JP2004511238A - マルチ組成物及び方法 - Google Patents

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Abstract

水分保持時間が長いマルチ組成物及びその使用方法を提供する。本発明による第1の実施形態によれば、種子がまかれたマルチにハイドロミックス湿潤剤を添加する。この実施形態は、水を93.95%、マルチを5.85%、湿潤剤を使用した水の重量に対する重量%として0.2%、及び肥料と種子を適量含有する。この実施形態では、湿潤剤はセルロースガム、架橋剤及び界面活性剤を含有する。湿潤剤は、マルチ組成物を繋ぎ合わせるとともに、マルチ組成物の水分を保持し、所定の速度で水分を土壌表面に放出する。従来のマルチ組成物より長く水分を保持するので、種子の発芽率を最大化することができる。本発明によるマルチ組成物には、さらに、埃防止及び侵蝕防止効果がある。

Description

【0001】
発明の背景
1. 発明の技術分野
本発明は、種子まき用のマルチに関するものである。より具体的に、本発明は、水分保持時間が長い種子まき用マルチを提供するための方法及び組成物に関するものである。
【0002】
2. 関連技術の説明
土壌の含水率を、生長している植物を維持することができるように保持するという課題は昔から認識されていた。土壌の表面における種子の発芽を助長するために、種子を保護するように散布可能なマルチが使用されてきた。マルチにおいて、木繊維、わら及びおがくず等の比較的大粒の材料を水と混合することで、スラリーが得られる。通常のスラリー混合物は、固形マルチ50ポンドに対して水を約100ガロン含み、これに供給業者が推奨する量の肥料及び種子を添加したものである。スラリーは、ホース及びノズルに送り込まれ、土壌の表面に散布される。
【0003】
通常、スラリーの粘着性を上げるために、タキファイア(tackifier)という粘着付与剤も加える。粘着付与剤を添加することにより、マルチの構造的安定性が強化される。このような強化マルチは、侵蝕防止に利用することができる。通常の条件では、マルチ及び種子を散布してから1日以内にスプリンクラー灌漑を開始しなければならない。
【0004】
また、種子をスラリー混合物に混入することもできる。マルチは、天候から、そして鳥や昆虫等に食べられないように、種子を保護する。さらに、マルチは、強風又は豪雨等の悪天候時に表土が侵蝕されることを防止することで土壌の表面を保護する。マルチに蓄積される水は、種子を養い、発芽を助長する。
【0005】
従来のマルチの水分維持能力は、固形マルチの材料の吸水能力によって制限された。蓄積できる水量を増加させるためには、土壌の表面に散布されるマルチ層をより厚くしなくてはならない。しかし、厚過ぎると、植物の生長を妨害することになってしまう。
【0006】
従来のマルチが保持する水量は、さらに、天候によっても変化する。例えば、風が強く吹く乾燥地帯では、マルチは早く乾いてしまう。スプリンクラー灌漑等の灌漑系統をすぐに設置しなければ、種子が発芽する前にマルチが乾ききってしまう。乾いてしまったマルチは、風で吹き飛ばされたり、表面が固まってしまい、新たな植物の生長を妨げてしまうおそれがある。
【0007】
手動又は自動潅水システムに特有の課題を解決するために、湿潤剤が使用される。湿潤剤は、その周辺に水分を放出するものである。このような湿潤剤は、例えばアヴェラ(Avera)による、米国特許第4865640号、「湿潤剤(Moisturizing Agent)」に記載されている。アヴェラの湿潤剤は、さらっとした感触を有し、外観が半個形状のゲル類似品である。この湿潤剤は、固形でありながら、その中に、水分を約98%含むことができる。
【0008】
このようにして個体内に封じ込められた水は、微生物が存在する自然土壌の中に置かれると、徐々に液状の水に変換される。この封じ込まれた水を液状化する細菌や他の微生物は、ゲルの内部には浸透しないが、その表面に作用する。従って、アヴェラによる湿潤剤等の液状化率は、土壌と接触する湿潤剤の表面積を変えることで調整することができる。
【0009】
よって、種子の発芽率を最大化するために、水分を十分に保持することのできるマルチを提供することが望ましい。さらに、制御された速度で水分を土壌の表面に供給するマルチを提供することも望ましい。
【0010】
発明の概要
本発明は、水分保持時間が長いマルチ組成物及びその使用方法に関するものである。本発明の実施形態によるマルチ組成物は、水、マルチ及び湿潤剤を含有する。必要に応じて、マルチ組成物に種子及び肥料も添加することも可能である。好適な実施形態は、水を93.95%、マルチを5.85%、湿潤剤を使用される水の重量に対する重量%として0.20%、及び肥料と種子を適量含有する。この好適な実施形態において、湿潤剤は、セルロースガム(好ましくはセルロースガムを92.95%)、架橋剤(好ましくは硫酸アルミニウムを7.00%)及び界面活性剤(好ましくはスマッシングホワイト(登録商標)硬水軟化剤及び洗剤補助剤を0.05%)を含有する。
【0011】
好適な実施形態による湿潤剤は、粘着付与剤の代用品としてマルチ組成物に添加される。湿潤剤は、マルチ組成物を繋ぎ合わせるとともに、徐々に水を土壌の表面に放出する。
【0012】
本発明は、従来のマルチより長く水分を保持することができる。よって、種子の発芽率を最大化することができる。また、本発明は埃防止及び侵蝕防止にも効果的である。
【0013】
発明の詳細な説明
本発明は、水分保持時間の長い種子まき用マルチ組成物及びその使用方法である。本発明は、従来のマルチより長く水分を保持することができる。従って、種子の発芽率を最大化することができるのである。
【0014】
この明細書において、次の定義を用いる。即ち、「マルチ」とは、土壌を被覆するために使用される材料である。マルチは、土壌へ供給するための水分を保持したり、その下にある土壌の侵蝕を防止することができる。マルチは、木繊維や破砕された新聞紙等を含むことができる。マルチは、さらに、肥料や種子等の他の材料も含むことも可能である。「マルチ組成物」とは、本発明のような、マルチと湿潤剤の混合物である。「湿潤剤」とは、水分と、場合によって空気を、徐々に放出する基質であり、その水分や空気を取り込む、例えば植物性組織等の、その基体の周辺に棲息する生物と相互作用するものである。このような「湿潤剤」は、米国特許第4865640号に開示されている。湿潤剤は、例えば一般的に土壌に棲息する生物と相互作用して、調整された速度で水分と、場合によって、空気を土壌の表面に放出する。
【0015】
本発明の実施形態によるマルチ組成物は、水分、マルチ及び湿潤剤を含むものである。マルチの量は、4.39%ないし7.3%であり、ハイドロミックス湿潤剤の量は0.05%ないし0.35%である。本発明の好ましい実施形態によるマルチ組成物は、水を93.95%、マルチを5.85%、及び湿潤剤を使用された水の重量に対する重量%として0.20%含有するとともに、適量の肥料及び種子を添加することが可能である。好適な実施形態によるマルチ組成物は、例えば、水800ポンド(100ガロン)、マルチ50ポンド(標準サイズの袋1つ)及び湿潤剤1.6ポンドを含有する。
【0016】
好適な実施形態におけるマルチは、好ましくは、テキサス州アーリングトンのアメリカンエクセルシオールカンパニー(American Excelsior Company)が製造販売するエクセル(Excel)(登録商標)ファイバーマルチ(Fibermulch)又はファイバーセル(Fibercel)(商標)マルチである。しかし、本発明の教示は、任意のマルチに適用することができる。
【0017】
特定の用途には、マルチ組成物に種子及び肥料を添加することも可能である。例えば、侵蝕防止用のマルチ組成物には、水800ポンド(100ガロン)につき、種子を0.375ポンドないし1.1ポンドを添加することが好ましい。放牧地用のマルチ組成物には、水800ポンドにつき種子を0.75ポンド、芝生用のマルチ組成物には水800ポンドにつき種子を10.75ポンドをそれぞれ添加することが好ましい。マルチ組成物に添加される肥料の量は、水800ポンドにつき4ないし8ポンドである。
【0018】
本発明の好適な実施形態で使用される湿潤剤は、乾燥混合物として、
92.95%  セルロースガム
7.00%  硫酸アルミニウム
0.05%  スマッシングホワイト(登録商標)硬水軟化剤及び洗剤補助剤
を含有する。
【0019】
本明細書中、この好適な湿潤剤は、「ハイドロミックス湿潤剤」と称する。この「ハイドロミックス湿潤剤」とは、記述的な用語に過ぎず、請求項に記載の発明の範囲を何等制限することを意図するものではない。ハイドロミックス湿潤剤は、マルチ、種子及び水等のマルチ組成物に含まれる他の成分に添加した場合、粘着付与効果及び水分保持特性に優れているので、効果的である。
【0020】
表1には、本発明による各実施形態によるマルチ組成物が例示してある。
【表1】
Figure 2004511238
【0021】
本発明によるマルチ組成物に含まれる種子及び/又は肥料の量は、マルチ組成物の安定性には、殆ど影響がない。しかし、ハイドロミックス湿潤剤の作用は、マルチ組成物における含有量によって変化する。従って、表1の実施例1及び2において、ハイドロミックス湿潤剤は主に粘着付与剤として作用する。粘着付与剤は、基本的に、マルチ組成物を繋ぎ合わせる接着剤のような役目を果たすことで、マルチ組成物に対する風や水による浸食を、防止するまでに至らずとも、軽減することができる。しかし、粘着付与剤は、通常、マルチ組成物の水分保持能力には殆ど影響がない。
【0022】
表1の実施例3ないし6に示すように、ハイドロミックス湿潤剤の含有量を高めていくと、ハイドロミックスは、その粘着付与剤としての作用の他にも、マルチ組成物内に水分を保持する能力も発揮してくる。実施例3のマルチ組成物の水分保持能力は普通であるが、実施例4によるマルチ組成物の水分維持能力はやや良く、実施例5は相当良く、実施例6の水分維持能力は非常に優れている。
【0023】
本発明の好適な実施形態によると、ハイドロミックス湿潤剤を、グアー等の他の粘着付与剤の代わりに、マルチ組成物に添加する。好適な実施形態によるマルチ組成物は、ハイドロミックス湿潤剤を、使用される水の重量に対する重量%として約0.1%ないし0.3%(水8ポンドにつきハイドロミックス3.6〜10.8グラム)含有し、特に好ましくは、表1の実施例6に示すように0.3%含有する。
【0024】
この範囲では、ハイドロミックス湿潤剤はゲル状にはならない。その結果、マルチ組成物のハイドロミックス湿潤剤成分は、マルチ組成物が散布される表面に雫を形成し、流れ落ちてしまい、マルチ組成物の他の成分との混合状態を維持することができなくなる。そのため、好適な実施形態では、水化されたハイドロミックス湿潤剤の表面張力を崩すために界面活性剤を添加する。表面張力を崩すことで、ハイドロミックス湿潤剤の流動性を上げ、散布される表面がよく被覆されるようにする。ハイドロミックス湿潤剤とマルチ組成物の他の成分の混合状態が維持されることで、マルチ組成物からの水分蒸発速度が下がり、水分保持時間が長くなる。
【0025】
アムウェイコーポレーション(Amway Corporation)が販売するスマッシングホワイト(Smashing White)は、マルチ組成物の実施形態における界面活性剤として機能する。ハイドロミックス湿潤剤は、好ましくはスマッシングホワイトを0.05%の量で含有するが、他の実施形態では、スマッシングホワイトの含有量を約0.03から0.08重量%にすることが可能である。
【0026】
当業者であれば、本発明に他の界面活性剤を使用することが可能であることはすぐに理解し得るであろう。例えば、ある実施形態において、ハイドロミックス湿潤剤に、スマッシングホワイトの有効成分、セスキ炭酸ナトリウム及びトリポリリン酸ナトリウムのみを添加することができる。
【0027】
本発明のさらなる実施形態において、スマッシングホワイトと共に、又はその代わりに、マイクロノヴァ(Micro Nova)社が製造販売し、有効成分としてノヴァサン(Novasan)を含有するノヴァクリーン(Nova Clean)が使用される。この実施形態では、ノヴァサン又はノヴァサン/スマッシングホワイト混合物の含有量は同様に0.05%であることが好ましい。ただし、ノヴァクリーンの含有量は約0.03から0.08重量%が好ましい。
【0028】
本発明の好適な実施形態によるハイドロミックス湿潤剤はセルロースガムを92.95%含有するが、他の実施形態では、セルロースガムの含有量が約85%から95%の範囲内であれば良い。セルロースガムが湿っていると、粘着性が増し、マルチにくっつき易くなる。ハイドロミックス湿潤剤の硫酸アルミニウム成分は、架橋剤として働き、水の分子とセルロースガムの分子を繋ぎ合わせる。ハイドロミックスの好適な実施形態における硫酸アルミニウム含有量は7.00%であるが、他の実施形態においては、硫酸アルミニウムの含有量は約5.00%ないし15%であれば良い。本発明のさらなる実施形態において、硫酸アルミニウムの代わりに、架橋剤として、硫酸アルミニウムと同量の、硫酸亜鉛、硫酸インジウム、硫酸カドミウム又は硫酸ガリウム等の水化金属塩を使用することができる。
【0029】
本発明の好適な実施形態では、ハイドロミックス湿潤剤を、好ましくは粉末等の無水形態として、マルチ組成物の他の成分に添加する。ただし、無水ハイドロミックス湿潤剤の形態は問わず、例えば粒形又は塊状であっても良い。
【0030】
本発明の他の実施形態において、無水湿潤剤ではなく、水化湿潤剤をマルチと混合することも可能である。この実施形態では、湿潤剤に水と混入することで水化し、マルチ組成物の他の成分と混合するための曹に投入する。この実施形態で、水化湿潤剤を注ぐことを可能にするために、液状を維持するようにして混合することが好ましい。例えば、薄いシロップほどの粘度を有するように、水化湿潤剤を混合することが好ましい。
【0031】
ハイドロミックス湿潤剤は、マルチと混合してマルチ組成物を作成するのみならず、他の目的にも利用することができる。例えば、ハイドロミックス湿潤剤を防火剤として使用することも可能である。この実施形態では、水化されたハイドロミックス湿潤剤が単独で、火災から保護すべき表面に塗布される。ハイドロミックス湿潤剤から放出される水は、保護された表面上の火炎の発展を抑止する。ハイドロミックス湿潤剤は、散布、浸漬、はけ塗り、散粉又は撒き散らし等の任意の手段で表面に設けることができる。
【0032】
一つの例として、野火事等の進路上の可燃領域に配置しておくことができる。ハイドロミックス湿潤剤は、長時間に亘って、可燃領域に水分を含んだ層を残す。可燃領域に水分が残る時間は、部分的に、ハイドロミックス湿潤剤の構成によって決まる。
【0033】
防火剤は、好ましくは、無水ハイドロミックスを0.35重量%、水を99.65%含有する。しかし、他の実施形態では、無水ハイドロミックス湿潤剤の量は、使用される水の重量に対する重量%として0.2%ないし0.7%の範囲内であれば良い。水分が可燃領域上に保持される時間は、組成物中の無水ハイドロミックス湿潤剤の含有量に従って長くなる。配合比は、火事の激しさや、風速等の大気の状況等によって選択することができる。
【0034】
無水ハイドロミックス湿潤剤は、好ましくは、
92.8%   セルロースガム
7.00%  硫酸アルミニウム
0.2%   スマッシングホワイト等の界面活性剤
を含有する。
【0035】
本発明の他の実施形態において、無水ハイドロミックス湿潤剤に使用されるセルロースガムの含有量は、約85〜95重量%であっても良い。硫酸アルミニウムの含有量は、約5.00〜15重量%であり、界面活性剤の含有量は約0.1〜0.25重量%である。
【0036】
さらなる実施形態において、ハイドロミックス湿潤剤を直接土壌に設けることができる。この実施形態では、例えば農作物の灌漑や種子まきのために、土壌に直接水分を与えるようにハイドロミックス湿潤剤を使用する。ハイドロミックス湿潤剤は、散布、浸漬、はけ塗り、散粉又は撒き散らし等の任意の手段で土壌に設けることができる。ある実施形態では、土壌に設ける前にハイドロミックス湿潤剤を水化する。この実施形態において、無水ハイドロミックス約0.05ないし0.3%を水約800ポンドと混合する。または、ハイドロミックス湿潤剤を、無水の形態で土壌に散布することも可能である。そして、その後に、例えばハイドロミックス湿潤剤上に噴霧するなどして水を加えることができる。ハイドロミックス湿潤剤は、水分を保持し、それを徐々に土壌に放出する。
【0037】
さらなる実施形態において、ハイドロミックス湿潤剤を電池のコアの添加剤として使用することができる。電池は、通常、乾燥状態で圧縮成型される。コアの形成後、電池の寿命を長くするためにコアに水分を浸透させることが望ましい。しかし、現在では、電池製造業者は電池コアに水分を浸透させることに成功していない。この課題は、圧縮前に電池コアの原料に無水ハイドロミックス湿潤剤を混入することで解決できる。コアが形成された後、ハイドロミックス湿潤剤は、毛管作用によって水分をコア内に導入することができる。ハイドロミックス湿潤剤の界面活性剤成分によって表面張力を緩め、水分が電池コアの中心に吸収され易いようにする。
【0038】
この実施形態において、無水ハイドロミックス湿潤剤は、好ましくは、
94.9%   セルロースガム
5.00%  硫酸アルミニウム
0.1%   スマッシングホワイト等の界面活性剤
を含有する。
【0039】
その他の実施形態において、セルロースガムの含有量は約90〜95重量%であっても良い。硫酸アルミニウムの含有量は約5〜10重量%であり、界面活性剤の含有量は0.075〜0.2重量%である。
【0040】
好適な実施形態において、無水ハイドロミックス湿潤剤が、電池コアの原料の重量に対して0.05重量%添加される。他の実施形態では、電池コアの原料と混合される無水ハイドロミックス湿潤剤の量は、電池コアの原料の重量に対して0.04〜0.08重量%であっても良い。
【0041】
本発明の好適な実施形態には、ハイドロミックス湿潤剤が使用されるが、アヴェラによる米国特許第4865640(「‘640特許」)の「湿潤剤」に開示されたセルロース系化合物等、他の湿潤剤も使用可能である。‘640特許に記載された湿潤剤は、セルロース鎖のグルコース単位を、エーテル結合によって、カルボキシル基で置換したセルロース系化合物を含有する混合物である。セルロース系化合物を、水化金属塩に添加し、さらに空気を吹き通した水と混合することで、一般的に土壌に棲息する生物との相互作用によって水や空気を徐々に放出する高粘度物質を形成する。
【0042】
‘640特許に開示された湿潤剤は、
(a) 次の化学式:
R−O−COOM
(ここで「M」はセルロース化合物のカルボキシル基の水素に対して置換される金属であり、「R」はセルロース鎖である)で表すことができ、平均分量が90,000ないし700,000の範囲内であるセルロース化合物を1〜3重量%(使用される水の重量に対する重量%)、
(b) 水化金属塩を0.1〜0.3重量%(使用される水の重量に対する重量%)、及び
(c) 水を97〜99重量%含有するものである。
【0043】
任意に、水に空気を通すこともできる。カルボキシル基に置換される金属は、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム及びセシウム等であっても良い。水化塩は、例えば硫酸アルミニウム、硫酸亜鉛、硫酸インジウム、硫酸カドミウム及び硫酸ガリウム等であっても良く、水は、塩の分子によって機械的に保持される。
【0044】
‘640特許に開示されている湿潤剤に界面活性剤を添加することも可能である。界面活性剤を含む一実施形態は、
97.85%   水
2.0%    セルロースガム
0.15%   硫酸アルミニウム
を混合したものである。この混合物に、水500ガロンにつき、オリジナルパーモリヴ(Original Palmolive)(登録商標)液状台所洗剤を0.5オンス添加する。
【0045】
コルゲートパーモリヴ(Colgate−Palmolive)社製であるオリジナルパーモリヴ台所用洗剤は、界面活性剤としてラウリル硫酸ナトリウムを含有する。ただし、この例による水化形態において、この界面活性剤は、湿潤剤が容器の側面に付着することを防止するために含まれるだけのものである。
【0046】
本発明の他の実施形態において、マルチ組成物に粘着付与剤を添加することができる。粘着付与剤は、好ましくはグアーであるが、マルチを結着させるためにその他の植物性ゴム又は粘着付与剤を使用することもできる。
【0047】
本発明は、次の実施例によってさらに詳しく説明できる。これらの実施例は、説明のために挙げるものであり、ここに開示される発明の範囲を制限するものではない。
【0048】
実施例1〜7
実施例1〜7の試験は、12インチ×24インチの水曹の中で行われた。各曹に、粘土、ローム、砂及びまさ土を含む様々な種類の乾燥土壌を投入した。試験1〜7は室内で行われた。そのため、室内生長灯を使用した。
【0049】
試験に、アメリカンエクセルシオール社製のマルチを2種類使用した。エクセル(登録商標)ファイバーマルチは木繊維100%からなるものである。ファイバーセル(商標)マルチは、木繊維70%と再生新聞紙30%を含有するものである。これら2種類のマルチを、アメリカンエクセルシオール社製の標準グアー粘着付与剤を添加したものと添加しなかったものの両種類を使用した。
【0050】
被試マルチに、様々な種類の原生草の種子を添加した。試験に使用した種子には、カリフォルニア大麦、ほふく型、アイダホフェスキュー、バークレーブルー野生ライ麦、ゾロフェスキュー及びカリフォルニアケシが含まれていた。マルチ組成物に添加した種子の量は、カリフォルニア州運輸局(Caltrans)による単位エーカーあたりの推奨種子数に基づくものであった。この推奨は、種子の種類や対象面積によって異なる。
【0051】
マルチ組成物に添加された肥料の量及び種類は、土壌の種類及び状態によって決定した。肥料は、製造側の推奨に従って添加した。
【0052】
アメリカンエクセルシオール社は、水100ガロンにつきマルチが50ポンド含まれている袋を1つ使用することを薦める。本明細書において、アメリカンエクセルシオール社製のマルチの「袋」は、すべて1袋50ポンドのものとする。実施例1〜7におけるマルチ対水量比は、製造元が推奨するマルチ対水量比を含む、添加水100ガロンにつき、0.5袋から1.5袋である。
【0053】
実施例1〜7において、アメリカンエクセルシオール社製の標準粘着付与剤を添加しなかった水及びマルチに、0.8〜2.4ポンドの粉末状のハイドロミックス湿潤剤を添加した。マルチに添加したハイドロミックス湿潤剤の量は、水の重量に対する湿潤剤の重量%に基づくものである。
【0054】
実施例1〜7の結果は、添加された肥料及び種子の量が、マルチ組成物の水分保持能力に影響がなかったことを示す。マルチ対水量比も、また、マルチ組成物の水分保持能力に殆ど影響がなかった。
【表2】
Figure 2004511238
【0055】
実施例5〜7の結果から、ハイドロミックス湿潤剤の濃度が増加すると、マルチの上部が固まり始めることが解る。ハイドロミックス湿潤剤の濃度が0.25%に近づくにつれ、マルチ内の種子から発芽した植物は、マルチから抜け出難くなってしまう。しかし、ハイドロミックス湿潤剤の濃度が高いマルチ組成物は、侵蝕防止効果に優れている。
【0056】
乾燥地帯において、種子の発芽を確実にし、新たに発芽した植物を維持するために、早い時期に灌漑を始めなければいけない。実施例1〜7で使用されるマルチ組成物の水分保持能力によって、灌漑を始めるまでの時間を延長することができた。実施例4及び5では、灌漑を開始するまでの時間は、1日から3ないし7日まで延びた。さらに、非乾燥地帯では、実施例4及び5のマルチ組成物を使用することで灌漑を完全に不要にすることもあり得る。
【0057】
曹に使用された土壌は、乾燥しており、添加された水分は、マルチ組成物に含まれていた水分のみであった。実施例3及び4に使用されたマルチ組成物に、発芽まで25日掛かる種子が添加された。これ以外に水を与えなかったにも係らず、この種子は25日後に発芽した。他の実施例では、7〜10日で発芽する種子も期待される時期に発芽した。このようにして発芽した草は、5〜6インチの高さまで生長し、新たに水を追加しなかったにも係らず、種子まき後20から30日も生存した。
【0058】
実施例8〜12
実施例8〜12では、マルチ組成物を約10%の勾配を有する堤防に散布した。実施例8〜12には、アメリカンエクセルシオール社製エクセル(登録商標)ファイバーマルチを使用した。マルチにはバッチ毎に水を1500ガロン混入した。また、各マルチのバッチに同量の種子を添加した。各バッチに添加された種子の量は、試験結果に大した影響を与えなかった。ハイドロミックス湿潤剤は、無水粉末の状態で、様々な量でマルチに添加された。実施例8〜11のマルチ組成物には、粘着付与剤は添加されなかった。実施例12には粘着付与剤を含ませたが、ハイドロミックス湿潤剤は添加しなかった。
【表3】
Figure 2004511238
【0059】
実施例13〜14
実施例13及び14において、本発明によるマルチ組成物を、インディアナ州フロイドノブス市の新しい校庭に散布した。実施例13及び14のマルチ組成物及び試験条件を、以下の表4に示す。試験の結果は、以下の表5に示す。実施例13〜14のマルチに添加した湿潤剤は、ハイドロミックス湿潤剤であった。
【表4】
Figure 2004511238
【表5】
Figure 2004511238
【0060】
実施例1 〜1
実施例15〜19において、本発明による組成物を、カリフォルニア州サンタローザ市における試験所に散布した。実施例15〜19の組成物及び試験条件を、以下の表6に示す。試験の結果は、以下の表6に示す。実施例15〜19のマルチに添加した湿潤剤は、ハイドロミックス湿潤剤であった。
【表6】
Figure 2004511238
【表7】
Figure 2004511238
【0061】
実施例15〜19の結果は、本発明によるマルチ組成物の優れた能力を明確に示すものであった。従来のマルチとは違って、本発明によるマルチは、土壌の表面上にも、表面下にも水を供給することができた。また、本発明は埃防止製品としても効果的である。
【0062】
全試験の結果に従って、本発明の好適な実施形態は、ハイドロミックス湿潤剤を、添加した水の重量に対する重量%として0.15〜0.25%含有する。本発明の好適な実施形態は、より好ましくは、ハイドロミックス湿潤剤を、添加した水の重量に対する重量%として0.20%含有する。
【0063】
本発明を、好ましい実施形態に従って説明したが、この説明は、発明の範囲を何等制限することを意図するものではない。本発明の趣旨及び範囲から逸脱せずに、ここで開示した発明の構成、動作及び詳細に対して当業者にとって明白な改良、変更及び変形を行うことが可能である。
【0064】
例えば、本発明の教示は、任意の種類の湿潤剤又はマルチを適量有するマルチ組成物に簡単に適用することが可能である。この種のマルチは、木繊維、わら及びおがくず等の比較的大粒の従来のマルチも含む。さらに、本発明によるマルチ組成物に添加される種子、水及び肥料の量も変えることができる。種子又は肥料を添加しなくても良い。本発明の侵蝕防止効果は、水が添加されるマルチ繊維及び湿潤剤からなる組成物により発揮することができる。マルチ組成物には、マルチ組成物の好ましい特徴にさほど影響がないものであれば、着色剤や防腐剤等の他の添加剤を配合することも可能である。
【0065】
本発明による組成物は、散布又は手作業等、任意の手段で表面に設けることが可能である。また、本発明によるマルチ組成物は、自動攪拌器又は手作業等、任意の手段によって混合することができる。

Claims (28)

  1. マルチ、及び
    マルチに混入される湿潤剤を含有するマルチ組成物であって、
    該マルチ組成物に水を添加することで、湿潤剤が水を結着し、該水の制御放出を可能とすることを特徴とするマルチ組成物。
  2. 肥料及び種子をさらに含有する請求項1に記載のマルチ組成物。
  3. マルチを約4.4重量%ないし7.3重量%の量で、
    湿潤剤を、添加された水の重量に対する重量%として0.05重量%ないし0.35重量%の量で、及び
    水を約92.4重量%ないし95.4重量%の量で、
    含む請求項1に記載のマルチ組成物。
  4. マルチを5.85重量%の量で、
    湿潤剤を、添加された水の重量に対する重量%として0.20%の量で、及び
    水を約93.95重量%の量で、
    含む請求項3に記載のマルチ組成物。
  5. マルチが、木繊維、わら、おがくず及び再生新聞紙からなる群より選択された成分を含有する、請求項1に記載のマルチ組成物。
  6. マルチが、100%木繊維からなる請求項5に記載のマルチ組成物。
  7. マルチが、木繊維約70%及び再生新聞紙約30%からなる請求項5に記載のマルチ組成物。
  8. 湿潤剤が、
    (a) セルロース系化合物、
    (b) 架橋剤、及び
    (c) 界面活性剤
    を含む請求項1に記載のマルチ組成物。
  9. 湿潤剤が、
    (a) セルロースガムを約85%ないし95%の範囲で、
    (b) 硫酸アルミニウムを約5.00%ないし15%の範囲で、
    (c) 界面活性剤を約0.03%ないし0.08%の範囲で、
    含む請求項8に記載のマルチ組成物。
  10. 湿潤剤が、
    (a) セルロースガム92.95%、
    (b) 硫酸アルミニウム7.00%、及び
    (c) スマッシングホワイト硬水軟化剤0.05%、
    を含む請求項9に記載のマルチ組成物。
  11. 粘着付与剤をさらに含む請求項1に記載のマルチ組成物。
  12. 粘着付与剤が、グアーを含む請求項11に記載のマルチ組成物。
  13. 界面活性剤が、スマッシングホワイト硬水軟化材、ノヴァクリーン、ノヴァサン、オリジナルパーモリヴ液、セスキ炭酸ナトリウム及びトリポリリン酸ナトリウムからなる群より選択される請求項8に記載のマルチ組成物。
  14. (a) セルロース系化合物、
    (b) 架橋剤、及び
    (c) 界面活性剤
    を含有する湿潤剤であって、水を結着することができる湿潤剤。
  15. (a) セルロースガムを約85%ないし95%の範囲で、
    (b) 硫酸アルミニウムを約5.00%ないし15%の範囲で、
    (c) 界面活性剤を約0.03%ないし0.08%の範囲で、
    さらに含む請求項14に記載の湿潤剤。
  16. (a) セルロースガム92.95%、
    (b) 硫酸アルミニウム7.00%、及び
    (c) スマッシングホワイト硬水軟化剤0.05%、
    さらに含む請求項14に記載の湿潤剤。
  17. 界面活性剤が、スマッシングホワイト硬水軟化材、ノヴァクリーン、ノヴァサン、オリジナルパーモリヴ液、セスキ炭酸ナトリウム及びトリポリリン酸ナトリウムからなる群より選択される請求項15に記載の湿潤剤。
  18. 架橋剤が、水化金属塩である請求項14に記載の湿潤剤。
  19. 架橋剤が、硫酸アルミニウム、硫酸亜鉛、硫酸インジウム、硫酸カドミウム及び硫酸ガリウムからなる群より選択される請求項18に記載の湿潤剤。
  20. セルロース系化合物、架橋剤及び界面活性剤を混合する過程を含む、水を結着することができる湿潤剤の製造方法。
  21. セルロースガムを約85%ないし95%の範囲で、硫酸アルミニウムを約5.00%ないし15%の範囲で、界面活性剤を約0.03%ないし0.08%の範囲で混合する過程をさらに有する請求項20に記載の方法。
  22. 界面活性剤が、スマッシングホワイト硬水軟化材、ノヴァクリーン、ノヴァサン、オリジナルパーモリヴ液、セスキ炭酸ナトリウム及びトリポリリン酸ナトリウムからなる群より選択される請求項20に記載の方法。
  23. 架橋剤が、水化金属塩である請求項20に記載の湿潤剤。
  24. 架橋剤が、硫酸アルミニウム、硫酸亜鉛、硫酸インジウム、硫酸カドミウム及び硫酸ガリウムからなる群より選択される請求項23に記載の湿潤剤。
  25. 湿潤剤を水化し、
    水化された湿潤剤を保護すべき表面に塗布する過程を有する防火方法。
  26. 湿潤剤を水化することで結着された水を含んだ湿潤剤を得て、
    水化された湿潤剤を保護すべき表面に塗布する過程を有する土壌の灌漑方法。
  27. 曹に水を投入し、
    マルチ繊維を水に添加し、
    粉末状の湿潤剤を水に添加し、
    水、マルチ繊維及び湿潤剤を混合する過程を有し、該湿潤剤が水を結着するものである、マルチ組成物の製造方法。
  28. マルチ繊維を添加する過程の後で、湿潤剤を添加する前に、種子を水に添加し、
    種子を添加する過程の後に肥料を水に添加する過程をさらに有する請求項27に記載の方法。
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