JP2004510080A - 自己水準式支持体 - Google Patents
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Abstract
自己水準式支持体は、第1の支柱(1)および第2の支柱(2)と、一方の支柱(1、2)に対して長手方向に移動するようになっている長尺部材をそれぞれが構成する第1の脚部材(6)および第2の脚部材(7)と、支柱(1、2)に固定されて支柱と一体を成すようになっているスペーサ手段(3)と、支柱(1、2)間の略中央にあるスペーサ手段(3)のガイド(10)内で動作する枢支ピン(9)を中心に回動するようになっている横材(8)であって、各脚部材の部分に一端が接続されるとともに、枢支ピンを中心とするその回動によって、一方の脚部材をその対応する支柱に対して外側に移動させるとともに、他方の脚部材をその対応する支柱に対して内側に移動させる横材(8)とを備えている。
Description
【0001】
本発明は、はしご又はプラットフォームと組み合わせて使用され、平らでない地面に安定した足場を形成する改良された自己水準式支持体、および、そのような自己水準式支持体を組み込んだはしご又はプラットフォーム(踏み台)に関する。
【0002】
はしごを水平な地面上で使用することは容易であるが、平らでない地面上ではしごが使用される場合には問題がある。はしごの脚部が同じ高さで地面と接触していない場合、はしごは垂直に立たない。はしごを垂直にするために、一方の脚部の下にブロックを配置しても良いが、安定性に欠けるという問題がある。
【0003】
第1の形態において、本発明は、
第1および第2の支柱と、
一方の支柱に対して長手方向に移動するようになっている長尺部材をそれぞれが構成する第1および第2の脚部材と、
支柱に固定されて支柱と一体を成すようになっているスペーサ手段と、
支柱間の略中央にあるスペーサ手段のガイド内で動作する枢支ピンを中心に回動するようになっている横材であって、各脚部材の部分に一端が接続されるとともに、枢支ピンを中心とするその回動によって、一方の脚部材をその対応する支柱に対して外側に移動させるとともに、他方の脚部材をその対応する支柱に対して内側に移動させる横材と、
を備えている自己水準式支持体を提供する。
【0004】
ここで、「内側に」とは、脚部および支柱の全長を短くするような支柱の動きを意味する。また、「外側に」とは、全長を大きくすることを意味する。
【0005】
各支柱は中空の長尺部材を構成していても良い。そのような構成において、各脚部材は、対応する支柱の内部に収容され且つ支柱に対してスライドするようになっている長尺部材を構成していても良い。各支柱には、横材の両端を脚部材に接続できるように開口が設けられていても良い。各開口が長溝を成していても良い。また、脚部は、支柱の外側をスライドする中空部材を構成していても良い。
【0006】
スペーサは、支柱を互いに平行に固定する。
【0007】
1または複数の脚部材は、地面と係合するフート部またはパッド内に受けられても良い。フート部またはパッドは、取り外し可能であり、地面と係合する脚部の断面積を大きくするようになっていても良い。
【0008】
スペーサ手段は、2つの支柱を接続する横桟から成っていても良い。また、スペーサ手段は、支柱および/または横桟に取り付けられる1または複数のプレートを備えていても良い。支柱によって離間される2つのプレートを設けることにより、支柱および横桟によって境界付けられ且つ横材が配置されるキャビティを形成することが好ましい。プレートは、支柱および横桟の両面に溶接されることが好ましい。キャビティの残りの側を閉じるカバーが設けられても良い。カバーは、例えばプレート間でスナップフィットを形成することにより、プレート間に配置されても良い。これにより、キャビティおよびキャビティ内の横材は、埃や他の異物から保護される。
【0009】
枢支ピンが回転するようになっているガイドは、垂直な長溝から成っていても良い。枢支ピンは、垂直な長溝に沿って上下に移動して回転するようになっていても良い。ガイドは、スペーサ手段のプレートまたは各プレートに設けられていても良い。溝または各溝にはキャップが設けられていても良い。
【0010】
枢支ピンは、横材を垂直に貫通する中実な管状ロッドから成っていても良い。枢支ピンは、横材のネジ穴に螺合するグラブネジにより、横材の所定位置に保持されても良い。また、枢支ピンは、横材の両側に一体的に設けられた一対のスタッドを構成していても良い。
【0011】
横材は、金属シートまたはバーから形成される長尺な梁から成っていても良い。
【0012】
支柱に対して横材をその所定の角度位置に保持する固定手段が横材およびスペーサ手段に設けられていても良い。固定手段は、所定の角度位置が得られた時に、自動的に作用するようになっていても良い。固定手段は、横材が所定の角度位置に配置された状態で自己水準式支持体が使用される時に、自動的に作用するようになっていても良い。
【0013】
固定手段は、横材の上面(または下面)に設けられた歯状半月部を備え、この歯状半月部は、枢支ピンがスペーサ手段の1または複数の溝の上端に位置する時に、スペーサ手段に設けられた1または複数の凸部または歯と噛み合うようになっていても良い。
【0014】
スペーサ手段の突出部は、横材の歯状半月部を補完する凹状の歯を有する半月部を備えていても良い。枢支ピンが1または複数の溝の上端に位置された時に、横材の角度方向とは無関係に、横材の複数の歯がスペーサ手段の複数の歯と噛み合うように構成されていても良い。これにより、1つの歯が噛み合う場合よりも強度が高くなる。固定手段が作用した時に、横材の7つの歯がスペーサ手段に設けられた歯と噛み合うことが好ましい。
【0015】
支持体の全ての構成部品は、スチールまたはアルミニウムによって形成されても良く、また、溶接、締結、接着されても良い。
【0016】
本発明は、第2の形態において、本発明の第1の形態に係る支持体を有するはしご又はフレームを提供する。はしご又はフレームは、支柱に取り付けられても良く、あるいは、自己水準式支持体がはしご又はフレームの一部として形成されても良い。
【0017】
はしごは、横木(段)によって接続される2つの対向する支柱を備えていても良い。また、はしごの支柱の基部は、支持体の支柱に接続され、あるいは、支持体の支柱と協働しても良い。はしごの支柱の基部は、支持体の支柱内に少なくとも部分的に係合しても良い。
【0018】
以下、添付の図面を参照しながら、一例として、本発明の一実施形態を説明する。
【0019】
図1は本発明の第1の実施形態を示している。
【0020】
自己水準式プラットフォームは、一対の離間した長尺な支柱1、2を備えている。支柱同士は、横桟3と前側および後側支持板4、5とによって接続されている。前側および後側支持板4、5は、支柱の前面および背面と横桟とに対して、3つの側面に沿って溶接により固定されており、これにより、支柱と横桟3とによって境界付けられるキャビティを規定している。
【0021】
各支柱は、少なくともその下側部分にわたって中空管状の断面(または、箱状断面)を有している。長尺部材を構成する調整可能な脚部材6、7は、中空の各支柱内に設けられている。これらの支柱によって、脚部材は、支柱内を上下にスライドすることができ、これにより、各支柱の下端から突出する脚部材の突出量を変えることができる。各脚部材の下端にゴム製のフート(図示せず)を設けても良い。
【0022】
無論、変形例として、支柱を、脚部の外側ではなく、中空の脚部の内部に配置しても良い。
【0023】
回転可能な長尺な横材8が設けられており、この横材8の中央には枢支ピン9が配置されている。枢支ピン8は、2つの支柱の間にある前側および後側支持板のそれぞれの中央に設けられた長溝10を貫通して延びている。横材は、支柱および横桟を含む平面内で、枢支ピンを中心に自由に回転する。また、横材は、支柱と平行に延びる支持板の長溝内でピンが移動する時に、支柱に対して上方に並進することができる。グラブネジ11(図3参照)は、枢支ピン9を横材8に対して保持している。長溝10を覆うキャップ(図示せず)が設けられている。
【0024】
横材の一端は脚部材の最上端に接続されている。横方向ピン12は、脚部材の主軸に対して垂直な方向で僅かな量の自由な遊びを形成するように、脚部材の端部にある長溝20に係合している。各支柱には長溝(図示せず)が形成されており、これにより、各脚部材はこの長溝内で上下にスライドできる。
【0025】
横材8の上面には、一定の半径を有する凸歯状半月部21が設けられている。この凸歯状半月部21は、その中心が枢支ピンの中心軸すなわち横材8の回転軸と一致している。
【0026】
横桟3の下面には、横材8が水平に位置された時に横材の凸歯状半月部21と対向する凹歯状半月部22が設けられている。凹歯状半月部22は溶接により横桟3に固定されており、これにより、横材の枢支ピンが長溝10の上端に向って上方に移動される時に、横材の1または複数の歯が凹歯状半月部22の1または複数の歯と係合して、横材のそれ以上の回転が防止されるようになっている。また、凸歯状半月部21は、枢支ピン9が長溝10の下端に位置する時に歯が噛み合わず横材8が自由に回転できるように位置されている。横材の角度位置にかかわらず、枢支ピンが長溝10の上端に位置されると、凹歯状半月部22の7つの歯が凸歯状半月部21の7つの歯と噛み合う。
【0027】
支持体がクリアな面に保持される場合に、横材の端部に作用する脚部材の重量によって枢支ピンが支持板の長溝の下端へと移動して、横材が自由に回転するように構成されている。脚部材の重量が略等しい場合、これらの脚部材は、横材から垂れ下がって支柱から等しい量だけ突出する。高さが一様でない面に支持体が下ろされると、まず、一方のフートが地面と接触するとともに、支持体が更に下ろされるにつれて、その脚部材がその対応する支柱内に押し上げられる。この時、横材8が回転することにより、他方のフートがその対応する支柱から下方に移動して地面と接触する。
【0028】
最終的には、支持体が下方に移動し続けると、両方のフートが地面と接触する。支持体が更に下方に移動すると、支柱と平行に移動する脚部材により横材が押し上げられ、これにより、枢支ピンが長溝の上端へと移動するとともに、2つの半月部の1または複数の歯が互いに噛み合う。この時、脚部材の突出部の長さがそれぞれ固定される。支持体およびその上のはしご又はフレームの重量により、横材が固定されたままとなる。
【0029】
各支柱に設けられた長溝は、各支柱の下端へと延びている。このようにすれば、グラブネジ(止雌ネジ)11を取り外して、枢支ピン9を取り外すことができるようにした場合に、横材8および脚部材6、7を支持体から取り外すことができ、これらの構成部品の検査、メンテナンス、交換を行なうことができる。
【0030】
改良点として、少なくとも一方の支柱の壁に開口を設け、この開口により、ロックピンを脚部材の複数の受け穴(図示せず)のうちの1つに挿入して、脚部材を所定位置に固定できるようにしても良い。したがって、プラットフォームがセットされてピンが挿入されると、プラットフォームを持ち上げても、脚部材の位置が狂わない。
【0031】
図2は、プラットフォーム(踏み台)が平坦な面上に下ろされた状態を示している。プラットフォームを更に下げると、2つの半月部の歯が互いに噛み合う。
【0032】
図1は、平らでない地面に位置されたプラットフォームを示しており、この状態では、支柱の重量および支柱に対して下向きに作用する負荷2Fにより、横材が所定位置に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
平らでない地面に位置された支持フレームの部分断面図である。
【図2】
平らな地面上にフレームが位置され、位置決め前にフレームの重量が部分的に支えられている状態を示す図1と同様の部分断面図である。
【図3】
枢支ピンを横材に配置するグラブネジを示す図1および図2のフレームの側面図である。
本発明は、はしご又はプラットフォームと組み合わせて使用され、平らでない地面に安定した足場を形成する改良された自己水準式支持体、および、そのような自己水準式支持体を組み込んだはしご又はプラットフォーム(踏み台)に関する。
【0002】
はしごを水平な地面上で使用することは容易であるが、平らでない地面上ではしごが使用される場合には問題がある。はしごの脚部が同じ高さで地面と接触していない場合、はしごは垂直に立たない。はしごを垂直にするために、一方の脚部の下にブロックを配置しても良いが、安定性に欠けるという問題がある。
【0003】
第1の形態において、本発明は、
第1および第2の支柱と、
一方の支柱に対して長手方向に移動するようになっている長尺部材をそれぞれが構成する第1および第2の脚部材と、
支柱に固定されて支柱と一体を成すようになっているスペーサ手段と、
支柱間の略中央にあるスペーサ手段のガイド内で動作する枢支ピンを中心に回動するようになっている横材であって、各脚部材の部分に一端が接続されるとともに、枢支ピンを中心とするその回動によって、一方の脚部材をその対応する支柱に対して外側に移動させるとともに、他方の脚部材をその対応する支柱に対して内側に移動させる横材と、
を備えている自己水準式支持体を提供する。
【0004】
ここで、「内側に」とは、脚部および支柱の全長を短くするような支柱の動きを意味する。また、「外側に」とは、全長を大きくすることを意味する。
【0005】
各支柱は中空の長尺部材を構成していても良い。そのような構成において、各脚部材は、対応する支柱の内部に収容され且つ支柱に対してスライドするようになっている長尺部材を構成していても良い。各支柱には、横材の両端を脚部材に接続できるように開口が設けられていても良い。各開口が長溝を成していても良い。また、脚部は、支柱の外側をスライドする中空部材を構成していても良い。
【0006】
スペーサは、支柱を互いに平行に固定する。
【0007】
1または複数の脚部材は、地面と係合するフート部またはパッド内に受けられても良い。フート部またはパッドは、取り外し可能であり、地面と係合する脚部の断面積を大きくするようになっていても良い。
【0008】
スペーサ手段は、2つの支柱を接続する横桟から成っていても良い。また、スペーサ手段は、支柱および/または横桟に取り付けられる1または複数のプレートを備えていても良い。支柱によって離間される2つのプレートを設けることにより、支柱および横桟によって境界付けられ且つ横材が配置されるキャビティを形成することが好ましい。プレートは、支柱および横桟の両面に溶接されることが好ましい。キャビティの残りの側を閉じるカバーが設けられても良い。カバーは、例えばプレート間でスナップフィットを形成することにより、プレート間に配置されても良い。これにより、キャビティおよびキャビティ内の横材は、埃や他の異物から保護される。
【0009】
枢支ピンが回転するようになっているガイドは、垂直な長溝から成っていても良い。枢支ピンは、垂直な長溝に沿って上下に移動して回転するようになっていても良い。ガイドは、スペーサ手段のプレートまたは各プレートに設けられていても良い。溝または各溝にはキャップが設けられていても良い。
【0010】
枢支ピンは、横材を垂直に貫通する中実な管状ロッドから成っていても良い。枢支ピンは、横材のネジ穴に螺合するグラブネジにより、横材の所定位置に保持されても良い。また、枢支ピンは、横材の両側に一体的に設けられた一対のスタッドを構成していても良い。
【0011】
横材は、金属シートまたはバーから形成される長尺な梁から成っていても良い。
【0012】
支柱に対して横材をその所定の角度位置に保持する固定手段が横材およびスペーサ手段に設けられていても良い。固定手段は、所定の角度位置が得られた時に、自動的に作用するようになっていても良い。固定手段は、横材が所定の角度位置に配置された状態で自己水準式支持体が使用される時に、自動的に作用するようになっていても良い。
【0013】
固定手段は、横材の上面(または下面)に設けられた歯状半月部を備え、この歯状半月部は、枢支ピンがスペーサ手段の1または複数の溝の上端に位置する時に、スペーサ手段に設けられた1または複数の凸部または歯と噛み合うようになっていても良い。
【0014】
スペーサ手段の突出部は、横材の歯状半月部を補完する凹状の歯を有する半月部を備えていても良い。枢支ピンが1または複数の溝の上端に位置された時に、横材の角度方向とは無関係に、横材の複数の歯がスペーサ手段の複数の歯と噛み合うように構成されていても良い。これにより、1つの歯が噛み合う場合よりも強度が高くなる。固定手段が作用した時に、横材の7つの歯がスペーサ手段に設けられた歯と噛み合うことが好ましい。
【0015】
支持体の全ての構成部品は、スチールまたはアルミニウムによって形成されても良く、また、溶接、締結、接着されても良い。
【0016】
本発明は、第2の形態において、本発明の第1の形態に係る支持体を有するはしご又はフレームを提供する。はしご又はフレームは、支柱に取り付けられても良く、あるいは、自己水準式支持体がはしご又はフレームの一部として形成されても良い。
【0017】
はしごは、横木(段)によって接続される2つの対向する支柱を備えていても良い。また、はしごの支柱の基部は、支持体の支柱に接続され、あるいは、支持体の支柱と協働しても良い。はしごの支柱の基部は、支持体の支柱内に少なくとも部分的に係合しても良い。
【0018】
以下、添付の図面を参照しながら、一例として、本発明の一実施形態を説明する。
【0019】
図1は本発明の第1の実施形態を示している。
【0020】
自己水準式プラットフォームは、一対の離間した長尺な支柱1、2を備えている。支柱同士は、横桟3と前側および後側支持板4、5とによって接続されている。前側および後側支持板4、5は、支柱の前面および背面と横桟とに対して、3つの側面に沿って溶接により固定されており、これにより、支柱と横桟3とによって境界付けられるキャビティを規定している。
【0021】
各支柱は、少なくともその下側部分にわたって中空管状の断面(または、箱状断面)を有している。長尺部材を構成する調整可能な脚部材6、7は、中空の各支柱内に設けられている。これらの支柱によって、脚部材は、支柱内を上下にスライドすることができ、これにより、各支柱の下端から突出する脚部材の突出量を変えることができる。各脚部材の下端にゴム製のフート(図示せず)を設けても良い。
【0022】
無論、変形例として、支柱を、脚部の外側ではなく、中空の脚部の内部に配置しても良い。
【0023】
回転可能な長尺な横材8が設けられており、この横材8の中央には枢支ピン9が配置されている。枢支ピン8は、2つの支柱の間にある前側および後側支持板のそれぞれの中央に設けられた長溝10を貫通して延びている。横材は、支柱および横桟を含む平面内で、枢支ピンを中心に自由に回転する。また、横材は、支柱と平行に延びる支持板の長溝内でピンが移動する時に、支柱に対して上方に並進することができる。グラブネジ11(図3参照)は、枢支ピン9を横材8に対して保持している。長溝10を覆うキャップ(図示せず)が設けられている。
【0024】
横材の一端は脚部材の最上端に接続されている。横方向ピン12は、脚部材の主軸に対して垂直な方向で僅かな量の自由な遊びを形成するように、脚部材の端部にある長溝20に係合している。各支柱には長溝(図示せず)が形成されており、これにより、各脚部材はこの長溝内で上下にスライドできる。
【0025】
横材8の上面には、一定の半径を有する凸歯状半月部21が設けられている。この凸歯状半月部21は、その中心が枢支ピンの中心軸すなわち横材8の回転軸と一致している。
【0026】
横桟3の下面には、横材8が水平に位置された時に横材の凸歯状半月部21と対向する凹歯状半月部22が設けられている。凹歯状半月部22は溶接により横桟3に固定されており、これにより、横材の枢支ピンが長溝10の上端に向って上方に移動される時に、横材の1または複数の歯が凹歯状半月部22の1または複数の歯と係合して、横材のそれ以上の回転が防止されるようになっている。また、凸歯状半月部21は、枢支ピン9が長溝10の下端に位置する時に歯が噛み合わず横材8が自由に回転できるように位置されている。横材の角度位置にかかわらず、枢支ピンが長溝10の上端に位置されると、凹歯状半月部22の7つの歯が凸歯状半月部21の7つの歯と噛み合う。
【0027】
支持体がクリアな面に保持される場合に、横材の端部に作用する脚部材の重量によって枢支ピンが支持板の長溝の下端へと移動して、横材が自由に回転するように構成されている。脚部材の重量が略等しい場合、これらの脚部材は、横材から垂れ下がって支柱から等しい量だけ突出する。高さが一様でない面に支持体が下ろされると、まず、一方のフートが地面と接触するとともに、支持体が更に下ろされるにつれて、その脚部材がその対応する支柱内に押し上げられる。この時、横材8が回転することにより、他方のフートがその対応する支柱から下方に移動して地面と接触する。
【0028】
最終的には、支持体が下方に移動し続けると、両方のフートが地面と接触する。支持体が更に下方に移動すると、支柱と平行に移動する脚部材により横材が押し上げられ、これにより、枢支ピンが長溝の上端へと移動するとともに、2つの半月部の1または複数の歯が互いに噛み合う。この時、脚部材の突出部の長さがそれぞれ固定される。支持体およびその上のはしご又はフレームの重量により、横材が固定されたままとなる。
【0029】
各支柱に設けられた長溝は、各支柱の下端へと延びている。このようにすれば、グラブネジ(止雌ネジ)11を取り外して、枢支ピン9を取り外すことができるようにした場合に、横材8および脚部材6、7を支持体から取り外すことができ、これらの構成部品の検査、メンテナンス、交換を行なうことができる。
【0030】
改良点として、少なくとも一方の支柱の壁に開口を設け、この開口により、ロックピンを脚部材の複数の受け穴(図示せず)のうちの1つに挿入して、脚部材を所定位置に固定できるようにしても良い。したがって、プラットフォームがセットされてピンが挿入されると、プラットフォームを持ち上げても、脚部材の位置が狂わない。
【0031】
図2は、プラットフォーム(踏み台)が平坦な面上に下ろされた状態を示している。プラットフォームを更に下げると、2つの半月部の歯が互いに噛み合う。
【0032】
図1は、平らでない地面に位置されたプラットフォームを示しており、この状態では、支柱の重量および支柱に対して下向きに作用する負荷2Fにより、横材が所定位置に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
平らでない地面に位置された支持フレームの部分断面図である。
【図2】
平らな地面上にフレームが位置され、位置決め前にフレームの重量が部分的に支えられている状態を示す図1と同様の部分断面図である。
【図3】
枢支ピンを横材に配置するグラブネジを示す図1および図2のフレームの側面図である。
Claims (14)
- 第1および第2の支柱と、
一方の支柱に対して長手方向に移動するようになっている長尺部材をそれぞれが構成する第1および第2の脚部材と、
支柱に固定されて支柱と一体を成すようになっているスペーサ手段と、
支柱間の略中央にあるスペーサ手段のガイド内で動作する枢支ピンを中心に回動するようになっている横材であって、各脚部材の部分に一端が接続されるとともに、枢支ピンを中心とするその回動によって、一方の脚部材をその対応する支柱に対して外側に移動させるとともに、他方の脚部材をその対応する支柱に対して内側に移動させる横材と、
を備えている自己水準式支持体。 - 各支柱が中空の長尺部材を構成し、各脚部材は、対応する支柱の内部に収容され且つ支柱に対してスライドするようになっている長尺部材を構成する、請求項1に記載の自己水準式支持体。
- 各支柱には、横材の両端を脚部材に接続できるように開口が設けられている、請求項1または請求項2に記載の自己水準式支持体。
- 各開口が長溝を成している、請求項3に記載の自己水準式支持体。
- 1または複数の脚部材は、地面と係合するフート部またはパッド内に受けられる、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の自己水準式支持体。
- スペーサ手段は、2つの支柱を接続する横桟から成る、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の自己水準式支持体。
- 枢支ピンが回転するようになっているガイドは、垂直な長溝から成る、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の自己水準式支持体。
- 枢支ピンは、垂直な長溝に沿って上下に移動して回転するようになっている、請求項7に記載の自己水準式支持体。
- 枢支ピンは、横材を垂直に貫通する中実な管状ロッドから成る、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の自己水準式支持体。
- 所定の角度位置が得られた時に、支柱に対して横材をその所定の角度位置に保持する固定手段が横材およびスペーサ手段に設けられている、請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の自己水準式支持体。
- 固定手段は、横材の上面(または下面)に設けられた歯状半月部を備え、この歯状半月部は、枢支ピンがスペーサ手段の1または複数の溝の上端に位置する時に、スペーサ手段に設けられた1または複数の凸部または歯と噛み合うようになっている、請求項10に記載の自己水準式支持体。
- スペーサ手段の突出部は、横材の歯状半月部を補完する凹状の歯を有する半月部を備えている、請求項11に記載の自己水準式支持体。
- 請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載の自己水準式支持体を有するはしご又はフレーム。
- はしご又はフレームの脚部が支持体の支柱と協働する、請求項13に記載のはしご又はフレーム。
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