JP2004510920A - 特に電流生成のために、地球エネルギを地球体とエネルギ交換機との間で交換するための方法およびシステム - Google Patents

特に電流生成のために、地球エネルギを地球体とエネルギ交換機との間で交換するための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

流管路(10)および戻り流管路(14)を介して、エネルギ交換機(2)を地球エネルギ交換機(18)に接続する。流管路(10)および戻り流管路(14)はどちらも調整可能塞止弁(12、16)を備えている。少なくとも1本の断熱流管(20)をさく井(22)内で分離管(24)によって包囲し、それによって循環水用の戻り流領域(28)をそれに半径方向に外向きに接続する。戻り流領域(28)は、戻り流管路(14)に接続された少なくとも1本の戻り流管(30)と、少なくともさく井(22)の基部に接続されるのに加えて、分離管(24)の1つまたは幾つかの貫通穴(44)を介して流管(20)の下部入口(46)または流管(20、20a)の下部入口(46、46a)に接続された多孔性充填物(38)とを含む。接続可能圧力媒体装置(56)、および好ましくは循環水を流管(20)から吐出して地球体からの蒸気の生成および輸送をトリガするための吐出し弁(56)を、閉塞弁(12)とエネルギ交換機(18)との間で流管路(10)に配置する。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の上位概念による方法、および請求項14の上位概念による方法を実行するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
地殻の温度は深さの増加と共に上昇するので、例えば2000mからの深さを持つ充分に深い穴により熱蒸気を発生して、それによって例えば地熱発電所または遠隔加熱システムを稼働することができる。この方法はかなりの経済的な利益になる。高温乾燥岩体法として公知のもの(例えば、ブロックハウス百科事典第8巻、第19版、F.A.ブロックハウスGmbH、マンハイム、1989年、p337〜338参照)では、充分な深さの2本の穴を相互に離して掘り下げ、一方の穴から人工的に広げたクレバス内に水を押し込み、過熱水または蒸気として他方の穴から再び地表にポンプで汲み上げるということで、高温乾燥岩体からの深成熱が利用される。乾燥蒸気原理による地熱発電所は運転が最も簡単であり、そこでは過熱蒸気を発電器の駆動用のタービン翼に直接送り出すことができる。高温乾燥岩体法の実質的な欠点は、2つの別個のさく井の必要性、深成岩体のクレバスを人工的に広げること、および充分に高温の岩体地帯が必要であることである。
【0003】
最初に示した方法より浅い深さから地球エネルギを抽出するためのシステムも同様に、多くの形態が公知である。そのようなシステムは、例えば、循環水がエネルギ交換機の戻り流管路から多孔性充填物を通してさく井の底まで流れ、同時に過熱され、ポンプによって前進流管路を介して再びエネルギ交換機に導かれるということで、100乃至2000mおよびそれ以上の深さの地球エネルギを利用する。しかし、このタイプのシステムによって高温蒸気を抽出することはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、最初に示した方法の欠点を回避した、深成岩体から高温蒸気を抽出するための方法およびシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的は、
a)請求項1に記載する方法、および
b)請求項14に記載するシステム
によって達成される。
【0006】
戻り流管および分離管は、そこに形成される前進流管と共に、単一さく井に収容されるので、高温乾燥岩体法に比較して、実行しなければならない掘削作業は約半分に低減する。前進流領域および戻り流領域は、分離管の1つまたはそれ以上の通路オリフィスを介してさく井の下部領域で相互に接続され、最終的に、戻り流の下部領域は多孔性充填物を含むので、事実上周囲の水が侵入せず、かつ循環して運ばれる特定の水質を本質的に管理し、その結果循環系の汚染がかなり低減される、閉じたシステムが可能である。したがって、事実上、システムに水を供給する必要がなく、他方、事実上、始動後に水は周囲に失われず、その結果、環境汚染が実質的に低減される。また水を周囲から供給する必要もないので、地球エネルギ交換機の汚染または汚泥堆積が回避される。さらに、システムの始動後に、反復蒸発の結果、循環水の脱塩が行われ、その結果、パイプラインの腐食損傷のリスクがかなり低減される。特定の運転時間後、さらなる浄化がより長い時間間隔でのみ必要となるようなやり方で、循環水を浄化することができる。これはさらに、コストの低減および運転の信頼性にかなり貢献する。
【0007】
始動段階で、淡水を供給し、システムに含まれる循環水を捕集タンクで捕集して脱塩し、押し出すことが好都合であるかもしれない。さらなる利点は、戻り流領域の多孔性充填物によって改善された熱交換が達成されるので、深成岩体に人工クレバスを作成する必要がないことである。さらに別の利点は、本発明によるシステムが、地質構造に関していかなる特殊要件をも満たす必要がなく、その結果、システムの配置に関して特別な制限が無いことである。
【0008】
当該方法の有利な改善を請求項2乃至13に記載し、かつ、当該システムの有利な改善を請求項13乃至35に記載する。
【0009】
一般的に、当該システムを作動させる前に、地球エネルギ交換機は循環水、例えば噴流水または地球体から侵入する水を含む。前進流管(単数または複数)で支配的な水柱圧力は、前進流管(単数または複数)の下部領域の水柱圧力が蒸気の圧力より高い限り、地球エネルギ交換機からの蒸気の除去を防止する。
【0010】
請求項2では、低い圧力差でも移動状態の戻り流および前進流の水柱を設定するのに充分であり、その結果、前進流の循環水がますます過熱し、最終的に蒸気生成に変化するので、少なくとも1つの循環ポンプが当該方法を始動するのに役立つ。
【0011】
請求項3乃至9では、当該方法または当該システムを始動するために、前進流管(単数または複数)の水柱が接続可能な圧力媒体装置によって押し出される。それによりさく井の下部領域で開始する蒸気の発生が循環プロセスを駆動し、循環水がエネルギ交換機から戻り流管路および戻り流管路(単数または複数)を介してさく井の下部領域内に流れ、それにより、発生した蒸気は前進流管(単数または複数)および前進流管路を介してエネルギ交換機に進み、そこで、放出されるエネルギにより、循環水に戻る。
【0012】
始動中に導入される圧力媒体は、請求項4に従って前進流管の上部領域に、あるいは請求項5に従って戻り流管の上部領域に導入される。システムの始動を加速するために、圧力媒体は請求項6に従って予熱して導入すれば有利である。使用する圧力媒体は、請求項7に従って圧縮空気とすることができる。また、請求項8に従って、前進流管内に下降される浸漬電熱器によって得ることが好ましい蒸気を圧力媒体として使用することも有利である。請求項9に従って、水を圧力媒体として使用することは特に有利である。
【0013】
原則的に、システムの始動中に、地球エネルギ交換機から押し出される循環水は、適切な通路オリフィスによって地球体に供給することができる。これに関連付けられる地質学的および生態学的欠点は、請求項10による改善によって回避することができる。特に、排出された循環水は捕集し、浄化し、脱塩し、かつ、希望するならば、さらに使用することができる。
【0014】
請求項11に従って、100℃より低く、好ましくは20℃乃至30℃の還流循環水の温度で作業を実行すれば、良好な方法条件が得られる。請求項12に従って、エネルギ交換機への蒸気の前進流温度は少なくとも100℃、好ましくは350℃乃至370℃とすべきである。さらなる有利な条件が、請求項13に記載されている。
【0015】
請求項15に従って、システムは、特にシステムを始動するためだけでなく、作動支援のためにも役立つことができる循環ポンプを、戻り流管路および/または前進流管路に含むことができる。
【0016】
請求項16による改善では、圧力媒体によってシステムを始動することも有利である。請求項17に従って、圧力媒体を生成するためのシステムを圧力ポンプとして設計することができる。請求項18による改善は特に有利であり、使用する圧力媒体装置は、前進流管内に下降させることによって循環水を蒸発させ、したがって圧力媒体を発生させる浸漬ヒータである。
【0017】
請求項19によると、当該方法または当該システムの始動中に前進流管から追い出される循環水は、地表より上にある適切な手段によって排出される。請求項20および21は、適切な排出手段を記載する。すでに上述した通り、請求項22によると、特定の好適な解決策は、汚染物質を除去するために、追い出される循環水を捕集タンクに捕集することであり、こうして環境またはシステムを保護する解決策を導く。捕集され浄化された循環水は、請求項23に従って再びシステムに供給することができる。
【0018】
請求項24による改善は、システムを始動するのに特に有利である。戻り流および前進流管路の遮断弁、ならびに第1前進流管と残りの前進流管との間の遮断弁を閉じた後、第1前進流管に接続される圧力媒体装置によって、循環水は最初に前記前進流管内で押し下げられ、対応する水量が吐出し弁を介して残りの前進流管から管系の外に押し出される。この第1前進流管がこのやり方で排水された後、加えられたガス圧が残りの前進流管の排水も引き起こす。その後、圧力媒体装置が切り離され、蒸気力によって駆動される循環プロセスは、吐出し弁を閉じ、戻り流および前進流管路の遮断弁、ならびに第1前進流管と残りの前進流管との間の遮断弁を開くことによって始動する。
【0019】
請求項25による改善は前進流管内の熱損失を低減し、したがってシステムの効率を高めることができる。
【0020】
原則的に、戻り流領域には1本の戻り流管だけを配設することが考えられる。しかし、請求項26による設計によって、さく井の全領域が均等にカバーされ、エネルギ抽出のために利用することができるので、実質的により優れた結果を達成することができる。前進流および/または戻り流に複数の管を配設する利点は、個々の管の接続および切り離しに応じて、システムを複数の速度で作動させることができることである。
【0021】
効率のさらなる改良は、地温が循環水の温度より低いさく井の上部では、循環水と地球体との間の熱交換が防止されるが、地温が循環水の温度より高いさく井の下部では、増大する熱交換が達成される、請求項27による改善によって達成される。さらに、その結果、上部地層からさく井内への汚染水の侵入が防止される。
【0022】
請求項28によるシステムの改善は、分離管の下部領域に通路オリフィスが存在するため低減された流動抵抗が達成されるので、かつ前記領域では前進流管が形成されないので、特に有利である。
【0023】
必要なさく井の深さは、地殻の温度分布に依存する。顕著な地熱異常が無い領域では、請求項29による例えば2500乃至12000mのさく井の深さが好都合である。しかし、もっと深い深さが可能である。
【0024】
循環水と地球体との間の熱交換のさらなる改善は、請求項30による改善で側方偏向穴を形成することによって達成される。そのような偏向穴はブラインドボア(blind bore)とすることができるが、再びさく井で終端する連続穴はより有利である。その結果、熱伝達面、したがって地球エネルギ交換機の性能が実質的に増大することができる。そのような偏向穴が請求項31に従って本質的にさく井の方向に走る場合、それらは作成するのがより簡単である。請求項32に従ってさく井の中心線に直角な構成では、偏向穴はより高温のゾーンに配置され、したがってより小さい伝達面でより高い蒸気エネルギを持つことが可能になる。
【0025】
発生する蒸気を供給されるエネルギ交換機は、請求項33に従って直接エネルギ消費装置とすることができ、あるいは請求項34に従ってさらなる回路を加熱する熱交換器とすることもできる。後者は、閉じた循環プロセスを持つことを可能にし、そこでは特に圧力破壊およびしたがって循環水中の無機物の沈殿が起こらず、その結果システムの汚泥堆積を防止することができる。それにより電流が生成される改善は特に有利である。そのようなシステムは、追加的に暖房用の熱が生成されるならば、さらに改善することができ、その結果、還流循環水の温度がさらに低下し、システムの効率が増加する。請求項35に従って、電流発生機を駆動するために働くタービンは、ORCプロセスすなわち有機ランキンサイクルによって作動することが好都合である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下で、図面を参照しながら、本発明の実施例をさらに詳しく説明する。
【0027】
発明を実現する方法
図1は、例えばエネルギ交換機2に供給するために地球エネルギを利用するためのシステムを示す。エネルギ交換機2は、好ましくは電流発生機6を駆動する多段タービン4、およびタービン4の吐出し管路に接続され、かつ例えば暖房用熱ネットワークを構成することのできるエネルギ消費装置8から成る。エネルギ交換機2は、調整可能遮断弁12を持つ前進流管路10を介し、かつ調整可能遮断弁16を持つ戻り流管路14を介して、少なくとも2つの断熱前進流管20および20aをさく井22内に含む地球エネルギ交換機18に接続される。前進流管20および20aは分離管24によって取り囲まれ、分離管24は、それに相接して、さく井壁26まで半径方向に外側に戻り流領域28を有し、そこに戻り流管30が配置される。戻り流管30を受容するさく井領域は、上部領域32では、地表面34から好ましくは2000乃至2500m下の距離Tまで密閉し、下部領域にはさく井の床36まで、多孔性充填物38、例えば円礫が設けられる。戻り流管30から多孔性充填物内に水および/または蒸気が発生し、さらに加熱され、戻り流管30に還流させることができるので、戻り流管30の壁には、多孔性充填物38の領域に、改善された熱交換のための通路オリフィス40がある。遮断弁43を持つ供給管路41は、例えば循環水の漏水または蒸発が発生した場合に、必要に応じて循環プロセスに水を追加するために、戻り流管路14に接続される。
【0028】
システムの効率を高めるために、前進流管20または20aと分離管24との間の領域には断熱材42が充填される。前進流管20および20aはさく井床36より好ましくは400m上の距離Tで終端し、分離管24はそれより下の領域に通路オリフィス44を備える。前進流管20および20aは、それらの下部入口オリフィス46および46aの領域で相互に連通する。
【0029】
地表34で、第1前進流管20は前進流管路10に接続される。第2前進流管20aは調整可能遮断弁48を介して前進流管路10に接続される。接続可能圧力媒体装置50はここでは圧力ポンプ設備として設計され、少なくとも1つの圧力ポンプ52および調整可能接続弁54から構成される。この圧力ポンプ設備は、第1前進流管20と遮断弁12との間の領域で前進流管路10に接続される。圧力ポンプ52は、好ましくは熱水用の水圧ポンプとして設計され、適切な場合は圧縮空気用の圧縮機として設計される。吐出し弁56を有する吐出し管路55は、前進流管路10の第2前進流管20aと遮断弁48との間の領域に配置される。
【0030】
図1によるシステムを作動させる前に、地球エネルギ交換機18は一般的に循環水を含む。さく井22の下部領域における戻り流管30と前進流管20および20aとの間の接続の結果、前進流管20および20a内の水位は、戻り流管30内の水位と本質的に同一高さになる。前進流管20および20aおよび戻り流管30に存在する水柱は、高温蒸気の抽出を防止する。図1によるシステムを始動するために、前進流管20および20a間の遮断弁48および前進流管路10および戻り流管路14の遮断弁12および16が閉じている間に、接続弁54を開く結果、接続可能圧力ポンプ設備50が第1前進流管20に接続される。古い循環水はそれによって、開いた吐出し弁56を介して第2前進流管20aを通して前進流管20から吐き出される。古い循環水の熱水による置換が行われた後、または圧縮空気による前進流管20および20aの排水後に、地球エネルギ交換機18で蒸気の生成が始まる。接続弁54を閉じる結果、圧力ポンプ設備50は前進流から分離され、遮断弁48が開き、吐出し弁56が閉じる。戻り流管路14の遮断弁16が開くことによって、遮断弁12が開いた後で前進流管路10を通して地球エネルギ交換機18から吐き出される蒸気と同じ量の循環水が、地球エネルギ交換機18に供給される。したがって、蒸気力によって駆動される循環プロセスが始動する。前進流管路10の蒸気の温度、圧力および/または量は、調整可能遮断弁12によって調整することが有利である。大量の蒸気が抽出されると、蒸気の温度は降下し、逆に、少量の蒸気が抽出されると、蒸気の温度は上昇する。
【0031】
熱交換を改善するために、さく井22は、地表から例えば少なくとも500mとすることのできる距離Tより下の領域に、図示するように、ブラインドボアとして設計され、あるいは破線および点線で示すように、好ましくは通路穴58aとして設計される側方偏向穴58を設けることができる。それらは同様に、適切ならば壁に穴59aを持つ管59を含み、多孔性充填物38aを備えている。そのような偏向穴58aは、地表から500乃至4000mの位置から始まり、2500乃至12000mの位置で再びさく井22に合流し、熱伝達面を増大するのに役立つ。そのような偏向穴は1本だけ存在することができるが、さく井の周囲に配分されるように配設された複数の偏向穴が存在することが好都合である。
【0032】
図2は、地表34から例えば1000乃至12000mの深さでの図1の水平断面II−IIにおける図1によるシステムの線図を示す。さく井は例えば150乃至500mmの直径Dを有する。前進流管20と20aとの間の分離管24内の領域には、断熱材42が充填される。さく井22の分離管24とさく井壁26との間の環状領域60には、周囲全体に配分された例えば4つの戻り流管30が配設される。環状領域60の戻り流管30間のキャビティには、多孔性充填物38が充填される。戻り流管30の壁には通路オリフィス40が設けられる。
【0033】
図3は、さく井床36から例えば最高400mまでの深さ領域Tの図1の水平断面III−IIIにおける図1によるシステムの線図を示す。分離管24には通路オリフィス44が設けられ、前進流管および断熱材は無く、蒸気の捕集空間として役立つ。
【0034】
システムの始動、すなわち蒸気の生成は、約100℃より上の温度で始まる。エネルギ交換機2の動作温度は100℃より高く、前進流管路10で好ましくは350乃至370℃である。エネルギ交換機2の多段蒸気タービン4で、蒸気は100℃未満に冷却され、凝縮して循環水を形成し、これはエネルギ消費装置8、例えば熱交換器に供給される。熱交換器では、消費回路の前進流8aが約90℃に加熱され、熱の排出後、約20℃で戻り流8bとして熱交換器に還流する。この結果、循環水は熱交換器8およびしたがってエネルギ交換機2を約25乃至30℃の温度で離れ、戻り流管路14を介して戻り流管30に供給される。
【0035】
図4は図1によるシステムを示すが、前進流管20が1本しか形成されていない。戻り流領域28は、さく井22の下部領域で、分離管24の1つまたはそれ以上の通路オリフィス44aを介して、前進流管20の下部入口オリフィス46のに接続される。代替的に、さく井22の下部領域全体が、図1および3に示すように設計される。戻り流管30は、地球エネルギ交換機18と遮断弁16の間の領域に好ましくは吐出し管路55への吐出し弁36aを備えた戻り流管路14に結合される。さらに、淡水または再循環水を供給するための遮断弁43付き供給管路41は、戻り流管路14に接続される。再び少なくとも1つの圧力ポンプ52aおよび接続弁54aから構成される圧力ポンプ設備として設計される接続可能圧力媒体装置50aは、地球エネルギ交換機18と遮断弁12との間の領域で前進流管路10に接続される。
【0036】
図4に示すシステムを始動するために、前進流管路10の遮断弁12を閉じ、かつ戻り流管路14の遮断弁16を閉じた状態で、圧力ポンプ設備50aは接続弁54aを開くことによって接続される。前進流管20の循環水は押し下げられ、地表34より上の吐出し弁56aを介して戻り流管30から排出される。前進流管20の排水および熱水の充填が行われた後で、蒸気の生成が地球エネルギ交換機18で始まる。圧力ポンプ設備50aは、接続弁54aを閉じることによって前進流管路10から分離され、吐出し弁56aが閉じられる。戻り流管路14の遮断弁16および前進流管路10の遮断弁12を開くことにより、循環プロセスが蒸気力によって始動する。
【0037】
図5は、図4のシステムの地上管路系を示すが、接続可能圧力媒体装置50bは図1および3のように前進流管路10には接続されず、地球エネルギ交換機18と遮断弁16との間の領域で戻り流管路14に接続されている。吐出し弁56bを持つ吐出し管路55は、地球エネルギ交換機18と遮断弁12との間で領域の前進流管路10に接続されている。この場合、システムを始動するために、前進流管路10および戻り流管路14の遮断弁12、16を閉じた状態で、少なくとも1つの戻り流管30および前進流管20は、接続弁54bを開けて、圧力ポンプ設備50bによって熱水を排水または充填され、循環水は開けた吐出し弁56bおよび吐出し管路55を介して流出する。作動が終了するやいなや、吐出し弁56bおよび接続弁54bは閉じなければならない。前進流管路10の遮断弁2を開くことによって、発生した蒸気をエネルギ交換機2に伝導することができる。蒸気の発生に必要な循環水は遮断弁16を開くことによって、適切な場合は圧力ポンプ(図示せず)を一時的に介在させて、戻り流管路14および戻り流管30を介して、および/またはさく井の下部領域の地球体から、および/または遮断弁43を介して戻り流管路14に接続された供給管路41を介して利用可能になる。
【0038】
そのようなシステムでは、システムの始動中に吐出し弁56、56a、56bおよび吐出し管路55を介して地球エネルギ交換機18から押し出される循環水は、周囲に排出せず、図6の実施例にしたがって、捕集タンク62に捕集することが好ましい。そこで、循環水64は浄化し、例えば汚泥66を除去し、脱塩し、必要ならば、供給管路41および遮断弁43を介して循環プロセスに再度供給することができる。捕集タンク62はまた、一般的に、測定の結果、循環水が循環プロセスに対して激しく汚染されすぎていることが示された場合、循環水の浄化、脱塩等のような処理のためにも役立つことができる。押し出されるせいぜい不純な循環水による環境汚染はそれにより回避される。押し出される循環水の浄化、および必要ならば処理のおかげで、最適に調整された水を循環プロセスに供給することができ、その結果、一方ではシステム自体が損傷、特に腐食から守られ、他方では、地球エネルギ交換機18の周囲の地球体が不純物によって生じる損傷から保護される。
【0039】
図7は、図1乃至4の実施例の圧力ポンプ設備の圧縮空気または圧力水などの圧力媒体の代わりに、前進流管23内の循環水64を蒸発させ、循環水64を前進流管20bから追い出すための圧力媒体として蒸気を使用する、圧力媒体装置50cのさらなる実施例を示す。該圧力媒体装置は、前進流管20bの循環水64中に浸漬され、側方案内要素70によって前進流管内を案内されてその中心に配置される浸漬ヒータ68を含む。浸漬ヒータ68は、前進流管20bの閉じ蓋76にある圧力ロック74を通して外側に、かつ偏向ローラ78を介してウィンチ80に導かれる。同様に、浸漬ヒータ68の給電線82は圧力ロック74を通して外側に、かつ偏向ローラ84を介してウィンチ86に導かれる。2つのウィンチ80、86は、共通駆動モータ88および共通伝動装置90によって反対方向に駆動される。浸漬ヒータ68は、蒸気の発生が地球エネルギ交換機で始まり、循環プロセスが始動するまで、循環水の漸進的蒸発および漸進的変位に従って、ウィンチ80、86によってシステムの水位に従動することができる。次いで、浸漬ヒータ68はウィンチ80、86によって初期位置に戻すことができる。
【0040】
図8は、図5のシステムの地上管路系を示すが、図5の接続可能圧力媒体装置50bの代わりに、循環ポンプ92および94がそれぞれ戻り流管路14および必要ならば前進流管路10に配設される。吐出し弁56bを持つ吐出し管路55は再び、前進流管路10に、特に循環ポンプ94の下流に接続される。さらに、遮断弁43を持つ供給管路41が再び戻り流管路14に接続される。エネルギ交換機2aは、タービン(例えば電流発生機用)、暖房設備、および類似物などの1つまたはそれ以上のエネルギ消費装置に通じる前進流96aおよび戻り流96bを持つ第2回路96にシステムを接続する閉鎖系である。この場合、前進流管路10および戻り流管路14の遮断弁12、16は省くことができる。システムを始動するために、循環ポンプ92、94が電源を投入され、部分分量の循環水の吐出し管路55からの放出中、およびこれに関連付けられる圧力破壊中に、回路内に蒸気が発生し、循環が自動的になって循環ポンプ92、94の電源を切断することができるように循環水が加熱されるまで、循環水はシステムを循環する。
【0041】
図9は、図1の例と同様のさく井22の最下領域を示すが、側方偏向穴58bは、さく井22の方向ではなく、本質的にそれに対して半径方向に走っている。偏向穴58bはさく井床36より上でさく井22から半径方向に出現し、ループ98を形成し、さく井床36付近でさく井22に再合流する。偏向穴58bは再び、穴59aを有する管59と整列し、多孔性充填物38aが設けられる。この構成により、高温を有する地球の深さで大きい熱交換面が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムの縦断面の線図。
【図2】図1の横断面II−IIにおけるシステムの管系をより大きい尺度で示す線図。
【図3】図1の横断面III−IIIにおけるシステムの管系をより大きい尺度で示す線図。
【図4】変形システムの縦断面の線図。
【図5】図4のシステムの変形管路系の縦断面の線図。
【図6】循環水用の捕集タンクの縦断面の線図。
【図7】圧力媒体装置の縦断面の線図。
【図8】循環ポンプを持つシステムの縦断面の線図。
【図9】半径方向に走る偏向穴を持つ地熱交換機の縦断面の詳細図。
【符号の説明】
2   エネルギ交換機
4   多段蒸気タービン
6   電流発生機
8   エネルギ消費装置
8a  前進流
8b  戻り流
10  前進流管路
12  調整可能遮断弁
14  戻り流管路
16  調整可能遮断弁
18  地球エネルギ交換機
20、20a、20b  前進流管
22  さく井
24  分離管
26  さく井壁
28  戻り流領域
30  戻り流管
32  密閉領域シーリング領域
34  地表面
36  さく井床
38、38a  多孔性充填物
40  戻り流管の通路オリフィス
41  供給管路
42  絶縁材
43  遮断弁
44、44a  分離管路の通路オリフィス
46、46a  前進流管の下部入口オリフィス
48  遮断弁
50、50a、50b、50c  接続可能圧力媒体装置(圧力ポンプ)
52、52a、52b  圧力ポンプ
54、54a、54b  調整可能接続弁
55  吐出し管路
56、56a、56b  吐出し弁
58  側方偏向穴
58a 側方偏向穴
58b 側方偏向穴
59  管
59a 穴
60  環状領域
62  捕集タンク
64  循環水
66  汚泥
68  浸漬ヒータ
70  案内要素
72  鋼索
74  圧力ロック
76  閉じ蓋
78  偏向ローラ
80  ウィンチ
82  電気供給ライン
84  偏向ローラ
86  ウィンチ
88  駆動モータ
90  伝動装置
92  循環ポンプ
94  循環ポンプ
96  第2回路
96a 前進流
96b 戻り流
98  ループ

Claims (35)

  1. 特に電流生成のために、地球体とエネルギ交換機(2、2a)との間でエネルギを交換するための方法であって、エネルギ交換機(2、2a)は循環プロセスにおいて、蒸気用の前進流管路(10)および循環水用の戻り流管路(14)を介して、地球体の蒸気発生深さまで伸長する地球エネルギ交換機(18)に接続されている方法において、地球体での前進流および戻り流のために共通さく井(22)が利用され、そこで少なくとも1本の断熱された前進流管(20、20a、20b)が、半径方向に外向きに相接して循環水用の戻り流領域(28)を有する分離管(24)によって包囲され、戻り流領域(28)が、戻り流管路(14)に接続された少なくとも1本の戻り流管(30)と、少なくとも下部領域に多孔性充填物(38)とを含み、かつ、少なくともさく井(22)の床で分離管(24)の1つまたはそれ以上の通路オリフィス(44、44a)を介して前進流管(20、20a、20b)の下部入口オリフィス(46、46a)に接続されることを特徴とする方法。
  2. 前記循環プロセス、従ってその結果としての蒸気の発生が少なくとも1つの循環ポンプ(92、94)によって始動することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記循環プロセスを始動するために、蒸気が得られかつエネルギ交換機(2、2a)で予め定められた公称値になるまで、前進流管(20、20a、20b)に配置される水柱を圧力媒体によって押し出すことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記圧力媒体を前進流管(20、20a)の上部領域に導入することを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記圧力媒体を戻り流管(30)の上部領域に導入することを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  6. 予熱された圧力媒体を使用することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 使用する前記圧力媒体が圧縮空気であることを特徴とする、請求項3乃至6のいずれかに記載の方法。
  8. 使用する前記圧縮媒体が、好ましくは浸漬ヒータ(68)による前進流管(20b)中の水柱の連続蒸発によって発生する蒸気であることを特徴とする、請求項3乃至6のいずれかに記載の方法。
  9. 使用する前記圧力媒体が圧力水であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  10. 前記循環プロセスの始動中に前記循環プロセスの前進流管(20、20a、20b)から出現する循環水(64)を捕集タンク(62)に捕集し、好ましくは処理して必要に応じて前記循環プロセスに補給するために使用することを特徴とする、請求項3乃至6のいずれかに記載の方法。
  11. 100℃未満、好ましくは20乃至30℃の温度を有する循環水を戻り流管(30)に供給することを特徴とする、請求項1乃至10のいかに記載の方法。
  12. 少なくとも100℃、好ましくは350乃至370℃の温度の蒸気をエネルギ交換機(2、2a)に供給することを特徴とする、請求項1乃至11のいずれかに記載の方法。
  13. 前進流領域(20、20a、20b、24)で、例えば7500乃至12000mの深さで、例えば50乃至60バールの圧力を持つ蒸気が形成され、それが好ましくは断熱前進流領域(20、20a、20b、24)を介してエネルギ(2、2a)に流れるように、温度および圧力を上昇させるために、戻り流領域(28)の蒸気の上に位置する水柱を押し下げることで、発生する蒸気圧を補償することを特徴とする、請求項1乃至12のいずれかに記載の方法。
  14. エネルギ交換機(2、2a)が前進流管路(10)および循環水用の戻り流管路(14)を介して、さく井(22)内に少なくとも1本の断熱前進流管(20、20a、20b)を有する地球エネルギ交換機(18)に接続され、前進流管(20、20a、20b)がさく井(22)内で、半径方向に外向きに相接して循環水用の戻り流領域(28)を有する分離管(24)によって包囲され、戻り流領域(28)が、戻り流管路(14)に接続された少なくとも1本の戻り流管(30)と、少なくとも下部領域に多孔性充填物(38)とを含み、かつ、少なくともさく井(22)の床で分離管(24)の1つまたはそれ以上の通路オリフィス(44、44a)を介して前進流管(20、20a、20b)の下部入口オリフィス(46、46a)に接続されることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれかいずれかに記載の方法を実行するためのシステム。
  15. 戻り流管路(14)および/または前進流管路(10)に循環ポンプ(92、94)を配設することを特徴とする、請求項14に記載のシステム。
  16. 前進流管路(10)および戻り流管路(14)の各々に調整可能遮断弁(12、16)を設け、循環水を前進流管(20、20a、20b)から排出しかつしたがって蒸気発生および蒸気輸送をトリガするための接続可能装置(50a、50b、50c)を、遮断弁(12)と地球エネルギ交換機(18)との間の前進流管路(10)または遮断弁(16)と地球エネルギ交換機(18)との間の戻り流管路(14)のいずれかに接続することを特徴とする、請求項14に記載のシステム。
  17. 圧力媒体装置を圧力ポンプ(50a、50b)として設計することを特徴とする、請求項16に記載のシステム。
  18. 圧力媒体装置を、前進流管路内に下降させることができる浸漬ヒータ(50c)として設計することを特徴とする、請求項16に記載のシステム。
  19. 循環水を前進流管(20、20a、20b)から吐き出すための手段が地表面(34)より上に存在することを特徴とする、請求項14乃至18のいずれかに記載のシステム。
  20. 前記吐出し手段が、地球エネルギ交換機(18)と遮断弁(16)との間の戻り流管路(14)に配設された吐出し弁(56b)を有することを特徴とする、請求項19に記載のシステム。
  21. 前記吐出し手段が、地球エネルギ交換機(18)と遮断弁(16)との間の前進流管(14)に配設された吐出し弁(56b)を有することを特徴とする、請求項19に記載のシステム。
  22. 前記吐出し手段が、戻り流管路(14)に接続された供給管路(41)を含むことが好ましい捕集タンク(62)を有することを特徴とする、請求項19乃至21のいずれかに記載のシステム。
  23. 水用の供給管路(41)が遮断弁(43)を介して戻り流管路(14)に配設されることを特徴とする、請求項14乃至22のいずれかに記載のシステム。
  24. 地球側で第1前進流管(20)と連通し、かつ地表面(34)で遮断弁(48)を介して第1前進流管(20)に接続され、かつ圧力媒体装置(50)によって第2前進流管(20a)を通して第1前進流管(20)を介して排出させることのできる循環水の吐出し用の吐出し弁(56)を有する、少なくとも1つのさらなる前進流管(20a)を、分離管(24)の中に配設したことを特徴とする、請求項14乃至23のいずれかに記載のシステム。
  25. 前進流管(20、20a、20b)と分離管(24)との間の領域に断熱材(42)を充填することを特徴とする、請求項14乃至24のいずれかに記載のシステム。
  26. 分離管(24)の周りに配分された少なくとも2本、好ましくは複数の戻り流管(30)を、分離管(24)とさく井壁(26)との間の環状領域(60)に配設することを特徴とする、請求項14乃至25のいずれかに記載のシステム。
  27. 戻り流管(30)を受容するさく井領域が、上部領域(32)、好ましくは地表面(34)から1000乃至2500mを密閉するように設計され、かつ下部領域にはさく井床(36)まで多孔性充填材(38)を設け、戻り流管(30)の壁には多孔性充填材(38)の領域に通路オリフィス(40)を設けることを特徴とする、請求項14乃至26のいずれかに記載のシステム。
  28. 前進流管(20、20a、20b)がさく井床(36)より好ましくは400m上で終端し、分離管(24)のこの領域に通路オリフィス(44)を設けることを特徴とする、請求項14乃至27のいずれかに記載のシステム。
  29. さく井(22)が2500乃至12000mの深さTを有することを特徴とする、請求項14乃至28のいずれかに記載のシステム。
  30. さく井(22)が、分離管(24)の通路オリフィス(44、44a)の領域で再びさく井(22)に合流することが好ましい少なくとも1つの側方偏向穴(58、58a、58b)を有することを特徴とする、請求項14乃至29のいずれかに記載のシステム。
  31. 偏向穴(58a)が本質的にさく井(22)の方向に走ることを特徴とする、請求項30に記載のシステム。
  32. 偏向穴(58b)が本質的にさく井(22)に対して半径方向に走ることを特徴とする、請求項30に記載のシステム。
  33. エネルギ交換機(2)が、電流発生機(6)に接続された好ましくは多段タービン(4)を有し、タービン(4)の後に好ましくはさらなるエネルギ消費装置(8)が続くことを特徴とする、請求項14乃至32のいずれかに記載のシステム。
  34. エネルギ交換機(2a)が地球の循環プロセスを、好ましくは多段タービンと電流発生機を含む第2循環プロセス(96)に接続することを特徴とする、請求項14乃至32のいずれかに記載のシステム。
  35. タービン(4)がORCプロセスに従って作動するように設計することを特徴とする、請求項33乃至34のいずれかに記載のシステム。
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