JP2004061683A

JP2004061683A - カラオケ装置、および、カラオケ装置に用いられるプログラム

Info

Publication number: JP2004061683A
Application number: JP2002217484A
Authority: JP
Inventors: Tatsuki Washimi; 鷲見　竜樹
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 2002-07-26
Filing date: 2002-07-26
Publication date: 2004-02-26
Anticipated expiration: 2022-07-26
Also published as: JP3917036B2

Abstract

【課題】使用しているユーザ層を的確に判断しユーザ層にあった広告を表示することができ、広告の効果を高めることができるカラオケ装置を提供する。
【解決手段】楽曲データと映像データよりなるカラオケデータを再生するカラオケ装置であって、カラオケ楽曲の特徴を管理する楽曲管理テーブルＴ１と、演奏されたカラオケ楽曲の前記カラオケ楽曲の特徴から表示する広告を選択する広告選択手段と、選択された広告を表示する広告表示手段とを備れたカラオケ装置である。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラオケ装置、および、カラオケ装置に用いられるプログラムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、カラオケ装置において、演奏されていない曲間や演奏終了時に広告などのサービス情報を表示するようにしているものがある。
【０００３】
これらのカラオケ装置では、曲番号に依存した広告を表示したり、演奏された時間帯によって表示する広告を選択している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、表示される広告を演奏される曲番号のみで決定したり、演奏される時間帯でユーザ層を決定して表示していたため、ユーザが求めているものとは必ずしも一致せず、広告の効果に乏しい場合があるという問題があった。
【０００５】
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、曲毎にその特徴を重み付けしたデータを管理し、演奏される曲に対し、その重み付けした値の総和を求め、使用しているユーザ層を判断する機能をカラオケ装置に備えることで、ユーザ層にあった広告を表示し、広告の効果を高めるカラオケ装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１発明に係るカラオケ装置は、楽曲データと映像データよりなるカラオケデータを再生するカラオケ装置３であって、カラオケ楽曲の特徴を管理するカラオケ楽曲特徴管理手段（楽曲管理テーブルＴ１、ＣＰＵ３１、ＨＤＤ３４）と、演奏されたカラオケ楽曲の前記カラオケ楽曲の特徴から表示する広告を選択する広告選択手段（広告管理テーブルＴ２、ＣＰＵ３１、ＨＤＤ３４）と、選択された広告を表示する広告表示手段（モニタ４３、ＣＰＵ３１）とを備えたことを特徴とするカラオケ装置である。
【０００７】
本発明の第２発明に係るカラオケ装置は、上記第１発明において、カラオケ楽曲特徴管理手段は、曲毎にその特徴を重み付けした情報を管理する楽曲管理テーブルＴ１を備え、前記広告選択手段は、前記特徴を重み付けした情報に基づいて、表示する広告を選択することを特徴とする。
【０００８】
本発明の第３発明に係るカラオケ装置は、上記第２発明において、前記楽曲管理テーブルＴ１は、男性、女性、子供、若者、中年、年配などのユーザ層毎に重み付けした得点を記憶し、前記広告選択手段は、前記得点から対応する広告を選択することを特徴とする。
【０００９】
本発明の第４発明に係るカラオケ装置は、上記第１発明において、広告の表示回数を管理する広告管理手段（広告管理テーブルＴ２、ＲＡＭ３３）と、該広告回数を、ネットワークを介して、ホストコンピュータ（配信ホスト１）に送信する送信手段を更に備えたことを特徴とする。
【００１０】
本発明の第５発明に係るカラオケ装置に用いられるプログラムは、楽曲データと映像データよりなるカラオケデータを再生するカラオケ装置に用いられるプログラムであって、演奏される楽曲に対して付与された広告重み付けデータを読み出す手順と、前記読み出した広告重み付けデータに基づいて、表示する広告を選択する手順と、選択された広告を表示する手順からなることを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。尚、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【００１２】
図１は、本発明のカラオケ装置を含む通信カラオケシステム１０の構成図である。
【００１３】
配信ホスト１には、配信するカラオケ装置を含む通信カラオケ楽曲ファイル（音楽データ及び歌詞データを含む）、（背景）映像ファイル、楽曲管理ファイル（楽曲番号、曲製作年、ジャンル、広告重み付け情報を含む）、広告管理ファイル、広告ファイルが保存されており、公衆回線網２を介して、カラオケ装置３へ配信される。配信されたデータは、カラオケ装置３に蓄積される。ここで、公衆回線網２はＬＡＮ、インターネットなどのネットワークでもよい。
【００１４】
図２は、カラオケ装置３の構成を示したブロック図である。カラオケ装置全体の動作を制御するＣＰＵ３１には、バスを介して、ＲＯＭ３２、ＲＡＭ３３、ハードディスク（ＨＤＤ）３４、シリアルＩ／Ｆ３５、ＭＩＤＩ音源３６、ビデオデコーダ３７、合成部３８、グラフィック３９が接続されている。
【００１５】
ＲＯＭ３２には、電源投入時に起動されるブートプログラムが格納されており、このブートプログラムは、ハードディスク３４からＯＳをロードして起動する。起動されたＯＳは、さらにハードディスク３４からカラオケプログラムをロードして実行する。
【００１６】
ＲＡＭ３３にはハードディスク３４から読み込んだＯＳ記憶エリア３３ａ、カラオケプログラム記憶エリア３３ｂ、楽曲データ記憶エリア３３ｃ、広告重み付けデータ記憶エリア３３ｄが設けられている。
【００１７】
実行されたカラオケプログラムは、配信ホスト１からデータの配信がある場合、シリアルＩ／Ｆ３５を介してモデム４０からカラオケ楽曲ファイル、映像ファイル、楽曲管理ファイル、広告ファイルなどのデータを受信し、ハードディスク３４に保存する。
【００１８】
図３は、前記ハードディスク３４に保存された楽曲管理テーブルＴ１のデータ例を示した図である。
【００１９】
また、カラオケプログラムは、ユーザからの楽曲予約があると、ハードディスク３４から楽曲に対応する映像データを読み込み、ビデオデコーダ３７で連続して再生し、同時に、対応するカラオケ楽曲データを読み込み、音楽データはＭＩＤＩ音源３６で再生し、歌詞データはグラフィック３９にハードディスク３４からフォントデータを読み込み展開する。合成部３８はグラフィック３９の画像とビデオデコーダ３７の映像を合成してモニタ４３に表示する。マイクロフォン４２で入力された音声は、ＭＩＤＩ音源３６で生成された音と合成され、アンプ４１を介してスピーカー４４から出力される。
【００２０】
次に、広告表示方法について説明する。
【００２１】
ユーザが楽曲番号を指定し、楽曲の演奏が終了したときに、指定された楽曲番号から図３に示す音楽管理テーブルの広告重み付けの値をＲＡＭ３３の広告重み付けデータ記憶エリア３３ｄに記憶する。　例えば、楽曲番号１００００番が演奏された場合は、男性４０、女性１０、子供０、若者５、中年１５、年配３０を記憶する、演奏終了時、又は、予約がない曲間に、前記記憶された広告重み付けの値から、図４に示す広告管理テーブルＴ２の対応する広告番号を選択する。この場合、そのユーザ層の広告番号を順番またはランダムに選択する。前記の例では、年配と男性のウエイトが高いため、年配男性と判断し、図４から広告番号４００１、４００２、４００３が候補となる。ここでは、広告番号４００１が選択されたとして説明する。
【００２２】
表示される広告ファイルの構成を図５に示す。広告映像データは、画面全体の場合もあれば、画面の一部分の場合もあるが、グラフィック３９に広告映像データを展開する。広告文字データは、ハードディスク３４からフォントデータを読み込みグラフィック３９に重ねて展開する。その後、合成部３８でモニタ４３に表示される。
【００２３】
次に、楽曲番号１０００１番が演奏され、終了すると，図３の楽曲管理テーブルから記憶される値は、前曲の値と足された。男性６５、女性３５、子供０、若者１５、中年５０、年配６５となり、中年と男性のウェイトが高くなるため、中年男性と判断し、図４から広告番号３００１、３００２、３００３が候補となる。
【００２４】
ここで、広告番号３００１が選択されたとすると、上記と同様に、モニタ４３に広告が表示される。
【００２５】
図４の広告管理テーブルでは、各広告が何回表示されたかを管理し、集信データを配信ホスト１へ送信するときに０でない広告番号のみ送信し、広告表示回数で広告料を可変にすることもできる。
【００２６】
図５の広告ファイルは、配信ホスト１から適宜配信され更新される。
【００２７】
図４の広告管理テーブルも楽曲が増えた場合に適宜配信されるか、または、カラオケ楽曲ファイルにこれらの特徴データを含め、カラオケ装置側でカラオケファイルを取り出して管理する。
【００２８】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【００２９】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、使用しているユーザ層を的確に判断しユーザ層にあった広告を表示することができ、広告の効果を高めることができるカラオケ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のカラオケ装置を含む通信カラオケシステムの構成図である。
【図２】カラオケ装置３の構成を示したブロック図である。
【図３】ハードディスク３４に保存された楽曲管理デーブルＴ１のデータ例を示した説明図である。
【図４】広告管理テーブルＴ２のデータ例を示した説明図である。
【図５】広告ファイルの構成を示した説明図である。
１　　配信ホスト
２　　公衆回線網
３　　カラオケ装置
１０　　通信カラオケ装置
３１　　ＣＰＵ
３２　　ＲＯＭ
３３　　ＲＡＭ
３３ａ　ＯＳ記憶エリア
３３ｂ　カラオケプログラム記憶エリア
３３ｃ　楽曲データ記憶エリア
３３ｄ　広告重み付けデータ記憶エリア
３３ｅ　広告管理テーブル記憶エリア
３４　　ハードディスク（ＨＤＤ）
３５　　シリアルＩ／Ｆ
３６　　ＭＩＤＩ音源
３７　　ビデオデコーダ
３８　　合成部
３９　　グラフィック
４０　　モデム
４１　　アンプ
４２　　マイク
４３　　モニタ
４４　　スピーカー

Claims

楽曲データと映像データよりなるカラオケデータを再生するカラオケ装置であって、
カラオケ楽曲の特徴を管理するカラオケ楽曲特徴管理手段と、
演奏されたカラオケ楽曲の前記カラオケ楽曲の特徴から表示する広告を選択する広告選択手段と、
選択された広告を表示する広告表示手段とを備えたことを特徴とするカラオケ装置。
カラオケ楽曲特徴管理手段は、曲毎にその特徴を重み付けした情報を管理する楽曲管理テーブルを備え、前記広告選択手段は、前記特徴を重み付けした情報に基づいて、表示する広告を選択することを特徴とする請求項１記載のカラオケ装置。
前記楽曲管理テーブルは、男性、女性、子供、若者、中年、年配などのユーザ層毎に重み付けした得点を記憶し、前記広告選択手段は、前記得点から対応する広告を選択することを特徴とする請求項２記載のカラオケ装置。
広告の表示回数を管理する広告管理手段と、
該広告回数を、ネットワークを介して、ホストコンピュータに送信する送信手段を更に備えたことを特徴とする請求項１記載のカラオケ装置。
楽曲データと映像データよりなるカラオケデータを再生するカラオケ装置に用いられるプログラムであって、
演奏される楽曲に対して付与された広告重み付けデータを読み出す手順と、
前記読み出した広告重み付けデータに基づいて、表示する広告を選択する手順と、
選択された広告を表示する手順からなることを特徴とするカラオケ装置に用いられるプログラム。