JP2004518550A - 工作機械の基台上に、被加工物を取外し可能に取付ける取付装置 - Google Patents

工作機械の基台上に、被加工物を取外し可能に取付ける取付装置 Download PDF

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Abstract

工作機械の基台上に、被加工物又はその架台を取外し可能に取付ける取付装置であって、被加工物を加工するための工作機械に連結することができる取付板2と、前記架台又は被加工物を前記取付板上に取外し可能に保持することができるようにした締付ピン3と、この締付ピンを既に被加工物を装着する端縁板5と、液圧又は空気圧で駆動される1個のピストン11と、1個のボールスリーブ15と複数のボール16とからなり、これらのものがこのピストン11によって駆動され、少なくとも1個のバネが取付板と端縁板の間に起きる締付力に抗して配置される。取付板2は締付ピン3に作用する中心領域21を備え、この締付ピンと協働する中心領域が単一材料から形成され、環状の円板になって取付板上に載置される。

Description

【0001】
〔発明の属する技術分野〕
この発明は、工作機械の基台上に、被加工物又はその架台を取外し可能に取付ける取付装置であって、被加工物を加工するための工作機械に連結することができる取付板と、前記架台又は被加工物を前記取付板上に取外し可能に保持することができるようにした締付ピンと、この締付ピンを既に被加工物を装着した取付板に対して締付ける締付力を発揮させるための少なくとも1個のバネと、この締付力に対して液圧又は空気圧で駆動される1個のピストンと、このピストンによって駆動される1個のボールスリーブとからなり、これらのものが締付ピンに作用してバネの締付力に抗して締付ピンを解除することができるように配置されているものに関する。
【0002】
〔従来の技術〕
例えば、ダイカストや射出成形機の鋳型のような被加工物の機械加工は、正確な寸法設定が求められる。従来は、数度の機械加工処理段階を経た被加工品でも、鋳型の寸法は千分の数ミリメーターの誤差許容範囲を逸脱している。近代的な工作機械は、コンピュータ制御のお陰で、上記誤差範囲内の精密な加工ができるようになっている。しかしながら、被加工物の正確な機械加工は、コンピュータ制御のためのx、y、z方位軸の原点を規定し、再生する機能が要求される。被加工物の方位の正確さは、その大部分を、被加工物を種々の機械加工処理中、基台上に支持し、基台から取外し可能にする締付装置の方位の正確さに依存している。
【0003】
欧州特許第922529−A1明細書(先行技術文献1)は、取外し可能式のその架台システムの、一般的な連結部分の構成を開示している。このシステムは基本的に、互いに取外し可能のカップリング要素からなり、第1カップリング要素は架台の位置決め板内に配置され、第2カップリング要素が弾性によって中心位置に寄り、第1カップリング要素に対して接合するように配置される。液圧又は空気圧により駆動される円盤型のピストンと、バネ及びボルトが締付力を生成するために配置され、このボルトの一側には、第2カップリング要素に係合する玉のトラックが形成されている。センタリングのために、第1カップリング要素は、カップリング軸周りの円周上に伸びて第2カップリング要素と係合する少なくとも3個のバネ要素を備える。
【0004】
〔先行技術文献1〕
欧州特許第922529−A1明細書
【0005】
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来技術を元にして、より少ない部品で、より小型で被加工物の確実な締付と取外しを可能にした取付装置を得ることが、この出願の目的である。
【0006】
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、次のような装置によって達成される。すなわち、工作機械の基台上に、被加工物又はその架台を取外し可能に取付ける取付装置であって、被加工物を加工するための工作機械に連結することができる取付板と、前記架台又は被加工物を前記取付板上に取外し可能に保持することができるようにした締付ピンと、この締付ピンを既に被加工物を装着した取付板に対して締付ける締付力を発揮させるための少なくとも1個のバネと、この締付力に対して液圧又は空気圧で駆動される1個のピストンと、このピストンによって駆動される1個のボールスリーブとからなり、これらのものが締付ピンに作用してバネの締付力に抗して締付ピンを解除することができるように配置され、そしてこの締付ピンと協働する中心領域が単一材料から形成され、環状の円板になって取付板上に載置されている。
【0007】
この発明の好ましい実施態様は、特許請求の範囲の項の従属項に展開されている。
【0008】
この発明の締付ピンと、ピン又は架台に連結されている被加工物は、垂直方向にはバックラッシュと関係なく、位置決め及び心出しをすることができるという作用効果がある。この作用効果は、中心領域において、取付板と締付ピンとが心出しのために相互作用する締付面を備え、相互に平行移動し、夫々が装置の内部で、円錐台の側面を形成するようにされていることで、達成される。
【0009】
この発明はまた、比較的重い被加工物を比較的省力で、取付板上に取外し可能に、極めて正確に取付けることができるという作用効果を有する。この作用効果は、解放状態で、取付板の中央領域でのテーパー状になった締付面が、装置のZ軸に関して、締付ピンのテーパーになった締付面よりも、ミクロン単位の精密さで被加工物により近接して配置されることによる。架台装置がこれにより、より小型に形成されることが可能になる。
【0010】
この発明はまた、締付面から種々の汚染物質を、容易且つ極めて効率的に除去しクリアーに保つことができる作用効果がある。この作用効果は、解放状態で、夫々のテーパー状の締付面が相互作用して、清掃又はフラッシング剤が通過できる環状の通路が形成されることによって達成される。
【0011】
この発明はまた、装置が完全に、被加工物の存在を確認することができるという作用効果を有する。この作用効果は、取付板に、互いに異なる設計の少なくとも2個のZ軸方向作業領域が設けられ、それらがフラッシング又は清掃媒体のための開口を備えており、締付操作の間に、フラッシング又は清掃媒体の通過によってこの作業領域が清掃され、このZ軸方向作業領域に隣接した被加工物の存在がチェックされることにより達成される。
【0012】
この発明はまた、締付ピンの締付力が最小限の出力で済むようにし、ピストンから締付ピンへの締付力が、より効率的に伝達されるようにされているという作用効果を有する。この作用効果は、ピストンと締付ピンとの間の複数のボールをラジアル方向に動かすことによって、ピストンと締付ピン上に操作側面を形成し、これらの操作側面が締付方向軸Zに対して異なる角度の傾斜面を形成し、少なくとも3対1の減少率を達成して、締付ピンが取付板上に機械的に係止され、この締付ピンと取付板とは、取外しによってのみ分離されるという構成によって、達成される。
【0013】
〔発明の実施態様〕
この発明の典型的な実施例は、以下に図面を参照しながら、説明される。
被加工物又はその袈台を取外し可能に取付ける取付装置1の見取り図を図1に示す。装置1において、頂上から底部に向けて、取付板2、締付ピン3とその上にこの締付ピン3を被加工物またはその架台(図示せず)に取外し可能に取付けるようにしたネジ4と、基板5が図1に開示されている。装置1は工作機械、例えばコンピュータ制御精密平削盤の上部又は内部に取付けられ、既に述べた通り被加工物又はそれを載置した架台を繰り返し固着させる。装置1は基本的に円形で、図示のZ軸に対して左右対象に構成されている。取付板2は被加工物又はその架台を定められた位置に載置し、切削工具による加工に供するために用いられる。
【0014】
取付板2の頂上面6は被加工物をZ軸面上に正確に位置決めする作用をし、その末端に一連のZ軸方向載置面7、8を、頂上面6から上の位置に配置する。最初にZ軸方向載置面7についてみると、一連の環状体7は「Z軸島」7とも呼ばれ、1つの円環上に複数配置されているのが看取される。もう一つのZ軸方向載置面8は、装置1のZ軸と同心の円環状に形成される。載置面7,8の正確な位置及び配置は、これに載置する被加工物の対応面の位置決めをすることになる。基台5は第一には取付板2に接合されて取付装置1を形成し、第2に装置1に液圧又は空気圧媒体を連結して、操作及び清掃に供する役割をする。
【0015】
さらに、第1開口10が取付板2の端縁部面9に形成されているのが見られる。
この開口10は取付板内に供給通路20を穿孔するために必要であったが、その後は再び閉じられている。被加工物を取付ける間、フラッシング又は清掃媒体を装置のあらゆる面に吹付けることが、被加工物の正確な位置決めに必要である。
この吹付けにより、工作機械の全切削工程中、被加工物は挟雑物に邪魔されてX−Y−Z軸の原点位置を変動するようなことがなく、確実に同じ位置に固定されている。
【0016】
図1と同様の装置が、図2に示される。さらに、ピストン11の部分が基板5の中心領域に観察される。ピストン11は装置1内で、空気圧又は液圧によりZ軸方向に上下動するように配置されている。また、図1及び図2に示すように、複数の孔12が開けられ、これらにネジ等を挿通させ、装置1を工作機械の主要部分、例えばテーブル又はマシン・ベッドに固着させる。ピストン11の駆動のために空気圧又は液圧媒体を供給するための開口13と、さらにフラッシング又は清掃媒体、例えば6気圧未満の圧力空気フラッシングをZ軸島7に送るための開口14とが基板5の下側面に設けられているのが看取される。
【0017】
図1及び2に示す装置の縦断面を図3に示す。図3の断面は、第1の供給用開口13の中心軸線に沿って切断された状態を示す。さらに、一連のボール16を備えるボールスリーブ15が装置内に装着されるとともに、円盤状バネ18を収納する貯蔵所17が装置内に形成されているのが、図3の断面に看取される。多数のシールが、空気圧又は液圧媒体を封止するため、及びフラッシング又は清掃媒体から装置を封止するために、装置1内に配置される。これらのシールは図3には明示されていないが、このようなシールを収納することができる、多数の独立したレセプタクル19が、図3に明示されている。
【0018】
装置1の別の縦断面の、部分拡大図を図4に示す。図4の断面は図3の断面に対し直角の位置で切断された状態を示す。フラッシング又は清掃媒体を装置の中心領域に供給するための通路20が、図4に示されている。図3及び特に拡大された図4において、取付板2が円盤状に形成された中心領域21を備えることが看取される。この中心領域21は、装置1のZ軸廻りの360度をカバーしている。またこの中心領域21は取付板2から半径方向内側に伸びて、締付ピン3の領域22と整合するように設計されている。
【0019】
中心領域21を比較的薄い円盤状にし、且つ取付板2の他の部分と一体的に形成したので、この中心領域21とその自由端部の締付面23は、締付ピン3が所定位置に据付けられた時、自由端部の締付面23がZ軸に沿って下方向に動くことができるよう、弾性を有している。この中心領域21の自由端部の締付面23は、それに接合している締付ピン3の部分22の締付面24と、完全円周面で接合作用する。
【0020】
中心領域21の第1締付面23と、締付ピン3の第2締付面24は、精密加工技法により円錐面に成形加工され、正確に整合するようになっている。中心領域21の円錐面と締付ピンの円錐面の円錐角度は同一であり、このことは中心領域21の自由端の締付面23と、締付ピン3の締付面24は、締付ピン3の断面で見て、並行に走っている。締付面23、24は円錐台の側面と同様に形成され、この円錐面の頂点は、装置1の内側に来るようになっている。この実施例では、第1締付面23が第2締付面24より、数ミクロン、即ち1ミリメーターの百分の1未満の単位で、装置1のZ軸により接近して配置されていることを、銘記しなければならない。
【0021】
中心領域21と締付ピン3の、このような補完的な設計は、次のような作用効果を奏する。すなわち、締付ピン3による締付の間、半径方向に作用する力、「プレストレス」が取付板2の中心領域に発生し、この力は締付ピン3の全周面に、いわば出来るだけ均等に作用する。締付ピン3が持ち上げられると、1つの通路、円環状の間隙が締付ピンと取付板との間にでき、この間隙は締付ピンが降下する内に再び閉じられる。この間、フラッシング媒体が、この間隙を比較的高速で通過する。このようにフラッシング又は清掃媒体の流れのための断面が、最小限度確保される。この結果、清掃の効果は最大限に高められる。このフラッシング媒体の作用効果は、締付ピン3と取付板2とが互いに接合した時、不要に大きな断面が形成される時はない、ということによって減じられることはない。締付操作工程が完了する間に、フラッシング媒体を含む空気は、上記円環状間隙を通って外部へ抜けて行くことができる。フラッシング媒体を含む空気は又、Z軸島7にも供給される。
【0022】
Z軸島7の領域に空気を供給するようにした開口30とフラッシング媒体を含む空気を種々のZ軸島の全てに配給するための環状通路31が、図5に開示される。Z軸島7も環状中心領域のZ軸方向載置面8と同様に清掃され、載置する被加工物のより正確な位置決めに貢献する。基板5を取付板2に固着させるためのネジ38の一つが、図5に開示されている。図5では、ボールスリーブ15を開いて見せるために、締付ピン3の記載が省略されている。ピストン11は、通気孔となりフラッシング又は清掃媒体とともに内部の不純物を排除するための中心孔部分39を備える。
【0023】
締付ピン3は装置1内で取外し可能に装着され、その円周面上の数点で支持される。作動状態では、被加工物が所定位置に締着される時に、貯蔵された円盤状バネ18は、ピストン11に対して下方向に働く。装置内では、ピストン11は、締付ピン3に対向する円周内面上に位置制御のための側面26、27を備え、これらがボールスリーブ15内のボール16に当接する。ボールスリーブ15は、複数のボール16を締付ピン3の周りの円周上に配列させるように取付ける。ボール16の領域では、締付ピン3は、同様に正確に成形された位置制御のための側面28を備える。これらの側面は、ボール16に対する位置制御のための側面26、27、28として作用するよう、それぞれ異なる角度を保ち、締付ピン3が装置1内で解放後所定位置に締着された時に、この締付力がある一定の減少率、例えば3対1の割合で伝達されるように構成される。この構成は、ピストン11の締付力が比較的低い値であっても、締付ピンは比較的高い締付力で被加工物を支持することができる。このように締付状態で締付ピンに作用する力は、ピン3と取付板2との取外しによってのみ外れるほど極めて高い。
【0024】
この発明の、典型的な第2実施例を、図6,7及び8に示す。この実施例では、弾性領域は取付板にではなく、締付ピン側に設けられている。ここで、締付ピン24′は、取付板の対向面の内径より数ミクロン程度大きな外径を有するように成形されている。第1実施例と同一の作用をする部品は、同一の符号を付けてある。図7のボールスリーブ15′は図3のボールスリーブ15と比較して、より単純な構成になっている。図3のピストン11と比較して、ピストン11′と31とは、2個1組になっている。
【0025】
図9には、第2実施例の締付ピン3′が、取付板2′から外された状態で図示されている。この図では、締付面24′をもつ締付リング40が締付ピン3′上に形成されているのが看取される。この締付リング40は、締付ピン3′の他の部分に比べてより弾性の高い材料で形成され、バネ効果を発揮する。
【0026】
ここで提案されたバックラッシュの無い締付システムは、特に工作機械の被加工物を、例えば高速精密ミリング機械のように被加工物に、高い加工力である程度の振動力を加えて加工処理するものにおいて、繰り返し且つ正確に締付け支持するために用いられる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による、被加工物又はその袈台を取外し可能に取付ける取付装置の見取り図である。
【図2】図1の装置を他の側から見た見取り図である。
【図3】図1の装置の縦断面図である。
【図4】図3の断面に対し直角の位置で切断された、図1の装置の部分拡大断面図である。
【図5】図1の装置の、別の部分拡大断面図である。
【図6】この発明の他の実施例による、被加工物又はその袈台を取外し可能に取付ける取付装置の見取り図である。
【図7】図6の装置を他の側から見た見取り図である。
【図8】図6の装置の縦断面図である。
【図9】図6の装置の締付ピンを更に拡大し、その縦断面を示した図である。

Claims (6)

  1. 工作機械の基台上に、被加工物又はその架台を取外し可能に取付ける取付装置であって、被加工物を加工するための工作機械に連結することができる取付板2と、前記架台又は被加工物を前記取付板上に取外し可能に保持することができるようにした締付ピン3と、この締付ピン3を既に被加工物を装着した取付板に対して締付ける締付力を発揮させるための少なくとも1個のバネ19と、この締付力に対して液圧又は空気圧で駆動される1個のピストン11と、このピストンによって駆動される、多数のボール16を持つ1個のボールスリーブ15とからなり、これらのものが締付ピン3に作用してバネの締付力に抗して締付ピンを解除することができるように配置されているものにおいて、1つの中心領域21が締付ピン3と接触するようにし、且つ取付板2上に、一体的に、円盤状に形成されたことを特徴とする取付装置。
  2. 請求項1に示す、被加工物を取外し可能に取付ける取付装置において、中心領域21内において取付板2と、心出しのために相互作用する締付面23、24を持つ締付ピン3とが相互に平行移動し、夫々が装置の内部で、円錐台の側面を形成するようにされていることを特徴とする取付装置。
  3. 請求項1又は2に示す、被加工物を取外し可能に取付ける取付装置において、解放状態で、取付板2の中央領域21でのテーパー状になった締付面23が、装置のZ軸に関して、締付ピン3のテーパーになった締付面24よりも、ミクロン単位の精密さで被加工物により近接して配置されることを特徴とする取付装置。
  4. 請求項1乃至3の内1項に示す、被加工物を取外し可能に取付ける取付装置において、解放状態で、テーパー状になった締付面23、24が相互作用して、清掃又はフラッシング媒体のための円環状通路を形成することを特徴とする取付装置。
  5. 請求項1乃至4の内1項に示す、被加工物を取外し可能に取付ける取付装置において、ボール16をピストン11と締付ピン3との間で、半径方向に移動させるために、位置制御のための側面26、27、28がピストンと締付ピン上に形成され、これら位置制御のための側面26、27、28は、それぞれ異なる角度を保ち、締付ピン3が装置1内で解放後所定位置に締着された時に、この締付力がある一定の減少率、少なくとも3対1の割合で伝達されるように構成され、ピストン11の締付力が比較的低い値であっても、締付ピンは比較的高い締付力で被加工物を支持することができ、このように締付状態で締付ピンに作用する力は、ピン3と取付板2との取外しによってのみ外れることを特徴とする取付装置。
  6. 請求項1乃至5の内1項に示す、被加工物を取外し可能に取付ける取付装置において、取付板2は夫々形状の異なる少なくとも2個のZ軸方向載置面7、8と、その間にフラッシング又は清掃媒体の流れのための1つの通路とを備え、これらZ軸方向載置面は締付作業の間、フラッシング又は清掃媒体によって清掃されるとともに、この媒体の流れを見ることによって、装置のZ軸方向載置面に隣接する被加工物の存在を確認するようにした、取付装置。
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