JP2004523329A - 患者の心血管系の画像の質を向上させるためのx線装置、コンピュータプログラム及び方法 - Google Patents
患者の心血管系の画像の質を向上させるためのx線装置、コンピュータプログラム及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004523329A JP2004523329A JP2002580809A JP2002580809A JP2004523329A JP 2004523329 A JP2004523329 A JP 2004523329A JP 2002580809 A JP2002580809 A JP 2002580809A JP 2002580809 A JP2002580809 A JP 2002580809A JP 2004523329 A JP2004523329 A JP 2004523329A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heart
- per
- pulse
- ray
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
- A61B6/54—Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
- A61B6/541—Control of apparatus or devices for radiation diagnosis involving acquisition triggered by a physiological signal
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
- A61B6/48—Diagnostic techniques
- A61B6/481—Diagnostic techniques involving the use of contrast agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
- A61B6/50—Clinical applications
- A61B6/504—Clinical applications involving diagnosis of blood vessels, e.g. by angiography
Abstract
本発明は、患者の心血管系の画像の質を向上させるための方法、プログラム及び方法であって、画像は所定の割合で連続する画像を形成するためのパルス発生器を含むX線装置により生成される。この方法は、a)生物の心臓の動きを測定し、b)心臓の動きに基づいて発生器を制御し、のステップを含み、更に、c)心臓の収縮当たりの所望の画像数を調整し、d)ステップa)で測定された心臓の動きを基にパルスを発生する時間を演算し、ステップc)で調整された心臓の収縮当たりの画像数を演算し、e)パルス当たりのX線線量を決定し、
f)ステップd)で計算されたパルス発生時間と、ステップe)で決定されたX線線量に基づいて発生器を制御するステップを含む。
f)ステップd)で計算されたパルス発生時間と、ステップe)で決定されたX線線量に基づいて発生器を制御するステップを含む。
Description
【0001】
本発明は生物の心血管系の画像の質を高めるための方法に関し、この画像は連続する画像を形成するために所定の割合でパルスを発する発生器を含むX線装置により形成され、その方法は以下のステップを含む:
a)患者の心臓の動きを測定し、
b)心臓の動きに基づいて発生器を制御する。
【0002】
この種の方法は、ノースカロライナ州ダーハムで1992年6月14−17日に開催されたコンピュータによる医療システムに関する第5回年次IEEEシンポジウムの議事録で発行された、Malek他の「低減されたX線線量による心臓の介入蛍光透視手順のための適合パルスレートスケジュール」により知られている。
【0003】
この知られた方法は、患者の心血管系における医療介入手順に関連するもので、この手順では患者の画像がX線透視装置による介入の間に形成される。このような介入の数と複雑さは未だに年々高くなりつつあり、したがって、患者と医療スタッフはかなりの量のX線を受けることとなる。年間の許容線量が監視されるとき、医療教育を受けた個人によって実施されるこのような介入手順の数は限られたものとなる。したがって、実際に、このような医療介入手順の間に受けるX線量を減らすための要望が聞かれる。しかしながら、すでに知られているように、X線量を減らすことは画像の質に悪い影響を与える。
【0004】
他の問題は、画像を形成している間に患者の心血管系が心臓の動きに応じて動くという事実によって持ち出される。各心臓サイクルにおける心筋層の膨張、収縮の期間に心臓の心房及びチャンバーの体積に際立って大きな変化が起こり、大きな体積の血液が動脈により移動する。この関連した動きは高い解像度を必要とし、このことは、これらの動きを円滑に再現するために必要な画像を形成するたに毎秒当たり多数のパルスの使用が必要となる。この既知の方法に適合させるために、発生器からのパルス数を患者の心臓サイクルの間の心筋層の動きに適合させている。心房の膨張、収縮の存在下においては、パルス数は心房の動きが比較的弱い期間よりも高い。したがって、介入の間の全パルス数は減少する。パルス当たりの同じX線線量については、介入の期間に適用される全X線量を減少させる結果をもたらす。
【0005】
既にこれまで、人体に異質物を導入することが通常実施されている。この点に関しての例として、心血管系における上述の医療介入手順に関連して、拡張の後、例えば、経皮的血管形成術の後の壁を保持するための行われる動脈内へのいわゆるステントの導入がある。
【0006】
このような異質物の正しい位置決めをチェックするために、前述の方法によりその映像を形成することが必要となる。既に述べたように、心血管系の一部として関連する動脈の動きが画像の形成を妨げる。画像の形成にとって更に遭遇する複雑なことは、異質物にとってより薄い材料を選択する傾向がある点にあり、このことはX線により画像を形成することをより難しくしている。
【0007】
この問題は、X線線量を増やすような方法では、それが画像の質を向上するが前述の線量を減らすという目的に直接に反しているものであるから解決できないことは明らかであろう。
【0008】
本発明の目的は、上述の問題を解決することのできる前述の種類の方法を提供することにある。
【0009】
この目的のため、本発明による方法は、また、以下のステップを有することを特徴としている。
【0010】
c)心臓の収縮当たりの所望の画像数を調整し;
d)ステップa)で測定された心臓の動きを基にパルスを発生する時間を計算し、ステップc)で調整された心臓の収縮当たりの画像数を計算し;
e)パルス当たりのX線線量を決定し、
f)ステップd)で計算されたパルス発生時間と、ステップe)で決定されたX線線量に基づいて発生器を制御する。
【0011】
本発明による方法は、心臓の収縮当たりのパルス数とパルス当たりのX線線量の両方を調整することが可能となり、これにより、X線装置により、飛躍的に優れた画像品質の画像を形成することが可能となる。これにより、異質物が安全な方法で映像化される。
【0012】
本発明による好ましい第1の実施例によれば、所望の画像数は、ステップc)における心臓の収縮当たりのいくつかの画像に調整され、好ましくは、心臓の収縮当たり1画像である。単位時間の画像数は、好ましくは、関連するX線の線量を可能な限り小さくするように、できるだけ少なくするように選択される。
【0013】
更に好ましい態様に適合させるため、ステップd)において計算されたX線パルスを発生する時間は心臓収縮の拡張期末の位相に存在する。心血管と心血管と共に動く人体の全ての部分は最も少ない動きを示し、したがって、心臓の収縮当たりに十分な品質を備える画像を得ることができる。更に好ましい態様においては、ステップd)で決定されるパルス当たりのX線線量の値はステップc)で調整される心臓の収縮当たりの画像数に逆比例する。法的に許容されるいかなる線量の値も各パルス当たりについて監視される必要がある。この方法により二つのパラメータを互いに調整することにより、X線画像の品質を高める一方で受けるX線線量を同じか、或いは既知の方法に比較して減らすことができる。
【0014】
本発明は、また、本発明に従う方法を実施するX線装置に関し、この装置は、X線源、X線源に接続され、連続する画像を形成するために所定の割合でパルスを発生する発生器、X線検出器及び発生器を制御する制御ユニットを含み、この装置はまた以下の手段を含む:
a)患者の心臓の運動を測定する測定手段と;
b)心臓の収縮当たりの画像数を調整する調整手段と;
c)ステップa)で測定された心臓の運動に基づいてパルスの発生時間とステップb)で調整された心臓の収縮当たりの画像数を計算する演算手段と;
d)パルス当たりのX線線量を決定する手段と;
e)ステップc)で決定されるパルス発生時間とステップd)において決定されるX線線量に基づいて発生器を制御する手段。
【0015】
本発明は、また、本発明に従う方法を実施するためのコンピュータプログラムに関する。
【0016】
本発明は以下に図面を参照して詳細に述べられる。
【0017】
図1は本発明によるX線検査装置の模式図である。
【0018】
図2は患者の心電図の例を示す。
【0019】
図1は医療診断、例えば、蛍光透視又は血管形成術のためのX線検査装置の模式図である。X線源2は焦点から出射するしX線検出器5に入射するX線3を発生する。X線ビームの強度は通常は患者である生体の吸収度に応じて部分的に変調され、患者の投影画像はX線検出器5の入口スクリーン4に写る。X線イメージ増強器5の入口スクリーン4の縮小されて明るさが増強された画像が出口スクリーン15に現れる。明るい画像は、X線イメージ増強器5の出口スクリーンと協働するテレビジョン撮像管6を経て、電気信号に変換されて画像処理ユニット8に入力される。この技術分野において知られている他の形式の検出器が、X線検出チェーンに代えてダイナミック画像の形成に使用できることに留意すべきである。
【0020】
テレビジョン撮像管6から発生する信号は、画像処理ユニット8においてモニターのような画像表示ユニット14に表示するためにグレイ値のマトリックスとして記憶するようにデジタル化される。装置1は、また、患者7の連続画像を形成するために所定の割合でパルスを発生するようにX線源2に接続されたパルス発生器9を含む。
【0021】
実際は、X線装置1は、通常、蛍光透視モードと照射モードの二つの調整のための可能性を有している。透視モードにおいては、毎秒当たりの画像数は比較的高く(例えば、毎秒30画像)、また各画像は一方において比較的少ないX線線量(例えば、画像当たり約30nGray)が使用されて形成される。照射モードにおいては、毎秒当たりの画像数はより小さく(例えば、毎秒15画像)で画像当たりのX線線量はより高い(例えば、画像当たり約70nGray)。この値は単なる例示であることに留意すべきである。実際の値は例えば、検出器の実効面積のように、種々のパラメータに依存する。
【0022】
制御ユニット10は発生器と画像処理ユニット8を制御する。画像処理ユニットは、画像のコントラストと関連する詳細の信号−ノイズ比が向上するように、最適に取得モードが適用されるように操作が実行できるように調整される。画像処理技術の例として、それ自体は知られているが、例えば、連続画像の時間積分、特に、空間演算の適用、及び前の画像シーケンスの画像との組合せ又は同じシーケンスの前の画像との組合せがある。
【0023】
制御ユニット10はまた、X線源2と患者7の間に配置されるX線ビームを制限するための吸収手段11を制御する。吸収手段11はフィルタ手段及び/又はコリメータ手段を含む。
【0024】
制御ユニット10はこれらの機能を実行するためのハードウエアとソフトウエアを含む。
【0025】
以上は本発明が使用されるX線装置の全体的な説明である。この技術分野においては、このようなX線装置の種々の実例が知られており、この説明は当業者にとって十分に明らかなものであろう。
【0026】
本発明のコンテクストでは、X線装置1は患者の心臓の運動を測定するための測定手段を含む。示された好ましい実施例における測定手段は患者の心臓サイクルの間の心血管を測定するためのECG記録装置12を含む。図12は患者の心電図の一例を示し、以下に詳述する。測定装置12は制御ユニット10に接続され、発生器9の制御に影響を与える。本発明のコンテクストでは制御ユニット10は、また、心臓の収縮当たりの所望の画像数を調整するための調整手段を含む。好ましくは、この調整手段は一心臓収縮当たり数枚の画像となるように調整される。最も好ましくは、この調整は、心臓収縮当たり一画像である。実際には、本発明に従う第3のモードが上述の蛍光透視と取得モードに加えられる。ユーザはコントロールパネル(図示せず)上の関連ボタンを押すことにより所望のモードを選択することができる。この選択は各心臓サイクルの間の発生器9により発射されるパルス数を確定する。
【0027】
心臓収縮当たりの画像数の調整は、また、画像が形成される心臓サイクルにおける時間に依存する。この目的のため、制御ユニット10はパルスを発生するための時間を計算するための演算手段を備えている。この計算はECG記録装置12により測定された心臓の運動とユーザにより調整された心臓の収縮当たりの画像数に基づいて実行される。
【0028】
説明のため、この演算手段は、心電図の与えられた固定ポイントに対するパルスに対して与えられる遅れ時間を計算するように調整される。図2は人間の心電図の例の図表である。わかっているQRSピークはパルスを発生するための時間遅れ計算するための固定した開始点となる。本発明の好ましい実施例においては、画像は、心臓サイクルのいわゆる拡張期−終了位相において形成される。
【0029】
制御ユニット10はパルス当たりのX線線量の値を決定する手段を含む。これは、心臓の運動が比較的軽い位相であり、従ってより鮮明な画像を得ることができる。図2に示されるQT時間、即ち先行するR−R間隔の割合はこの目的のために必要とされる時間遅れの測定値として用いられる。心臓サイクル当たりのパルス数は例えば少量に減少し、パルス数は心臓のサイクルの種々の位相における心筋層の運動の程度に依存する。もし、照射が拡張期−終了位相に行われるならば、心臓サイクル当たりの一照射が十分であることが期待できる。
【0030】
制御ユニット10は、また、パルス当たりのX線線量の値を決定する。画像の品質は更にパルス当たりのX線線量を増加することにより高めることができる。好ましくは、パルス当たりのX線線量を決定する手段は介入の間のパルス数のうちで介入の間の許容される全X線線量を分散するように調整される。
【0031】
制御ユニット10はパルス発生時間と決定されたX線線量の大きさに基づいて発生器9を制御する。少量の心臓の収縮当たりの画像数で十分であり、画像が形成される心臓サイクルの時間に依存するからである。パルス発生時間が拡張期―終了位相にあるとき、多分、心臓収縮当たり一つだけの画像の形成で十分であろう。X線線量は、従って、例えば、容易に10の係数だけ増加することができ、それにも関わらず、全X線線量は2から3の係数だけ減少させることができる。例えば、1秒当たり60或いはそれ以上のフレームの許容される画像表示割合は、この分野で良く知られているいわゆる「フレーム フィリング」の技術により達成できる。
【0032】
制御ユニット10は、また、検査される動脈や静脈にカテーテルを介して造影剤を注入するための造影剤用注入器16を制御する機能を有することを留意すべきである。これにより、動脈(静脈)は観察が可能となりその形状は、例えば、狭窄やステントが見られる以前の画像と比較することが可能となる。介在の結果は特別の表示技術(例えば、グラフィック オーバーレイ)を用いることにより鮮明に見ることができる。
【0033】
図は、また、呼吸器の運動を測定するための測定手段13を示している。この種の測定手段は、呼吸と同じ位相で連続画像が形成することが可能なコンピュータトモグラフや磁気共鳴映像などの他の医療映像技術により知られおり、これにより、再生の際のエラーの発生を避けることができる。これらの手段はこのケースではECGに基づくトリガに関連させて同様に使用することができ、或いは、前記の連続画像の一時的な集積の間の呼吸器の運動に対する補正を行うように画像処理ユニット8の制御するのに使用することができ、これにより運動している詳細のシャープさが失われるのを防ぐことができる。
【0034】
以上の説明を読めば、本技術分野での専門家であれば本発明の方法を実施するためのコンピュータプログラムを容易に考えつくであろう。
【0035】
以上をまとめると、本発明は、心臓と共に動く生体の全ての部分を高い品質でX線画像を形成し、適用されるX線量がそれにも関わらず同じか、あるいは少なくできるという方法を提供するものであるということができる。要するに、本特許出願におけるコンテクストでは、「心血管系」の用語は心臓と共に動く関連部分を示すために使用されている。
【0036】
本発明は開示された実施例に限定されるものでなく、一般的に、添付のクレームの範囲内のいかなる実施態様も示された記載と図面を勘案することによりカバーするものであるということに留意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明によるX線検査装置の模式図である。
【図2】患者の心電図の例を示す。
本発明は生物の心血管系の画像の質を高めるための方法に関し、この画像は連続する画像を形成するために所定の割合でパルスを発する発生器を含むX線装置により形成され、その方法は以下のステップを含む:
a)患者の心臓の動きを測定し、
b)心臓の動きに基づいて発生器を制御する。
【0002】
この種の方法は、ノースカロライナ州ダーハムで1992年6月14−17日に開催されたコンピュータによる医療システムに関する第5回年次IEEEシンポジウムの議事録で発行された、Malek他の「低減されたX線線量による心臓の介入蛍光透視手順のための適合パルスレートスケジュール」により知られている。
【0003】
この知られた方法は、患者の心血管系における医療介入手順に関連するもので、この手順では患者の画像がX線透視装置による介入の間に形成される。このような介入の数と複雑さは未だに年々高くなりつつあり、したがって、患者と医療スタッフはかなりの量のX線を受けることとなる。年間の許容線量が監視されるとき、医療教育を受けた個人によって実施されるこのような介入手順の数は限られたものとなる。したがって、実際に、このような医療介入手順の間に受けるX線量を減らすための要望が聞かれる。しかしながら、すでに知られているように、X線量を減らすことは画像の質に悪い影響を与える。
【0004】
他の問題は、画像を形成している間に患者の心血管系が心臓の動きに応じて動くという事実によって持ち出される。各心臓サイクルにおける心筋層の膨張、収縮の期間に心臓の心房及びチャンバーの体積に際立って大きな変化が起こり、大きな体積の血液が動脈により移動する。この関連した動きは高い解像度を必要とし、このことは、これらの動きを円滑に再現するために必要な画像を形成するたに毎秒当たり多数のパルスの使用が必要となる。この既知の方法に適合させるために、発生器からのパルス数を患者の心臓サイクルの間の心筋層の動きに適合させている。心房の膨張、収縮の存在下においては、パルス数は心房の動きが比較的弱い期間よりも高い。したがって、介入の間の全パルス数は減少する。パルス当たりの同じX線線量については、介入の期間に適用される全X線量を減少させる結果をもたらす。
【0005】
既にこれまで、人体に異質物を導入することが通常実施されている。この点に関しての例として、心血管系における上述の医療介入手順に関連して、拡張の後、例えば、経皮的血管形成術の後の壁を保持するための行われる動脈内へのいわゆるステントの導入がある。
【0006】
このような異質物の正しい位置決めをチェックするために、前述の方法によりその映像を形成することが必要となる。既に述べたように、心血管系の一部として関連する動脈の動きが画像の形成を妨げる。画像の形成にとって更に遭遇する複雑なことは、異質物にとってより薄い材料を選択する傾向がある点にあり、このことはX線により画像を形成することをより難しくしている。
【0007】
この問題は、X線線量を増やすような方法では、それが画像の質を向上するが前述の線量を減らすという目的に直接に反しているものであるから解決できないことは明らかであろう。
【0008】
本発明の目的は、上述の問題を解決することのできる前述の種類の方法を提供することにある。
【0009】
この目的のため、本発明による方法は、また、以下のステップを有することを特徴としている。
【0010】
c)心臓の収縮当たりの所望の画像数を調整し;
d)ステップa)で測定された心臓の動きを基にパルスを発生する時間を計算し、ステップc)で調整された心臓の収縮当たりの画像数を計算し;
e)パルス当たりのX線線量を決定し、
f)ステップd)で計算されたパルス発生時間と、ステップe)で決定されたX線線量に基づいて発生器を制御する。
【0011】
本発明による方法は、心臓の収縮当たりのパルス数とパルス当たりのX線線量の両方を調整することが可能となり、これにより、X線装置により、飛躍的に優れた画像品質の画像を形成することが可能となる。これにより、異質物が安全な方法で映像化される。
【0012】
本発明による好ましい第1の実施例によれば、所望の画像数は、ステップc)における心臓の収縮当たりのいくつかの画像に調整され、好ましくは、心臓の収縮当たり1画像である。単位時間の画像数は、好ましくは、関連するX線の線量を可能な限り小さくするように、できるだけ少なくするように選択される。
【0013】
更に好ましい態様に適合させるため、ステップd)において計算されたX線パルスを発生する時間は心臓収縮の拡張期末の位相に存在する。心血管と心血管と共に動く人体の全ての部分は最も少ない動きを示し、したがって、心臓の収縮当たりに十分な品質を備える画像を得ることができる。更に好ましい態様においては、ステップd)で決定されるパルス当たりのX線線量の値はステップc)で調整される心臓の収縮当たりの画像数に逆比例する。法的に許容されるいかなる線量の値も各パルス当たりについて監視される必要がある。この方法により二つのパラメータを互いに調整することにより、X線画像の品質を高める一方で受けるX線線量を同じか、或いは既知の方法に比較して減らすことができる。
【0014】
本発明は、また、本発明に従う方法を実施するX線装置に関し、この装置は、X線源、X線源に接続され、連続する画像を形成するために所定の割合でパルスを発生する発生器、X線検出器及び発生器を制御する制御ユニットを含み、この装置はまた以下の手段を含む:
a)患者の心臓の運動を測定する測定手段と;
b)心臓の収縮当たりの画像数を調整する調整手段と;
c)ステップa)で測定された心臓の運動に基づいてパルスの発生時間とステップb)で調整された心臓の収縮当たりの画像数を計算する演算手段と;
d)パルス当たりのX線線量を決定する手段と;
e)ステップc)で決定されるパルス発生時間とステップd)において決定されるX線線量に基づいて発生器を制御する手段。
【0015】
本発明は、また、本発明に従う方法を実施するためのコンピュータプログラムに関する。
【0016】
本発明は以下に図面を参照して詳細に述べられる。
【0017】
図1は本発明によるX線検査装置の模式図である。
【0018】
図2は患者の心電図の例を示す。
【0019】
図1は医療診断、例えば、蛍光透視又は血管形成術のためのX線検査装置の模式図である。X線源2は焦点から出射するしX線検出器5に入射するX線3を発生する。X線ビームの強度は通常は患者である生体の吸収度に応じて部分的に変調され、患者の投影画像はX線検出器5の入口スクリーン4に写る。X線イメージ増強器5の入口スクリーン4の縮小されて明るさが増強された画像が出口スクリーン15に現れる。明るい画像は、X線イメージ増強器5の出口スクリーンと協働するテレビジョン撮像管6を経て、電気信号に変換されて画像処理ユニット8に入力される。この技術分野において知られている他の形式の検出器が、X線検出チェーンに代えてダイナミック画像の形成に使用できることに留意すべきである。
【0020】
テレビジョン撮像管6から発生する信号は、画像処理ユニット8においてモニターのような画像表示ユニット14に表示するためにグレイ値のマトリックスとして記憶するようにデジタル化される。装置1は、また、患者7の連続画像を形成するために所定の割合でパルスを発生するようにX線源2に接続されたパルス発生器9を含む。
【0021】
実際は、X線装置1は、通常、蛍光透視モードと照射モードの二つの調整のための可能性を有している。透視モードにおいては、毎秒当たりの画像数は比較的高く(例えば、毎秒30画像)、また各画像は一方において比較的少ないX線線量(例えば、画像当たり約30nGray)が使用されて形成される。照射モードにおいては、毎秒当たりの画像数はより小さく(例えば、毎秒15画像)で画像当たりのX線線量はより高い(例えば、画像当たり約70nGray)。この値は単なる例示であることに留意すべきである。実際の値は例えば、検出器の実効面積のように、種々のパラメータに依存する。
【0022】
制御ユニット10は発生器と画像処理ユニット8を制御する。画像処理ユニットは、画像のコントラストと関連する詳細の信号−ノイズ比が向上するように、最適に取得モードが適用されるように操作が実行できるように調整される。画像処理技術の例として、それ自体は知られているが、例えば、連続画像の時間積分、特に、空間演算の適用、及び前の画像シーケンスの画像との組合せ又は同じシーケンスの前の画像との組合せがある。
【0023】
制御ユニット10はまた、X線源2と患者7の間に配置されるX線ビームを制限するための吸収手段11を制御する。吸収手段11はフィルタ手段及び/又はコリメータ手段を含む。
【0024】
制御ユニット10はこれらの機能を実行するためのハードウエアとソフトウエアを含む。
【0025】
以上は本発明が使用されるX線装置の全体的な説明である。この技術分野においては、このようなX線装置の種々の実例が知られており、この説明は当業者にとって十分に明らかなものであろう。
【0026】
本発明のコンテクストでは、X線装置1は患者の心臓の運動を測定するための測定手段を含む。示された好ましい実施例における測定手段は患者の心臓サイクルの間の心血管を測定するためのECG記録装置12を含む。図12は患者の心電図の一例を示し、以下に詳述する。測定装置12は制御ユニット10に接続され、発生器9の制御に影響を与える。本発明のコンテクストでは制御ユニット10は、また、心臓の収縮当たりの所望の画像数を調整するための調整手段を含む。好ましくは、この調整手段は一心臓収縮当たり数枚の画像となるように調整される。最も好ましくは、この調整は、心臓収縮当たり一画像である。実際には、本発明に従う第3のモードが上述の蛍光透視と取得モードに加えられる。ユーザはコントロールパネル(図示せず)上の関連ボタンを押すことにより所望のモードを選択することができる。この選択は各心臓サイクルの間の発生器9により発射されるパルス数を確定する。
【0027】
心臓収縮当たりの画像数の調整は、また、画像が形成される心臓サイクルにおける時間に依存する。この目的のため、制御ユニット10はパルスを発生するための時間を計算するための演算手段を備えている。この計算はECG記録装置12により測定された心臓の運動とユーザにより調整された心臓の収縮当たりの画像数に基づいて実行される。
【0028】
説明のため、この演算手段は、心電図の与えられた固定ポイントに対するパルスに対して与えられる遅れ時間を計算するように調整される。図2は人間の心電図の例の図表である。わかっているQRSピークはパルスを発生するための時間遅れ計算するための固定した開始点となる。本発明の好ましい実施例においては、画像は、心臓サイクルのいわゆる拡張期−終了位相において形成される。
【0029】
制御ユニット10はパルス当たりのX線線量の値を決定する手段を含む。これは、心臓の運動が比較的軽い位相であり、従ってより鮮明な画像を得ることができる。図2に示されるQT時間、即ち先行するR−R間隔の割合はこの目的のために必要とされる時間遅れの測定値として用いられる。心臓サイクル当たりのパルス数は例えば少量に減少し、パルス数は心臓のサイクルの種々の位相における心筋層の運動の程度に依存する。もし、照射が拡張期−終了位相に行われるならば、心臓サイクル当たりの一照射が十分であることが期待できる。
【0030】
制御ユニット10は、また、パルス当たりのX線線量の値を決定する。画像の品質は更にパルス当たりのX線線量を増加することにより高めることができる。好ましくは、パルス当たりのX線線量を決定する手段は介入の間のパルス数のうちで介入の間の許容される全X線線量を分散するように調整される。
【0031】
制御ユニット10はパルス発生時間と決定されたX線線量の大きさに基づいて発生器9を制御する。少量の心臓の収縮当たりの画像数で十分であり、画像が形成される心臓サイクルの時間に依存するからである。パルス発生時間が拡張期―終了位相にあるとき、多分、心臓収縮当たり一つだけの画像の形成で十分であろう。X線線量は、従って、例えば、容易に10の係数だけ増加することができ、それにも関わらず、全X線線量は2から3の係数だけ減少させることができる。例えば、1秒当たり60或いはそれ以上のフレームの許容される画像表示割合は、この分野で良く知られているいわゆる「フレーム フィリング」の技術により達成できる。
【0032】
制御ユニット10は、また、検査される動脈や静脈にカテーテルを介して造影剤を注入するための造影剤用注入器16を制御する機能を有することを留意すべきである。これにより、動脈(静脈)は観察が可能となりその形状は、例えば、狭窄やステントが見られる以前の画像と比較することが可能となる。介在の結果は特別の表示技術(例えば、グラフィック オーバーレイ)を用いることにより鮮明に見ることができる。
【0033】
図は、また、呼吸器の運動を測定するための測定手段13を示している。この種の測定手段は、呼吸と同じ位相で連続画像が形成することが可能なコンピュータトモグラフや磁気共鳴映像などの他の医療映像技術により知られおり、これにより、再生の際のエラーの発生を避けることができる。これらの手段はこのケースではECGに基づくトリガに関連させて同様に使用することができ、或いは、前記の連続画像の一時的な集積の間の呼吸器の運動に対する補正を行うように画像処理ユニット8の制御するのに使用することができ、これにより運動している詳細のシャープさが失われるのを防ぐことができる。
【0034】
以上の説明を読めば、本技術分野での専門家であれば本発明の方法を実施するためのコンピュータプログラムを容易に考えつくであろう。
【0035】
以上をまとめると、本発明は、心臓と共に動く生体の全ての部分を高い品質でX線画像を形成し、適用されるX線量がそれにも関わらず同じか、あるいは少なくできるという方法を提供するものであるということができる。要するに、本特許出願におけるコンテクストでは、「心血管系」の用語は心臓と共に動く関連部分を示すために使用されている。
【0036】
本発明は開示された実施例に限定されるものでなく、一般的に、添付のクレームの範囲内のいかなる実施態様も示された記載と図面を勘案することによりカバーするものであるということに留意すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明によるX線検査装置の模式図である。
【図2】患者の心電図の例を示す。
Claims (10)
- 連続して画像を形成するために所定の割合でパルスを発生する発生器を含むX線装置により画像が形成され、
a)生物の心臓の動きを測定し、
b)心臓の動きに基づいて発生器を制御し、
のステップを含み、
更に、
c)心臓の収縮当たりの所望の画像数を調整し、
d)ステップa)で測定された心臓の動きを基にパルスを発生する時間を演算し、ステップc)で調整された心臓の収縮当たりの画像数を演算し、
e)パルス当たりのX線線量を決定し、
f)ステップd)で計算されたパルス発生時間と、ステップe)で決定されたX線線量に基づいて発生器を制御するステップ、を含むことを特徴とする生物の心血管系の画像の質を向上する方法。 - ステップc)において所望の画像数は心臓の収縮当たり数個、好ましくは心臓の収縮当たり1個である請求項1に記載の方法。
- ステップd)において演算されるX線パルスを発生する時間は心臓の収縮の拡張期−終期に存在する請求項1又は2に記載の方法。
- ステップe)において決定されるパルス当たりのX線線量はステップc)における調整に従い心臓収縮当たりの画像数に反比例する請求項1乃至請求項3のいずれかの請求項に記載の方法。
- X線線源、該X線線源に接続され連続して画像を形成するために所定の割合でパルスを発生する発生器、該発生器を制御するためのX線検出器及び制御ユニットを含み、更に、
a)患者の心臓の運動を測定する測定手段と、
b)心臓の収縮当たりの画像数を調整する調整手段と、
c)ステップa)で測定された心臓の運動に基づいてパルスの発生時間を演算し、ステップb)で調整された心臓の収縮当たりの画像数を演算する演算手段と、
d)パルス当たりのX線線量を決定する手段と、
e)ステップc)で決定されるパルス発生時間とステップd)において決定されるX線線量に基づいて発生器を制御する手段を含む、
請求項1乃至請求項4のいずれかの請求項に記載される方法を実施するための装置。 - 測定手段は心臓サイクルの間の心筋層の運動を測定するためのECG記録装置を含む請求項5に記載の装置。
- 調整手段は心臓収縮当たり数個の画像、例えば、心臓収縮当たり1個の画像に調整される請求項5又は6に記載の装置。
- 演算手段は心電図における所定の固定点に対するパルスに対して所定の時間遅れを演算するように調整された請求項6又は7に記載の装置。
- パルス当たりのX線線量を決定する手段は、心臓収縮当たりの与えられた許容線量を心臓収縮当たりのパルス数の中に分散させるように調整されている請求項5乃至8のいずれかの請求項に記載される装置。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかの請求項に記載の方法を実施するためのコンピュータプログラム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP01201353 | 2001-04-13 | ||
PCT/IB2002/001186 WO2002083001A1 (en) | 2001-04-13 | 2002-04-04 | Method, x-ray device and computer program for enhancing the image quality of images of the cardiovascular system of a patient |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004523329A true JP2004523329A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=8180145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002580809A Withdrawn JP2004523329A (ja) | 2001-04-13 | 2002-04-04 | 患者の心血管系の画像の質を向上させるためのx線装置、コンピュータプログラム及び方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020150210A1 (ja) |
EP (1) | EP1381313A1 (ja) |
JP (1) | JP2004523329A (ja) |
WO (1) | WO2002083001A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006130158A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Toshiba Corp | X線撮像装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005013827A1 (en) * | 2003-08-12 | 2005-02-17 | Philips Intellectual Property & Standards Gmbh | Device and method for producing images of the heart |
JP4580628B2 (ja) * | 2003-09-19 | 2010-11-17 | 株式会社東芝 | X線画像診断装置及び画像データ生成方法 |
JP4647360B2 (ja) * | 2004-04-05 | 2011-03-09 | 富士フイルム株式会社 | 差分画像作成装置、差分画像作成方法、及び、そのプログラム |
JP5536974B2 (ja) * | 2006-11-08 | 2014-07-02 | 株式会社東芝 | X線診断装置及び画像処理装置 |
WO2018072074A1 (en) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | Shenzhen Xpectvision Technology Co., Ltd. | Aradiation detector suitable for a pulsed radiation source |
WO2018072073A1 (en) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | Shenzhen Xpectvision Technology Co., Ltd. | A radiation detector with a scintillator, suitable for a pulsed radiation source |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1128741A (fr) * | 1955-07-11 | 1957-01-09 | Dutertre & Cie Ets | Dispositif d'asservissement, notamment pour angiographie |
JPS59214431A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-04 | 株式会社東芝 | 放射線診断装置 |
JPS61115539A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-03 | 株式会社 日立メデイコ | デイジタル型x線撮影装置 |
US4662379A (en) * | 1984-12-20 | 1987-05-05 | Stanford University | Coronary artery imaging system using gated tomosynthesis |
US5450462A (en) * | 1993-11-19 | 1995-09-12 | General Electric Company | Modulation of x-ray tube current during CT scanning with modulation limit |
US5379333A (en) * | 1993-11-19 | 1995-01-03 | General Electric Company | Variable dose application by modulation of x-ray tube current during CT scanning |
US5696807A (en) * | 1996-09-05 | 1997-12-09 | General Electric Company | Methods and apparatus for modulating x-ray tube current |
US5867555A (en) * | 1997-03-04 | 1999-02-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Adaptive dose modulation during CT scanning |
US5822393A (en) * | 1997-04-01 | 1998-10-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for adaptively modulating the power level of an x-ray tube of a computer tomography (CT) system |
US6233310B1 (en) * | 1999-07-12 | 2001-05-15 | General Electric Company | Exposure management and control system and method |
-
2002
- 2002-04-04 WO PCT/IB2002/001186 patent/WO2002083001A1/en not_active Application Discontinuation
- 2002-04-04 JP JP2002580809A patent/JP2004523329A/ja not_active Withdrawn
- 2002-04-04 EP EP02718460A patent/EP1381313A1/en not_active Withdrawn
- 2002-04-12 US US10/121,250 patent/US20020150210A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006130158A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Toshiba Corp | X線撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1381313A1 (en) | 2004-01-21 |
US20020150210A1 (en) | 2002-10-17 |
WO2002083001A1 (en) | 2002-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7496175B2 (en) | X-ray diagnostic apparatus and image processing apparatus | |
US7778385B2 (en) | Step-and-shoot cardiac CT imaging | |
JP5248031B2 (ja) | X線ct装置 | |
US7853309B2 (en) | X-ray CT apparatus and myocardial perfusion image generating system | |
US8111891B2 (en) | X-ray CT apparatus, myocardial perfusion information generating system, X-ray diagnostic method and myocardial perfusion information generating method | |
US7840255B2 (en) | X-ray CT apparatus and myocardial perfusion image generating system | |
JP4745161B2 (ja) | 医用画像撮影方法および装置 | |
US7313213B1 (en) | Step-and-shoot cardiac CT imaging | |
Dix et al. | Comparison of intravenous coronary angiography using synchrotron radiation with selective coronary angiography | |
US10561390B2 (en) | Dose-reduced CT scan using dynamic collimation | |
US11160523B2 (en) | Systems and methods for cardiac imaging | |
WO2003059167A1 (fr) | Procede et dispositif pour la tomographie par ordinateur (imagerie par l'utilisation de rayons x) | |
JP5534703B2 (ja) | X線診断装置 | |
US7558363B2 (en) | Step-and-shoot cardiac CT imaging | |
JP5795100B2 (ja) | X線診断装置及び画像処理装置 | |
JP4777164B2 (ja) | 心拍位相決定装置、プログラム及びx線診断装置 | |
JP2007502140A (ja) | 心臓の画像を製造する装置及び方法 | |
JP2004523329A (ja) | 患者の心血管系の画像の質を向上させるためのx線装置、コンピュータプログラム及び方法 | |
WO2004071301A1 (ja) | X線ct装置 | |
US7042976B2 (en) | Radiographic imaging apparatus | |
WO2004006771A1 (ja) | X線コンピューター断層撮影装置とその投影データ収集方法 | |
JP2000051208A (ja) | X線ct装置 | |
JP2007167657A (ja) | X線装置の動作方法 | |
JPH0234439B2 (ja) | ||
US7023958B2 (en) | Radiation image-acquiring apparatus, and radiation image-acquiring method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050331 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20071205 |