る。
【0046】
相互接続104を製作するプロセスは、相互接続104によって覆われていないすべての場所における中間層103の最終エッチング工程をさらに包含する。この場合、相互接続104は、最終エッチングのためのマスクとして利用される。その結果、第1の層表面102は、相互接続104間で、再び露出する。従って、中間層103は、ここで、相互接続104と第1の層表面102との間にのみ位置する。
【0047】
図3は、本発明の第1の例示的実施形態による製造方法の実行における、第2の時点の、未完成のキャビティ構造300の断面を示す。
【0048】
窒化ケイ素(Si)を含むスペーサ301は、コンフォーマルな堆積、およびこれに続くエッチングにより、相互接続104の側壁108上にコンフォーマルに生成され、スペーサ301は、隣接し合う相互接続104のスペーサ301が、依然として互いに接触しないように構成される。この場合、スペーサ301は、相互接続104を超えて突き出す第2の層106の次の製造のための補助サポートとして利用される。
【0049】
コンフォーマルに堆積されたスペーサ材料の選択的および異方性エッチングは、スペーサ301の製作および形成の設定を的確に行うことを可能にする。堆積されたスペーサ材料の厚さは、好適には、隣接し合う2つの相互接続104間に残るギャップが、完全には閉じられないように設定される。従って、隣接し合う相互接続104間、またはその側壁108に位置するスペーサ301間に薄いエアギャップ302が残る。
【0050】
図4において、本発明の第1の例示的実施形態による、製造方法の実行における、第3の時点の、未完成の相互接続構成400の断面を示す。
【0051】
二酸化ケイ素(SiO)を含む第2の層106は、コンフォーマルでない方法によって、第2の層表面105およびスペーサ301の上に、第1の層表面102と実質的に平行に生成される。このために、二酸化ケイ素(SiO)は、CVDプロセスにより、可能な限りわずかなエッジ被覆をともなって、主に、スペーサ301の分だけ幅が広がった相互接続104上に堆積される。このために、CVDプロセスは、拡散を決定するレジームにおいて、圧力を大きくすることによって行われる。場合によっては、エアギャップ302の中に深く侵入した二酸化ケイ素(SiO)は、ダウンストリームエッチングプロセスにおいて、ショート等方性エッチングにより、再び除去される。
【0052】
図5は、本発明の第1の例示的実施形態による製造方法の実行における第4の時点の未完成の相互接続構成500の断面を示す。
【0053】
スペーサ301は、明らかに、実質的に第2の層106を製作するための補助サポートとして利用され、相互接続104間の可能な限り大きいキャビティ109の形成を妨げるので、スペーサ301は、第2の層106の製作後に、再び除去される。このために、スペーサ301の窒化ケイ素(Si)は、第2の層106の生成後、選択的および等方性エッチングプロセスが採用され、エッチングにより除去される。この場合、隣接するスペーサ301間に位置するエアギャップ302は、スペーサ301においてエッチャントを侵食領域に提供するために、スペーサ30を除去するのに必要である。
【0054】
ここで、隣接し合う相互接続104の側壁108と、第1の層表面102と、第2の層106との間に可能な限り大きいすきま502が位置する。これらの間の距離が原因で、隣接し合う第2の層106のそれぞれが、すきま502のための開口部501を形成し、これにより、すきま502は、完全には閉じられない。
【0055】
このすきま502からキャビティ109を形成するために、開口部501が、ここで、閉じられなければならない。従って、第3の層107は、2つの別個の方法工程で生成される。最初に、二酸化ケイ素(SiO)は、コンフォーマルでない方法により、開口部501が閉じられ、第1の層101と、隣接し合う相互接続104と、第2の層106と、第3の層107との間にキャビティ109が形成されるまで、第2の層106上に堆積される。その後、二酸化ケイ素(SiO)が、図1に示されるように、厚い第3の絶縁層107を形成するために、コンフォーマルな、標準的方法により堆積される。
【0056】
コンフォーマルでない方法において、第2の層106が遮壁のように作用するので、二酸化ケイ素(SiO)は、生じたキャビティ109の中にほとんど侵入しない。その結果、二酸化ケイ素(SiO)を有する相互接続104の側壁108にほんのわずかな被覆110のみが生成され、その結果、相互接続構成100全体の比誘電率εが、わずかにのみ影響を受ける。
【0057】
相互接続構成100、および、2つの側壁108の一方の傍らに隣接相互接続104を有さない最後の相互接続104は、環境に対する電気的絶縁を必要とする。従って、第3の層107は、相互接続構成100全体の上に形成される。最後の相互接続104は、2つの側壁108の1つの近傍にのみ隣接する相互接続104を有するので、最後の相互接続104は、隣接し合う相互接続104間のような、キャビティ109および終端絶縁層112によってではなく、終端キャビティ111および終端絶縁層112によって絶縁される。この場合、終端絶縁層112は、第3の層107の製作中の、副次的作用として生成され、従って、同様に、二酸化ケイ素(SiO)を有する。
【0058】
図6は、本発明の第2の例示的実施形態による製造方法の実行における、第1の時点の未完成の相互接続構成600の断面を示す。
【0059】
第2の例示的実施形態の未完成の相互接続構成600は、第1の層101が異なった構造であるという点でのみ第1の例示的実施形態の未完成の相互接続構成200と異なる。
【0060】
本例示的実施形態によると、第1の層101は、二酸化ケイ素(SiO)を含む上部部分層601、窒化ケイ素(Si)を含むエッチングストップ層602、および二酸化ケイ素(SiO)を含む下部部分層603を有する。しかしながら、第1の層101は、さらに、異なった絶縁材料を有する層から構成されてもよい。エッチングプロセスにおいて異なった挙動の異なった絶縁材料が、上部部分層601および下部部分層603のために用いられる場合、エッチングストップ層602を省略することが可能である。
【0061】
上部部分層601は、相互接続104の下に構成され、かつ相互接続104間の領域の下では不在であるようにパターニングされる。上部部分層601において、相互接続104間の幅が均一で、第2の層表面105からエッチングストップ層602まで下方に達するトレンチ604が位置する。
【0062】
上部部分層601は、以下のようにパターニングされ得る。すなわち、最初に、上部部分層601の二酸化ケイ素(SiO)が面単位で堆積される。その後、図2に関する記載においてすでに説明されたように、相互接続104が製作される。次に、面単位で堆積された絶縁材料の中にエッチングによりトレンチ604が製作される。次に、トレンチ604が、面単位で堆積された絶縁材料にエッチングされる。相互接続はエッチングマスクとして用いられる。この場合、例として、ウェットケミカルダウンストリームエッチングプロセスが採用され得る。採用されるべきエッチングプロセスの選択において、エッチャントが、好適には、二酸化ケイ素(SiO)に作用し、相互接続材料には作用しないことを確実にするように注意が払われるべきである。エッチングプロセスは、エッチングストップ層602が露出されるとすぐに終了する。
【0063】
本例示的実施形態によると、トレンチ604は、好適には、相互接続104の幅の0.5〜2倍に対応する深さを有する。
【0064】
第2の例示的実施形態による相互接続構成のさらなる製造工程は、第1の例示的実施形態の上述の製造工程に対応する。従って、第2の例示的実施形態による相互接続構成は、第1の例示的実施形態による相互接続構成100に、実質的に対応する。2つの例示的実施形態は、第1の層101の構造の点で異なるにすぎない。従って、第2の例示的実施形態におけるキャビティ109は、第1の例示的実施形態と比較して、トレンチ604が存在するために、より大きい容積を有する。
【0065】
本発明による相互接続構成を第1または第2の例示的実施形態により形成するために、絶縁材料およびその製造プロセスを選択する代わりに、他の絶縁材料および製造プロセスを用いることも可能である。
【0066】
例として、第3の層107の第3の絶縁材料として適切であるのは、低い比誘電率εを有する絶縁low−k材料であり、これは、スピンオンプロセスにて付与され、低粘性を有する。スピンオンプロセスにおいて、付与されるべき、通常、液体の材料が、スピンオンによるスピンコーティング中にコーティングされるべき領域に付与される。
【0067】
高粘性を有するlow−k材料は、第3の絶縁材料として用いられ、その結果、第3の絶縁材料が開口部501を通ってすきま502に侵入せず、従って、被覆110が生成されない場合、low−k材料は、キャビティ109を終端させ、従って、第3の層107を形成するために直接用いられ得る。そうでない場合、最初に、キャビティ109を終端させる二酸化ケイ素(SiO)は、開口部501上にコンフォーマルでないように堆積され、そうして、low−k材料が第3の層107として堆積される。
【0068】
以下の出版物がこの明細書において引用される。
【0069】
[1]B.Shiehらによる「Solid State Technology」p.51〜58、1999年2月
[2]J.G.Flemingらによる「Conference Proceedings ULSI XII」Materials Research Society、p.471〜477、1997年
[3]T.Uedaらによる「IEEE Proc.1998 Symp.VLSI Techn.」Digest of Technical Papers、p.46〜47、1998年
[4]T.Kusukiらによる「Extended Abstracts of the Electrochemical society」Vol.93〜1、375ページ、1993年
[5]S.Sutoらによる「Proceedings of the Electrochemcial Society」Vol.88−7、p.88〜94、1988年
【図面の簡単な説明】
【0070】
【図1】図1は、本発明の第1の例示的実施形態による、相互接続構成の断面を示す。
【図2】図2は、本発明の第1の例示的実施形態による製造方法の実行における、第1の時点の、図1による未完成の相互接続構成の断面を示す。
【図3】図3は、本発明の第1の例示的実施形態による製造方法の実行における、第2の時点の、図1による未完成の相互接続構成の断面を示す。
【図4】図4は、本発明の第1の例示的実施形態による製造方法の実行における、第3の時点の、図1による未完成の相互接続構成の断面を示す。
【図5】図5は、本発明の第1の例示的実施形態による製造方法の実行における、第4の時点の、図1による未完成の相互接続構成の断面を示す。
【図6】図6は、本発明の第2の実施形態による製造方法の実行における、第1の時点の未完成の相互接続構成の断面を示す。
【符号の説明】
【0071】
100 第1の例示的実施形態による相互接続構成
101 第1の層
102 第1の層表面
103 中間層
104 相互接続
105 第2の層表面
106 第2の層
107 第3の層
108 側壁
109 キャビティ
110 被覆
111 終端キャビティ
112 終端絶縁層
200 第1の製造時点における第1の例示的実施形態による未完成の相互接続構成
300 第2の製造時点における第1の例示的実施形態による未完成の相互接続構成
301 スペーサ
302 エアギャップ
400 第3の製造時点における第1の例示的実施形態による未完成の相互接続構成
500 第4の製造時点における第1の例示的実施形態による未完成の相互接続構成
501 開口部
502 すきま
600 第1の製造時点における第2の例示的実施形態による未完成の相互接続
601 上部部分層
602 エッチングストップ層
603 下部部分層
604 トレンチ

Claims (22)

  1. 第1の層および第1の層表面であって、該第1の層は第1の絶縁材料を有する、第1の層および第1の層表面と、
    該第1の層表面と実質的に平行の第2の層表面を有する、該第1の層表面上に位置する少なくとも2つの相互接続であって、該相互接続は、導電性である第1の材料を有する、少なくとも2つの相互接続と、
    各相互接続の該第2の層表面上に生成され、かつ該相互接続を越えて突き出す、第2の絶縁材料を含む第2の層であって、隣接し合う相互接続の該第2の層は、該隣接し合う相互接続間の領域を覆う、第2の層と、
    該第2の層を覆う第3の層であって、第3の絶縁材料を有し、かつ該隣接し合う相互接続間の領域が被覆によって完全に閉じられる、第3の層と
    を備える、相互接続構成。
  2. 前記第3の層は、さらに、隣接し合う相互接続間の前記領域において部分的に設けられる、請求項1に記載の相互接続構成。
  3. 前記第1の層と、前記隣接し合う相互接続と、前記第2の層と、前記第3の層との間にキャビティが位置し、該キャビティは、該隣接し合う相互接続間の電気的絶縁効果を有する、請求項1または2に記載の相互接続構成。
  4. 第2の材料を含む少なくとも1つの中間層が、前記第1の層と前記相互接続との間に位置する、請求項1〜3のいずれか1つに記載の相互接続構成。
  5. 前記第3の絶縁材料は、1〜4の範囲の比誘電率εを有するlow−k材料である、請求項1〜4のいずれか1つに記載の相互接続構成。
  6. 前記第3の絶縁材料は、1.5〜3の範囲の比誘電率を有するlow−k材料である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の相互接続構成。
  7. 前記第2の絶縁材料および/または前記第3の絶縁材料は、二酸化ケイ素を有する、請求項1〜6のいずれか1つに記載の相互接続構成。
  8. 前記第2の絶縁材料および/または前記第3の絶縁材料は、窒化ケイ素を有する、請求項1〜7のいずれか1つに記載の相互接続構成。
  9. 前記第2の絶縁材料および/または前記第3の絶縁材料は、有機材料を有する、請求項1〜8のいずれか1つに記載の相互接続構成。
  10. 前記第1の層は、重ね合わせて構成される少なくとも2つの部分層を有し、該上部部分層は、該上部部分層が前記相互接続の下に構成され、かつ該相互接続間の領域の下で少なくとも部分的に不在であるように、該相互接続間の該領域に対応してパターニングされる、請求項1〜9のいずれか1つに記載の相互接続構成。
  11. 前記2つの部分層は、前記同じ第1の絶縁材料を有し、第3の材料を含むエッチングストップ層は、前記上部部分層と前記下部部分層との間に位置し、該第3の材料は、該第1の絶縁材料に作用するエッチャントに対して、実質的に耐性である、請求項10に記載の相互接続構成。
  12. 相互接続構成を製作する方法であって、
    少なくとも2つの相互接続が、第1の層の第1の層表面上に付与され、該相互接続は、該第1の層表面と実質的に平行の第2の層表面と、該第1の層表面と該第2の層表面との間に位置する側壁とを有し、さらに、導電性の第1の材料と該第1の層は第1の絶縁材料を有し、
    該相互接続ごとに、第1の絶縁材料を含む第2の層が、該第2の層表面上に生成され、各第2の層は、該第2の層が該相互接続を超えて突き出し、隣接する第2の層には依然として接触しないように構成され、
    第3の絶縁材料を含む第3の層は、該第2の層の上に生成され、その結果、相互接続構成が、該第1の層と、該隣接し合う相互接続と、該第2の層と、該第3の層との間に形成される、方法。
  13. 前記相互接続を前記第1の層表面上に付与する前に、第2の材料を含む少なくとも1つの中間層が第1の層表面上に生成される、請求項12に記載の方法。
  14. 少なくとも部分的に前記第1の層の中に達するトレンチが、隣接し合う層間に生成される、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記第1の層は、上部部分層、エッチングストップ層および下部部分層から生成され、前記相互接続をマスクとして用いて、該上部部分層が、隣接し合う相互接続間の領域の下で除去されて、該エッチングストップ層が露出されるという事実によって、前記トレンチが、隣接し合う相互接続間に生成される、請求項14に記載の方法。
  16. スペーサは、前記相互接続の前記側壁上に生成され、該スペーサはスペーサ材料を有し、かつ隣接し合う相互接続のスペーサが、依然として互いに接触しないように構成される、請求項12〜15のいずれか1つに記載の方法。
  17. 前記スペーサ材料は、最初に、コンフォーマルに堆積され、その後、異方的および選択的に前記第1の層表面と平行にエッチングされる、請求項16に記載の方法。
  18. 前記スペーサは、前記第2の層の下で、再び除去される、請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記第2の層は、コンフォーマルでない方法により、前記第2の層表面および前記スペーサの上の前記第1の層表面と実質的に平行に生成される、請求項16〜18のいずれか1つに記載の方法。
  20. 前記スペーサの前記スペーサ材料は、前記第2の層が製作された後、エッチングによって除去され、選択的エッチングプロセスが採用される、請求項16〜19の1つに記載の方法。
  21. 前記選択的エッチングプロセスは、等方性である、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第3の層は、最初に、前記第1の層と、前記隣接し合う相互接続と、前記第2の層と、前記第3の層との間にキャビティが形成されるまで、第3の絶縁材料が、コンフォーマルでない方法によって前記第2の層上に堆積され、次に、第3の絶縁材料が、コンフォーマルな標準的方法によって堆積されるように生成される、請求項12〜21のいずれか1つに記載の方法。
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