JP2004508961A - モータで駆動される手持ち式研削盤 - Google Patents

モータで駆動される手持ち式研削盤 Download PDF

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    • B24B23/00Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
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Abstract

モータで駆動される手持ち式研削盤(10)、特に偏心ディスク型研削盤は、研削盤ケーシング(11)内に軸支された作業スピンドル(13)と、該作業スピンドルによって偏心運動のために駆動される回転可能な研削ディスクユニット(15)とを備えている。該手持ち式研削盤(10)は更にまた、前記研削ディスクユニット(15)と一緒に偏心軸線(19)を中心として循環するリング状の第1転動面(28)と、この第1転動面に対応配設されていて前記作業スピンドル(13)の中心軸線(17)に対して共軸に延びる中心軸線を有するリング状の第2転動面(30)とを備えており、この第2転動面に沿って前記第1転動面(28)は転動することができる。第2転動面(30)はその中心軸線を中心として回転可能に支承されている。この第2転動面には、ブレーキ装置(35)が対応配設されており、該ブレーキ装置によって、前記中心軸線を中心とする前記第2転動面(30)の回転は選択的に、強制駆動のために阻止可能もしくはフリーホイーリングのために解放可能である。

Description

【0001】
技術分野:
本発明は、請求項1に記載した形式の、モータで駆動される手持ち式研削盤、特に偏心ディスク型研削盤に関する。
【0002】
背景技術:
欧州特許出願公開第0245850号明細書に基づいて公知になっている手持ち式研削盤では、第1転動面が外歯リングとして構成されており、該外歯リングは、駆動される研削ディスクと共に該研削ディスクの軸線を中心として回転するようになっており、かつ第2転動面が内歯リングとしてアウター歯環に形成されており、該アウター歯環は、研削盤ケーシングに対して回動不能に保持されており、かつ軸方向では外部作動装置によって、不作用位置と、前記第1転動面と協働する機能位置との間を調整移動可能である。前記不作用位置では、第2転動面は第1転動面との係合を解離されている。これに対して前記機能位置では第2転動面は、第1転動面とほぼ等しい直径方向平面内で延びているので、第1転動面は、研削ディスクの回転時に第2転動面に沿って転動することができるので、研削ディスクの偏心運動には、該研削ディスクをその偏心軸線を中心として回転させる回転運動が重畳されている。その結果、第2転動面が機能位置に位置する場合には、高いワーク研削量が得られる。しかしながら当該手持ち式研削盤における欠点は、アイドリングと強制駆動との切換えが、手持ち式研削盤の運転中には不可能であることである。軸方向の相対シフト運動時に、両転動面の歯に損傷が生じることがある。更なる欠点は、両転動面をこのように配置したことに基づいて、手持ち式研削盤の構造高さが比較的大きくなることである。
【0003】
発明の開示:
請求項1の特徴部に記載した構成手段を有する本発明の、モータで駆動される手持ち式研削盤、特に偏心ディスク型研削盤は、前記の従来技術に対比して、手持ち式研削盤の運転中におけるフリーホイーリングと強制駆動との間の切換えが、損傷のリスクなしに可能であり、かつ構造高さが減少されると共に駆動経費も僅かになるという利点を有している。
【0004】
請求項1に記載したモータで駆動される手持ち式研削盤の有利な構成および改良は、従属請求項に記載した手段によって可能である。
【0005】
有利な実施形態によれば作動装置は、制動部材を作動する例えば手動操作可能な偏心レバーを有し、該偏心レバーは、前記制動部材に作用する偏心輪を備えている。
【0006】
偏心レバーはこの場合、研削盤ケーシング内で旋回可能に支承することができ、かつ偏心輪として偏心ピンを有し、該偏心ピンは、アウター歯環の外周面に巻掛けられた制動部材、特にブレーキ帯の端部に形成された開口、例えばループ内に係合している。
【0007】
更に有利な実施形態では偏心レバーは、研削盤ケーシングの外部に位置する旋回操作用のハンドルを有している。前記偏心レバーはこの場合、約180゜の円周角だけ旋回することによってブレーキ帯を緊締するように構成されているのが有利である。従って偏心レバーのハンドルは、180゜の円周角を通過させることによって2つの位置間を容易に旋回することができ、これによって手持ち式研削盤の運転中においても強制駆動とフリーホイーリングとの間の切換えを行うことが可能である。
【0008】
本発明の別の有利な実施形態では外歯リングは、研削ディスクユニットの部分、特に一体的な部分、例えば研削ディスク自体の一体的な構成部分であり、該研削ディスクに外歯リングが一体的に射出成形されている。この一体的な射出成形は特に単純かつ低廉であるばかりでなく、また付加的に構造高さの減少化にも寄与する。
【0009】
別の有利な実施形態によれば、アウター歯環の内歯リングは、外歯リングよりも多くの歯数を有している。歯数差は例えば2個である。これによって強制駆動モード位置では研削ディスクを、この歯数差によって規定された回転数で駆動することが達成される。例えば振動数を10000回とすれば、歯数比が50:48の場合、強制駆動では417rpmの研削ディスク回転数が生じる。
【0010】
別の有利な実施形態によれば研削ディスクユニットは、作業スピンドルに連結された、特に捩れ不能に結合されたスリーブを備えており、該スリーブは、その端部側に設けた偏心ピンと、該偏心ピンの外周に軸受によって保持された研削ディスクとを有し、該研削ディスクは例えばねじによって着脱可能に前記偏心ピンに結合されている。
【0011】
更にまた、前記アウター歯環は、中心軸線に沿って内歯リングから軸方向間隔をおいて位置する軸受リングを有しており、かつ該軸受リングと共に軸受によって、作業スピンドルの軸線に共軸なスリーブに対して回転可能に支承されているのが有利である。前記軸受は例えばスリーブの周面にプレス嵌めすることができ、その場合アウター歯環はその軸受リングでもって軸受のアウターリングにプレス嵌めされている。
【0012】
更に有利な実施形態では前記スリーブに、内部吸塵機構のファン車が固着されている。これとは択一的な実施形態によれば、ファン車は、作業スピンドル周面に直接捩れ不能に固着し、かつ、スピンドル軸線に対して偏心的なスリーブを有し、該スリーブ内には軸受を介して、研削ディスクを端部に保持するための円筒形スリーブを回転可能に支承しておくことも可能である。
【0013】
別の有利な実施形態では、偏心ピンを端部側に有するスリーブは焼結部品から成り、これによって格別低廉に形成されている。更にまたアウター歯環は、軽金属ダイカスト部品または亜鉛ダイカスト部品から成っているのが有利であり、これによってやはりコスト削減が実現される。
【0014】
別の有利な実施形態では、第1転動面を形成する外歯リングと一体的に形成された研削ディスクは、一体的なプラスチック射出成形部品から成り、これによって更なるコスト削減と構造の単純化が得られる。
【0015】
有利な実施形態によれば、研削盤ケーシングに対して制動部材は、第2転動面に噛み合い式に係合する第1の位置と、前記第2転動面に係合していない第2の位置とにおいて位置決め可能である。これによって、ブレーキ装置が、いかなる運転状態にあっても、特にアイドリング状態、停止状態および負荷状態において
第1の位置から第2の位置へ、かつその逆に切換えることが可能になるので、特に有利である。
【0016】
制動部材はその場合、第2転動面の歯環と噛み合い可能な複数の歯を有する帯材、特に歯付きベルトであるのが、特に有利である。この場合は、純然たる摩擦接続に対比して、ブレーキ装置と第2転動面との間にいかなるスリップも生じない。これによって、互いに係合する両部品の摩耗は回避され、かつ熱発生も阻止される。
【0017】
制動部材は弾性エレメントとして、特に歯付きベルトとして構成されているのが特に有利である。フリーホイーリングから強制連動への切換えは、このような弾性的な中間クラッチによって、簡便にかつトレランス少なく行うことが可能である。
【0018】
制動部材、特に弾性エレメントは1つの固定点で固定回転軸を中心として回転可能に研削盤ケーシングに連結されているのが有利である。これによって第1の位置と第2の位置間を弾性エレメントが運動する際に、弾性エレメントを折曲する必要はなくなるので、摩耗も当然少なくなる。
【0019】
ブレーキ装置は、ばねエレメントを介して研削盤ケーシングに連結された係止レバーを有しているのが有利であり、しかも、弾性エレメントに第1の位置を占めさせる位置へ係止レバーを押圧するような予荷重が、ばねエレメントにかけられているのが特に有利である。このような構成は機械的に単純に実現することができ、それにも拘わらず充分な安定性を有しているので、誤操作が生じることはない。
【0020】
更にまた、制動部材はばね弾性質の材料から成っており、かつ外周面に噛み合い可能な歯列を有する第1成形域と第2成形域とを備えており、しかも前記制動部材は、予荷重によって第1の位置に保持され、かつ作動装置によって第2の位置へもたらすことができるようにするのが有利である。これによって単純な部品、例えば押抜き成形部品を制動部材として使用することが可能になる。従って低廉な解決手段が得られる。更に又このように構成することによって、僅かな作動力による簡便な操作が可能になる。この構成は、強制運転のための過負荷防止手段として作用すると同時に回転ショックアブソーバとしても働く。そのための所要スペースはごく僅かにすぎない。更に付加的に、例えばギヤ部品の摩耗に起因したギヤ部品のピッチ誤差の補償が可能になる。
【0021】
更にまた、係止レバーは、研削盤ケーシングに回動可能に軸支された偏心ボルトによってシフト可能であり、かつ該偏心ボルトは、前記研削盤ケーシングから突出する作動装置によって操作可能であるのが有利である。従って弾性エレメントの第1と第2の位置間の切換えは、操作者にとって極めて簡便に行うことが可能であり、しかもその場合操作者は、研削盤が目下どのような運転状態にあっても、すなわちフリーホイール運転(精密仕上げ研削)中であっても強制連動運転(粗研削)中であっても、研削盤を遮断する必要は全くない。
【0022】
更にまた固定点と偏心ボルトは、中心軸線を基準として実質的に直径方向で互いに対置しており、かつ、第1の位置で第2転動面に噛み合っている弾性エレメントの歯と固定点との成す角度は90゜よりも大であるのが有利である。これによって負荷下での噛み合いオーバーが防止される。
【0023】
更にまた固定点と偏心ボルトは、中心軸線を基準として実質的に直径方向で互いに対置しており、かつ、制動部材と第2転動面との協働面が負荷状況下で、いわばサーボ効果のように保持力を増強するのが有利である。これによって僅かな経費で大きな保持力が得られ、これによって装置の確実性が増大される。
【0024】
またブレーキ装置は、いかなる運転状態にあっても、特にアイドリング状態、停止状態および負荷状態において第1の位置から第2の位置へ、かつその逆の位置へ切換え得るように構成するのが有利である。このように構成することによって第1の位置と第2の位置間の切換えを可能にするために、先ず差し当たって1つの運転状態から別の運転状態へ切換える必要が無くなる。その結果、時間が節減され、かつ操作者にとっては運転の快適性が増大することになる。
【0025】
本発明のその他の利点および細部は、従属請求項に記載の構成手段に基づいて明らかである。
【0026】
発明を実施するための最良の形態:
次に図面に基づいて本発明の2つの実施例を詳説する。
【0027】
図1に第1実施例として概略的に図示したモータで駆動される手持ち式研削盤10は、ここでは偏心ディスク型研削盤として構成されている。手持ち式研削盤10は、総体的に符号11で示した研削盤ケーシングを有し、該研削盤ケーシングは、作業スピンドル13を有する電動式の駆動モータ12を内蔵し、前記作業スピンドルは例えば玉軸受の形の軸受14によって研削盤ケーシング11内に軸支されている。作業スピンドル13には、総体的に符号15で示した研削ディスクユニットが捩れ不能に固着結合されており、該研削ディスクユニットは、作業スピンドル13によって駆動されて偏心運動を行いかつ回転可能である。研削ディスクユニット15はスリーブ16を有し、該スリーブは、作業スピンドル13に捩れ不能にかつ軸方向で結合されている。スリーブ16は作業スピンドル13の中心軸線17に対して共軸に延在し、かつ例えば図1で見て下端部に、偏心ピン18を有しており、該偏心ピンの偏心軸線19は、中心軸線17に対して偏心距離eをもって該中心軸線に対して平行に延在している。偏心ピン18には、軸受20、例えば玉軸受を介して、研削ディスク21が回転可能に支承されている。研削ディスク21は、偏心ピン18内に螺入された、偏心軸線19に対して共軸のねじ22によって、軸方向では固定されているが回転可能にスリーブ16および偏心ピン18に結合されており、かつ前記ねじ22を弛めることによって解離することができる。研削盤ケーシング11と、研削ディスク21の(図1で見て)上側との間には、間隙を封止するパッキンリング23が位置している。手持ち式研削盤10は内部吸塵機構を装備し、該内部吸塵機構には、スリーブ16に捩れ不能に固着保持されたファン車24が所属している。該ファン車24は室25内に位置し、該室にはダスト吸出通路26が接続されている。研削ディスク21は、内部吸塵機構のための通路および/または開口27を有している。
【0028】
手持ち式研削盤10は、研削ディスクユニット15と一緒に偏心軸線19を中心として回転するリング状の第1転動面28を有し、この第1転動面は外歯リング29として構成されている。該外歯リング29は、図示を省いた実施例では、スリーブ16に捩り不能に結合された独立構成部品、例えば歯車として構成することもできる。図示の実施例では外歯リング29は、特に単純な方式で、研削ディスクユニット15の部分、この場合は特に研削ディスク21の一体的な部分であり、該研削ディスクは、その一体構成に当たって、プラスチック射出成形部品から成っているのが有利である。第1転動面28には(特に外歯リング29には)リング状の第2転動面30が対応配設されており、この第2転動面は第1転動面28を囲みかつその中心軸線は、作業スピンドル13の中心軸線17に対して共軸に延びている。駆動モータ12を接続すると、第2転動面30に沿って第1転動面28が転動することができる。第2転動面30は、アウター歯環32の内歯リング31として構成されているのが有利である。第2転動面30、特にこの第2転動面を保持するアウター歯環32は、中心軸線17を中心として回転可能に支承されている。図示の第1実施例ではアウター歯環32は、中心軸線17に沿って内歯リング31から軸方向間隔をおいて配置された小径の軸受リング33を有し、該軸受リングを介してアウター歯環32は、軸受34、例えば玉軸受によってスリーブ16の外周に、該スリーブに対して回転可能に支承されている。軸受34のインナーリングが、スリーブ16に捩れ不能に結合されているのに対して、軸受34のアウターリングは軸受リング33に、ひいてはアウター歯環32に捩れ不能に結合されている。
【0029】
第2転動面30には、符号35で総体的に示したブレーキ装置が対応配設されており、該ブレーキ装置によって、第2転動面30の中心軸線を中心とする、つまり中心軸線17を中心とする第2転動面30の回転を、選択的に阻止または解放することが可能になる。その場合、第2転動面30、特にアウター歯環32の回転可能性を研削盤の運転中にブレーキ装置35によって阻止または解放できるように配置構成が講じられている。
【0030】
アウター歯環32は一体的な構成部品として形成されており、かつ軽金属加圧鋳造部品から成るのが有利である。端部に偏心ピン18を備えたスリーブ16は、焼結部品から形成されているのが有利である。
【0031】
図示の第1実施例ではファン車24は、内部吸塵機構の部分としてスリーブ16の外周に捩れ不能に固着配置されている。図示を省いた別の実施例では、これに代えてファン車24はファンスリーブに形成されており、該ファンスリーブは、作業スピンドル13に捩れ不能に固着配置されており、かつ、中心軸線17に対して偏心的なインナースリーブを有し、該インナースリーブ内で、偏心軸線19に対して共軸の軸受によって、スリーブ16に類似した円筒スリーブが回転可能にかつ軸方向では固定的に保持されており、該円筒スリーブの端部に研削ディスク21がねじ22によって着脱可能に固定されている。
【0032】
ブレーキ装置35は、第2転動面30に対して制動作用を及ぼす制動部材36と、該制動部材36を作動するための作動装置37を有している。制動部材36は制動面38を有し、該制動面によって制動部材36は、第2転動面30の回転をブロッキングするために第2転動面30の対応面39に面状に係合することができ、しかも該対応面は特にアウター歯環32の外面として構成されている。第2転動面30は外側で延びて第1転動面28を囲んでおり、しかも両転動面は実質的に、作業スピンドル13の中心軸線17に対して共通の直径方向平面内で延びている。第2転動面30の、外面として形成された前記対応面39は特に、アウター歯環32の外周面40から成っている。
【0033】
制動部材36は全く概括的にいえば、回転ブロッキングのために、制動面38として形成された内面側でもって、第2転動面30の対応面39に、特にアウター歯環32の外周面40に当接できるような制動部分から成っている。格別単純な構成では制動部材36は、アウター歯環32の外周面40に巻掛けられておりかつ回転ブロッキングのために前記外周面40に対して緊締できるようなブレーキ帯から成っている。
【0034】
作動装置37は偏心レバーを有し、該偏心レバーは、研削盤ケーシング11内に旋回可能に支承された中心部分41と、これに偏心配置された偏心ピン42とを有し、該偏心ピンは、ブレーキ帯として形成された制動部材36の一端に設けられた開口43、例えばループ内に係合している。前記中心部分41には、研削盤ケーシング11の外部に位置するハンドル44が旋回作動のために係合している。偏心レバーの形の前記作動装置37は、ブレーキ帯として形成された制動部材36の緊締を、約180゜の円周角だけ中心部分41を旋回させることによって行うように構成されている。この緊締位置、従ってアウター歯環32の回転をブロッキングした状態は図3に図示されている。ハンドル44が逆時計回り方向に約180゜だけ図2に相当する位置へ旋回されると、ブレーキ帯の形の制動部材36は弛緩されるので、アウター歯環32はブロッキングされない状態になり、従ってアウター歯環32の中心軸線を同時に形成している中心軸線17を中心とする該アウター歯環の回転が解放されることになる。
【0035】
図示を省いた別の実施例では作動装置37は、例えばブレーキ帯の形の制動部材36を作動する(特にブレーキ帯を緊締させる)磁石、例えば制御可能な電磁石を有している。
【0036】
手持ち式研削盤10のその他の特殊性は、アウター歯環32の内歯リング31が、外歯リング29よりも多くの歯数を有している点にある。歯数差は例えば2個であることができる。これによって、アウター歯環32の制動時に、該アウター歯環の内歯リング31上を転動する外歯リング29が、180゜の偏心運動毎に歯数1個分だけ更に回転することになり、従って、外歯リング29を有する研削ディスク21に関して、転動時の該研削ディスクの回転数が生じることになる。研削ディスク21の回転数は、振動数を10000回数、歯数比を50:48とすれば、例えば417rpmである。
【0037】
ブレーキ装置35が、図3に相当する制動位置にもたらされており、かつ駆動モータ12が接続されている場合には、該駆動モータを介して駆動スピンドル13およびスリーブ16は、ファン車24と一緒に、場合によってはまた(特別に図示しなかったが)補償質量体も一緒に、例えば約10000rpmで回転駆動される。図示の実施例の場合、駆動は作業スピンドル13から直接スリーブ16に行われる。図示を省いた別の実施例の場合には、作業スピンドルとスリーブとの間に伝動装置が介在している。この駆動運動に基づいて研削ディスク21は、偏心運動に加えて偏心軸線19を中心とする回転運動を行うように駆動されるので、その結果、研削ディスク21の偏心的な回転運動が生じる。ブレーキ装置35の作動に基づいてアウター歯環32は回転を阻止されるので、外歯リング29は回転時に内歯リング31上を転動することができる。従ってこの段階では、付加的に偏心軸線19を中心とする研削ディスク21の強制駆動が行われる。
【0038】
ところで手持ち式研削盤10の運転中に作動装置37によって制動部材36が、図2に相当する非制動状態へ変移されると、アウター歯環32は、スリーブ16の外周の軸受34による支承に基づき、中心軸線17を中心として回転自在である。アウター歯環32は今や、軸受34における摩擦作用に基づいて同時回転することができる。摩擦条件に応じてアウター歯環32の相対運動が、研削ディスク21に対して逆の回転方向で生じる。研削ディスク21の回転数は、下敷きにかかる荷重に関連しており、すなわち、手持ち式研削盤10が研削ディスク21および該研削ディスクに例えば面ファスナーによって着脱可能に固着された研削ブレードをもって、被加工ワークに対してどの程度きつく圧着されるかに関連している。研削ディスク21の回転数は、所与の状況に応じて零になることもある。この状況では手持ち式研削盤10のためにフリーホイール運転が生じる。
【0039】
接続された手持ち式研削盤10の運転中にブレーキ装置35の作動によって、このフリーホイール運転から再び強制駆動に切換えることが可能である。
【0040】
前記の手持ち式研削盤10は単純にしてコンパクトかつ低廉であり、簡便にレバー作動によって、或いは図示を省いた別の実施例では磁石の作動によって、研削盤の運転中に、強制連動からフリーホイーリングへの連続的な移行を可能にする。外歯リング29が、研削ディスク21のリング部分に、これと一体の部品として一体成形されていることによって、構成部品の個数が減少し構造高さも低くなるという利点が得られる。更に有利なことに、外歯リング29と内歯リング31とから成る転動ギヤを実現するための経費も削減される。
【0041】
図5には、モータで駆動される手持ち式研削盤10の第2実施例が概略的に図示されている。研削ディスクユニット15の駆動装置並びに該研削ディスクユニット15自体は原理的には第1実施例のそれと等しく構成されている。作業スピンドル13は、図示を省いた駆動モータ12によって中心軸線17を中心として回転駆動される。作業スピンドル13はその出力側端部に偏心ピン18を有している。該偏心ピン18は偏心軸線19を形成している。該偏心軸線19を中心として同心的に第1転動面28が形成されており、この第1転動面の外歯リング29は、中心軸線17を中心として同心的に配置された第2転動面30の内歯リング31に噛み合っている。研削ディスクユニット15は共軸のねじ22を介して出力軸4に結合されており、該出力軸は偏心軸線19に共軸に配置されている。前記構成部分は、第1実施例の構成部分と同様に作業するので、その説明を参照されたい。
【0042】
第1実施例とは異なり、第2転動面30の外周面40は、実質的に平滑には構成されていず、歯環8を有している。制動部材36は弾性エレメント7として構成されており、かつ、第1実施例の実質的に平滑な制動部材36とは異なって複数の歯2を有し、これらの歯は歯環8に対向配置されている。
【0043】
図6に基づいて、弾性エレメント7の、歯環8に対向している方の側に形成された歯2間の空間的配置形式を認識することができる。弾性エレメント7は図6では、該弾性エレメントの歯2が第2転動面30の歯環8と噛み合っていない第2の位置で図示されている。これによって第2転動面30は、この非連結位置ではフリーホイーリングすることができる。このことは取りも直さず、研削ディスク21が、軸受20における軸受摩擦に関連して、振動運動と僅かな回転運動しか行わないことを意味している。従って手持ち式研削盤10は精密仕上研削モードの状態にある。軸受摩擦が高くなるに応じて回転運動は強くなる。弾性エレメント7はその一方の端部に固定点3を有し、該固定点は固定回転軸5を介して研削盤ケーシング11に結合されている。弾性エレメント7はその他端部では係止レバー6として構成されている。該係止レバー6は、第1実施例の作動装置37(図示せず)と結合された偏心ボルト1によって作動される。係止レバー6はその場合、研削盤ケーシング11に支持されているばねエレメント9によって偏心ボルト1に常時押圧される。弾性エレメント7の歯2は、固定点3よりも係止レバー6の近くに形成されている。固定点3と係止レバー6は、中心軸線17に対してほぼ直径方向に配置されている。このことは、固定点3と歯2との成す角度αが90゜よりも大であることを意味している。これによって負荷下における歯環8に対する歯2の過度の噛合いが防止されるばかりでなく、サーボ効果の形式で、歯2と歯環8との間の保持力が増強される。
【0044】
図7には弾性エレメント7が第1の位置で図示されている。該弾性エレメント7の歯2は、第2転動面30の外周面40に設けた歯環8に嵌合接続式に噛み合っている。従って強制連動が得られ、かつ手持ち式研削盤10は粗研削モードで作業する。研削ディスク21の振動運動にはその場合、回転運動が強制される。歯2と歯環8との間の嵌合接続式の噛み合いによって、ブレーキ装置35と第2転動面30との間にはいかなるスリップも生じないので、摩耗も熱発生もほぼ零になる。歯2と歯環8との噛み合いは、第2位置(図6)から第1位置(図7)への移行中に、図示を省いた作動装置37によって偏心ボルト1を、図6に示した位置から、図7に示した位置へ変移させることによって生ぜしめられる。偏心ボルト1を、図7に示した位置から図6に示した位置へ運動させるためには、第1実施例についての説明がそれ相応に該当する。この場合は、ばねエレメント9が係止レバー6を偏心ボルト1に常時押圧している。弾性エレメント7の一方の端部が固定回転軸5を中心として回動可能に支承されているので、弾性エレメント7は、嵌合接続式の噛み合いが得られるまで、第2転動面30の近くへ接近運動させられる。偏心ボルト1はその場合、中心軸線17を基準として約4゜動かされる。
【0045】
従って操作者は、研削盤を遮断する必要なしに、切換えレバーを介して精密仕上げ研削モードから粗研削モードへ変換することができる。フリーホイーリングから強制連動への切換えは、前記の弾性的な中間クラッチによって、いかなる運転状態にあっても、すなわちアイドリング状態、停止状態および負荷状態において切換えることができる。また切換えは簡便であり、かつ切換えトレランスも僅かである。
【0046】
図8に示した弾性エレメント7は、格別単純に実現できる実施形態で構成されている。弾性エレメント7は第1の位置で示されている。弾性エレメント7は、ばね鋼から成る成形部品として構成されており、該成形部品は大体において円弧状である。弾性エレメント7の第1端部51は、研削盤ケーシング(図示せず)と固定的に形成された回転ばねジョイント50内に位置している。弾性エレメント7は第1成形域45を有し、この第1成形域は歯列46として構成されている。図示の実施例では第1成形域は2個の歯である。しかし第1成形域は同じく単一歯としても、2個以上の歯として、例えば3個または4個の歯としても同じく構成することができる。弾性エレメント7は、回転ばねジョイント50内に緊締されており、そのばね力に基づいて弾性エレメント7の歯列46が、第2転動面30の外周面40の歯環8に圧着するようになっている。歯環8はその場合、弾性エレメント7の歯列46に噛み合う。この噛み合い連結は、歯列46を歯環8から離間運動させて噛み合いを解消させる力49を、弾性エレメント7の第2端部48に対して及ぼすことによって、解除される。これは、弾性エレメント7が回転ばねジョイント50内に緊締されていることに基づいて、弾性エレメント7のばね力にこうして行われる。弾性エレメント7は、前記の第1成形域45以外に、第2成形域47を有している。この第2成形域47は接線方向弾性を有し、従って回転ショックアブソーバとして役立つ。
【0047】
ブレーキ装置35のこのような構成は、著しく単純かつ低廉であり、僅かな作動力を用いるだけで極めて簡便に作動され、更に回転ショックアブソーバ作用並びに強制運転に対する過負荷防止作用を有している。所要スペースが僅かになるという利点以外に、本発明の構成によって、例えば摩耗に起因したギヤ部分のピッチ誤差を補償することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
手持ち式研削盤の第1実施例の概略的な断面図である。
【図2】
図1のII−II断面線に沿った手持ち式研削盤のブレーキ装置部分の概略的な平面図である。
【図3】
図1のIII−III断面線に沿った概略的な部分断面図である。
【図4】
研削ディスクを省いて図1の矢印IVの方向に見た手持ち式研削盤部分の概略的な下面図である。
【図5】
手持ち式研削盤の第2実施例の概略的な断面図である。
【図6】
ブレーキ装置を第2転動面との非係合位置で示した、図5のA−A断面線に沿った概略的な断面図である。
【図7】
ブレーキ装置を第2転動面との係合位置で示した、図6相当の概略的な断面図である。
【図8】
ブレーキ装置の第3実施例の概略的な部分側面図である。
【符号の説明】
1 偏心ボルト、 2 歯、 3 固定点、 4 出力軸、 5 固定回転軸、 6 係止レバー、 7 弾性エレメント、 8 歯環、 9 ばねエレメント、 10 手持ち式研削盤、 11 研削盤ケーシング、 12 電動式の駆動モータ、 13 作業スピンドル、 14 軸受、 15 研削ディスクユニット、 16 スリーブ、 17 中心軸線、 18 偏心ピン、 19 偏心軸線、 20 軸受、 21 研削ディスク、 22 ねじ、 23 パッキンリング、 24 ファン車、 25 室、 26 ダスト吸出通路、 27 通路および/または開口、 28 第1転動面、 29 外歯リング、 30 第2転動面、 31 内歯リング、 32 アウター歯環、 33 軸受リング、 34 軸受、 35 ブレーキ装置、 36 制動部材、 37 作動装置、 38 制動面、39 対応面、 40 外周面、 41 中心部分、 42 偏心ピン、 43 開口、 44 ハンドル、 45 第1成形域、 46 歯列、 47 第2成形域、 48 第2端部、 49 力、 50 回転ばねジョイント、 51 第1端部、 α 角度、 e 偏心距離

Claims (21)

  1. モータで駆動される手持ち式研削盤、特に偏心ディスク型研削盤であって、研削盤ケーシング(11)内に軸支された作業スピンドル(13)と、該作業スピンドルによって偏心運動のために駆動される回転可能な研削ディスクユニット(15)とを備えると共に、前記研削ディスクユニット(15)と一緒に偏心軸線(19)を中心として周方向に延びるリング状の第1転動面(28)と、この第1転動面に対応配設されていて前記作業スピンドル(13)の中心軸線(17)に対して共軸に延びる中心軸線を有するリング状の第2転動面(30)とを備えており、この第2転動面に沿って前記第1転動面(28)を転動させるようになっている形式のものにおいて、
    第2転動面(30)がその中心軸線を中心として回転可能に軸受(34)に支承されており、前記中心軸線を中心とする前記第2転動面(30)の回転を阻止もしくは解放することのできるブレーキ装置(35)が前記第2転動面(30)に対応配設されていることを特徴とする、モータで駆動される手持ち式研削盤。
  2. 第2転動面(30)の回転が、ブレーキ装置(35)によって研削盤の運転中に阻止もしくは解放可能である、請求項1記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  3. ブレーキ装置(35)が、第2転動面(30)にブレーキ作用を及ぼす制動部材(36)と、該制動部材(36)を作動するための作動装置(37)とを有している、請求項1または2記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  4. 制動部材(36)が制動面(38)を有し、該制動面によって前記制動部材(36)が、第2転動面(30)をブロッキングするために、この第2転動面(30)の対応面(39)に、特に外面に、面状に係合可能である、請求項1から3までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  5. 第2転動面(30)が外側に延びて第1転動面(28)をリング状に囲んでおり、前記第1転動面および第2転動面(28,30)が共に、作業スピンドル(13)の中心軸線(17)に対して実質的に直径方向の共通の平面内で延びている、請求項1から4までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  6. 第2転動面(30)がアウター歯環(32)の内歯リング(31)として、かつ第1転動面(28)が外歯リング(29)として構成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  7. 第2転動面(30)、特にアウター歯環(32)の外面、特に外周面(40)が、回転をブロッキングするために制動部材(36)と協働する面として構成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  8. 作動装置(37)が、制動部材(36)を作動する磁石、特に制御可能な電磁石を備えているか、或いは前記制動部材(36)に対して作用する偏心輪(42)を有する例えば手動操作可能な偏心レバーを備えている、請求項3から7までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  9. ブレーキ装置(35)の制動部材(36)が、制動面(38)として形成された内面でもって、対応面(39)に、特にアウター歯環(32)の外周面(40)に、回転ブロッキングのために当接可能である、請求項3から8までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  10. 制動部材(36)が、回転ブロッキングのために対応面(39)に対して、特にアウター歯環(32)の外周面(40)に対して緊締可能なブレーキ帯から成っている、請求項3から9までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  11. 研削盤ケーシング(11)に対して制動部材(36)が、第2転動面(30)に噛み合い式に係合する第1の位置と、前記第2転動面(30)に係合していない第2の位置とにおいて位置決め可能である、請求項1から10までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  12. 制動部材(36)が、第2転動面(30)の歯環(8)と噛み合い可能な複数の歯(2)を有する帯材、特に歯付きベルトである、請求項11記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  13. 制動部材(36)が弾性エレメント(7)として、特に歯付きベルトとして構成されている、請求項11または12記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  14. 制動部材(36)、特に弾性エレメント(7)が1つの固定点(3)で固定回転軸(5)を中心として回転可能に研削盤ケーシング(11)に連結されている、請求項11から13までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  15. ブレーキ装置(35)が、ばねエレメント(9)を介して研削盤ケーシング(11)に連結された係止レバー(6)を有している、請求項11から14までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  16. 弾性エレメント(7)に第1の位置を占めさせる位置へ係止レバー(6)を押圧するような予荷重が、ばねエレメント(9)にかけられている、請求項15記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  17. 制動部材(36)がばね弾性質の材料から成っており、かつ外周面(40)に噛み合い可能な歯列(46)を有する第1成形域(45)と第2成形域(47)とを備えており、しかも前記制動部材(36)が、予荷重によって第1の位置に保持され、かつ作動装置(37)によって第2の位置へもたらされる、請求項11から16までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  18. 係止レバー(6)が、研削盤ケーシング(11)に回動可能に軸支された偏心ボルト(1)によってシフト可能であり、かつ該偏心ボルトが、前記研削盤ケーシング(11)から突出する作動装置(37)によって操作可能である、請求項11から17までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  19. 固定点(3)と偏心ボルト(1)が、中心軸線(17)を基準として実質的に直径方向で互いに対置しており、かつ、第1の位置で第2転動面(39)に噛み合っている弾性エレメント(7)の歯(2)と固定点(3)との成す角度(α)が90゜よりも大である、請求項14から18までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  20. 固定点(3)と偏心ボルト(1)が、中心軸線(17)を基準として実質的に直径方向で互いに対置しており、かつ、制動部材(36)と第2転動面(30)との協働面が負荷状況下で、いわばサーボ効果のように保持力を増強する、請求項14から19までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
  21. ブレーキ装置(35)が、いかなる運転状態にあっても、特にアイドリング状態、停止状態および負荷状態において第1の位置から第2の位置へ、かつその逆の位置へ切換えることができる、請求項11から20までのいずれか1項記載のモータで駆動される手持ち式研削盤。
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