JP2004517833A - 低減された収斂性を有する亜鉛含有歯磨き剤 - Google Patents

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Abstract

低収斂性を有する安定な亜鉛含有水性口腔用組成物であって、亜鉛塩、陰イオン性ポリカルボキシレートポリマー及びピロリン酸塩の混合物を含むことによってより少ない収斂性を前記組成物の使用者が経験する、前記組成物。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、口腔の悪臭(oralmalodor)を低減するために有用な歯磨き剤組成物に関し、より詳細には、亜鉛塩とピロリン酸塩との組合せを含む口腔の悪臭の処置のための低収斂性で息を清新にする口腔ケア製品に関する。
【0002】
口腔の悪臭または口臭は、主に硫化水素、メチルメルカプタン及び微量の硫化メチルである揮発性硫黄化合物を生成する、歯垢、粘膜に付着するデブリー及び唾液細胞要素(salivarycellularelement)の該当する基質成分に対する微生物の腐敗活動によって引き起こされる。
【背景技術】
【0003】
口腔の悪臭を有益に低減するために亜鉛塩類を口腔歯科ケア製品中に取り入れることは、従来技術、例えば、米国特許第4,138,477号、同第5,000,944号において周知である。しかしながら、亜鉛塩類の収斂性が、口腔歯科ケア製品中に使用される際の主要な欠点であり、口中に不快な収斂味を生じる。
【0004】
米国特許第4,138,477号は、低減された収斂性を有する亜鉛塩含有口腔用組成物を開示しており、ここで、組成物は、亜鉛塩とカルボン酸、スルホン酸及び/またはホスホン酸ラジカルを含む陰イオン性ポリマーとの反応によって形成された亜鉛−ポリマー錯体を含む。
【0005】
米国特許第5,000,944号は、亜鉛塩をピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩及びこれらの組合せのようなポリリン酸塩溶液中に溶解させることで亜鉛塩とポリリン酸カリウムまたはポリリン酸ナトリウム塩とを反応させることによって形成される少なくとも約50%の水溶性を有する亜鉛/ポリリン酸塩錯体を必須の薬剤として含み収斂性が実質的に無い亜鉛含有抗歯石口腔用製品を開示している。
【0006】
亜鉛/ポリリン酸塩の錯塩類の欠点は、収斂性は実質的に低減するが、亜鉛塩及びポリリン酸塩を含む歯磨き剤は不安定になる傾向を有し、貯蔵中に多結晶性の塊を形成し、このような形成は亜鉛−ポリリン酸塩錯体の結晶の凝集によって引き起こされると考えられている。こうした塊は肉眼で見え、かなりの硬さを有するので、こうした亜鉛/ポリリン酸塩結晶の自発的な形成は非常に望ましくなく、この歯科用製品が消費者によって受け入れられにくくなる。従って、亜鉛塩類を含む口腔ケア製品の安定性及び収斂性特性の両方を改良することができ、それによってこのような製品を消費者が使用する際により許容されるようにする手段が、従来技術において要望されている。
【発明の開示】
【0007】
本発明によれば、限定された収斂性を有する口腔の悪臭の処置のための安定な水性口腔ケア組成物であって、該口腔ケア組成物中に取り入れられる亜鉛塩、陰イオン性ポリカルボキシレートポリマー及びピロリン酸塩成分から形成された錯体を含む口腔に許容されるビヒクルを含む組成物が得られる。
【0008】
下文で証明するように、本口腔ケア製品中に亜鉛陰イオン性ポリカルボキシレートポリマーピロリン酸塩錯体が存在することは、実質的に低減された収斂性を有し、消費者が使用する際に改良されたおいしさを有する安定な製品を予想外に提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の実施において、本口腔ケア組成物中の亜鉛/陰イオン性ポリカルボキシレートポリマー/ピロリン酸塩錯体を形成するために使用する亜鉛イオンの源は一般に、完全にまたは部分的に水中に可溶の亜鉛塩であり、例えば、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛、クエン酸亜鉛、塩化亜鉛が挙げられ、クエン酸亜鉛が好ましい。亜鉛塩を一般に本発明の口腔ケア組成物中に約1〜約5重量%、好ましくは約1.5〜約3重量%の濃度で取り入れる。
【0010】
亜鉛/陰イオン性ポリカルボキシレートポリマー/ピロリン酸塩錯体を形成するために使用する陰イオン性ポリカルボキシレートポリマー類は一般に、遊離酸類の形態、或いは、好ましくは部分的にまたは完全に中和済みの水溶性アルカリ金属(例えばカリウムであり好ましくはナトリウム)塩類若しくはアンモニウム塩類の形態で用いられる。好ましいのは、無水マレイン酸またはマレイン酸と別の重合可能なエチレン性不飽和モノマーとの1:4〜4:1コポリマー類であり、好ましくはメチルビニルエーテル/無水マレイン酸で分子量(M.W.)約30,000〜約1,800,000、最も好ましくは約30,000〜約700,000を有するものである。こうしたコポリマー類の例は、ガントレッツ(Gantrez)、例えば、AN 139(M.W.500,000)、AN 119(M.W.250,000);S−97医薬品等級(M.W.700,000)、AN 169(M.W.1,200,000〜1800,000)、及びAN 179(M.W.は1,800,000を超える)という商品名でISPコーポレーション(ISPCorporation)から入手可能であり;ここで、好ましいコポリマーはS−97医薬品等級(M.W.700,000)である。
【0011】
陰イオン性ポリカルボキシレートポリマーを、本口腔用組成物内部で亜鉛−ポリマー−ピロリン酸塩錯体を形成するのに有効な量用いる。この目的のために、陰イオン性ポリカルボキシレートポリマーを、本口腔ケア組成物中に約0.1〜約10重量%、好ましくは約0.2〜約3.0重量%取り入れる。
【0012】
亜鉛/陰イオン性ポリマー/ピロリン酸塩錯体を製造するために使用するピロリン酸塩類としては、ジアルカリまたはテトラアルカリ金属ピロリン酸塩類の例えばNa、KaP、Na、Na、及びKが挙げられる。ピロリン酸塩類は、本発明の口腔用組成物中に約1〜約5重量%、好ましくは約0.5〜約3重量%の濃度で含まれる。
【0013】
本発明の歯磨き剤組成物を製造するためには、水、湿潤剤、界面活性剤及び研磨剤を含むビヒクルを含む本口腔ケア製品中に、亜鉛塩、陰イオン性ポリカルボキシレートポリマー及びピロリン酸塩成分を取り入れる。
【0014】
湿潤剤は一般に、グリセロール、ソルビトール及び分子量200〜1000の範囲内のポリエチレングリコールのような湿潤剤の混合物であるが、湿潤剤の他の混合物及び単一の湿潤剤も用いてよい。湿潤剤の含有量は、約10〜約80重量%、好ましくは約30〜約50重量%の範囲内である。水分は、約10〜約25重量%の範囲内である。
【0015】
カリウム塩類が成分として含まれる歯磨き剤成分中に無機増粘剤を含んでよく、こうしたものとしては、カボット・コーポレーション(CabotCorporation)から入手可能なカボシル(Cabosil)ようなフュームドシリカ、及び、クロスフィールド・ケミカルズ(CrosfieldChemicals)から入手可能なソルボシル TC−15(SorbosilTC―15)またはW.R.グレース(W.R.Grace)から入手可能なシロックス 15(Sylox15)を含む増粘用シリカが挙げられる。
【0016】
天然及び合成ガム類の有機増粘剤を、本発明の口腔ケア組成物中に取り入れてよい。このような増粘剤の例は、カラギーナン(アイリッシュモス)、キサンタンガム、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、デンプン、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルプロピルセルロース、ヒドロキシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、及びヒドロキシエチルセルロースである。有機増粘剤を、本発明の組成物中に約0.25〜約2重量%、好ましくは約0.5〜約1重量%の濃度で取り入れてよい。
【0017】
本発明の口腔ケア製品中に界面活性剤を取り入れてよく、これは発泡特性を与えるために成分として含まれる。界面活性剤は好ましくは陰イオン性であり、この適切な例としては、高級アルキルサルフェート類の例えばラウリル硫酸カリウムまたは好ましいものとしてラウリル硫酸ナトリウム、高級脂肪酸モノグリセリドモノサルフェート類の例えば水素化ヤシ油脂肪酸類のモノ硫酸化モノグリセリドの塩、アルキルアリールスルホネート類の例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、高級脂肪スルホアセテート類、1,2−ジヒドロキシプロパンスルホネートの高級脂肪酸エステル類、及び低級脂肪族アミノカルボン酸化合物の実質的に飽和した高級脂肪族アシルアミド類の例えば脂肪酸、アルキルまたはアシル基中に12〜16個の炭素を有するもの、並びにその他同様なものが挙げられる。最後に言及したアミド類の例は、N−ラウロイルサルコシン、及びN−ラウロイル、N−ミリストイル、またはN−パルミトイルサルコシンの塩類である。界面活性剤は一般に、本発明の口腔ケア組成物中に約0.5〜約5.0重量%の濃度で存在する。
【0018】
研磨材を、本発明の口腔用組成物中に取り入れてよく、好ましい研磨材は、シリカのようなシリカ質材料である。好ましいシリカは、沈降非晶質水和シリカの例えばクロスフィールド・ケミカルズが販売するソルボシル AC−35またはヒューバー・カンパニー(HuberCompany)製のゼオデント 115(Zeodent115)及びゼオデント 165であるが、他の研磨材も用いてよく、例えば、メタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム、リン酸三カルシウム、リン酸カルシウム二水和物、無水リン酸二カルシウム、ピロリン酸カルシウム、オルトリン酸マグネシウム、炭酸カルシウム、重炭酸ナトリウム、アルミナ三水和物、ケイ酸アルミニウム、か焼したアルミナ及びベントナイトが挙げられる。本発明の口腔用組成物中の研磨材の濃度は通常5〜約40重量%、好ましくは10〜30重量%の範囲内である。
【0019】
本発明の口腔ケア組成物中に取り入れてよい他の成分としては、顔料、甘味料、香味料及び防腐剤が挙げられる。白色の歯科用クリーム調合物においては、一般に好まれる顔料は二酸化チタン、ルチルであり、これらの比率は通常0.5〜1.25重量%、好ましくは0.75〜1重量%の範囲内である。甘味料の含有量は通常人工または合成甘味料の含有量であり、存在する通常のこの比率は、0.1〜1重量%、好ましくは0.3〜0.5重量%の範囲内である。好ましくはペパーミント/メントール香味料の混合物である香味料の含有量は通常0.5〜2重量%、好ましくは0.5〜1.5重量%の範囲内である。F.D.&C等級の染料を適切な量で使用して、所望の色を与えてよい。カリウム塩含有歯磨き剤の他の成分または補助剤の含有量は通常10重量%を超えず、しばしば5重量%未満であり、0%もの低さになり得る。
【0020】
本発明の口腔用組成物を製造するためには、亜鉛塩を、水、湿潤剤及び陰イオン性ポリカルボキシレートポリマーの混合物に加え、従来のミキサー中に分散させ、混合物を、外観が滑らかなスラリーにする。ピロリン酸塩もこの時点で加えてよく、好ましくは水溶液として予備溶解させておく。他の水溶性成分の例えばフッ化物塩類及び甘味料の例えばサッカリンナトリウムもこの時点で加えてよい。この混合物を100〜110°Fに加熱し、10〜30分間混合して均一なゲル相を生成してよい。混合物を真空ミキサーに移す。研磨材を次に加え、10〜30分間、高速で、5〜100水銀柱ミリメートルの圧力、好ましくは5〜50mmHgの範囲内の真空下で混合し、均一な混合物を与える。界面活性剤及び香味料を次にペーストに加え、続いてペーストをさらに10〜20分間、5〜50mmHgの真空下で混合する。得られる生成物は、pH5〜8、好ましくは6.5〜7.5の範囲内であって例えばpH7を有する通常の練り歯磨きまたはゲルのテクスチャーのようなテクスチャーを有し、満足な香味を有する安定な収斂性歯磨き剤である。
【0021】
以下の実施例は本発明をさらに例示するものであるが、本発明はこれに限定されるものでないことは理解されよう。本明細書においてまた添付の請求の範囲において言及する全ての量は重量である。
【実施例】
【0022】
下記の表1に列記する諸成分を混和することで、水性歯磨き剤を製造した。
【0023】
【表1】
Figure 2004517833
密封したプラスチック管中に8週間、40°F、室温、105°F及び120°Fで歯磨き剤を貯蔵した後で、結晶性材料の形成は認められなかった。
【0024】
本歯磨き剤の収斂性及びおいしさを、亜鉛イオンを含まない市販の非収斂性抗菌性歯磨き剤及び2重量%のクエン酸亜鉛を含み収斂性であることが知られている市販の歯磨き剤と比較して、収斂性及び味覚の受容性(tasteacceptability)のような特性に関してフレーバリストが評価した。
【0025】
フレーバリストは、本歯磨き剤はわずかな収斂性を有すると評価した。
対照のために、実施例の歯磨き剤を製造して、クエン酸亜鉛を、1重量%のピロリン酸四ナトリウム及び7重量%のトリポリリン酸ナトリウムと一緒に歯磨き剤組成物中に取り入れ、陰イオン性ポリカルボキシレートポリマーであるガントレッツ S−97は歯磨き剤組成物中に含めなかった場合、組成物は低収斂性を有したが、プラスチック管中に室温で貯蔵すると、望ましくない結晶が歯磨き剤中に15日間以内に形成された。

Claims (14)

  1. 低収斂性を有する安定な亜鉛含有水性口腔用組成物であって、亜鉛塩、陰イオン性ポリカルボキシレートポリマー及びピロリン酸塩からビヒクル中で形成された錯体を含む口腔に許容される前記ビヒクルを含むことによってより少ない収斂性を前記組成物の使用者が経験する、前記組成物。
  2. 前記亜鉛塩はクエン酸亜鉛である、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記ピロリン酸塩はピロリン酸四ナトリウムまたはピロリン酸四カリウムである、請求項1に記載の組成物。
  4. 前記陰イオン性ポリカルボキシレートポリマーはビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマーである、請求項1に記載の組成物。
  5. 前記コポリマーは、前記組成物中に、約0.1〜約10重量%の濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。
  6. 前記亜鉛塩は、前記組成物中に、約1〜約5重量%の濃度で存在する、請求項4に記載の組成物。
  7. 前記ピロリン酸塩は、前記組成物中に、約0.5〜約3.0重量%の濃度で存在する、請求項1に記載の組成物。
  8. 低収斂性を有する安定な亜鉛含有口腔用組成物の製造方法であって、水及び湿潤剤を含む口腔に許容されるビヒクルを製造することと、亜鉛塩、陰イオン性ポリカルボキシレートポリマー及びピロリン酸塩と前記ビヒクルとを混和して、亜鉛/陰イオン性ポリカルボキシレート/ピロリン酸塩錯体を形成することによってより少ない収斂性を前記組成物の使用者が経験することと、を含む方法。
  9. 前記亜鉛塩はクエン酸亜鉛である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ピロリン酸塩はピロリン酸四ナトリウムまたはピロリン酸四カリウムである、請求項8に記載の方法。
  11. 前記陰イオン性ポリカルボキシレートポリマーはビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマーである、請求項8に記載の方法。
  12. 前記コポリマーは、前記組成物中に、約0.1〜約10重量%の濃度で存在する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記亜鉛塩は、前記組成物中に、約1〜約5重量%の濃度で存在する、請求項8に記載の方法。
  14. 前記ピロリン酸塩は、前記組成物中に、約0.5〜約3.0重量%の濃度で存在する、請求項8に記載の方法。
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