JP2004522637A - 電気的駆動装置の位置制御方法,及びステア−バイ−ワイヤ操舵を有する車両の操舵方法 - Google Patents

電気的駆動装置の位置制御方法,及びステア−バイ−ワイヤ操舵を有する車両の操舵方法 Download PDF

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    • B62D6/008Control of feed-back to the steering input member, e.g. simulating road feel in steer-by-wire applications

Abstract

その構造が,モジュラー状に構築されるソフトウェアの開発を支援する,ステア−バイ−ワイヤ操舵が提案される。さらに,本発明に基づく構造において,上位機能とサブ機能へのインターフェイスを簡単に用意することができる。それによって本発明に基づくステア−バイ−ワイヤ操舵は,多面的に使用可能であり,かつユーザの要望に容易に適合可能である。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は,併置された請求項1に記載された,電気的駆動装置を位置制御し,かつステア−バイ−ワイヤ操舵を有する車両の操舵方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術
各種技術分野において,電気的駆動装置の位置を制御しなければならない。その例は,工作機械や製造ロボットの電気的駆動装置であり,そして油圧ステアリングトランスミッションを有するステア−バイ−ワイヤ操舵設備の弁アクチュエータである。
【0003】
これら全ての位置制御に共通しているのは,電気的駆動装置の位置ができる限り僅かな時間遅延で,オーバーシュートすることなく予め設定された目標値に追従することである。さらに,位置制御ができるだけ少ない数のセンサで十分にでき,さらに丈夫で内部及び外部の干渉に敏感ではない制御特性を有することが好ましい。
【0004】
以下において,油圧操舵駆動装置を有する,いわゆるステア−バイ−ワイヤ操舵システムの弁アクチュエータの例で,本発明にかかる位置制御するための方法を説明する。これは,本発明の保護範囲をステア−バイ−ワイヤシステムに制限することを意味するものではない。
【0005】
ステア−バイ−ワイヤ操舵は,ステアリングホィールと操舵車輪との間に一貫した機械的結合が存在しないことを特徴としている。
【0006】
ステア−バイ−ワイヤ操舵を実現する場合に,2つの複合課題を解決しなければならない。まず,運転者の操舵意図がステアリングホィールから操舵車輪に伝達されなければならない。次に運転者はステアリングホィールにおいて操舵車輪からのフィードバックを得なければならない。このフィードバックを,運転者は,ステアリングホィールから自分に作用するトルクとして感じる。それを,以下においては操舵感覚と称する。
【0007】
その場合に,ステア−バイ−ワイヤ操舵は,機能の確実性と制御特性に関して,少なくとも従来のサーボ操舵と同程度に良好でなければならない。さらに,例えば車線ガイド制御又は走行動特性制御及び横風補償などの上位機能を,ステア−バイ−ワイヤ操舵に統合しようとしている。そして,ステア−バイ−ワイヤ操舵は,各種車両タイプに簡単に適合できなければならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は,高い制御品質を有し,安全かつ確実に作動し,かつ上位機能を統合することが可能な,位置制御するための特にステア−バイ−ワイヤ操舵を有する車両の操舵方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この課題は,本発明によれば,請求項1に記載の電気的駆動装置の位置制御方法と,併置された請求項2に記載のステア−バイ−ワイヤ操舵を有する車両の操舵方法によって解決され,その場合に,
−ステアリングホィール角度が検出され;
−ステアリングホィール角度が,操舵車輪の位置の目標値に変換され;
−操舵車輪の位置の実際値が検出され;
−操舵車輪の目標値と実際値の間の制御偏差が形成され;
−操舵車輪の位置が,制御偏差に従って制御され;
−ステアリングホィールトルクが,操舵車輪と操舵操作装置の間で作用する目標トルク及び/又はパワーに従って制御される。
【0010】
発明の利点
この方法においては,制御品質と機能の確実性が改良される。これは,操舵車輪の位置とステアリングホィールトルクの制御が,別途に実行されるからである。この構造は,方法をモジュラー構造のソフトウェアに変換することを支援する。さらに,上位機能を容易に統合することができ,かつ各種車両への適応が簡略化される。
【0011】
本発明にかかる方法を補足して,第1の制御器は制御差から,油圧操舵の弁アクチュエータの第1の目標値を操作量として出力し,第1の制御器に対して並列にコンペンセータが,操舵車輪の位置の目標値から,弁アクチュエータの第2の目標値を操作量として出力し,第1の目標値と第2の目標値が,弁アクチュエータの目標値になるように加算され,かつ目標値がモータ制御器のガイド量となるので,油圧ステアリングトランスミッションの非線形性をコンペンセータによって補償して,それによって以降の制御を線形の制御として実施することができる。
【0012】
本発明にかかる方法を補足して,第1の制御器において,制御差δLR,soll−δRitzelがピニオンの中央位置の領域におけるピニオンの回転角度δRitzelに従って増幅され,かつ制御差δLR,soll−δRitzelと増幅の積が,積分器内で第1の目標値δVA,soll,1に積分される。それによって制御差を操舵の中央位置において増大させることができ,それによってステアリング制御器の操作量が増大し,それに伴って操舵はステアリングホィールあるいは操舵車輪の中央位置を中心に,運転者操舵意図の小さい変化に敏感に反応する。
【0013】
本発明にかかる他の方法においては,モータ制御器は,ガイド制御器と少なくとも1つの追従制御器とを有するカスケード制御器として形成されており,かつガイド制御器の制御差は,弁アクチュエータの回転角度の目標値と実際値から形成される。
【0014】
特に,ガイド制御器は位置制御器であって,かつガイド制御器の操作量は弁アクチュエータの目標回転数であり,回転数制御器として形成されている第1の追従制御器の制御差は,弁アクチュエータの目標回転数と実際回転数から形成され,回転数制御器の操作量は,弁アクチュエータの目標トルクであって,及び/又は目標トルクからトルク−電流−特性曲線を介して弁アクチュエータの目標電流が形成され,トルク制御器として形成されている第2の追従制御器の制御差は,弁アクチュエータの目標トルクと実際トルクから形成され,及び/又は電流制御器として形成されている第3の追従制御器の制御差は,弁アクチュエータの目標電流と実際電流から形成され,かつ電流制御器は変換器を介して弁アクチュエータを駆動する。
【0015】
カスケード制御器を使用することによって,制御品質は,制御の応答特性が改良され,その場合に操舵車輪の過剰制御をもたらすことのないように,改良される。
【0016】
本発明にかかる方法をさらに補足して,ガイド制御器の操作量Msollから第1のノイズ量MStor,1が引き算され,かつ第1のノイズ量は次の式に従って計算される:
Stor,1=CDrehstab×(δRitzel−δVA,ist),
(但し,CDrehstabは,回転バー弁のトーションばね率)
【0017】
このノイズ量を付加することよって,回転バーによりもたらされる振動が補償され,制御はさらに高速かつ正確に運転者意図の変化に反応する。
【0018】
制御品質は,ガイド制御器の操作量Msollから緩衝トルクMdampが引き算され,かつ緩衝トルクMdampが以下の式に従って計算される:
damp=D×(ωRitzel−ωVA,ist
ことによって,さらに改良される。但し,Dは定数であり,ωは回転速度である。
【0019】
本発明にかかる方法をさらに補足して,操舵車輪の位置の目標値形成は,速度に従って行われ,及び/又はステアリングホィール角度に車線ガイド制御器によってコースステアリングホィール角度に従って第1の補正角度が重畳され,及び/又はステアリングホィール角度に走行動特性制御器によって車両の走行速度,横加速度及び/又はヨーレートに従って第2の補正角度が重畳されるので,本発明に基づくステア−バイ−ワイヤ操舵を搭載した車両の操舵特性と走行安定性が改良され,従来のサーボ操舵を搭載した車両の走行特性を凌駕する。さらに,例えば横風補償も行うことができる。
【0020】
本発明にかかる方法の他の形態においては,ステアリングホィールトルクは,弁アクチュエータの回転角度とピニオン角度の差に従って形成され,あるいはステアリングホィールトルクは弁アクチュエータの実際電流に従って制御されるので,トルクセンサを省略することができる。
【0021】
冒頭で挙げた課題は,本発明によって,ステアリングホィールと,ステアリングコラムと,回転角度センサと,ステアリングコラムに作用するステアリングホィールモータと,ステアリングトランスミッション及びステアリングタイロッドを介して操舵車輪に作用する操舵操作装置と,請求項15に記載の制御装置とを有する車両のステア−バイ−ワイヤ操舵によっても解決されるので,本発明にかかる方法の利点は,本発明に基づくステア−バイ−ワイヤ操舵においても効力を発揮する。
【0022】
本発明の他の利点と好ましい形態は,以下の図面,その説明及び請求項から明らかにされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
実施例の説明
図1には,本発明にかかるステア−バイ−ワイヤ操舵のステアリングコラム3を有するステアリングホィール1が示されている。ステアリングコラム3には,第1の回転角度センサ5,第2の回転角度センサ7及び電気的なステアリングホィールモータ9が配置されている。
【0024】
図1には,図示されていない車両の操舵車輪11は,ステアリングタイロッド13を介して互いに結合されており,操舵操作装置15によって操舵される。操舵操作装置15は,それ自体公知の油圧ステアリングトランスミッションに基づいている。操舵操作装置15のステアリングトランスミッションは,ラック17とピニオン19とを備えたラックステアリングトランスミッションとして形成されている。従来の操舵においては,ピニオン19はステアリングコラム3によって駆動される。本発明に基づくステア−バイ−ワイヤ操舵においては,ピニオン19は電気的な弁アクチュエータ21によって駆動される。弁アクチュエータ21とピニオン19との間には,回転バー弁23が配置されている。回転バー弁23は,それが給送ポンプ25と図1には示唆されているだけの二重に作用する(doppelt wirkenden)作業シリンダ27との間の流体接続を多少なりとも解放することによって,操舵操作装置15のサーボ支援を制御する。作業シリンダ27は,ステアリングタイロッド13に作用する。給送ポンプ25,回転バー弁23及び作業シリンダ27は,接続導管29を介して互いに接続されている。弁アクチュエータ21のロータには,弁アクチュエータ21の回転角度を検出する第3の回転角度センサ31が設けられている。ピニオン19には,ピニオン19の角度を検出する第4の回転角度センサ33が設けられている。回転角度センサ33の代わりに,距離センサ40を使用することもできる。
【0025】
回転バー弁23内には,弁アクチュエータ21からピニオン19へ伝達されるトルクに従って回動する回転バー(図1で図示せず)が配置されている。一方で,回転バーのトーションは,回転バー弁23内の作業シリンダを駆動するために利用され,他方では,第3の回転角度センサと第4の回転角度センサ間の角度差から,弁アクチュエータ21からもたらされるトルクを推定することができる。従って,操舵操作装置15のトルクセンサを省略することもできる。必要に応じて設けられる弁アクチュエータ21とピニオン19との間の変速トランスミッションを,必要に応じて考慮しなければならない。
【0026】
弁アクチュエータ21は,弁アクチュエータ変換器35と操舵制御器37によって駆動される。操舵制御器37のガイド量は,目標角度δLR,sollであって,その目標角度は第1の回転角度センサ5及び/又は第2の回転角度センサ7によって測定されたステアリングホィール1の回転角度δLRと,例えば車両の走行速度に従って形成される。図2において,操舵操作装置15と操舵車輪11の制御の詳細を説明する。
【0027】
図2は,本発明にかかる操舵操作装置の制御のブロック回路図を示している。操舵制御は,操舵制御器41とモータ制御器43からなる。
【0028】
操舵制御器41は,制御器45とコンペンセータ47から形成されている。制御器45は,ピニオン19の回転角度δRitzelを制御する。制御器45のガイド量は,図2には示されていない目標値形成によって設定された目標ステアリングホィール角度δLR,sollである。制御器45に対して並列に,コンペンセータ47が設けられており,それは,操舵操作装置15(特に油圧操舵)の非線形の効果を補償するために使用される。制御器45とコンペンセータ47の出力量から,目標値δ VA,sollが形成される。この目標値δ VA,sollは,モータ制御器43のガイド量である。モータ制御器43は,カスケード制御器として形成されており,図示の実施例においては,位置制御器として形成されているガイド制御器49,回転数制御器として形成されている第1の追従制御器51,選択的に,トルク制御器として形成されている第2の追従制御器53及び電流制御器として形成されている第3の追従制御器55を有している。
【0029】
ガイド制御器49は,弁アクチュエータ21において第3の回転角度センサ31によって測定された角度δVAを,δVAがオーバーシュートすることなく目標値δVA,sollに追従するように制御する,という課題を有している。ガイド制御器49の出力量は,目標回転数nsollであって,それは第1の追従制御器51のためのガイド量として用いられる。第1の追従制御器51は,目標回転数nsollと,例えば回転角度δVAの時間的変化から導出可能な弁アクチュエータ21の実際回転数nとの間の偏差を評価する。第1の追従制御器51の出力量は,目標トルクMsollである。トルク制御の場合においては,目標トルクMsollと,弁アクチュエータ21において,上記のように求められた実際トルクMistの間の偏差から,目標電流Isollが形成される。選択的に,第2の追従制御器53を省略して,目標電流Iistをトルク−電流−特性曲線を用いて得ることもできる。
【0030】
次に,第3の追従制御器55において,弁アクチュエータ21の電流制御が行われ,その追従制御器は目標電流Isollを弁アクチュエータ21において測定された実際電流Iistと比較して,駆動信号を変換器57に供給する。
【0031】
モータ制御器43が,ガイド制御器49によって制御されるガイド制御回路と多数の追従制御回路を有するカスケード制御器として形成されていることによって,回転角度δRitzelの制御の品質が改良される。外乱(stoerung)の場合には,時間的に以前に生じた例えば回転数n,トルクM又は電流Iの変化によって,追従制御器を介して既に制御プロセスが作動されることによって,制御全体が支援される。このことにより,ピニオン19の回転数δRitzelが目標回転数δLR,sollに迅速に,かつオーバーシュートすることなく追従することができる。
【0032】
以下において,既に述べた目標値形成39を詳細に説明する。ステアリングホィール角度δLRによって決定される運転者操舵意図に基づいて,目標ステアリングホィール角度δLR,sollが車両速度vに従って変換される。それによって,ステアリングホィール1における回転運動を速度に従って,ラック17に作用するピニオン19の回転運動に変換することが可能になる。
【0033】
選択的に,さらに他の上位機能が目標ステアリングホィール角度δLR,sollに影響を与えることもできる。例えば図3においては,車線ガイド制御器59が設けられており,その車線ガイド制御器はインターフェイスAを介して目標値形成と結合されている。車線ガイド制御器59は,運転者の操舵意図δLRにコース角度δに従って,第1の補正角度δLR,var,1を重畳する。それによって,目標ステアリングホィール角度δLR,sollは,車両が予め設定されたコースに追従するように,あるいは運転者は,彼が予め設定されたコースを外れた場合に,少なくともステアリングホィールを介してフィードバックを得るように,調節される。
【0034】
他の上位機能は,走行動特性制御器61内に実装されている。車両速度v,横加速度ay及びヨーレートに従って運転者操舵意図δLRに,第2の補正角度δLR,var,2が重畳される。運転者操舵意図δLR,速度に従った変換及び場合によっては第1の補正操舵角度δLR,var,1並びに第2の補正操舵角度δLR,var,2から,目標ステアリングホィール角度δLR,sollが形成される。このステアリングホィール角度δLR,sollは,図2に示す制御器45の入力量である。当然ながら,車線ガイド制御器59と走行動特性制御器61をオフにすることもできる。さらに,例えば図示されていない横風補償のような他の機能を,同様に目標値形成に統合することもできる。
【0035】
本発明にかかるステア−バイ−ワイヤ操舵の利点は,特に,モータ制御及び操舵制御が一目でわかること,及び上位機能とサブ機能を簡単かつ互いに独立して統合できることにある。この構造によって,状況に依存する,弁アクチュエータ21の目標値δVAを形成し,制御器を丈夫(robst)かつエラーを許容するように設計し,かつ操舵制御を,所望に運転者に適応しかつ使用になじむように,適用することが可能になる。
【0036】
操舵制御は,閉ループ制御又は開ループ制御として実施することができる。図1に示すように,目標ハンドトルクMH,sollは,角度差δVA−δRitzelによって求められる。あるいは,目標ハンドトルクMH,sollを弁アクチュエータ21のモータ電流Iistから求めることもできる。他の選択肢においては,目標ハンドトルクMH,sollを特性曲線群又はマップ(車両−あるいは走行状況に依存するパラメータ)を介して形成することもできる。目標ハンドトルクMH,sollをエラーを含んで求めてしまうことを防止するために,目標ハンドトルクを求めるために上述した2つの方法を並列に使用し,相互の監視を行うことができる。目標ハンドトルクは,ステアリングホィール制御器63に供給され,ステアリングホィール制御器は変換器65を介してステアリングホィールモータ9を,ハンドトルクMがステアリングホィール1へ伝達されるように駆動する。ステアリングホィール制御器63を形成する場合に,運転者にとって快適な操舵感覚が生じるように,特別な値がステアリングホィールモータ9のトルク波形にセットされる。
【0037】
図4には,図2の第1の制御器45の一部のブロック回路図が示されている。運転者操舵意図の尺度を表す,目標ステアリングホィール角度δLR,sollの変化に,特に敏感に応答することを可能にするために,ピニオンの回転角度δRitzelは,制御偏差δLR,soll−δRitzelを形成する前に分岐されて,回転角度δRitzelに従って増幅される。図4に示す特性曲線67に従って,増幅係数は操舵あるいは操舵介入の中央位置において大きく,その中央位置から対称に減少している。特性曲線によって変化されたこの信号は,制御偏差δLR,soll−δRitzelによって乗算される。次に,この信号が,増幅器Kiに,そして次に積分器69へ供給される。積分器69の出力量は,弁アクチュエータの最初の目標角度δVA,soll,1である。
【0038】
この手段によって,本発明に基づく操舵設備の直線走行における応答特性が改良され,運転者の操舵意図に対する操舵設備の敏感な応答も得られる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
図面において,
【図1】ステア−バイ−ワイヤ操舵の実施例を概略的に示し,
【図2】本発明に基づく方法の実施例を示すブロック回路図であり,
【図3】本発明に基づく方法の第1の補足を示すブロック回路図であり,
【図4】本発明に基づく方法の第2の補足を示すブロック回路図である。

Claims (24)

  1. 電気的駆動装置(21)の位置制御方法であって,次の処理ステップを有する,即ち:
    −制御装置(1)の実際位置(δLR)を検出し;
    −前記実際位置(δLR)を,前記電気的駆動装置(21)の位置の目標値(δLR,soll)に変換し;
    −前記電気的駆動装置(21)の位置の実際値(δRitzel)を検出し;
    −前記電気的駆動装置(21)の前記目標値と前記実際値の間の制御差(δLR,soll−δRitzel)を形成し;
    −前記電気的駆動装置(21)の位置を,前記制御差(δLR,soll−δRitzel)に従って制御し;
    −前記制御装置(1)に作用する復帰力,又は前記制御装置(1)に作用する復帰トルク(M)を,前記電気的駆動装置(21)に作用するトルク及び/又はパワー,あるいは特性曲線群及び/又はマップを介して形成されるトルク及び/又はパワーに従って制御する,
    ことを特徴とする電気的駆動装置の位置制御方法。
  2. 車両の操舵方法であって,次の処理ステップを有する,即ち:
    −ステアリングホィール角度(δLR)を検出し;
    −前記ステアリングホィール角度を操舵車輪(11)の位置の目標値(δLR,soll)に変換し;
    −前記操舵車輪(11)の位置の実際値(δRitzel)を検出し;
    −前記操舵車輪(11)の位置の前記目標値と前記実際値の間の制御差(δLR,soll−δRitzel)を形成し;
    −前記操舵車輪(11)の位置を,前記制御差(δLR,soll−δRitzel)に従って制御し;
    −ステアリングホィールトルク(M)を,前記操舵車輪(11)と操舵操作装置(15)の間に作用するトルク及び/又はパワー,あるいは特性曲線群及び/又はマップを介して形成されるトルク及び/又はパワーに従って制御する,
    ことを特徴とする車両の操舵方法。
  3. 第1の制御器(45)は,前記制御差(δLR,soll−δRitzel)から,油圧操舵の弁アクチュエータ(21)の第1の目標値(δVA,soll,1)を操作量として出力し,
    前記第1の制御器(45)に対して並列に,コンペンセータ(47)が前記操舵車輪(11)の位置の目標値(δLR,soll)から,前記弁アクチュエータ(21)の第2の目標値(δVA,soll,2)を操作量として出力し,
    前記第1の目標値(δVA,soll,1)と前記第2の目標値(δVA,soll,2)が前記弁アクチュエータ(21)の目標値(δ VA,soll)に加算され,かつ
    前記目標値(δ VA,soll)がモータ制御器(43)のガイド量である,
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  4. 前記第1の制御器(45)内で,前記制御差(δLR,soll−δRitzel)が,ピニオンの中央位置の領域内のピニオンの回転角度(δRitzel)に従って増幅され,かつ
    前記制御差(δLR,soll−δRitzel)と増幅の積が,積分器内で前記第1の目標値(δVA,soll,1)に積分される,
    ことを特徴とする請求項3に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  5. 前記モータ制御器(43)が,ガイド制御器(49)と少なくとも1つの追従制御器(51)とを有するカスケード制御器として形成されており,かつ
    前記弁アクチュエータ(21)の回転角度の目標値(δ VA,soll)と実際値(δVA,ist)から,前記ガイド制御器の制御差が形成される,ことを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
  6. 前記ガイド制御器(49)は,位置制御器であって,
    前記ガイド制御器(49)の操作量は,弁アクチュエータ(21)の目標回転数(nsoll)であり,
    回転数制御器として形成されている第1の追従制御器(51)の制御差は,前記弁アクチュエータ(21)の目標回転数(nsoll)と実際回転数(nist)から形成され,かつ
    前記回転数制御器の操作量は,前記弁アクチュエータ(21)の目標トルク(Msoll)である,
    ことを特徴とする請求項5に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  7. 前記ガイド制御器(49)の操作量(Msoll)から第1のノイズ量(MStor,1)が引き算され,かつ
    前記第1のノイズ量(MStor,1)は,以下の式:
    Stor,1=CDrehstab×(δRitzel−δVA,ist
    (但し,CDrehstab:回転バー弁(23)のトーションばね率)
    従って計算される,
    ことを特徴とする請求項6に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  8. 前記ガイド制御器(49)の操作量(Msoll)から,緩衝トルク(MDamp)が引き算され,かつ
    前記緩衝トルク(MDamp)が,以下の式:
    Damp=D×(ωRitzel−ωVA,ist
    (但し,D:定数,ω:回転速度)
    に従って計算される,
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  9. 前記第1の追従制御器(51)の操作量は,弁アクチュエータ(21)の目標トルク(Msoll)であり,
    前記目標トルク(Msoll)からトルク−電流−特性曲線を介して,弁アクチュエータ(21)の目標電流(Isoll)が形成される,
    ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  10. トルク制御器として形成されている第2の追従制御器(53)の制御差は,弁アクチュエータ(21)の目標トルク(Msoll)と実際トルク(M)から形成される,
    ことを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  11. 電流制御器として形成されている第3の追従制御器(55)の制御差は,弁アクチュエータ(21)の目標電流(Isoll)と実際電流(Iist)から形成され,かつ
    前記第3の追従制御器(55)は,変換器(57)を介して弁アクチュエータ(21)を駆動する,
    ことを特徴とする請求項9又は10のいずれか1項に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  12. 前記操舵車輪(11)の位置の目標値形成(δLR,soll)は,速度に従って行われる,ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  13. 前記ステアリングホィール角度(δLR)に,車線ガイド制御器(59)によって,コースステアリングホィール角度(δ)に従って,第1の補正角度(δLR,var,1)が重畳される,
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  14. 前記ステアリングホィール角度(δLR)に,走行動特性制御器(61)によって,車両の走行速度(v),横加速度(ay)及び/又はヨーレートに従って,第2の補正角度(δLR,var,2)が重畳される,
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  15. 前記目標ステアリングホィールトルク(MH,soll)は,弁アクチュエータ(21)の回転角度(δVA,ist)とピニオン角度(δRitzel,ist)から形成される,
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  16. 前記弁アクチュエータ(21)の回転角度(δVA,ist)とピニオン角度(δRitzel,ist)の差を形成する場合に,ステアリングトランスミッションの変速比が考慮される,
    ことを特徴とする請求項14に記載の電気的駆動装置の位置制御方法,又は車両の操舵方法。
  17. 前記目標ステアリングホィールトルク(MH,soll)は,弁アクチュエータ(21)の実際電流(Iist)に従って,あるいはマップから,求められる,
    ことを特徴とする請求項2から13のいずれか1項に記載の車両の操舵方法。
  18. 前記ステアリングホィールトルク(M)は,ステアリングホィール制御器(63)によって制御される,ことを特徴とする請求項2から13のいずれか1項に記載の車両の操舵方法。
  19. コンピュータに対し,
    請求項1から18のいずれか1項に記載の方法を実施するように機能させる,ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  20. 前記コンピュータプログラムは,メモリ媒体上に格納されている,ことを特徴とする請求項19に記載のコンピュータプログラム。
  21. ステアリングホィール(1)と,ステアリングコラム(3)と,回転角度センサ(5)と,ステアリングコラム(3)に作用するステアリングホィールモータ(9)と,ステアリングトランスミッション及びステアリングタイロッド(13)を介して操舵車輪(11)に作用する操舵操作装置(15)とを有する,車両のステア−バイ−ワイヤ操舵のための制御装置において,
    前記制御装置は,前記請求項2から18項のうちいずれか1項に記載の方法に従って作動する,ことを特徴とする制御装置。
  22. ステアリングホィール(1)と,ステアリングコラム(3)と,回転角度センサ(5)と,ステアリングコラム(3)に作用するステアリングホィールモータ(9)と,ステアリングトランスミッション及びステアリングタイロッド(13)を介して操舵車輪(11)に作用する操舵操作装置(15)と,制御装置とを有する,車両のステア−バイ−ワイヤ操舵システムにおいて,
    前記制御装置が,請求項16に記載の制御装置である,ことを特徴とするステア−バイ−ワイヤ操舵システム。
  23. ステアリングトランスミッションが,回転バー弁(23)を有する油圧ステアリングトランスミッションである,ことを特徴とする請求項20に記載のステア−バイ−ワイヤ操舵システム。
  24. ステアリングホィールモータ(9)が,トランスミッションを介してステアリングホィール(1)に作用する,ことを特徴とする請求項21又は22に記載のステア−バイ−ワイヤ操舵システム。
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