JP2004525304A - 圧力変換装置を備えた燃料噴射装置及び圧力変換装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、燃料高圧源から燃料供給される燃料インジェクタが設けられていて、圧力変換装置を備えている内燃機関用の燃料噴射装置、並びに圧力変換装置であって、圧力変換装置の可動のピストンが、燃料高圧源に接続された室を、インジェクタに接続された高圧室と戻し室とから隔てている形式のものに関する。本発明による燃料噴射装置並びに圧力変換装置では、高圧室(40)が燃料管路(46;75)を介して戻し室(38)と接続されており、その結果高圧室に戻し室を介して燃料を充填することができる。

Description

【技術分野】
【0001】
従来の技術
本発明は、独立請求項の上位概念部に記載された形式の圧力変換装置を備えた燃料噴射装置、並びに圧力変換装置に関する。
【0002】
ドイツ連邦共和国特許公開第19910970号明細書に基づいて公知の燃料噴射装置もしくは圧力変換装置では、戻し室に対する充填・排出を用いて増圧ピストンによって、コモンレール系により準備された値よりも高く燃料噴射圧を上昇させることが可能である。
【0003】
発明の利点
本発明による燃料噴射装置もしくは本発明による圧力変換装置は、公知のものに比べて次のような利点を有している。すなわち本発明による燃料噴射装置もしくは圧力変換装置では、戻し室を介して圧力変換装置の高圧室を充填できることに基づいて、高圧室を充填するためにのみ働く別体の孔であって、圧力変換ピストンの大径の端部を通過する別体の孔を、圧力変換装置の金属体に設ける必要がなくなる。その結果、スペースを節減することができ、このことは圧力変換装置を使用する場合に、分配型噴射ポンプとの関連において、特にしかしながらまた圧力変換されるコモンレール系においても、有利である。
【0004】
独立請求項に記載された本発明による燃料噴射装置もしくは圧力変換装置の別の有利な構成は、従属請求項に記載されている。
【0005】
特に有利な構成では、絞り及び/又は充填弁が圧力変換装置のピストンに組み込まれており、このように構成されていると、戻し室を充填するためにも、管路がピストンの大径の端部を通過することは不要になる。その結果燃料噴射装置もしくは圧力変換装置の構造形式はさらにコンパクトになる。
【0006】
さらに戻し室と高圧室との間における接続管路や、さらにはまた選択的に、接続管路内に配置された逆止弁が、圧力変換装置のピストンに組み込まれると、最近の内燃機関への組込みに理想的な極めて細くてコンパクトな構造形式が得られる。
【0007】
別の有利な構成では、圧力変換器のピストンが、異なった大きさの直径を有する2つの部分から成っており、両ピストン部分は相対的に運動可能であり、これによって圧縮機の機能のみならず、その相対的な運動可能性によって、弁、特に逆止弁の機能をも引き受けることができる。これにより、別体の弁装置を設けるための付加的な構成部分を省くことができ、これはさらなるスペースの節減を可能にする。
【0008】
さらに別の有利な構成では、2部分から成るピストンが逆止弁の機能のみならず、充填弁の機能をも引き受けており、しかもこの場合そのために付加的な構成部分は不要である。
【0009】
図面
次に図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
【0010】
図1は、燃料噴射装置の1実施例を示す図、
図2は、圧力変換装置を組み込まれた燃料噴射装置の別の実施例を示す図、
図3は、燃料噴射装置の別の実施例を第1の運転状態で示す図、
図4は、図3に示された燃料噴射装置を第2の運転状態で示す図、
図5は、2部分から成るピストンに絞りと充填弁とが組み込まれている圧力変換装置を備えたインジェクタを示す図、
図6は、図5に示された充填弁とは別の構成による充填弁を備えた別の実施例を示す図、
図7は、2部分から成るピストンを備えたさらに別の実施例による圧力変換装置を第1の運転状態で示す図、
図8は、図7に示された圧力変換装置を第2の運転状態で示す図、
図9は、図7及び図8に示された圧力変換装置の変化実施例を示す図である。
【0011】
実施例の記載
図1には燃料噴射装置が示されており、この燃料噴射装置ではインジェクタ10が、圧力変換装置30を介して燃料高圧源60と接続されている。燃料高圧源は、図示されていない複数のエレメント、例えば燃料タンク、ポンプ、及び自体公知のコモンレール系の高圧レール等を有しており、この場合ポンプは、燃料をタンクから高圧レールに圧送することによって、高圧レール内に1600バールまでの高い燃料圧を準備する。インジェクタ10は弁部材12を備えた燃料噴射弁を有しており、この燃料噴射弁の噴射開口は、内燃機関のシリンダの燃焼室11内に進入している。弁部材は受圧肩部9のところで圧力室13によって取り囲まれており、この圧力室13は高圧管路21を介して圧力変換装置30の高圧室40と接続されている。略示された弁部材は燃焼室とは反対側の端部で、作業室18に進入しており、この作業室18は絞り20を介して高圧管路21と接続され、かつ絞り19を介してインジェクタ10の制御弁15と接続されている。この制御弁15は2ポート2位置方向切換え弁として形成されていて、第1の位置において閉鎖され、第2の位置では絞り19を低圧管路17と接続するようになっている。弁部材は戻しばね14を介してばね弾性的に支承されており、この戻しばねは弁部材を噴射開口に向かって押圧する。インジェクタの噴射弁の、ばねを収容する室は、別の低圧管路16と接続されている。圧力変換装置30はばね弾性的に支承されたピストン36を有しており、このピストン36は高圧管路21に接続された高圧室40を、室35から切り離しており、この室35は直接、燃料高圧源60に接続されている。ばね39は圧力変換装置30の戻し室38内に配置されている。ピストン36は延長部材37を有しており、この延長部材37はピストン36の、室35に向けられた端部におけるよりも、小さな直径を有している。戻し室38は2ポート2位置方向切換え弁31を介して低圧管路32と接続可能である。この低圧管路32は、低圧管路16,17と同様に図示されていない燃料タンクに通じている。圧力変換装置30の室35は、絞り47を介して戻し室38と接続されており、この場合絞り47には充填弁49が並列接続されている。さらに燃料管路46が戻し室38を逆止弁45を介して直接、高圧室40と接続している。
【0012】
行程制御されるインジェクタ10の作用形式は、既にドイツ連邦共和国特許出願第19910970号明細書に基づいて公知である。高圧管路21には常に高い燃料圧が存在している。弁部材が噴射開口とは反対側の端部において、2ポート2位置方向切換え弁15の開放によって短時間燃料圧からの負荷を軽減され、これによって受圧肩部9に開放方向で作用する力が、ばね力(14)と作業室18内に残っている燃料圧に基づく力との総和よりも大きくなるや否や、燃料は圧力室13から噴射開口8を通って燃焼室11に達する。これに対して休止状態では弁15は閉鎖されており、噴射弁は閉じられていて、噴射は行われない。また変換装置の制御弁31が閉鎖されている場合にも、圧力変換装置30は圧力バランスされており、その結果増圧は行われない。この場合に充填弁49は開放されていて、ピストン36,37の出発位置は、戻し室38の大きな容積によって特徴付けられている。燃料高圧源の圧力は、開放された充填弁49を介して戻し室38に達し、さらに逆止弁45を介してインジェクタに達することができる。これによって如何なる時間においても燃料高圧源の圧力による噴射を行うことができる。そのためには単にインジェクタ10の制御弁15が操作されるだけでよく、これによって噴射弁は開放する。より高い圧力で噴射を行いたい場合には、変換装置の制御弁31が制御され、その結果戻し室38における圧力を消滅させることができ、これによって充填弁49及び逆止弁45は閉鎖する。戻し室38の放圧に基づいて、ピストンはもはや圧力バランスされておらず、高圧室40においては増圧が室35と高圧室40との受圧面比に相応して行われる。2つの異なった圧力レベル(レール圧及び変換された圧力)によって噴射を行うことができ、かつ圧力変換装置30の接続切換え(Zuschalten)が何時でも可能であることによって、噴射パターンをフレキシブルに形成することができる。この場合方形、ランプ状又は階段状の噴射が可能である。階段状の噴射パターンでは、噴射は例えばレール圧である低い噴射圧を有する第1段階で始まり、この第1段階には、圧力変換装置30を用いた高い噴射圧を有する第2段階が続く。この場合第1段階は任意の長さで実行することができる。
【0013】
図2には、内部に圧力変換装置70が組み込まれている、インジェクタ70を備えた燃料噴射装置が示されている。内部に組み込まれた構成は、破線によって示されている。図1におけると同じ構成部材は、同一符号が付けられ、それについての説明は省く。図1に示された絞り47に相当する絞りは、組み込まれた絞り孔71としてピストンに形成されており、同様に充填弁もまた別体の構成部材ではなく、図1の実施例とは異なり、ピストンに組み込まれた充填弁72として形成されている。絞り孔71及び組み込まれた充填弁72はこの場合、室35に向けられたピストン端部に位置しており、これに対して図1に示された逆止弁45に相当する逆止弁74は、ピストンの直径の小さな延長部材37に組み込まれている。燃料管路46はこの場合孔の形で組み込まれた燃料管路75として構成されている。ピストンに戻し力を加えるばね39、つまり高圧室40の容積を増大させるための力を加えるばね39は、圧力変換装置のケーシングと、ピストンに堅固に取り付けられたばねホルダ73との間に張設、つまり緊張状態で配置されている。ばねホルダは、絞り孔71及び充填弁72を介して室35と戻し室38との間において流れる燃料流が阻止されないように、取り付けられている。
【0014】
この実施例における作用形式は、図1に示された実施例におけると同じである。
【0015】
選択的に、逆止弁、充填弁及び絞りのような構成部材のうちの1つだけ又は部分量を、圧力変換装置のピストンに組み込むことも可能である。ピストン36の直径の大きな部分と延長部材37とは、2つの別個の構成部材として構成されていてもよい。このような構成においても前記構成部材の内部への組込みは可能である。
【0016】
図3には、圧力制御されるコモンレール系の燃料噴射装置が示されており、このコモンレール系は内燃機関の各シリンダのために、インジェクタ80と圧力変換装置300とを有している。圧力制御されるインジェクタ80は圧力室82を有しており、この圧力室82は、ノズルニードルの上昇のため及び噴射される燃料の準備のために、圧力変換装置300を介して燃料によって負荷可能である。閉鎖力を加えるばね101は、インジェクタ80の、噴射開口とは反対側の端部において、室内に配置されており、この室は漏れ燃料を排出するために漏れ管路81と接続されており、この漏れ管路81は低圧系に、特に自動車の燃料タンクに通じている。圧力室82は圧力変換装置300の高圧室40と接続されている。圧力変換装置300の、2部分から成るピストン86,87の反対側の端部に位置する室35は、3ポート2位置方向切換え弁85を介して、低圧管路84か又はアキュムレータ管路83に接続可能である。低圧管路84は、燃料を自動車の燃料タンクに戻すことができる低圧系に通じている。アキュムレータ管路83は2000バールまでの圧力の燃料を供給する燃料高圧源60に通じており、この燃料高圧源については既に、図1との関連において記載した。この燃料高圧源は、図示されていない高圧レールを有しており、この高圧レールにおいては高圧下の燃料を準備することができ、かつ高圧レールは内燃機関の各シリンダにそれぞれ配属された各圧力変換装置と、弁を介して接続可能である。つまりこの場合各シリンダのためには、圧力変換装置と調量弁85とインジェクタ80とがそれぞれ設けられている。圧力変換装置のピストン86,87はこの場合太いピストン86と細いピストン87とを有しており、太いピストン86は室35を制限し、細いピストン87は高圧室40を制限している。細いピストン87は孔88を有していて、この孔88を介して高圧室40は圧力変換装置の戻し室38と接続可能である。図面で見て下方に向かって行われるピストンの圧縮運動が図3に符号100で示されているが、この圧縮運動100時には、太いピストン86と細いピストン87とのシール面は互いに接触させられて位置していて、孔88を閉鎖している。太いピストン86の、戻し室38に向けられた側に設けられた戻りホルダ91は、太いピストン86に対する細いピストン87の運動クリアランスを制限している。すなわちこの場合、太いピストン86が圧縮運動100の方向とは逆向きにある程度離反運動するや否や、細いピストン87の特に円形リング状の延長部92が戻りホルダ91によって捕捉される。延長部92には孔93が設けられており、これによって戻りホルダ91の領域における戻し室内の燃料交換を容易にすることができる。同じ目的のために、戻りホルダ91にも孔95が設けられている。戻し室38に配置されたばね39は、戻りホルダ91を介して太いピストン86に、圧縮運動100の方向とは反対方向に作用する力を加える。戻し室38は低圧管路89を介して低圧系と接続されている。
【0017】
図示された圧縮運動100は、燃料高圧源の圧力つまりコモンレール系のレール圧を、圧力変換装置の室35に接続する(Durchschalten)ことによって生ぜしめられる。高圧室40と低圧管路89との間における接続路は切り離されている。それというのは、室35内における燃料圧は太いピストン86に対して力を加え、この力はシール面94を介して細いピストン87に伝達され、その結果孔88が閉鎖されて、高圧室40内においては、コモンレール系の高圧レールにおける燃料圧を上回る高圧を形成することができるからである。
【0018】
図4には図3におけると同じ系が示されているが、この場合別の運転状態、つまり2部分から成るピストン86,87が、圧縮運動100とは逆向きのバランス運動110を実施する別の運転状態において、示されている。
【0019】
噴射を終了したい場合には、図4に示されているように、室35は3ポート2位置方向切換え弁85を介して低圧管路84と接続されている。これによって室35はレール圧から切り離され、2部分から成るピストンはその出発位置へと戻る。まず初めに単に太いピストン86だけが上方に向かって移動し、この太いピストン86の単独移動は、戻りホルダ91が細いピストン87の延長部92に衝突して、細いピストン87を一緒に上方に向かって引っ張るまで続く。シール面94は今やもはや互いに接触しておらず、高圧室40は孔88と低圧系とを介して新たな燃料によって充填されることができる。
【0020】
シール面94は択一的に、図示の実施例つまりシール面94が太いピストンと細いピストンとの平らな面端部から形成されている実施例とは異なり、片側に、孔88を取り囲むシール縁を備えていてもよい。シール面が球形もしくは中空の球形に形成されていると、両ピストンの間において場合によっては生じる角度ずれの際にもシール性を保証することができ、有利である。高圧室40のこのような充填形式は、図示の使用例のみならず、高圧室の充填を圧力変換装置の戻し室から行うすべての使用例において使用することが可能である。
【0021】
図5には、行程制御される圧力変換式のコモンレール系における別の実施例が示されている。図1におけると同じ又は類似の構成部材には、同一符号が用いられ、説明の繰り返しは省く。圧力変換器が組み込まれたインジェクタ120は、図2の実施例とは異なり、一体的なピストンを備えた圧力変換器の代わりに、2部分から成るピストンを備えた圧力変換器を有している。この場合圧力変換装置の構成は、図3及び図4に示された2部分から成るピストンの構成と、圧力変換器のピストン86,87の大径の部分に絞り71及び充填弁72が組み込まれた図2に示された構成とを組み合わせたものである。
【0022】
休止状態においては弁31も弁15も閉鎖されている。ノズルは閉鎖されていて、噴射は行われていない。この場合戻し室38内には同様にレール圧が存在しているので、圧力変換器のピストンは圧力バランスされているので、増圧は行われない。シール面94は互いに押し付けられていないので、孔88は高圧室40を充填するために開放されていて、圧力変換装置の2部分から成るピストンは出発位置に戻される。さらにレール圧は充填弁72と孔88とを介して高圧室40及びインジェクタの圧力室13に達する。これによって何時でも、レール圧による噴射を行うことができる。噴射のためにはインジェクタの制御弁15が操作され、これによって図5に示されているようにノズルが開放される。より高い圧力による噴射を行いたい場合には、制御弁31を制御することつまり開放することが必要である。これによって戻し室38内における圧力が低下し、その結果太いピストン86が細いピストン87を押圧し、シール面94は互いに押し合わされる。これにより孔88が閉鎖され、逆止弁の機能が実現される。高圧室40内における燃料はもはや戻し室38に戻り流れることはできない。さらに充填弁72が閉鎖される。戻し室38の放圧によって、つまり2部分から成るピストン86,87はもはや圧力バランスされず、高圧室40における圧力増大が、室35と室40との受圧面の比に応じて行われる。圧力変換装置が弁31の閉鎖によって遮断されると、絞り71を介して室35,38と室40との間における圧力バランスが行われる。戻し室38における燃料圧がほぼ室35における圧力に達すると、充填弁72が開放し、室35から室38への接続路が開放される。さらに戻しばね39によって両方のピストン86,87は互いに切り離される。これによって戻し室を迅速に充填することができ、ひいては圧力変換装置の2部分から成るピストンを迅速に戻すことができる。そして高圧室の充填が孔88を介して行われる。
【0023】
図6には、圧力変換されるコモンレール系の別の実施例が示されている。図5におけると同じ又は類似の構成部材には、同一符号が用いられ、説明の繰り返しは省く。この図6に示された実施例では、図5に示された実施例とは異なり、細いピストン87における中央の孔88の代わりに、側方に幾分ずらされた孔130が設けられており、これによって充填弁72の代わりに、太いピストン86における貫通孔140の形の簡単な構成によって済ますことができる。
【0024】
戻し室が放圧されるとちょうどその時に、細いピストン87と太いピストン86との平らなシール面94は互いに接触し、孔130のみならず、孔140も閉鎖される。これによって孔140はまさに、組み込まれたばね負荷された玉の形で実現された充填弁72(図5参照)と同じ機能を果たすことができる。
【0025】
既に述べたように、平らなピストン端部から成るシール面の構成の代わりに択一的に、その他のジオメトリ、例えば球形もしくは半球形の表面形状を、特に孔の周囲の領域において使用することが可能である。充填路140は1つではなく、複数の孔を設けることも可能である。また同様に、孔140,130全体を取り囲むシール縁を、両ピストンのうちの少なくとも1つの端部に設けることも可能である。
【0026】
図7には、圧力変換されるコモンレール系の別の実施例が示されている。図6におけると同じ又は類似の構成部材には、同一符号が用いられ、説明の繰り返しは省く。この図7に示された実施例では、図6に示された実施例とは異なり、2部分から成るピストンが、相前後して配置された2つの部分ピストン86,87からではなく、互いに内外に係合する2つのピストン150,160から構成されている。図示の断面図から分かるように、太いピストン150の中空室によって弁室174が形成されており、この弁室174内には、細いピストン160のヘッド領域161が進入している。ヘッド領域161は、細いピストン160の小径の頸部領域162に移行しており、この頸部領域162は、太いピストン150のガイド領域151によって液体シールされて案内される。戻しばね39は、圧力変換装置のケーシングと、太いピストン150のガイド領域151に比べて大径の領域との間において、張設されている。太いピストン150は室35の側において部分的に円形リングプレート175によって閉鎖されており、この円形リングプレート175は、太いピストン150と堅固に結合されている。円形リングプレート175は中央に配置された貫通領域176を有しており、この貫通領域176は、太いピストン150に対する細いピストン160の運動によって閉鎖されることができる。さらにプレート175の縁部領域には絞り孔180が設けられており、この絞り孔180は、太いピストン150に対してヘッド領域161が間隔をおいて位置していることに基づいて、太いピストン150に対する細いピストン160の位置とは無関係に、常に覆われることがない。細いピストン160の頸部領域162には、長手方向孔186が設けられていて、この長手方向孔186は高圧室40に開口している。高圧室40とは反対の側において、長手方向孔は横方向孔185に移行しており、この横方向孔185は両側において圧力変換装置の戻し室38に開口している。太いピストン150に対する細いピストン160の運動クリアランスは、一方の側においては、ヘッド領域161の、室35に向けられた側がプレート175に当接することによって制限され、かつ他方の側においては、ピストン領域が、ガイド領域151と太いピストン150の大径の残りとの間における太いピストン150の移行領域に、ヘッド領域161が載着することによって制限されており、自由行程区間190に相当する。細いピストン160が室35に向かって移動すると、太いピストン150はまず初めに横方向孔185を閉鎖し、自由行程区間190を通過した後で、貫通領域176が細いピストン160によって閉鎖される。移行領域にはさらに孔170が設けられていて、この孔170は弁室174を戻し室38と接続している。
【0027】
図1、図2及び図3に示された逆止弁45;74;94は、図7に示された実施例では、ガイド領域151と、このガイド領域151により閉鎖可能な横方向孔185とによって形成される。図1及び図2に示された実施例における絞り47;71の働きは、絞り孔180と孔170とによって引き受けられる。図1、図2、図5及び図6に示された実施例における充填弁49;72;140の機能は、この場合ヘッド領域161と、このヘッド領域によって閉鎖可能な貫通領域176と孔170とによって保証される。図7において系は、圧力変換装置の不作動時における休止状態で示されている。レール圧は、室35と、貫通領域176を介して弁室174と、孔170を介して戻し室38と、長手方向孔186を介して高圧室40とに存在している。圧力変換器は圧力バランスされており、太いピストン150は戻しばね39によってその上方位置に保たれる。孔185,186はバイパス路を形成し、このバイパス路は、レール圧による前噴射又はブーツ形の主噴射を可能にする。これらの孔185,186は、圧力変換器が制御されていないもしくは戻っている段階においてしか開放されない。
【0028】
図8には増圧中における系が示されている。増圧のためには、2ポート2位置方向切換え弁31が制御される。この2ポート2位置方向切換え弁31は戻し室38を放圧する。これによってピストン150はもはや圧力バランスされていない。それというのは、室35,174内においてはなおレール圧が存在するが、戻し室38内にはもはやレール圧が存在しないからである。この戻し室38は漏れ圧レベルにある。ピストン150は細いピストン160に対して、ある程度、つまり自由行程区間190だけ前進し、横方向孔185を閉鎖する。細いピストン160は太いピストン150のガイド領域151によって、かつ高圧室40に向けられた端部においては、圧力変換装置のケーシングによっても案内される。バイパス路が閉鎖され、自由行程区間190の分だけ前進すると、太いピストン150は細いピストン160を連行する。それというのは、貫通領域176は、ヘッド領域161が該貫通領域176を貫いて移動できるほどには大きくないからである。そしてヘッド領域161とプレート175とは、弁室174を室35からシールする。細いピストン160と太いピストン150との一緒の下降運動によって、高圧室40内における燃料は、室35と室40との受圧面の比に相応して圧縮される。増圧を終了させたい場合には、弁31は再び閉鎖される。これにより室38はもはや低圧系とは接続されておらず、弁室174における圧力は、絞り孔180を介して再びレール圧に高まることができる。戻し室38においても燃料圧は、絞り孔180と弁室174と孔170とを介して再びレール圧に上昇する。これによってピストン150は再び圧力バランスし、戻しばね39によって上方に押し上げられる。ピストン150が自由行程区間190を進んだ後で、太いピストン150は細いピストン160を、頸部領域162とヘッド領域161との間の移行部によって形成された肩部を介して再び出発位置に移動させる。孔185は自由行程区間190の分だけ進んだ後で再び開放されるので、この孔によって高圧室40と戻し室38とは接続される。高圧室40は、このようにして戻し室38に介して燃料を充填することができ、両ピストン150,160は完全に出発位置に戻る。図7及び図8に示された実施形態では、増圧器の制御時にピストン150は横方向孔185を通過し、室35から弁室への供給路が閉鎖される。そのために孔170は次のように設計されている。すなわちこの場合、弁室と戻し室との間における圧力バランスがゆっくりと行われ、つまりピストン150はある程度の時間圧力バランスされておらず、戻しばね39の力を上回って戻しばね39を押圧するようになっている。つまり孔170は、室35から弁室174への、ひいては孔170を介して戻し室38への供給路が、閉鎖されて、両方の室が漏れ管路と弁31とを介して放圧され得るまで、絞られねばならない。さらに高圧室40は、ピストン150の運動の開始段階においては放圧されない。それというのは、さもないと、高い噴射圧をもはや得ることができないからである。高い噴射圧は次のことによって、すなわち横方向孔185が、増圧器が進むことのできる全行程に対して小さく、その結果横方向孔185が素速く通過され得ることによって、保証される。横方向孔185は有利には同様に絞り作用を有していて、通過の段階において高圧室内における圧力の低下をほとんど生ぜしめない。
【0029】
細いピストン160のヘッド領域161によって貫通領域176をより良好にシールするために、プレート又はヘッド領域に装着されたOリングを設けると有利である。このOリングは製造誤差や取付け時における不正確さを補償することができる。
【0030】
図9には、図7及び図8に示された圧力変換装置の別の変化実施例が示されている。図7及び図8の実施例では絞り180はプレート175に設けられた孔の形で実現されていたが、これに対して図9の実施例では、択一的に、プレート175が貫通領域176の周囲の少なくとも1つの箇所に刻み目状の傾斜面取り部もしくは溝200を有しており、この溝200は、細いプレートのヘッド領域へのプレートの載着時に、絞られた燃料貫流を保証する。そしてこの溝200は、圧力形成が行われ、しかしながら圧力変換器が弁31を介して再び不作動状態になった後で、室35,174,38の間における圧力バランスのためにも働くことができる。プレートにおける溝と択一的に又は組み合わせて、細いピストン160のヘッド領域161にも溝200を設けることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】燃料噴射装置の1実施例を示す図である。
【図2】圧力変換装置を組み込まれた燃料噴射装置の別の実施例を示す図である。
【図3】燃料噴射装置の別の実施例を第1の運転状態で示す図である。
【図4】図3に示された燃料噴射装置を第2の運転状態で示す図である。
【図5】2部分から成るピストンに絞りと充填弁とが組み込まれている圧力変換装置を備えたインジェクタを示す図である。
【図6】図5に示された充填弁とは別の構成による充填弁を備えた別の実施例を示す図である。
【図7】2部分から成るピストンを備えたさらに別の実施例による圧力変換装置を第1の運転状態で示す図である。
【図8】図7に示された圧力変換装置を第2の運転状態で示す図である。
【図9】図7及び図8に示された圧力変換装置の変化実施例を示す図である。

Claims (17)

  1. 内燃機関用の燃料噴射装置であって、燃料高圧源から燃料供給される燃料インジェクタが設けられていて、該燃料インジェクタと燃料高圧源との間に、可動のピストンを有する圧力変換装置が接続配置されており、可動のピストンが、燃料高圧源に接続された室を、インジェクタに接続された高圧室と戻し室とから隔てている形式のものにおいて、高圧室(40)が燃料管路(46;75;88;186)を介して戻し室(38)と接続可能であることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴射装置。
  2. 燃料管路(46;75;88;186)に弁、特に逆止弁(45;74;94;151,185)が配置されていて、高圧室から戻し室への燃料の戻り流を中断できるようになっている、請求項1記載の燃料噴射装置。
  3. 燃料管路(46;75;88;186)と弁(45;74;94;151,185)とが、ピストン(36,37;86,87;150,160)に組み込まれている、請求項2記載の燃料噴射装置。
  4. ピストンは相対的に運動可能な2つの部分(86,87;150,160)を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射装置。
  5. 前記部分が細いピストン(87;160)と太いピストン(86;150)とから成っている、請求項4記載の燃料噴射装置。
  6. 燃料管路が、孔(88;186)の形で細いピストン(87;160)に組み込まれている、請求項5記載の燃料噴射装置。
  7. 細いピストン(87)と太いピストン(86)とは結合手段(91,92)を介して次のように、すなわち両ピストンの互いに向かい合っているシール面(94)が、細いピストンへの太いピストンの接触時に孔(88)を閉鎖するように、互いに結合されている、請求項2又は6記載の燃料噴射装置。
  8. 細いピストン(160)が、太いピストン(150)の中空室を形成する弁室(174)内に進入するヘッド領域(161)を有しており、細いピストン(160)の、ヘッド領域に接続する小径の頸部領域(162)が、中空室をシールするガイド(151)内において可動であり、これによって孔(186)が一方の端部においてガイド領域によって閉鎖可能である、請求項2又は6記載の燃料噴射装置。
  9. 室(35)が絞り(47;71;180;170)を介して戻し室(38)と接続されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の燃料噴射装置。
  10. 絞り(71;180;170)がピストン(36,37;86,87;150,160)に組み込まれている、請求項9記載の燃料噴射装置。
  11. 室(35)が充填弁(49;72;140;161;176;170)を介して戻し室(38)と接続されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の燃料噴射装置。
  12. 充填弁(72;140;161;176;170)がピストン(36,37;86,87;150,160)に組み込まれている、請求項11記載の燃料噴射装置。
  13. 充填弁が、太いピストン(86;150)における少なくとも1つの貫通孔(140;170)から成っている、請求項12記載の燃料噴射装置。
  14. 燃料による戻し室の充填によってもしくは戻し室からの燃料の排出によって、高圧室内における燃料圧が変化可能である、請求項1から13までのいずれか1項記載の燃料噴射装置。
  15. 戻し室(38)が制御弁(31)を介して低圧管路(32)と接続可能である、請求項14記載の燃料噴射装置。
  16. 可動のピストンを備えた圧力変換装置であって、可動のピストンが、燃料高圧源に接続可能な室を、燃料インジェクタに接続可能な高圧室と戻し室とから切り離している形式のものにおいて、高圧室(40)が燃料管路(46;75;88;186)を介して戻し室(38)に接続可能であることを特徴とする、可動のピストンを備えた圧力変換装置。
  17. 燃料管路(46;75;88;186)に弁、特に逆止弁(45;74;94;151,185)が配置されていて、高圧室から戻し室への燃料の戻り流を中断できるようになっている、請求項16記載の圧力変換装置。
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