JP2004511699A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁(1)であって、弁閉鎖体を有しており、該弁閉鎖体が、弁ニードル(3)と作用接続していて、かつ弁座体(5)の弁座面(6)と協働して1つのシール座を形成している。さらに該シール座の下流側で前記弁座体(5)内に配置された渦流発生部材が設けあっれていて、該渦流発生部材の中心軸線(38)が、有利には燃料噴射弁(1)の中心軸線(39)と、ゼロとは異なる角度を成しており、この場合、渦流発生部材としてのねじ山付きロッド(36)が、弁座体(5)内に押し込まれている。
Description
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した燃料噴射弁に関する。
【0002】
シール座の下流側で1つの渦流発生部材を有している燃料噴射弁は、ドイツ連邦共和国特許公開第3121572号明細書により公知である。この場合、燃料噴射弁の中心軸線に対して同軸的に配置され、かつシール座から噴射開口に通じる孔内に、円筒形の構成部材が押し込まれており、この構成部材は、シリンダ外周面で溝を有していて、この溝は2つのシリンダ端面側を互いに接続する。これらの溝は、螺旋状に配置されていて、燃料噴射弁の開放時に燃料流に渦流発生負荷を加えるようになっている。燃料流の種々異なる噴射流形状を実現させるために、溝はその横断面及びその勾配に関連して適合せしめられる。噴射しようとする燃料の調量は同様に、弁座体と協働して閉じた渦流通路を形成する溝を介して調節される。
【0003】
その他の燃料噴射弁は、アメリカ合衆国特許第4520962号明細書により公知である。球弁の下流側にロッドが配置されており、このロッドの表面に溝が形成されている。
【0004】
これらの溝は、渦流を発生させるために同様に螺旋状に配置されていて弁座体と協働して閉じた渦流通路を形成する。下流側に直接続いて、円錐形に拡げられた噴射開口が配置されている。
【0005】
このような公知の燃料噴射弁においては、円筒形の渦流発生挿入部材の製造が高価であるという欠点がある。各渦流発生溝を設けることはコスト及び時間がかかる。この場合、大抵は切削加工技術が用いられるが、この切削加工技術は、溝を形成する際に生じるバリに関連して後作業を必要とする。
【0006】
さらにまた、副流経路の形成を避けるために高い精度が求められるので、これはコスト的に不都合である。高品質の真円性公差を維持することによって、弁座体に対する渦流発生挿入部材のシールが得られる。これによって、渦流通路を通ってガイドされる完全な燃料流が得られる。
【0007】
発明の利点
これに対して、請求項1の特徴部に記載された構成を有する本発明による燃料噴射弁は、ねじ山付きロッドのねじ溝によって渦流通路を形成したことによって、渦流を発生させるための安価な構成部材を挿入することができるという利点を有している。渦流発生挿入部材は、必要な数のねじ溝を有する長いねじ山付きロッドによって短くすることができる。
【0008】
ねじ山付きロッドの製造は、大抵の場合はロール成形によって切削加工なしで行うことができる。渦流発生挿入部材の高価な後作業は必要ない。
【0009】
さらにまた、孔内に押し込まれる多数のねじ溝によって真円性に対する要求を減少することができるという利点が得られる。軸方向で多数のねじ溝が弁座体に対してシールされる。このようにして構成されたラビリンスシールによって、軸方向の副流経路の形成は、大きい公差を有する構成部材においても避けることができる。
【0010】
燃料を、シリンダヘッドの幾何学形状によってあらかじめ与えられた方向に意図して噴射させるために、渦流発生挿入部材を収容するための孔の中心軸線が、燃料噴射弁の中心軸線に対して、ゼロとは異なる角度を成すように構成される。渦流を発生させる部材全体を燃料噴射弁の中心軸線に対して傾斜させることによって、渦流にさらされる燃料流を変向させる必要はなく、これに伴う流れ損失は避けられる。
【0011】
従属請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した燃料噴射弁の有利な変化実施例が可能である。
【0012】
渦流発生挿入部材に下流側に続いて配置された渦流室によって、燃料流内での渦流の均一化が得られ、それによて噴射流形成の変化が得られる。同時に、噴射開口に向かって噴射流横断面を減少させることによって、渦流が増大される。
【0013】
さらにまた、渦流発生挿入部材を弁座体の下流側から押し込むことが可能である。この場合、渦流発生挿入部材の上流側に中空室が形成され、この中空室によって、噴射しようとする燃料の調量が行われる。
【0014】
図面
本発明の実施例が図面に簡単に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0015】
図1は、本発明による燃料噴射弁の第1実施例の概略的な部分断面図、
図2は、本発明による燃料噴射弁の第1実施例の、図1の部分IIの概略的な部分断面図、
図3は、本発明による燃料噴射弁の第2の実施例の、図1の部分IIの概略的な部分断面図である。
【0016】
実施例の説明
図2及び図3を用いて本発明による燃料噴射弁1の2つの実施例を詳しく説明する前に、本発明を理解し易くするために、まず図1を用いて、本発明による燃料噴射弁1の、主要な構成部分に関連した全体図について簡単に説明する。
【0017】
燃料噴射弁1は、混合気圧縮外部点火式内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁1として構成されている。この燃料噴射弁1は、特に燃料を内燃機関の図示していない燃焼室内に直接噴射するために適している。
【0018】
燃料噴射弁1は、ノズル体2より成っていて、このノズル体2内に弁ニードル3が配置されている。弁ニードル3は、弁閉鎖体4と協働し、この弁閉鎖体4は、弁座体5上に配置された弁座面6と協働して1つのシール座を形成している。この燃料噴射弁1は、図示の実施例では、噴射開口7を有する電磁操作式の燃料噴射弁1である。ノズル体2は、シール8によって磁石コイル10の外極9に対してシールされている。磁石コイル10は、コイルケーシング11内にカプセル状に収容されていて、コイル支持体12に巻き付けられており、このコイル支持体12は、磁石コイル10の内極13に当接している。内極13と外極9とは、ギャップ26によって互いに分離されていて、接続構成部29で支えられている。磁石コイル10は、導線19を介して電気式の差込み接点17を介して供給可能な電流によって励磁される。差込み接点17は、プラスチック被覆部18によって包囲されていて、このプラスチック被覆部18は、内極13に射出成形される。
【0019】
弁ニードル3は、弁ニードルガイド14内でガイドされていて、該弁ニードルガイドは円板状に構成されている。ストローク調節のために、一対の調節円板15が用いられる。調節円板15の他方側には可動子20が配置されている。この可動子20は、フランジ21を介して摩擦接続(摩擦による束縛)的に弁ニードル3に結合されていて、この弁ニードル3は例えば溶接継ぎ目22を介してフランジ21に結合されている。フランジ21には戻しばね23が支えられており、この戻しばね23は、燃料噴射弁1の図示の構造において、スリーブ24によってプレロードをかけられている。
【0020】
弁ニードルガイド14内及び可動子20内には燃料通路30a,30bが延びている。燃料は中央の燃料供給部16を介して供給され、フィルタエレメント25によって濾過される。弁閉鎖体4と弁座体5との間で弁閉鎖体4に形成された偏平部32に沿って延びる燃料通路30cを通って、燃料はシール座までガイドされる。燃料噴射弁1は、シール28を通って図示していない分配導管に対してシールされている。
【0021】
燃料噴射弁1の非作業状態で、可動子20は弁ニードル3のフランジ21を介して、戻しばね23によってその上昇行程方向に抗して、弁閉鎖体4が弁座面6において気密に当接した状態で保持され、弁閉鎖体4がその下流側の行程を制限する終端位置に位置するように、負荷される。磁石コイル10が励磁されると、この磁石コイル10は、戻しばね23のばね力に抗して可動子20を上昇行程方向に移動させる磁界を形成する。可動子20は、弁ニードル3に溶接されたフランジ21及びひいては弁ニードル3を同様に上昇行程方向で連行する。弁ニードル3と作用接続する弁閉鎖体4は、弁座面6から持ち上がり、弁シール座に達した燃料が渦流通路33を通って渦流室34内に流入し、この渦流室から噴射開口7に達して、この噴射開口7で噴射される。
【0022】
コイル電流が遮断されると、可動子20は、磁界が十分に消滅してから戻しばね23のばね力によって、内極13のフランジ21上に落下し、それによって弁ニードル3は上昇行程方向に抗して移動する。またこれによって弁閉鎖体4は弁座面6上に載り、燃料噴射弁1が閉鎖される。
【0023】
図2には、本発明による燃料噴射弁1が図示されている。シール座の下流側で弁座体5に孔35が設けられていて、この孔35内にねじ山付きロッド36が押し込まれている。ねじ山付きロッド36の下流側に円錐形の先細り部37が続いており、この先細り部37は噴射開口7に開口している。
【0024】
弁座体5内に形成された孔35の中心軸線38は、燃料噴射弁1の中心軸線39に対して有利には、ゼロとは異なる角度だけ傾斜されている。孔35の直径は、押し込まれているねじ山付きロッド36の外径に相当する。
【0025】
ねじ山付きロッド36の複数のねじ溝(Gewindegang)が、弁座体5の孔35によって渦流通路33を形成している。渦流通路は、孔35内で、少なくとも1つの完全なねじ溝、有利には少なくとも2つの完全なねじ溝だけ延びている。種々異なるピッチを有するねじ山付きロッド36を使用すれば、同じ外径のねじ山付きロッド36において渦流発生を変えることができ、それによって燃料噴射弁1の製造時において製造しようとする同一の構成部分の割合を高くすることができる。ねじ山付きロッド36は、その下流側の端面40bが円錐形の先細り部37に接触するまで、上流側から弁座体5内に押し込まれる。
【0026】
円錐形の先細り部37は、ねじ山付きロッド36の下流側の端面40bによって上流側が制限されて、渦流室34を形成しており、この渦流室34は下流側で噴射開口7に開口する。渦流室34は、渦流通路33によって、ねじ山付きロッド36の上流側に形成された中空室に接続されている。燃料噴射弁1が開放されると、燃料は渦流室34内に侵入し、この渦流室34内で渦流が均一化され、横断面の狭窄部によって渦流が強められる。
【0027】
図3には、本発明による燃料噴射弁1の第2実施例が示されている。ねじ山付きロッド36は、下流側から弁座体5内に押し込まれる。噴射開口7は噴射孔付き円板42内に配置されており、この噴射孔付き円板42は、例えば溶接によって弁座体5の下流側に固定されている。
【0028】
弁座体5は、シール座の下流側でオーバーフロー孔43を有しており、このオーバーフロー孔43の直径は、押し込もうとするねじ山付きロッド36の内径若しくは谷径よりも小さく、その中心軸線は有利には、下流側に続く孔35の中心軸線38と合致していて、燃料噴射弁1の中心軸線39に対してゼロとは異なる角度を成している。孔35の直径は、押し込もうとするねじ山付きロッド36の外径と同じである。孔35の下流側の端部は、下流側で弁座体5から突き出している。弁座体5の下流側は、孔35の領域で有利には平らな面44を有しており、この平らな面44の面垂線は孔35の中心軸線に合致している。
【0029】
噴射孔付き円板42は弁座体5に例えば溶接結合によって固定されている。弁座体5の面44と接触する、噴射孔付き円板42の上流側は、弁座体5に対応する形状を有している。噴射孔付き円板42内には、対称的な噴射流形状を得るために噴射開口7の中心軸線が孔35の中心軸線38と合致するように、噴射開口7が設けられている。噴射開口7の直径は、孔35の直径よりも小さく、有利にはねじ山付きロッド36の谷径よりも小さい。噴射孔付き円板42は安価に例えば打ち抜き成形部として製造されている。
【0030】
【数2】
【0031】
ねじ山付きロッド36の下流側には渦流室34が配置されており、この渦流室34は、ねじ山付きロッド36の下流側の端面40bと、噴射孔付き円板42の上流側41との間に形成されている。燃料流に形成される渦流は、燃料が噴射開口7を通って流れて、内燃機関の図示していない燃焼室内に噴射される前に、均一化される。
【0032】
対称的な噴射流形状を形成するために、孔35,43若しくは噴射開口7の中心軸線は、長さ及び角度に関して互いに異なっていて良い。燃料流の渦流の形成は、ねじ山付きロッド36を使用することによって実現される。このねじ山付きロッド36のねじ山は、谷径及び外径及び/又はピッチに関連して異なっている。同様にこのようにして、ねじ山付きロッド36の種々異なる長さ、及びひいてはこれに関連した、渦流を形成するねじ溝の異なる数の影響が利用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による燃料噴射弁の第1実施例の概略的な部分断面図である。
【図2】
本発明による燃料噴射弁の第1実施例の、図1の部分IIの概略的な部分断面図である。
【図3】
本発明による燃料噴射弁の第2の実施例の、図1の部分IIの概略的な部分断面図である。
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した燃料噴射弁に関する。
【0002】
シール座の下流側で1つの渦流発生部材を有している燃料噴射弁は、ドイツ連邦共和国特許公開第3121572号明細書により公知である。この場合、燃料噴射弁の中心軸線に対して同軸的に配置され、かつシール座から噴射開口に通じる孔内に、円筒形の構成部材が押し込まれており、この構成部材は、シリンダ外周面で溝を有していて、この溝は2つのシリンダ端面側を互いに接続する。これらの溝は、螺旋状に配置されていて、燃料噴射弁の開放時に燃料流に渦流発生負荷を加えるようになっている。燃料流の種々異なる噴射流形状を実現させるために、溝はその横断面及びその勾配に関連して適合せしめられる。噴射しようとする燃料の調量は同様に、弁座体と協働して閉じた渦流通路を形成する溝を介して調節される。
【0003】
その他の燃料噴射弁は、アメリカ合衆国特許第4520962号明細書により公知である。球弁の下流側にロッドが配置されており、このロッドの表面に溝が形成されている。
【0004】
これらの溝は、渦流を発生させるために同様に螺旋状に配置されていて弁座体と協働して閉じた渦流通路を形成する。下流側に直接続いて、円錐形に拡げられた噴射開口が配置されている。
【0005】
このような公知の燃料噴射弁においては、円筒形の渦流発生挿入部材の製造が高価であるという欠点がある。各渦流発生溝を設けることはコスト及び時間がかかる。この場合、大抵は切削加工技術が用いられるが、この切削加工技術は、溝を形成する際に生じるバリに関連して後作業を必要とする。
【0006】
さらにまた、副流経路の形成を避けるために高い精度が求められるので、これはコスト的に不都合である。高品質の真円性公差を維持することによって、弁座体に対する渦流発生挿入部材のシールが得られる。これによって、渦流通路を通ってガイドされる完全な燃料流が得られる。
【0007】
発明の利点
これに対して、請求項1の特徴部に記載された構成を有する本発明による燃料噴射弁は、ねじ山付きロッドのねじ溝によって渦流通路を形成したことによって、渦流を発生させるための安価な構成部材を挿入することができるという利点を有している。渦流発生挿入部材は、必要な数のねじ溝を有する長いねじ山付きロッドによって短くすることができる。
【0008】
ねじ山付きロッドの製造は、大抵の場合はロール成形によって切削加工なしで行うことができる。渦流発生挿入部材の高価な後作業は必要ない。
【0009】
さらにまた、孔内に押し込まれる多数のねじ溝によって真円性に対する要求を減少することができるという利点が得られる。軸方向で多数のねじ溝が弁座体に対してシールされる。このようにして構成されたラビリンスシールによって、軸方向の副流経路の形成は、大きい公差を有する構成部材においても避けることができる。
【0010】
燃料を、シリンダヘッドの幾何学形状によってあらかじめ与えられた方向に意図して噴射させるために、渦流発生挿入部材を収容するための孔の中心軸線が、燃料噴射弁の中心軸線に対して、ゼロとは異なる角度を成すように構成される。渦流を発生させる部材全体を燃料噴射弁の中心軸線に対して傾斜させることによって、渦流にさらされる燃料流を変向させる必要はなく、これに伴う流れ損失は避けられる。
【0011】
従属請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した燃料噴射弁の有利な変化実施例が可能である。
【0012】
渦流発生挿入部材に下流側に続いて配置された渦流室によって、燃料流内での渦流の均一化が得られ、それによて噴射流形成の変化が得られる。同時に、噴射開口に向かって噴射流横断面を減少させることによって、渦流が増大される。
【0013】
さらにまた、渦流発生挿入部材を弁座体の下流側から押し込むことが可能である。この場合、渦流発生挿入部材の上流側に中空室が形成され、この中空室によって、噴射しようとする燃料の調量が行われる。
【0014】
図面
本発明の実施例が図面に簡単に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0015】
図1は、本発明による燃料噴射弁の第1実施例の概略的な部分断面図、
図2は、本発明による燃料噴射弁の第1実施例の、図1の部分IIの概略的な部分断面図、
図3は、本発明による燃料噴射弁の第2の実施例の、図1の部分IIの概略的な部分断面図である。
【0016】
実施例の説明
図2及び図3を用いて本発明による燃料噴射弁1の2つの実施例を詳しく説明する前に、本発明を理解し易くするために、まず図1を用いて、本発明による燃料噴射弁1の、主要な構成部分に関連した全体図について簡単に説明する。
【0017】
燃料噴射弁1は、混合気圧縮外部点火式内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁1として構成されている。この燃料噴射弁1は、特に燃料を内燃機関の図示していない燃焼室内に直接噴射するために適している。
【0018】
燃料噴射弁1は、ノズル体2より成っていて、このノズル体2内に弁ニードル3が配置されている。弁ニードル3は、弁閉鎖体4と協働し、この弁閉鎖体4は、弁座体5上に配置された弁座面6と協働して1つのシール座を形成している。この燃料噴射弁1は、図示の実施例では、噴射開口7を有する電磁操作式の燃料噴射弁1である。ノズル体2は、シール8によって磁石コイル10の外極9に対してシールされている。磁石コイル10は、コイルケーシング11内にカプセル状に収容されていて、コイル支持体12に巻き付けられており、このコイル支持体12は、磁石コイル10の内極13に当接している。内極13と外極9とは、ギャップ26によって互いに分離されていて、接続構成部29で支えられている。磁石コイル10は、導線19を介して電気式の差込み接点17を介して供給可能な電流によって励磁される。差込み接点17は、プラスチック被覆部18によって包囲されていて、このプラスチック被覆部18は、内極13に射出成形される。
【0019】
弁ニードル3は、弁ニードルガイド14内でガイドされていて、該弁ニードルガイドは円板状に構成されている。ストローク調節のために、一対の調節円板15が用いられる。調節円板15の他方側には可動子20が配置されている。この可動子20は、フランジ21を介して摩擦接続(摩擦による束縛)的に弁ニードル3に結合されていて、この弁ニードル3は例えば溶接継ぎ目22を介してフランジ21に結合されている。フランジ21には戻しばね23が支えられており、この戻しばね23は、燃料噴射弁1の図示の構造において、スリーブ24によってプレロードをかけられている。
【0020】
弁ニードルガイド14内及び可動子20内には燃料通路30a,30bが延びている。燃料は中央の燃料供給部16を介して供給され、フィルタエレメント25によって濾過される。弁閉鎖体4と弁座体5との間で弁閉鎖体4に形成された偏平部32に沿って延びる燃料通路30cを通って、燃料はシール座までガイドされる。燃料噴射弁1は、シール28を通って図示していない分配導管に対してシールされている。
【0021】
燃料噴射弁1の非作業状態で、可動子20は弁ニードル3のフランジ21を介して、戻しばね23によってその上昇行程方向に抗して、弁閉鎖体4が弁座面6において気密に当接した状態で保持され、弁閉鎖体4がその下流側の行程を制限する終端位置に位置するように、負荷される。磁石コイル10が励磁されると、この磁石コイル10は、戻しばね23のばね力に抗して可動子20を上昇行程方向に移動させる磁界を形成する。可動子20は、弁ニードル3に溶接されたフランジ21及びひいては弁ニードル3を同様に上昇行程方向で連行する。弁ニードル3と作用接続する弁閉鎖体4は、弁座面6から持ち上がり、弁シール座に達した燃料が渦流通路33を通って渦流室34内に流入し、この渦流室から噴射開口7に達して、この噴射開口7で噴射される。
【0022】
コイル電流が遮断されると、可動子20は、磁界が十分に消滅してから戻しばね23のばね力によって、内極13のフランジ21上に落下し、それによって弁ニードル3は上昇行程方向に抗して移動する。またこれによって弁閉鎖体4は弁座面6上に載り、燃料噴射弁1が閉鎖される。
【0023】
図2には、本発明による燃料噴射弁1が図示されている。シール座の下流側で弁座体5に孔35が設けられていて、この孔35内にねじ山付きロッド36が押し込まれている。ねじ山付きロッド36の下流側に円錐形の先細り部37が続いており、この先細り部37は噴射開口7に開口している。
【0024】
弁座体5内に形成された孔35の中心軸線38は、燃料噴射弁1の中心軸線39に対して有利には、ゼロとは異なる角度だけ傾斜されている。孔35の直径は、押し込まれているねじ山付きロッド36の外径に相当する。
【0025】
ねじ山付きロッド36の複数のねじ溝(Gewindegang)が、弁座体5の孔35によって渦流通路33を形成している。渦流通路は、孔35内で、少なくとも1つの完全なねじ溝、有利には少なくとも2つの完全なねじ溝だけ延びている。種々異なるピッチを有するねじ山付きロッド36を使用すれば、同じ外径のねじ山付きロッド36において渦流発生を変えることができ、それによって燃料噴射弁1の製造時において製造しようとする同一の構成部分の割合を高くすることができる。ねじ山付きロッド36は、その下流側の端面40bが円錐形の先細り部37に接触するまで、上流側から弁座体5内に押し込まれる。
【0026】
円錐形の先細り部37は、ねじ山付きロッド36の下流側の端面40bによって上流側が制限されて、渦流室34を形成しており、この渦流室34は下流側で噴射開口7に開口する。渦流室34は、渦流通路33によって、ねじ山付きロッド36の上流側に形成された中空室に接続されている。燃料噴射弁1が開放されると、燃料は渦流室34内に侵入し、この渦流室34内で渦流が均一化され、横断面の狭窄部によって渦流が強められる。
【0027】
図3には、本発明による燃料噴射弁1の第2実施例が示されている。ねじ山付きロッド36は、下流側から弁座体5内に押し込まれる。噴射開口7は噴射孔付き円板42内に配置されており、この噴射孔付き円板42は、例えば溶接によって弁座体5の下流側に固定されている。
【0028】
弁座体5は、シール座の下流側でオーバーフロー孔43を有しており、このオーバーフロー孔43の直径は、押し込もうとするねじ山付きロッド36の内径若しくは谷径よりも小さく、その中心軸線は有利には、下流側に続く孔35の中心軸線38と合致していて、燃料噴射弁1の中心軸線39に対してゼロとは異なる角度を成している。孔35の直径は、押し込もうとするねじ山付きロッド36の外径と同じである。孔35の下流側の端部は、下流側で弁座体5から突き出している。弁座体5の下流側は、孔35の領域で有利には平らな面44を有しており、この平らな面44の面垂線は孔35の中心軸線に合致している。
【0029】
噴射孔付き円板42は弁座体5に例えば溶接結合によって固定されている。弁座体5の面44と接触する、噴射孔付き円板42の上流側は、弁座体5に対応する形状を有している。噴射孔付き円板42内には、対称的な噴射流形状を得るために噴射開口7の中心軸線が孔35の中心軸線38と合致するように、噴射開口7が設けられている。噴射開口7の直径は、孔35の直径よりも小さく、有利にはねじ山付きロッド36の谷径よりも小さい。噴射孔付き円板42は安価に例えば打ち抜き成形部として製造されている。
【0030】
【数2】
【0031】
ねじ山付きロッド36の下流側には渦流室34が配置されており、この渦流室34は、ねじ山付きロッド36の下流側の端面40bと、噴射孔付き円板42の上流側41との間に形成されている。燃料流に形成される渦流は、燃料が噴射開口7を通って流れて、内燃機関の図示していない燃焼室内に噴射される前に、均一化される。
【0032】
対称的な噴射流形状を形成するために、孔35,43若しくは噴射開口7の中心軸線は、長さ及び角度に関して互いに異なっていて良い。燃料流の渦流の形成は、ねじ山付きロッド36を使用することによって実現される。このねじ山付きロッド36のねじ山は、谷径及び外径及び/又はピッチに関連して異なっている。同様にこのようにして、ねじ山付きロッド36の種々異なる長さ、及びひいてはこれに関連した、渦流を形成するねじ溝の異なる数の影響が利用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による燃料噴射弁の第1実施例の概略的な部分断面図である。
【図2】
本発明による燃料噴射弁の第1実施例の、図1の部分IIの概略的な部分断面図である。
【図3】
本発明による燃料噴射弁の第2の実施例の、図1の部分IIの概略的な部分断面図である。
Claims (11)
- 内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁(1)であって、弁閉鎖体を有しており、該弁閉鎖体が、弁ニードル(3)と作用接続していて、かつ弁座体(5)の弁座面(6)と協働して1つのシール座を形成しており、さらに該シール座の下流側で前記弁座体(5)内に配置された、渦流発生部材と、噴射開口(7)とを有している形式のものにおいて、
前記渦流発生部材がねじ山付きロッド(36)であることを特徴とする、燃料噴射弁。 - ねじ山付きロッド(36)の中心軸線(38)が、燃料噴射弁(1)の中心軸線(39)と、ゼロとは異なる角度を成している、請求項1記載の燃料噴射弁。
- ねじ山付きロッド(36)の下流側に渦流室(34)が接続されており、この渦流室(34)は、軸方向でねじ山付きロッド(36)の端面(40b)と弁座体(5)とによって制限されている、請求項1又は2記載の燃料噴射弁。
- ねじ山付きロッド(36)の下流側に渦流室(34)が接続されていて、該渦流室(34)が軸方向で、ねじ山付きロッド(36)の下流側の端面(40b)と、噴射孔付き円板(42)の上流側(47)とによって制限されている、請求項1又は2記載の燃料噴射弁。
- 噴射開口(7)の半径方向の寸法がねじ山付きロッド(36)の外径よりも小さい、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 噴射開口(7)が噴射孔付き円板(42)内に設けられている、請求項4記載の燃料噴射弁。
- ねじ山付きロッド(36)が弁座体(5)の上流側から、弁座体(5)の孔(35)内に押し込み可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- ねじ山付きロッド(36)が弁座体(5)の下流側から、弁座体(5)の孔(35)内に押し込み可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- 直径がねじ山付きロッド(36)の谷径よりも小さいオーバーフロー孔(43)の下流で、ねじ山付きロッド(36)の上流側の端面(40a)と弁座体(5)との間に中空室(45)が形成されており、該中空室(45)の最も狭い流過横断面が、噴射しようとする燃料量の調量を規定する、請求項8記載の燃料噴射弁。
- 押し込まれたねじ山付きロッド(36)の長さが、少なくとも1つの完全なねじ溝を有している、請求項1記載の燃料噴射弁。
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