JP2004522945A5 - - Google Patents

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JP2004522945A5
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Claims (29)

  1. スタフィロコッカス・アウレウスに対する殺菌又は静菌効果を有する、配列番号2のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドに結合する抗菌剤。
  2. 前記剤が、小有機分子、ペプチド類似物質、ペプチド及びポリペプチドから成る群から選択される請求項1記載の抗菌剤。
  3. 前記ポリペプチドが、バクテリオファージタンパク質から成る請求項2記載の抗菌剤。
  4. 前記バクテリオファージタンパク質が、44AHJD−ORF25(配列番号4)、TwortORF168(配列番号6)、G1−ORF240(配列番号10)及びそれらのフラグメントから成る群から選択される請求項3記載の抗菌剤。
  5. 前記結合が特異的である請求項1〜4のいずれか1項記載の抗菌剤。
  6. 前記剤が、配列番号2を含んで成るスタフィロコッカス・アウレウスポリペプチドの活性を減じるか又は低める請求項1〜5のいずれか1項記載の抗菌剤。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の抗菌剤、及び医薬的に許容できるキャリヤーを含んで成る抗菌組成物。
  8. 細菌の阻害方法であって、前記細菌と、請求項1〜6のいずれか1項記載の抗菌剤、及び/又は請求項7記載の抗菌組成物とを接触せしめることを含んで成る方法。
  9. 前記接触がインビトロで行われる請求項8記載の方法。
  10. 前記接触が、非ヒト動物においてインビボで行われる請求項8記載の方法。
  11. 配列番号2のアミノ酸配列を含んで成るSTAAU_R2ポリペプチドと相互作用する化合物を同定するための方法であって、
    −前記STAAU_R2ポリペプチド、その生物学的活性フラグメント又は変異体と、候補体化合物とを、前記STAAU_R2ポリペプチド、その生物学的活性フラグメント又は変異体に対して特異的に結合するバクテリオファージポリペプチドの存在下で、接触せしめ;
    −前記候補体化合物が前記結合を減じるかどうかを決定し;そして
    −前記結合を減じる候補体化合物を選択する段階を含んで成る方法。
  12. 前記バクテリオファージタンパク質が、44AHJD−ORF25(配列番号4)、TwortORF168(配列番号6)、G1−ORF240(配列番号10)及びそれらのフラグメント又は変異体から成る群から選択される請求項11記載の方法。
  13. 前記バクテリオファージポリペプチド、フラグメント又は変異体が、前記STAAU_R2ポリペプチド、その生物学的活性フラグメント又は変異体に対して特異的に結合することができる請求項12記載の方法。
  14. 前記バクテリオファージポリペプチド、フラグメント又は変異体が、検出できるよう直接的に又は間接的にラベルされる請求項11〜13のいずれか1項記載の方法。
  15. 前記決定が、蛍光共鳴エネルギー転移(FRET)、蛍光偏光変化、表層プラスモン共鳴、シンチレーション・プロキシミティ・アッセイ、バイオセンサー・アッセイ及びファージ・ディスプレーから成る群から選択された技法による測定を含んで成る請求項11〜13のいずれか1項記載の方法。
  16. 前記候補体化合物が、小分子、ペプチド類似物質、ペプチド及びポリペプチドから成る群から選択される請求項11〜15のいずれか1項記載の方法。
  17. S.アウレウスDNA−意図されたDNAポリメラーゼIIIβサブユニットタンパク質に対して活性的である化合物についてのスクリーニング方法であって、
    −i)配列番号4,6,8及び10から成る群から選択されたアミノ酸配列を有するポリペプチド;ii)S.アウレウスDNA−指図されたDNAポリメラーゼIIIβ−サブユニットタンパク質;及びiii)少なくとも1つの候補体化合物を接触せしめ;
    −前記少なくとも1つの候補体の化合物が、前記DNAポリメラーゼIIIβサブユニットタンパク質と前記ポリペプチドとの間の結合相互作用を減じるかどうかを決定し;そして
    −前記結合を減じる候補体化合物を選択することを含んで成る方法。
  18. 抗菌化合物の製造方法であって、
    −請求項11〜17のいずれか1項記載の方法を実施することによって、STAAU_R2ポリペプチドと相互作用する化合物を同定し;そして
    −前記STAAU_R2ポリペプチドを天然において生成する細菌により感染された生物に投与される場合、治療効果を提供すのに十分な量の前記化合物を合成し又は精製する段階を含んで成る方法。
  19. STAAU_R2ポリペプチド、又は前記STAAU_R2ポリペプチドと特異的に相互作用するバクテリオファージORF由来のポリペプチドの1つに対して活性的な化合物の同定方法であって、
    −候補体化合物の存在又は不在下で第1及び第2ポリペプチドを接触せしめ、ここで前記第1ポリペプチドは、i)配列番号2のアミノ酸配列を含んで成るSTAAU_R2ポリペプチド、ii) i)のフラグメント、又はi)の変異体から成り;そして前記第2ポリペプチドは、前記STAAU_R2ポリペプチド又は前記生成物学的活性のフラグメント又は変異体に対して特異的に結合するバクテリオファージポリペプチドから成り;そして
    −前記第1及び/又は第2ポリペプチドの生物学的活性を測定することを含んで成り;ここで前記候補体化合物の不在下での生物学的活性に比較される場合、前記候補体化合物の存在下での前記生物学的活性の低下又は上昇が、前記候補体化合物が少なくとも1つの前記第1及び第2ポリペプチドに対して活性的であることを表示することを特徴とする方法。
  20. 前記候補体化合物が検出できるよう直接的に又は間接的にラベルされ、そして前記第1及び/又は第2ポリペプチドへの前記候補体化合物の結合を測定する段階をさらに含んで成る請求項19記載の方法。
  21. 前記測定が、蛍光共鳴エネルギー転移(FRET)、蛍光偏光変化、表層プラスモン共鳴、シンチレーション・プロキシミティ・アッセイ、バイオセンサー・アッセイ及びファージ・ディスプレーから成る群から選択された技法による測定を含んで成る請求項19又は20記載の方法。
  22. 前記候補体化合物が、小分子、ペプチド類似物質、ペプチド及びポリペプチドから成る群から選択される請求項19〜21のいずれか1項記載の方法。
  23. 配列番号2を含んで成るSTAAU_R2ポリペプチドの活性、又は前記STAAU_R2ポリペプチドの生物学的活性フラグメント又は変異体の活性の拮抗物質。
  24. 配列番号4,6,8及び10から成る群から選択された、バクテリオファージタンパク質の少なくとも10個の長さのアミノ酸残基のフラグメントを含んで成る、単離され、精製され、又は富化されたポリペプチド。
  25. 配列番号4,6,8及び10から成る群から選択されたアミノ酸と少なくとも50%の同一性を有する、単離され、精製された、又は富化されたポリペプチド。
  26. 前記同一性が少なくとも75%である請求項25記載のポリペプチド。
  27. 前記同一性が少なくとも95%である請求項26記載のポリペプチド。
  28. 第1ポリペプチドドメイン、及びお互いと特異的に相互作用する第2ポリペプチドドメインを含んで成り、ここで前記第1ドメインが配列番号2を含んで成るSTAAU_R2ポリペプチドに由来し、そして前記第2ドメインが前記STAAU_R2ポリペプチドに結合するバクテリオファージポリペプチドに由来することを特徴とする組成物。
  29. 哺乳類における細菌感染を処理するか又は予防するための方法であって、治療的に有効な又は予防的に有効な量の請求項1〜6のいずれか1項記載の抗菌剤、及び/又は請求項7記載の抗菌組成物を、前記哺乳類に投与することを含んで成る方法。
JP2002546211A 2000-12-01 2001-11-30 スタフィロコッカス・アウレウス必須遺伝子及びそのコードされるタンパク質staau_r2に関連する組成物及び方法 Pending JP2004522945A (ja)

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