JP2004520557A - 遊星ホイール及びその使用 - Google Patents

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Abstract

【課題】全ての作動状態で遊星ギアにおける遊星ホイールの正確な位置決めを確定しながら、公知の技術と比較して最適なモーメントの伝達を確実にする。
【解決手段】中心の回転可能な入力/出力軸(1a)と、弾性変形時に、入力/出力軸(1a)と同軸に延びる中心に取り付けられた太陽軸(2)に対してローラの形態の少なくとも3つの遊星ホイール(6、12)を囲み及び半径方向に押しつける弾性外側リング(4)とを備える遊星ギア。遊星ホイール(6及び12)は、中央孔を有し、ステー(7、13)上に回転可能に取り付けられ、ステー(7、13)の中心線は、太陽軸(2)と平行である。遊星ホイールの少なくとも2つ(12)は、遊星ホイール(12)と関連付けられたステー(13)と実質的に一致する中心を有し、一方、遊星ホイール又は他の遊星ホイール(6)並びに関連する1つ又は複数のステー(7)は、遊星ホイール(6)が太陽軸(2)と係合したときに、ステーの中心線が遊星ホイール(6)の軸よりも太陽ホイールに所定距離だけ近接して位置決めされるように構成される。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、中心に回転可能に取り付けられた太陽ホイールと、該太陽ホイール回りに配置され自軸回りに回転可能な少なくとも3つの遊星ホイールと、太陽ホイールの外周面と力伝達係合するように、遊星ホイールの回転面の形態の外周面を弾性的に押しつける手段とを有する遊星ギアに関する。
【背景技術】
【0002】
上述の形式の遊星ギアは、内燃機関用の遠心チャージャーの駆動のために使用される米国特許第2,344,078号で知られている。この遊星ギアでは、遊星ホイールのステーは、入力軸と堅固に連結されたキャリア上に取り付けられ、該ステーの中心線は、遊星ホイールが太陽軸と係合したときに遊星ホイールの軸と一致するピッチ直径上に位置付けられる。遊星ホイールと接触している太陽軸の長さは、太陽軸と遊星ホイール間の摩擦がモーメントの伝達を確実にするように適合されている。固定されたステーの回りで遊星ホイールを回転させることによって、一定の力が遊星ホイールと太陽軸との間で達成される。
【0003】
遠心チャージャーでは、加速とともにモーメントの伝達を増加させることが必要とされる。しかしながら、上述の公知の遊星ギアにおいては、遠心力のために加速時にモーメントの伝達が減少し、その後、高速時における遊星ホイール上の遠心力によって、上述した遊星ギアと同様に、太陽軸と遊星ホイールとの間の利用可能な摩擦が減少する。
【0004】
更に、最初に述べた形式の遊星ギアは、デンマーク特許DK171,047B1で知られている。この公知の遊星ギアにおいて、該ギアは高速においても伝達モーメントを必要なモーメントに自動的に適合させるように意図されており、これは、ステーの直径が遊星ホイールの孔よりも小さく、遊星ホイールが太陽軸と係合している時には、ステーの中心線は遊星ホイールの軸よりも太陽軸に近接した位置にあるという点で、この従来技術において達成される。
【特許文献1】米国特許第2,344,078号
【特許文献2】DK171,047B1
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、全ての作動状態で遊星ギアにおける遊星ホイールの正確な位置決めを確定しながら、公知の技術と比較して最適なモーメントの伝達を確実にし、これにより従来技術によって教示された遊星ホイール及び太陽軸の取付けに起因する作動上の問題の発生を防止する遊星ギアを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的は、本発明によれば、遊星ホイールの少なくとも1つ及び最大2つは、該遊星ホイールの回転軸が太陽ホイールの回転軸に相対的に略固定されて取り付けられ、一方、他の遊星ホイールの各々が、関連する遊星ホイール内に設けられた中央孔内へ所定の遊びを持たせた状態で延びる軸部に配置されており、遊星ギアが作動状態にあるとき、すなわち、遊星ホイールの全てが太陽ホイールと係合し、且つ軸部の各々が、対応する中央孔の内面と係合しているとき、軸部の中心線と太陽ホイールの回転軸との間の半径方向の距離が、関連する遊星ホイールの中心線と太陽ホイールの回転軸との間の対応する半径方向の距離よりも所定値だけ小さいようにされるという点において達成される。
【0007】
これにより、遊星ホイールが太陽軸と係合したときに中心線が遊星ホイールの軸よりも所定距離だけ太陽軸に近接して位置付けられる1つ又は複数のステーによって取り付けられた1つ又は複数の遊星ホイールによって、確実に、「ランプ効果」が得られるようになり、これによって、伝達されるモーメントが必要なモーメントに適合されると共に、その1つ又は複数の遊星ホイールは、中心がそれぞれのステーと一致する状態で配置される2つの遊星ホイールに対して内側に太陽軸を押しつけることになる。これにより、上述したように、それぞれのステーによって配置される2つの遊星ホイールに対して、太陽軸と他の遊星ホイールの両方の正確な位置決めが確定されることになる。
【0008】
請求項2に記載するように、所定距離が機械加工の標準の精度を超える、好ましくは約0.01mmを超えるとき、所定の距離の差は、標準の機械加工精度よりも大きく、好ましくは0.01mmよりも大きい。
【0009】
請求項3に記載するように、所定距離が遊星ギアの半径方向寸法の1000分の約0.1から2.0、好ましくは1000分の約0.5から1.0の範囲であるとき、モーメントが所定の必要なモーメントに調整され、好都合なモーメント伝達関数が達成される。
【0010】
請求項4に記載するように、遊星ホイール又は他の遊星ホイール、並びに関連する1つ又は複数のステーは、1つ又は複数のステーが遊星ホイール又は他の遊星ホイール内の対応する孔の内径よりも小さい外径で形成され、該内径と該外形との差が、標準の機械加工精度を超える、好ましくは約0.01mmを超えるように構成されたとき、1つ又は複数のステーの中心線と1つ又は複数の遊星ホイールの軸と間の所望の関係を達成することができる。
【0011】
請求項5に記載するように、遊星ホイール又は他の遊星ホイール並びに関連する1つ又は複数のステーが、各ステーがそのステーに回転可能に取り付けられた偏心体を備えるように構成されたとき、所望のランプ効果が達成される。同時に、偏心体の外径を最初に述べた遊星ホイール用ステーの外径と一致させることができるので、遊星ホイール又は他の遊星ホイールは最初に述べたものと同一に構成することができ、その結果製造が容易になる。
【0012】
請求項6に記載するように、ステーの中心が関連する偏心体の中心よりも太陽軸の中心に近接した位置にあるとき、好都合な構造が達成される。
【0013】
請求項7に記載するように、ステーの中心が関連する偏心体の中心よりも太陽軸の中心から更に離れた位置にあるとき、更に確実に過負荷防止を達成することができる。
【0014】
請求項8に記載するように、遊星ホイールが実質的に同一に構成され、且つ好ましくは該遊星ホイールが軸受として、好ましくは内径がステーの外径に実質的に同じで外側軸受リングが遊星ホイールとして機能する転がり軸受として構成されるとき、異なる遊星ホイールを製造する必要がないので、遊星ギアにおける節約した及びより単純な製造が達成される。
【0015】
最後に、本発明は、高いギア比、例えば、最大13:1でモーメントを伝達するための、及び/又は内燃機関用圧縮器へのモーメントの伝達或いは車両の駆動輪へのモーメントの伝達のような、比較的小さな容積を用いた比較的大きなモーメントの伝達においてモーメントを伝達するための請求項1から8の1項又は複数項に記載の遊星ギアの使用に関する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の種々の実施形態は、図面を参照しながら以下で更に詳細に説明される。
【0017】
図1は、本発明の実施形態による遊星ギアの断面図を示す。この遊星ギアは、一方の側に突出する入力軸となっているスタブ軸1aを有する円形の円板形キャリア1を備えている。入力軸の回転が太陽軸2の回転に変換される。太陽軸は入力スタブ軸1aと同軸で、その一方の端部が遊星ギアから外に延び出している。
【0018】
複数の孔3が、キャリア1の円周近傍に等距離で離間されており、その数は、例えば、図3に示すように12である。また、キャリア1に面する側にピン5を有する弾性外側リング4が備えられており、該ピンは、その数が孔3に対応し、且つ各孔内に延びている。
【0019】
ピン5は、弾性外側リング4を移動させてキャリア1に対して僅かに変形させることができるように、孔3よりも小さい直径を有する。ピン5が孔3と係合することにより、外側リング4は、キャリア1が回転したときに該キャリアによって駆動される。
【0020】
外側リング4は、図3に示すように、2つの遊星ホイール12とともに遊星ホイール6を囲んでいる。遊星ホイールは、遊星ホイール6と12の間の中心に配置された太陽軸2と係合する剛性ブッシュ又はローラとして構成されている。
【0021】
遊星ホイール6及び12は、中央孔を有し、ステー7及び13にそれぞれ取り付けられている。遊星ホイール6は外径が遊星ホイール6の孔6’よりも若干小さいステー7に緩く取り付けられており、一方、遊星ホイール12は回転可能に取り付けられ、ステー13上で遊びがない。従って、遊星ホイール6のステー7の中心線は遊星ホイール6の軸線と平行であるが一致しておらず、一方、遊星ホイール12のステー13の中心線は遊星ホイール12の軸線と一致又はほぼ一致している。
【0022】
ステー7及び13は、第1のフレーム部8aと第2のフレーム部8bからなるフレーム8内で制御され、また、これにより遊星ホイール6及び12が弾性外側リング4内で制御される。
【0023】
2つのフレーム部8a、8bは、円筒状のステムがフレーム部の孔にぴったりと嵌合して相互の正確な位置を確定させる制御ボルト9によって組み付けられている。
【0024】
遊星ギア内における太陽軸2の軸方向位置を確定するために、太陽軸は、遊星ギア内に延びる端部にカラー2’を有する。このカラーは、摺動円板10の一方の側の面と接し、その反対側の第2の面は、遊星ホイール6及び12の軸方向の内端部と接触している。
【0025】
更に、特に作動時には、太陽軸2は遊星ホイール6によって位置決めされ、遊びなしで又はほぼ遊びなしでステー13上に取り付けられている2つの遊星ホイール12に遊星ホイール6が太陽軸2を押しつけている。太陽軸2を制御する他の形態の軸受が存在しないことが見て分かるであろう。
【0026】
取り付ける前は、外側リング4の内径は、3つの遊星ホイール6及び12の接線である円の直径よりも若干小さい。弾性変形した外側リング4は、中心に配置された太陽軸2に対して遊星ホイール6及び12を押しつけることが理解されるであろう。
【0027】
これによって、外側リング4、遊星ホイール6及び12、並びに太陽軸2との間に半径方向の力が生成される。この法線方向の力は、ギアボックス内に充填されたトラクションオイルと共に、遊星ギアの構成部品間の摩擦を確実にし、これにより、外側リング4がキャリア1によって回転されるときに太陽軸2を回転させることができる。
【0028】
図2は、外側リング4、遊星ホイール6、及び太陽軸2の間の力を示す。遊星ギアが回転せず且つ全てが均衡した状態が実線で示されている。作動時には、遊星ホイール6は、破線で示されている位置に移動する。遊星ホイール6は、弾性外側リング4の偏位によって太陽軸2に対して押しつけられており、また、明瞭にするために、図2において差が幾分誇張されているが、遊星ホイール6内の孔6’は、ステー7の直径よりも大きいことが明確にわかるであろう。
【0029】
弾性外側リング4の偏位により、図2において次の以下に示される成分が結果として生じる。
【0030】
Fnr=外側リングから遊星ホイールに加わる法線方向の力
Fns=太陽軸から遊星ホイールに加わる法線方向の力
Ftr=遊星ホイールと外側リングとの間の接線方向の力
Fts=遊星ホイールと太陽軸との間の接線方向の力
【0031】
遊星ホイールに対して力の均衡が成立する必要があることから、法線方向の力の方向に結果として生じる成分(Fn)は、法線方向の力(Fnr、Fns)の合計に等しくなければならず、接線方向の力の方向に結果として生じる成分(Ft)は、接線方向の力(Ftr、Fts)の合計に等しくなければならない。
遊星ホイール6は固定されたステー7上に緩く取り付けられているので、求心力は発生しない。
以下は、2つの力の成分の間に存在する関係である。
(Fns−Fnr)/(Ftr+Fts)=tangent v
【0032】
或いは、Fts≒Ftrであるので、
Fns≒tangent v・2Ftr+Fnr
となる。
【0033】
図2の力の成分を考慮することによって、摩擦力は法線方向の力に比例するので、遊星ホイール6に対するステー7の半径方向の位置は、伝達可能なモーメントの決定に寄与することがわかるであろう。
【0034】
ステー7の中心線が、遊星ホイール6の中心線と一致するように外方に移動する場合には、v=0となり、従ってFns=Fnrであり、この場合にはランプ効果はない。
【0035】
上述のように、ステーの外径は遊星ホイールの孔の内径より若干小さく、遊星ホイール6が関連したステー7上に緩く取り付けられているが、勿論、これは構造内に存在する公差よりも大きい差がある。このことは、この直径の差が、標準の機械加工精度を超えるものであることを意味する。好ましくは、ここで含まれる寸法に約0.001mmよりも大きい差を含むことができ、これは、例えば、約100mm台の外径を有する遊星ギアを意味する。
【0036】
これと同様のことが、ステーの1つ又はそれ以上の中心が太陽軸に向かって内側に移動する距離にも適用されることになるが、これは、ここでもまた標準の機械加工精度を超える距離を含むためである。好ましくは、この距離は、例えば、約100mm台の外径を有する遊星ギアの場合には、約0.01mmよりも大きい。また、この距離は、遊星ギアの半径方向寸法の1000分の約0.1〜2.0の範囲、好ましくは1000分の約0.5〜1.0の範囲であるものとして説明することができる。
【0037】
図3は、休止位置にあるキャリア1及び弾性外側リング4の図である。
【0038】
回転中、位置(A)において、キャリア1の孔3は、外側リング4のピン5に対して半径方向内側に押しつけることになり、また、回転中、位置(B)において、キャリア1の孔3は、外側リング4のピン5を半径方向外方に引っ張ることになることがわかるであろう。
【0039】
上述の第2のフレーム部8bは、このフレーム部8bが任意の適切な方法で図示されていないフレームに固定されている場合には、遊星ギアのサスペンションとして機能することができる。
【0040】
太陽軸2の直径と遊星ホイール6の直径は、入力スタブ軸1aの回転と太陽軸2の回転の所望のギア比が達成されるように調整される。
【0041】
太陽軸2の表面の、遊星ホイール6に接している部分には、任意選択的に摩擦を増大させることができるコーティングを施すことができる。
【0042】
外側リング4の半径方向の内側は、有利には高速時のオイル滑り(oil planing)を防止する環状の溝11が備えられ、幾つかの異なる種類のオイルを使用することができる。
【0043】
図示していない別の実施形態において、キャリアは、外側リングの半径方向の外側を囲むように構成され、また外側リングに沿って延びるカラーを備えている。カラーの半径方向の内側は、ピン又はローラの形で要素を支持し、外側リング4が無負荷の状態であるときに、外側リングとピン又はローラとの係合は、外側リングの外径よりも小さいピッチ円上に配置される。これは外側リングの安定化をもたらす。
【0044】
本発明の別の実施形態を図4から図7に示すが、図1及び図3と類似の方法で構成された部分は、同一の参照番号で示している。従って、この実施形態も、突出するスタブ軸1a、並びに反対側の太陽軸2の突出する端部を有する円形の円板形キャリア1を含む。この実施形態も同様に、キャリア1の孔3へ延びるピン5を備えた弾性外側リング4を有する。また、遊星ギアの内側に配置された複数の遊星ホイール6及び12があり、2つの部分8a及び8bを備えるフレーム8は、ステー7及び13によって遊星ホイールを制御する。更に、外側リング4には、高速時のオイル滑りを防止するために、該外側リング内面に環状の溝11を設けることができる。
【0045】
外径が遊星ホイール6の孔6’よりも小さい上述のステー7の代わりに、この実施形態では、偏心体15を有するステー7’が使用される。ステー7’は、フレーム8によって支持され、偏心体15は、ステーに回転可能に取り付けられているが、遊星ホイールの内側部分に対して固定されている。
【0046】
更に、外側リングが遊星ホイール6として機能するボール軸受又は転がり軸受が、偏心体15に焼き嵌めされている。
【0047】
図4及び図6から明らかになるように、ステー7’の中心から太陽軸2の中心までの距離は、遊星ホイール6の中心から太陽軸2の中心までの距離よりも小さいので、ランプ効果はこの方法でも達成することができる。これは、ステー7’の軸中心は、偏心体15の中心よりも太陽軸近くに配置されるという点において保証される。このステーの軸中心は移動可能であり、その結果、遊星ホイール6が太陽軸2と係合したときにランプ効果が確保されることになる。
【0048】
この実施形態において、遊星ホイール12及び6は、同一の構成とすることができる。遊星ホイール12は、例えば、外側の軸受リングが遊星ホイールとして機能し、軸受リングがステー13に焼き嵌めされている内側に押しつけられた転がり軸受と共に形成される遊星ホイール6と同一の方法で構成することができる。
【0049】
最後に、本発明による遊星ギアは、図5及び図7に示すように構成することができ、これは、ここではステー7’の中心は、偏心体15の中心よりも更に太陽軸2から離れた位置に配置されるが、それでも尚、遊星ホイール6の中心から太陽軸2までの距離は、遊星ホイール12の中心から太陽軸2間までの距離よりも小さくなるように配置されるという点を除いて、図4に示す実施形態に相当する。また、これによって結果的にランプ効果が得られるが、同時に過負荷保護が達成されることになる。距離及びサイズの適切な寸法決めを行なうことで、ランプ効果は、偏心体の中心が太陽軸2及びステー7’の中心を通る線の反対側に移動することになる特定の限界値に達する。その結果、モーメント伝達の可能性が排除されることになる。
【0050】
図8aから図8cは、ランプ効果を達成するための距離条件を示す、本発明による遊星ギアにおける外側リング4、太陽軸2、及び遊星ホイール6の断面概略図である。図示の例では、遊星ホイール6の孔6’よりも小さい外径を有するステー7を備えた実施形態を示しているが、同一の条件が、偏心体15が使用されるこの実施形態に適用されることになる。図からわかるように、太陽軸2の中心を中心とし、円周が遊星ホイール6の中心を通る円の半径をPCDrとし、これと同じ中心とステーの中心を通る円周とを有する円の半径をPCDsとする。この2つの半径間の差をaとし、遊星ホイール6の中心とステー7の中心との間の距離をrとする。図8cに示すように、ステー7が太陽軸2にて遊星ホイール6の内側と係合したとき、これは休止位置において、PCDs=PCDsminを意味し、aはrに等しくなる。
【0051】
図8aは、a=0の場合の条件を示し、図8bは、aが0よりも大きいが、rより小さい場合の条件を示す。最後に、図8cは、a=rの場合の条件を示す。本発明においては、図からわかるように、距離rは、作動時には距離aよりも大きくなる。
【0052】
本発明による遊星ギアにおいて伝達することができる力を、上述の数量を用いて計算することができ、その結果は、rとaの差に依存する。このような計算の例が図9に示されており、aの関数として中心軸に伝達される理論上の力は、内径Dが90mmの外側リングを有する遊星ギアについて計算されており、ここで、r=0.09mm、遊星ホイールに加わる外側リングからのモーメントは35Nmである。図からわかるように、伝達される力は、図8に示すa=0のときに最小となり、外側リングからの偏位だけに依存することになり、一方、aがrの大きさに近づくと、ほぼ漸近的な増加となる。
【0053】
上述の例は、3つの遊星ホイールを有する遊星ギアを示しており、その1つが、本発明による特徴的な方法で配置されている。遊星ホイール数が3を超える、例えば、4つを使用することができ、そのうち1つ又は2つが本発明による特徴的な方法で配置され、残りは、各ステー上で遊びなしで、又はほぼ遊びなしで配置されることは明らかである。
【0054】
更に、上述した以外の他の実施形態が特許請求の範囲内でなされることができることは明らかである。従って、例えば、外側リング4には、ピン5の代わりに孔を設けることができ、一方、キャリア1には、これに対応して孔3の代わりにピンを設けることができる。更に、ステーと遊星ホイールとの間で、図示した滑り軸受又は転がり軸受以外の形式の軸受を用いることができる。
【0055】
本発明による遊星ギアは、例えば、上述したように、内燃機関に関連して使用することができる。しかしながら、一般に本発明は、大きなギア比、例えば、最大13:1までを有するモーメントの伝達、及び/又は比較的大きなモーメントの伝達が必要とされる場合、特に、ギアボックスに対して利用可能なスペースが比較的乏しい場合に適用することができる。更に、本発明は、ギアボックスが2つの回転運動の間で摺動又は滑りが可能であり、そのため該運動が互いにロックされないようにしなければならない場合に適用することができ、更に最後に、先に説明したように、本発明を適用して過負荷防止を組み込むことができる。
【0056】
最後に、本発明は、特定の用途に関連して使用することができ、その一例は、電動機のような、力発生装置が組み込まれ、或いは1つ又は好ましくは幾つかの車輪に組み込まれている車両におけるモーメントの伝達である。ここでは、モーメントは、要求される回転数の範囲内で、且つできる限り小さな質量を使用して車輪に伝達されなければならず、これは、該質量が車輪構造において懸架されていない重量の一部を形成することになるためである。従って、本発明による遊星ギアを使用して、ここで大きな利点をもたらすことができる。また、本発明による遊星ギアは、他の類似の構造体又はエネルギー伝達システムに関連して有利に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】図3の方向I−Iで見た本発明による遊星ギアの断面図である。
【図2】本発明による遊星ギア内の外側リング、遊星ホイール、太陽軸との間の力を示す図である。
【図3】図1における方向III−IIIで見た遊星ギアにおける外側リングと遊星ホイールの断面図である。
【図4】図1に対応するが、図6の方向IV−IVで見た本発明の別の実施形態の断面図である。
【図5】図1に対応するが、図7の方向V−Vで見た本発明の別の実施形態の断面図である。
【図6】図3に対応するが、図4の方向VI−VIで見た本発明の別の実施形態の断面図である。
【図7】図3に対応するが、図5の方向VII−VIIで見た本発明の別の実施形態の断面図である。
【図8a】ランプ効果を達成するための距離条件を示す、本発明による遊星ギアの外側リング、太陽軸、及び遊星ホイールの断面の概略図である。
【図8b】ランプ効果を達成するための距離条件を示す、本発明による遊星ギアの外側リング、太陽軸、及び遊星ホイールの断面の概略図である。
【図8c】ランプ効果を達成するための距離条件を示す、本発明による遊星ギアの外側リング、太陽軸、及び遊星ホイールの断面の概略図である。
【図9】本発明による遊星ギアの理論的に伝達される力の曲線を示す図である。
【符号の説明】
【0058】
1 キャリア、 2 太陽ホイール、 3 孔、 4 外側リング、 5 ピン、 6、12 遊星ホイール、 7 ステー。

Claims (9)

  1. 中心に回転可能に取り付けられた太陽ホイールと、該太陽ホイール回りに配置され自軸回りに回転可能な少なくとも3つの遊星ホイールと、該遊星ホイールの回転面の形態の周囲面を弾性的に押しつけて前記太陽ホイールの外周面と力伝達係合する手段と、を有する遊星ギアであって、
    前記遊星ホイール(12)の少なくとも1つ及び最大2つは、その回転軸が太陽ホイール(2)の回転軸に相対的に略固定されて取り付けられ、一方、他の遊星ホイール(6)の各々は、その遊星ホイール内に設けられた中央孔内へ所定の遊びを持たせた状態で延びる関連する軸部(7)に配置されており、遊星ギアが作動状態にあるとき、すなわち、前記遊星ホイール(6、12)の全てが前記太陽ホイール(2)と係合し、且つ前記軸部の各々が対応する前記中央孔の内面と係合しているとき、前記軸部(7)の中心線と前記太陽ホイール(2)の回転軸との間の半径方向の距離が、その軸部に関連する前記遊星ホイール(6)の中心線と前記太陽ホイール(2)の回転軸との間の対応する半径方向の距離よりも所定値だけ小さいようにされることを特徴とする遊星ギア。
  2. 前記所定距離が、機械加工の標準精度を超え、好ましくは約0.01mmを超えることを特徴とする請求項1に記載の遊星ギア。
  3. 前記所定距離が、前記遊星ギアの半径方向寸法の1000分の約0.1から2.0、好ましくは1000分の約0.5から1.0の範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊星ギア。
  4. 前記遊星ホイール又は前記他の遊星ホイール(6)、並びに前記関連する1つ又は複数のステー(7)が、前記1つ又は複数のステーが前記遊星ホイール又は前記他の遊星ホイール(6)内の対応する孔(6’)の内径よりも小さい外径で形成され、該内径と外形との差が、標準の機械加工精度を超える、好ましくは約0.01mmを超えるように構成されることを特徴とする請求項1から3の1項又は複数項に記載の遊星ギア。
  5. 前記遊星ホイール又は前記他の遊星ホイール(6)、並びに前記関連する1つ又は複数のステー(7’)が、各ステー(7’)が該ステーに回転可能に取り付けられた偏心体を備えるように構成されることを特徴とする請求項1から3の1項又は複数項に記載の遊星ギア。
  6. 前記ステー(7’)の中心が、関連する前記偏心体(15)の中心よりも前記太陽軸の中心に近接した位置にあることを特徴とする請求項5に記載の遊星ギア。
  7. 前記ステー(7’)の中心が、前記関連する偏心体(15)の中心よりも太陽軸の中心から更に離れた位置にあることを特徴とする請求項5に記載の遊星ギア。
  8. 前記遊星ホイール(6、12)が、実質的に同一に構成され、且つ好ましくは該遊星ホイールが軸受として、好ましくは内径が前記ステー(7)の外径に実質的に同じで外側軸受リングが遊星ホイールとして機能する転がり軸受として構成されることを特徴とする請求項1から7の1項又は複数項に記載の遊星ギア。
  9. 高いギア比、例えば、最大13:1でモーメントを伝達するための、及び/又は内燃機関用圧縮器へのモーメントの伝達或いは車両の駆動輪へのモーメントの伝達のような、比較的小さな容積を用いた比較的大きなモーメントの伝達においてモーメントを伝達するための請求項1から8の1項又は複数項に記載の遊星ギアの使用。
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