JP2004516863A - 摂取可能な電子カプセル - Google Patents
摂取可能な電子カプセル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004516863A JP2004516863A JP2002513343A JP2002513343A JP2004516863A JP 2004516863 A JP2004516863 A JP 2004516863A JP 2002513343 A JP2002513343 A JP 2002513343A JP 2002513343 A JP2002513343 A JP 2002513343A JP 2004516863 A JP2004516863 A JP 2004516863A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transducer
- marker
- human
- capsule
- medical information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/42—Detecting, measuring or recording for evaluating the gastrointestinal, the endocrine or the exocrine systems
- A61B5/4222—Evaluating particular parts, e.g. particular organs
- A61B5/4255—Intestines, colon or appendix
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/0002—Remote monitoring of patients using telemetry, e.g. transmission of vital signals via a communication network
- A61B5/0031—Implanted circuitry
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/07—Endoradiosondes
- A61B5/073—Intestinal transmitters
Abstract
改良された新規の摂取可能カプセル(10)、及び、消化器官内を通過すべく構成された非消化性外殻(20)からなる摂取可能カプセルを使用して人間や動物の消化器官内から医学情報を測定する方法。マーカー膜(12)は非消化性外殻の一部分を介して露出されている。マーカー膜は所定の検出可能情報を検出、識別する性能を有する。非消化性外殻内には、消化器官内からマーカー膜によって得られた特定情報があると電子特性を変化させるバイオセンサ(14)、変化した電気特性の信号を体外の遠隔受信機に送信する低周波トランスジューサ(16)、及びトランスジューサを駆動する小型電池(18)、がハウジングされている。
Description
【0001】
発明の分野
本発明は、医療分野において使用される新規の摂取可能電子カプセル、及び動物、特に人間の体内の医学的データを集積するために本カプセルを使用する方法、に関する。
【0002】
発明の背景
医療分野で現在使用されている痛い侵襲的な処置をせずに医学情報を得て、病気特に癌を検出することは非常に望まれている。これらの処置の多くは非常に大きな緊張を引き起こし、極端な場合は、患者の治療を求める気持ちや初期診断の受診を抑制する。ある種の病気を診断するためには、侵襲的な処置、即ち切開手術や機器による観察等の体内の一部に入る医療が行われるのが一般的であり、針、柔軟性のある管、内視鏡等が使用され、又外科的処置が行われる。
【0003】
これらの診断の多くは使用される特定の処置や装置、又、装置や処置の操作技師の技能に依存する。現在一般的な診断として代表的に使用されるツールは、大腸直腸癌(CRC)の検出のための大腸鏡検査である。大腸鏡検査は、光ファイバ内視鏡による、大腸、回盲弁、末端回腸の部分の直接視覚検査を含むのが一般的である。大腸鏡検査は、資格を有する胃腸科専門医によって行われるのが一般的である。大腸鏡検査の際、患者は目覚めているが安静にしているのが一般的である。処置に際しては、柔軟性のある内視鏡が直腸に挿入され、胃腸管下部の様々な部分を経て進む。解剖学的に重要な場所が識別され、表面の潰瘍形成、ポリープ、出血部分、腫瘍、狭窄等が調べられる。識別された状況に応じて、大腸直腸癌や大腸の前癌状態が診断される。侵襲的処置においては多くの場合、厄介な問題が起こる。最も一般的な厄介な問題は、感染するまで診断が遅延している大腸の穿孔の存在である。穿孔は、特に管壁が弱っているときは、装置のチップによる機械的衝撃によって起こり得る。装置ではなくて、空気の吸引によって穿孔が起こる場合は少ない。しかしながら、日常業務において穿孔による重大問題が報告されている。更に問題として、出血が起こり、出血を凝固させるために大腸鏡検査を繰り返す必要がある。例は少ないが、血管造影や外科処置が必要な場合もある。更に一般的でない問題であるが、慢性肺疾患の患者の過鎮静による呼吸器官の機能低下がある。
【0004】
他の一般的な診断は、直腸の指診、検便による便潜血試験(FOBT),バリウム注腸X線、内視鏡のS状結腸鏡を含む。これらの処置はすべて癌の状況を診断するために使用される。内視鏡のS状結腸鏡、直腸、S状結腸、および大腸の近位部(60cm)の直接検査は、柔軟性のある光ファイバ内視鏡によって行われる。その処置は医院で腸の最小の前処理を行った後になされる。35cmの鏡は対応する大腸鏡検査よりも快適で安価である。しかし、この装置の効力は少々低く、悪性や悪性前期の大腸損傷の40%が診断されるのみである。
【0005】
これらの処置のすべては侵襲的処置であり、患者に高レベルの不快感を与える。従って、癌や非常に初期段階の癌等の疾患や状況を検出し得る非侵襲的処置が望まれる。
【0006】
更に、医学分野では医学的疾患を検出し診断する、高信頼性の非侵襲的処置の必要性が認識されている。最近、「ラジオピル」(radio pill)が出現した。このピルは体の要素をモニターする手段を備え、埋め込みか摂取が可能で、体外へ情報を伝達し得る。これらのデバイスの多くは情報を得るのが厄介で、信頼性が無く、一般に、ピルの配置場所を決定しない。
【0007】
医学分野では、多くの癌検出手段が知られている。その一つは癌マーカーである。癌を含む多種の疾患を検出する有効なスクリーニング法を開発するためには、適切な高信頼性の診断マーカーが必須である。そのようなマーカーには一般に、物理的、遺伝子的、および化学的の3つのカテゴリーがある。医学分野で、大腸の癌ポリープの発達の初期段階を検出するために現在使用されている方法の1つは、大腸鏡検査や柔軟性S状結腸鏡に関して前述した、内視鏡画像技術を使用した腸の内表面の物理的性能評価である。物理的マーカーと遺伝子的マーカーとは生体内検出法を使用して評価することは困難である。物理的マーカーでは、位置制御、胃腸管内容物の観察への干渉、および大量のデータ伝送に対応する必要がある。遺伝子的マーカーでは、DNA解析の複雑さや非常に小さい検出器中での検出のために、追跡は困難である。従って、体内モードの検出を追跡するためには化学的検出が最も道理に適っている。
【0008】
従って、本発明の目的は、化学的マーカーを使用して医学的状況を検出し、診断するための装置を提供することである。
本発明の他の目的は、使用される診断的マーカーに基く所定の因子を検知して反応し、体外にある遠隔の受信機に診断情報を伝送する、カプセル等の摂取可能な装置を提供することである。
【0009】
本発明の更に別の目的は、体内に、化学的マーカーを使用して所定の状況を検出し、その感知した情報を伝送することが可能な摂取可能カプセルを導入することにより、情報を受信し、医学的状況を診断する方法を提供することである。
【0010】
これらの必要性は、人間や動物の消化器官内からの医学情報を判断するために、消化器官を通るべく構成された非消化性外殻を含む摂取可能なカプセルを提供することにより殆ど満たされる。マーカー膜は非消化性外殻の部分を介して露出される。マーカー膜は、所定の検出可能情報を検出し、識別する性能を有する。マーカー膜は、カプセルが通過する周囲の環境に対して露出した部分を含む。外殻内には、ハウジングされたマーカー膜によって得られた、消化器官内からの特定の情報を受けて電子特性を変化させるバイオセンサ、変化した電子特性の信号を体外に送信する低周波トランスジューサ、およびトランスジューサを駆動するための小型電池がハウジングされている。
【0011】
更に、所定の検出可能情報を識別するためのマーカー膜あるいはレセプタ、マーカー膜によって得られた特定の情報によって電子特性を変化させるバイオセンサ、変化した電子特性の信号を体外に送信する低周波トランスジューサ、およびトランスジューサを駆動するための小型電池、を含むカプセルを摂取することによって診断的医学情報を得るための方法も開示している。バイオセンサは、マーカー膜あるいはレセプタが試験体中の対象物質に反応したときに生ずる電気信号に応答する。この電気信号の変化はトランスジューサによって認識され、体外に位置する受信機に信号が提供される。
【0012】
好ましい実施例の詳細説明
本説明を通じて、本発明を示す複数の図において、同じ番号は同じ部品を特定するために使用されている。図1は本発明による摂取可能カプセルの簡単化した断面図を示す。より具体的には、図1に示されたものは摂取可能カプセル10および、摂取可能カプセル10でハウジングされた部品の相互関係である。摂取可能カプセル10は、化学的マーカー膜12、電子バイオセンサ14、トランスジューサ16、および小型電池電源等の電源18を含むのが一般的である。部品12、14、16、および18は、酵素、抗原、抗体、特定のPHレベル、等の所定の因子や状況を検出すべく相互に関連している。
【0013】
代表的な操作においては、「患者」は従来のピル/カプセルと同様に、摂取可能カプセル10を飲み込み、カプセル10は蠕動運動と呼ばれる自然の収縮によって消化器官を進んで行く。マーカー膜12は、酵素、抗原、抗体、PH、等のレベル等の特定の状況の存在を検出すべく形成されている。バイオセンサ14はマーカー膜12と相互に関連し、マーカー膜12によって得られた特定の情報によって電子特性を変化させる特徴を有し、電源18をスイッチオンして電気信号にする。低周波トランスジューサ16は電気特性の変化と電源とによってスイッチオンされ、体外にその変化した電気特性の信号を送信する性能を有する。所定の因子や条件の存在を意味するこの変化した電気信号は無線周波数信号の形で、トランスジューサによって体外にある受信機22に送信される。
【0014】
カプセル10は十分小型に製造されているので、人間や動物が容易に飲み込み得る。一般にカプセル10は11×30mm以下、即ち、約1インチ長以下と1/2インチ幅以下で作製され、気密封止された非消化性外殻20からなり、露出されたマーカー膜12を有し、消化器官を容易に通り得るような形状をしている。マーカー膜12は消化器官内の周囲環境に露出していると述べたが、この開示ではマーカー膜12が初期には可溶性材料で覆われていてもよい。特に、マーカー膜12は初期には、消化器官との関連で特定の時間/地点でマーカー膜12を露出すべく溶解する可溶性膜(不図示)によって覆われていてもよい。カプセル10は更なる診断のために、光部品等を追加で含み得るが、その外部に、ワイヤ、ファイバ、光バンドル、ケーブル等を含まない。前述のように、カプセル10は蠕動運動、即ち自然収縮、によって推進されて胃腸管を通るのであり、腸管を通って推進するためのなんらの押す力も要しない。
【0015】
カプセル10の動作の前提はバイオセンシングである。一般にバイオセンシングは、酵素、細胞、抗体、抗原、等の生物学的材料を含み、生物学的物質(受容体)が試験体中の特定の物質と相互作用したときに電気信号を発生し得るトランスジューサと接続している。本発明のカプセル10で使用され得る検知方法は数種類ある。特に、本発明のカプセル10においては、マーカー膜12はある所定の条件や物質の存在を検出するために使用される。開示されたマーカー膜12は化学的マーカーを含み、それはイオン検知電場効果トランジスタ(ISFET)として形成され、マーカー膜12はISFET中で、トランジスタのゲート上に成膜された機能膜として形成される。この膜は、癌前駆体を表すもの等を検出するために探していた特定の化学物質に応答する。その化学物質が検出されると、検出され得るISFETからある応答を引き出す。特に、マーカー膜12と化学物質との相互作用によってFETの電気的挙動が変化する。グルコース、アスコルビン酸、クエン酸、PH等の適当な化学物質の存在を決定するために、このFETの応答の変化がモニターされる。使用され得る化学的マーカーの例は、Sensors and Actuators,B 49(1998)の253〜257頁の、V.ボルトスキー(Voltsky)とN.キム(Kim)の論文「2つのISFET多酵素検出器によるグルコース、アスコルビン酸、およびクエン酸の検出」、Biosensors and Bioelectronics、13(1998)の1023〜1028頁のJ.リュー(Liu)、L.リャン(Liang)、G.リ(Li)、R.ハン(Han)、K.チェン(Chen)の論文「ペニシリンの決定のためのH+ISFETに基くバイオセンサ」、および、IEEE Transactions on Biomedical Engineering、Vol.38,No.4(1991),353〜356頁の、L.L.ビッシュ(Visch)、P.ベルグベルド(Bergveld)、W.ランプレヒト(Lamprecht)、および、E.J.グラベンメード(Gravenmade)の論文「ISFETによる口腔乾燥症の患者の口中のPH測定」等で見出される。
【0016】
膜12と接続して使用され得る他のタイプのマーカーは、機能性電極上のインピーダンス測定による。この場合、白金、金、および他の金属電極が、感知されるべき化学物質や生物物質に感知する分子で被覆される。反応が起こると、電極上にあるその分子は化学物質と結合して感知し、電極のインピーダンス(即ち電気伝導度)が変化する。これはバイオセンサ14の電子部によって検知され、信号はトランスジューサ16によって発生する。このタイプのマーカーの例は、Materials Science Engineering,C5,(1997)の111〜119頁のS.アミュー(Ameur)、H.モーパス(Maupas)、C.マーテレット(Martelet)、N.ジャフレズィック−ルノー(Jaffrezic‐Renault)、H,ベンオウアダ(Ben Ouada)、S.コスニア(Cosnier)、P.ラッベ(Rabbe)の論文「分極された機能性白金電極のインピーダンス測定」、および、Proceedings of the 12th European Conference on Solid State Transducer、および、9th UK Conference on Sensors and their Application (1998)Vol.,2,797〜800の、S.アミュー(Ameur)、C.マーテレット(Martelet)、J.M.チョベロン(Chovelon)、H,ベンオウアダ(Ben Ouada)、N.ジャフレズィック−ルノー(Jaffrezic‐Renault)、D.バービア(Barbier)の論文「抗体部分で機能化された金電極を使用した抗原の敏感性電気化学的検出」で論じられている。
【0017】
この2種類は最も一般的に使用される、生物学的マーカーを使用した電気化学的検知装置である。更に、生物学的方法が蛍光性や放射性分子を捉え、MRIや鏡や他の光検知法によって画像化される場合等の、生物学的目標の従来の方法は本発明の摂取可能カプセルにおいても使用され得る。
【0018】
化学的マーカー膜12が、検出されるために探していた疾患に選択性のある抗体、抗原、或いは状況の存在を検出すると、信号はバイオセンサ14によって発生する。この信号はトランスジューサ16に伝送され、超音波周波数や、検出域や受信機の感度によって、可聴周波数からマイクロ波周波数の範囲で外部の受信機22に無線周波数信号が提供される。
トランスジューサ16はセラミクス製やプラスチック製の小型トランスジューサである。トランスジューサ16は1.5〜3.0ボルトという非常な低電圧で使用されるべく製造されている。
【0019】
操作の際、電気伝導度やバイオセンサ14の電位が変化する。この電気特性の変化によってスイッチがオンされ、電源18からトランスジューサ16へ電力が供給される。トランスジューサ16は化学マーカー膜12を活性化する領域を通過した時に信号を発する。摂取可能カプセル10が、化学マーカー膜12が応答する領域から離れると、スイッチはオフされる。従って、応答度が増加するにつれて重症度が増大する。この開示によって、化学マーカーを変化させた多くのマーカー膜12が使用され得て、それによって同時に複数の状況を診断するツールとして機能することが期待される。更に任意選択で、所与の時間に消化器官中でのカプセル10の具体的な位置を決定するための、位置指示器(不図示)が含まれ得る。
【0020】
図2は本発明の摂取可能カプセルの簡略化した電子概略回路ダイアグラムを示す。マーカー膜12とバイオセンサ14、電源18を含む駆動回路32、及びトランスジューサ16を含むトランスジューサ回路34、からなるセンサ回路30を破線で示した。操作の際、センサ回路30による検出即ち信号の発生が無い場合、トランスジューサ16をオンするのに十分の電力が無い。マーカー膜が特定の物質を検出して反応することによりバイオセンサ回路30が「オン」すると、トランスジューサ回路34は「オン」してトランスジューサ16を駆動するのに十分な電力を供給し、受信機22に信号を提供する。
【0021】
バイオセンサスイッチを介してトランスジューサを接続した、電池等の小型電源を含む摂取可能カプセルを開示した。バイオセンサの電気伝導度や電位等の電気特性が変化した時にスイッチオンされ、電力がトランスジューサに供給される。次に、所定の物質が識別された領域を通過した時に、トランスジューサは信号を外部にある受信機に発信する。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基く摂取可能カプセルに断面図。
【図2】本発明に基く摂取可能カプセルの簡略化した回路ダイアグラム。
発明の分野
本発明は、医療分野において使用される新規の摂取可能電子カプセル、及び動物、特に人間の体内の医学的データを集積するために本カプセルを使用する方法、に関する。
【0002】
発明の背景
医療分野で現在使用されている痛い侵襲的な処置をせずに医学情報を得て、病気特に癌を検出することは非常に望まれている。これらの処置の多くは非常に大きな緊張を引き起こし、極端な場合は、患者の治療を求める気持ちや初期診断の受診を抑制する。ある種の病気を診断するためには、侵襲的な処置、即ち切開手術や機器による観察等の体内の一部に入る医療が行われるのが一般的であり、針、柔軟性のある管、内視鏡等が使用され、又外科的処置が行われる。
【0003】
これらの診断の多くは使用される特定の処置や装置、又、装置や処置の操作技師の技能に依存する。現在一般的な診断として代表的に使用されるツールは、大腸直腸癌(CRC)の検出のための大腸鏡検査である。大腸鏡検査は、光ファイバ内視鏡による、大腸、回盲弁、末端回腸の部分の直接視覚検査を含むのが一般的である。大腸鏡検査は、資格を有する胃腸科専門医によって行われるのが一般的である。大腸鏡検査の際、患者は目覚めているが安静にしているのが一般的である。処置に際しては、柔軟性のある内視鏡が直腸に挿入され、胃腸管下部の様々な部分を経て進む。解剖学的に重要な場所が識別され、表面の潰瘍形成、ポリープ、出血部分、腫瘍、狭窄等が調べられる。識別された状況に応じて、大腸直腸癌や大腸の前癌状態が診断される。侵襲的処置においては多くの場合、厄介な問題が起こる。最も一般的な厄介な問題は、感染するまで診断が遅延している大腸の穿孔の存在である。穿孔は、特に管壁が弱っているときは、装置のチップによる機械的衝撃によって起こり得る。装置ではなくて、空気の吸引によって穿孔が起こる場合は少ない。しかしながら、日常業務において穿孔による重大問題が報告されている。更に問題として、出血が起こり、出血を凝固させるために大腸鏡検査を繰り返す必要がある。例は少ないが、血管造影や外科処置が必要な場合もある。更に一般的でない問題であるが、慢性肺疾患の患者の過鎮静による呼吸器官の機能低下がある。
【0004】
他の一般的な診断は、直腸の指診、検便による便潜血試験(FOBT),バリウム注腸X線、内視鏡のS状結腸鏡を含む。これらの処置はすべて癌の状況を診断するために使用される。内視鏡のS状結腸鏡、直腸、S状結腸、および大腸の近位部(60cm)の直接検査は、柔軟性のある光ファイバ内視鏡によって行われる。その処置は医院で腸の最小の前処理を行った後になされる。35cmの鏡は対応する大腸鏡検査よりも快適で安価である。しかし、この装置の効力は少々低く、悪性や悪性前期の大腸損傷の40%が診断されるのみである。
【0005】
これらの処置のすべては侵襲的処置であり、患者に高レベルの不快感を与える。従って、癌や非常に初期段階の癌等の疾患や状況を検出し得る非侵襲的処置が望まれる。
【0006】
更に、医学分野では医学的疾患を検出し診断する、高信頼性の非侵襲的処置の必要性が認識されている。最近、「ラジオピル」(radio pill)が出現した。このピルは体の要素をモニターする手段を備え、埋め込みか摂取が可能で、体外へ情報を伝達し得る。これらのデバイスの多くは情報を得るのが厄介で、信頼性が無く、一般に、ピルの配置場所を決定しない。
【0007】
医学分野では、多くの癌検出手段が知られている。その一つは癌マーカーである。癌を含む多種の疾患を検出する有効なスクリーニング法を開発するためには、適切な高信頼性の診断マーカーが必須である。そのようなマーカーには一般に、物理的、遺伝子的、および化学的の3つのカテゴリーがある。医学分野で、大腸の癌ポリープの発達の初期段階を検出するために現在使用されている方法の1つは、大腸鏡検査や柔軟性S状結腸鏡に関して前述した、内視鏡画像技術を使用した腸の内表面の物理的性能評価である。物理的マーカーと遺伝子的マーカーとは生体内検出法を使用して評価することは困難である。物理的マーカーでは、位置制御、胃腸管内容物の観察への干渉、および大量のデータ伝送に対応する必要がある。遺伝子的マーカーでは、DNA解析の複雑さや非常に小さい検出器中での検出のために、追跡は困難である。従って、体内モードの検出を追跡するためには化学的検出が最も道理に適っている。
【0008】
従って、本発明の目的は、化学的マーカーを使用して医学的状況を検出し、診断するための装置を提供することである。
本発明の他の目的は、使用される診断的マーカーに基く所定の因子を検知して反応し、体外にある遠隔の受信機に診断情報を伝送する、カプセル等の摂取可能な装置を提供することである。
【0009】
本発明の更に別の目的は、体内に、化学的マーカーを使用して所定の状況を検出し、その感知した情報を伝送することが可能な摂取可能カプセルを導入することにより、情報を受信し、医学的状況を診断する方法を提供することである。
【0010】
これらの必要性は、人間や動物の消化器官内からの医学情報を判断するために、消化器官を通るべく構成された非消化性外殻を含む摂取可能なカプセルを提供することにより殆ど満たされる。マーカー膜は非消化性外殻の部分を介して露出される。マーカー膜は、所定の検出可能情報を検出し、識別する性能を有する。マーカー膜は、カプセルが通過する周囲の環境に対して露出した部分を含む。外殻内には、ハウジングされたマーカー膜によって得られた、消化器官内からの特定の情報を受けて電子特性を変化させるバイオセンサ、変化した電子特性の信号を体外に送信する低周波トランスジューサ、およびトランスジューサを駆動するための小型電池がハウジングされている。
【0011】
更に、所定の検出可能情報を識別するためのマーカー膜あるいはレセプタ、マーカー膜によって得られた特定の情報によって電子特性を変化させるバイオセンサ、変化した電子特性の信号を体外に送信する低周波トランスジューサ、およびトランスジューサを駆動するための小型電池、を含むカプセルを摂取することによって診断的医学情報を得るための方法も開示している。バイオセンサは、マーカー膜あるいはレセプタが試験体中の対象物質に反応したときに生ずる電気信号に応答する。この電気信号の変化はトランスジューサによって認識され、体外に位置する受信機に信号が提供される。
【0012】
好ましい実施例の詳細説明
本説明を通じて、本発明を示す複数の図において、同じ番号は同じ部品を特定するために使用されている。図1は本発明による摂取可能カプセルの簡単化した断面図を示す。より具体的には、図1に示されたものは摂取可能カプセル10および、摂取可能カプセル10でハウジングされた部品の相互関係である。摂取可能カプセル10は、化学的マーカー膜12、電子バイオセンサ14、トランスジューサ16、および小型電池電源等の電源18を含むのが一般的である。部品12、14、16、および18は、酵素、抗原、抗体、特定のPHレベル、等の所定の因子や状況を検出すべく相互に関連している。
【0013】
代表的な操作においては、「患者」は従来のピル/カプセルと同様に、摂取可能カプセル10を飲み込み、カプセル10は蠕動運動と呼ばれる自然の収縮によって消化器官を進んで行く。マーカー膜12は、酵素、抗原、抗体、PH、等のレベル等の特定の状況の存在を検出すべく形成されている。バイオセンサ14はマーカー膜12と相互に関連し、マーカー膜12によって得られた特定の情報によって電子特性を変化させる特徴を有し、電源18をスイッチオンして電気信号にする。低周波トランスジューサ16は電気特性の変化と電源とによってスイッチオンされ、体外にその変化した電気特性の信号を送信する性能を有する。所定の因子や条件の存在を意味するこの変化した電気信号は無線周波数信号の形で、トランスジューサによって体外にある受信機22に送信される。
【0014】
カプセル10は十分小型に製造されているので、人間や動物が容易に飲み込み得る。一般にカプセル10は11×30mm以下、即ち、約1インチ長以下と1/2インチ幅以下で作製され、気密封止された非消化性外殻20からなり、露出されたマーカー膜12を有し、消化器官を容易に通り得るような形状をしている。マーカー膜12は消化器官内の周囲環境に露出していると述べたが、この開示ではマーカー膜12が初期には可溶性材料で覆われていてもよい。特に、マーカー膜12は初期には、消化器官との関連で特定の時間/地点でマーカー膜12を露出すべく溶解する可溶性膜(不図示)によって覆われていてもよい。カプセル10は更なる診断のために、光部品等を追加で含み得るが、その外部に、ワイヤ、ファイバ、光バンドル、ケーブル等を含まない。前述のように、カプセル10は蠕動運動、即ち自然収縮、によって推進されて胃腸管を通るのであり、腸管を通って推進するためのなんらの押す力も要しない。
【0015】
カプセル10の動作の前提はバイオセンシングである。一般にバイオセンシングは、酵素、細胞、抗体、抗原、等の生物学的材料を含み、生物学的物質(受容体)が試験体中の特定の物質と相互作用したときに電気信号を発生し得るトランスジューサと接続している。本発明のカプセル10で使用され得る検知方法は数種類ある。特に、本発明のカプセル10においては、マーカー膜12はある所定の条件や物質の存在を検出するために使用される。開示されたマーカー膜12は化学的マーカーを含み、それはイオン検知電場効果トランジスタ(ISFET)として形成され、マーカー膜12はISFET中で、トランジスタのゲート上に成膜された機能膜として形成される。この膜は、癌前駆体を表すもの等を検出するために探していた特定の化学物質に応答する。その化学物質が検出されると、検出され得るISFETからある応答を引き出す。特に、マーカー膜12と化学物質との相互作用によってFETの電気的挙動が変化する。グルコース、アスコルビン酸、クエン酸、PH等の適当な化学物質の存在を決定するために、このFETの応答の変化がモニターされる。使用され得る化学的マーカーの例は、Sensors and Actuators,B 49(1998)の253〜257頁の、V.ボルトスキー(Voltsky)とN.キム(Kim)の論文「2つのISFET多酵素検出器によるグルコース、アスコルビン酸、およびクエン酸の検出」、Biosensors and Bioelectronics、13(1998)の1023〜1028頁のJ.リュー(Liu)、L.リャン(Liang)、G.リ(Li)、R.ハン(Han)、K.チェン(Chen)の論文「ペニシリンの決定のためのH+ISFETに基くバイオセンサ」、および、IEEE Transactions on Biomedical Engineering、Vol.38,No.4(1991),353〜356頁の、L.L.ビッシュ(Visch)、P.ベルグベルド(Bergveld)、W.ランプレヒト(Lamprecht)、および、E.J.グラベンメード(Gravenmade)の論文「ISFETによる口腔乾燥症の患者の口中のPH測定」等で見出される。
【0016】
膜12と接続して使用され得る他のタイプのマーカーは、機能性電極上のインピーダンス測定による。この場合、白金、金、および他の金属電極が、感知されるべき化学物質や生物物質に感知する分子で被覆される。反応が起こると、電極上にあるその分子は化学物質と結合して感知し、電極のインピーダンス(即ち電気伝導度)が変化する。これはバイオセンサ14の電子部によって検知され、信号はトランスジューサ16によって発生する。このタイプのマーカーの例は、Materials Science Engineering,C5,(1997)の111〜119頁のS.アミュー(Ameur)、H.モーパス(Maupas)、C.マーテレット(Martelet)、N.ジャフレズィック−ルノー(Jaffrezic‐Renault)、H,ベンオウアダ(Ben Ouada)、S.コスニア(Cosnier)、P.ラッベ(Rabbe)の論文「分極された機能性白金電極のインピーダンス測定」、および、Proceedings of the 12th European Conference on Solid State Transducer、および、9th UK Conference on Sensors and their Application (1998)Vol.,2,797〜800の、S.アミュー(Ameur)、C.マーテレット(Martelet)、J.M.チョベロン(Chovelon)、H,ベンオウアダ(Ben Ouada)、N.ジャフレズィック−ルノー(Jaffrezic‐Renault)、D.バービア(Barbier)の論文「抗体部分で機能化された金電極を使用した抗原の敏感性電気化学的検出」で論じられている。
【0017】
この2種類は最も一般的に使用される、生物学的マーカーを使用した電気化学的検知装置である。更に、生物学的方法が蛍光性や放射性分子を捉え、MRIや鏡や他の光検知法によって画像化される場合等の、生物学的目標の従来の方法は本発明の摂取可能カプセルにおいても使用され得る。
【0018】
化学的マーカー膜12が、検出されるために探していた疾患に選択性のある抗体、抗原、或いは状況の存在を検出すると、信号はバイオセンサ14によって発生する。この信号はトランスジューサ16に伝送され、超音波周波数や、検出域や受信機の感度によって、可聴周波数からマイクロ波周波数の範囲で外部の受信機22に無線周波数信号が提供される。
トランスジューサ16はセラミクス製やプラスチック製の小型トランスジューサである。トランスジューサ16は1.5〜3.0ボルトという非常な低電圧で使用されるべく製造されている。
【0019】
操作の際、電気伝導度やバイオセンサ14の電位が変化する。この電気特性の変化によってスイッチがオンされ、電源18からトランスジューサ16へ電力が供給される。トランスジューサ16は化学マーカー膜12を活性化する領域を通過した時に信号を発する。摂取可能カプセル10が、化学マーカー膜12が応答する領域から離れると、スイッチはオフされる。従って、応答度が増加するにつれて重症度が増大する。この開示によって、化学マーカーを変化させた多くのマーカー膜12が使用され得て、それによって同時に複数の状況を診断するツールとして機能することが期待される。更に任意選択で、所与の時間に消化器官中でのカプセル10の具体的な位置を決定するための、位置指示器(不図示)が含まれ得る。
【0020】
図2は本発明の摂取可能カプセルの簡略化した電子概略回路ダイアグラムを示す。マーカー膜12とバイオセンサ14、電源18を含む駆動回路32、及びトランスジューサ16を含むトランスジューサ回路34、からなるセンサ回路30を破線で示した。操作の際、センサ回路30による検出即ち信号の発生が無い場合、トランスジューサ16をオンするのに十分の電力が無い。マーカー膜が特定の物質を検出して反応することによりバイオセンサ回路30が「オン」すると、トランスジューサ回路34は「オン」してトランスジューサ16を駆動するのに十分な電力を供給し、受信機22に信号を提供する。
【0021】
バイオセンサスイッチを介してトランスジューサを接続した、電池等の小型電源を含む摂取可能カプセルを開示した。バイオセンサの電気伝導度や電位等の電気特性が変化した時にスイッチオンされ、電力がトランスジューサに供給される。次に、所定の物質が識別された領域を通過した時に、トランスジューサは信号を外部にある受信機に発信する。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基く摂取可能カプセルに断面図。
【図2】本発明に基く摂取可能カプセルの簡略化した回路ダイアグラム。
Claims (10)
- 非消化性外殻の一部分を介して露出され、所定の検出可能情報を識別する性能を有するマーカー膜と、
消化器官内から該マーカーによって得られた特定情報によって電子特性を変化させるバイオセンサと、
変化した電気特性の信号を体外に送信する低周波トランスジューサと、
トランスジューサを駆動する電源と、
が内部にハウジングされている、消化器官を通過すべく構成された非消化性外殻からなる、人間や動物の消化器官内から医学情報を測定するための摂取可能カプセル。 - マーカー膜が化学マーカーからなる請求項1に記載の人間や動物の体内の医学情報を測定するための摂取可能カプセル。
- 化学マーカーが所定の条件に反応して、酵素、抗原、或いは抗体のレベルとして性能評価される請求項1に記載の人間や動物の体内の医学情報を測定するための摂取可能カプセル。
- バイオセンサが化学マーカーに応答して電気信号を提供し、電源をオンする請求項3に記載の人間や動物の体内の医学情報を測定するための摂取可能カプセル。
- 電源が小型電池である請求項1に記載の人間や動物の体内の医学情報を測定するための摂取可能カプセル。
- トランスジューサがセラミク材料或いはプラスチック材料上に形成された小型トランスジューサからなる請求項1に記載の人間や動物の体内の医学情報を測定するための摂取可能カプセル。
- トランスジューサが外部の遠隔受信機に無線周波数を放射する請求項1に記載の人間や動物の体内の医学情報を測定するための摂取可能カプセル。
- トランスジューサが外部の遠隔受信機に可聴信号を放射する請求項1に記載の人間や動物の体内の医学情報を測定するための摂取可能カプセル。
- 化学マーカーを含み、非消化性外殻の一部分を介して露出され、所定の検出可能情報を識別する性能を有するマーカー膜と、
消化器官内から化学マーカー膜によって得られた特定情報によって電子特性を変化させるバイオセンサと、
変化した電気特性の信号を体外の遠隔受信機に送信する低周波トランスジューサと、
トランスジューサを駆動する小型電池と、
が内部にハウジングされている、消化器官を通過すべく構成された非消化性外殻からなる、人間や動物の消化器官内から医学情報を測定するための摂取可能カプセル。 - 化学マーカーおよび所定の検出可能情報を識別する性能を有するマーカー膜と、化学マーカー膜によって得られた特定情報によって電子特性を変化させるバイオセンサと、変化した電気特性の信号を送信する低周波トランスジューサと、トランスジューサを駆動する小型電池と、を備えるカプセルを摂取する工程と、
トランスジューサからの信号を受信する性能を有する受信機を遠隔に配置する工程と、
からなる診断的医学情報を得るための方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US62480700A | 2000-07-24 | 2000-07-24 | |
PCT/US2001/023374 WO2002007598A1 (en) | 2000-07-24 | 2001-07-24 | Ingestible electronic capsule |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004516863A true JP2004516863A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=24503385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002513343A Pending JP2004516863A (ja) | 2000-07-24 | 2001-07-24 | 摂取可能な電子カプセル |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020132226A1 (ja) |
EP (1) | EP1304959A1 (ja) |
JP (1) | JP2004516863A (ja) |
AU (1) | AU2001277163A1 (ja) |
WO (1) | WO2002007598A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005198905A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Olympus Corp | 病変検出システム |
JP2010505109A (ja) * | 2006-09-29 | 2010-02-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 小型閾値センサ |
JP2010524512A (ja) * | 2007-02-01 | 2010-07-22 | プロテウス バイオメディカル インコーポレイテッド | 摂取可能な事象マーカシステム |
JP2013010029A (ja) * | 2008-12-15 | 2013-01-17 | Proteus Digital Health Inc | 身体に関連付けられた受信器および方法 |
Families Citing this family (121)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8636648B2 (en) * | 1999-03-01 | 2014-01-28 | West View Research, Llc | Endoscopic smart probe |
US10973397B2 (en) | 1999-03-01 | 2021-04-13 | West View Research, Llc | Computerized information collection and processing apparatus |
US8224664B1 (en) | 2000-11-16 | 2012-07-17 | Gsl Solutions, Inc. | Portable prescription order distribution cart and tracking system |
US7887146B1 (en) * | 2001-08-18 | 2011-02-15 | Gsl Solutions, Inc. | Suspended storage system for pharmacy |
US20090230189A1 (en) * | 2000-11-16 | 2009-09-17 | Shelton Louie | Scanning Wand For Pharmacy Tracking and Verification |
US7672859B1 (en) * | 2000-11-16 | 2010-03-02 | Gsl Solutions, Inc. | Prescription order position tracking system and method |
US7747477B1 (en) | 2000-11-16 | 2010-06-29 | Gsl Solutions, Inc. | Pharmacy supply tracking and storage system |
US8479988B2 (en) * | 2000-11-16 | 2013-07-09 | Gsl Solutions, Inc. | System for pharmacy tracking and customer id verification |
US7160258B2 (en) | 2001-06-26 | 2007-01-09 | Entrack, Inc. | Capsule and method for treating or diagnosing the intestinal tract |
US9149175B2 (en) * | 2001-07-26 | 2015-10-06 | Given Imaging Ltd. | Apparatus and method for light control in an in-vivo imaging device |
US6894456B2 (en) | 2001-11-07 | 2005-05-17 | Quallion Llc | Implantable medical power module |
US20060155174A1 (en) * | 2002-12-16 | 2006-07-13 | Arkady Glukhovsky | Device, system and method for selective activation of in vivo sensors |
JP4012097B2 (ja) * | 2003-03-06 | 2007-11-21 | オリンパス株式会社 | カプセル型医療装置回収装置 |
US7611480B2 (en) * | 2003-04-24 | 2009-11-03 | Levy Mark M | Gastrointestinal bioreactor |
US7141016B2 (en) * | 2003-04-25 | 2006-11-28 | Medtronic, Inc. | Systems and methods for monitoring gastrointestinal system |
US7620454B2 (en) | 2003-05-19 | 2009-11-17 | Medtronic, Inc. | Gastro-electric stimulation for reducing the acidity of gastric secretions or reducing the amounts thereof |
US7742818B2 (en) * | 2003-05-19 | 2010-06-22 | Medtronic, Inc. | Gastro-electric stimulation for increasing the acidity of gastric secretions or increasing the amounts thereof |
JP4332152B2 (ja) | 2003-09-02 | 2009-09-16 | 富士通株式会社 | 薬服用状況管理方法及び薬剤 |
EP3851030B1 (en) * | 2003-09-11 | 2024-01-17 | Labrador Diagnostics LLC | Medical device for analyte monitoring |
US7427266B2 (en) * | 2003-12-15 | 2008-09-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method and apparatus for verification of ingestion |
US8306592B2 (en) * | 2003-12-19 | 2012-11-06 | Olympus Corporation | Capsule medical device |
JP4594616B2 (ja) * | 2003-12-19 | 2010-12-08 | オリンパス株式会社 | カプセル型医療システム |
EP1839562B1 (en) * | 2004-03-25 | 2009-05-06 | Olympus Corporation | In-vivo information acquisition apparatus system |
US7605852B2 (en) | 2004-05-17 | 2009-10-20 | Micron Technology, Inc. | Real-time exposure control for automatic light control |
WO2005113374A2 (en) * | 2004-05-21 | 2005-12-01 | Given Imaging Ltd. | Device, system and method for in-vivo sampling |
US9198608B2 (en) | 2005-04-28 | 2015-12-01 | Proteus Digital Health, Inc. | Communication system incorporated in a container |
CN101287411B (zh) | 2005-04-28 | 2013-03-06 | 普罗秋斯生物医学公司 | 药物信息系统及其用途 |
US8802183B2 (en) | 2005-04-28 | 2014-08-12 | Proteus Digital Health, Inc. | Communication system with enhanced partial power source and method of manufacturing same |
US8912908B2 (en) | 2005-04-28 | 2014-12-16 | Proteus Digital Health, Inc. | Communication system with remote activation |
US8730031B2 (en) | 2005-04-28 | 2014-05-20 | Proteus Digital Health, Inc. | Communication system using an implantable device |
US8836513B2 (en) | 2006-04-28 | 2014-09-16 | Proteus Digital Health, Inc. | Communication system incorporated in an ingestible product |
US20060264783A1 (en) | 2005-05-09 | 2006-11-23 | Holmes Elizabeth A | Systems and methods for monitoring pharmacological parameters |
AU2006251454A1 (en) * | 2005-05-24 | 2006-11-30 | Responsif Gmbh | Method for producing virus-type particles containing an active substance |
DE102005032378A1 (de) * | 2005-07-08 | 2007-01-11 | Siemens Ag | Magnetische navigierbare Endoskopie-Kapsel mit Sensor zur Erfassung einer physiologischen Größe |
US9047746B1 (en) * | 2005-07-20 | 2015-06-02 | Neil Euliano | Electronic medication compliance monitoring system and associated methods |
US8547248B2 (en) | 2005-09-01 | 2013-10-01 | Proteus Digital Health, Inc. | Implantable zero-wire communications system |
US8741230B2 (en) | 2006-03-24 | 2014-06-03 | Theranos, Inc. | Systems and methods of sample processing and fluid control in a fluidic system |
US11287421B2 (en) | 2006-03-24 | 2022-03-29 | Labrador Diagnostics Llc | Systems and methods of sample processing and fluid control in a fluidic system |
CN105468895A (zh) | 2006-05-02 | 2016-04-06 | 普罗透斯数字保健公司 | 患者定制的治疗方案 |
US8007999B2 (en) | 2006-05-10 | 2011-08-30 | Theranos, Inc. | Real-time detection of influenza virus |
WO2008035329A2 (en) * | 2006-09-18 | 2008-03-27 | Vibrant Ltd. | Gastrointestinal capsule |
US8012744B2 (en) | 2006-10-13 | 2011-09-06 | Theranos, Inc. | Reducing optical interference in a fluidic device |
ATE535057T1 (de) | 2006-10-17 | 2011-12-15 | Proteus Biomedical Inc | Niederspannungsoszillator für medizinische einrichtungen |
SG175681A1 (en) | 2006-10-25 | 2011-11-28 | Proteus Biomedical Inc | Controlled activation ingestible identifier |
JP5074006B2 (ja) * | 2006-11-01 | 2012-11-14 | オリンパス株式会社 | カプセル型医療装置 |
US20080113391A1 (en) * | 2006-11-14 | 2008-05-15 | Ian Gibbons | Detection and quantification of analytes in bodily fluids |
WO2008063626A2 (en) | 2006-11-20 | 2008-05-29 | Proteus Biomedical, Inc. | Active signal processing personal health signal receivers |
CN101636865B (zh) | 2007-02-14 | 2012-09-05 | 普罗秋斯生物医学公司 | 具有高表面积电极的体内电源 |
US8932221B2 (en) | 2007-03-09 | 2015-01-13 | Proteus Digital Health, Inc. | In-body device having a multi-directional transmitter |
US9270025B2 (en) | 2007-03-09 | 2016-02-23 | Proteus Digital Health, Inc. | In-body device having deployable antenna |
US8540632B2 (en) | 2007-05-24 | 2013-09-24 | Proteus Digital Health, Inc. | Low profile antenna for in body device |
US8158430B1 (en) | 2007-08-06 | 2012-04-17 | Theranos, Inc. | Systems and methods of fluidic sample processing |
DK2192946T3 (da) | 2007-09-25 | 2022-11-21 | Otsuka Pharma Co Ltd | Kropsintern anordning med virtuel dipol signalforstærkning |
US8088593B2 (en) | 2007-10-02 | 2012-01-03 | Theranos, Inc. | Modular point-of-care devices, systems, and uses thereof |
WO2009057120A2 (en) * | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Given Imaging Ltd. | Device, system and method for in-vivo analysis |
EP3235491B1 (en) | 2008-03-05 | 2020-11-04 | Proteus Digital Health, Inc. | Multi-mode communication ingestible event markers and systems |
TW201000638A (en) * | 2008-06-30 | 2010-01-01 | Univ Nat Yunlin Sci & Tech | Separative extended gate field effect transistor based vitamin C sensor and the forming method thereof |
SG10201702853UA (en) | 2008-07-08 | 2017-06-29 | Proteus Digital Health Inc | Ingestible event marker data framework |
US20110184293A1 (en) * | 2008-07-10 | 2011-07-28 | Elisha Rabinovitz | Device, method and kit for in vivo detection of a biomarker |
AU2009281876B2 (en) | 2008-08-13 | 2014-05-22 | Proteus Digital Health, Inc. | Ingestible circuitry |
JP5411943B2 (ja) | 2008-11-13 | 2014-02-12 | プロテウス デジタル ヘルス, インコーポレイテッド | 摂取可能な治療起動装置システムおよび方法 |
US20100130837A1 (en) * | 2008-11-25 | 2010-05-27 | The Smart Pill Corporation | Modular ingestible capsule |
AU2009324536A1 (en) | 2008-12-11 | 2011-07-14 | Proteus Digital Health, Inc. | Evaluation of gastrointestinal function using portable electroviscerography systems and methods of using the same |
US9439566B2 (en) | 2008-12-15 | 2016-09-13 | Proteus Digital Health, Inc. | Re-wearable wireless device |
US9659423B2 (en) | 2008-12-15 | 2017-05-23 | Proteus Digital Health, Inc. | Personal authentication apparatus system and method |
SG196787A1 (en) | 2009-01-06 | 2014-02-13 | Proteus Digital Health Inc | Ingestion-related biofeedback and personalized medical therapy method and system |
SG172847A1 (en) | 2009-01-06 | 2011-08-29 | Proteus Biomedical Inc | Pharmaceutical dosages delivery system |
GB2480965B (en) | 2009-03-25 | 2014-10-08 | Proteus Digital Health Inc | Probablistic pharmacokinetic and pharmacodynamic modeling |
US20100256518A1 (en) * | 2009-04-01 | 2010-10-07 | Yu Chris C | Micro-Devices for Biomedical Applications and Method of Use of Same |
SG10201810784SA (en) | 2009-04-28 | 2018-12-28 | Proteus Digital Health Inc | Highly Reliable Ingestible Event Markers And Methods For Using The Same |
US9149423B2 (en) | 2009-05-12 | 2015-10-06 | Proteus Digital Health, Inc. | Ingestible event markers comprising an ingestible component |
WO2011022732A2 (en) | 2009-08-21 | 2011-02-24 | Proteus Biomedical, Inc. | Apparatus and method for measuring biochemical parameters |
EP2491499A4 (en) | 2009-10-19 | 2016-05-18 | Theranos Inc | INTEGRATED SYSTEM FOR COLLECTION AND ANALYSIS OF HEALTH DATA |
TWI517050B (zh) | 2009-11-04 | 2016-01-11 | 普羅托斯數位健康公司 | 供應鏈管理之系統 |
CN102612338B (zh) | 2009-11-20 | 2016-05-04 | 基文影像公司 | 用于控制体内装置的功率消耗的系统和方法 |
UA109424C2 (uk) | 2009-12-02 | 2015-08-25 | Фармацевтичний продукт, фармацевтична таблетка з електронним маркером і спосіб виготовлення фармацевтичної таблетки | |
US8945010B2 (en) | 2009-12-23 | 2015-02-03 | Covidien Lp | Method of evaluating constipation using an ingestible capsule |
CN102946798A (zh) | 2010-02-01 | 2013-02-27 | 普罗秋斯数字健康公司 | 数据采集系统 |
TWI638652B (zh) | 2010-04-07 | 2018-10-21 | 波提亞斯數位康健公司 | 微型可攝取裝置 |
TWI557672B (zh) | 2010-05-19 | 2016-11-11 | 波提亞斯數位康健公司 | 用於從製造商跟蹤藥物直到患者之電腦系統及電腦實施之方法、用於確認將藥物給予患者的設備及方法、患者介面裝置 |
US8965079B1 (en) | 2010-09-28 | 2015-02-24 | Given Imaging Ltd. | Real time detection of gastrointestinal sections and transitions of an in-vivo device therebetween |
WO2012071280A2 (en) | 2010-11-22 | 2012-05-31 | Proteus Biomedical, Inc. | Ingestible device with pharmaceutical product |
CN111982829A (zh) | 2011-01-21 | 2020-11-24 | 拉布拉多诊断有限责任公司 | 样品使用最大化的系统和方法 |
US11244747B2 (en) | 2014-10-16 | 2022-02-08 | Gsl Solutions, Inc. | Pharmacy security system |
JP2014514032A (ja) | 2011-03-11 | 2014-06-19 | プロテウス デジタル ヘルス, インコーポレイテッド | 様々な物理的構成を備えた着用式個人身体関連装置 |
US9756874B2 (en) | 2011-07-11 | 2017-09-12 | Proteus Digital Health, Inc. | Masticable ingestible product and communication system therefor |
WO2015112603A1 (en) | 2014-01-21 | 2015-07-30 | Proteus Digital Health, Inc. | Masticable ingestible product and communication system therefor |
CN103827914A (zh) * | 2011-07-21 | 2014-05-28 | 普罗秋斯数字健康公司 | 移动通信设备、系统和方法 |
US9235683B2 (en) | 2011-11-09 | 2016-01-12 | Proteus Digital Health, Inc. | Apparatus, system, and method for managing adherence to a regimen |
US20130129869A1 (en) * | 2011-11-23 | 2013-05-23 | Hooman Hafezi | Compositions comprising a shelf-life stability component |
BR112015001388A2 (pt) | 2012-07-23 | 2017-07-04 | Proteus Digital Health Inc | técnicas para fabricar marcadores de eventos ingeríveis que compreendem um componente ingerível |
AU2013331417B2 (en) | 2012-10-18 | 2016-06-02 | Proteus Digital Health, Inc. | Apparatus, system, and method to adaptively optimize power dissipation and broadcast power in a power source for a communication device |
US8491495B1 (en) * | 2012-11-16 | 2013-07-23 | L. Zane Shuck | Human intestinal tract research and diagnostic system to evaluate patients and advance medical science and bioengineering and to determine processes in the gut and causes of diseases |
US9215997B2 (en) * | 2012-11-16 | 2015-12-22 | L. Zane Shuck | In vivo technology system for human gut research, diagnostics and treatment |
US8915863B2 (en) * | 2012-11-16 | 2014-12-23 | L. Zane Shuck | In vivo device and method for researching GI tract processes, microbes, and variables associated with illnesses and diseases |
US8926526B2 (en) * | 2012-11-30 | 2015-01-06 | L. Zane Shuck | Patient in vivo gut diagnostic and treatment tool |
TWI659994B (zh) | 2013-01-29 | 2019-05-21 | 美商普羅托斯數位健康公司 | 高度可膨脹之聚合型薄膜及包含彼之組成物 |
JP6498177B2 (ja) | 2013-03-15 | 2019-04-10 | プロテウス デジタル ヘルス, インコーポレイテッド | 本人認証装置システムおよび方法 |
US10175376B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-01-08 | Proteus Digital Health, Inc. | Metal detector apparatus, system, and method |
JP6511439B2 (ja) | 2013-06-04 | 2019-05-15 | プロテウス デジタル ヘルス, インコーポレイテッド | データ収集および転帰の査定のためのシステム、装置、および方法 |
US9324145B1 (en) | 2013-08-08 | 2016-04-26 | Given Imaging Ltd. | System and method for detection of transitions in an image stream of the gastrointestinal tract |
US9796576B2 (en) | 2013-08-30 | 2017-10-24 | Proteus Digital Health, Inc. | Container with electronically controlled interlock |
EP3047618B1 (en) | 2013-09-20 | 2023-11-08 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Methods, devices and systems for receiving and decoding a signal in the presence of noise using slices and warping |
WO2015044722A1 (en) | 2013-09-24 | 2015-04-02 | Proteus Digital Health, Inc. | Method and apparatus for use with received electromagnetic signal at a frequency not known exactly in advance |
US10084880B2 (en) | 2013-11-04 | 2018-09-25 | Proteus Digital Health, Inc. | Social media networking based on physiologic information |
EP3108810A1 (en) * | 2015-06-23 | 2016-12-28 | Valtronic Technologies (Holding) SA | Ingestible device for measuring glucose concentration |
US11051543B2 (en) | 2015-07-21 | 2021-07-06 | Otsuka Pharmaceutical Co. Ltd. | Alginate on adhesive bilayer laminate film |
KR102051875B1 (ko) | 2016-07-22 | 2019-12-04 | 프로테우스 디지털 헬스, 인코포레이티드 | 섭취 가능한 이벤트 마커의 전자기 감지 및 검출 |
GB2554354B (en) | 2016-09-21 | 2021-06-02 | Vibrant Ltd | Systems for adaptive treatment of disorders in the gastrointestinal tract |
AU2017348094B2 (en) | 2016-10-26 | 2022-10-13 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Methods for manufacturing capsules with ingestible event markers |
US10905378B1 (en) | 2017-01-30 | 2021-02-02 | Vibrant Ltd | Method for treating gastroparesis using a vibrating ingestible capsule |
US10888277B1 (en) | 2017-01-30 | 2021-01-12 | Vibrant Ltd | Method for treating diarrhea and reducing Bristol stool scores using a vibrating ingestible capsule |
TWI780183B (zh) * | 2017-07-20 | 2022-10-11 | 日商大塚製藥股份有限公司 | 可吞食的電子醫療裝置 |
US11504024B2 (en) | 2018-03-30 | 2022-11-22 | Vibrant Ltd. | Gastrointestinal treatment system including a vibrating capsule, and method of use thereof |
US10537720B2 (en) | 2018-04-09 | 2020-01-21 | Vibrant Ltd. | Method of enhancing absorption of ingested medicaments for treatment of parkinsonism |
US11638678B1 (en) | 2018-04-09 | 2023-05-02 | Vibrant Ltd. | Vibrating capsule system and treatment method |
US11510590B1 (en) | 2018-05-07 | 2022-11-29 | Vibrant Ltd. | Methods and systems for treating gastrointestinal disorders |
CN113272001B (zh) | 2019-01-03 | 2024-04-05 | 维布兰特公司 | 用于将可摄入药物递送至使用者的胃肠道中的装置和方法 |
GB201900780D0 (en) | 2019-01-21 | 2019-03-06 | Vibrant Ltd | Device and method for delivering a flowable ingestible medicament into the gastrointestinal tract of a user |
GB201901470D0 (en) | 2019-02-04 | 2019-03-27 | Vibrant Ltd | Vibrating capsule for gastrointestinal treatment, and method of use thereof |
WO2023154244A1 (en) * | 2022-02-08 | 2023-08-17 | Trustees Of Tufts College | Ingestible biosensing capsule with integrated thread-based sensors |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1248684A (fr) * | 1958-12-31 | 1960-12-23 | Sonde exploratrice physiologique | |
US3719183A (en) * | 1970-03-05 | 1973-03-06 | H Schwartz | Method for detecting blockage or insufficiency of pancreatic exocrine function |
US3739279A (en) * | 1971-06-30 | 1973-06-12 | Corning Glass Works | Radio capsule oscillator circuit |
US3791377A (en) * | 1971-06-30 | 1974-02-12 | T Norby | Radio capsule battery |
-
2001
- 2001-07-24 EP EP01954950A patent/EP1304959A1/en not_active Withdrawn
- 2001-07-24 WO PCT/US2001/023374 patent/WO2002007598A1/en not_active Application Discontinuation
- 2001-07-24 JP JP2002513343A patent/JP2004516863A/ja active Pending
- 2001-07-24 AU AU2001277163A patent/AU2001277163A1/en not_active Abandoned
-
2002
- 2002-05-06 US US10/139,868 patent/US20020132226A1/en not_active Abandoned
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005198905A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Olympus Corp | 病変検出システム |
US7500951B2 (en) | 2004-01-16 | 2009-03-10 | Olympus Corporation | Lesion detecting system |
JP4574993B2 (ja) * | 2004-01-16 | 2010-11-04 | オリンパス株式会社 | 病変検出システム |
JP2010505109A (ja) * | 2006-09-29 | 2010-02-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 小型閾値センサ |
JP2010524512A (ja) * | 2007-02-01 | 2010-07-22 | プロテウス バイオメディカル インコーポレイテッド | 摂取可能な事象マーカシステム |
JP2013010029A (ja) * | 2008-12-15 | 2013-01-17 | Proteus Digital Health Inc | 身体に関連付けられた受信器および方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2001277163A1 (en) | 2002-02-05 |
EP1304959A1 (en) | 2003-05-02 |
US20020132226A1 (en) | 2002-09-19 |
WO2002007598A1 (en) | 2002-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004516863A (ja) | 摂取可能な電子カプセル | |
CN102006822B (zh) | 胶囊内窥镜 | |
US20130289368A1 (en) | Diagnostic device | |
JP4137694B2 (ja) | カプセル型医療装置及びカプセル型医療装置回収システム | |
US7245954B2 (en) | Measuring a gradient in-vivo | |
US8845535B2 (en) | Device for detecting a medical condition or disease | |
JP2691510B2 (ja) | 酵素の測定装置 | |
EP1704821B1 (en) | Disease change detection system | |
US20050228308A1 (en) | System and method for sensing in-vivo stress and pressure | |
US5507289A (en) | System and method to diagnose bacterial growth | |
CN100534381C (zh) | 胃肠道出血无创监测系统 | |
CN202235276U (zh) | 胃肠道出血检测胶囊系统 | |
US20030100819A1 (en) | Hand-held chemical sensing instrument | |
Gopalakrishnan et al. | Smart capsule for monitoring inflammation profile throughout the gastrointestinal tract | |
WO2002036007A1 (en) | Ingestible capsule video transmitting fluorescent images | |
JP2009240474A (ja) | 経口摂取用バイオセンサーおよびバイオセンサーシステム | |
CN106377221A (zh) | 一种用于消化道病变筛查的射线扫描式胶囊内镜及其应用 | |
Wrigglesworth et al. | Sampling device | |
US20150238128A1 (en) | Sensor Instrument | |
Gonzalez et al. | Integrated esophageal pressure, pH and bolus transit sensor | |
Nelson | New technology in the endoscopy center | |
JP2008018147A (ja) | 体腔内検査カプセル及びカプセル検査システム | |
UA32008U (uk) | Пристрій для діагностики дуоденогастроезофагеального рефлюксу |