JPH07289502A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH07289502A
JPH07289502A JP6091620A JP9162094A JPH07289502A JP H07289502 A JPH07289502 A JP H07289502A JP 6091620 A JP6091620 A JP 6091620A JP 9162094 A JP9162094 A JP 9162094A JP H07289502 A JPH07289502 A JP H07289502A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡の洗浄用管路やノズルの汚れ除去等の
メンテナンスが容易で、かつライトガイドファイバーに
折れ等の劣化が生じてもこれを自由に交換できる内視鏡
を提供すること。 【構成】 内視鏡を、観察部内への挿入部の外周部分に
相当する外装ユニット3と、この外装ユニット3に挿通
され、内部に観察光学系5を有する観察ユニット2の2
つのユニットに分割し、この2つのユニットを着脱自在
に挿通させて内視鏡を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外装ユニットと観察ユ
ニットとの2つのユニットからなる内視鏡に関する。
【0002】
【従来技術】内視鏡はその使用に伴って観察窓に体液や
汚れ等が付着し、観察視野が阻害されることから、観察
窓洗浄用の洗浄液を送液する管路とこれに連通し洗浄液
を内視鏡挿入部先端面の観察窓に向けて噴射するノズル
が設けられている。これら洗浄用管路やノズルは一般的
には観察光学系や照明用光源装置からの照明光を内視鏡
先端部に伝達するライトガイドファイバーからなる照明
光学系と一体的に構成されており、使用者が簡単に分離
させることができない構成となっている。
【0003】従って、このような従来の洗浄用管路やノ
ズルと観察光学系や照明光学系が一体的に構成された内
視鏡においては、洗浄用管路やノズルの内部に体液や汚
れ等が入り込んでこれをつまらせてしまった場合、この
洗浄用管路やノズルを洗浄して汚れ等を除去すること
は、面倒な作業となる。
【0004】また、ライトガイドファイバーからなる照
明光学系は従来内視鏡に一体的に固定されて設けられて
おり、内視鏡を使用するに従いライトガイドファイバー
に折れ等の劣化が生じ、照明光が観察部に十分行き届か
なくなっていた。
【0005】上記の面倒な作業を解決するものとして、
実開平4−7801号公報に、洗浄用管路の流体送りチ
ューブを交換することができる内視鏡が示されている。
この内視鏡では、流体送りチューブを内視鏡の貫通孔内
に着脱自在に挿通固定する構成としたので、洗浄用管路
の流体送りチューブを交換することができるというもの
である。即ち、チューブを交換するにあたってはまず内
視鏡の操作部においてチューブ押さえ環を取り外して送
気チューブの基端部を接続パイプから取り外し、その
後、送気チューブを先端側に強く引っ張って引き出すと
いう一連の作業を行うものである。
【0006】また、特願平5−97890号に、内視鏡
に設けられたチャンネル内に洗浄用カテーテルを挿脱自
在に挿通して使用する内視鏡が示されている。この内視
鏡では、カテーテルの先端部外周面に洗浄用流体の噴出
口が形成されており、内視鏡挿入部の先端面に形成され
たチャンネルの先端開口部からカテーテルの先端を外部
側に突出させ、このカテーテルの先端部外周面の噴出口
から洗浄液を観察窓のカバーガラスに吹き付けてガバー
ガラスに付着した汚れ等を除去するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平4−7801号公報におけるチューブ交換作業は必
ずしも容易なものではなく、全体として汚れ除去作業が
簡単に行えるというものではなかった。
【0008】また、上記特願平5−97890号におい
ても、洗浄用のカテーテルがつまった場合はこれを交換
すれば良いが、チャンネル自体がつまった場合には、や
はり、汚れ除去作業は非常に困難なものとなっていた。
また、使用の都度カテーテルの噴出口の位置合わせ、向
き合わせを行わなければならず操作が面倒であった。
【0009】また、ライトガイドファイバーは従来内視
鏡に一体的に固定されて設けられており、内視鏡を使用
するに従いライトガイドファイバーに折れ等の劣化が生
じても自由に交換できなかった。
【0010】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、内視鏡の洗浄用管路やノズルの汚れ除去等のメ
ンテナンスが容易で、かつライトガイドファイバーに折
れ等の劣化が生じてもこれを自由に交換できる内視鏡を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、内視鏡を、少
なくとも照明光学系および洗浄用管路を有する外装ユニ
ットと、この外装ユニットに挿通され内部に観察光学系
を有する観察ユニットとの2つのユニットに分割し、こ
の2つのユニットを着脱自在に挿通するようになしたも
のである。
【0012】
【作用】洗浄用管路やノズルの汚れ除去等を行わせる時
には、観察部内への挿入部の外周部分に相当する外装ユ
ニットを、この外装ユニットに挿通され内部に観察光学
系を有する観察ユニットから分離した状態でこれを行う
ことができ、また、ライトガイドファイバーに折れ等の
劣化が生じた場合には外装ユニットを交換することによ
りこれを自由に交換できるものである。
【0013】図1乃至図4は本発明の第1実施例に係
り、図1は内視鏡の全体の側面図、図2は内視鏡の観察
ユニットと外装ユニットを分離させた状態の構成を示
す。図3は、送液または送気を行うための送液送気装置
を示す。図4は、送液送気装置の送液チューブおよび送
気チューブに設けられた可動弁を切り替えるために内視
鏡に設けられた手元スイッチを示す図である。
【0014】図1において、内視鏡1は、観察ユニット
2を外装ユニット3に装着した状態を示している。なお
内視鏡1は硬性の内視鏡である。
【0015】観察ユニット2は図2(A)に示すよう
に、観察ユニット本体2a、接眼部2b、挿入部2cか
ら成っている。挿入部2cは断面が円形であり、先端面
中央部に観察窓4を有している。挿入部2cの内部には
リレーレンズ系で構成された像伝達のための観察光学系
5が配設されており、挿入部2cの先端面の観察窓4か
らの観察像を接眼部2bから観察できる構成になってい
る。観察光学系5および観察窓4の光軸中心は挿入部2
cの中心軸と略一致している。なお、観察光学系5は、
接眼部2bに光学像を伝達するファイバー繊維束で形成
してもよく、あるいはCCD等の撮像素子を挿入部2c
の先端付近に組み込んだもので形成してもよい。本体2
aには外装ユニット3に観察ユニット2を挿入して組立
てる時の外装ユニット3との当接面2dが形成されてい
る。
【0016】外装ユニット3は図2(B)に示すよう
に、外装ユニット本体3a、挿入部3bから成り、その
内部に観察ユニット2の挿入部2cを挿入するために外
装ユニット3の全長にわたって形成された貫通孔である
断面が円形のチャンネル6が設けられている。また、チ
ャンネル6の手元側即ち外装ユニット本体3a寄りの内
周には溝6aが形成されており、この中に観察ユニット
2を装着した際にチャンネル6と観察ユニット2との間
の水密性あるいは気密性を確保するためのシール部材と
してのOリング7が配設されている。また、外装ユニッ
ト本体3aには観察ユニット2を挿入して組み合わせる
時の観察ユニット2との当接面3dが形成されている。
なお、外装ユニット3の長さは、観察ユニット2の挿入
部2cの長さとほぼ同じであり、チャンネル6の内径は
観察ユニット2の挿入部2cの外径に略等しく、挿入部
2cが挿入可能な太さに形成されている。
【0017】チャンネル6と外壁3eとの間には、図示
しない照明用光源装置からの照明光を内視鏡先端部に伝
達するライトガイドファイバー8が設けられており、ラ
イトガイドファイバー8の手元側には、図示しない照明
用光源装置に接続するためのライトガイドケーブルを接
続するライトガイド口金9が外装ユニット本体3aに突
設されている。
【0018】なお、ライトガイドファイバー8はガラス
やプラスチック等の樹脂で形成されるが、ファイバーで
はなく、ガスあるいは液体を充填することによりこれを
構成することもできる。この場合にはファイバーの折れ
の発生がないという効果が挙げられる。
【0019】また、チャンネル6と外壁3eの間には、
観察ユニット2を外装ユニット3に挿入固定して内視鏡
を形成した時に、観察ユニット2の観察窓4を洗浄する
ために洗浄液の送液またはガスの送気を行う洗浄用管路
10が上記ライトガイドファイバー8とは異なる位置に
設けられている。洗浄用管路10の先端部には、洗浄液
またはガスを観察窓4に向けて噴出するノズル11が外
装ユニット3の先端面3fより突出して設けられてお
り、このノズル11は挿入部3bの先端面中心に向けて
配設されている。一方、洗浄用管路10の手元側には、
送液送気チューブ12aを接続するための洗浄用口金1
3が外装ユニット本体3aに突設されている。
【0020】送液送気装置14には、図3に示すよう
に、送液チューブ12bおよび送気チューブ12cが設
けられており、両チューブはチューブ接合部12dで一
本の送液送気チューブ12aとなって洗浄用口金13に
接続されている。また、送液チューブ12bおよび送気
チューブ12cは送液送気装置14の内部の送液または
送気を行う図示しないポンプに連設されており、さらに
送液する液体を溜める図示しない送液ボトルが送液送気
装置14の内部に設けられている。送液チューブ12b
および送気チューブ12cはそれぞれ送液送気装置14
の内部の図示しない位置にチューブ流路の開閉を行わせ
るピンチバルブ等の可動弁が設けられている。
【0021】上記可動弁は、図4に示す如く内視鏡1の
外装ユニット3の外装ユニット本体3aの外周に設けら
れた手元スイッチ15からの切り替えのための電気信号
によってその開閉の切り替えを行うことができる。この
手元スイッチ15は内視鏡1の手元操作部に着脱自在に
設けられており、送液および送気の制御のためのスイッ
チ15a、15bを有している。
【0022】次にこの実施例の作用を説明する。観察ユ
ニット2と外装ユニット3は、観察ユニット2を外装ユ
ニット3のチャンネル6内に挿入して観察ユニット2の
当接面2dと外装ユニット3の当接面3dを当接させる
べく組み合わせて、内視鏡1を構成する。
【0023】この内視鏡1を体腔内等の観察部位に挿入
し観察を行う一方、観察窓4に付着した汚れ等を洗浄し
必要な観察視野を確保するため、必要に応じて手元スイ
ッチ15a、15bを押すことにより送液、送気を行
い、ノズル11から観察窓4に向けて洗浄液またはガス
を噴出させる。
【0024】内視鏡1の使用後には、観察ユニット2と
外装ユニット3を分離し、観察ユニット2と外装ユニッ
ト3をそれぞれ独立した状態で洗浄消毒等のメンテナン
スを施す。
【0025】本構成によれば、観察ユニット2と外装ユ
ニット3とはそれぞれ独立のユニットとして構成されて
いるので、これを分離させることにより、外装ユニット
3は観察光学系5を有しないユニットとすることができ
る。従って、観察光学系に気を使わずに洗浄用管路10
およびノズル11の洗浄作業が容易に行える。
【0026】また、内視鏡1の観察時には、観察ユニッ
ト2に対して外装ユニット3を回動自在の構成としてい
るにもかかわらず、観察ユニット2と外装ユニット3を
回動方向のどの位置で組み合わせてもノズル11は常に
観察窓4の中心を向く構成となっている。従って、外装
ユニット3に一体的に配設されているライトガイド口金
9、洗浄用口金13の回動方向の位置を任意に変えられ
るので、操作時に最も邪魔にならない位置にこれらの口
金および口金に接続されるケーブルあるいはチューブを
配置できるので操作性の向上がはかれる。
【0027】また、内視鏡の送液あるいは送気の切り替
え制御には、ピストンとシリンダより構成される機構が
周知であるが、内視鏡使用後の洗浄消毒の際に、洗浄が
不十分な場合にはピストンが固着してスムーズな作動が
得られなくなることがある。洗浄消毒の際には、この部
分即ちピストンをシリンダから引き抜いて分解して洗浄
消毒作業を行わなければならず、煩雑な作業となってい
る。これに対して、本構成によれば、このようなピスト
ンは存在せず、洗浄等のメンテナンス時にこの部分を分
解する必要がないため洗浄消毒作業を容易にすることが
できる。また、送液、送気の切り替え操作自体も従来の
ピストンとシリンダより構成される機構に比べ、スイッ
チ15のオンオフのみの操作ですむため、操作性も向上
する。
【0028】また、内視鏡を使用するに従いライトガイ
ドファイバーに折れ等の劣化が生じた場合には、外装ユ
ニットのみを交換することにより、ライトガイドファイ
バーの交換を実現することができ、従来に比べ交換が容
易に行える。
【0029】次に本発明の第2実施例を図5ないし図6
を参照して説明する。なお、第1実施例と同一の構成要
素には同一符号を付し、説明は省略する。
【0030】観察ユニット22は、図5(A)に示すよ
うに、観察ユニット本体22a、接眼部22b、挿入部
22cから成っている。本体22aには外装ユニット2
3に観察ユニット22を挿入して組み合わせる時の外装
ユニット23との当接面22dが形成されており、ま
た、接眼部22bの端面には外付けTVカメラ24が接
続できるようにマウント部22eが形成されている。
【0031】外装ユニット23は、図5(B)に示すよ
うに、外装ユニット本体23a、挿入部23bから成っ
ている。チャンネル6の先端開口部にカバーガラス16
が設けられ、観察窓を形成している。また、外装ユニッ
ト本体23aのさらに手元側には、その内部に観察ユニ
ット22を組み合わせた際にこの観察ユニット22の本
体22aおよび接眼部22bを覆うことができるように
伸縮自在のカバー17が本体23aの当接面23dの外
周に沿って接続されている。また、カバー17は、観察
ユニット22の接眼部22bに接続される外付けTVカ
メラ24をも覆うことができるものである。カバー17
は蛇腹状に折り畳むことができ、観察ユニット22およ
び外付けTVカメラ24を覆う場合にはこれを伸ばして
使用する。
【0032】なお、観察ユニット22の挿入部22cの
長さは第1実施例の観察ユニット2の挿入部2cより若
干短く、外装ユニット23の長さより、カバーガラス1
6の厚さ分だけ短くなっている。
【0033】次に第2実施例の作用を説明する。観察ユ
ニット22と外装ユニット23は、観察ユニット22を
外装ユニット23のチャンネル6内に挿入して観察ユニ
ット22の当接面22dと外装ユニット23の当接面2
3dを当接させるべく組み合わせて、内視鏡21を形成
する。この時、観察ユニット22の挿入部22cの長さ
は外装ユニット23の長さよりカバーガラス16の厚さ
分だけ短くなっているので、観察ユニット22の当接面
22dと外装ユニット23の当接面23dは密着するこ
とができる。
【0034】次に、観察ユニット22の接眼部22bに
外付けTVカメラ24をマウント部22eを介して接続
する。
【0035】その後、図6に示すように、外装ユニット
23に設けられたカバー17を引き伸ばし、観察ユニッ
ト22の本体22a、接眼部22bおよび外付けTVカ
メラ24をカバー17で覆う。
【0036】このようにして形成された内視鏡21を体
腔内等の観察部位に挿入し観察を行う。
【0037】内視鏡21の使用後には、外装ユニット2
3に設けられたカバー17を縮め、観察ユニット22の
接眼部22bから外付けTVカメラ24を取り外した
後、外装ユニット23から観察ユニット22を引き抜い
て分離する。
【0038】上記構成では、観察ユニット22および外
付けTVカメラ24は観察作業中にカバー17で覆われ
ており、かつ観察ユニット22の先端部も外装ユニット
23の先端開口部のカバーガラス16で覆われているた
め、観察ユニット22および外付けTVカメラ24は体
液や血液で汚れることがなく、かつ観察ユニット22は
患者に直接接触することもない。患者の体液や血液で汚
れるおそれのあるものあるいは患者に直接接触するもの
については感染症の防止のために滅菌が不可欠である
が、上記構成では、観察ユニット22および外付けTV
カメラ24は患者の体液や血液で汚れるおそれがなく、
また患者に直接接触もしないので、滅菌されていなくて
も観察を行うことができる。
【0039】なお、上記各実施例において、外装ユニッ
トはディスポーザブルとしても良い。この場合、外装ユ
ニットは使い捨てとなるので、内視鏡の使用後の外装ユ
ニットの洗浄消毒等のメンテナンスは不要であり、洗浄
用管路、ノズル等の洗浄も不要とすることができる。
【0040】また、上記実施例においては硬性の内視鏡
について説明を行ったが、内視鏡は可撓性を有するもの
でもよい。
【0041】また、外装ユニットは洗浄用管路の他に、
内部に各種の処置具を挿通して使用する処置具チャンネ
ル、あるいは観察部位の体液等を内視鏡の外部へ吸引し
て排出するための吸引管路を設けてもよく、また、送液
管路と送気管路をそれぞれ独立に設けてもよい。あるい
は、送液管路、送気管路および吸引管路を共用の1本の
管路で構成してもよい。
【0042】また、観察ユニットと外装ユニットとは、
観察ユニットの挿入部の断面形状および外装ユニットの
チャンネル6の断面形状を円形以外の形状として、組み
合わせ時に回動方向に位置決めする構成でもよい。
【0043】また、外装ユニットと観察ユニットはそれ
ぞれ異なる種類のものを組み合わせ可能としても良い。
即ち、外装ユニットは各管路の太さ、数、外径の太さ等
が異なり、全長とチャンネル6の内径が同一のものを複
数種類用意し、また観察ユニットは光学系の画角等が異
なり、挿入部の外径と長さが同一のものを複数種類用意
し、これらを必要に応じて組み合わせ可能にするもので
ある。この構成とすることにより、目的に応じて必要な
観察ユニットと外装ユニットの組み合わせを選択して、
所望の内視鏡を構成することができる。
【0044】また、上記の構成では、内視鏡での観察作
業中に異なる画角の観察光学系を有する観察ユニットが
必要になった場合、観察ユニットのみの交換が可能のた
め、内視鏡を観察部位に固定したままの状態で、外装ユ
ニットから観察ユニットを抜き取り、必要な観察光学系
を有する観察ユニットに交換してこれを外装ユニットに
再び挿入固定し、さらに観察を継続することができる。
次に、本発明の特徴的な技術事項を下記の通り付記す
る。
【0045】記 [付記項1]前記洗浄用管路に連通し前記外装ユニット
の先端面より突出して設けられたノズルは前記外装ユニ
ット挿入部の先端面中心に向けて配設されていることを
特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 [付記項2]外装ユニットは異なる外径を有する複数の
外装ユニットが選択的に装着されることを特徴とする請
求項1に記載の内視鏡。 [付記項3]観察ユニットは光学系の画角が異なる複数
の観察ユニットが選択的に装着されることを特徴とする
請求項1に記載の内視鏡。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡を、少なくとも照明光学系および洗浄用管路を有す
る外装ユニットと、この外装ユニットに着脱自在に挿通
され内部に観察光学系を有する観察ユニットと、から構
成したので、内視鏡の使用後には、観察ユニットと外装
ユニットとが分離できる。従って、観察ユニットと外装
ユニットをそれぞれ独立した状態で洗浄消毒等のメンテ
ナンスが行え、洗浄作業が容易になる。また、内視鏡を
使用するに従いライトガイドファイバーに折れ等の劣化
が生じた場合には、外装ユニットのみを交換することに
より、ライトガイドファイバーの交換を実現することが
でき、従来に比べ交換が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の内視鏡の全体の側面図。
【図2】(A)は第1実施例の観察ユニットの側面の部
分断面図、(B)は第1実施例の外装ユニットの側面の
断面図。
【図3】第1実施例の送液送気装置の斜視図。
【図4】第1実施例の内視鏡の手元スイッチの斜視図。
【図5】(A)は第2実施例の観察ユニットの側面の部
分断面図、(B)は第2実施例の外装ユニットの側面の
部分断面図。
【図6】本発明の第2実施例の内視鏡の全体の側面図。
【符号の説明】
1,21 内視鏡 2,22 観察ユニット 3,23 外装ユニット 5 観察光学系 10 洗浄用管路 11 ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも照明光学系および洗浄用管路
    を有する外装ユニットと、この外装ユニットに着脱自在
    に挿通され内部に観察光学系を有する観察ユニットとか
    らなることを特徴とする内視鏡。
JP09162094A 1994-04-28 1994-04-28 内視鏡 Expired - Fee Related JP3362957B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09135806A (ja) * 1995-11-17 1997-05-27 Machida Endscope Co Ltd 医療用内視鏡
JPH09135805A (ja) * 1995-11-17 1997-05-27 Machida Endscope Co Ltd 医療用内視鏡
JP2012254188A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Fujifilm Corp 硬性内視鏡用オーバーシース

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