JP3938997B2 - 開脚機能を有する昇降枠及び開口枠 - Google Patents

開脚機能を有する昇降枠及び開口枠 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、梯子、梯子兼用脚立、脚立、足場作業台、作業タワー等に用いられる開脚機能を有する昇降枠及び開口枠に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、梯子、梯子兼用脚立、脚立、足場作業台、作業タワー等に用いられる昇降枠の一形態として図10に示す形態の昇降枠80がある。
この昇降枠80は、図示するように、幅方向に間隔をあけて垂直方向に伸延する一対の支柱81、82と、支柱81、82間に間隔をあけて横架される複数の踏み桟83と、支柱81、82の下端同士を連結する下部連結管87と、上端が支柱81、82の外側面に揺動自在に枢支されると共に下端が支柱81、82の下端面より下方に伸延して床面84上に設置可能な補助支柱85、86と、補助支柱85、86と下部連結管87との間に伸縮自在に開設され、補助支柱85、86の幅方向の張り出し量を規制する張り出し量調整管88、89とから構成される。なお、図10は、昇降枠80を足場作業台の支持脚として用いた場合を示しているので、支柱81、82の各上端は天板79の一端に連結されている。
【0003】
また、各補助支柱85、86は、左右対象の同一構成を有し、支柱81、82の外側面に揺動自在に支持される揺動脚90と、揺動脚90に摺動自在に嵌入される伸縮脚91と、揺動脚90の内面下部に取付けられ揺動脚90に伸縮脚91を固定可能な固定装置92とから構成されている。
【0004】
上記した構成によって、張り出し量調整管88、89の伸縮量を適宜調整することによって、昇降枠80の補助支柱85、86の張り出し量を調整することができる。また、下部連結管87の両端には、それぞれ、張り出し量調整管88、89を任意の伸縮位置で固定することができる固定装置93が取付けられている。従って、使用個所に応じた形態で、安定状態に、昇降枠80を使用することができる。
【0005】
このことは、図示しないが、幅方向に間隔をあけて垂直方向に伸延する一対の支柱と、支柱の上、下端同士を連結する上、下部連結管と、上端が支柱の外側面に揺動自在に枢支されると共に下端が支柱の下端面より下方に伸延して床面上に設置可能な補助支柱と、補助支柱と下部連結管との間に伸縮自在に開設され、補助支柱の幅方向の張り出し量を規制する張り出し量調整管とから構成される開口枠においても同様であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した開脚機能を有する昇降枠や開口枠は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
即ち、通常、昇降枠80の各支柱81、82及び補助支柱85、86の揺動脚90は、それぞれ、中空筒状断面を有している。一方、昇降枠80の各支柱81、82には、外方向に突出するブラケット94を介して揺動脚90の上端部が枢支されている。従って、図10に仮想線で示すように、補助支柱85、86を、張り出し量調整管88、89が最大縮退位置にある位置に移動した場合においても、固定装置92の内面が支柱81、82の外面に当接した状態になる。即ち、補助支柱85、86は支柱81、82から横側方にはみ出した状態となっているため、昇降枠80の収納性や搬送性を十分に高めることができなかった。また、昇降枠80はすっきりした形態とならないので美観の面においても劣っていた。このことは、矩形枠体からなる開口枠についても同様であった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、補助支柱を支柱内に収納可能とすることによって、昇降枠や開口枠の収納性や搬送性を十分に高めることができ、かつ、収納時や搬送時における美観も向上することができる開脚機能を有する昇降枠及び開口枠を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の開脚機能を有する昇降枠は、幅方向に間隔をあけて垂直方向に伸延する一対の支柱と、該支柱間に間隔をあけて横架される複数の踏み桟と、前記支柱の下端同士を連結する下部連結管と、上端が前記支柱の中途部に揺動自在に枢支されると共に下端が前記支柱の下端面より下方に伸延して床面上に設置可能な補助支柱と、該補助支柱と前記下部連結管との間に伸縮自在に開設され、前記補助支柱の幅方向の張り出し量を規制する張り出し量調整管とから構成される開脚機能を有する昇降枠において、
前記支柱の横断面を横側方に開口するコ字状断面に形成すると共に、前記補助支柱の横断面を前記コ字状断面に嵌入可能な形状となし、前記張り出し量調整管が最大縮退位置にあるとき、前記補助支柱が前記支柱内に嵌入され
前記補助支柱は、前記支柱の外側面に揺動自在に支持される揺動脚と、該揺動脚に摺動自在に嵌入される伸縮脚と、前記揺動脚の内面下部に取付けられ前記揺動脚に前記伸縮脚を固定可能な固定装置とから構成され、前記支柱の下端部に前記固定装置を嵌入可能な貫通孔が形成され、前記最大縮退位置において、前記固定装置が前記貫通孔を通して前記支柱の内側に進出する
【0009】
【0010】
請求項記載の開脚機能を有する開口枠は、幅方向に間隔をあけて垂直方向に伸延する一対の支柱と、前記支柱の上、下端同士を連結する上、下部連結管と、上端が前記支柱の中途部に揺動自在に枢支されると共に下端が前記支柱の下端面より下方に伸延して床面上に設置可能な補助支柱と、該補助支柱と前記下部連結管との間に伸縮自在に開設され、前記補助支柱の幅方向の張り出し量を規制する張り出し量調整管とから構成される開脚機能を有する開口枠において、前記支柱の横断面を横側方に開口するコ字状断面に形成すると共に、前記補助支柱の横断面を前記コ字状断面に嵌入可能な形状となし、前記張り出し量調整管が最大縮退位置にあるとき、前記補助支柱が前記支柱内に嵌入され、前記補助支柱は、前記支柱の外側面に揺動自在に支持される揺動脚と、該揺動脚に摺動自在に嵌入される伸縮脚と、前記揺動脚の内面下部に取付けられ前記揺動脚に前記伸縮脚を固定可能な固定装置とから構成され、前記支柱の下端部に前記固定装置を嵌入可能な貫通孔が形成され、前記最大縮退位置において、前記固定装置が前記貫通孔を通して前記支柱の内側に進出する。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
以下、図1〜図8を参照して、本発明の一実施の形態に係る開脚機能を有する昇降枠及び開口枠について説明する。なお、本実施の形態は、この昇降枠及び開口枠を、作業用足場台Aに適用した場合である。
図1に示すように、作業用足場台Aは、実質的に、上面に作業床面10を有する横長矩形板からなる足場板11と、それぞれ上端部が足場板11の左右端部に折り畳み連結機構12、13を介して折り畳み自在に連結されると共に、下端が床面14に載置される昇降枠15と開口枠16を具備する。
【0013】
ここに、昇降枠15は、図1、かつ、図3及び図4に示す側面視において、幅方向に所定の間隔を開けて垂直方向に伸延し、上端が足場板11の左端部に折り畳み連結機構12を介して連結される一対の左、右支柱17、18と、左、右支柱17、18間に上下方向に間隔を開けて横架される複数の踏み桟19と、左、右支柱17、18の下端同士を連結する下部連結管20と、上端が左、右支柱17、18の中途部であってその外側面に揺動自在に枢支されると共に下端が左、右支柱17、18の下端面より下方に伸延して床面14に接地可能な左、右補助支柱21、22と、左、右補助支柱21、22と下部連結管20との間に介設され、左、右補助支柱21、22の幅方向の張り出し量を規制する左、右張り出し量調整管23、24とを具備する。
【0014】
左、右補助支柱21、22は、図1、図3〜図5に示すように、それぞれ、揺動脚25に対して伸縮脚26が入れ子式に摺動自在に挿入されている伸縮管構造を有すると共に、伸縮脚26を任意の伸縮位置で固定することができる固定装置27を揺動脚25の内面下部に具備する。
また、図1、図3〜図5に示すように、下部連結管20の両端部に対して左、右張り出し量調整管23、24を入れ子式に摺動自在に挿入することによって伸縮管構造が形成されると共に、左、右張り出し量調整管23、24を任意の伸縮位置で固定することができる固定装置28を具備する。
【0015】
一方、開口枠16は、図1に示すように、幅方向に所定の間隔を開けて垂直方向に伸延し、上端が足場板11の右端部に折り畳み連結機構13を介して連結される一対の左、右支柱29、30と、左、右支柱29、30の下端同士を連結する下部連結管31と、左、右支柱29、30の上端同士を連結する上部連結管30aと、上端が左、右支柱29、30の中途部であってその外側面に揺動自在に枢支されると共に下端が左、右支柱29、30の下端面より下方に伸延して床面14に接地可能な左、右補助支柱32、33と、左、右補助支柱32、33の幅方向の張り出し量を規制する左、右張り出し量調整管34、35とを具備する。なお、上部連結管30aは、本実施の形態では、足場板11の右端によって形成されている。
【0016】
左、右補助支柱32、33は、図1に示すように、それぞれ、揺動脚36に対して伸縮脚37が入れ子式に摺動自在に挿入されている伸縮管構造を有すると共に、伸縮脚37を任意の伸縮位置で固定することができる固定装置38を揺動脚36の内面下部に具備する。
また、下部連結管31の両端部に対して左、右張り出し量調整管34、35を入れ子式に摺動自在に挿入することによって伸縮管構造が形成されると共に、左、右張り出し量調整管34、35を任意の伸縮位置で固定することができる固定装置39を具備する。
【0017】
本発明は、上記した構成を有する作業用足場台Aにおいて、特に、図1及び図5〜図8を参照して、以下、詳細に説明するように、昇降枠15及び開口枠16の左、右支柱17、18、29、30の横断面を横側方に開口するコ字状断面に形成すると共に、左、右補助支柱21、22、32、33の横断面を上記したコ字状断面に嵌入可能な形状とし、左、右張り出し量調整管23、24、34、35が最大縮退位置にあるとき、左、右補助支柱21、22、32、33が左、右支柱17、18、29、30内に嵌入されるようにしたことに特徴を有する。
【0018】
以下、昇降枠15の左支柱17と左補助支柱21との関係について説明する。なお、昇降枠15の右支柱18と右補助支柱22との関係、及び、開口枠16の左、右支柱29、30と左、右補助支柱32、33との関係についても同様であるので、その説明は省略する。
図1及び図5〜図8に示すように、左支柱17は、横側方に開口するチャンネル部材からなる。即ち、左支柱17は、底板40と、その両側縁から横側方に伸延する一対の側板41、42とから形成されており、その内部には、幅Wと深さDを有する収納空間43が形成されている。
【0019】
一方、左補助支柱21は、図7及び図8に示すように、外管を形成する揺動脚25に対して内管を形成する伸縮脚26が入れ子式に摺動自在に挿入されている伸縮管構造を有しており、揺動脚25と伸縮脚26は、共に、中空矩形断面を有する。そして、揺動脚25は、前記した左支柱17の収納空間43の幅Wよりわずかに小さい幅wを有すると共に、前記した収納空間43の深さDの約4/3の高さHを有している。なお、深さDと高さHは他の比率とする、例えば、等しくすることもできる。
従って、図4及び図6に示すように、左補助支柱21を横移動することによって、左補助支柱21を略完全に収納空間43内に嵌入することができる。
【0020】
また、図1、図5及び図6に示すように、左補助支柱21の上端は左支柱17内に嵌入されると共に、枢軸44によって回動自在に左支柱17に枢支されている。
一方、下部連結管20に連結される左支柱17の下端部には矩形の貫通孔45が形成されており、この貫通孔45の面積は、側面視からみた固定装置27の投影面積より十分に大きくしている。
【0021】
また、図9に示すように、本実施の形態では、左張り出し量調整管23の先端開口部46の開口面47は、最大拡開位置における左補助支柱21の傾斜角度に合わせて斜切されており、また、その底板48には、後述する連結耳片49の揺動を可能とするための切欠開口50が形成されている。また、先端開口部46の両側壁には枢軸挿通孔51、52が形成されている。
【0022】
一方、左補助支柱21の揺動脚25の下端において、左張り出し量調整管23の先端開口部46と対応する面53には、一対の連結耳片49が突設されており、両連結耳片49には、図9における正面視において、面53と平行に伸延する縦長の透孔54が形成されている。
【0023】
そして、上記した連結耳片49を左張り出し量調整管23の先端開口部46内に挿入すると共に、透孔54の下部を枢軸挿通孔51、52と整合した状態で、枢軸55を、枢軸挿通孔51、両連結耳片49の透孔54、及び、枢軸挿通孔52を通した後、先端ねじ部にナット56を螺着することによって、揺動脚25の下端に左張り出し量調整管23の先端開口部46を枢支状態に連結している。
【0024】
上記した構成によって、図1や図5に示すように、昇降枠15において、左、右補助支柱21、22を開脚した状態から、固定装置28を緩めて、左、右補助支柱21、22が枢軸44回りに揺動して左、右支柱17、18に向けて移動すると、左、右張り出し量調整管23、24が下部連結管20内に徐々に嵌入され、この嵌入に連動して、左、右補助支柱21、22は、その上端から下端に向けて左、右支柱17、18の収納空間43内に収納されることになる。そして、最後の段階でも、固定装置27が貫通孔45を通して左、右支柱17、18の内側に進出するので、左、右補助支柱21、22の下端も完全に収納空間43内に収納され、図4及び図6に示す最大縮退位置を取ることができる。
【0025】
また、図示しないが、開口枠16における左、右補助支柱32、33も同様にして最大縮退位置を取らせることができる。
なお、図4においては、左、右補助支柱21、22における伸縮脚26も揺動脚25内に嵌入されている。
【0026】
このように、本実施の形態では、最大縮退位置において、左、右補助支柱21、22、32、33をコ字状断面を有する左、右支柱17、18、29、30内に全体にわたって嵌入することができるので、昇降枠15や、開口枠16や、作業用足場台Aの収納性及び搬送性を向上することができる。また、外観的にも、左、右補助支柱21、22、32、33が左、右支柱17、18、29、30から横側方に大きく突出していないので、コンパクトな印象を使用者や購買者に与えることができる。
【0027】
また、本実施の形態では、図1、図7〜図9に示すように、左、右補助支柱21、22、32、33は、その外側をなす両コーナー部に斜切傾斜面57、58を形成しているので、左、右補助支柱の横断面を完全矩形断面とした場合と比較してコンパクトな形状とすることができ、この面からも、昇降枠15や、開口枠16や、作業用足場台Aをコンパクトな外観とすることができる。また、鋭角部分を少なくすることができるので、昇降枠15や、開口枠16や、作業用足場台Aの搬送時の安全性も向上することができる。
【0028】
図示の実施の形態におけるその他の構成について説明すると、図1、図3〜図6に示すように、下部連結管20、31の両端と左、右支柱17、18、29、30との連結は、補強ブラケット59によって補強されている。
【0029】
また、図1に示す作業用足場台Aにおいて、固定装置27、38は、本出願人が先に特開平9−177460号公報において開示した固定装置と同様な構成を有する。即ち、伸縮脚26、37の外側面にはラック溝が設けられ、このラック溝には、固定装置27、38内に設けられスプリングによって係合方向に付勢されたラック歯が着脱自在に係合されている。従って、伸縮脚26、37を任意の長さだけ伸長した後、固定装置27、38によってラック溝にラック歯を係合させることによって床面14からの足場板11までの高さを調整することができる。
【0030】
また、図1に示す固定装置28、39も、本出願人が先に特開平9−177460号公報において開示した固定装置と同様な構成を有する。即ち、図3において、左、右張り出し量調整管23、24の端部内側には、板ばねをU字状に曲げて収納配設しており、同板ばねの一端に凸部を形成し、この凸部に左、右張り出し量調整管23、24に形成した孔に係合させると共に、板ばねの他端に位置決めピン60を取付け、下部連結管20の側壁に設けた位置決め孔61及び左、右張り出し量調整管23、24に設けた貫通孔を挿通可能としている。なお、下部連結管20には位置決め孔61、62が設けられている。
【0031】
かかる構成によって、位置決めピン60の先端部を下部連結管20の内部側に押し込み、位置決めピン60と位置決め孔61と貫通孔との嵌合状態を開放することにより、左、右張り出し量調整管23、24を摺動自在とすることができるようになっている。また、左、右張り出し量調整管23、24を摺動して、位置決めピン60が位置決め孔62の位置にくると、再び位置決めピン60と位置決め孔62及び貫通孔が嵌合状態となり、左、右張り出し量調整管23、24が下部連結管20より摺動できないようにして、左、右張り出し量調整管23、24の左右外側への張り出し量を調整できるようにしている。なお、本実施の形態では、位置決め孔61、62を左右2か所設けているので、左、右張り出し量調整管23、24を2位置に規制することができる。
【0032】
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
【0033】
【発明の効果】
請求項1、2記載の開脚機能を有する昇降枠及び開口枠においては、最大縮退位置において、補助支柱をコ字状断面を有する支柱内に全体にわたって嵌入することができるので、昇降枠や、開口枠や、これらを用いた作業用足場台等の収納性や搬送性を向上することができる。また、外観的にも、補助支柱が支柱から横側方に大きく突出していないので、コンパクトな印象を使用者や購買者に与えることができる。
【0034】
また、請求項1、2記載の開脚機能を有する昇降枠及び開口枠においては、支柱の下端部には、補助支柱を構成する揺動脚と伸縮脚を固定する固定装置を嵌入可能な貫通孔が形成されており、最大縮退位置において、固定装置を貫通孔を通して支柱の内側に進出することができるので、補助支柱の伸縮機能を阻害することなく、昇降枠や、開口枠や、これらを用いた作業用足場台等をコンパクトな形状とすることができ、これらの収納性や搬送性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る開脚機能を有する昇降枠及び開口枠を具備する作業用足場台の斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る開脚機能を有する昇降枠及び開口枠を具備する作業用足場台の正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る開脚機能を有する昇降枠及び開口枠を具備する作業用足場台の最大拡開位置における側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る開脚機能を有する昇降枠及び開口枠を具備する作業用足場台の最大縮退位置における側面図である。
【図5】最大拡開位置における昇降枠の要部拡大正断面図である。
【図6】最大縮退位置における昇降枠の要部拡大正断面図である。
【図7】図5のI−I線による断面図である。
【図8】図6のII−II線による断面図である。
【図9】最大拡開位置における昇降枠の要部拡大分解斜視図である。
【図10】従来の開脚機能を有する開口枠を具備する作業用足場台の斜視図である。
【符号の説明】
A 作業用足場台 D 収納空間の深さ
H 揺動脚の高さ W 収納空間の幅
w 揺動脚の幅 10 作業床面
11 足場板 12 折り畳み連結機構
13 折り畳み連結機構 14 床面
15 昇降枠 16 開口枠
17 左支柱 18 右支柱
19 踏み桟 20 下部連結管
21 左補助支柱 22 右補助支柱
23 左張り出し量調整管 24 右張り出し量調整管
25 揺動脚 26 伸縮脚
27 固定装置 28 固定装置
29 左支柱 30 右支柱
30a 上部連結管 31 下部連結管
32 左補助支柱 33 右補助支柱
34 左張り出し量調整管 35 右張り出し量調整管
36 揺動脚 37 伸縮脚
38 固定装置 39 固定装置
40 底板 41 側板
42 側板 43 収納空間
44 枢軸 45 貫通孔
46 先端開口部 47 開口面
48 底板 49 連結耳片
50 切欠開口 51 枢軸連通孔
52 枢軸連通孔 53 面
54 透孔 55 枢軸
56 ナット 57 斜切傾斜面
58 斜切傾斜面 59 補強ブラケット
60 位置決めピン 61 位置決め孔
62 位置決め孔

Claims (2)

  1. 幅方向に間隔をあけて垂直方向に伸延する一対の支柱と、該支柱間に間隔をあけて横架される複数の踏み桟と、前記支柱の下端同士を連結する下部連結管と、上端が前記支柱の中途部に揺動自在に枢支されると共に下端が前記支柱の下端面より下方に伸延して床面上に設置可能な補助支柱と、該補助支柱と前記下部連結管との間に伸縮自在に開設され、前記補助支柱の幅方向の張り出し量を規制する張り出し量調整管とから構成される開脚機能を有する昇降枠において、
    前記支柱の横断面を横側方に開口するコ字状断面に形成すると共に、前記補助支柱の横断面を前記コ字状断面に嵌入可能な形状となし、前記張り出し量調整管が最大縮退位置にあるとき、前記補助支柱が前記支柱内に嵌入され
    前記補助支柱は、前記支柱の外側面に揺動自在に支持される揺動脚と、該揺動脚に摺動自在に嵌入される伸縮脚と、前記揺動脚の内面下部に取付けられ前記揺動脚に前記伸縮脚を固定可能な固定装置とから構成され、前記支柱の下端部に前記固定装置を嵌入可能な貫通孔が形成され、前記最大縮退位置において、前記固定装置が前記貫通孔を通して前記支柱の内側に進出することを特徴とする開脚機能を有する昇降枠。
  2. 幅方向に間隔をあけて垂直方向に伸延する一対の支柱と、前記支柱の上、下端同士を連結する上、下部連結管と、上端が前記支柱の中途部に揺動自在に枢支されると共に下端が前記支柱の下端面より下方に伸延して床面上に設置可能な補助支柱と、該補助支柱と前記下部連結管との間に伸縮自在に開設され、前記補助支柱の幅方向の張り出し量を規制する張り出し量調整管とから構成される開脚機能を有する開口枠において、
    前記支柱の横断面を横側方に開口するコ字状断面に形成すると共に、前記補助支柱の横断面を前記コ字状断面に嵌入可能な形状となし、前記張り出し量調整管が最大縮退位置にあるとき、前記補助支柱が前記支柱内に嵌入され
    前記補助支柱は、前記支柱の外側面に揺動自在に支持される揺動脚と、該揺動脚に摺動自在に嵌入される伸縮脚と、前記揺動脚の内面下部に取付けられ前記揺動脚に前記伸縮脚を固定可能な固定装置とから構成され、前記支柱の下端部に前記固定装置を嵌入可能な貫通孔が形成され、前記最大縮退位置において、前記固定装置が前記貫通孔を通して前記支柱の内側に進出することを特徴とする開脚機能を有する開口枠。
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