JP2004519599A - 内燃機関用の燃料噴射装置、特にコモンレールインジェクタ、及び燃料系並びに内燃機関 - Google Patents

内燃機関用の燃料噴射装置、特にコモンレールインジェクタ、及び燃料系並びに内燃機関 Download PDF

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Abstract

燃料噴射装置(10)は内燃機関(94)において使用される。燃料噴射装置(10)は、噴射端部(18)を備えたケーシング(12)を有している。ケーシング(12)内には、軸方向可動の弁エレメント(24)が配置されていて、この弁エレメントは、弁座と共働し、かつ噴射端部(18)とは反対の側に、制御室(38)を軸方向において制限する受圧面(36)を有している。さらに、制御室を半径方向において制限するスリーブ部分(40)が設けられている。さらにまた、スリーブ部分(40)を第1のケーシング区分(16)に向かって予負荷しかつ弁エレメント(24)を噴射端部(18)に向かって予負荷する装置(55)が設けられている。燃料噴射装置(10)の運転における精度を改善するために、本発明では前記装置(55)が別体の複数の予負荷装置(46,50)を有しており、1つの予負荷装置(50)が弁エレメント(24)を負荷し、かつ別の予負荷装置(46)がスリーブ部分(40)を負荷するようになっている。

Description

【0001】
従来の技術
本発明は、内燃機関用の燃料噴射装置、特にコモンレールインジェクタであって、噴射端部を備えたケーシングと、該ケーシング内を延びる切欠きと、該切欠き内に配置されている軸方向可動の少なくとも1つの弁エレメントとが設けられており、該弁エレメントが、弁座と共働し、かつ噴射端部とは反対の側に、制御室を軸方向において制限する受圧面を有しており、さらに、制御室を半径方向において制限するスリーブ部分と、該スリーブ部分を第1のケーシング区分に向かって負荷しかつ弁エレメントを噴射端部に向かって負荷する少なくとも1つの装置とが設けられている形式のものに関する。
【0002】
このような燃料噴射装置は市場に出回っており、コモンレールインジェクタと呼ばれる。このような燃料噴射装置では、制御室は弁ニードルの軸方向の端面によって制限される。半径方向においては制御室はスリーブ部分によって制限され、このスリーブ部分の壁には供給絞りが設けられている。弁ニードルとは反対の側において制御室はケーシング部分によって制限され、このケーシング部分には排出絞りが設けられている。供給絞りは高圧供給路と接続されており、これに対して排出絞りは制御弁を介して低圧領域と接続されている。供給絞りの絞り作用は、排出絞りの絞り作用に比べて強く設定されている。
【0003】
スリーブ部分と弁ニードルのリング状の段部との間には、圧縮ばねが緊縮されて配置されている。この圧縮ばねによって一方では弁ニードルが、噴射端部の領域における弁座に向かって負荷され、かつ他方ではスリーブ部分がケーシング部分に向かって負荷される。弁ニードルを噴射端部におけるその弁座から持ち上げるためには、制御室における圧力が低下させられる。弁ニードルの受圧面には引き続き基準の高圧が作用している。圧力差が十分に大きくなると、圧縮ばねの閉鎖力が克服されて、弁ニードルは運動する。
【0004】
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の燃料噴射装置を改良して、燃料をさらにより正確に噴射することができる燃料噴射装置を提供することである。
【0005】
この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述べた形式の燃料噴射装置において、スリーブ部分を第1のケーシング区分に向かって予負荷しかつ弁ニードルを噴射端部に向かって予負荷する装置が、別体の複数の予負荷装置を有しており、1つの予負荷装置が弁エレメントを負荷し、かつ別の予負荷装置がスリーブ部分を負荷するようになっている。
【0006】
発明の利点
本発明によれば、スリーブ部分と第1のケーシング区分との間における非シール性は、供給絞りの増大された横断面に対して同値であることが、認識された。したがってスリーブ部分と第1のケーシング区分との間に非シール性が存在する場合には、制御室において圧力降下が導入された場合に、燃料は望まれているよりも速く制御室内に流入することがあり、その結果制御室における圧力は再び極めて速く上昇してしまう。その結果弁エレメントは早期に閉鎖することになる。スリーブ部分と第1のケーシング区分との間におけるこのような非シール性は、本発明による燃料噴射装置において回避される。
【0007】
このことは、スリーブ部分を第1のケーシング区分に向かって負荷する力が、十分大きく選択でき、その結果スリーブ部分と第1のケーシング区分との間において最適なシールが達成されることによって行われる。しかしながらこのように大きな圧着力は、一方ではスリーブ部分のためにかつ他方では弁エレメントのために、それぞれ別体の予負荷装置が設けられていることによってしか可能でない。
【0008】
スリーブ部分と第1のケーシング区分との間において必要なシールに必要な圧着力を準備できるようにするために、つまり極めて強いもしくは剛性のばねが必要である。また他方において弁エレメントの開放運動を制御室内における小さな圧力降下時においても生ぜしめることができるようにするために、弁エレメントを負荷する予負荷装置は比較的軟らかくなくてはならない。
【0009】
このように相応な予負荷装置を個々に構成することは、本発明による燃料噴射装置において可能である。
【0010】
従って本発明による燃料噴射装置は、極めて安価かつ単純な形式で、スリーブ部分と第1のケーシング区分との間における最適なシールを可能にし、このことは制御室内における正確でかつ再現性のある圧力経過を可能にする。このことによってさらに、燃料噴射装置の正確な開閉が可能になる。
【0011】
本発明の有利な構成は、請求項2以下の従属請求項に記載されている。
【0012】
本発明の第1の構成では、スリーブ部分を負荷する予負荷装置が、第2の定置のケーシング区分に支持されている。このような支持によって、スリーブ部分と第1のケーシング区分との間における良好なシールのために必要な力を、良好に受容することができる。
【0013】
シール作用は付加的に次のことによって、すなわちスリーブ部分が環状の鋭い縁部を有していて、該縁部で第1のケーシング区分に接触していることによって、さらに改善することができる。
【0014】
本発明の有利な構成では、スリーブ部分の壁に開口が設けられていて、該開口が制御室のための供給流れ絞りを形成している。このような供給流れ絞りはスリーブ部分に簡単かつ極めて正確に設けることができる。
【0015】
本発明の別の構成では、スリーブ部分を負荷する予負荷装置が、ケーシングにおける切欠きの段部に支持されている。弁エレメントが配置されているケーシング内における切欠きは一般的に、段付孔として形成されているので、このような段部の形成にはほとんどコストがかからない。
【0016】
スリーブ部分のための予負荷装置を構成する別の有利な可能性では、スリーブ部分を負荷する予負荷装置が、開口を備えた皿ばねを有しており、該皿ばねの開口を弁エレメントが貫通して延びている。場合によってはばねユニットとして配置されていてもよいこのような皿ばねは、極めて大きな強さを有している。これによって皿ばねにより、スリーブ部分と第1のケーシング区分との間において高い圧着力を実現することができ、これは所望のシールのために有利である。さらに、このような皿ばねは極めてコンパクトな構造をゆうしている。
【0017】
本発明の別の構成では、皿ばねの半径方向外側の縁部領域に、少なくとも1つの切欠きが設けられている。このような構成では、皿ばねが配置されている室もしくは空間を、燃料の流れガイドのためにも使用することができる。この場合燃料は切欠きを貫流することができる。
【0018】
択一的な構成では、スリーブ部分を負荷する予負荷装置がばねスリーブを有している。このようなばねスリーブは、一般的にシリンダの形を有していて、軸方向でスリーブ部分から離れた箇所における支持を可能にする。
【0019】
この場合に有利な構成では、ばねスリーブの壁に少なくとも1つの開口が設けられている。この構成では、ばねスリーブが配置されている室もしくは空間は、同様に燃料のための流れ通路として使用することができる。この場合特に有利な構成では、ばねスリーブの壁に供給流れ絞りが設けられている。規定の横断面を有するこのような開口は、容易にかつ安価にばねスリーブに設けることができ、しかもこの場合ばねスリーブの強度又は耐用寿命に不都合な影響を与えることはない。
【0020】
本発明のさらに別の構成では、スリーブ部分を負荷する予負荷装置が、1つの支持区分と少なくとも2つの軸方向に延びるばね区分とを備えたばねエレメントを有している。このようなばねエレメントにおいても、支持は軸方向でスリーブ部分から離れて行うことが可能である。ばねエレメントは幾つかのばね区分を有していて、これらのばね区分の間には中間室が設けられているので、ばねエレメントが配置されている室もしくは空間によって、流れが阻止されることはまったく又は極めて僅かしかない。
【0021】
本発明はまた燃料系であって、燃料を内燃機関の燃焼室内に直接噴射する燃料噴射装置と、少なくとも1つの高圧燃料ポンプと、燃料噴射装置に接続されている燃料集合管路とが設けられている形式のものに関する。
【0022】
このような燃料系において、実施される噴射の精度を改善するために、本発明の構成では、燃料噴射装置が上において述べたように構成されている。
【0023】
本発明はさらにまた、燃料が直接噴射される少なくとも1つの燃焼室を備えた内燃機関にも関する。
【0024】
このような内燃機関の運転を、燃費と有害物質の放出に関して最適化するために、本発明の構成では内燃機関に、上において述べたように構成された燃料系が設けられている。このような燃料系によって燃焼室内への燃料の調量を極めて正確に行うことができるので、有害物質の放出を僅かに、かつ燃費を低く保つことができる。
【0025】
図面
次に図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
【0026】
図1は、スリーブ部分のための予負荷装置を備えた、内燃機関用の燃料噴射装置の第1実施例を示す、部分的な縦断面図である。
【0027】
図2は、図1に示された予負荷装置を上から見た平面図である。
【0028】
図3は、スリーブ部分のための予負荷装置を備えた、内燃機関用の燃料噴射装置の第2実施例を示す、部分的な縦断面図である。
【0029】
図4は、図3に示された予負荷装置を示す斜視図である。
【0030】
図5は、図4に示された予負荷装置の変化実施例を示す図である。
【0031】
図6は、スリーブ部分のための予負荷装置を備えた、内燃機関用の燃料噴射装置の第3実施例を示す、部分的な縦断面図である。
【0032】
図7は、図6に示された予負荷装置を示す斜視図である。
【0033】
図8は、図1に示された複数の燃料噴射と1つの燃料系とを備えた内燃機関を示す原理図である。
【0034】
実施例の記載
図1において燃料噴射装置は全体を符号10で示されている。この燃料噴射装置10はコモンレール・インジェクタであり、内燃機関の燃焼室内に高圧縮された燃料を直接噴射するために使用される。インジェクタ10は複数部分から成るケーシング12を有している。ケーシング12はノズル体14と中間円板16とを有している。ノズル体14と中間円板16とは、図示されていないノズル緊締ナットを用いて互いに緊締されている。
【0035】
図1で見てノズル体13の下端部は、噴射端部18として形成されている。ノズル体14内においてはその長手方向に切欠き20が延びている。この切欠き20は段付孔の形を有していて、噴射端部18において終わっている。噴射端部18には、噴射端部18の全周にわたって分配配置された複数の燃料噴射開口22が設けられている。ノズル体14における切欠き20には、弁エレメント24が配置されている。この弁エレメント24は、切欠き20に対して同軸的に延びていて軸方向可動の弁ニードルである。この弁ニードル24は、噴射端部18の領域において弁座(符号なし)と共働する。
【0036】
弁ニードル24は直径の異なった複数の区分を有している。すなわち小さな直径を有する区分26と大きな直径を有する区分28との間には、斜めの受圧面30が設けられている。区分28の上には区分32が設けられており、この区分32は、区分28よりも小さな直径を有している。弁ニードル24は区分32の上にさらに端部区分34を有しており、この端部区分34の直径は区分32の直径よりも幾分大きい。端部区分34は軸方向で上に向かって受圧面36によって制限される。
【0037】
受圧面36はまた軸方向において制御室38を制限している。半径方向において制御室38はスリーブ部分40によって制限され、このスリーブ部分40は下方に向かってほぼ、弁ニードル24の端部区分34と区分32との間の移行部の高さにまで延びている。端部区分34はスリーブ部分40において密につまりシール作用をもって案内されている。スリーブ部分40の上縁部は円錐形の傾斜部を有しているので、ここには切刃状の食い付き縁部44が形成され、この食い付き縁部44によってスリーブ部分40は中間円板16に接触している。中間円板16は制御室38を上方に向かって制限している。
【0038】
スリーブ部分40の下には中間円板42が配置されており、この中間円板42の開口を弁ニードル24は、幾分遊びをもって貫通している。中間円板はリング状の皿ばね46によって上方に向かって負荷される。皿ばね46はその半径方向外側の縁部で、切欠き20の段部48に支持されている。弁ニードル24の区分32は皿ばね46の中央の開口47を貫通している。
【0039】
皿ばね46にはまた、圧縮コイルばね50が支持されている。圧縮コイルばね50は弁ニードル24に対して同軸的に配置されている。下方に向かって圧縮コイルばね50は、ガイドスリーブ54のリングカラー52に支持されている。皿ばね46及び圧縮コイルばね50は負荷装置55の一部である。ガイドスリーブ54は弁ニードル24の区分28の外径よりも幾分小さい。ガイドスリーブ54は従って、弁ニードル24の区分28と区分32との間に形成された段部に支持されている。
【0040】
スリーブ部分40、中間円板42及びガイドスリーブ54とノズル体14における切欠き20の壁との間には、リング室56が設けられている。このリング室56は流れ通路58を介して高圧集合導管60と接続されている。スリーブ部分40の壁にはその上部領域に孔が設けられており、この孔は供給絞り62を形成している。
【0041】
中間円板16にはその半径方向中心に貫通孔64が設けられており、この貫通孔64は小さな直径を備えた区分を有しており、この区分は排出絞り66を形成している。供給絞り62の直径は排出絞り66の直径よりも小さい。排出絞り66を備えた貫通孔64を介して、制御室38は切換え弁68と接続されているこの切換え弁68は流出側においてさらに、低圧領域(符号なし)に接続されている。
【0042】
リング室56は、切欠き20の壁に設けられている、ノズル体14における複数の軸方向通路によって、リング状の圧力室70と接続されており、この圧力室70は切欠き20内において受圧面30の高さに設けられている。圧力室70からは別のリング室72が、弁ニードル24の開放時に、燃料流出開口22にまで通じている。皿ばね46の外縁部には全周にわたって分配配置されて、複数の半円形の切欠き74が設けられている。これらの切欠き74を通して、皿ばね46の上におけるリング室56の領域は、皿ばね46の下における領域と接続されている。皿ばね46における切欠き74の構成については、図2に示されている。
【0043】
図1に示されたインジェクタ10は以下のように作動する:
インジェクタ10の閉鎖時に切換え弁68は閉鎖されている。この場合制御室38内には全系圧が存在しており、この系圧は高圧集合導管60、流れ通路58、供給絞り62及びリング室56においても存在している。この圧力は弁ニードル24の上端部における受圧面36に作用している。この圧力と圧縮コイルばね50の作用とによって、弁ニードル24はノズル体14の噴射端部18に向かって押圧される。燃料流出開口22はこれによりリング室72から切り離され、その結果燃料は流出することができない。
【0044】
インジェクタ10によって噴射を実施するためには、切換え弁68が開放される。排出絞り66の直径は供給絞り62の直径よりも大きいので、供給絞り62を通って流入するよりも多くの燃料が制御室38から低圧領域に流出する。これによって制御室38における圧力は低下する。同時に圧力室70内には全系圧が存在し、弁ニードル24における受圧面36に作用する。受圧面30における相応な合力が、圧縮コイルばね50による閉鎖力と受圧面36からの力とを上回ると、弁ニードル24は噴射端部18の領域における弁座から上昇し、そして燃料流出開口22を開放する。
【0045】
噴射を終了させるためには、切換え弁68が再び閉鎖される。供給絞り62を通して燃料が制御室38内に流入し、この燃料流入は、制御室38内において、リング室56内及びインジェクタ10内部のその他のすべての箇所におけると同じ圧力が生じるまで続く。弁ニードル24の受圧面36に対する圧力と、圧縮コイルばね50によって弁ニードル24に加えられる力とに基づいて、弁ニードル24は再び噴射端部18に向かって移動し、燃料流出開口22とリング室72との間における接続が中断される。
【0046】
弁ニードル24の閉鎖時期を可能な限り正確に所望の値に対応させるために、制御室38内における圧力経過は同様に可能な限り正確に所望の経過に対応しなくてはならない。この所望の経過はまた、供給絞り62と排出絞り66との正確な寸法設定によって影響を受ける。
【0047】
燃料がリング室56から、スリーブ部分40と中間円板16との間における間隙を通って制御室38内に達する(これは供給絞り62の大きな直径に相当)ことを回避するために、皿ばね46は極めて強くもしくは剛性に形成されている。これによって食い付き縁部44は極めて大きな圧着力で中間円板16の壁に押し付けられ、これによって最適なシールが得られる。しかしながら同時に圧縮コイルばね50は、弁ニードル24の開放動作が損なわれないように柔軟である。
【0048】
図3にはインジェクタ10の第2実施例が示されている。図1及び図2との関連において既に記載した部材もしくは部分と同様な機能を有する部材もしくは部分には、同じ符号が付けられており、このような部材もしくは部分に対する詳細な説明は省く。
【0049】
第2実施例が第1実施例に対して異なっている主な点は、スリーブ部分40を中間円板16に対して負荷する予負荷装置(Vorspanneinrichtung)の構成にある。皿ばねの代わりに、図3に示されたインジェクタではばねスリーブ46が設けられている。このばねスリーブ46は主として中空シリンダ(図4参照)から成っており、この中空シリンダの壁には、周方向に延びる複数の縦長の開口74が設けられている。
【0050】
ばねスリーブ46の上縁部は中間円板42に支持されている。ばねスリーブ46の下縁部は段部76に示されており、この段部76は、切欠き20の大きな直径を有する領域78と切欠き20の小さな直径を有する領域80との間に形成されている。ばねスリーブ46における切欠き74を通して燃料は貫流することができる。
【0051】
このようなばねスリーブの変化実施例は図5に示されている。このばねスリーブ46は、その壁にただ1つの開口を有しており、この開口は供給絞り62を形成している。さらにこのばねスリーブ46では、比較的剛性の2つの区分82,84が設けられており、両区分82,84の間には、アコーディオン状に形成されたばね区分86が配置されている。
【0052】
図6にはインジェクタ10のさらに別の実施例が示されている。この実施例においても、図1〜図5との関連において記載された部材もしくは部分と同じ機能を有している部材もしくは部分には、同一符号が付けられており、これらについての詳細な説明は省く。
【0053】
図1に示されたインジェクタ10とは異なり、図6に示されたインジェクタ10ではコイルばねの代わりにばねエレメント46が設けられている。このばねエレメント46はリング状の支持区分88を有しており、この支持区分88には、軸方向に延びる2つのばね区分90が一体成形されている。これらのばね区分90には、図6で見て下端部の領域に、しかしながらこの下端部から幾分間隔をおいて、各1つの半円形の突出部92が半径方向内側に向かって凹設されており(図7も参照)、これらの突出部92はそれぞれ曲げられたばね(Biegefeder)を形成している。
【0054】
図8には内燃機関94が略示されている。この内燃機関94は燃料系96を有している。この燃料系96は燃料タンク98を有しており、この燃料タンク98からは電気式の低圧燃料ポンプ100が、燃料をモータ駆動式の高圧ポンプ102に圧送する。この高圧ポンプ100から燃料は燃料集合管路104に達し、この燃料集合管路104は一般に「レール」とも呼ばれる。燃料集合管路104には複数のインジェクタ10が接続されており、これらのインジェクタ10は図1、図3又は図6に相応して形成されている。インジェクタ10はそれぞれ燃料(ディーゼル燃料又はガソリン)を直接、燃焼室106内に噴射する。
【0055】
さらに付言すれば、明細書中における「上」及び「下」という概念は、もっぱら図面に対応するものであり、基本的には装置10は、図示されたのとは異なった位置においても配置することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
スリーブ部分のための予負荷装置を備えた、内燃機関用の燃料噴射装置の第1実施例を示す、部分的な縦断面図である。
【図2】
図1に示された予負荷装置を上から見た平面図である。
【図3】
、スリーブ部分のための予負荷装置を備えた、内燃機関用の燃料噴射装置の第2実施例を示す、部分的な縦断面図である。
【図4】
図3に示された予負荷装置を示す斜視図である。
【図5】
図4に示された予負荷装置の変化実施例を示す図である。
【図6】
スリーブ部分のための予負荷装置を備えた、内燃機関用の燃料噴射装置の第3実施例を示す、部分的な縦断面図である。
【図7】
図6に示された予負荷装置を示す斜視図である。
【図8】
図1に示された複数の燃料噴射と1つの燃料系とを備えた内燃機関を示す原理図である。

Claims (13)

  1. 内燃機関(94)用の燃料噴射装置(10)、特にコモンレールインジェクタであって、噴射端部(18)を備えたケーシング(12)と、該ケーシング(12)内を延びる切欠き(20)と、該切欠き(20)内に配置されている軸方向可動の少なくとも1つの弁エレメント(24)とが設けられており、該弁エレメント(24)が、弁座と共働し、かつ噴射端部(18)とは反対の側に、制御室(38)を軸方向において制限する受圧面(36)を有しており、さらに、制御室を半径方向において制限するスリーブ部分(40)と、該スリーブ部分(40)を第1のケーシング区分(16)に向かって負荷しかつ弁エレメント(24)を噴射端部(18)に向かって負荷する少なくとも1つの装置(55)とが設けられている形式のものにおいて、スリーブ部分(40)を第1のケーシング区分(16)に向かって負荷しかつ弁エレメント(24)を噴射端部(18)に向かって負荷する装置(55)が別体の複数の予負荷装置(46,50)を有しており、1つの予負荷装置(50)が弁エレメント(24)を負荷し、かつ別の予負荷装置(46)がスリーブ部分(40)を負荷するようになっていることを特徴とする燃料噴射装置(10)。
  2. スリーブ部分(40)を負荷する予負荷装置(46)が、第2の定置のケーシング区分(14)に支持されている、請求項1記載の燃料噴射装置(10)。
  3. スリーブ部分(40)を負荷する予負荷装置(46)が、ケーシング(12)における切欠き(20)の段部(48)に支持されている、請求項1又は2記載の燃料噴射装置(10)。
  4. スリーブ部分(40)が環状の鋭い縁部(44)を有していて、該縁部(44)で第1のケーシング区分(16)に接触している、請求項1又は2記載の燃料噴射装置(10)。
  5. スリーブ部分(40)の壁に開口が設けられていて、該開口が制御室(38)のための供給流れ絞り(62)を形成している、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射装置(10)。
  6. スリーブ部分(40)を負荷する予負荷装置が、開口を備えた皿ばね(46)を有しており、該皿ばねの開口を弁エレメント(24)が貫通して延びている、請求項1から5までのいずれか1項記載の燃料噴射装置(10)。
  7. 皿ばね(46)の半径方向外側の縁部領域に、少なくとも1つの切欠き(74)が設けられている、請求項6記載の燃料噴射装置(10)。
  8. スリーブ部分(40)を負荷する予負荷装置がばねスリーブ(46)を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の燃料噴射装置(10)。
  9. ばねスリーブ(46)の壁に少なくとも1つの開口(74)が設けられている、請求項8記載の燃料噴射装置(10)。
  10. ばねスリーブ(46)の壁に供給流れ絞り(62)が設けられている、請求項8記載の燃料噴射装置(10)。
  11. スリーブ部分(40)を負荷する予負荷装置が、1つの支持区分(88)と少なくとも2つの軸方向に延びるばね区分(90)とを備えたばねエレメント(46)を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の燃料噴射装置(10)。
  12. 燃料系(96)であって、燃料タンク(98)と、燃料を内燃機関(94)の燃焼室(106)内に直接噴射する少なくとも1つの燃料噴射装置(10)と、少なくとも1つの高圧燃料ポンプ(102)と、燃料噴射装置(10)に接続されている燃料集合管路(104)とが設けられている形式のものにおいて、燃料噴射装置(10)が請求項1から11までのいずれか1項記載のように構成されていることを特徴とする燃料系(94)。
  13. 燃料が直接噴射される少なくとも1つの燃焼室(106)を備えた内燃機関(94)であって、請求項12記載のように構成された燃料系(96)が設けられていることを特徴とする内燃機関(94)。
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