JP2004512886A - 射出成型プラスチックのシェルを有する履物 - Google Patents
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Abstract
ポリマー材料から一部品として製造され、履物のシェル(1)の上側部(3)は、前側で長手方向分離線(5)とユーザーの踵の反対側に設けられた横方向のスリットとによって2つの対のフラップ(6A、7A;6B、7B)に分けられている。2つの取外し可能なインサート(11,12)が設けられ、これらはシェル(1)とは異なるポリマー材料を用いて製造されてもよく、前記フラップ(6A、7A;6B、7B)の外表面および内表面に干渉するようにデザインされている部分(13、15;14、16)を有し、且つ、横方向のスリットの2つのセクション(8A、8B)によって保持されるようにデザインされている相互連結部(17、18)を有している。用途:スキーブーツ、スケート用ブーツおよび安全履物等。利点:(例えば、水および雪の)ブーツ内への浸入なく、ブーツのより効率的な製造。
Description
【0001】
本発明は、ポリマー材料の射出成型により一部品として製造されたシェルを有する履物に関する。本説明は滑降用スキーブーツに言及するが、本発明は他のタイプの履物、例えば、スケート用ブーツまたは作業用(安全)ブーツにもあてはまることが理解される。
【0002】
周知のように、この種のブーツでは、シェルは、一部品として、硬いソールとユーザーの踵の上で上方に延びる2つのより軟らかい側壁部とを備えている。ブーツは、他の構造的および機能的構成部品、特に、側壁部にヒンジ付けられた外側レッグピースにより完成されている。足部の導入を許容するために、シェルは、ソールの上方で長手方向(垂直)の分離線により2つのフラップに分けられ、該フラップはブーツの最上部において相当の長さに亘り重なり合っている。
【0003】
上方からの足部の導入を容易とし、シェルの内表面を前記足部の甲に適合させるという二重の目的のために、本出願人は、長手方向の中心面に関して横向きであり、ユーザーの踵の反対側に位置され、2つの前記フラップの各々を制限された移動の可能性を備える2つの部分に分けるスリットを有するシェルを数年に亘り考案してきた。米国特許第4,974,346号参照。この方法では、上側のフラップの各々はレッグピースの対応するフラップに取付けられて残っている。ユーザーの足へ過剰な圧力をかけることなく、雪または水のブーツ内への浸入を最小にするために2つの舌片体が用いられ、前記舌片体は、スリットの領域においてシェルの曲がり形態に追従するように形状付けられている。舌片体には、スリットの長さに等しく一部品として外側に向かって突出する横方向リブが設けられている。シェルの内側の舌片体を、工業的規模で、上側の2つのフラップ(すなわち、スリットの下方)またはレッグピースの2つのフラップ(すなわち、スリットの上方)のいずれかにより正確に固定するために、熱溶着プロセスが用いられている。
【0004】
ユーザーに、より大きく評価されているブーツの少なからぬ利点とは対照的に、この解法は、舌片体の固定のための熱溶着プロセスにまさに関連する、ブーツ製造者にとっては些細ではない技術的欠点を含んでいる。すなわち、
このプロセスは、ブーツの他の組立ステップと調和しない特別な生産ラインで実行されねばならないこと、
上述のシェルのフラップに小さなクラックが形成される惧れがあり、このクラックは、繰り返しの使用に伴いブーツが使用不能になるほど、より大きく成長し得ること、
それは、ポリマー材料の全てのタイプ、特に、比較的廉価で良好な特性を保証するポリプロピレンと共には使用され得ないことである。
【0005】
シェルのフラップへの舌片体の付着力が弱いせいで、ブーツの繰り返しの使用の結果、シェルの内部への雪または水の幾らかの浸入が生ずる場合があり、ユーザーの明らかな失望となる。
【0006】
ユーザーに対する満足を保証し、且つ、製造者に対し前記欠点を生じさせない信頼できるブーツを提供することが望ましく、これは、実際、本発明の主たる目的を形成している。
【0007】
請求された特徴を備えるブーツは、添付の図面に示された実施の形態の非限定的説明からより明らかになるように、この目的および他の目的を達成することができる。
【0008】
図1乃至4を参照するに、射出成型によりポリマー材料から作られている、スキーブーツのシェル1は、硬いソール2と、ユーザーの踵の上にある距離延びているやや硬い上側部3とからなる。簡明化のため、および本発明に直接に関係しないので、上側部3にヒンジ止めされるレッグピースおよび特に軟らかい材料を用いて別体に製作されるインナーシューのようなブーツの他の主要部品は示されていない。
【0009】
シェル1の前側では、ブーツの長手方向中心面に平行な分離線5が前記上側部3を内方部と外方部とに分けている。同一出願人名の上述の米国特許第4,974,346号のように、シェル1の同じ上側部3は、それに形成され、その曲がりに従い、ユーザーの踵の反対側で分離線5に関して横方向に延びるスリットを有している。前記スリットは、シェル1の外方で前記上側部3をフラップ6Aおよび7Aの第1の対に分けている第1セクション8Aと、内方で前記上側部3をフラップ6Bおよび7Bの第2の対に分けている第2セクション8Bとからなっている。図から判るように、フラップ6Aおよび6Bは下方位置に配置され水平に関して僅かに傾けられており、一方、フラップ7Aおよび7Bは上方位置に配置されほぼ垂直である。スリットは、フラップ6Aおよび7A、並びにフラップ6Bおよび7Bが、足部のブーツ内への導入を容易にするために、相互の相対的移動の可能性を有して一緒に合わされるのを保証する。
【0010】
本発明の主要な特徴によれば、雪または水のブーツ内への浸入は、シェル1の前記上側部3に連結され、前記横向きのスリットの下方および上方の両方に、且つ、内方および外方の両方に延びるようにデザインされている、一対の取外し可能なインサート11および12によって防止される。
【0011】
より正確には、インサート11および12は、それぞれ、より大きな幅のフランジ13および14と、より小さな幅のフランジ15および16と、相互連結部17および18とからなる。これらの部品の形状および寸法のおかげで、インサート11および12は、シェル1の長手方向および横方向の両方の曲がり(従って、ユーザーの踵と反対側の足の甲の曲がり)に追随する。事実、フランジ13と15、および14と16は、それぞれ、フラップ6A、7A、およびフラップ6B、7B(これらの表面には適切な座がこの目的のために設けられている)に密接して止まるようにデザインされ、一方、相互連結部17および18は、それぞれ、前記スリットの外方のセクション8Aの内部および内方のセクション8Bの内部に保持されるようにデザインされている。図5および6を見よ。
【0012】
図3乃至6に示されるように、インサート11および12は、上に説明された先行技術による舌片体の場合の内表面のみではなく、シェル1の外表面および内表面の両方に干渉する形態で延在している。さらに、前記インサートの両フランジは、ブーツの長手方向中心面に関して横方向に、横方向スリットの対応するセクション8Aおよび8Bの全てを覆うのみならず、長手方向の分離線5を越えて延在するような幅を有している。図3を見よ。このことは全て、水および雪がシェル1の内部に浸入するのに対抗する完全なシールを保証している。
【0013】
本発明の重要な特徴によれば、インサート11および12の各々は射出成型により、軟らかく弾性のある材料から一部品として製造されている。
【0014】
ブーツの信頼性を向上させるために、インサート11および12は、それらのフランジの少なくとも1つを貫通し、且つ、必要ならばいつでも取り外され得る、例えば、リベットや他の固定装置(不図示)によりシェル1に固定されている。
【0015】
本発明によりもたらされる利点は下記に要約される。
・ブーツによりもたらされる雪および水に対するシール性は、足部の導入の容易性および前記足部へのシェルの付着性に悪影響を与えることなく極めて良好である。
・インサートは、シェルと独立して製造され得る。
・シェルへのインサートの組み付けステップは、いかなる場合にもブーツの生産サイクルと完全に適合する。
・インサートは、多くのポリマー材料のタイプ、またシェルが作られている材料とは全く異なる材料を用いて作成され得、熱溶着プロセスに伴う上述の欠点がいずれも存しない。従って、ブーツの製造者は、技術的およびコストに関連する観点から好ましい特性を有する前記シェルのためにポリプロピレンを用いることが可能である。
・有効寿命の最後にブーツが解体されるとき、インサートは、原材料の環境に優しいリサイクルに先立つ処理により、簡単で廉価な方法でシェルから取外され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による、スキーブーツの内方から見たシェルの概略側面図である。
【図2】
ブーツの外方から見た概略側面図である。
【図3】
図2において、円で囲まれた細部の拡大された三次元図である。
【図4】
図2において、IV−IV線に沿って部分的に断面された前記ブーツのシェルの上方からの概略図である。
【図5】
図2において、V−V線に沿う部分的垂直断面である。
【図6】
図1において、VI−VI線に沿う部分的垂直断面である。
本発明は、ポリマー材料の射出成型により一部品として製造されたシェルを有する履物に関する。本説明は滑降用スキーブーツに言及するが、本発明は他のタイプの履物、例えば、スケート用ブーツまたは作業用(安全)ブーツにもあてはまることが理解される。
【0002】
周知のように、この種のブーツでは、シェルは、一部品として、硬いソールとユーザーの踵の上で上方に延びる2つのより軟らかい側壁部とを備えている。ブーツは、他の構造的および機能的構成部品、特に、側壁部にヒンジ付けられた外側レッグピースにより完成されている。足部の導入を許容するために、シェルは、ソールの上方で長手方向(垂直)の分離線により2つのフラップに分けられ、該フラップはブーツの最上部において相当の長さに亘り重なり合っている。
【0003】
上方からの足部の導入を容易とし、シェルの内表面を前記足部の甲に適合させるという二重の目的のために、本出願人は、長手方向の中心面に関して横向きであり、ユーザーの踵の反対側に位置され、2つの前記フラップの各々を制限された移動の可能性を備える2つの部分に分けるスリットを有するシェルを数年に亘り考案してきた。米国特許第4,974,346号参照。この方法では、上側のフラップの各々はレッグピースの対応するフラップに取付けられて残っている。ユーザーの足へ過剰な圧力をかけることなく、雪または水のブーツ内への浸入を最小にするために2つの舌片体が用いられ、前記舌片体は、スリットの領域においてシェルの曲がり形態に追従するように形状付けられている。舌片体には、スリットの長さに等しく一部品として外側に向かって突出する横方向リブが設けられている。シェルの内側の舌片体を、工業的規模で、上側の2つのフラップ(すなわち、スリットの下方)またはレッグピースの2つのフラップ(すなわち、スリットの上方)のいずれかにより正確に固定するために、熱溶着プロセスが用いられている。
【0004】
ユーザーに、より大きく評価されているブーツの少なからぬ利点とは対照的に、この解法は、舌片体の固定のための熱溶着プロセスにまさに関連する、ブーツ製造者にとっては些細ではない技術的欠点を含んでいる。すなわち、
このプロセスは、ブーツの他の組立ステップと調和しない特別な生産ラインで実行されねばならないこと、
上述のシェルのフラップに小さなクラックが形成される惧れがあり、このクラックは、繰り返しの使用に伴いブーツが使用不能になるほど、より大きく成長し得ること、
それは、ポリマー材料の全てのタイプ、特に、比較的廉価で良好な特性を保証するポリプロピレンと共には使用され得ないことである。
【0005】
シェルのフラップへの舌片体の付着力が弱いせいで、ブーツの繰り返しの使用の結果、シェルの内部への雪または水の幾らかの浸入が生ずる場合があり、ユーザーの明らかな失望となる。
【0006】
ユーザーに対する満足を保証し、且つ、製造者に対し前記欠点を生じさせない信頼できるブーツを提供することが望ましく、これは、実際、本発明の主たる目的を形成している。
【0007】
請求された特徴を備えるブーツは、添付の図面に示された実施の形態の非限定的説明からより明らかになるように、この目的および他の目的を達成することができる。
【0008】
図1乃至4を参照するに、射出成型によりポリマー材料から作られている、スキーブーツのシェル1は、硬いソール2と、ユーザーの踵の上にある距離延びているやや硬い上側部3とからなる。簡明化のため、および本発明に直接に関係しないので、上側部3にヒンジ止めされるレッグピースおよび特に軟らかい材料を用いて別体に製作されるインナーシューのようなブーツの他の主要部品は示されていない。
【0009】
シェル1の前側では、ブーツの長手方向中心面に平行な分離線5が前記上側部3を内方部と外方部とに分けている。同一出願人名の上述の米国特許第4,974,346号のように、シェル1の同じ上側部3は、それに形成され、その曲がりに従い、ユーザーの踵の反対側で分離線5に関して横方向に延びるスリットを有している。前記スリットは、シェル1の外方で前記上側部3をフラップ6Aおよび7Aの第1の対に分けている第1セクション8Aと、内方で前記上側部3をフラップ6Bおよび7Bの第2の対に分けている第2セクション8Bとからなっている。図から判るように、フラップ6Aおよび6Bは下方位置に配置され水平に関して僅かに傾けられており、一方、フラップ7Aおよび7Bは上方位置に配置されほぼ垂直である。スリットは、フラップ6Aおよび7A、並びにフラップ6Bおよび7Bが、足部のブーツ内への導入を容易にするために、相互の相対的移動の可能性を有して一緒に合わされるのを保証する。
【0010】
本発明の主要な特徴によれば、雪または水のブーツ内への浸入は、シェル1の前記上側部3に連結され、前記横向きのスリットの下方および上方の両方に、且つ、内方および外方の両方に延びるようにデザインされている、一対の取外し可能なインサート11および12によって防止される。
【0011】
より正確には、インサート11および12は、それぞれ、より大きな幅のフランジ13および14と、より小さな幅のフランジ15および16と、相互連結部17および18とからなる。これらの部品の形状および寸法のおかげで、インサート11および12は、シェル1の長手方向および横方向の両方の曲がり(従って、ユーザーの踵と反対側の足の甲の曲がり)に追随する。事実、フランジ13と15、および14と16は、それぞれ、フラップ6A、7A、およびフラップ6B、7B(これらの表面には適切な座がこの目的のために設けられている)に密接して止まるようにデザインされ、一方、相互連結部17および18は、それぞれ、前記スリットの外方のセクション8Aの内部および内方のセクション8Bの内部に保持されるようにデザインされている。図5および6を見よ。
【0012】
図3乃至6に示されるように、インサート11および12は、上に説明された先行技術による舌片体の場合の内表面のみではなく、シェル1の外表面および内表面の両方に干渉する形態で延在している。さらに、前記インサートの両フランジは、ブーツの長手方向中心面に関して横方向に、横方向スリットの対応するセクション8Aおよび8Bの全てを覆うのみならず、長手方向の分離線5を越えて延在するような幅を有している。図3を見よ。このことは全て、水および雪がシェル1の内部に浸入するのに対抗する完全なシールを保証している。
【0013】
本発明の重要な特徴によれば、インサート11および12の各々は射出成型により、軟らかく弾性のある材料から一部品として製造されている。
【0014】
ブーツの信頼性を向上させるために、インサート11および12は、それらのフランジの少なくとも1つを貫通し、且つ、必要ならばいつでも取り外され得る、例えば、リベットや他の固定装置(不図示)によりシェル1に固定されている。
【0015】
本発明によりもたらされる利点は下記に要約される。
・ブーツによりもたらされる雪および水に対するシール性は、足部の導入の容易性および前記足部へのシェルの付着性に悪影響を与えることなく極めて良好である。
・インサートは、シェルと独立して製造され得る。
・シェルへのインサートの組み付けステップは、いかなる場合にもブーツの生産サイクルと完全に適合する。
・インサートは、多くのポリマー材料のタイプ、またシェルが作られている材料とは全く異なる材料を用いて作成され得、熱溶着プロセスに伴う上述の欠点がいずれも存しない。従って、ブーツの製造者は、技術的およびコストに関連する観点から好ましい特性を有する前記シェルのためにポリプロピレンを用いることが可能である。
・有効寿命の最後にブーツが解体されるとき、インサートは、原材料の環境に優しいリサイクルに先立つ処理により、簡単で廉価な方法でシェルから取外され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による、スキーブーツの内方から見たシェルの概略側面図である。
【図2】
ブーツの外方から見た概略側面図である。
【図3】
図2において、円で囲まれた細部の拡大された三次元図である。
【図4】
図2において、IV−IV線に沿って部分的に断面された前記ブーツのシェルの上方からの概略図である。
【図5】
図2において、V−V線に沿う部分的垂直断面である。
【図6】
図1において、VI−VI線に沿う部分的垂直断面である。
Claims (6)
- ポリマー材料から一部品として製造されたシェル(1)であって、ソール(2)と、ヒンジ止めされる外側レッグピースを有する上側部(3)であって、ブーツの前側で長手方向中心面に平行な分離線(5)と、ユーザーの踵の反対側で前記分離線(5)の2つの側に2つのセクション(8A、8B)を有するスリットとを有し、シェル(1)の外方で第1の対のフラップ(6A、7A)に、且つシェルの内方で第2の対のフラップ(6B、7B)に分けられている上側部(3)とを備えるシェル(1)、
前記横方向のスリットの領域でシェル(1)に施されたシール手段(11,12)を有し、
前記シール手段(11,12)は、取外し可能なインサートであって、
該インサートは、シェル(1)の2つの側で、前記対のフラップ(6A、7A;6B、7B)の外表面および内表面の両方と干渉するようにデザインされた一対の形状付けられたフランジ(13、15;14、16)と、
前記横方向スリットの2つのセクション(8A、8B)によって保持されるようにデザインされたそれぞれの相互連結部(17、18)と
を備えることを特徴とする履物。 - 前記インサート(11,12)の各々は、軟らかく弾性のあるポリマー材料から射出成型により一部品として製造されていることを特徴とする請求項1に記載の履物。
- シェル(1)およびインサート(11,12)は、互いに異なるタイプのポリマー材料を用いて製造されていることを特徴とする請求項2に記載の履物。
- シェル(1)およびインサート(11,12)は、同じタイプのポリマー材料を用いて製造されていることを特徴とする請求項2に記載の履物。
- インサート(11,12)は、それらのフランジ(13、14、15、16)の少なくとも1つを貫通するリベットまたは他の取外し可能な固定手段によって、シェル(1)に固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の履物。
- インサート(11,12)の領域で、シェル(1)の前記上側部(3)の前記対のフラップ(6A、7Aおよび6B、7B)の内表面および/または外表面は、前記インサート(11,12)に係合するに適した座を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の履物。
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PCT/IT2000/000452 WO2002037994A1 (en) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | Footwear having a shell of injection moulded plastic |
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IT8021895V0 (it) * | 1980-05-23 | 1980-05-23 | Nordica Spa | Dispositivo per la regolazione della flessibilita' di scarponi da sci e simili. |
IT214633Z2 (it) | 1988-06-30 | 1990-05-09 | Calzaturificio Tecnica | Perfezionamento nello scafo degli scarponi da sci. |
IT229247Y1 (it) * | 1992-06-16 | 1998-07-02 | Nordica Spa | Struttura di guarnizione, particolarmente per scarponi da sci |
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