JP2014191191A - 広告再生装置、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスを長時間継続して利用する利用客に対して、その利用客に広告コンテンツを見飽きさせない態様にて提示する。
【解決手段】広告再生装置1には、複数の広告コンテンツと広告属性とが対応付けられて記憶されている。広告再生装置1は、カラオケ装置2のログインユーザに関するユーザ属性を取得する。そして、広告属性とユーザ属性との適合に基づき、再生対象の広告コンテンツを示す第1再生リストを作成する。広告再生装置1は、まず、第1再生リストに従って広告コンテンツを再生する。また、第1再生リストの作成に係る広告属性及びユーザ属性とは異なる第2属性に基づいて、再生対象の広告コンテンツを示す第2再生リストを作成する。そして、ログインユーザによるカラオケ装置2の利用が継続している条件下において、所定期間が経過した判断と判断したとき、第1再生リストに代えて第2再生リストに従って広告コンテンツを再生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サービスを利用する利用客に対して広告を提示する広告再生装置に関する。
従来、例えばカラオケサービスの利用客に対して広告映像を表示することで、利用者に商品やサービスの購買を促すことが行われている。例えば、特許文献1には、時間帯によって客層が異なることに着目し、時間帯別に客層に合った広告を表示する技術が開示されている。
特願平10−26990号公報
上述の先行技術のように、利用客の年齢、性別、職業等の属性に適合する広告を重点的に表示することで、高い広告効果を得られるとされている。しかしながら、カラオケルームを時間無制限で利用する事例のように、同じ利用客によるサービスの利用が長時間継続する場合、同じ広告を何度も繰り返し表示しているうちに、利用客が広告を見飽きてしまうことがある。このような場合、利用客が広告への興味を失ってしまい、再生回数の増加に伴って向上が想定される広告効果を得られないおそれがある。このような問題は、カラオケサービスに限らず、例えば、理美容等の様々なサービスの利用客に対して広告コンテンツを提示する場合においても共通する。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。その目的は、サービスを長時間継続して利用する利用客に対して、その利用客に広告コンテンツを見飽きさせない態様にて提示するための技術を提供することである。
上記目的を達成するためになされた本発明の広告再生装置は、記憶手段、取得手段、第1作成手段、再生手段、継続判断手段、経過判断手段、及び第2作成手段を備える。記憶手段は、複数の広告コンテンツと、広告コンテンツに関する属性を示す広告属性とを対応付けて記憶する。取得手段は、所定のサービスにログインするログインユーザの属性を示すユーザ属性を取得する。第1作成手段は、記憶手段に記憶されている広告属性と、取得手段により取得されたユーザ属性とが適合することを条件に、記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、取得されたユーザ属性と適合する広告属性と対応付けられた広告コンテンツを抽出して、再生対象となる広告コンテンツを示す第1再生リストを作成する。再生手段は、第1作成手段により作成された第1再生リストに従って、再生対象の広告コンテンツの再生を行う。
継続判断手段は、ログインユーザのログイン状態が継続しているかを判断する。経過判断手段は、継続判断手段によりログインユーザのログイン状態が継続していると判断されているときに、所定期間が経過したかを判断する。第2作成手段は、記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、第1再生リストの作成に係る広告属性及びユーザ属性とは異なる第2属性に適合する広告コンテンツを抽出して、再生対象となる広告コンテンツを示す第2再生リストを作成する。そして、経過判断手段により、ログインユーザのログイン状態が継続しているときに所定期間が経過したと判断されたとき、再生手段は、第1再生リストに代えて第2作成手段により作成された第2再生リストに従って再生対象の広告コンテンツを再生する。
本発明によれば、サービスを長時間継続して利用する利用客が同じ広告を何度も見ているとみなされるとき、従前の再生リストとは異なる属性に基づいて作成した別の再生リストに基づいて、それまでとは異なった広告コンテンツを再生できる。これにより、利用客にとっては、今までに何度も見た広告から別の広告が提示されることで、新鮮さがあり、広告に対する興味を喚起できる。また、広告主にとっては、利用客が興味を失った広告を延々と再生し続けるよりも、別の広告を再生することで利用客の新たな興味を引くことができるので、広告効果の増加が見込める。
なお、本発明をカラオケサービスに適用する場合、所定期間を経過した際に再生を切替える広告コンテンツを決定する方法として、請求項2に記載のようにすることが考えらえる。すなわち、広告再生装置は、第2取得手段を更に備える。第2取得手段は、第2属性として、第1再生リストの作成に係るユーザ属性に該当するログインユーザが、利用するカラオケ装置に対して演奏のリクエストをした楽曲に関するユーザ属性を取得する。そして、第2作成手段は、第2取得手段により取得された楽曲に関するユーザ属性と、記憶手段に記憶されている広告属性とが適合することを条件に、前記記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、前記取得されたユーザ属性と適合する前記広告属性と対応付けられた広告コンテンツを抽出して、第2再生リストを作成する。このようにすることで、カラオケサービスの利用客による選曲から見出される、利用客の属性に適合した広告コンテンツを第2再生リストの再生対象に決定することができ、利用者を飽きさせないと共に高い広告効果を期待できる。
さらに、請求項3に記載のように、第2属性として、経過判断手段により所定期間が経過したと判断されたときにカラオケ装置において演奏が予約されている楽曲に関するユーザ属性を取得するようにしてもよい。カラオケ装置において演奏される予約曲の属性を用いることで、カラオケサービスの間にリクエストされた楽曲の中でも、特に、利用客の現在の心境や興味の対象に沿った広告コンテンツを第2再生リストの再生対象として決定できる。これにより、利用客に対してより新鮮な感覚を与え、広告に対する興味を喚起することで高い広告効果が得られる。
あるいは、広告コンテンツ側に優先度の異なる2種類の属性を予め定義しておいてもよい。具体的には、請求項4に記載のように、広告属性として、第1広告属性及び第2広告属性の異なる2種類を広告コンテンツに対応付けて記憶手段に記憶しておく。そして、第1作成手段が、記憶手段に記憶されている第1広告属性と、取得手段により取得されたユーザ属性とが適合することを条件に、記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、取得されたユーザ属性と適合する第1広告属性と対応付けられた広告コンテンツを抽出しての適合条件に従って、第1再生リストを作成する。また、第2作成手段が、記憶手段に記憶されている第2広告属性と、取得手段により取得されたユーザ属性とが適合することを条件に、記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、取得されたユーザ属性と適合する第2広告属性と対応付けられた広告コンテンツを抽出して、第2再生リストを作成する。このように、広告コンテンツに対して複数種類の広告ターゲットを予め対応付けておくことで、サービスを長時間継続して利用している利用客に対して、従前に再生されてきた広告とは異なる多様な広告を提示できる。
サービスの利用が継続している利用客に対して、どのようなタイミングで再生対象の広告コンテンツを切替えるかを判断する方法として、請求項5に記載のようにすることが考えられる。すなわち、経過判断手段は、所定期間の経過の判断として、再生手段による広告コンテンツの再生回数が規定回数に達したかを判断する。広告コンテンツの再生回数を期間経過の判断基準とする方法は、同じ広告を繰返して見る場合に何回で利用客が飽きるのかを考慮したものである。よって、適切な再生回数で再生対象を別の広告コンテンツに切替えることで、再び利用客の興味を引くことができる。
あるいは、再生対象の広告コンテンツを切替えるタイミングを判断する方法として、請求項6に記載のようにしてもよい。すなわち、経過判断手段は、所定期間の経過の判断として、ログインユーザのログイン状態が継続しているときに経過した時間が規定時間に達したかを判断する。経過時間を再生対象の切替えタイミングの判断基準とする方法は、同じ広告を繰返して再生した場合、どの程度の時間で広告効果が低下するかを考慮したものである。よって、適切な経過時間で再生対象を別の広告コンテンツに切替えることで、再び広告効果を上げることができる。
なお、本発明は、請求項7に記載のように、コンピュータにおいて実行されるプログラム、あるいは当該プログラムを記憶する記憶媒体の態様で実現することもできる。
カラオケシステムの概略構成を示すブロック図。 広告コンテンツ再生方法の第1実施形態を示す説明図。 第1実施形態の処理の手順を示すフローチャート。 広告コンテンツ再生方法の第2実施形態を示す説明図。 第2実施形態の処理の手順を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[カラオケシステムの構成の説明]
実施形態のカラオケシステムは、図1に示すように、カラオケ店舗の各カラオケルーム内に配置された広告再生装置1、カラオケ装置2、及びリモコン端末3と、広域ネットワークに接続されたセンタサーバ4と、各カラオケ店舗に配置されたPOS端末5とを備える。なお、図1では、カラオケ店舗内に複数設けられたカラオケルームのうちの1室を例に挙げたものである。
広告再生装置1及びカラオケ装置2は、カラオケ店舗内のLANに設けられたブロードバンドルータBRを中継して広域ネットワークに接続する。また、リモコン端末3は、無線LANのインフラストラクチャモードにより無線LANアクセスポイントAPを中継して、カラオケ店舗内のLANにネットワーク接続し、更にブロードバンドルータBRを中継して広域ネットワークに接続する。
カラオケ店舗内のカラオケルームには、広告再生装置1、カラオケ装置2、リモコン端末3、メインディスプレイ21、サブディスプレイ15が設置されている。メインディスプレイ21は、カラオケ装置2に接続されている。メインディスプレイ21には、カラオケ装置2から出力されるカラオケサービス用の映像が表示される。一方、サブディスプレイ15は、広告再生装置1に接続されている。サブディスプレイ15には、カラオケルーム内でカラオケ装置2を利用する利用客に向けた広告コンテンツの映像が表示される。
広告再生装置1は、センタサーバ4から配信された広告コンテンツの映像を再生する業務用の情報処理装置であり、例えばパソコン等のコンピュータ装置によって具現化される。広告再生装置1は、ハードウェア構成として制御部10、記憶部11、通信部12、映像制御部13等を備える。制御部10は、CPU、ROM、RAM、I/O等を中心に構成された情報処理デバイスであり、広告コンテンツの再生に関する処理を実行する。
記憶部11は、ハードディスクドライブや不揮発性半導体メモリ等で構成された記憶装置である。記憶部11には、その一部としてプログラム記憶領域、広告コンテンツ記憶領域、属性情報記憶領域が設けられている。広告コンテンツ記憶領域には、センタサーバ4から配信された広告コンテンツが格納されている。属性情報記憶領域には、各広告コンテンツのマーケティング上の標的(ターゲット)となる利用客層を示す広告属性のリストが格納されている。通信部12は、カラオケ店舗内のLANに接続して、カラオケ装置2やセンタサーバ4、POS端末5と通信を行うための通信インタフェースである。
広告再生装置1は、保有している広告コンテンツの中から、同じカラオケルーム内のカラオケ装置2を利用している利用客の属性に適合する広告コンテンツを選んで再生する(詳細は後述する)。再生された広告コンテンツの映像は、サブディスプレイ15に表示される。サブディスプレイ15は、例えば液晶パネルディスプレイ(LCD)によって具現化される。
カラオケ装置2は、ネットワークを通じて配信されたカラオケ曲に基づくカラオケ演奏を行い、利用客にカラオケサービスを提供する業務用の装置である。カラオケ装置2は、店舗内LANや広域ネットワークを介して、リモコン端末3や広告再生装置1、センタサーバ4との間でデータ通信可能に構成されている。カラオケ装置2は、利用客からリクエストされた曲の伴奏音楽を演奏するのに併せて、背景映像や曲の歌詞テロップをメインディスプレイ21に表示させる。また、カラオケ装置2は、本システムのアカウントを有する利用客が所定の手続きを経てログインすることにより、センタサーバ4からそのログインユーザのアカウント情報を取得し、演奏する曲のリクエスト(予約)や演奏を、個々のログインユーザの識別情報に対応付けて行う。なお、カラオケ装置2のその他の機能や構成については公知技術に従っているので、ここでの詳細な説明は省略する。
リモコン端末3は、カラオケルーム内でカラオケ装置2を遠隔操作するための通信端末装置である。リモコン端末3は、本システムのアカウントを有する利用客からの所定のログイン操作を受付ける。ログイン操作を受付けると、リモコン端末3は、操作対象のカラオケ装置2にログイン要求を送信し、カラオケ装置2からログインの成否の結果を受信する。利用客のログインが成立すると、リモコン端末3は、ログインユーザが再生を希望する曲の予約を行うためのリクエスト操作を、当該ログインユーザの識別情報に対応付けて受付ける。そして、リクエスト曲の楽曲番号及びリクエストした利用客の識別情報(ユーザ名)を含む演奏リクエスト情報を、無線LAN通信や赤外線通信によって操作対象のカラオケ装置2に送信する。
センタサーバ4は、カラオケ店舗内の各広告再生装置1に広告コンテンツのデータを配信するサービスを含む、各種カラオケサービスを提供するサーバ装置である。このセンタサーバ4は、適宜な処理能力を有する情報処理装置等で構成されており、広告再生装置1に提供可能な広告コンテンツをデータベースに多数保有している。広告コンテンツは、カラオケサービスの利用客に対して様々な商品やサービスを宣伝するための映像情報である。また、センタサーバ4のデータベースには、各広告コンテンツのターゲットとなる利用客層の属性(性別、年齢等)を示す広告属性が、各広告コンテンツに対応付けて記憶されている。
また、センタサーバ4は、本システムのアカウントを有する個々の利用客ごとに、利用客の識別情報や、ログイン認証のための情報、利用客の属するセグメントを特定するための属性情報(ユーザ属性)をアカウント情報としてデータベースに保存している。ユーザ属性には、例えば性別や年齢等の情報が含まれる。また、センタサーバ4は、カラオケ装置2において演奏される楽曲のターゲットとなる利用客層の属性(性別、年齢等)を示す情報を、楽曲ごとに紐付いたユーザ属性としてデータベースに保存している。
POS端末5は、販売時点管理システム(POSシステム:Point Of Sale system)を構成し、カラオケサービスの利用客に対する会計処理やサービスの販売管理を行う会計処理端末である。POS端末5は、専用のレジスタ装置やパソコン等の情報処理装置により具現化される。POS端末5は、利用客に対する会計処理のときに入力された、各カラオケ装置2の利用状況に関する情報を含む利用情報を、カラオケ店舗内のLANを介して広告再生装置1に送信できるようになっている。この利用情報は、各カラオケルームに利用客が入退室した時刻等の情報が含まれる。
[第1実施形態]
広告再生装置1によるによる広告コンテンツの再生方法の第1実施形態について、図2を参照しながら説明する。
図2(a)に例示されるとおり、まず、カラオケルームに利用客が入出すると、利用客によりカラオケ装置2に対してログイン手続きや、演奏曲のリクエストが行われる(S1)。これに対応して、広告再生装置1は、同じカラオケルーム内のカラオケ装置2の利用客のログイン情報に紐付いたユーザ情報、あるいは利用客からリクエストされた楽曲に紐付いたユーザ情報を特定する(S2)。
そして、広告再生装置1は、保有している広告コンテンツの中から、S2で特定したユーザ属性で示される性別や年齢と合致する広告属性を持つ広告コンテンツを抽出し、再生対象の広告コンテンツの一覧である第1再生リストを作成する(S3)。その結果、第1再生リストで示される広告コンテンツが順次再生される。広告コンテンツの再生が一巡した場合には、第1再生リストに基づく再生が繰返し行われる。
図2(b)に例示されるように、広告再生装置1が保有する広告コンテンツには、それぞれ対象性別や対象年齢といった、広告のターゲットとなる利用客層を示す広告属性が対応付けられている。そして、図2(a)の事例では、ユーザ属性として、性別:男性、年齢:10代・20代という属性が特定されている。そのため、第1再生リストには、このユーザ属性と合致する広告属性(男性、10代・20代)を持つ広告コンテンツが再生対象に選択される。再生対象として選択する広告コンテンツの数量については、予め決められた数量としてもよいし、選択した広告コンテンツの再生時間の合計が規定時間となるような数量としてもよい。
一方、利用客によるカラオケ装置2の利用が継続している条件下において、広告コンテンツの再生リスト変更条件が成立したと想定する(S5)。具体的には、広告コンテンツの再生回数に基づいて、再生リスト変更条件の成否を判断することが挙げられる。例えば、同一の再生リストによる広告コンテンツ群の再生が5回ループした場合に、再生リスト変更条件が成立したと判断する。
あるいは、利用客によるカラオケサービスの利用が継続している条件下における経過時間に基づいて、再生リスト変更条件の成否を判断してもよい。例えば、利用客がカラオケサービスの利用を開始してからの経過時間や、広告コンテンツの再生を開始してからの経過時間が3時間に達した場合に、再生リスト変更条件が成立したと判断する。なお、利用客がカラオケサービスの利用を開始した時刻については、カラオケ装置2に利用客がログインした時刻や、最初に演奏のリクエストをした時刻、あるいは、POS端末5に入力された入室時刻等により特定できる。
このとき、広告再生装置1は、カラオケ装置2において現時点で演奏が予約されている再生前の楽曲に関する予約曲情報を取得する(S6)。あるいは、再生前の予約曲に限らず、予約された楽曲で直近に演奏が行われた楽曲に関する予約曲情報を取得してもよい。広告再生装置1は、S6で取得した予約曲情報で示される楽曲に紐付いたユーザ情報を特定する(S7)。そして、広告再生装置1は、保有している広告コンテンツの中から、S7で特定した予約曲に関するユーザ属性で示される性別や年齢と合致する広告属性を持つ広告コンテンツを抽出し、再生対象の広告コンテンツの一覧である第2再生リストを作成する(S8)。
その結果、再生対象が第1再生リストから第2再生リストに切替えられ、それ以降は、第2再生リストで示される広告コンテンツが順次再生される。図2(a)の事例では、予約曲に関するユーザ属性として、性別:男性、年齢:30代・40代という属性が特定されている。そのため、第2再生リストには、このユーザ属性と合致する広告属性(男性、30代・40代)を持つ広告コンテンツが再生対象に選択される。
[第1実施形態における処理手順の説明]
広告再生装置1の制御部10が実行する、第1実施形態の処理の手順について、図3を参照しながら説明する。この処理は、広告再生装置1のシステム稼働中において繰返し実行される。
S100では、制御部10は、センタサーバ4から広告コンテンツ及び広告属性のデータを取得する。具体的には、制御部10が通信部12を介して、広告コンテンツの取得要求をセンタサーバ4に送信する。これに対応してセンタサーバ4は、最新の広告コンテンツのデータと、それらの広告コンテンツに対応する広告属性のデータとを、要求元の広告再生装置1に配信する。制御部10は、通信部12を介してセンタサーバ4から受信した広告コンテンツ及び広告属性のデータを記憶部11の広告コンテンツ記憶領域及び属性情報記憶領域に保存する。
S102では、制御部10は、再生対象の広告コンテンツ及びその再生順を示すデフォルトの再生リストに従って、広告コンテンツ記憶領域に保有している広告コンテンツの再生を開始する。この再生リストに基づく広告コンテンツの再生は、次の再生リストに基づく再生が開始されるまでの間、ループして行われる。S104では、制御部10は、同じカラオケルーム内に設置されているカラオケ装置2から、通信部12を介して、ログインしている利用客に関するログイン情報、及び利用客からのリクエストによる演奏の予約状況に関する予約曲情報を取得する。ログイン情報には、ログイン中の利用客のアカウントに関する情報(識別情報、ユーザ属性等)が含まれる。
S106では、制御部10は、S104で取得したログイン情報に基づき、カラオケ装置2に現在ログイン中の利用客が存在するか否かを判定する。ログイン中の利用客が存在する場合(S106:YES)、制御部10はS108に進む。一方、ログイン中の利用客が存在しない場合(S106:NO)、制御部10はS110に進む。
ログイン中の利用客が存在する場合に進むS108では、制御部10は、S104で取得したログイン情報に紐付いたユーザ属性(例えば、性別や年齢)を取得する。一方、ログイン中の利用客が存在しない場合に進むS110では、制御部10は、S104で取得した予約曲情報に基づき、利用客のリクエストにより演奏が予約されている楽曲が存在するか否かを判定する。予約曲が存在する場合(S110:YES)、制御部10はS112に進む。一方、予約曲が存在しない場合(S110:NO)、制御部10はS104に戻る。
予約曲が存在する場合に進むS112では、制御部10は、その予約曲に紐付いたユーザ属性(例えば、性別や年齢)をセンタサーバ4から取得する。具体的には、制御部10が、通信部12を介して、予約曲に関するユーザ属性の取得要求をセンタサーバ4に送信する。これに対応してセンタサーバ4は、取得要求に該当する楽曲に紐付いたユーザ属性をデータベースから抽出し、要求元の広告再生装置1に配信する。
次のS114では、制御部10は、S108又はS112で取得したユーザ属性と合致する広告属性を持つ広告コンテンツを抽出し、それらを一覧にまとめた第1再生リストを作成する。この第1再生リストには、再生対象の広告コンテンツ群と、その再生順とが定義されている。そして、S116では、制御部10は、S114で作成した第1再生リストに従って、再生対象の広告コンテンツの再生を開始し、開始時刻を記録する。第1再生リストに基づく広告コンテンツの再生は、処理に従って作成される第1再生リストとは異なる再生リストに基づく再生が開始されるまでの間、ループして行われる。
S118では、制御部10は、所定期間が経過したか否かを判定する。ここでは、所定期間が経過したことを条件に、再生リスト変更条件が成立したと判断する。具体的には、広告コンテンツの再生回数に基づいて、再生リスト変更条件の成否を判断することが挙げられる。例えば、現在の再生リストにより実行されている再生のループ回数をカウントしておき、ループ回数が規定数に到達したことを条件に、所定期間が経過したと判断するように構成することが考えられる。また、現在の利用客がカラオケサービスの利用を開始してからの経過時間、あるいは、現在の再生リストによる再生を開始してからの経過時間が規定時間に到達したことを条件に、所定期間が経過したと判断するように構成してもよい。所定期間が経過した場合(S118:YES)、制御部10はS120に進む。一方、所定期間が経過していない場合(S118:NO)、制御部10はS128に進む。
所定期間が経過した場合に進むS120では、制御部10は、カラオケ装置2から演奏の予約状況に関する予約曲情報を取得する。次のS122では、制御部10は、S120で取得した予約曲情報で示される、今現在演奏が予約されている再生前の予約曲に紐付いたユーザ属性(例えば、性別や年齢)をセンタサーバ4から取得する。あるいは、再生前の予約曲に限らず、予約された楽曲で直近に演奏が行われた楽曲に紐付いたユーザ属性を取得してもよい。予約曲に紐付いたユーザ属性の具体的な取得方法については、S112で説明したものと同様である。
そして、S124では、制御部10は、S122で取得した予約曲に関するユーザ属性と合致する広告属性を持つ広告コンテンツを抽出し、それらを一覧にまとめた第2再生リストを作成する。この第2再生リストには、再生対象の広告コンテンツ群と、その再生順とが定義されている。そして、S126では、制御部10は、S124で作成した第2再生リストに従って、再生対象の広告コンテンツの再生を開始する。第2再生リストに基づく広告コンテンツの再生は、次の再生リストに基づく再生が開始されるまでの間、ループして行われる。
S128では、制御部10は、カラオケルームから利用客が退出したか否かを判定する。具体的には、カラオケ装置2に対してログイン状況を問合せ、利用客がログアウトしたかどうかで、利用客が退出したかを判断することが考えられる。あるいは、カラオケ装置2に対して作動状況を問合せ、カラオケ装置2において楽曲の演奏や演奏のリクエストが一定時間以上行われていないかどうかで、利用客が退出したかを判断してもよい。あるいは、POS端末5から、カラオケルームの利用者の入退出に関する管理情報を取得し、利用客が退出したかを判断してもよい。利用客が退出した場合(S128:YES)、制御部10はS102に戻る。一方、利用客が退出していない場合(S128:NO)、制御部10はS130に進む。利用客が退出していないことを判断する(S128:NO)ことにより、利用客によるサービスの利用が継続していると判断される。
利用客が退出していない場合に進むS130では、制御部10は、システムの動作を終了するか否かを判定する。システムを終了しない場合(S130:NO)、制御部10はS118に戻る。一方、システムを終了する場合(S130:YES)、制御部10は本処理を終了する。
[第2実施形態]
広告再生装置1によるによる広告コンテンツの再生方法の第2実施形態について、図4を参照しながら説明する。
図4(a)に例示されるとおり、まず、カラオケルームに利用客が入出すると、利用客によりカラオケ装置2に対してログイン手続きや、演奏曲のリクエストが行われる(S1)。これに対応して、広告再生装置1は、同じカラオケルーム内のカラオケ装置2の利用客のログイン情報に紐付いたユーザ情報、あるいは利用客からリクエストされた楽曲に紐付いたユーザ情報を特定する(S2)。
そして、広告再生装置1は、保有している広告コンテンツの中から、S2で特定したユーザ属性で示される性別や年齢と合致する第1広告属性を持つ広告コンテンツを抽出し、再生対象の広告コンテンツの一覧である第1再生リストを作成する(S3)。その結果、第1再生リストで示される広告コンテンツが順次再生される。広告コンテンツの再生が一巡した場合には、第1再生リストに基づく再生が繰返し行われる。
図4(b)に例示されるように、広告再生装置1が保有する広告コンテンツには、それぞれ対象性別や対象年齢といった広告のターゲットとなる利用客層として、優先度の異なる2種類の広告属性である第1広告属性及び第2広告属性が対応付けられている。第1広告属性及び第2広告属性には、それぞれ広告の対象性別及び対象年齢を示す情報が含まれている。
第1再生リストの作成には、2種類の広告属性のうち第1広告属性の方が用いられる。図4(a)の事例では、ユーザ属性として、性別:男性、年齢:10代・20代という属性が特定されている。そのため、第1再生リストには、このユーザ属性と合致する第1広告属性(男性、10代・20代)を持つ広告コンテンツが再生対象に選択される。再生対象として選択する広告コンテンツの数量については、予め決められた数量としてもよいし、選択した広告コンテンツの再生時間の合計が規定時間となるような数量としてもよい。
一方、利用客によるカラオケ装置2の利用が継続している条件下において、広告コンテンツの再生リスト変更条件が成立したと想定する(S5)。再生リストの変更条件の成否の判断方法については、上述の第1実施形態と同様である。
このとき、広告再生装置1は、保有している広告コンテンツに紐付いた第2広告属性を検索する(S6)。そして、広告再生装置1は、保有している広告コンテンツの中から、S2で特定したユーザ属性で示される性別や年齢と合致する第2広告属性を持つ広告コンテンツを抽出し、再生対象の広告コンテンツの一覧である第2再生リストを作成する(S7)。
その結果、再生対象が第1再生リストから第2再生リストに切替えられ、それ以降は、第2再生リストで示される広告コンテンツが順次再生される。図4(a)の事例では、ユーザ属性として、性別:男性、年齢:10代・20代という属性が特定されている。そのため、第2再生リストには、このユーザ属性と合致する第2広告属性(男性、10代・20代)を持つ広告コンテンツが再生対象に選択される。
[第2実施形態における処理手順の説明]
広告再生装置1の制御部10が実行する、第2実施形態の処理の手順について、図5を参照しながら説明する。この処理は、広告再生装置1のシステム稼働中において繰返し実行される。
S200〜S212の処理は、上述の第1実施形態(図3参照)のS100〜S112と同様であるので、ここでの説明は省略する。ただし、S200で取得する広告属性には、第1広告属性と第2広告との2種類が含まれる点で第1実施形態と相違する。
S214では、制御部10は、S208又はS212で取得したユーザ属性と合致する第1広告属性を持つ広告コンテンツを抽出し、それらを一覧にまとめた第1再生リストを作成する。この第1再生リストには、再生対象の広告コンテンツ群と、その再生順とが定義されている。そして、S216では、制御部10は、S214で作成した第1再生リストに従って、再生対象の広告コンテンツの再生を開始し、開始時刻を記録する。第1再生リストに基づく広告コンテンツの再生は、次の再生リストに基づく再生が開始されるまでの間、ループして行われる。
S218では、制御部10は、所定期間が経過したか否かを判定する。ここでは、所定期間が経過したことを条件に、再生リスト変更条件が成立したと判断する。具体的な判断方法については、上述の第1実施形態と同様である。所定期間が経過した場合(S218:YES)、制御部10はS222に進む。一方、所定期間が経過していない場合(S218:NO)、制御部10はS220に進む。
所定期間が経過していない場合に進むS220では、制御部10は、カラオケルームから利用客が退出したか否かを判定する。退出の具体的な判断方法については、上述の第1実施形態と同様である。利用客が退出した場合(S220:YES)、制御部10はS202に戻る。一方、利用客が退出していない場合(S220:NO)、制御部10はS218に戻る。
一方、所定期間が経過した場合に進むS222では、制御部10は、S208又はS212で取得したユーザ属性と合致する第2広告属性を持つ広告コンテンツを抽出し、それらを一覧にまとめた第2再生リストを作成する。この第2再生リストには、再生対象の広告コンテンツ群と、その再生順とが定義されている。そして、S224では、制御部10は、S222で作成した第2再生リストに従って、再生対象の広告コンテンツの再生を開始する。第2再生リストに基づく広告コンテンツの再生は、現在の利用客が退出するかシステムが終了するまで間、ループして行われる。
S226では、制御部10は、カラオケルームから利用客が退出したか否かを判定する。退出の具体的な判断方法については、上述の第1実施形態と同様である。利用客が退出した場合(S226:YES)、制御部10はS202に戻る。一方、利用客が退出していない場合(S226:NO)、制御部10はS228に進む。
利用客が退出していない場合に進むS228では、制御部10は、システムの動作を終了するか否かを判定する。システムを終了しない場合(S228:NO)、制御部10はS226に戻る。一方、システムを終了する場合(S228:YES)、制御部10は本処理を終了する。
[変形例]
上述の第2実施形態(図4参照)では、各広告コンテンツに第1広告属性及び第2広告属性の2種類が紐付けされている事例について説明した。これに限らず、更に第3広告属性以降の広告属性を設定する構成であってもよい。その場合、広告再生装置1は、同じ利用客によるカラオケサービスの利用が継続している条件下で所定期間が経過する度に、第1広告属性、第2広告属性、第3広告属性…と複数種類の広告属性ごとに作成した再生リストに順次切り替えて広告コンテンツを再生する。
あるいは、上述の第2実施形態(図4参照)において、第2再生リストに基づいて広告コンテンツを再生しているときに、更に所定期間が経過した場合、再び第1再生リストに戻って広告コンテンツの再生を行うように構成してもよい。また、第2実施形態において、所定期間が経過したことを条件に第2再生リストに従って広告コンテンツを再生する構成であれば、所定期間が経過する前に第2再生リストを作成するように構成してもよい。
第1実施形態(図3参照)におけるS108の処理、及び第2実施形態(図5参照)におけるS208の処理では、ユーザのログイン情報に紐付いたユーザ属性を取得する構成となっている。しかし、再生対象の広告コンテンツを選ぶ基準として用いるユーザ属性は、ユーザのログイン情報に紐付いたユーザ属性、又は予約曲に紐付いたユーザ属性に限らない。例えば、カラオケ店舗の入店時に店員によりPOS端末5に入力された利用客の属性情報が、利用するカラオケルームに紐付けてPOSシステムに登録されることがある。この場合、POSシステムに登録されている利用客の属性情報を、広告再生端末1が取得して、再生対象の広告コンテンツを選ぶためのユーザ属性として用いてもよい。
上述の実施形態では、本発明をカラオケサービスに適用した事例について説明した。これとは別に、理美容等の様々なサービスの利用客に対して広告コンテンツを提示する場合にも本発明を適用可能である。具体的には、お店の会員登録情報等からユーザ属性を特定し、そのユーザ属性に適合する広告コンテンツを再生する。そして、所定期間ごとに、前回と異なるユーザ属性や広告属性を用いて、再生する広告コンテンツの内容を刷新するといった運用が考えられる。
[効果]
実施形態の広告再生装置1によれば、以下の効果を奏する。
カラオケサービスを利用中の利用客が同じ広告を何度も見ているとみなされるとき、第1再生リストとは異なるユーザ属性や広告属性に基づいて作成した第2再生リストに基づいて、それまでとは異なった広告コンテンツを再生できる。これにより、広告に対する利用客の興味を喚起できると共に、広告主にとっては広告効果の増加が見込める。
第1実施形態では、再生リスト変更条件が成立したときに、今現在の予約曲に紐付いたユーザ属性を用いて第2再生リストを作成できる。利用客による選曲から見出される、利用客の現在の心境や興味の対象に沿った広告コンテンツを再生対象として決定できる。これにより、利用客に対してより新鮮な感覚を与え、広告に対する興味を喚起することができる。
第2実施形態では、広告コンテンツに予め定義されている第2広告属性を用いて、第2再生リストを作成できる。このように、広告コンテンツに対して複数種類の広告ターゲットを広告属性として予め対応付けておくことで、カラオケサービスを長時間継続して利用している利用客に対して多様な広告を提示できる。
[特許請求の範囲に記載の構成との対応]
実施形態に記載の構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。
記憶部11が記憶手段に相当する。制御部10及び通信部12が、取得手段及び第2取得手段に相当する。制御部10が、第1作成手段、再生手段、継続判断手段、経過判断手段、及び、第2作成手段に相当する。
1…広告再生装置、10…制御部、11…記憶部、12…通信部、13…映像制御部、15…サブディスプレイ、2…カラオケ装置、21…メインディスプレイ、3…リモコン端末、4…センタサーバ、BR…ブロードバンドルータ、AP…無線LANアクセスポイント。

Claims (7)

  1. 複数の広告コンテンツと、前記広告コンテンツに関する属性を示す広告属性とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    所定のサービスにログインするログインユーザの属性を示すユーザ属性を取得する取得手段と、
    前記記憶手段に記憶されている広告属性と、前記取得手段により取得されたユーザ属性とが適合することを条件に、前記記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、前記取得されたユーザ属性と適合する前記広告属性と対応付けられた広告コンテンツを抽出して、再生対象となる広告コンテンツを示す第1再生リストを作成する第1作成手段と、 前記第1作成手段により作成された第1再生リストに従って、再生対象の広告コンテンツの再生を行う再生手段と、
    前記ログインユーザのログイン状態が継続しているかを判断する継続判断手段と、
    前記継続判断手段により前記ログインユーザのログイン状態が継続していると判断されているときに、所定期間が経過したかを判断する経過判断手段と、
    前記記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、前記第1再生リストの作成に係る広告属性及びユーザ属性とは異なる第2属性に適合する広告コンテンツを抽出して、再生対象となる広告コンテンツを示す第2再生リストを作成する第2作成手段と、
    を備え、
    前記経過判断手段により、前記ログインユーザのログイン状態が継続しているときに前記所定期間が経過したと判断されたとき、前記再生手段は、前記第1再生リストに代えて前記第2作成手段により作成された第2再生リストに従って再生対象の広告コンテンツを再生すること、
    を特徴とする広告再生装置。
  2. 請求項1に記載の広告再生装置において、
    前記所定のサービスとは、カラオケ装置を利用するカラオケサービスであり、
    前記第1再生リストの作成に係るユーザ属性に該当するログインユーザが、利用するカラオケ装置に対して演奏のリクエストをした楽曲に関するユーザ属性を、前記第2属性として取得する第2取得手段を更に備え、
    前記第2作成手段は、前記第2取得手段により取得された楽曲に関するユーザ属性と、前記記憶手段に記憶されている広告属性とが適合することを条件に、前記記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、前記取得されたユーザ属性と適合する前記広告属性と対応付けられた広告コンテンツを抽出して、前記第2再生リストを作成すること、
    を特徴とする広告再生装置。
  3. 請求項2に記載の広告再生装置において、
    前記第2取得手段は、前記第2属性として、前記経過判断手段により所定期間が経過したと判断されたときにカラオケ装置において演奏が予約されている楽曲に関するユーザ属性を取得すること、
    を特徴とする広告再生装置。
  4. 請求項1に記載の広告再生装置において、
    前記記憶手段は、前記広告属性として、第1広告属性及び第2広告属性の異なる2種類を前記広告コンテンツに対応付けて記憶しており、
    前記第1作成手段は、前記記憶手段に記憶されている第1広告属性と、前記取得手段により取得されたユーザ属性とが適合することを条件に、前記記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、前記取得されたユーザ属性と適合する前記第1広告属性と対応付けられた広告コンテンツを抽出して、前記第1再生リストを作成し、
    前記第2作成手段は、前記記憶手段に記憶されている第2広告属性と、前記取得手段により取得されたユーザ属性とが適合することを条件に、前記記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、前記取得されたユーザ属性と適合する前記第2広告属性と対応付けられた広告コンテンツを抽出して、前記第2再生リストを作成すること、
    を特徴とする広告再生装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の広告再生装置において、
    前記経過判断手段は、前記所定期間の経過の判断として、前記再生手段による広告コンテンツの再生回数が規定回数に達したかを判断すること、
    を特徴とする広告再生装置。
  6. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の広告再生装置において、
    前記経過判断手段は、前記所定期間の経過の判断として、前記ログインユーザのログイン状態が継続しているときに経過した時間が規定時間に達したかを判断すること、
    を特徴とする広告再生装置。
  7. 所定のサービスにログインするログインユーザの属性を示すユーザ属性を取得する取得ステップと、
    広告コンテンツに関する属性を示す広告属性と、前記取得ステップにおいて取得されたユーザ属性とが適合することを条件に、記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、前記取得されたユーザ属性と適合する前記広告属性と対応付けられた広告コンテンツを抽出して、再生対象となる広告コンテンツを示す第1再生リストを作成する第1作成ステップと、
    前記第1作成ステップにおいて作成された第1再生リストに従って、再生対象の広告コンテンツの再生を行う第1再生ステップと、
    前記ログインユーザのログイン状態が継続しているかを判断する継続判断ステップと、
    前記継続判断ステップにおける判断結果に基づき、前記ログインユーザのログイン状態が継続していると判断されているときに、所定期間が経過したかを判断する経過判断ステップと、
    前記記憶手段に記憶されている広告コンテンツの中から、前記第1再生リストの作成に係る広告属性及びユーザ属性とは異なる第2属性に適合する広告コンテンツを抽出して、再生対象となる広告コンテンツを示す第2再生リストを作成する第2作成ステップと、
    前記経過判断ステップにおいて、前記ログインユーザのログイン状態が継続しているときに前記所定期間が経過したと判断されたとき、前記第1再生ステップによる前記第1再生リストに基づく広告コンテンツの再生に代えて、前記第2作成ステップにおいて作成された第2再生リストに従って再生対象の広告コンテンツを再生する第2再生ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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