JP2004518588A - 揮発性液体用使い捨て包装体 - Google Patents
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Abstract
本発明は、揮発性溶媒を含む治療用流体を保持するのに好適な改良型包装体に関する。
包装体(1)は、裂開可能なシール(7)により密封された液体用容器(2)を具備する。容器の一端に連結したキャップ(3)は、スリーブ形状であり、容器に沿って第一位置から第二位置へと軸方向に並進可能である。キャップが第一位置から第二位置へと移動するとき、キャップと一体化した切断ツール(17)が裂開可能なシールを裂開することにより、キャップの端部壁にある開口を通して液体にアクセス可能となる。
包装体は、揮発性液体の優れた保護を付与しながらも、単純な押圧動作により容易に開封されて、瞬時に液体へのアクセスを付与できるので、その後、液体は液体アプリケータによってアクセスされ得る。包装体と、アプリケータ及び/又は治療用流体とを具備するキットも開示される。
包装体(1)は、裂開可能なシール(7)により密封された液体用容器(2)を具備する。容器の一端に連結したキャップ(3)は、スリーブ形状であり、容器に沿って第一位置から第二位置へと軸方向に並進可能である。キャップが第一位置から第二位置へと移動するとき、キャップと一体化した切断ツール(17)が裂開可能なシールを裂開することにより、キャップの端部壁にある開口を通して液体にアクセス可能となる。
包装体は、揮発性液体の優れた保護を付与しながらも、単純な押圧動作により容易に開封されて、瞬時に液体へのアクセスを付与できるので、その後、液体は液体アプリケータによってアクセスされ得る。包装体と、アプリケータ及び/又は治療用流体とを具備するキットも開示される。
Description
【0001】
(発明の分野)
本発明は、液体用、特に、歯の治療に使用できる揮発性成膜液体用使い捨て包装体に関する。
【0002】
(発明の背景)
クレンジング製品を使う伝統的なブラッシングの他に、例えば、歯用ホワイトニング製品を使って自身の歯を治療できることに対する需要が高まっている。代表的な歯用ホワイトニング組成物が、PCT国際公開特許WO01/01940に開示されており、この文献を参考として本明細書に組み込む。
先に参照したPCT出願に開示された治療用流体は、揮発性溶媒に溶解するか又は分散した成膜ポリマーを含み、例えば、治療が必要な表面に塗ることにより適用され得る多くの有用な流体組成物のうちの一例にすぎない。かかる流体が提起する問題の1つは、流体の乾燥を防ぐが、必要な時には使い易い好都合な包装体の提供を必要とすることである。
【0003】
従って、本発明の目的は、揮発性成膜液体用の使い捨て包装体を提供することである。本発明の更なる目的は、開封し易くて使い易い液体用密封包装体を提供することである。本発明の更なる目的は、経済的に製造できる包装体を提供することである。
これら及び他の目的は、次の詳細な説明から容易に明らかになるであろう。
液体用密封アンプルは、例えば、ドイツ実用新案DE9202654U1から既知であり、この文献は、スナップ式に開封してブラシを挿入できるアンプルを開示している。PCT国際公開特許WO98/53789には、互いに同軸的に嵌め合い、及び伸縮式である第一円筒形ケース及び第二円筒形ケースを有する多区画アンプルが記載されている。
PCT国際公開特許WO00/41588には、揮発性溶媒及び成膜樹脂を含む液体用自己清掃ディップイン包装体が記載されている。
【0004】
本発明は、裂開可能なシールにより密封された液体用容器を具備する包装体を提供する。この容器の一端に連結したキャップは、スリーブ形状であり、容器に沿って第一位置から第二位置へと同軸的に並進可能である。このキャップが第一位置から第二位置へと移動する際に、キャップと一体化した切断ツールが裂開可能なシールを裂開することにより、キャップの端部壁にある開口を通して液体にアクセス可能となる。
【0005】
(発明の概要)
本発明によれば、
a)該液体用容器は、外面を有する側壁と、該容器の長手軸の両端に位置する第一端部及び第二端部とを具備し、
a)液体用容器と、スリーブ形状のキャップとを備える液体用包装体であって、該第一端部は裂開可能なシールにより密封された開口を画定し、該第二端部は密封されており、
b)該キャップは、該容器の該第一端部に同軸的に連結され、該容器の長手軸と共通の長手軸を有し、該容器の前記長手軸に沿って第一位置から第二位置へと軸方向に並進可能であり、
i)該容器側壁の前記外面と摩擦的に係合可能である内面を有する側壁と、
(ii)該キャップの該側壁により画定された第一端部及び第二端部であって、第一位置及び第二位置の両方で該容器の第一端部と係合する第一端部、及び該第二位置で該容器に当接し、該容器の裂開可能なシールが裂開されるときに該容器内の液体にアクセスできる開口を含むキャップの端部壁を具備する第二端部と、
(iii)該キャップが該第一位置から該第二位置へと軸方向に並進するときに、該キャップの端部壁から垂下し、該キャップの端部壁の開口を通して該液体にアクセス可能となるように、該裂開可能なシールを裂開する切断ツールと
を具備する液体用包装体が提供される。
【0006】
本明細書で開示する包装体設計は、揮発性液体の優れた保護を付与しながらも、単純な押圧動作により容易に開封されて、瞬時に液体へのアクセスを付与できるので、その後、液体は液体アプリケータによってアクセスされ得る。
本発明は更に、この包装体と、アプリケータ及び/又は治療用流体とを含むキットに関する。
【0007】
(好ましい実施形態の説明)
以下、本発明の実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
包装体1は、一般に円筒形であり、液体用容器2及びキャップ3を具備する。この容器及びキャップは、好ましくは食品接触認可(FDA)等級の弾性のプラスチックから射出成形により製造される。アルミニウムなどの他の物質もまた使用できる。好適なプラスチックとして、COC、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリアセタール、Barex(登録商標)などのアクリロニトリル物質、及びポリカーボネートが挙げられる。好ましいのはポリプロピレンである。
【0008】
容器2は、外面を有する側壁4と、容器の両端に位置する第一端部5及び第二端部6とを具備し、第一端部は、裂開可能なシール7により密封された開口を画定し、第二端部は密封されている。長手軸に垂直な包装体断面は、本実施形態では円形であるが、それは重要ではなく、例えば、方形、三角形又は楕円形であり得る。シールは、好ましくはアルミニウムホイルの単層から作製されるが、積層体もまた使用できる。ホイルシールの片面はラッカーで被覆されているので、容器を熱密封することができる。シール厚は、好ましくは約15〜約50μmの範囲であり、より好ましくは約20μmである。シールは、所望の液体を充填した後に容器の第一端部に装着され、容器開口を完全閉鎖する。このシールは、好ましくは熱密封によって、例えば伝導加熱又は誘導加熱によって装着される。容器側壁の外面は、容器上に第一位置及び第二位置を画定する第一溝8及び第二溝9を具備する。
包装体のキャップ3は、スリーブ形状であり、容器の長手軸と共通の長手軸を有し、容器断面に適合した断面、即ち、本例では円形の断面を有する。キャップは、内面11を有する側壁10を具備し、この内面11は、容器側壁の外面4と摩擦的に係合可能であって、容器の長手軸に沿って第一位置から第二位置へと軸方向に並進可能である。
【0009】
キャップ側壁の内面は、容器側壁の外面4との摩擦的係合をもたらすラグ12を具備する。これらのラグは、第一位置において第一溝と係合するが、容器上の第二位置へとキャップを並進させる。図4及び図5に最良に示すように、これらのラグは傾斜しているので、キャップが一旦組み立てられた後に外れてしまうのをより良好に阻止する。溝とラグは共同して、キャップを容器に固定する戻り止めを形成し、包装体のユーザに対して、第一位置及び第二位置の正しい配置を調整する。ラグは、キャップの側壁の内面周りに間隔をあけて配置されるか、又は連続するリングを形成し得る。示される実施形態では、キャップの下側(第二)端部において、下方に突出している波形(scalloped)端上に90°の間隔で配置された4つのラグがある。これらの突出部にラグを配置することにより、キャップが容器に組み立てられるときに、ラグが外側に押圧されるのを助ける。キャップの残部は、キャップの内面と容器側壁の外面との間に、例えば、約0.1mmの僅かな隙間ができるように寸法付けされるので、キャップの適合が緊密になりすぎることはない。この隙間は大きすぎてはならず、大きすぎると容器上でのキャップの安定性が低下する(compromised)こともある。同様に、キャップの安定性を付与するべく、協働するラグと溝は、組み立てられた第一位置において容器とキャップが実質的に重なるように位置決めされるべきである。
【0010】
キャップはキャップの側壁により画定された第一端部13及び第二端部14を更に含む。キャップの第一端部は、第一位置及び第二位置の両方で容器の第一端部と係合し、図2で最良に示す上述の波形プロファイルを有する。キャップの第二端部は、第二位置で容器の第一端部に当接するキャップの端部壁15を具備する。このキャップの端部壁は開口16を含み、その裂開可能なシール7が裂開されるとき、この開口16を通して容器2内の液体にアクセスできる。
【0011】
切断ツール17は、キャップの端部壁と一体成形されたナイフの形状であり、キャップの端部壁15から垂下している。スリーブが、第一位置から第二位置へと軸方向に並進すると、切断ツールは裂開可能なシールを裂開し、それによりキャップの端部壁の開口16を通して液体にアクセス可能となる。図4で最良に示すように、切断ツールはシリンダの傾斜部分を形成するので、このツールが裂開可能なシールを切断するときにシールをわきへ押しやることにより、包装体内の液体に容易にアクセス可能となる。様々な形状の切断ツールが実施可能であるが、滑らかな切断と円滑な開封を行うために、このツールは、キャップが第一位置から第二位置へと進むとき、いかなる時点においても切断刃の一点のみでシールを切断するような形状とするのが好ましい。本実施形態に記載の切断ツールは、シールが切断されるとき、切断ツールの後ろにしまい込まれ、続いて、シールがアプリケータに干渉するのを防止するという更なる利点を有する。
【0012】
包装体は、2つの別個の部分、即ちキャップと容器のみを具備し、その各々は容易に成形可能であり、キャップを容器に押圧することによって簡単に組み立てられるということが先の記載から理解できる。必要であれば、容器は、包装体が一旦組み立てられてからキャップが外れてしまうのを阻止するべく、キャップ上の傾斜部と協働するリップ部をその第一端部に有し得る。組み立てられた状態において、キャップを容器上の第二位置へ移動させ、それによりシールを裂開するには単純な押圧動作で十分である。包装体は、一旦使用したら処分されるに十分な程安価なものである。液体にアクセスする好ましい方法は、包装体と共にキットに含まれ得るアプリケータ18を用いることである。一般に、アプリケータは、アプリケータ先端部19を具備し、この先端部は、例えばブラシ、フロックアプリケータ又はスポンジであり得る。好ましくは、アプリケータ先端部は、ナイロンブラシである。
【0013】
キャップ3は、キャップが第一位置から第二位置へと移動するように意図されていることを包装体のユーザに知らせるその側壁の外面にある表示20と、キャップを把持するのに役立つ長手方向リブなどの突出部21とを更に含んでもよい。かかるリブは、横方向のリブを含むこともできる。
図7は、包装体の信頼できる製造と開封を支援する機構を備える、更なる好ましい実施形態を示す。図7の実施形態において、容器の側壁4’は、容器の第一端部5’の内面及び外面に面取り部22を有する。これは、裂開可能なシールが容器の第一端部に密封される時、容器側壁が局所的に溶融することによって、側壁を越えて延在し、結果的にキャップの適合を妨害するビードを生じさせないことを確実なものにする。更に、切断ツール17’はまた、包装体の開封を支援する面取り部23をその下側端部に有する。キャップが、その第二位置に向かって押下されるとき、面取り部23は、切断ツール17’が容器側壁4’の側を通って導かれ、容器側壁の第一端部に当接することによりキャップの移動を妨害し、それにより更にキャップの動きを阻止しないことを確実なものにする。
【0014】
包装体は、包装体、並びに液体治療組成物、好ましくは歯用ホワイトニング組成物及びブラシなどの組成物用アプリケータのうちの1つ、若しくは好ましくはその両方とを包含するキットの一部として、場合によっては使用説明書と共に提供されてもよい。治療組成物は、リップ用化粧品若しくはマスカラなどの単にうわべだけのものであるか、又は歯のエナメル質を強化する鉱物成分再補給組成物、若しくは虫歯予防薬、若しくは減感歯科治療薬などの治療組成物であり得る。好ましくは液体治療組成物は、沸点が200℃未満の有機溶媒を含む。好ましい液体治療組成物は、漂白剤を更に含む歯用ホワイトニング組成物である。代表的な化粧用治療薬、特に歯用ホワイトニング組成物は、同時係属中のPCT出願PCT/US00/15891で提供されており、この文献を参考として本明細書に組み込む。
【0015】
本発明の包装体は、使い捨て物品であることが意図されているので、一般には本来小型である。図1〜図5に示す実施形態の容器の総容量は約0.6mlであり、通常は、約0.3mlの治療組成物が充填される。もちろん、実際の寸法は、特定の目的に合わせて選択されるべきである。液体組成物の一回の塗布量が比較的多い場合、又はこの組成物が、開封後に著しく変質することなく保存され得る場合、例えば非揮発性溶媒に関して言えば、最大10ml又は100mlなどのかなり大きな寸法の容器を用いるのが適当である。
本明細書に開示した発明は、一般的な特性から逸脱することなく、他の特定形態で実施され得るので、本明細書に記載した実施形態は、全ての点において単なる例示であると考えられ、本発明の範囲は前述の記載ではなく、むしろ添付の請求の範囲により示される。故に、請求の範囲の等価物の意味及び範囲内にある全ての実施形態は、本発明に取り入れられるものと意図される。例えば、記載した実施形態において、キャップは、容器に沿って直線状に並進する。しかしながら、キャップは、容器上にねじ式で固定され得るので、その並進は回転する種類のものである。同様に、キャップは、例えばPCT国際公開特許WO98/53789のように、アプリケータを装着する手段を組み込み得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実物に近い大きさで表した本発明による包装体の斜視図であり、その長手軸を示している。
【図2】容器及びキャップをより明確に示す分解図である。
【図3】キャップの長手方向の部分断面図であり、切断ツールを示している。
【図4】組み立てられた時の第一位置における包装体の長手方向の部分断面図である。
【図5】第二位置における包装体の長手方向の部分断面図であり、シールが裂開された後、アプリケータ(一部図示)が包装体(不図示)内の液体にアクセスしている。
【図6】キャップの代替実施形態の斜視図である。
【図7】包装体の更なる実施形態の長手方向の部分断面図であり、変形切断ツールと容器の側壁とを示している。
(発明の分野)
本発明は、液体用、特に、歯の治療に使用できる揮発性成膜液体用使い捨て包装体に関する。
【0002】
(発明の背景)
クレンジング製品を使う伝統的なブラッシングの他に、例えば、歯用ホワイトニング製品を使って自身の歯を治療できることに対する需要が高まっている。代表的な歯用ホワイトニング組成物が、PCT国際公開特許WO01/01940に開示されており、この文献を参考として本明細書に組み込む。
先に参照したPCT出願に開示された治療用流体は、揮発性溶媒に溶解するか又は分散した成膜ポリマーを含み、例えば、治療が必要な表面に塗ることにより適用され得る多くの有用な流体組成物のうちの一例にすぎない。かかる流体が提起する問題の1つは、流体の乾燥を防ぐが、必要な時には使い易い好都合な包装体の提供を必要とすることである。
【0003】
従って、本発明の目的は、揮発性成膜液体用の使い捨て包装体を提供することである。本発明の更なる目的は、開封し易くて使い易い液体用密封包装体を提供することである。本発明の更なる目的は、経済的に製造できる包装体を提供することである。
これら及び他の目的は、次の詳細な説明から容易に明らかになるであろう。
液体用密封アンプルは、例えば、ドイツ実用新案DE9202654U1から既知であり、この文献は、スナップ式に開封してブラシを挿入できるアンプルを開示している。PCT国際公開特許WO98/53789には、互いに同軸的に嵌め合い、及び伸縮式である第一円筒形ケース及び第二円筒形ケースを有する多区画アンプルが記載されている。
PCT国際公開特許WO00/41588には、揮発性溶媒及び成膜樹脂を含む液体用自己清掃ディップイン包装体が記載されている。
【0004】
本発明は、裂開可能なシールにより密封された液体用容器を具備する包装体を提供する。この容器の一端に連結したキャップは、スリーブ形状であり、容器に沿って第一位置から第二位置へと同軸的に並進可能である。このキャップが第一位置から第二位置へと移動する際に、キャップと一体化した切断ツールが裂開可能なシールを裂開することにより、キャップの端部壁にある開口を通して液体にアクセス可能となる。
【0005】
(発明の概要)
本発明によれば、
a)該液体用容器は、外面を有する側壁と、該容器の長手軸の両端に位置する第一端部及び第二端部とを具備し、
a)液体用容器と、スリーブ形状のキャップとを備える液体用包装体であって、該第一端部は裂開可能なシールにより密封された開口を画定し、該第二端部は密封されており、
b)該キャップは、該容器の該第一端部に同軸的に連結され、該容器の長手軸と共通の長手軸を有し、該容器の前記長手軸に沿って第一位置から第二位置へと軸方向に並進可能であり、
i)該容器側壁の前記外面と摩擦的に係合可能である内面を有する側壁と、
(ii)該キャップの該側壁により画定された第一端部及び第二端部であって、第一位置及び第二位置の両方で該容器の第一端部と係合する第一端部、及び該第二位置で該容器に当接し、該容器の裂開可能なシールが裂開されるときに該容器内の液体にアクセスできる開口を含むキャップの端部壁を具備する第二端部と、
(iii)該キャップが該第一位置から該第二位置へと軸方向に並進するときに、該キャップの端部壁から垂下し、該キャップの端部壁の開口を通して該液体にアクセス可能となるように、該裂開可能なシールを裂開する切断ツールと
を具備する液体用包装体が提供される。
【0006】
本明細書で開示する包装体設計は、揮発性液体の優れた保護を付与しながらも、単純な押圧動作により容易に開封されて、瞬時に液体へのアクセスを付与できるので、その後、液体は液体アプリケータによってアクセスされ得る。
本発明は更に、この包装体と、アプリケータ及び/又は治療用流体とを含むキットに関する。
【0007】
(好ましい実施形態の説明)
以下、本発明の実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
包装体1は、一般に円筒形であり、液体用容器2及びキャップ3を具備する。この容器及びキャップは、好ましくは食品接触認可(FDA)等級の弾性のプラスチックから射出成形により製造される。アルミニウムなどの他の物質もまた使用できる。好適なプラスチックとして、COC、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリアセタール、Barex(登録商標)などのアクリロニトリル物質、及びポリカーボネートが挙げられる。好ましいのはポリプロピレンである。
【0008】
容器2は、外面を有する側壁4と、容器の両端に位置する第一端部5及び第二端部6とを具備し、第一端部は、裂開可能なシール7により密封された開口を画定し、第二端部は密封されている。長手軸に垂直な包装体断面は、本実施形態では円形であるが、それは重要ではなく、例えば、方形、三角形又は楕円形であり得る。シールは、好ましくはアルミニウムホイルの単層から作製されるが、積層体もまた使用できる。ホイルシールの片面はラッカーで被覆されているので、容器を熱密封することができる。シール厚は、好ましくは約15〜約50μmの範囲であり、より好ましくは約20μmである。シールは、所望の液体を充填した後に容器の第一端部に装着され、容器開口を完全閉鎖する。このシールは、好ましくは熱密封によって、例えば伝導加熱又は誘導加熱によって装着される。容器側壁の外面は、容器上に第一位置及び第二位置を画定する第一溝8及び第二溝9を具備する。
包装体のキャップ3は、スリーブ形状であり、容器の長手軸と共通の長手軸を有し、容器断面に適合した断面、即ち、本例では円形の断面を有する。キャップは、内面11を有する側壁10を具備し、この内面11は、容器側壁の外面4と摩擦的に係合可能であって、容器の長手軸に沿って第一位置から第二位置へと軸方向に並進可能である。
【0009】
キャップ側壁の内面は、容器側壁の外面4との摩擦的係合をもたらすラグ12を具備する。これらのラグは、第一位置において第一溝と係合するが、容器上の第二位置へとキャップを並進させる。図4及び図5に最良に示すように、これらのラグは傾斜しているので、キャップが一旦組み立てられた後に外れてしまうのをより良好に阻止する。溝とラグは共同して、キャップを容器に固定する戻り止めを形成し、包装体のユーザに対して、第一位置及び第二位置の正しい配置を調整する。ラグは、キャップの側壁の内面周りに間隔をあけて配置されるか、又は連続するリングを形成し得る。示される実施形態では、キャップの下側(第二)端部において、下方に突出している波形(scalloped)端上に90°の間隔で配置された4つのラグがある。これらの突出部にラグを配置することにより、キャップが容器に組み立てられるときに、ラグが外側に押圧されるのを助ける。キャップの残部は、キャップの内面と容器側壁の外面との間に、例えば、約0.1mmの僅かな隙間ができるように寸法付けされるので、キャップの適合が緊密になりすぎることはない。この隙間は大きすぎてはならず、大きすぎると容器上でのキャップの安定性が低下する(compromised)こともある。同様に、キャップの安定性を付与するべく、協働するラグと溝は、組み立てられた第一位置において容器とキャップが実質的に重なるように位置決めされるべきである。
【0010】
キャップはキャップの側壁により画定された第一端部13及び第二端部14を更に含む。キャップの第一端部は、第一位置及び第二位置の両方で容器の第一端部と係合し、図2で最良に示す上述の波形プロファイルを有する。キャップの第二端部は、第二位置で容器の第一端部に当接するキャップの端部壁15を具備する。このキャップの端部壁は開口16を含み、その裂開可能なシール7が裂開されるとき、この開口16を通して容器2内の液体にアクセスできる。
【0011】
切断ツール17は、キャップの端部壁と一体成形されたナイフの形状であり、キャップの端部壁15から垂下している。スリーブが、第一位置から第二位置へと軸方向に並進すると、切断ツールは裂開可能なシールを裂開し、それによりキャップの端部壁の開口16を通して液体にアクセス可能となる。図4で最良に示すように、切断ツールはシリンダの傾斜部分を形成するので、このツールが裂開可能なシールを切断するときにシールをわきへ押しやることにより、包装体内の液体に容易にアクセス可能となる。様々な形状の切断ツールが実施可能であるが、滑らかな切断と円滑な開封を行うために、このツールは、キャップが第一位置から第二位置へと進むとき、いかなる時点においても切断刃の一点のみでシールを切断するような形状とするのが好ましい。本実施形態に記載の切断ツールは、シールが切断されるとき、切断ツールの後ろにしまい込まれ、続いて、シールがアプリケータに干渉するのを防止するという更なる利点を有する。
【0012】
包装体は、2つの別個の部分、即ちキャップと容器のみを具備し、その各々は容易に成形可能であり、キャップを容器に押圧することによって簡単に組み立てられるということが先の記載から理解できる。必要であれば、容器は、包装体が一旦組み立てられてからキャップが外れてしまうのを阻止するべく、キャップ上の傾斜部と協働するリップ部をその第一端部に有し得る。組み立てられた状態において、キャップを容器上の第二位置へ移動させ、それによりシールを裂開するには単純な押圧動作で十分である。包装体は、一旦使用したら処分されるに十分な程安価なものである。液体にアクセスする好ましい方法は、包装体と共にキットに含まれ得るアプリケータ18を用いることである。一般に、アプリケータは、アプリケータ先端部19を具備し、この先端部は、例えばブラシ、フロックアプリケータ又はスポンジであり得る。好ましくは、アプリケータ先端部は、ナイロンブラシである。
【0013】
キャップ3は、キャップが第一位置から第二位置へと移動するように意図されていることを包装体のユーザに知らせるその側壁の外面にある表示20と、キャップを把持するのに役立つ長手方向リブなどの突出部21とを更に含んでもよい。かかるリブは、横方向のリブを含むこともできる。
図7は、包装体の信頼できる製造と開封を支援する機構を備える、更なる好ましい実施形態を示す。図7の実施形態において、容器の側壁4’は、容器の第一端部5’の内面及び外面に面取り部22を有する。これは、裂開可能なシールが容器の第一端部に密封される時、容器側壁が局所的に溶融することによって、側壁を越えて延在し、結果的にキャップの適合を妨害するビードを生じさせないことを確実なものにする。更に、切断ツール17’はまた、包装体の開封を支援する面取り部23をその下側端部に有する。キャップが、その第二位置に向かって押下されるとき、面取り部23は、切断ツール17’が容器側壁4’の側を通って導かれ、容器側壁の第一端部に当接することによりキャップの移動を妨害し、それにより更にキャップの動きを阻止しないことを確実なものにする。
【0014】
包装体は、包装体、並びに液体治療組成物、好ましくは歯用ホワイトニング組成物及びブラシなどの組成物用アプリケータのうちの1つ、若しくは好ましくはその両方とを包含するキットの一部として、場合によっては使用説明書と共に提供されてもよい。治療組成物は、リップ用化粧品若しくはマスカラなどの単にうわべだけのものであるか、又は歯のエナメル質を強化する鉱物成分再補給組成物、若しくは虫歯予防薬、若しくは減感歯科治療薬などの治療組成物であり得る。好ましくは液体治療組成物は、沸点が200℃未満の有機溶媒を含む。好ましい液体治療組成物は、漂白剤を更に含む歯用ホワイトニング組成物である。代表的な化粧用治療薬、特に歯用ホワイトニング組成物は、同時係属中のPCT出願PCT/US00/15891で提供されており、この文献を参考として本明細書に組み込む。
【0015】
本発明の包装体は、使い捨て物品であることが意図されているので、一般には本来小型である。図1〜図5に示す実施形態の容器の総容量は約0.6mlであり、通常は、約0.3mlの治療組成物が充填される。もちろん、実際の寸法は、特定の目的に合わせて選択されるべきである。液体組成物の一回の塗布量が比較的多い場合、又はこの組成物が、開封後に著しく変質することなく保存され得る場合、例えば非揮発性溶媒に関して言えば、最大10ml又は100mlなどのかなり大きな寸法の容器を用いるのが適当である。
本明細書に開示した発明は、一般的な特性から逸脱することなく、他の特定形態で実施され得るので、本明細書に記載した実施形態は、全ての点において単なる例示であると考えられ、本発明の範囲は前述の記載ではなく、むしろ添付の請求の範囲により示される。故に、請求の範囲の等価物の意味及び範囲内にある全ての実施形態は、本発明に取り入れられるものと意図される。例えば、記載した実施形態において、キャップは、容器に沿って直線状に並進する。しかしながら、キャップは、容器上にねじ式で固定され得るので、その並進は回転する種類のものである。同様に、キャップは、例えばPCT国際公開特許WO98/53789のように、アプリケータを装着する手段を組み込み得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実物に近い大きさで表した本発明による包装体の斜視図であり、その長手軸を示している。
【図2】容器及びキャップをより明確に示す分解図である。
【図3】キャップの長手方向の部分断面図であり、切断ツールを示している。
【図4】組み立てられた時の第一位置における包装体の長手方向の部分断面図である。
【図5】第二位置における包装体の長手方向の部分断面図であり、シールが裂開された後、アプリケータ(一部図示)が包装体(不図示)内の液体にアクセスしている。
【図6】キャップの代替実施形態の斜視図である。
【図7】包装体の更なる実施形態の長手方向の部分断面図であり、変形切断ツールと容器の側壁とを示している。
Claims (10)
- 液体用包装体であって、
a)外面を有する側壁(4、4’)と、前記容器の長手軸の両端に位置する第一端部及び第二端部(5、5’、6)とを具備し、前記第一端部は裂開可能なシール(7)により密封された開口を画定し、前記第二端部は密封されている液体用容器(2)と、
b)前記容器の前記第一端部(5、5’)に同軸的に連結され、及び前記容器の長手軸と共通の長手軸を有し、前記容器の前記長手軸に沿って第一位置から第二位置へと軸方向に並進可能なキャップ(3)とを備え、前記キャップ(3)は、
(i)前記容器側壁(4、4’)の前記外面と摩擦的に係合可能である内面(11)を有する側壁(10)と、
(ii)前記キャップの前記側壁により画定された第一端部及び第二端部(13,14)であって、第一位置及び第二位置の両方で前記容器の第一端部(5、5’)と係合する第一端部(13)、及び前記第二位置で前記容器に当接し、前記容器の裂開可能なシール(7)が裂開されるときに前記容器内の液体にアクセスできる開口(16)を含むキャップの端部壁(15)を具備する第二端部(14)と、
(iii)前記キャップ(3)が前記第一位置から前記第二位置へと軸方向に並進するときに、前記キャップの端部壁から垂下し、前記キャップの端部壁の開口を通して前記液体にアクセス可能となるように、前記裂開可能なシール(7)を裂開する切断ツール(17、17’)と
を有する液体用包装体(1)。 - 前記容器及びキャップは、前記長手軸に垂直な円形断面を有する請求項1に記載の包装体。
- 前記容器側壁の外面は、第一溝(8)を具備し、そして前記キャップの側壁の前記内面は、前記第一位置において前記第一溝と係合するラグ(12)を具備する請求項1又は2に記載の包装体。
- 前記容器側壁の外面は、第二溝(9)と、前記第二位置において前記第二溝と係合するラグ(12)とを具備する請求項3に記載の包装体。
- 前記切断ツールは、前記キャップの端部壁と一体成形されたナイフであり、好ましくは、前記切断ツールは、前記容器側壁(4、4’)の干渉を防止するべく、その下側端部に面取り部(23)を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の包装体。
- 前記容器内に密封され、沸点が200℃未満の有機溶媒を含む液体治療組成物を含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の包装体。
- 前記液体治療組成物は、漂白剤を更に含む歯用ホワイトニング組成物である請求項6に記載の包装体。
- a)請求項1〜7のいずれか一項に記載の包装体と、
b)前記容器内に密封され、沸点が200℃未満の有機溶媒を含む液体治療組成物と、
c)前記包装体が第二位置にあるとき、前記キャップの端部壁の前記開口を通して前記液体治療組成物に挿入可能である液体治療組成物用アプリケータ(18)と
を具備するキット。 - 前記液体治療組成物は、漂白剤を更に含む歯用ホワイトニング組成物である請求項8に記載のキット。
- 前記アプリケータ(18)は、ナイロンブラシであるアプリケータ先端部(19)を有する請求項8に記載のキット。
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