JP2004523253A - 手術用内視鏡の吸入・潅注器具 - Google Patents
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Abstract
人間工学的に優れた手術用内視鏡吸入・潅注器具は、親指で操作される潅注バルブ及び吸入バルブ(62、64)と、外科医のハンドルに対する握持がゆるんだときに、外科医の手でハンドルを支持するフック(86)を具えた垂直に延びるハンドル(16)に、調節可能な角度、好適には、ほぼ30°で連結される内視鏡シース(12)を有する。本器具は、特に、洞手術に適している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体として外科手術に関し、特に、例えば、洞手術(sinus surgery)等の外科的手術の吸入・潅注又はその両方に使用される器具の改良に関する。
【0002】
【背景技術】
洞手術は、通常、内視鏡(endoscope)を用いて行われる。内視鏡は、患者の鼻 孔に挿入され、外科医は内視鏡に連結したビデオカメラに連結しているモニタで、手術を行う部位の拡大図を見ることができる。鼻/洞手術は、狭い、非常に脈管化した腔において行われる。従って、手術中、内視鏡に、血液及び外科手術における組織の残骸が甚だしく飛び散ることがある。手術を行う部位を最適に見ることができるように、内視鏡レンズに、血液及び外科手術における残骸がつかないように保つことが重要である。一般的に、これは内視鏡のレンズに潅注する(irrigate)ことや、鼻孔から内視鏡を取出し、手で清掃することにより達成される。
【0003】
患者は、通常、全身麻酔され、仰向きにされる。内視鏡は、鼻孔に挿入されて、内視鏡の端部が、手術を行う部位の近くに位置するように操作される。組織構造、及び、ビデオカメラ・ヘッド、ケーブル、光ファイバキャリア、及び潅注管のような付属品の外力に対する、内視鏡の位置を制御するために、内視鏡は、外科医が指グリップを使用して、通常操作される。この内視鏡の操作方法は、特に、より長い外科的手術において、疲労を惹き起こすことが分かった。
【0004】
従来の内視鏡を用いた洞手術におけるもう1つの問題は、塞がれた状態にある作業スペースである。内視鏡を握持する一般的な方法では、内視鏡の周辺の、他の器具の操作のための作業スペースを制限してしまうことがある。潅注管及び/又は大きなハンドピースが鼻孔への入口周辺で場所をとる場合、この負担は増加する。
【0005】
既存のポンプ駆動潅注(irrigation)システムは、足で操作する制御装置を有する。電気外科器具や電動切断器具等の他の足で操作する器具の中に、これらの制御装置を置くと、外科医はさまざまな制御をするために位置を変えなければならず、手術中の外科医の気を散らしてしまう。これらの器具は、また、設置するのが厄介であり、一般に、十分な流量及び流圧が得られない。
【0006】
本発明の目的は、上述した課題を解決することであり、本発明の一般の目的は、洞手術や潅注(irrigation)及び/又は吸入(suction)が必要である他の外科手 術に用いられる、人間工学的に優れた潅注システムを提供することである。
【0007】
【発明の開示】
本発明の好適な内視鏡器具は、基部内視鏡受開口部から端部まで延びる、内視鏡を受けるための内部流路と、吸入管及び潅注管への連結のためのポートを有し、シースの軸方向に沿って延びている管状シースと、手で握持可能な外面を有するハンドルと、吸入管に連結可能で、前記ポートと吸入管間が連通するように開くことが可能な、ハンドル内の吸入バルブと、潅注管に連結可能で、前記ポート及び潅注管間が連通するように開くことが可能な、ハンドル内の潅注バルブと、吸入バルブと潅注バルブを選択して開けることができる、ハンドル上の手動で操作可能な制御装置と、基部開口部と端部間のシースに長手方向に沿った中間の位置において、ハンドルとシースを一体に連結するカップリングを有し、ハンドルはハンドルの軸方向に沿って延び、シースに対し斜めに位置する。カップリングは、ハンドルとシース間の角度の調整ができることが好ましい。シースはカップリングに脱着可能に係止され、外されるとシースの軸方向を中心に回転可能となる。シースが回転可能であることにより、斜視内視鏡又は側視内視鏡を適切な位置に配置させることができる。
【0008】
他の目的、本発明の詳細及び効果は、図面とともに読めば、以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
【0009】
【本発明の最良の実施態様】
図1に示すように、器具10は、細長いハンドル16の下端部に連結されているカップリング14で保持される内視鏡シース12を有する。
【0010】
内視鏡シース12は、端部20に開口部を具えた、細長い中空の管18を有する。シースは、その先端で、内視鏡が挿入される開口部24を有するフィッティング22を具えている。この器具で使用される内視鏡は、典型的には、アイピース27、又は、小型のテレビカメラ(図示せず。)を具えている。アイピース又はカメラは、シャフト25の先端に連結され、その内部に、器具が完全に組立てられた場合の、管18の端部20の位置にある、内視鏡の端部の近くの手術を行う部位の拡大されたイメージが、アイピース又はテレビカメラに集まるよう構成したレンズのシステムを具えている。光ファイバキャリアは、手術を行う部位を照らすため、通常、シャフトに設けられる。
【0011】
内視鏡シャフト25はシース12に嵌め込まれ、図10に示すように、ほぼ管の端部の開口部まで延びている。管18の内径は、内視鏡シャフト25の外径より僅かに大きくなっており、流体が流れる環状スペースが設けられている。内視鏡シャフトと管の端部の間の環状のすきま29があることによって、通常、食塩水の潅注流体が流れることができ、液体は、管の端部から外へ出て、血液及び残骸とともに、吸入によって、管に吸い込まれる。鼻腔は卵形に近いので、鼻孔内部で管に沿って通過する他の外科用器具と管との干渉を最小化するためには、管の外側が卵形であることが好ましい。端部20での管18の内部は、外科医の内視鏡を通した視界をさえぎったり、光ファイバキャリアによる照明を妨げたりする溜まった物質を洗い流すように、潅注流体を内視鏡の端部の内側方向に向けるため、内側に湾曲していることが好ましい。
【0012】
内視鏡は、適所に内視鏡をシース12に係止するために、開口部24の戻り止め(図示せず。)と協働する突起31を有する。シース12の先端近く、フィッティング22の真下に、回転可能であるが、シースに沿った軸方向の移動は抑制されているナット26がある。ナットは、カップリング14のねじ28と係合可能であり、シースが交換のために取外されることを可能にしている。シースは、カップリング14自身の軸方向を中心として回転することができ、ナット26によって、所望の回転位置に係止させることができる。従って、内視鏡の軸方向に対し横側の部位を見るために、側視内視鏡を、シースに対して、所望の角度に向けて、係止できる。
【0013】
図1、8及び9に示すように、ナットの下で、上下の、軸方向に間隔を置かれた、円錐台形のパーツ30a,30bからなる、テーパ付き要素30が、シースに設けられている。テーパ付き要素は、シールとして用いられるOリング31a,31bと、液密(fluid−tight)に嵌合する。Oリングは、カップリング14を 通って延びるテーパ穴33の環状凹所に配置される。パーツ30a,30b間のシースの狭い部分にある溝32によって、シース12の内部と、アダプタ34を通って延びている流体路35の間が流体連通する。アダプタ34は、図8に示すように、カップリングの壁にねじ込まれ、内側にねじを切ったカラー36を具えており、図4に示すように、ハンドルの下端部である、ねじ付フィッティング38,40のうちの選択された一つに、カップリング14を固定するために用いられる。未使用のねじ付フィッティングは、キャップ42によって閉じられる。図8に示すように、アダプタ34は、一対の突起45を有するカラー44を具えている。一対の突起45は、フィッティング38の端面において、形成された、一対の選択された向かい合う窪みと係合可能である。このような12個の窪み46が、図3のフィッティング40の端面に示されている(フィッティング38も、同様の窪みを有する。)。突部と窪みが係合することにより、ハンドル16の軸方向に対し、不連続な12のうち1つを選んだ角度で、カップリングを係止できる。本実施形態において、ハンドルの縦軸に対する内視鏡の角度は、12の不連続な角度に限られている。
【0014】
内視鏡を極端に長くすることなしに、鼻腔に挿入できる管の部分の長さを最大にするために、テーパ付き要素30の溝32は、管18の先端近くに位置することが好ましい。カップリングがハンドルの側面に位置することによって、バルブが内視鏡の軸方向に一直線に並んだアセンブリ内でなく、ハンドル内に位置できる。これは、比較的短いカップリングの使用を可能にし、内視鏡の可動長の最大化に寄与する。
【0015】
ハンドルが、平面又はほとんど平面の広幅面48,50と、弓状狭幅面52,54を有するように、ハンドル16は細長く、図6,7に示すように、延長方向に対して直角な横断面は、全体に卵形で、対称形であることが好ましい。フィッティング38,40は、ハンドルの延長方向軸に対し横に直角に延び、ハンドルの狭幅面に対しても直角である。
【0016】
図11に示すように、マニフォルド56はハンドルの底に設けられる。マニフォルドは2つの開口部を具え、1つがフィッティング40の開口部58であり、もう1つがフィッティング38の対応する開口部である。アダプタの流路35が、マニフォルドの内部の流路60に連通するように、これらの開口部は、アダプタ34の突起部分(図8)を受け、ぴったりと嵌入する大きさになっている。マニフォルドの内部流路は、バルブ62,64の潅注ポート及び吸入ポート(図示せず。)に連結されている。バルブ62,64は、それぞれハンドルの上部の押しボタン66,68によって、内部プッシュロッド70,72を通して作動される。バルブ62のフィッティング74は、可撓性を有する管状潅注流体管76(図1)に連結可能であり、バルブ64のフィッティング78は、可撓性を有する管状吸入管80に連結可能である。吸入管及び潅注管が、器具から、患者の頭部又は足に向かって延びるよりもむしろ、手術台から横に離れて延びることで、器具自体がより容易に移動しやすくなるように、フィッティング74,78は、ハンドルの軸及びシースの軸により画定される平面に対して直角な方向に延びることが好ましい。吸入管及び潅注管が手術台の両側に容易に配置されることができるように、任意に、フィッティング74,78が位置するバルブの部分を、ハンドルの延長方向と平行の軸方向を中心に回転可能にすることができる。
【0017】
ハンドルの外面は、両狭幅面に握持リブ82、ハンドルの上端近くの狭幅面に親指配置窪み84を有することが好ましい。
【0018】
ハンドルの一部として形成されるフック86は、ハンドルの広幅面48の上端部から延びる。図1,2,3,5〜7,11に示すように、フックは、ハンドルの延長方向に対し横に延びる第1部分86aと、横に延びる第1部分からハンドルと間隔を置いて並んで延びる第2部分からなる。このように、フックは、通常、第2中手骨よりちょうど上あたりの外科医の手に載るように設計されている。
【0019】
図4に示すように、カップリング14がマニフォルド56のいずれの端にも選択して取付けできるので、器具は左利き又は右利きの外科医が使用できるように構成できる。液密キャップ42は、カップリングに連結されていないマニフォルドの端を閉める。
【0020】
カップリングがハンドルの軸方向に対する複数の不連続な角度のうち選択した一つの角度で係止できること、内視鏡シースが自身の軸方向を中心に回転可能であることにより、外科医が潅注/吸着管を、外科医の快適さや特定の手術に対して最適な角度に調節できる。一般の鼻の手術では、シース12がカップリングにあるとき、シースの軸方向のハンドルの長軸方向に対する角度がほぼ30度であるように、カップリング14は配置されている。しかし、患者の位置及び行われる特定の手術によって、角度は変えることができる。角度の調整が可能であることによって、外科医に対する最適な快適さのために、ハンドルをほとんど直立した状態、すなわち、ニュートラル位置におくことができる。潅注ボタン66及び吸入ボタン68は、ハンドル上の外科医の把握を変えることなく、親指によって、容易に作動される。フックによって、器具を外科医の手に載せることができ、疲労を最小化できる。さらに、ハンドルは管に対して、外科医の腕及び/又は手が手術台レールに設けられる適切なレストで支えられながら、器具を用いることができるように配置される。
【0021】
本発明は、他に以下の効果がある。第1に、従来の方法における、外科医が内視鏡の軸方向に沿って器具を把握する必要をなくすことによって、洞手術において、使用される他の器具を置いたり、操作したりする患者の鼻孔前のスペースを広くとることができる。第2に、本器具は、血液及び外科手術における残骸がつかないように保ち、著しく視覚化、手術の効率及び安全性を改善させ、内視鏡の遠位レンズの潅注を良好に施すことができる。第3に、本器具は、手術を行う部位から血液及び組織残骸を除去するための、手術を行う部位への潅注を提供する。第4に、本器具は、外科医が、足でなく手で潅注を制御できるという点で、より効率的である。第5に、内視鏡はハンドルのいずれの側にも取付けることができるので、左利きの外科医であっても右利き外科医であっても、器具を同等に容易に使うことができる。第6に、本器具は、垂直又は外科医にとって最も快適な角度でハンドルを握持できる一方で、内視鏡を患者の鼻孔に所望の角度で置くことができるように、ハンドルに対する内視鏡の角度を調整できるので、外科医の疲労を減少させる。最後に、側視内視鏡の場合、シースが自身の軸方向を中心に回転可能であることも、視野を調整するか又は変えるためにハンドルを別の場所に移す必要がなくなることで、疲労の減少に寄与する。
【0022】
様々な変更が、説明された器具になされることができる。例えば、カップリングは、ハンドルの狭幅面と狭幅面の中間にあたる、マニフォルドの中央に、広幅面50に対して直角に配置できる。本器具は、もちろん、洞手術以外の手術において、使うことができ、その用途に従い様々な点において、変更できる。このように、上記の器具及び方法は、請求項に記載の本発明の範囲内において、他にも変更をなすことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハンドル及び吸入・潅注バルブアセンブリと、内視鏡及び内視鏡シースを示す、本発明の好適な実施例の内視鏡器具の分解斜視図。
【図2】ハンドル及びバルブアセンブリの右側立面図。
【図3】ハンドル及びバルブアセンブリの左側立面図。
【図4】ハンドル及びバルブアセンブリの正面立面図。
【図5】ハンドル及びバルブアセンブリの斜視図。
【図6】ハンドル及びバルブアセンブリの平面図。
【図7】ハンドル及びバルブアセンブリの底面図。
【図8】ハンドル及びバルブアセンブリ及び内視鏡シースの間の流体連結を示す部分断面図。
【図9】内視鏡シース及び内視鏡シースレシーバを示す、一部を断面にした分解図。
【図10】内視鏡シースの内部及び内視鏡の端部の関係の詳細を示す部分断面図。
【図11】潅注バルブの動作を示す、ハンドルの縦断面図。
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体として外科手術に関し、特に、例えば、洞手術(sinus surgery)等の外科的手術の吸入・潅注又はその両方に使用される器具の改良に関する。
【0002】
【背景技術】
洞手術は、通常、内視鏡(endoscope)を用いて行われる。内視鏡は、患者の鼻 孔に挿入され、外科医は内視鏡に連結したビデオカメラに連結しているモニタで、手術を行う部位の拡大図を見ることができる。鼻/洞手術は、狭い、非常に脈管化した腔において行われる。従って、手術中、内視鏡に、血液及び外科手術における組織の残骸が甚だしく飛び散ることがある。手術を行う部位を最適に見ることができるように、内視鏡レンズに、血液及び外科手術における残骸がつかないように保つことが重要である。一般的に、これは内視鏡のレンズに潅注する(irrigate)ことや、鼻孔から内視鏡を取出し、手で清掃することにより達成される。
【0003】
患者は、通常、全身麻酔され、仰向きにされる。内視鏡は、鼻孔に挿入されて、内視鏡の端部が、手術を行う部位の近くに位置するように操作される。組織構造、及び、ビデオカメラ・ヘッド、ケーブル、光ファイバキャリア、及び潅注管のような付属品の外力に対する、内視鏡の位置を制御するために、内視鏡は、外科医が指グリップを使用して、通常操作される。この内視鏡の操作方法は、特に、より長い外科的手術において、疲労を惹き起こすことが分かった。
【0004】
従来の内視鏡を用いた洞手術におけるもう1つの問題は、塞がれた状態にある作業スペースである。内視鏡を握持する一般的な方法では、内視鏡の周辺の、他の器具の操作のための作業スペースを制限してしまうことがある。潅注管及び/又は大きなハンドピースが鼻孔への入口周辺で場所をとる場合、この負担は増加する。
【0005】
既存のポンプ駆動潅注(irrigation)システムは、足で操作する制御装置を有する。電気外科器具や電動切断器具等の他の足で操作する器具の中に、これらの制御装置を置くと、外科医はさまざまな制御をするために位置を変えなければならず、手術中の外科医の気を散らしてしまう。これらの器具は、また、設置するのが厄介であり、一般に、十分な流量及び流圧が得られない。
【0006】
本発明の目的は、上述した課題を解決することであり、本発明の一般の目的は、洞手術や潅注(irrigation)及び/又は吸入(suction)が必要である他の外科手 術に用いられる、人間工学的に優れた潅注システムを提供することである。
【0007】
【発明の開示】
本発明の好適な内視鏡器具は、基部内視鏡受開口部から端部まで延びる、内視鏡を受けるための内部流路と、吸入管及び潅注管への連結のためのポートを有し、シースの軸方向に沿って延びている管状シースと、手で握持可能な外面を有するハンドルと、吸入管に連結可能で、前記ポートと吸入管間が連通するように開くことが可能な、ハンドル内の吸入バルブと、潅注管に連結可能で、前記ポート及び潅注管間が連通するように開くことが可能な、ハンドル内の潅注バルブと、吸入バルブと潅注バルブを選択して開けることができる、ハンドル上の手動で操作可能な制御装置と、基部開口部と端部間のシースに長手方向に沿った中間の位置において、ハンドルとシースを一体に連結するカップリングを有し、ハンドルはハンドルの軸方向に沿って延び、シースに対し斜めに位置する。カップリングは、ハンドルとシース間の角度の調整ができることが好ましい。シースはカップリングに脱着可能に係止され、外されるとシースの軸方向を中心に回転可能となる。シースが回転可能であることにより、斜視内視鏡又は側視内視鏡を適切な位置に配置させることができる。
【0008】
他の目的、本発明の詳細及び効果は、図面とともに読めば、以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
【0009】
【本発明の最良の実施態様】
図1に示すように、器具10は、細長いハンドル16の下端部に連結されているカップリング14で保持される内視鏡シース12を有する。
【0010】
内視鏡シース12は、端部20に開口部を具えた、細長い中空の管18を有する。シースは、その先端で、内視鏡が挿入される開口部24を有するフィッティング22を具えている。この器具で使用される内視鏡は、典型的には、アイピース27、又は、小型のテレビカメラ(図示せず。)を具えている。アイピース又はカメラは、シャフト25の先端に連結され、その内部に、器具が完全に組立てられた場合の、管18の端部20の位置にある、内視鏡の端部の近くの手術を行う部位の拡大されたイメージが、アイピース又はテレビカメラに集まるよう構成したレンズのシステムを具えている。光ファイバキャリアは、手術を行う部位を照らすため、通常、シャフトに設けられる。
【0011】
内視鏡シャフト25はシース12に嵌め込まれ、図10に示すように、ほぼ管の端部の開口部まで延びている。管18の内径は、内視鏡シャフト25の外径より僅かに大きくなっており、流体が流れる環状スペースが設けられている。内視鏡シャフトと管の端部の間の環状のすきま29があることによって、通常、食塩水の潅注流体が流れることができ、液体は、管の端部から外へ出て、血液及び残骸とともに、吸入によって、管に吸い込まれる。鼻腔は卵形に近いので、鼻孔内部で管に沿って通過する他の外科用器具と管との干渉を最小化するためには、管の外側が卵形であることが好ましい。端部20での管18の内部は、外科医の内視鏡を通した視界をさえぎったり、光ファイバキャリアによる照明を妨げたりする溜まった物質を洗い流すように、潅注流体を内視鏡の端部の内側方向に向けるため、内側に湾曲していることが好ましい。
【0012】
内視鏡は、適所に内視鏡をシース12に係止するために、開口部24の戻り止め(図示せず。)と協働する突起31を有する。シース12の先端近く、フィッティング22の真下に、回転可能であるが、シースに沿った軸方向の移動は抑制されているナット26がある。ナットは、カップリング14のねじ28と係合可能であり、シースが交換のために取外されることを可能にしている。シースは、カップリング14自身の軸方向を中心として回転することができ、ナット26によって、所望の回転位置に係止させることができる。従って、内視鏡の軸方向に対し横側の部位を見るために、側視内視鏡を、シースに対して、所望の角度に向けて、係止できる。
【0013】
図1、8及び9に示すように、ナットの下で、上下の、軸方向に間隔を置かれた、円錐台形のパーツ30a,30bからなる、テーパ付き要素30が、シースに設けられている。テーパ付き要素は、シールとして用いられるOリング31a,31bと、液密(fluid−tight)に嵌合する。Oリングは、カップリング14を 通って延びるテーパ穴33の環状凹所に配置される。パーツ30a,30b間のシースの狭い部分にある溝32によって、シース12の内部と、アダプタ34を通って延びている流体路35の間が流体連通する。アダプタ34は、図8に示すように、カップリングの壁にねじ込まれ、内側にねじを切ったカラー36を具えており、図4に示すように、ハンドルの下端部である、ねじ付フィッティング38,40のうちの選択された一つに、カップリング14を固定するために用いられる。未使用のねじ付フィッティングは、キャップ42によって閉じられる。図8に示すように、アダプタ34は、一対の突起45を有するカラー44を具えている。一対の突起45は、フィッティング38の端面において、形成された、一対の選択された向かい合う窪みと係合可能である。このような12個の窪み46が、図3のフィッティング40の端面に示されている(フィッティング38も、同様の窪みを有する。)。突部と窪みが係合することにより、ハンドル16の軸方向に対し、不連続な12のうち1つを選んだ角度で、カップリングを係止できる。本実施形態において、ハンドルの縦軸に対する内視鏡の角度は、12の不連続な角度に限られている。
【0014】
内視鏡を極端に長くすることなしに、鼻腔に挿入できる管の部分の長さを最大にするために、テーパ付き要素30の溝32は、管18の先端近くに位置することが好ましい。カップリングがハンドルの側面に位置することによって、バルブが内視鏡の軸方向に一直線に並んだアセンブリ内でなく、ハンドル内に位置できる。これは、比較的短いカップリングの使用を可能にし、内視鏡の可動長の最大化に寄与する。
【0015】
ハンドルが、平面又はほとんど平面の広幅面48,50と、弓状狭幅面52,54を有するように、ハンドル16は細長く、図6,7に示すように、延長方向に対して直角な横断面は、全体に卵形で、対称形であることが好ましい。フィッティング38,40は、ハンドルの延長方向軸に対し横に直角に延び、ハンドルの狭幅面に対しても直角である。
【0016】
図11に示すように、マニフォルド56はハンドルの底に設けられる。マニフォルドは2つの開口部を具え、1つがフィッティング40の開口部58であり、もう1つがフィッティング38の対応する開口部である。アダプタの流路35が、マニフォルドの内部の流路60に連通するように、これらの開口部は、アダプタ34の突起部分(図8)を受け、ぴったりと嵌入する大きさになっている。マニフォルドの内部流路は、バルブ62,64の潅注ポート及び吸入ポート(図示せず。)に連結されている。バルブ62,64は、それぞれハンドルの上部の押しボタン66,68によって、内部プッシュロッド70,72を通して作動される。バルブ62のフィッティング74は、可撓性を有する管状潅注流体管76(図1)に連結可能であり、バルブ64のフィッティング78は、可撓性を有する管状吸入管80に連結可能である。吸入管及び潅注管が、器具から、患者の頭部又は足に向かって延びるよりもむしろ、手術台から横に離れて延びることで、器具自体がより容易に移動しやすくなるように、フィッティング74,78は、ハンドルの軸及びシースの軸により画定される平面に対して直角な方向に延びることが好ましい。吸入管及び潅注管が手術台の両側に容易に配置されることができるように、任意に、フィッティング74,78が位置するバルブの部分を、ハンドルの延長方向と平行の軸方向を中心に回転可能にすることができる。
【0017】
ハンドルの外面は、両狭幅面に握持リブ82、ハンドルの上端近くの狭幅面に親指配置窪み84を有することが好ましい。
【0018】
ハンドルの一部として形成されるフック86は、ハンドルの広幅面48の上端部から延びる。図1,2,3,5〜7,11に示すように、フックは、ハンドルの延長方向に対し横に延びる第1部分86aと、横に延びる第1部分からハンドルと間隔を置いて並んで延びる第2部分からなる。このように、フックは、通常、第2中手骨よりちょうど上あたりの外科医の手に載るように設計されている。
【0019】
図4に示すように、カップリング14がマニフォルド56のいずれの端にも選択して取付けできるので、器具は左利き又は右利きの外科医が使用できるように構成できる。液密キャップ42は、カップリングに連結されていないマニフォルドの端を閉める。
【0020】
カップリングがハンドルの軸方向に対する複数の不連続な角度のうち選択した一つの角度で係止できること、内視鏡シースが自身の軸方向を中心に回転可能であることにより、外科医が潅注/吸着管を、外科医の快適さや特定の手術に対して最適な角度に調節できる。一般の鼻の手術では、シース12がカップリングにあるとき、シースの軸方向のハンドルの長軸方向に対する角度がほぼ30度であるように、カップリング14は配置されている。しかし、患者の位置及び行われる特定の手術によって、角度は変えることができる。角度の調整が可能であることによって、外科医に対する最適な快適さのために、ハンドルをほとんど直立した状態、すなわち、ニュートラル位置におくことができる。潅注ボタン66及び吸入ボタン68は、ハンドル上の外科医の把握を変えることなく、親指によって、容易に作動される。フックによって、器具を外科医の手に載せることができ、疲労を最小化できる。さらに、ハンドルは管に対して、外科医の腕及び/又は手が手術台レールに設けられる適切なレストで支えられながら、器具を用いることができるように配置される。
【0021】
本発明は、他に以下の効果がある。第1に、従来の方法における、外科医が内視鏡の軸方向に沿って器具を把握する必要をなくすことによって、洞手術において、使用される他の器具を置いたり、操作したりする患者の鼻孔前のスペースを広くとることができる。第2に、本器具は、血液及び外科手術における残骸がつかないように保ち、著しく視覚化、手術の効率及び安全性を改善させ、内視鏡の遠位レンズの潅注を良好に施すことができる。第3に、本器具は、手術を行う部位から血液及び組織残骸を除去するための、手術を行う部位への潅注を提供する。第4に、本器具は、外科医が、足でなく手で潅注を制御できるという点で、より効率的である。第5に、内視鏡はハンドルのいずれの側にも取付けることができるので、左利きの外科医であっても右利き外科医であっても、器具を同等に容易に使うことができる。第6に、本器具は、垂直又は外科医にとって最も快適な角度でハンドルを握持できる一方で、内視鏡を患者の鼻孔に所望の角度で置くことができるように、ハンドルに対する内視鏡の角度を調整できるので、外科医の疲労を減少させる。最後に、側視内視鏡の場合、シースが自身の軸方向を中心に回転可能であることも、視野を調整するか又は変えるためにハンドルを別の場所に移す必要がなくなることで、疲労の減少に寄与する。
【0022】
様々な変更が、説明された器具になされることができる。例えば、カップリングは、ハンドルの狭幅面と狭幅面の中間にあたる、マニフォルドの中央に、広幅面50に対して直角に配置できる。本器具は、もちろん、洞手術以外の手術において、使うことができ、その用途に従い様々な点において、変更できる。このように、上記の器具及び方法は、請求項に記載の本発明の範囲内において、他にも変更をなすことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハンドル及び吸入・潅注バルブアセンブリと、内視鏡及び内視鏡シースを示す、本発明の好適な実施例の内視鏡器具の分解斜視図。
【図2】ハンドル及びバルブアセンブリの右側立面図。
【図3】ハンドル及びバルブアセンブリの左側立面図。
【図4】ハンドル及びバルブアセンブリの正面立面図。
【図5】ハンドル及びバルブアセンブリの斜視図。
【図6】ハンドル及びバルブアセンブリの平面図。
【図7】ハンドル及びバルブアセンブリの底面図。
【図8】ハンドル及びバルブアセンブリ及び内視鏡シースの間の流体連結を示す部分断面図。
【図9】内視鏡シース及び内視鏡シースレシーバを示す、一部を断面にした分解図。
【図10】内視鏡シースの内部及び内視鏡の端部の関係の詳細を示す部分断面図。
【図11】潅注バルブの動作を示す、ハンドルの縦断面図。
Claims (24)
- 内部流体流路を有するシース(12)と、
手で握持可能なハンドル(16)であって、該ハンドルの軸方向に沿って延び、その軸方向が垂直である場合、上端部と下端部を有するハンドル(16)と、
前記ハンドルの下端部の近くに設けられ、前記シースの長手方向に対する中間の位置で、前記ハンドルを前記シースに連結し、前記ハンドルの軸方向に対し斜めに前記シースを保持するカップリング(14)と、
手が前記ハンドルを握持していない場合に、外科医の手の一部と係合することで器具を支持するための、前記ハンドルの上端部に近い位置から横に延びる突起(86a)を具えた、
手術用内視鏡器具。 - フック(86)を有し、前記フックが、横に延びる突出部である第1部分(86a)と、前記横に延びる突出部から、前記ハンドル(16)と間隔を置いて並んで延びる第2部分(86b)からなる、請求項1の手術用内視鏡器具。
- 前記ハンドルの軸方向と前記シース(12)間の角度が調節可能である、請求項1の手術用内視鏡器具。
- 前記ハンドルの軸方向と前記シース(12)間の角度がほぼ30度である、請求項1の手術用内視鏡器具。
- 前記ハンドル(16)が前記カップリングを通して前記シースの流体流路に連結された、手動で操作可能な流体用バルブを有する、請求項1の手術用内視鏡器具。
- 少なくとも前記シース(12)の一部を通って延びる内視鏡シャフト(25)を有する内視鏡をさらに有し、前記シースの流体流路が、前記内視鏡シャフトを囲んでいる、請求項1の手術用内視鏡器具。
- 前記シース(12)が液密フィッティング(30、31a、31b)によって前記カップリング(14)に脱着可能に連結され、前記カップリングが前記液密フィッティングを通して前記シース(12)と連結された内部流路(35)を有する、請求項1の手術用内視鏡器具。
- 前記シース(12)が、軸方向に間隔を置き、シースの外側に形成された一対の円錐台形面(30a、30b)からなるフィッティングによって、前記カップリング(14)と脱着可能に連結され、前記カップリング(14)が前記シースと連結された内部流路(35)と軸方向に間隔を置き前記シースの円錐台形面と液密に係合するシール(31a、31b)を有する、請求項1の手術用内視鏡器具。
- 前記ハンドル(16)が、前記カップリング(14)を通して前記シースの流体流路に連結された一対の流体用バルブ(62、64)を有し、前記ハンドルが、前記流体用バルブをそれぞれに作動させるために、一対の手動で押下げられるボタン(66、68)を有し、前記ボタンがハンドルの上端部から上方へ突出する、請求項1の手術用内視鏡器具。
- 前記突起(86a)が、前記ハンドル(16)の第1側部から延び、前記ハンドルには、その下端部近くに、2つのフィッティング(38、40)が、前記ハンドルの第2及び第3側部にそれぞれ設けられ、前記第2及び第3側部はお互いに反対側にあり、それぞれ前記第1側部に隣合い、前記カップリング(14)が前記2つのフィッティングのいずれかに脱着可能に連結できる、請求項1の手術用内視鏡器具。
- 基部内視鏡受開口部(24)から端部(20)まで延びる内視鏡を受けるための内部流路と、吸入管及び潅注管への連結のためのポート(32)を有する、シースの軸方向に沿って延びる管状シース(12)と、
手で握持可能な外面を有するハンドル(16)と、
吸入管(80)に連結可能で、前記ポートと前記吸入管間が連通するように開くことが可能な、前記ハンドル内の吸入バルブ(64)と、
潅注管(76)に連結可能で、前記ポートと前記潅注管間が連通するように開くことが可能な、前記ハンドル内の潅注バルブ(62)と、
前記吸入バルブと前記潅注バルブを選択して開けることができる、前記ハンドル上の手動で操作可能な制御装置(66,68)と、
前記基部開口部と前記端部(20)間の前記シースの長手方向に沿った中間の位置において、前記ハンドルと前記シースを一体に連結するカップリング(14)を具え、
前記ハンドルが、前記シースの軸方向に対して傾斜したハンドルの軸方向に沿って延び、前記ハンドルの軸方向は、前記シース流路の前記基部開口部と前記中間位置の間の前記シースの軸方向に対して鋭角をなす、
手術用内視鏡器具。 - 前記吸入バルブ(64)上の吸入フィッティング(78)、前記吸入フィッティングに連結した吸入管(80)、前記潅注バルブ(62)上の潅注フィッティング(74)、及び前記潅注バルブに連結した潅注管(76)を有し、前記吸入フィッティング及び前記潅注フィッティングが、前記ハンドルの軸と前記シースの軸により画定される平面に対して直角に延びる、請求項11の手術用内視鏡器具。
- 前記ハンドルの軸方向と前記シース(12)間の角度が調節可能である、請求項11の手術用内視鏡器具。
- 前記ハンドルの軸方向と前記シース(12)間の角度が限られた数の不連続な角度から選択可能である、請求項11の手術用内視鏡器具。
- 前記ハンドルの軸方向と前記シース(12)間の角度がほぼ30度である、請求項11の手術用内視鏡器具。
- 前記シース(12)の前記ポート(32)が前記基部開口部(24)と前記シースの内部流路の端部(20)の間の中間位置にあり、前記カップリング(14)が前記シースの前記ポートに連結された内部流路(35)を有する、請求項11の手術用内視鏡器具。
- 前記シース(12)は、液密フィッティング(30、31a、31b)によって脱着可能に前記カップリングに連結され、前記シースの前記ポートが、前記基部開口部(24)と前記シースの内部流路の端部(20)の間の中間位置にあり、前記カップリング(14)が前記シースの前記ポートに連結された内部流路(35)を有する、請求項11の手術用内視鏡器具。
- 前記シース(12)が軸方向に間隔を置き、シースの外側に形成され、前記基部開口部(24)と前記シースの内部流路の端部(20)の間の中間位置にある一対の円錐台形面(30a、30b)からなるフィッティングによって、脱着可能に前記カップリング(14)に連結され、前記シースの前記ポート(32)が、軸方向に間隔を置いた円錐台形面の間に位置し、前記カップリングが、前記シースの前記ポートに連結した内部流路(35)と、前記軸方向に間隔を置いた円錐台形面と液密に係合するシール(31a、31b)を有する、請求項11の手術用内視鏡器具。
- 前記シース(20)が前記カップリング(14)に脱着可能に係止され、外されると前記シースの軸方向を中心に回転可能となる、請求項11の手術用内視鏡器具。
- 前記ハンドル(16)が上端部及び下端部を有し、前記ハンドル上の前記手動で操作可能な制御装置が、前記ハンドルの上端部に位置し、そこから上方に突出する、吸入バルブ及び潅注バルブ(64、62)をそれぞれ開けるための、一対の手動で押下げられるボタン(68、66)を有する、請求項11の手術用内視鏡器具。
- 前記ハンドル(16)は、上端部及び下端部を有し、前記ハンドルの上端部近くの位置から延びるフック(86)を具え、前記フックは、前記ハンドルの延長方向に対し横に延びる第1部分(86a)と、前記横に延びる第1部分から、前記ハンドルと間隔を置いて並んで延びる第2部分(86b)からなる、請求項11の手術用内視鏡器具。
- 基部内視鏡受開口部(24)から端部(20)まで延びる内視鏡を受けるための内部流路と、前記端部より前記内視鏡受開口部により近くに位置し、前記シースの壁を通って、前記シースの内部流路とシースの外部と流体連通させる流体ポート(32)を有する、シースの軸方向に沿って延びる細長い管状シース(12)と、
手で握持可能な外面を有するハンドル(16)と、
前記流体ポートを通して前記シースの内外に液体を運び、液密に前記流体ポートに連結された流体流路(35)を有し、前記流体ポートの位置で、前記ハンドルを前記シースに連結するフィッティング(14)と、
流体が流れる環状スペースが前記内視鏡と前記シースの壁内面の間に設けられるような外形を有し、前記シース内にあって、前記基部開口部から端部(20)には達しないが近くの位置まで長手方向に延びる内視鏡(25、27)を具えた、
手術用内視鏡器具。 - 前記シース(12)の外側が卵形の断面を有する、請求項22の手術用内視鏡器具。
- 前記内視鏡(25、37)が、その端部には達しないが近い位置にレンズを有し、前記シースの端部が潅注流体を前記内視鏡のレンズ上で内側に向け、溜まった物質を洗い流すように内方に湾曲している、請求項22の手術用内視鏡器具。
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