JP2004513437A - 製品を展示する方法 - Google Patents

Abstract

店舗において、消費者電子製品はショールーム中で大衆に展示される。ショールームでは、端末又は製品は、リモートサーバへの接続性を与える。サーバは、小売業者のサーバであるか製品の提供者のサーバでありうる。製品の機能のうちの少なくとも１つが大衆に対してデモンストレーションされる。サーバは、デモンストレーションが行われると、このことについて通知される。

Description

【０００１】
［発明の分野］
本発明は第１の場所で製品を展示する方法に関連する。本発明はまた、ネットワーク接続可能な製品及び展示システムに関する。
【０００２】
本発明は、特にチェーン店及び家庭用電化製品小売業者に関連がある。
【０００３】
［背景技術］
新しい家庭用電化製品（ＣＥ）は、その時点において予想される購入者に知られていない機能を提供する場合が多い。このようなＣＥ製品が店舗の棚に「死んだ箱」のように展示されているときは、製品の性能は一目では理解されえない。従って、小売業者又は家庭用電化製品製造会社は、これらの性能をトレーニングを受けた店員によって店舗又はショールームで口頭で説明する又は見せると決定しうる。例えば、消費者電化製品の店舗においてトレーニングを受けた販売員により製品を見せることを可能とするデモンストレーションが定期的に行われうる。或いは、製品の隣にテレビ受像器が設置され、製品の主な機能のうちの幾つかを見せるために短いフィルムが連続的に再生されうる。
【０００４】
ショールームで製品のデモンストレーションを行うことを可能とすることは周知である。米国特許第６，０４２，２７８号は、プリンタのデモンストレーションを行う装置を開示する。各プリンタには、そのプリンタによるデモンストレーションページの印刷を開始するために押されうる少なくとも１つのボタンを有するデモンストレーション（デモ）制御ボックスが接続される。各プリンタ用の各デモ制御ボックスは、メモリに記憶された一組のデモ画像を含むプリンタ制御器に接続される。
【０００５】
製造者は、顧客からのフィードバックを得ることを望む場合が多く、展示された製品に関する顧客の意見を収集することを望みうる。これに関して、米国特許第６，０２６，３８７号は、消費者コメント報告装置を開示する。装置は、提供者によって消費者への販売用に提供される商品及びサービスについての情報を収集し、解析し、報告する。装置は、提供者によって提供される商品及びサービスに関する口頭のコメントを記録するために消費者によって選択可能に動作可能な記録部を含む。口頭のコメントは、標準化されたコメントを導出するために解析器へ伝送される。標準化されたコメントは、店舗によって消費者に提供されるサービス及び商品に関する消費者の認識への応答ための使用のため提供者へ報告するために解析される。
【０００６】
［発明の概要］
本発明は、ショールームにおける製品の展示を監視することを可能とすることを目的とする。本発明は、展示された製品についての大衆の関心を評価する手段を提供することを他の目的とする。本発明は、店員及び顧客のための奨励計画を立てることを目的とする。
【０００７】
このために、本発明のビジネス方法は、第１の場所から、第１の場所から遠隔に配置されたサーバへのアクセスを与える段階を含む。本発明の方法は、製品の少なくとも１つの機能のデモンストレーションを行うことを可能とする段階を更に含む。サーバはデモンストレーションについて通知される。
【０００８】
本発明の方法では、リモートサーバに対して、製品の機能のデモンストレーションについて通知することが可能とされる。本願では、「通知する」とは、サーバに対して、サーバによって認識されうる未来の、現在の、又は過去のデモンストレーションの発生について通知することを意味する。このようにして、サーバのエージェントは、第１の位置で行われる製品の機能のデモンストレーションに気づく。本発明の利点は、サーバのエージェントが、仲介人の介在なしに第１の場所における製品の展示及びデモンストレーションについて直接監視することを可能とすることである。
【０００９】
本発明の１つの実施例では、通知のときに、例えば店員識別情報や顧客識別情報といった追加的な情報もまた、サーバへ伝送されうる。この伝送された情報は種々の目的のために使用されうる。小売りエージェントは、製品のデモンストレーションを行うことについて顧客を支援した店員のための奨励計画を立てうる。ＣＥ製造者は、消費者に対して製造者の製品のデモンストレーションを積極的に行っている店舗のための奨励計画を立てうる。
【００１０】
ＣＥ製造者にとっての大きな関心事は、消費者が製品を最初に手に触れたときのフィードバックを得ることである。更なる実施例では、ユーザはサーバとインタラクティブにやりとりを行うことが可能とされる。
【００１１】
そこからデモンストレーションを受けた顧客とサーバとの間で対話が確立されうる。本発明の利点は、顧客の意見の収集を可能とすることである。
【００１２】
本発明の他の実施例では、製品のデモンストレーションは顧客に対してカスタマイズされる。例えば、顧客は自分のプロファイル、又は、ＣＥ製品と製品がインタラクティブにやりとりしうるサービスとを含むネットワーク環境を定義する。デモンストレーションは、ネットワーク環境上で消費者によって定義された製品及びサービスのうちの少なくとも１つとインタラクティブにやりとりする製品の性能を見せるよう適合される。また、デモンストレーションは、顧客のプロファイルに従って行われうる。
【００１３】
顧客とサーバとの間の対話から、ＣＥ会社は、有利に製品に関心を持ち、製品のデモンストレーションを受けた顧客のプロファイルを収集しうる。
【００１４】
［望ましい実施例］
以下、添付の図面を参照して本発明について詳述する。図中、同様の又は対応する特徴を有する要素は同様の参照番号を付すものとする。図１は、本発明の方法を示すフローチャートである。第１の段階１において、製品を物理的に展示する。製品は、ユーザ操作可能なＣＥ製品又はソフトウエア製品でありうる。製品は第１の場所において展示される。第１の場所は、例えば見本市といったショールームや大衆が入ることができる又は限られた人々のみが入ることができる店舗でありうる。第１の場所は、製品を見つけることができる個人の自宅であってもよい。製品は販売のために展示されたものでありうる。第２の段階２において、第１の場所から、第１の場所から遠隔に配置されたサーバへのアクセスが与えられる。サーバはインターネットを介してアクセス可能なウェブサーバでありうる。
【００１５】
製品は、種々の機能を提供するものであり、ステップ３において製品の少なくとも１つの機能のデモンストレーションが行われる。ステップ４において、サーバに、機能のデモンストレーションについて通知する。サーバは、デモンストレーションの前、デモンストレーションが行われているとき、又は、デモンストレーションの後にデモンストレーションについて通知される。本願では、「通知する」とは、サーバが、通知されると、デモンストレーションが行われたか行われるであろうことを確認することを明示的に示す。
【００１６】
図２及び図３は、本発明を実行するためのシステムを示す。製品１０６は、店舗１００で展示される。製品１０６は、製品１０６の予想される購入者であり予想されるユーザである顧客１０２に対して物理的に展示される。本発明の展示システムを示す図２及び図３の実施例では、サーバ１２０へのアクセスは、店舗１００に配置される端末１４０から行われる。これらの実施例では、サーバ１２０は、製品１０６及び端末１４０から遠隔に配置される。製品１０６は、店員１０４が顧客１０２にデモンストレーションを行いうる種々の機能を提供する。これらの実施例では、店員１０４は、遠隔制御装置を用いて製品１０６を操作し、自分自身でデモンストレーションを行う。
【００１７】
図２の実施例では、店員１０４は端末１４０からサーバ１２０にアクセスし、デモンストレーションが行われたことをサーバ１２０に通知する。
【００１８】
図３の実施例では、端末１４０は製品１０６に結合され、顧客１０２に対してデモンストレーションが行われたときに自動的にサーバ１２０に通知する。
【００１９】
図４に示す本発明の第３の実施例では、製品１０６は第１の場所から遠隔に配置されたサーバ１２０と直接通信しうる。製品１０６は第１の場所４００に配置される。第１の場所１００は第１の個人４２０の自宅である。製品１０６はインターネット接続が可能であり、サーバ１２０はインターネットを通じてアクセス可能なウェブサーバである。個人４２０は、例えば自分の隣人である第２の個人４２２に製品１０６の機能のデモンストレーションを行う。製品１０６は、デモンストレーションが行われるとサーバ１２０に通知する。
【００２０】
図５は、本発明の他の実施例を示す図である。この実施例では、製品１０６は店舗１００での販売のために展示される。サーバ１２０は、エージェント１５０のサーバである。エージェント１５０は、製品１０６の製造者であるか、又は、店舗１００の販売環境の提供者である。エージェント１５０は、製品１０６の展示からのデータを収集することが許可されたエージェントでありうる。
【００２１】
製品１０６は、種々の機能を提供する。本実施例では、製品１０６はネットワーク接続可能とされ、即ち、製品１０６はネットワーク１３４を通じて通信を行いうる。ネットワーク１３４の接続は製品１０６の機能のうちの幾つかの機能の動作にもともと備わっている。従って、製品１０６は、ネットワーク１３４への接続性を与えるための接続端子１０８を有する。例えば、製品１０６は、無線接続、又は、電話回線又はケーブルといった有線接続を用いてサービスプロバイダに接続されるセットトップボックスである。製品１０６は、ＴｉＶｏ社によって開発されたデータ及びビデオ配信サービスプロバイダに接続されうるディジタルレコーダでありうる。ＴｉＶｏセットトップボックスは、ユーザの好みに基づいてテレビ番組のディジタル録画を行うことを可能とし、また、カスタマイズされた広告配信を可能とする。
【００２２】
本実施例では、製品１０６がネットワーク１３４へ接続される可能性を与える接続端子１０８から大きな利点が得られる。
【００２３】
実際、この既存のネットワーク接続可能性により、製品１０６はネットワーク１３４を通じてリモートサーバ１２０に接続されるよう構成されうる。
【００２４】
製品１０６を見る顧客１０２は、展示されている製品１０６の機能を直ぐには理解しないことがある。従って、製品１０６の少なくとも１つの機能のデモンストレーションを行うことが可能とされる。それにより、顧客１０２はデモンストレーションが行われた機能をより良く理解しうる。デモンストレーションは、機能を説明するビデオクリップを見せることを含みうる。或いは、店員１０４は、製品１０６を操作し、所望の機能を実行するために製品１０６を設定するための適当な命令を送信する。
【００２５】
本実施例では、製品１０６は、デモンストレーション（デモ）モードに設定されえ、或る機能のデモンストレーションは製品１０６自体により機能を自動的に見せるものである。デモンストレーションは、製品１０６をデモモードに設定し、デモンストレーションを開始することによって開始されうる。設定と開始は、遠隔制御器によって、又は製品１０６のデモンストレーションボタンを押すことによって行われうる。開始は、店員１０４又は顧客１０２によって行われうる。
【００２６】
製品１０６は、製品１０６の少なくとも１つの機能を自動的に見せることを可能とする主デモンストレーション埋込みモジュール１１０を含む。デモンストレーションが行われうる製品１０６の機能は、或る番組が選択されたチャンネルでテレビ受像機上に表示されるとその番組を定期的に記録することを可能とする記録機能である。この機能のデモンストレーションは、この記録機能を実行するよう製品１０６を設定するために行うべき手順を示すことを含みうる。このために、モジュール１１０は、通常は製品１０６を所望の記録機能を実行するよう設定するために任意のユーザによって入力される一連の命令を含むサブモジュール１１０ａを含む。この機能のデモンストレーションを行うことが要求されると、製品１０６はサブモジュール１１０ａを実行させ、この一連の命令を自動的に実行させる。デモンストレーションは、ユーザが一連の命令を入力するシミュレーションを生じさせ、従って最終的には製品１０６は記録機能を行うようセットアップされる。
【００２７】
モジュール１１０は、展示及びデモンストレーションのために特別に使用される製品１０６の特別なバージョンに埋め込まれうる。或いは、モジュール１１０は、任意の製造された製品１０６に埋め込まれる。モジュール１１０は、特別な命令に応答して作動され、それによりモジュール１１０は自宅で製品１０６を使用しているエンドユーザによっては知覚可能でないことがある。また、モジュール１１０は、自宅に製品１０６を持っており友人に対して製品１０６の機能のデモンストレーションを行おうとするユーザによって作動されうる。他の実施例では、デモンストレーションモジュール１１０は、製品１０６に接続された補助的なデモンストレーション制御ボックスに埋め込まれる。モジュール１１０が実行されると、デモボックスは、要求される機能のデモンストレーションを行うために特別なコマンドを製品１０６に送信することによって製品１０６を自動的に作動させる。
【００２８】
図５の実施例では、モジュール１１０はまた、製品１０６の他の機能、即ち、機能ｂ及び機能ｃのデモンストレーションを行うことを可能とする。モジュール１１０は、２つの機能ｂとｃのデモンストレーションを夫々行うことを可能とする追加的なサブモジュール１１０ｂと１１０ｃを含む。
【００２９】
本実施例では、製品１０６は表示手段１１４に接続されて展示される。手段１１４は、ユーザ１０２又は店員１０４が製品１０６又はサーバ１２０と対話することを可能とするユーザインタフェースＵＩを表示することを可能とする。デモンストレーションが開始すると、モジュール１１０が実行され、顧客１０２に対してデモンストレーションが行われうる製品１０６のための既存の機能の選択肢を表示するようユーザインタフェースＵＩを設定する。表示された選択肢は、他の機能も含むが、記録機能、機能ｂ、及び機能ｃを含む。そこから、顧客１０２は表示された選択肢から自分が興味のある機能、例えば機能ｂを選択する。その後、対応するサブモジュール１１０ｂが実行され、機能ｂの自動デモンストレーションが行われる。
【００３０】
上述のように、製品１０６は、サーバ１２０に対して機能ｂのデモンストレーションが開始され実行されたことを通知する。この通知は、機能の表示と同時に、又は、予め決められたスケジュールに従って定期的に、又は、サーバ１２０からの要求に応じて、又は、店舗１００にいる店員１０４からの命令に応じて、といった、幾つかの方法によって行われるが、これらに限られるものではない。この通知は、ネットワーク１３４を通じてサーバ１２０へデモンストレーション識別データＤＥＭＯ＿ＩＤを送信する製品１０６によって行われる。通知はモジュール１１０の実行に応答して行われうる。製品１０６は、まだサーバ１２０へ送信されていない前のデモンストレーションからのデータを記憶するメモリユニット１１２を含む。これに対応して、サーバ１２０は受信されたデータＤＥＭＯ＿ＩＤを記憶するメモリユニット１２２を含む。データＤＥＭＯ＿ＩＤの内容は、デモンストレーションが行われたことをエージェント１５０に通知するためにのみ使用されうる。しかしながら、ＤＥＭＯ＿ＩＤの内容は、以下示すように、顧客１０２、店員１０４、又は店舗１００を識別する更なる情報を含みうる。
【００３１】
例えば、顧客１０２がデモンストレーションを行うのを助けるとき、店員１０４は個人コードといった識別データを入力することが要求されうる。他の実施例では、モジュール１１０はパスワード又はキーでロックされ、識別データ又は個人コードを入力する店員１０４によってのみ作動されうる。
【００３２】
エージェント１５０は、店舗１００に従って、店舗１００の店員１０４のための奨励計画を立てうる。これに関して、サーバ１２０は、店員１０４のための奨励計画を立て、これを把握する奨励計画アプリケーション１２８を含む。アプリケーション１２８は、各店員１４０によって開始されたデモンストレーションに関する情報を収集し、受信されたデータＤＥＭＯ＿ＩＤから各店員１０４についての統計値を推定する。エージェント１５０は、或る時間期間内に最も多くのデモンストレーションを支援又は開始した店員に報償を与える。
【００３３】
更に、サーバ１２０は、データＤＥＭＯ＿ＩＤの伝送から店舗１００に関する識別情報を抽出することが可能である。例えば、インターネット１３４を通じた伝送の場合、エージェント１５０は、端末１０８、製品１０６、或いは店舗１００のＩＰアドレスから、又は、ホスト名から、又は、ドメイン／ＩＰがどの実体に登録されるかを示す情報から、店舗１００を識別する。
【００３４】
従って、店員１０４のための奨励計画に加えて、エージェント１５０は他の店舗と競争する店舗１００のための第２の奨励計画を立てる。この第２の奨励計画は、製品１０６を販売のために提供し、本発明に従って製品１０６を展示する店舗に関連する。エージェント１５０は、製品１０６のデモンストレーションに積極的であった店舗に謝礼又は報奨を与える。
【００３５】
本実施例では、サーバ１２０は、顧客１０２とインタラクティブに通信することを可能とする対話アプリケーション１２６を更に含む。サーバ１２０は、顧客１０２と通信することが可能とされ、そこからエージェント１５０は、例えばユーザインタフェースＵＩによって、顧客１０２の個人情報、及び、製品１０６又はデモンストレーションが行われた機能についての顧客の意見を収集する。ユーザインタフェースＵＩ及び対話アプリケーション１２６は、顧客１０２とサーバ１２０との間の対話インタフェースとして作用する。顧客１０２は、サーバ１２０と通信したことに対して補償され、例えば顧客が製品を購入することを決定すると値引きを受ける。この収集された情報から、エージェント１５０は製品１０６の展示及び販売について、例えば、地理的な場所による販売量、店舗の種類による販売量、購入者に関する統計値、顧客１０２が最も関心を持つ製品１０６の機能、顧客１０２がまだ良く理解していない製品１０６の機能について、直接制御し把握する。
【００３６】
本実施例では、モジュール１１０が作動されデモンストレーションが終了すると、製品１０６はサーバ１２０に通知する。通知されると、サーバ１２０はアプリケーション１２６を実行し、アプリケーション１２６はユーザインタフェースＵＩを顧客１０２とサーバ１２０との間の双方向通信のために設定する。
【００３７】
図６に示す本発明の方法では、サーバ１２０は製品１０６自体と通信する。図６は、店舗１００で製品１０６を展示する本発明の方法を示すフローチャートである。第１の段階６０２では、製品１０６は上述のように店舗１００に展示される。製品１０６はリモートサーバ１２０への接続性を与える。第２の段階６０４において製品１０６はリモートサーバ１２０に接続される。
【００３８】
第３の段階６０６において、顧客１０２のプロファイルを定義する。プロファイルは、関心分野、ラジオ局及びテレビジョンチャンネル及び番組に関する好み、家族の構成、家庭における録画の習慣、地域、望ましい時間帯等を含むがこれらに限られるものではない。サーバ１２０は顧客１０２に対して好みを明示的に質問してもよく、及び／又は、プロファイルはエージェント１５０又は店舗１００と関連して徐々に構築されるユーザプロファイルから暗黙的に導出されてもよい。
【００３９】
第４の段階６０８では、顧客１０２は補助的な製品及びサービスのネットワークのプロファイルを定義する。ネットワークのプロファイルは、ネットワーク上で利用可能な装置のリスト、それらの機能及び可能性のリスト、ネットワークを介して利用可能なサービスのリスト、ソフトウエアコンポーネントのリスト、及び、ネットワーク上で用いられる通信プロトコルを含む。環境ネットワークは、ＣＥ装置と、製品１０６がそれと共に用いられることが意図され製品１０６がそれとインタラクティブにやりとりしうるサービスとを含む。例えば、顧客１０２は、ＣＥ装置とサーバ１２０によって与えられ製品１０６とインタラクティブにやりとりしうるサービスの選択肢から選択する。ＣＥ装置及びサービスの与えられる選択は、店舗１００で入手可能であり、展示される製品１０６が店舗１００で実際に接続されている製品から取られうる。ネットワーク及び／又は顧客のプロファイルは、図５に示すようなメモリユニット１２２及び１２４に記憶される。
【００４０】
これに関して、ここに参照として組み入れられる米国特許出願第０９／１８９，５３５号”Ｕｐｇｒａｄｉｎｇ ｏｆ ｓｙｎｅｒｇｅｔｉｃ ａｓｐｅｃｔｓ ｏｆ ｈｏｍｅ ｎｅｔｗｏｒｋ”を参照のこと。この文献は、ユーザのネットワークをカスタマイズし、ネットワーク上に新しいアイテムを統合することを可能とする方法に関する。開示される方法は、ユーザプロファイル及びネットワークプロファイルを決定する段階を含む。従って、方法は、アイテムがエンドユーザに関連があるか否かをネットアークプロファイル及び／又はユーザプロファイルに基づいて決定する段階を含む。関連がある場合は、ユーザは、ネットワーク上にアイテムをインストールするためにアイテムを選択するオプションについて通知される。
【００４１】
ネットワーク及び／又は顧客１０２の定義されたプロファイルから、サーバ１２０は製品１０６の顧客カスタマイズ化及び／又はネットワークカスタマイズ化された一組の機能を導出するためにカスタマイズアプリケーション１３０を実行する。製品１０６の顧客プロファイル機能は、定義されるプロファイルに従ったものでありうる。製品１０６のネットワーク機能は、製品１０６が装置ネットワークで定義されるサービスと対話することを意味するものでありうる。第５の段階６１０において、サーバ１２０はＵＩを通じて、定義されたネットワーク上の及び／又は顧客のプロファイルに従った製品１０６のカスタマイズされた機能の組を与える。第６の段階６１２において、顧客１０２は、提案された機能のうちの少なくとも１つを選択する。第７の段階６１４において、選択された機能のデモンストレーションが顧客１０２に対して行われる。
【００４２】
本発明のこの実施例では、サーバ１２０は製品１０６と通信することが可能とされ、結果として、サーバ１２０は製品１０６へ命令を送信することが可能とされる。従って、顧客１０２が提案されたカスタマイズされた選択肢から特定の機能を選択すると、サーバ１２０は選択された機能のデモンストレーションを作動させる。実際は、デモンストレーション全体は、顧客の入力に基づいてサーバ１２０から完全に制御されうる。この場合、サーバ１２０はモジュール１１０と、選択された機能に対応するサブモジュール１１０ａ，１１０ｂ，１１０ｃとを作動させる。或いは、サーバ１２０は選択された機能のデモンストレーションを行うための製品１０６への一連の命令を送信する。
【００４３】
或いは、サーバ１２０はテレビ画面に示されるビデオ及びオーディオアニメーションの再生を作動させうる。
【００４４】
更に、製品１０６とサーバ１２０との間の接続は、購入取引全体が完了することを可能としうる。顧客は、デモンストレーションの終わりに、製品１０６の購入注文をしたいかどうかについて質問されうる。他の実施例では、製品１０６はユーザの自宅にある。製品１０６はネットワーク接続が可能であり、サーバ１２０に接続される。製品１０６の所有者は、上述の本発明の方法に従って友人に製品１０６の機能を示しうる。友人が製品１０６に熱心となり製品１０６を購入しようとする場合、友人は対話インタフェースを通じて、例えばデモンストレーションの終わりにサーバ１２０へ製品１０６の購入注文を行うことが提案されうる。
【００４５】
上述のことより、当業者によれば、請求の範囲に記載される本発明の精神及び範囲を逸脱することなく種々の変更がされうること、従って本発明は本願に記載の例に限られないことが明らかとなろう。「含む」という用語は、請求の範囲に記載される要素又は段階以外の要素又は段階の存在を排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図１】
本発明の方法を示すフローチャートである。
【図２】
本発明の展示システムを示すブロック図である。
【図３】
本発明の展示システムを示すブロック図である。
【図４】
本発明の展示システムを示すブロック図である。
【図５】
本発明の展示システムを示すブロック図である。
【図６】
本発明の方法を示すフローチャートである。

Claims (24)

1. 第１の場所に製品を物理的に展示する方法であって、
   上記第１の場所においてリモートサーバへのアクセスを与える段階と、
   上記製品の機能のデモンストレーションを行うことを可能とする段階と、
   上記デモンストレーションについて上記サーバに通知する段階とを含む方法。
2. 上記デモンストレーションは自動的に行われる請求項１記載の方法。
3. 上記製品は、上記デモンストレーションについて上記サーバに通知する請求項１記載の方法。
4. 上記サーバは定期的に通知される請求項１記載の方法。
5. ユーザが上記サーバとインタラクティブに通信することを可能とする段階を更に含む請求項１記載の方法。
6. 上記ユーザは上記サーバとインタラクティブに通信することについて補償される請求項５記載の方法。
7. 上記第１の位置を識別する第１の識別データを上記サーバへ送信する段階を更に含む請求項１記載の方法。
8. 上記デモンストレーションを支援するエージェントを識別する第２の識別データを上記サーバへ送信する段階を更に含む請求項１記載の方法。
9. 所定の時間期間中に上記エージェントによって支援されたデモンストレーションの累積的な数を追跡することを可能とする段階と、
   上記数から上記エージェントに報償を与える段階とを更に含む、請求項８記載の方法。
10. ユーザが上記デモンストレーションを理解したことを識別する第３の識別データを上記サーバへ送信する段階を更に含む請求項１記載の方法。
11. 上記製品を介して上記製品に対する電子購入注文を行うことを可能とする段階を更に含む請求項１記載の方法。
12. 上記サーバから上記デモンストレーションを行うための一組の命令をダウンロードすることを可能とする段階を更に含む請求項１記載の方法。
13. ネットワークのプロファイルを決定する段階と、
    上記製品のネットワーク機能のデモンストレーションを開始することを可能とする段階とを更に含む請求項１記載の方法。
14. ユーザのプロファイルを決定する段階と、
    上記製品のユーザプロファイル機能のデモンストレーションを開始することを可能とする段階とを更に含む請求項１記載の方法。
15. 第１の場所に展示される製品と、
    上記第１の場所から遠隔に配置されるサーバと、
    上記製品の機能のデモンストレーションを行い、上記デモンストレーションについて上記サーバに通知するよう構成されるデモンストレーション手段とを含む、展示システム。
16. 上記デモンストレーション手段は、上記第１の位置を識別する第１の識別情報を上記サーバへ送信するよう構成される、請求項１５記載の展示システム。
17. ユーザが上記サーバと通信を行うことを可能とするユーザインタフェースを更に含む請求項１５記載の展示システム。
18. 上記ユーザインタフェースは、ユーザが上記デモンストレーションを理解したことを識別する第２の識別情報を上記サーバへ送信することを可能とする請求項１７記載の展示システム。
19. 上記ユーザインタフェースは、ショールームのエージェントを識別する第３の識別情報を上記サーバへ送信することを可能とする請求項１７記載の展示システム。
20. ネットワーク接続可能な製品であって、
    上記製品の機能のデモンストレーションを行う手段と、
    上記ネットワークを介して上記デモンストレーションについてリモートサーバに通知するネットワーク接続性とを含む製品。
21. ユーザが上記サーバと通信を行うことを可能とするユーザインタフェースを更に含む、請求項２０記載の製品。
22. 上記ユーザインタフェースは、上記ユーザが上記サーバに対して上記製品についての注文を行うことを可能とする、請求項２１記載の製品。
23. 上記ネットワーク接続性は、ユーザが上記デモンストレーションを支援することを識別する第２の識別情報を送信することを可能とする請求項２０記載の製品。
24. 上記ネットワーク接続性は、ユーザが上記デモンストレーションを理解したことを識別する第３の識別情報を送信することを可能とする請求項２０記載の製品。