JP2004520564A - 厨房用機器とその昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】オーブン、ガスレンジまたは電子レンジ、フード、又はこれらが互いに組み合わせられて設けられた厨房用機器と、厨房の壁面に上記厨房用機器を懸架設置し、使用者の便宜によりその高さを自由に調節して固定するための厨房用機器の昇降装置を提供する。
【解決手段】電気エネルギーを用いて食べ物を調理できる電気調理機器と、前記電気調理機器の上部または側面の上部に設けられ、前記電気調理機器と調理される食べ物とから発生する気体を排出するためのフードと、前記電気調理機器と前記フードとを内部に設けて厨房から分離させるケースと、厨房壁面に昇降できるように取り付けられ、相対的に厨房の内部に向かう前記ケースの前面に対してその後面に固定的に取り付けられる可動板とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】電気エネルギーを用いて食べ物を調理できる電気調理機器と、前記電気調理機器の上部または側面の上部に設けられ、前記電気調理機器と調理される食べ物とから発生する気体を排出するためのフードと、前記電気調理機器と前記フードとを内部に設けて厨房から分離させるケースと、厨房壁面に昇降できるように取り付けられ、相対的に厨房の内部に向かう前記ケースの前面に対してその後面に固定的に取り付けられる可動板とを含む。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は厨房用機器に関し、特に、オーブン、レンジ、フード、またはこれらが互いに組み合わせられて設けられた厨房用機器と、厨房の壁面に上記厨房用機器を懸架設置し、使用者の便宜によりその高さを自由に調節して固定するための厨房用機器の昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭の厨房に設けられているガスレンジなどの厨房用機器は、この機器の上部に所定の距離離間してフードが共に設けられている。従って、このフードは、上記厨房用機器から発生するガスや食べ物から発生する気体を室外に送り出す。上記厨房用機器は、ガスレンジと一体のオーブン、或いは、ガスレンジの下部にオーブンを別に装着するものを含む。
【0003】
しかし、従来の技術による厨房用機器とフードとは、その間が相対的に遠く離れているため、上記フードは、食べ物から発生する気体をほとんど外部に排出させることができないという問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主な目的は、厨房の壁面に設けられ、その設けられる高さが自由に調節でき、厨房で調理される食べ物から発生する気体を室外に完全に排出させることができる厨房用機器とその昇降装置を提供することである。
【0005】
本発明の他の目的は、厨房の壁面に設けられ、その設けられる高さが自由に調節でき、フードと共に設けられて、厨房で調理される食べ物から発生する気体を室外に完全に排出できる厨房用機器と、さらに他の装置を追加せずに、上記厨房用機器自体を昇降させて上記厨房用機器に食べ物を出し入れさせるための厨房用機器の昇降装置を提供することである。
【0006】
本発明のさらに他の目的は、厨房の壁面に設けられ、その設けられる高さが自由に調節でき、フードと共に設けられて、さらに他の装置を追加せずに、上記フード自体を昇降させて厨房で調理される食べ物から発生する気体を室外に完全に排出できる厨房用機器と、上記厨房用機器を昇降させるための昇降装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このために、本発明による厨房用機器は、ガスまたは電気エネルギーを用いて飲食を調理できる電気調理機器と、前記電気調理機器の上部または側面の上部に設けられ、前記電気調理機器と調理される食べ物とから発生する気体を排出するためのフードと、前記電気調理機器と前記フードとを内部に設けて厨房から分離させるケースと、厨房壁面に昇降できるように取り付けられ、相対的に厨房の内部に向かう前記ケースの前面に対してその後面に固定的に取り付けられる可動板とを含んで実施することにより達成され得る。
このために、本発明による厨房用機器の昇降装置は、電気エネルギーによって食べ物を調理する厨房用機器と、前記厨房用機器に取り付けられた固定板と、厨房壁面に取り付けられ、前記固定板に対して相対的に昇降できるように結合された可動板と、使用者の操作により、前記固定板に対して昇降する可動板の位置が調節され、その調節される位置にあるように支持する昇降調節部を含んで実施することにより達成され得る。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による厨房用機器とその昇降装置を示した斜視図であって、参照符号“200”は厨房用機器を表し、参照符号“100”は上記厨房用機器200の昇降装置を表す。
【0009】
ここで、上記厨房用機器200とは、ケースにオーブン、ガス、もしくは電子レンジのような電気調理機器、或いはフードが互いに組み合わされてもいいし、フードのみでもよい。
【0010】
図2は、本発明の第1の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した正面図であり、図3は、図2の分解斜視図である。
【0011】
図示されたように、本発明による厨房用機器の昇降装置100は、その両方の外側面に形成された外方ブラケット11を有し、ねじによって厨房の壁面に固着された固定板10と、上記外方ブラケット11に対応してその内方に形成された内方ブラケット21を両方に備え、前面板の両方に昇降される厨房用機器200の後面が係止され得るようにフック形状の係止片22が形成された可動板20と、上記固定板10及び上記可動板20の両方に形成された外方ブラケット11及び内方ブラケット21の間に長手方向に設けられたガイドレール30と、上記固定板10の上部に固設され、所定のローラーと、このローラーに巻かれた板状のコイルスプリングと、この板状のコイルスプリングの端部に形成された係止部43とを含み、この係止部43が上記可動板20の上部に少なくとも1個以上のねじによって固定されている昇降懸架装置40を含む。上記昇降懸架装置40は、上記板状のコイルスプリングの弾性力によって、上記厨房用機器の位置を調節する。
【0012】
ここで、上記ガイドレール30は、上記固定板10の内方ブラケット11の内方に固定されたアウトレール31と、上記可動板20の外方ブラケット21の外方に固定されたインナーレール32とから構成され、これらアウトレール31とインナーレール32との両端部は、それぞれ互いに向かって湾曲しており、互いに重なることができるように形成されている。これら湾曲部分の間には、複数のベアリング33が挿入されている。
【0013】
上記昇降懸架装置40は、上記固定板10の上部に一定間隔に固定されたチャンネル形ローラーブラケット44と、このローラーブラケット44に、ローラーシャフト45によって結合され、E字形状のつめリングで固定されたローラー41と、このローラー41に一端部が固定されて巻かれ、他端部が上記可動板20に固定された板状のコイルスプリング42とを含む。
【0014】
図4は、本発明の第2の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した分解斜視図である。図5は、本発明の第2の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図であり、図6は、図5を詳しく示した拡大図である。また、図7は、本発明による第2の実施の形態の側面図である。
【0015】
図示されたように、第2の実施の形態による上記厨房用機器の昇降装置は、更に、第1の実施の形態の固定板10及び可動板20に第1の昇降位置固定手段を含む。
【0016】
上記昇降位置固定手段は、上記固定板10に取り付けられ、ラック51が形成されたストッパバー50と、このストッパバー50の長手方向に上下に昇降されながら、可動板20に形成された孔23を介して係止/係止解除する係止具61を含んだストッパ60と、図5と図7に示されたように、上記厨房用機器200の下方に取り付けられた摘み210に設けられたノブ装置70と、上記摘み210のノブを作動させることにより、上記ストッパ60の係止具61を引っ張り/弛緩させるために、上記係止具61と上記ノブ装置70とを連結するアクションワイヤ62とを含む。
【0017】
上記ストッパ60は、上記可動板20に固定されたストッパブラケット63と、このストッパブラケット63にストッパピン64により結合され、E字形状のつめリングで固定されたフック形状の係止具61と、この係止具61が上記ラック51に係止されるようにするねじりコイルばね65とから構成されている。
【0018】
図8は、本発明の第3の実施の形態であって、上記固定板10と上記可動板20とのそれぞれに、インナーカバースライド80とアウトカバー90とがそれぞれ固定され、厨房用機器の昇降作用によって上記インナーカバースライド80がスライディングされ、フレキシブルな煙筒などの排出装置を覆うことができるように構成されていてもよい。
【0019】
一方、上記ノブ装置70と上記第1の固定手段とが連結される関係は、次の通りである。
【0020】
図9は、本発明による厨房用機器の摘みに含まれたノブ装置の正断面図であり、図10は、図9の平断面図である。また、図11は、上記ノブ装置の分解斜視図である。
【0021】
図示されたように、摘み210は、使用者が掴むことができるパイプ72と、厨房用機器200の下面に上記パイプ72を支持する支持部71などから構成されている。
【0022】
上記ノブ装置70は、上記パイプ72の内方に所定の間隔を置いて設けられた第1のエンドキャップ73及び第2のエンドキャップ74、これら第1及び第2のエンドキャップ73,74の間に固定されたスライダ78、上記第1及び第2のエンドキャップ73,74と上記スライダ78とを貫通して固定されたタブ棒75、及びスライダ78と上記第2のエンドキャップ73との間で上記タブ棒74を覆い被せるスライダばね77などを含むスライドノブ支持体76と、このスライドノブ支持体76と上記固定手段とを連結するアクションワイヤ62とを含む。
【0023】
上記スライダ78は、上記パイプ72の切欠長孔72hを貫通して外部に突出されるノブ79を更に含む。また、上記タブ棒75の両端には、ねじ山が形成されており、このねじ山にボルトが直接結合されても、また、所定のワッシャが挿入された後に、結合されもよい。
【0024】
一方、上記第1のエンドキャップまたは第2のエンドキャップ73、74には、このノブ装置70が容易に組立/分解されるようにするため、その一面に溝Hが形成されており、上記溝Hの中には、スプリングSと共にボールスプリング体Bが更に設けられる。ここで、パイプは上記溝Hが形成された位置にホールGを有している。
【0025】
上記のように構成された本発明の第1〜3の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の動作方法は、次の通りである。
【0026】
まず、本発明の第1の実施の形態による厨房用機器の昇降装置は、別途の係止/係止解除装置を使用せず、板状のコイルスプリング42の弾性力によって厨房用機器を昇降させたり、所定の位置に停止させたりする。
【0027】
厨房用機器200は図2及び図3に示したように、その背面に形成された係止溝(図示せず)が可動板20のフック形状の係止片22に係止されることにより可動板20に固定10されている。ローラー41に巻かれた昇降懸架装置40の板状のコイルスプリング42には、厨房用機器200と固定板10とが所定の位置で平衡を保持するようにする。即ち、使用者が上記厨房用機器200に含まれた電気グリルGを使用するために、この厨房用機器の摘み210を掴んで固定板10の下方に引っ張ると、昇降懸架装置40の板状のコイルスプリング42が上記ローラー41から巻出し、使用者の所望の位置で上記コイルスプリング42の弾性力と厨房用機器200の荷重とが平衡をなす。従って、上記の位置で上記厨房用機器200が固定される。
【0028】
ここで、上記固定板10及び可動板20のブラケット11,21の間に設けられたガイドレール30は、上記厨房用機器200が円滑に下降できるように案内する。即ち、アウトレール31とインナーレール32との両方に対向されるように形成された湾曲部分の空間に、ベアリング33が挿入されているので、このベアリング33によって厨房用機器200が円滑に昇降する。また、上記アウトレール31とインナーレール32とは、上記ブラケット11,21と一緒に昇降荷重を案内し、その荷重に耐えられるようにするブラケット作用(二重ブラケット機能)をする。
【0029】
従って、使用者の所望の位置に厨房用機器200を昇降させた後、その摘み210を放すと、上記厨房用機器が停止する位置で、厨房用機器200の荷重と、板状のコイルスプリング42の弾性力とが平衡をなし、板状のコイルスプリング42は、上記厨房用機器の停止位置を保持する。
【0030】
一方、任意の位置にある上記厨房用機器を元の位置(例えば、最上位置)に戻す場合、使用者は、上記厨房用機器200の摘み210を掴んで下方向に少し下ろし、次に、上方向に上げていくことによって、上記厨房用機器200が元の位置に戻る。
【0031】
従って、本発明による厨房用機器の昇降装置は、別途の固定手段を必要とせず、使用者が厨房用機器の位置を容易に調節でき、電気オーブンのような厨房用機器がフードと共に設けられているので、食べ物が調理される時に発生する気体と、上記厨房用機器から発生する気体とを室外に完全に排出することができる。
【0032】
上記第1の実施の形態による厨房用機器の昇降装置は、別途の固定手段を必要としないので、厨房用機器の大きさ、仕様、及びその種類によって変わる厨房用機器の荷重に対応する板状のコイルスプリングに交換しなければならない。
【0033】
このような問題点を解決するために所定の固定手段を更に含んでいる本発明の第2の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の動作方法は、次の通りである。
【0034】
図4〜図7及び図9〜図11に示したように、板状のコイルスプリング42によって厨房用機器200が上方向に上がらないようにするため、固定板10に設けられた別途のストッパ60が上記厨房用機器200の昇降を制御する。
【0035】
可動板20と共に動く厨房用機器200は、可動板20に固定されたストッパブラケット63にストッパピン64によってヒンジ結合された係止具61の一端部が、固定板10に固定されているストッパバー50のラック51に係止されることにより、固定板10の最上部または任意の位置に停止する。上記ストッパピン64はねじりコイルばね65と共に設けられており、このねじりコイルばね65の弾性力によって動作する。
【0036】
一方、上記係止具61の他端部には、アクションワイヤ62が連結されているので、使用者がこのアクションワイヤ62を引っ張ると、上記係止具61はねじりコイルばね65を圧縮させると共に、その一端部が上記ラックから離れる。従って、使用者は、厨房用機器200の摘み210を掴んで厨房用機器200を上または下方向に移動させることができる。次に、使用者の所望の位置に厨房用機器が位置すると、使用者が上記アクションワイヤ62を引っ張る力を緩めると、上記係止具61は、ねじりコイルばね65によってラック51の方に移動する。即ち、上記係止具61の一端部が上記ラック51に係止されることにより、上記厨房用機器200は、使用者の所望の位置に停止され得る。
【0037】
上記アクションワイヤ62を引っ張る/緩める手段は、周知の方式により解決することができるだろう。
【0038】
本発明により上記アクションワイヤ62を引っ張る/緩める手段は、図9〜図11に示したように、厨房用機器200の摘みパイプ72の内部に設けられており、その動作方法は、次の通りである。
【0039】
図9に示したように、アクションワイヤ62が引っ張られなければ、上記アクションワイヤ62の端部に固定されたスライダ78がスライダスプリング77によって第1のエンドキャップ73に密接になる。
【0040】
使用者が上記スライダ78と垂直に結合されているノブ79を押すと、上記スライダ78は、タブ棒75によって案内されながら、スライドスプリング77を圧縮させる方向に移動すると共に、上記アクションワイヤ62を引っ張る。従って、上記第1及び第2の実施の形態などにより厨房用機器200を移動させることができる。
【0041】
上記スライドノブ支持体76は、よく知られている方式でパイプ72の内部に固定され得るが、本発明によるスライドノブ支持体76は、図11に示したように、スプリングSとボールスプリング体Bとを用いて上記パイプ72の内部に押し入れて、パイプの所定位置に開いた孔Gに上記ボールスプリング体Bが固定されることによって、パイプ72に固定される。
【0042】
一方、図8に示したように、固定板10と可動板20とのそれぞれにインナーカバースライド80とアウトカバー90とが固定された本発明の第3の実施の形態による厨房用機器200の昇降装置100は、更に、厨房用機器が昇降する時、スライドされながら柔軟に作動できる煙筒を設け、且つ、更に、他の露出部位を覆うための蓋を取り付けることにより、その外観が美しくなる。上記第3の実施の形態による厨房用機器200の昇降装置100は、上記第1及び第2の実施の形態の装置の動作のように動作する。
【0043】
図12は、本発明の第4の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した正面図であり、図13は、図12の分解斜視図である。
【0044】
図示されたように、本発明による厨房用機器の昇降装置100は、両方の外側面に形成された外方ブラケット11を備え、ねじによって厨房の壁面に取り付けられている固定板10と、上記外方ブラケット11に対応してその内方に形成された内方ブラケット21を両方に備え、前面板の両方に昇降される厨房用機器200の後面が係止され得るようにフック形状の係止片22が形成された可動板20と、上記固定板10及び上記可動板20の両方に形成された外方ブラケット11及び内方ブラケット21の間に長手方向に設けられたガイドレール30と、ねじ41Aによって上記固定板10の下部の折曲げフランジ10Fと可動板の上部の折曲げフランジ20Fとの間に少なくとも1個以上のガススプリング40Aとを含む。
【0045】
上記ガススプリング40Aは、所定の弾性力を有しているので、この弾性力と厨房用機器の荷重とが平衡をなす位置に上記厨房用機器を停止させる。
【0046】
一方、上記ガイドレール30は、第1の実施の形態のように構成されている。
【0047】
図14は、本発明の第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した分解斜視図であり、図15は、本発明の第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図である。また、図16は、図15を詳しく示した拡大図であり、図17は、本発明による第5の実施の形態の側面図である。
【0048】
図示されたように、第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置は、第4の実施の形態の固定板10と可動板20とに第2の昇降位置固定手段を更に含む。
【0049】
上記第2の固定手段は、上記固定板10に取り付けられ、ラック51が形成されたストッパバー50と、上記ストッパバー50の長手方向に上下に昇降されながら、上記可動板20に形成された孔23を介して係止/係止解除する係止具61を含むストッパ60と、昇降される厨房用機器200の前方面の所定位置に設けられたノブ71Aと、上記ノブ71Aを作動させることにより、上記ストッパ60の係止具61を引っ張る/弛緩させるために、上記係止具61と上記ノブ71Aとを連結するアクションワイヤ62とを含むノブ装置70Aを含む。
【0050】
上記ストッパ60は、上記可動板20に固定されるストッパブラケット63と、上記ストッパブラケット63にストッパピン64で結合されてE字形状のつめリングで固定されたフック形状の係止具61と、上記固定板10に固定された上記ストッパバー50のラック51に上記係止具61の一端部を係止させるねじりコイルばね65と、上記係止具61の他端部を上記アクションワイヤ62と連結させるピン62Pとを含む。
【0051】
図18は本発明の第6の実施の形態であって、上記固定板10と上記可動板20とのそれぞれにインナーカバースライド80とアウトカバー90とがそれぞれ固定され、厨房用機器の昇降作用によって上記インナーカバースライド80がスライディングされ、フレキシブルな煙筒などの排出装置を覆うことができるように構成されていてもよい。
【0052】
一方、上記ノブ装置70Aと上記第2の固定手段とが連結される関係は、次の通りである。
【0053】
図20は、係止状態にある本発明による厨房用機器に取り付けられたノブ装置の背面図であり、図19は係止解除状態にある本発明による厨房用機器に取り付けられたノブ装置の背面図である。また、図21は、図20のA−A線に対する断面図である。
【0054】
図示されたように、上記ノブ装置70Aは、上記厨房用機器200の一方面から突出されたノブ71Aと、上記ノブ71Aの中心が連結された軸72Aと、上記軸72Aが貫通し、この貫通した軸72Aの端部と上記アクションワイヤケーブル62−1とを連結させ、ボールスプリング73Aと係止顎74Aとを備えた固定部75Aと、上記固定部75Aに結合され、上記係止顎74Aにより上記ノブ71Aの回転角度を制限するガイド切欠部76Aと、アクションワイヤ62Aの端と連結される上記ピン62Pを固定する固定ブラケット77Aを含む回転板78Aとを含む。
【0055】
上記アクションワイヤケーブル62−1は、固定具79Aによって上記ノブ装置70の予め決定された位置に固定される。
【0056】
上記のように構成された本発明の第4〜6の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の動作方法は、次の通りである。
【0057】
まず、本発明の第4の実施の形態による厨房用機器の昇降装置は、別途の係止/係止解除装置を使用せず、ガス昇降した後、ガススプリングの弾性力によって厨房用機器を昇降させたり、所定の位置に停止させたりする。
【0058】
厨房用機器200は、図12及び図13に示したように、その背面に形成された係止溝(図示せず)が可動板20のフック形状の係止片22に係止されることによって可動板に固定されている。上記ガススプリング40Aは、上記固定板20と上記可動板20との折曲げフランジ10F、20Fの間に設けられており、上記可動板20が昇降することによりこのガススプリング40Aの長さが伸縮し、厨房用機器の荷重と平衡を保持する。このガススプリング40Aの変化した長さ、或いは、位置で上記厨房用機器が停止させる。即ち、使用者が上記厨房用機器200に含まれた電気グリルGを使用するために、上記厨房用機器200の摘み210を掴んでその下方に引っ張ると、可動板20に固定された上記厨房用機器200は、上記ガススプリング40Aの胴体及びロードが挿脱されることにより、上記固定板10の下方に下降して使用者が所望の位置に固定される。この時、上記ガススプリング40Aの変化した長さで上記ガススプリング40Aの弾性力は、上記厨房用機器200の荷重と平衡をなす。
【0059】
上記固定板10及び可動板20のブラケット11、21の間に設けられたガイドレール30は、上記厨房用機器200が円滑に下降できるように案内する。即ち、アウトレール31とインナーレール32との両方に対向されるように形成された湾曲部分の空間にベアリング33が挿入されているため、このベアリング33によって厨房用機器200が円滑に昇降する。また、上記アウトレール31とインナーレール32とは、上記ブラケット11,21と一緒に昇降荷重を案内し、その荷重に耐えられるようにするブラケット作用(二重ブラケット機能)をする。
【0060】
従って、使用者の所望の位置に厨房用機器200を昇降させた後、その摘み210を放すと、上記厨房用機器が停止する位置で、厨房用機器200の荷重と、板状のコイルスプリング42の弾性力とが平衡をなし、板状のコイルスプリング42は、上記厨房用機器の停止位置を保持する。
【0061】
一方、任意の位置にある上記厨房用機器を元の位置(例えば、最上位置)に戻す場合、使用者は、上記厨房用機器200の摘み210を掴んで下方向に少し下ろし、次に、上方向に上げていくことによって、上記厨房用機器200が元の位置に戻る。
【0062】
従って、本発明による厨房用機器の昇降装置は、別途の固定手段を利用せず、使用者が厨房用機器の位置を容易に調節でき、電気オーブンのような厨房用機器がフードと共に設けられるので、食べ物が調理される時に発生する気体と、上記厨房用機器から発生する気体とを室外に完全に排出することができる。
【0063】
上記第4の実施の形態による厨房用機器の昇降装置は別途の固定手段を利用しないので、厨房用機器の大きさ、仕様、及びその種類によって変わる厨房用機器の荷重に対応するガススプリング40Aを設計しなければならない。
【0064】
このような問題点を解決するために、所定の固定手段を更に含む、本発明の第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の動作方法を説明すれば、次の通りである。
【0065】
図14〜図17及び図19〜図21に示したように、上記ガススプリング40Aによって厨房用機器が一つの位置に支持され得るようにするために、第2の実施の形態のように、固定板に設けられた別途のストッパ60が上記厨房用機器の昇降を制御する。
【0066】
可動板20と共に動く厨房用機器200は、可動板20に固定されたストッパブラケット63にストッパピン64によってヒンジ結合された係止具61の一端部が、固定板10に固定されているストッパバー50のラック51に係止されることにより、固定板10の最上部または任意の位置に停止する。上記ストッパピン64はねじりコイルばね65と共に設けられており、このねじりコイルばね65の弾性力によって動作する。
【0067】
一方、上記係止具61の他端部には、アクションワイヤ62が連結されているので、使用者がこのアクションワイヤ62を引っ張ると、上記係止具61はねじりコイルばね65を圧縮させると共に、その一端部が上記ラックから離れる。従って、使用者は、厨房用機器200の摘み210を掴んで厨房用機器200を上または下方向に移動させることができる。次に、使用者の所望の位置に厨房用機器が位置すると、使用者が上記アクションワイヤ62を引っ張る力を緩めると、上記係止具61は、ねじりコイルばね65によってラック51の方に移動する。即ち、上記係止具61の一端部が上記ラック51に係止されることにより、上記厨房用機器200は、使用者の所望の位置に停止され得る。
【0068】
本発明により上記アクションワイヤ62を引っ張る/緩める手段は、図19〜図21に示したように、厨房用機器の前面に設けられたノブ装置70Aであって、その動作方法は、次の通りである。
【0069】
まず、使用者がノブ71Aを回すと、上記固定部75Aに設けられたボールスプリング73Aは、ノブと連結された上記回転板78Aが固定板75Aの上で円滑に回転できるようにする。この時、上記回転板は固定板にある係止顎75によってその回転角度が制限されて固定される。従って、使用者が所望の回転角度まで上記ノブが回転されたら、上記アクションワイヤケーブル62−1は上記ノブが回転された円弧に該当する長さだけ上記ラックから移動される。
【0070】
従って、上記アクションワイヤケーブル62−1がノブ装置に移動すると、ラックに固定された係止具の端が上記ラックより離れ、それにより、可動板20に固定された上記厨房用機器200は上記ガススプリング40Aの弾性力の影響を受け、固定板10に対して昇降をする。昇降して使用者が所望の位置に到達すると、上記ノブを元の状態に戻しておくことにより、上記係止具の端部が上記ラックに固定され、それにより、上記厨房用機器は上記位置に固定される。
【発明の効果】
今まで説明した本発明による厨房用機器及びその昇降装置は、厨房の壁面に設けられ、その設けられる高さが自由に設定することができ、厨房用機器及び調理される食べ物から発生する気体を厨房から室外に完全に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による厨房用機器とその昇降装置を示した斜視図。
【図2】
本発明の第1の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した正面図。
【図3】
図2の分解斜視図。
【図4】
本発明の第2の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した分解斜視図。
【図5】
本発明の第2の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図。
【図6】
図5を詳しく示した拡大図。
【図7】
本発明による第2の実施の形態の側面図。
【図8】
本発明の第3の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図。
【図9】
本発明による厨房用機器の摘みに含まれたノブ装置の正断面図。
【図10】
図9の平断面図。
【図11】
図9または図10のノブ装置を分解して示した分解斜視図。
【図12】
本発明の第4の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した正面図。
【図13】
図12の分解斜視図。
【図14】
本発明の第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した分解斜視図。
【図15】
本発明の第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図。
【図16】
図15を詳しく示した拡大図。
【図17】
本発明による第5の実施の形態の側面図。
【図18】
本発明の第6の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図。
【図19】
係止解除状態にある本発明による厨房用機器に取り付けられたノブ装置の背面図。
【図20】
係止状態にある本発明による厨房用機器に取り付けられたノブ装置の背面図。
【図21】
図19のA−A線に対する断面図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は厨房用機器に関し、特に、オーブン、レンジ、フード、またはこれらが互いに組み合わせられて設けられた厨房用機器と、厨房の壁面に上記厨房用機器を懸架設置し、使用者の便宜によりその高さを自由に調節して固定するための厨房用機器の昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭の厨房に設けられているガスレンジなどの厨房用機器は、この機器の上部に所定の距離離間してフードが共に設けられている。従って、このフードは、上記厨房用機器から発生するガスや食べ物から発生する気体を室外に送り出す。上記厨房用機器は、ガスレンジと一体のオーブン、或いは、ガスレンジの下部にオーブンを別に装着するものを含む。
【0003】
しかし、従来の技術による厨房用機器とフードとは、その間が相対的に遠く離れているため、上記フードは、食べ物から発生する気体をほとんど外部に排出させることができないという問題点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主な目的は、厨房の壁面に設けられ、その設けられる高さが自由に調節でき、厨房で調理される食べ物から発生する気体を室外に完全に排出させることができる厨房用機器とその昇降装置を提供することである。
【0005】
本発明の他の目的は、厨房の壁面に設けられ、その設けられる高さが自由に調節でき、フードと共に設けられて、厨房で調理される食べ物から発生する気体を室外に完全に排出できる厨房用機器と、さらに他の装置を追加せずに、上記厨房用機器自体を昇降させて上記厨房用機器に食べ物を出し入れさせるための厨房用機器の昇降装置を提供することである。
【0006】
本発明のさらに他の目的は、厨房の壁面に設けられ、その設けられる高さが自由に調節でき、フードと共に設けられて、さらに他の装置を追加せずに、上記フード自体を昇降させて厨房で調理される食べ物から発生する気体を室外に完全に排出できる厨房用機器と、上記厨房用機器を昇降させるための昇降装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このために、本発明による厨房用機器は、ガスまたは電気エネルギーを用いて飲食を調理できる電気調理機器と、前記電気調理機器の上部または側面の上部に設けられ、前記電気調理機器と調理される食べ物とから発生する気体を排出するためのフードと、前記電気調理機器と前記フードとを内部に設けて厨房から分離させるケースと、厨房壁面に昇降できるように取り付けられ、相対的に厨房の内部に向かう前記ケースの前面に対してその後面に固定的に取り付けられる可動板とを含んで実施することにより達成され得る。
このために、本発明による厨房用機器の昇降装置は、電気エネルギーによって食べ物を調理する厨房用機器と、前記厨房用機器に取り付けられた固定板と、厨房壁面に取り付けられ、前記固定板に対して相対的に昇降できるように結合された可動板と、使用者の操作により、前記固定板に対して昇降する可動板の位置が調節され、その調節される位置にあるように支持する昇降調節部を含んで実施することにより達成され得る。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による厨房用機器とその昇降装置を示した斜視図であって、参照符号“200”は厨房用機器を表し、参照符号“100”は上記厨房用機器200の昇降装置を表す。
【0009】
ここで、上記厨房用機器200とは、ケースにオーブン、ガス、もしくは電子レンジのような電気調理機器、或いはフードが互いに組み合わされてもいいし、フードのみでもよい。
【0010】
図2は、本発明の第1の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した正面図であり、図3は、図2の分解斜視図である。
【0011】
図示されたように、本発明による厨房用機器の昇降装置100は、その両方の外側面に形成された外方ブラケット11を有し、ねじによって厨房の壁面に固着された固定板10と、上記外方ブラケット11に対応してその内方に形成された内方ブラケット21を両方に備え、前面板の両方に昇降される厨房用機器200の後面が係止され得るようにフック形状の係止片22が形成された可動板20と、上記固定板10及び上記可動板20の両方に形成された外方ブラケット11及び内方ブラケット21の間に長手方向に設けられたガイドレール30と、上記固定板10の上部に固設され、所定のローラーと、このローラーに巻かれた板状のコイルスプリングと、この板状のコイルスプリングの端部に形成された係止部43とを含み、この係止部43が上記可動板20の上部に少なくとも1個以上のねじによって固定されている昇降懸架装置40を含む。上記昇降懸架装置40は、上記板状のコイルスプリングの弾性力によって、上記厨房用機器の位置を調節する。
【0012】
ここで、上記ガイドレール30は、上記固定板10の内方ブラケット11の内方に固定されたアウトレール31と、上記可動板20の外方ブラケット21の外方に固定されたインナーレール32とから構成され、これらアウトレール31とインナーレール32との両端部は、それぞれ互いに向かって湾曲しており、互いに重なることができるように形成されている。これら湾曲部分の間には、複数のベアリング33が挿入されている。
【0013】
上記昇降懸架装置40は、上記固定板10の上部に一定間隔に固定されたチャンネル形ローラーブラケット44と、このローラーブラケット44に、ローラーシャフト45によって結合され、E字形状のつめリングで固定されたローラー41と、このローラー41に一端部が固定されて巻かれ、他端部が上記可動板20に固定された板状のコイルスプリング42とを含む。
【0014】
図4は、本発明の第2の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した分解斜視図である。図5は、本発明の第2の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図であり、図6は、図5を詳しく示した拡大図である。また、図7は、本発明による第2の実施の形態の側面図である。
【0015】
図示されたように、第2の実施の形態による上記厨房用機器の昇降装置は、更に、第1の実施の形態の固定板10及び可動板20に第1の昇降位置固定手段を含む。
【0016】
上記昇降位置固定手段は、上記固定板10に取り付けられ、ラック51が形成されたストッパバー50と、このストッパバー50の長手方向に上下に昇降されながら、可動板20に形成された孔23を介して係止/係止解除する係止具61を含んだストッパ60と、図5と図7に示されたように、上記厨房用機器200の下方に取り付けられた摘み210に設けられたノブ装置70と、上記摘み210のノブを作動させることにより、上記ストッパ60の係止具61を引っ張り/弛緩させるために、上記係止具61と上記ノブ装置70とを連結するアクションワイヤ62とを含む。
【0017】
上記ストッパ60は、上記可動板20に固定されたストッパブラケット63と、このストッパブラケット63にストッパピン64により結合され、E字形状のつめリングで固定されたフック形状の係止具61と、この係止具61が上記ラック51に係止されるようにするねじりコイルばね65とから構成されている。
【0018】
図8は、本発明の第3の実施の形態であって、上記固定板10と上記可動板20とのそれぞれに、インナーカバースライド80とアウトカバー90とがそれぞれ固定され、厨房用機器の昇降作用によって上記インナーカバースライド80がスライディングされ、フレキシブルな煙筒などの排出装置を覆うことができるように構成されていてもよい。
【0019】
一方、上記ノブ装置70と上記第1の固定手段とが連結される関係は、次の通りである。
【0020】
図9は、本発明による厨房用機器の摘みに含まれたノブ装置の正断面図であり、図10は、図9の平断面図である。また、図11は、上記ノブ装置の分解斜視図である。
【0021】
図示されたように、摘み210は、使用者が掴むことができるパイプ72と、厨房用機器200の下面に上記パイプ72を支持する支持部71などから構成されている。
【0022】
上記ノブ装置70は、上記パイプ72の内方に所定の間隔を置いて設けられた第1のエンドキャップ73及び第2のエンドキャップ74、これら第1及び第2のエンドキャップ73,74の間に固定されたスライダ78、上記第1及び第2のエンドキャップ73,74と上記スライダ78とを貫通して固定されたタブ棒75、及びスライダ78と上記第2のエンドキャップ73との間で上記タブ棒74を覆い被せるスライダばね77などを含むスライドノブ支持体76と、このスライドノブ支持体76と上記固定手段とを連結するアクションワイヤ62とを含む。
【0023】
上記スライダ78は、上記パイプ72の切欠長孔72hを貫通して外部に突出されるノブ79を更に含む。また、上記タブ棒75の両端には、ねじ山が形成されており、このねじ山にボルトが直接結合されても、また、所定のワッシャが挿入された後に、結合されもよい。
【0024】
一方、上記第1のエンドキャップまたは第2のエンドキャップ73、74には、このノブ装置70が容易に組立/分解されるようにするため、その一面に溝Hが形成されており、上記溝Hの中には、スプリングSと共にボールスプリング体Bが更に設けられる。ここで、パイプは上記溝Hが形成された位置にホールGを有している。
【0025】
上記のように構成された本発明の第1〜3の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の動作方法は、次の通りである。
【0026】
まず、本発明の第1の実施の形態による厨房用機器の昇降装置は、別途の係止/係止解除装置を使用せず、板状のコイルスプリング42の弾性力によって厨房用機器を昇降させたり、所定の位置に停止させたりする。
【0027】
厨房用機器200は図2及び図3に示したように、その背面に形成された係止溝(図示せず)が可動板20のフック形状の係止片22に係止されることにより可動板20に固定10されている。ローラー41に巻かれた昇降懸架装置40の板状のコイルスプリング42には、厨房用機器200と固定板10とが所定の位置で平衡を保持するようにする。即ち、使用者が上記厨房用機器200に含まれた電気グリルGを使用するために、この厨房用機器の摘み210を掴んで固定板10の下方に引っ張ると、昇降懸架装置40の板状のコイルスプリング42が上記ローラー41から巻出し、使用者の所望の位置で上記コイルスプリング42の弾性力と厨房用機器200の荷重とが平衡をなす。従って、上記の位置で上記厨房用機器200が固定される。
【0028】
ここで、上記固定板10及び可動板20のブラケット11,21の間に設けられたガイドレール30は、上記厨房用機器200が円滑に下降できるように案内する。即ち、アウトレール31とインナーレール32との両方に対向されるように形成された湾曲部分の空間に、ベアリング33が挿入されているので、このベアリング33によって厨房用機器200が円滑に昇降する。また、上記アウトレール31とインナーレール32とは、上記ブラケット11,21と一緒に昇降荷重を案内し、その荷重に耐えられるようにするブラケット作用(二重ブラケット機能)をする。
【0029】
従って、使用者の所望の位置に厨房用機器200を昇降させた後、その摘み210を放すと、上記厨房用機器が停止する位置で、厨房用機器200の荷重と、板状のコイルスプリング42の弾性力とが平衡をなし、板状のコイルスプリング42は、上記厨房用機器の停止位置を保持する。
【0030】
一方、任意の位置にある上記厨房用機器を元の位置(例えば、最上位置)に戻す場合、使用者は、上記厨房用機器200の摘み210を掴んで下方向に少し下ろし、次に、上方向に上げていくことによって、上記厨房用機器200が元の位置に戻る。
【0031】
従って、本発明による厨房用機器の昇降装置は、別途の固定手段を必要とせず、使用者が厨房用機器の位置を容易に調節でき、電気オーブンのような厨房用機器がフードと共に設けられているので、食べ物が調理される時に発生する気体と、上記厨房用機器から発生する気体とを室外に完全に排出することができる。
【0032】
上記第1の実施の形態による厨房用機器の昇降装置は、別途の固定手段を必要としないので、厨房用機器の大きさ、仕様、及びその種類によって変わる厨房用機器の荷重に対応する板状のコイルスプリングに交換しなければならない。
【0033】
このような問題点を解決するために所定の固定手段を更に含んでいる本発明の第2の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の動作方法は、次の通りである。
【0034】
図4〜図7及び図9〜図11に示したように、板状のコイルスプリング42によって厨房用機器200が上方向に上がらないようにするため、固定板10に設けられた別途のストッパ60が上記厨房用機器200の昇降を制御する。
【0035】
可動板20と共に動く厨房用機器200は、可動板20に固定されたストッパブラケット63にストッパピン64によってヒンジ結合された係止具61の一端部が、固定板10に固定されているストッパバー50のラック51に係止されることにより、固定板10の最上部または任意の位置に停止する。上記ストッパピン64はねじりコイルばね65と共に設けられており、このねじりコイルばね65の弾性力によって動作する。
【0036】
一方、上記係止具61の他端部には、アクションワイヤ62が連結されているので、使用者がこのアクションワイヤ62を引っ張ると、上記係止具61はねじりコイルばね65を圧縮させると共に、その一端部が上記ラックから離れる。従って、使用者は、厨房用機器200の摘み210を掴んで厨房用機器200を上または下方向に移動させることができる。次に、使用者の所望の位置に厨房用機器が位置すると、使用者が上記アクションワイヤ62を引っ張る力を緩めると、上記係止具61は、ねじりコイルばね65によってラック51の方に移動する。即ち、上記係止具61の一端部が上記ラック51に係止されることにより、上記厨房用機器200は、使用者の所望の位置に停止され得る。
【0037】
上記アクションワイヤ62を引っ張る/緩める手段は、周知の方式により解決することができるだろう。
【0038】
本発明により上記アクションワイヤ62を引っ張る/緩める手段は、図9〜図11に示したように、厨房用機器200の摘みパイプ72の内部に設けられており、その動作方法は、次の通りである。
【0039】
図9に示したように、アクションワイヤ62が引っ張られなければ、上記アクションワイヤ62の端部に固定されたスライダ78がスライダスプリング77によって第1のエンドキャップ73に密接になる。
【0040】
使用者が上記スライダ78と垂直に結合されているノブ79を押すと、上記スライダ78は、タブ棒75によって案内されながら、スライドスプリング77を圧縮させる方向に移動すると共に、上記アクションワイヤ62を引っ張る。従って、上記第1及び第2の実施の形態などにより厨房用機器200を移動させることができる。
【0041】
上記スライドノブ支持体76は、よく知られている方式でパイプ72の内部に固定され得るが、本発明によるスライドノブ支持体76は、図11に示したように、スプリングSとボールスプリング体Bとを用いて上記パイプ72の内部に押し入れて、パイプの所定位置に開いた孔Gに上記ボールスプリング体Bが固定されることによって、パイプ72に固定される。
【0042】
一方、図8に示したように、固定板10と可動板20とのそれぞれにインナーカバースライド80とアウトカバー90とが固定された本発明の第3の実施の形態による厨房用機器200の昇降装置100は、更に、厨房用機器が昇降する時、スライドされながら柔軟に作動できる煙筒を設け、且つ、更に、他の露出部位を覆うための蓋を取り付けることにより、その外観が美しくなる。上記第3の実施の形態による厨房用機器200の昇降装置100は、上記第1及び第2の実施の形態の装置の動作のように動作する。
【0043】
図12は、本発明の第4の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した正面図であり、図13は、図12の分解斜視図である。
【0044】
図示されたように、本発明による厨房用機器の昇降装置100は、両方の外側面に形成された外方ブラケット11を備え、ねじによって厨房の壁面に取り付けられている固定板10と、上記外方ブラケット11に対応してその内方に形成された内方ブラケット21を両方に備え、前面板の両方に昇降される厨房用機器200の後面が係止され得るようにフック形状の係止片22が形成された可動板20と、上記固定板10及び上記可動板20の両方に形成された外方ブラケット11及び内方ブラケット21の間に長手方向に設けられたガイドレール30と、ねじ41Aによって上記固定板10の下部の折曲げフランジ10Fと可動板の上部の折曲げフランジ20Fとの間に少なくとも1個以上のガススプリング40Aとを含む。
【0045】
上記ガススプリング40Aは、所定の弾性力を有しているので、この弾性力と厨房用機器の荷重とが平衡をなす位置に上記厨房用機器を停止させる。
【0046】
一方、上記ガイドレール30は、第1の実施の形態のように構成されている。
【0047】
図14は、本発明の第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した分解斜視図であり、図15は、本発明の第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図である。また、図16は、図15を詳しく示した拡大図であり、図17は、本発明による第5の実施の形態の側面図である。
【0048】
図示されたように、第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置は、第4の実施の形態の固定板10と可動板20とに第2の昇降位置固定手段を更に含む。
【0049】
上記第2の固定手段は、上記固定板10に取り付けられ、ラック51が形成されたストッパバー50と、上記ストッパバー50の長手方向に上下に昇降されながら、上記可動板20に形成された孔23を介して係止/係止解除する係止具61を含むストッパ60と、昇降される厨房用機器200の前方面の所定位置に設けられたノブ71Aと、上記ノブ71Aを作動させることにより、上記ストッパ60の係止具61を引っ張る/弛緩させるために、上記係止具61と上記ノブ71Aとを連結するアクションワイヤ62とを含むノブ装置70Aを含む。
【0050】
上記ストッパ60は、上記可動板20に固定されるストッパブラケット63と、上記ストッパブラケット63にストッパピン64で結合されてE字形状のつめリングで固定されたフック形状の係止具61と、上記固定板10に固定された上記ストッパバー50のラック51に上記係止具61の一端部を係止させるねじりコイルばね65と、上記係止具61の他端部を上記アクションワイヤ62と連結させるピン62Pとを含む。
【0051】
図18は本発明の第6の実施の形態であって、上記固定板10と上記可動板20とのそれぞれにインナーカバースライド80とアウトカバー90とがそれぞれ固定され、厨房用機器の昇降作用によって上記インナーカバースライド80がスライディングされ、フレキシブルな煙筒などの排出装置を覆うことができるように構成されていてもよい。
【0052】
一方、上記ノブ装置70Aと上記第2の固定手段とが連結される関係は、次の通りである。
【0053】
図20は、係止状態にある本発明による厨房用機器に取り付けられたノブ装置の背面図であり、図19は係止解除状態にある本発明による厨房用機器に取り付けられたノブ装置の背面図である。また、図21は、図20のA−A線に対する断面図である。
【0054】
図示されたように、上記ノブ装置70Aは、上記厨房用機器200の一方面から突出されたノブ71Aと、上記ノブ71Aの中心が連結された軸72Aと、上記軸72Aが貫通し、この貫通した軸72Aの端部と上記アクションワイヤケーブル62−1とを連結させ、ボールスプリング73Aと係止顎74Aとを備えた固定部75Aと、上記固定部75Aに結合され、上記係止顎74Aにより上記ノブ71Aの回転角度を制限するガイド切欠部76Aと、アクションワイヤ62Aの端と連結される上記ピン62Pを固定する固定ブラケット77Aを含む回転板78Aとを含む。
【0055】
上記アクションワイヤケーブル62−1は、固定具79Aによって上記ノブ装置70の予め決定された位置に固定される。
【0056】
上記のように構成された本発明の第4〜6の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の動作方法は、次の通りである。
【0057】
まず、本発明の第4の実施の形態による厨房用機器の昇降装置は、別途の係止/係止解除装置を使用せず、ガス昇降した後、ガススプリングの弾性力によって厨房用機器を昇降させたり、所定の位置に停止させたりする。
【0058】
厨房用機器200は、図12及び図13に示したように、その背面に形成された係止溝(図示せず)が可動板20のフック形状の係止片22に係止されることによって可動板に固定されている。上記ガススプリング40Aは、上記固定板20と上記可動板20との折曲げフランジ10F、20Fの間に設けられており、上記可動板20が昇降することによりこのガススプリング40Aの長さが伸縮し、厨房用機器の荷重と平衡を保持する。このガススプリング40Aの変化した長さ、或いは、位置で上記厨房用機器が停止させる。即ち、使用者が上記厨房用機器200に含まれた電気グリルGを使用するために、上記厨房用機器200の摘み210を掴んでその下方に引っ張ると、可動板20に固定された上記厨房用機器200は、上記ガススプリング40Aの胴体及びロードが挿脱されることにより、上記固定板10の下方に下降して使用者が所望の位置に固定される。この時、上記ガススプリング40Aの変化した長さで上記ガススプリング40Aの弾性力は、上記厨房用機器200の荷重と平衡をなす。
【0059】
上記固定板10及び可動板20のブラケット11、21の間に設けられたガイドレール30は、上記厨房用機器200が円滑に下降できるように案内する。即ち、アウトレール31とインナーレール32との両方に対向されるように形成された湾曲部分の空間にベアリング33が挿入されているため、このベアリング33によって厨房用機器200が円滑に昇降する。また、上記アウトレール31とインナーレール32とは、上記ブラケット11,21と一緒に昇降荷重を案内し、その荷重に耐えられるようにするブラケット作用(二重ブラケット機能)をする。
【0060】
従って、使用者の所望の位置に厨房用機器200を昇降させた後、その摘み210を放すと、上記厨房用機器が停止する位置で、厨房用機器200の荷重と、板状のコイルスプリング42の弾性力とが平衡をなし、板状のコイルスプリング42は、上記厨房用機器の停止位置を保持する。
【0061】
一方、任意の位置にある上記厨房用機器を元の位置(例えば、最上位置)に戻す場合、使用者は、上記厨房用機器200の摘み210を掴んで下方向に少し下ろし、次に、上方向に上げていくことによって、上記厨房用機器200が元の位置に戻る。
【0062】
従って、本発明による厨房用機器の昇降装置は、別途の固定手段を利用せず、使用者が厨房用機器の位置を容易に調節でき、電気オーブンのような厨房用機器がフードと共に設けられるので、食べ物が調理される時に発生する気体と、上記厨房用機器から発生する気体とを室外に完全に排出することができる。
【0063】
上記第4の実施の形態による厨房用機器の昇降装置は別途の固定手段を利用しないので、厨房用機器の大きさ、仕様、及びその種類によって変わる厨房用機器の荷重に対応するガススプリング40Aを設計しなければならない。
【0064】
このような問題点を解決するために、所定の固定手段を更に含む、本発明の第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の動作方法を説明すれば、次の通りである。
【0065】
図14〜図17及び図19〜図21に示したように、上記ガススプリング40Aによって厨房用機器が一つの位置に支持され得るようにするために、第2の実施の形態のように、固定板に設けられた別途のストッパ60が上記厨房用機器の昇降を制御する。
【0066】
可動板20と共に動く厨房用機器200は、可動板20に固定されたストッパブラケット63にストッパピン64によってヒンジ結合された係止具61の一端部が、固定板10に固定されているストッパバー50のラック51に係止されることにより、固定板10の最上部または任意の位置に停止する。上記ストッパピン64はねじりコイルばね65と共に設けられており、このねじりコイルばね65の弾性力によって動作する。
【0067】
一方、上記係止具61の他端部には、アクションワイヤ62が連結されているので、使用者がこのアクションワイヤ62を引っ張ると、上記係止具61はねじりコイルばね65を圧縮させると共に、その一端部が上記ラックから離れる。従って、使用者は、厨房用機器200の摘み210を掴んで厨房用機器200を上または下方向に移動させることができる。次に、使用者の所望の位置に厨房用機器が位置すると、使用者が上記アクションワイヤ62を引っ張る力を緩めると、上記係止具61は、ねじりコイルばね65によってラック51の方に移動する。即ち、上記係止具61の一端部が上記ラック51に係止されることにより、上記厨房用機器200は、使用者の所望の位置に停止され得る。
【0068】
本発明により上記アクションワイヤ62を引っ張る/緩める手段は、図19〜図21に示したように、厨房用機器の前面に設けられたノブ装置70Aであって、その動作方法は、次の通りである。
【0069】
まず、使用者がノブ71Aを回すと、上記固定部75Aに設けられたボールスプリング73Aは、ノブと連結された上記回転板78Aが固定板75Aの上で円滑に回転できるようにする。この時、上記回転板は固定板にある係止顎75によってその回転角度が制限されて固定される。従って、使用者が所望の回転角度まで上記ノブが回転されたら、上記アクションワイヤケーブル62−1は上記ノブが回転された円弧に該当する長さだけ上記ラックから移動される。
【0070】
従って、上記アクションワイヤケーブル62−1がノブ装置に移動すると、ラックに固定された係止具の端が上記ラックより離れ、それにより、可動板20に固定された上記厨房用機器200は上記ガススプリング40Aの弾性力の影響を受け、固定板10に対して昇降をする。昇降して使用者が所望の位置に到達すると、上記ノブを元の状態に戻しておくことにより、上記係止具の端部が上記ラックに固定され、それにより、上記厨房用機器は上記位置に固定される。
【発明の効果】
今まで説明した本発明による厨房用機器及びその昇降装置は、厨房の壁面に設けられ、その設けられる高さが自由に設定することができ、厨房用機器及び調理される食べ物から発生する気体を厨房から室外に完全に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による厨房用機器とその昇降装置を示した斜視図。
【図2】
本発明の第1の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した正面図。
【図3】
図2の分解斜視図。
【図4】
本発明の第2の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した分解斜視図。
【図5】
本発明の第2の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図。
【図6】
図5を詳しく示した拡大図。
【図7】
本発明による第2の実施の形態の側面図。
【図8】
本発明の第3の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図。
【図9】
本発明による厨房用機器の摘みに含まれたノブ装置の正断面図。
【図10】
図9の平断面図。
【図11】
図9または図10のノブ装置を分解して示した分解斜視図。
【図12】
本発明の第4の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した正面図。
【図13】
図12の分解斜視図。
【図14】
本発明の第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置を示した分解斜視図。
【図15】
本発明の第5の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図。
【図16】
図15を詳しく示した拡大図。
【図17】
本発明による第5の実施の形態の側面図。
【図18】
本発明の第6の実施の形態による厨房用機器の昇降装置の正面図。
【図19】
係止解除状態にある本発明による厨房用機器に取り付けられたノブ装置の背面図。
【図20】
係止状態にある本発明による厨房用機器に取り付けられたノブ装置の背面図。
【図21】
図19のA−A線に対する断面図である。
Claims (20)
- ガスまたは電気エネルギーを用いて食べ物を調理できる電気調理機器と、
前記電気調理機器の上部または側面の上部に設けられ、前記電気調理機器と調理される食べ物とから発生する気体を排出するためのフードと、
前記電気調理機器と前記フードとを内部に設けて厨房から分離させるケースと、
厨房壁面に昇降できるように取り付けられ、相対的に厨房の内部に向かう前記ケースの前面に対してその後面に固定的に取り付けられている可動板とを含むことを特徴とする厨房用機器。 - 前記ケースの下面に摘みが更に設けられることを特徴とする請求項1に記載の厨房用機器。
- 前記可動板は、
前記壁面に対して、前記厨房用機器の位置を固定するための固定手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の厨房用機器。 - ガスまたは電気エネルギーによって食べ物を調理する厨房用機器と、
前記厨房用機器に取り付けられた固定板10と、
厨房壁面に取り付けられ、前記固定板に対して相対的に昇降できるように結合された可動板20と、
使用者の操作により、前記固定板に対して昇降する可動板の位置が調節され、その調節される位置にあるように支持する昇降調節部を含むことを特徴とする厨房用機器の昇降装置。 - 前記固定板と前記可動板とが当接する面などが滑りながら移動できるように、その移動を案内するガイドレールを更に含むことを特徴とする請求項4に記載の厨房用機器の昇降装置。
- 前記ガイドレール30は、
前記固定板10の両方ブラケット11の内方に固定し、両方の内方に湾曲部を有するアウトレール31と、
前記可動板20の両方のブラケット21の外方に固定し、外方に湾曲部を有するインナーレール32と、
前記アウトレールと前記インナーレールとの対応する湾曲部に介在される複数のベアリング33を含むことを特徴とする請求項5に記載の厨房用機器の昇降装置。 - 前記固定板10と前記可動板20とをそれぞれ覆うインナーカバースライド80とアウトカバー90とが更に含まれることを特徴とする請求項4に記載の厨房用機器の昇降装置。
- 前記昇降調節部は、
所定の弾性力を有する板状のコイルスプリングと、
前記板状のコイルスプリングの一端部を固定し、自体の軸に前記板状のコイルスプリングを巻いたローラーと、
前記固定板10の上部に前記ローラーを固定するローラーブラケットと、
前記板状のコイルスプリングの他端部を固定する前記可動板の固定部とを含むことを特徴とする請求項4に記載の厨房用機器の昇降装置。 - 前記固定板に前記可動板20を固定するための固定手段を更に含むことを特徴とする請求項8に記載の厨房用機器の昇降装置。
- 前記固定手段は、
前記固定板10に固定され、ラック51を有するストッパバー50と、
前記ストッパバーの上下長さ方向に昇降しながら、前記可動板20が前記ラックに係止/係止解除するストッパと、
前記ストッパと連結されて前記係止/係止解除を機構的に調節するノブ調節部を含むことを特徴とする請求項9に記載の厨房用機器の昇降装置。 - 前記ストッパは、
前記ラックに係止と係止解除とを遂行する係止具と、
前記係止具が前記ラックに噛み合うように前記係止具に回転力を加えるねじりコイルばねと、
前記係止具の回転力を制御するために、その端部と連結されたアクションワイヤ62を含むことを特徴とする請求項10に記載の厨房用機器の昇降装置。 - 前記ノブ調節部は、
前記厨房用機器200の下部の両方に固定される支持部71の間に結合されたパイプ72と、
第1のエンドキャップ73と第2のエンドキャップ74との間に貫通して固定されたタブ棒75からなり、前記パイプ72内に挿入固定されたスライドノブ支持体76と、
前記第1のエンドキャップ73と第2のエンドキャップ74との間のタブ棒75に貫通してスライドスプリング77で弾性力を有するように設けられたスライダ78と、
前記パイプ72のスライダ作動区間に切欠長孔72hを形成して前記スライダ78に固定されるノブ79とを含むことを特徴とする請求項10に記載の厨房用機器の昇降装置。 - 前記第1のエンドキャップまたは第2のエンドキャップ73、74の上面には溝Hが形成され、前記溝内に挿入されたスプリングSと、
前記スプリングの弾性力により前記パイプに形成された孔に突出されるように結合されたボールスプリング体Bとを含むことを特徴とする請求項12に記載の厨房用機器の昇降装置。 - 前記昇降調節部は、
所定の弾性力を有し、前記固定板10の下部の折曲げフランジ10Fと可動板20の上部の折曲げフランジ20Fとの間に固定される少なくとも1個以上のガススプリング40を含むことを特徴とする請求項4に記載の厨房用機器の昇降装置。 - 前記固定板10と前記可動板20とをそれぞれ覆うインナーカバースライド80とアウトカバー90とが更に含まれることを特徴とする請求項14に記載の厨房用機器の昇降装置。
- 前記固定板に前記可動板20を固定するための固定手段を更に含むことを特徴とする請求項14に記載の厨房用機器の昇降装置。
- 前記固定手段は、
前記固定板10に固定され、ラック51を有するストッパバー50と、
前記ストッパバーの長手方向に昇降しながら、前記可動板20が前記ラックに係止/係止解除するストッパと、
前記ストッパと連結されて前記係止/係止解除を機構的に調節するノブ調節部とを含むことを特徴とする請求項16に記載の厨房用機器の昇降装置。 - 前記ストッパは、
前記ラックに係止と係止解除とを遂行する係止具と、
前記係止具が前記ラックに噛み合うように前記係止具に回転力を加えるねじりコイルばねと、
前記係止具の回転力を制御するために、その端部と連結されたアクションワイヤ62とを含むことを特徴とする請求項17に記載の厨房用機器の昇降装置。 - 前記ノブ調節部70Aは、
前記厨房用機器200の一側部に露出したノブ71Aと連結された軸72Aと、
前記軸72Aに貫通固定し、一側部にアクションワイヤケーブル62−1を固定し、ボールスプリング73Aと係止顎74Aとを備えた固定部75Aと、
前記固定部75A上に結合され、係止顎74Aにより回転角度が制限されるガイド切欠部76Aと、
前記アクションワイヤ62A端のピン62Pを固定する固定ブラケット77Aを備えた回転板78とから構成されていることを特徴とする請求項17に記載の厨房用機器の昇降装置。 - 前記固定板10と前記可動板20とをそれぞれ覆うインナーカバースライド80とアウトカバー90とが更に含まれることを特徴とする請求項16に記載の厨房用機器の昇降装置。
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