JP2004522636A - 最適プロファイルを有する鋼板ホイールリム - Google Patents

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ブルーノ ギュマール
デニ アルフ
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ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン
ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム
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Abstract

【解決手段】内側から外側にかけて順に、内側フック(4)と、内側シート(5)と、連結ゾーン(7)と、装着溝(9)と、ハンプ(11)と、外側シート(5)と、外側フック(13)とを有し、装着溝(9)の下でホイールディスク(2)に結合されることを意図した車両用鋼板ホイールリム(30、50)において、前記装着溝(9)が所与の厚さEを有し、連結ゾーン(7)が、下記関係すなわち、
E/3+0.5mm≧E1≧E/3mm、および
E1≧0.7mm
を満たす厚さE1のゾーン(Z5、Z’4)を有することを特徴とする車両用鋼板ホイールリム(30、50)。
【選択図】図7

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスクと装着溝を備えたリムとを有しかつディスクおよびリムが装着溝の下で結合された構成の鋼板ホイールに関し、より詳しくは、これらのホイールのリムの断面プロファイルに関する。
【背景技術】
【0002】
車両のホイールは、走行中に反復応力を受ける。ホイールの疲労強度を測定するのに、ホイールは、車両に装着されまたは試験機に装着されて耐久試験を受ける。試験機は、実際の使用時のホイールの応力を、簡単化されかつ加速された態様で再現する。ホイールが受ける応力は、主として、該ホイールが使用される車両の荷重に基いて定められる。
標準の鋼板ホイールのリムは、一定厚さのフープを成形する一連の作業により製造される。かくして、これらのリムは実質的に一定の厚さを有している。これらのホイールの疲労劣化は、通常、結合溶接部およびバルブ孔が存在する溝底部の半径位置に生じる(図1参照)。
かくして、これらのリムを製造するための元の金属板素材(ブランク)の厚さは、使用時にホイールが受ける応力に関連して定められる。
【0003】
米国特許(下記特許文献1参照)には、厚さが変化しており従ってリムの重量を軽減できるリムプロファイルを得るため、1回以上の反転円筒状フロー・ターニング作業(reverse cylindrical flow-turning operations)を含むホイールリム製造方法が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
米国特許第5,579,578号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、高度の軽量性を有すると同時に許容可能な疲労強度を保持すべく最適化されるリムの断面を定めることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一態様によれば、本発明は、内側から外側にかけて順に、内側フックと、内側シートと、連結ゾーンと、装着溝と、ハンプと、外側シートと、外側フックとを有し、装着溝の下でホイールディスクに結合されることを意図した車両用鋼板ホイールリムに関する。本発明のこのリムは、前記装着溝が所与の厚さEを有し、連結ゾーンが、下記関係すなわち、
E/3+0.5mm≧E1≧E/3mm、および
E1≧0.7mm
を満たす厚さE1のゾーン(Z5、Z’4)を有することを特徴とする。
【0007】
連結ゾーンの実質的に円筒状および/または截頭円錐状のゾーンの全体は、厚さE1にすることができる。
これらの関係は、連結ゾーンの全部または一部において、リムの厚さを装着溝の厚さの実質的に1/3まで低減できることを示している。この非常に大きい厚さ低減により、このようにして最適化されたリムの装着溝の厚さが類似の単一厚さリムの厚さより非常に大きい場合であっても、リムを非常に大幅に軽減できる。
【0008】
有利なことは、前記外側シートに隣接するハンプの厚さE2が、
E2≧E−0.6mm、および
E2≧1.4mm
の関係を満たすゾーンを有することである。
ハンプの全体をこの厚さE2にすることができる。
【0009】
バルブ孔が設けられる装着溝フランクの外側に隣接するこのハンプゾーンの厚さが、装着溝ゾーンの応力の大きさに与える効果は極く僅かであることが判明している。しかしながら、バルブ孔ゾーンに近接した部分は平行度の狂いが小さく、バルブが嵌合された後のバルブの優れた耐漏性を維持できる。最小厚さは1.4mm程度でなくてはならない。
【0010】
有利なことは、本発明によるホイールリムが厚さE3の内側シートを有し、該内側シートが、下記の関係すなわち、
E3≧E/3+0.45mm、および
E3≧1.2mm
の関係を満たすゾーンを有することである。
厚さE3のゾーンは、このシートに隣接するハンプまで、内側シートの全体に亘って延長することができる。
これらの関係は、このゾーンの厚さが、装着溝ゾーンの厚さに対して40〜50%まで非常に大きく低減できることを示している。しかしながら、この厚さは、例えばホイールをクランピングする装着機械のクランプのフックに関連する応力により、疲労に有害な損傷が引起こされる危険が生じないようにするため、1.2mm以下に低減させないことが好ましい。
E3は、E3≧E/3+0.9mmが好ましい。これは、リムの軽量化に寄与する。
【0011】
有利なことは、ホイールリムの内側フックは、下記関係すなわち、
E4≧E/3+0.75mm
を満たす厚さE4をもつゾーンを有することである。
また、E4≧E/3+1.2mmであるのが好ましい。
厚さE4のゾーンには、ホイールの回転軸線に対して垂直な方向をもつフックのゾーンを設けることができる。
かくして、このゾーンの厚さ低減は、装着溝ゾーンの厚さに対して約40〜27%に達する。重要なことは、ホイールの装着溝の疲労試験における挙動を損なわないように特定される下限を維持することである。これは、このゾーンの厚さがリムフックの剛性を決定することによる。
【0012】
最後に、ホイールの外側シートには、下記関係すなわち、
E5≧E/3+0.5mm
を満たす厚さE5のゾーンを設けることができる。
リムの軽量化のためには、
E5≧E/3+0.9mm
であることが好ましい。
厚さE5のこのゾーンは、外側シートの実質的に全体に亘って設けることができる。
好ましくは、装着溝の厚さEは1.9〜2.75mmの間にある。これらの厚さは、通常、乗用車の鋼板ホイールリムに使用される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して、本発明の非制限的例示である特定実施形態について説明する。
【実施例1】
【0014】
図1は、鋼板で作られた普通のホイールを示す部分断面図である。このホイール1は、ディスク2およびリム3を有している。
リム3は、一定厚さのフープをローリングする1組の作業により製造されるリムである。このリム3は、実質的に一定の厚さを有している。このリム3は、内側フック4と、内側シート5と、内側ハンプ6と、遷移ゾーン7と、内側フランク8および外側フランク10を備えた装着溝9と、外側ハンプ11と、外側シート12と、外側フック13とを有している。ディスク2は、装着溝9の下のフィッティングによりリム3に結合されている。一部が折返された状態を示すこの図面にはまた、装着溝9の外側フランク10を通るバルブ孔14が示されている。
本発明によるホイールリムの同様な部分には、同じ参照番号が使用されている。
【0015】
図2には、本発明によるホイールリムの製造方法が示されている。最初に、鋼、アルミニウムまたは合金からなる金属板(図示せず)の素材を曲げて、2つの自由縁部をもつほぼ円筒状のフープ形状21にする。次に、フープ21は、フラッシュ溶接、抵抗溶接または他の溶接方法により溶接される。このフープ21は一定厚さを有している(図3)。次にフープ21は、図4に概略的に示す較正工具の補助により伸びを較正するのが好ましい。セクタ23(該セクタの周囲にフープ21が嵌合される)を分離するカム22を変位させることにより拡大が行なわれる。図5には、本発明によるリムに求められる平プロファイルを、円筒状フロー・ターニングにより得ることからなる次の工程が示されている。使用されるフロー・ターニング方法は反転フロー・ターニングである。フープ21はマンドレル24上に装着され、システム25の壁に当接してロックされる。次にマンドレル24が回転され、少なくとも1つのつのロール26が、厚さを減少させるべきゾーンのフープ21の半径方向外面上でローリングされる。ロール26はマンドレル24に対してX軸線方向に変位され、この間に半径方向/接線方向の力が加えられるため、材料はY方向に流れる。この材料の流れは、ロール26の変位方向とは逆方向に生じる。図5は、得られるフーププロファイルの一例を概略的に示すものである。このプロファイルは、一定厚さの5つのゾーンと、厚さが変化する3つの遷移ゾーンとを有している。
【0016】
この反転フロー・ターニング方法は、フープ全体の厚さを低減できないことに留意すべきである。実際に、フープの両側にはフロー・ターニングされないゾーンが残され、このため、ロールが係合する側ではフープが不安定になり、フープを固定する装置の側ではストップが形成され、この装置がフープの縁部をグリップしかつフロー・ターニング作業中にフープの縁部を回転駆動することを可能にするゾーンが残される。
フロー・ターニング作業の完了後に、必要ならば、フープの一方の縁部または両縁部を切断できる。次にフープをフレア加工し、かつフープ・ローリング作業を行なって、求めるリムプロファイルを得る(図7)。リムは較正されかつ適当なディスクが嵌合される。
【0017】
図1には、ホイール1のリム3の疲労劣化が生じ得るゾーンも概略的に示されている。これらのゾーンは次の通り、すなわち、装着溝9の内側フランク8内に位置するゾーン15、すなわちフランク8と装着溝9との連結ゾーンと、装着溝9の下に位置し、ディスク/リムの溶接シームに近接したゾーン16と、装着溝9と該溝の外側フランクと、10との連結部に位置するゾーン17と、バルブ孔14の縁部に位置するゾーン18とである。これらの全てのゾーン において、クラックの発生が見られる。
【0018】
図6には、本発明による断面プロファイルに一致するフロー・ターニング方法により得られるフープの一例が示されている。
このフープ20は、厚さが変化する7つのゾーンにより分離された、8つの一定厚さゾーンを有している。
図6および図7は、これら種々の一定厚さゾーンおよび厚さが変化するゾーンを、これから得られるリム30の幾何学的形状にリンクさせることができる。図6は、軸線方向に比べて半径方向の縮尺が拡大されて示されていることに留意されたい。
【0019】
元の鋼板素材の厚さEに等しい一定厚さをもつ2つのゾーンZ1、Z8は、フック13、4のフランジの両軸線方向端部に一致する。
一定厚さE2のゾーンZ2は、外側シート12に一致する。ゾーンZ1とゾーンZ2との間には厚さが変化するゾーンT1が存在し、この厚さは、フックのフランジからフックの垂直部分にかけてEからE5へと変化する。
次に、ゾーンZ2とゾーンZ3との間には遷移ゾーンT2が存在する。ゾーンZ3は、実質的に外側ハンプ11に一致する。遷移ゾーンT2は、外側シート12とハンプ11との間の連結部である。このゾーンの曲率半径は小さい。
ゾーンZ4は、内側フランクゾーンおよび外側フランクゾーンの両側に小さい曲率半径で延びている装着溝に一致する。このゾーンZ4は元の素材の厚さに等しい厚さEを有している。このゾーンは、図1に示した劣化ゾーン15、16、17のゾーンを有していることに留意すべきである。ゾーンZ4とゾーンZ3との間には、外側フランク10に実質的に一致する遷移ゾーンT3が存在し、該遷移ゾーンT3は、バルブ孔14および劣化ゾーン18を有している。
【0020】
ゾーンZ5は連結ゾーン7に一致する。遷移ゾーンT4はゾーンZ4とゾーンZ5との間に位置している。この遷移ゾーンT4は、装着溝9の内側フランク8に実質的に一致する。
次に、内側シート5および内側ハンプ6に実質的に一致するゾーンZ6が存在する。遷移ゾーンT5はゾーンZ5とゾーンZ6との間にある。
ゾーン7は、ほぼ、内側フック4の垂直部分(すなわち、リムの回転軸線に対して垂直な部分)内に位置している。このゾーンは、内側が遷移ゾーンT6に隣接し、外側が遷移ゾーンT7に隣接している。遷移ゾーンT5はフック4の垂直部分に続く内側シート5の軸線方向内端部に一致する。遷移ゾーンT6は内側フック4のフランジの第一部分に一致する。最後に、フック4のフランジの内縁部に一致する一定厚さのゾーンZ8が存在する。
【0021】
下記の表には、元の素材の最初の厚さを基準値100としたときの図6および図7の例における種々のゾーンZ1〜Z8の相対厚さと、1.9〜2.75mmの元の素材の厚さを基準としたときの推奨値の範囲とが示されている。
【表1】
Figure 2004522636
この表は、本発明による厚さが変化するホイールリムが、厚さおよび重量低減の主ゾーン、すなわち連結ゾーン7に一致するゾーンZ5を有することを示している。この厚さ低減は、元の金属素材の厚さの60%に達する。
【0022】
第二ゾーンはZ6であり、ここでの厚さ低減は50%に達する。しかしながら、例えば、ホイールをクランプする装着機械のフックに関連する応力(この応力は疲労にとって有害な損傷をもたらす)が生じる可能性を回避するには、厚さを1.2mmより大きく維持する必要がある。
寸法6.5 J 15 H2のをもつホイールの場合、所与の仕様について、普通のリムは約2.0mmの厚さを有するのに対し、本発明のリムの厚さEは2.2mmにすることができる。このようなホイールでは、本発明によるリムで得られる重量の節約は0.7kg、すなわち約15〜20%に達する。
厚さの低減従って重量の節約は、元の素材の厚さが大きくなりかつホイールの直径が大きくなる場合には、多くの場合に比較的大きくなるであろう。
【実施例2】
【0023】
図8には、本発明による断面のプロファイルに一致する、フロー・ターニング方法により得られるフープの第二例が示されている。
フープ40は、厚さが変化する5つのゾーンにより分離された一定厚さの6つのゾーンを有している。
前の実施例と同様に、図8および図9は、一定厚さのゾーンおよび厚さが変化する種々のゾーンを、これから得られるリム50の幾何学的形状にリンクさせることができる。
2つのゾーンZ’1およびZ’6はフープの2つの軸線方向端部に一致し、これらの2つのゾーンは元の金属板素材の厚さEを有している。ここで、これらのゾーンは、内側シート5および外側シート12の端部まで、内側フック4および外側フック13の全体に一致する。
【0024】
一定厚さE2のゾーンZ’2は、外側ハンプ11に実質的に一致する。ゾーンZ’1とゾーンZ’2との間には、外側シート12に一致する遷移ゾーンT’1が位置している。
ゾーンZ’3およびZ’4は、それぞれ装着溝9および連結ゾーン7に一致し、装着溝9は、小さい曲率半径をもつ溝のフランク9、8のゾーンにより延長されている。
ゾーンZ’2とゾーンZ’3との間には遷移ゾーンZ’2が存在し、該遷移ゾーンZ’2はフランク10のバルブ孔ゾーンに実質的に一致している。ゾーンZ’3とゾーンZ’4との間には遷移ゾーンT’3が存在し、該遷移ゾーンT’3は、小さい曲率半径を有しかつ連結ゾーン7の軸線方向外端部および装着溝9の内側フランク8の軸線方向内端部を備えたゾーンに実質的に一致する。
ゾーンZ’5は、実質的に内側ハンプ6に一致し、その厚さはE3である。ゾーンZ’4とZ’5との間には、短い長さの遷移ゾーンT’4が位置している。
最後に、ゾーンZ’6とZ’5との間には、実質的に内側シート5に一致する遷移ゾーンT’5が位置している。
【0025】
図8および図9の例は本発明によるリムプロファイルの簡単化した例であり、この例では、実際に、内側シート6の軸線方向外端部と外側シート12の軸線方向内端部との間のプロファイルはリム30のプロファイルと同一である。この簡単化は、内側および外側の両フックの一定厚さプロファイルから生じ、これが内側および外側フックを強化する。従って、このリムの元のブランクの厚さは、一定厚さの標準リムの厚さに匹敵させることができる。かくして、このプロファイルは、リムの重量の実質的に同じ軽量化を行なうことができる。
【0026】
図6〜図9の例は、本発明の範囲の単なる非制限的な例であると考えるべきである。実際に、フロー・ターニングにより少数(例えば4〜5個)の厚さが異なるゾーンをもつプロファイルを形成することによって、フープの平プロファイルの製造を著しく容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】単一厚さのホイールの概略図であり、生じ得る疲労破壊ゾーンを示すものである。
【図2】本発明によるリムの製造方法における種々の工程を示す図面である。
【図3】図2に示した製造方法の1つの工程を概略的に示す図面である。
【図4】図2に示した製造方法の1つの工程を概略的に示す図面である。
【図5】図2に示した製造方法の1つの工程を概略的に示す図面である。
【図6】1組のフロー・ターニング作業の終結時での本発明によるリムフープを示す子午線方向断面図である。
【図7】ロール・フォーミング作業後の図6のフープに一致するリムを示す子午線方向断面図である。
【図8】1組のフロー・ターニング作業の終結時での本発明によるリムフープの第二実施形態を示す子午線方向断面図である。
【図9】ロール・フォーミング作業により成形した後の図8のフープに一致するリムを示す子午線方向断面図である。
【符号の説明】
【0028】
1 ホイール
2 ディスク
3 リム
4 内側フック
9 装着溝
13 外側フック
14 バルブ孔
T1〜T7 遷移ゾーン

Claims (17)

  1. 内側から外側にかけて順に、内側フック(4)と、内側シート(5)と、連結ゾーン(7)と、装着溝(9)と、ハンプ(11)と、外側シート(5)と、外側フック(13)とを有し、装着溝(9)の下でホイールディスク(2)に結合されることを意図した車両用鋼板ホイールリム(30、50)において、前記装着溝(9)が所与の厚さEを有し、連結ゾーン(7)が、下記関係すなわち、
    E/3+0.5mm≧E1≧E/3mm、および
    E1≧0.7mm
    を満たす厚さE1のゾーン(Z5、Z’4)を有することを特徴とする車両用鋼板ホイールリム(30、50)。
  2. 前記連結ゾーン(7)の全体が厚さE1を有することを特徴とする請求項1記載の車両用鋼板ホイールリム(30、50)。
  3. 前記外側ハンプ(11)の厚さE2は、下記関係すなわち、
    E2≧E−0.6mm、および
    E2≧1.4mm
    を満たすゾーン(Z3、Z’2)を有することを特徴とする請求項1および2記載の車両用鋼板ホイールリム(30、50)。
  4. 前記厚さE2のゾーン(Z3、Z’2)は、実質的に外側ハンプ(11)の全体に亘って延びていることを特徴とする請求項3記載の車両用鋼板ホイールリム(30、50)。
  5. 前記内側シート(5)の厚さE3は、下記関係すなわち、
    E3≧E/3+0.45mm、および
    E3≧1.2mm
    を満たすゾーン(Z6)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  6. E3≧E/3+0.9mmであることを特徴とする請求項5記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  7. 前記内側シート(5)の全体が厚さE3を有することを特徴とする請求項5および6記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  8. 内側ハンプ(6)を有し、厚さE3のゾーン(Z6)はこのハンプ(6)の全体を含むことを特徴とする請求項7記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  9. 前記内側フック(4)の厚さゾーン(Z7)を含み、該ゾーン(Z7)の厚さE4は下記関係すなわち、
    E4≧E/3+0.75mm
    を満たすことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  10. E4≧E/3+1.2mmであることを特徴とする請求項9記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  11. 前記厚さE4のフックのゾーン(Z7)は、ホイールの回転軸線に対して垂直な方向をもつフックのゾーンを含むことを特徴とする請求項8および9記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  12. 前記外側シート(12)は、
    E5≧E/3+0.5mm
    を満たす厚さE5のゾーン(Z2)を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  13. 前記厚さE5は、
    E5≧E/3+0.9mm
    であることを特徴とする請求項12記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  14. 前記厚さE5の外側シート(12)のゾーン(Z2)は、外側シートの実質的に全体に亘って延びていることを特徴とする請求項12および13記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  15. 前記厚さE5のゾーン(Z2)は、ホイールの回転軸線に対して垂直な方向をもつ外側フック(12)のゾーンまで延びていることを特徴とする請求項14記載の車両用鋼板ホイールリム(30)。
  16. 前記装着溝(9)の厚さEは1.9〜2.75mmの間にあることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項記載の車両用鋼板ホイールリム(30、50)。
  17. 前記厚さの変化は、フロー・ターニング作業により得られることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項記載の車両用鋼板ホイールリム(30、50)。
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