JP2004507530A - N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシフェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミド - Google Patents

N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシフェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミド Download PDF

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Abstract

本発明は、薬理活性を有する新規スルホンアミド化合物、その製造方法、それを含有する組成物、および種々の障害、特に、CNS障害の治療におけるその使用に関する。

Description

【0001】
本発明は、薬理活性を有する新規スルホンアミド化合物、その製造方法、それを含有する組成物、および種々のCNS障害および他の障害の治療におけるその使用に関する。
【0002】
WO 98/27081 には、5−HT受容体活性を有すると言われている、種々のCNS障害の治療に有用な一連のアリールスルホンアミド化合物が開示されている。WO 99/02502 には、5−HT受容体アンタゴニスト活性を有することが記載されているさらなるクラスのスルホンアミド誘導体が記載されている。この度、WO 99/02502 の包括的な範囲内となるがそこには具体的には開示されていない新規化合物が見出され、意外にも有利な薬理学的および毒物学的総合プロフィルを示すことが判明した。
【0003】
したがって、本発明は、第1の態様において、式(I):
【化4】
Figure 2004507530
で示される化合物であるN−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミドまたはその医薬上許容される塩を提供する。
【0004】
式(I)で示される化合物は、5−HT受容体アンタゴニスト活性を示す。この化合物の5−HT受容体に対するアフィニティーは、WO 98/27081 に記載されている方法に従って試験され、ヒトクローン化受容体で9.1のpKiを有することが判明した。式(I)で示される化合物の5−HT受容体についての選択性は、当業者によく知られている結合アッセイ法を使用して判定することができる。式(I)で示される化合物は、5−HT受容体について、他の5−HT受容体サブタイプおよびドーパミン作動性受容体と比べて300倍を超える選択性を示す。
【0005】
式(I)で示される化合物は、構造的に関連する化合物であるN−(2,3,5−トリクロロフェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イルベンゼンスルホンアミド(WO 99/02502 の実施例136)と比べて増強されたCNS浸透に加えて高い経口生物学的利用能を併せ持つという点で有利な薬理学的プロフィルを示す。
【0006】
式(I)で示される化合物は、また、Upton et al.により記載された方法(British Journal of Pharmacology, 1997, 121, 1679−1686)に従って、MEST(最大電気ショック発作閾値)試験において評価された。それは、強い抗痙攣効果を示すことが判明した。対照として、N−(2,5−ジブロモ−3−フルオロフェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イルベンゼンスルホンアミド化合物(WO 99/02502 の実施例140)は、この試験においてプロ−痙攣作用を有することが判明した。
【0007】
式(I)で示される化合物は、その酸付加塩を形成することができる。薬物用には、式(I)で示される化合物のこの塩は、医薬上許容されるべきであると認識されるであろう。適当な医薬上許容される塩は、当業者に明らかであり、無機酸、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸またはリン酸;および有機酸、例えば、コハク酸、マレイン酸、酢酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸またはナフタレンスルホン酸で形成される酸付加塩のような J. Pharm. Sci. 1977, 66, 1−19 に記載されているものが挙げられる。本発明は、全ての起こり得る化学量論的な形態および非化学量論的な形態をその範囲内に包含する。
【0008】
式(I)で示される化合物は、結晶形または非晶形で製造でき、結晶形の場合、水和化または溶媒和化されていてもよい。本発明は、化学量論的水和物および可変量の水を含有する化合物をその範囲内に包含する。
【0009】
本発明は、また、式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩の製造方法であって、式(II):
【化5】
Figure 2004507530
で示される化合物を式(III):
【化6】
Figure 2004507530
[式中、Lは、ハロゲンである]
で示される化合物またはその保護誘導体とカップリングさせること、および、所望により、その後、
保護基を除去すること;
医薬上許容される塩を形成すること
を含む方法を提供する。
【0010】
式(II)で示される化合物および式(III)で示される化合物の反応は、所望により、不活性溶媒(例えば、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、THF、アセトニトリルおよびt−ブチルジメチルエーテル)中、適当な塩基(例えば、ピリジン、トリエチルアミンまたはイソキノリン)の添加を伴うか伴わずに、この2つの試薬を一緒に混合することにより行われる。好ましくは、式(II)で示される化合物および式(III)で示される化合物の反応は、塩基としてイソキノリンの存在下、ジクロロメタン中にて行われる。好ましくは、Lはクロロである。
【0011】
当業者は、ある種の基を保護する必要があるかもしれないことを理解しているであろう。適当な保護基およびその結合および除去方法は、有機化学の技術分野において慣用的であり、例えば、Greene T. W.‘Protective groups in organic synthesis’New York, Wiley (1981) に記載されているものがある。ピペラジン基についての好ましい保護基はトリクロロアセチルである。
【0012】
式(II)で示される化合物は、Kohn et al.により記載された方法(Montash. Chem., 1928, 49, 157)に従って、または、本明細書に記載する方法により製造することができる。式(III)で示される化合物またはその保護誘導体は、本明細書に記載される方法により製造することができる。
【0013】
医薬上許容される塩は、適当な酸または酸誘導体との反応により慣用的に製造できる。
【0014】
式(I)で示される化合物およびその医薬上許容される塩は、5−HT受容体活性を有しており、不安、鬱病、癲癇、強迫性障害、片頭痛、認知記憶障害(例えば、アルツハイマー病、年齢関連性認知低下および軽症の認知障害)、パーキンソン病、ADHD(注意欠陥性障害/多動性症候群)、睡眠障害(サーカデイアンリズムの障害を包含する)、食欲不振症および過食症のような摂食障害、パニック発作、コカイン、エタノール、ニコチンおよびベンゾジアゼピンのような薬物乱用由来の禁断症状、統合失調症、ならびに脊椎外傷および/または水頭症のような頭部損傷に関連する障害などのCNS障害の治療において使用できる可能性があると考えられる。本発明の化合物また、IBS(過敏性腸症候群)のような、ある種のGI(胃腸)障害の治療において有用なものであることも予想される。
【0015】
かくして、本発明は、また、さらなる態様において、特に、上記障害の治療または予防において、治療物質として使用するための、式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩を提供する。特に、本発明は、アルツハイマー病、年齢関連性認知低下、ADHD、鬱病および/または不安の治療用の式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩を提供する。
【0016】
本発明は、さらに、ヒトを包含する哺乳動物における上記障害の治療または予防方法であって、かかる患者に、安全かつ治療上有効な量の式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩を投与することを含む方法を提供する。
【0017】
別の態様において、本発明は、上記障害、特に、CNS障害の治療または予防用薬物の製造における式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩の使用を提供する。
【0018】
治療において式(I)で示される化合物を使用するために、それらは、通常、標準的な製薬プラクティスに従って医薬組成物に処方される。本発明は、また、式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩および医薬上許容される担体または賦形剤を含む医薬組成物を提供する。
【0019】
適当には、周囲温度および大気圧で、混合することにより製造できる本発明の医薬組成物は、通常、経口投与、非経口投与または直腸投与に適しており、錠剤、カプセル剤、経口液体製剤、散剤、顆粒剤、ロゼンジ剤、復元可能な散剤、注射可能または注入可能な液剤または懸濁剤、または坐剤の剤形であってよい。経口投与用組成物が一般に好ましい。
【0020】
経口投与用錠剤およびカプセル剤は、単位投与剤形であってよく、結合剤、充填剤、錠剤化用滑沢剤、崩壊剤および許容される湿潤剤のような慣用的な賦形剤であってよい。錠剤は、通常の製薬プラクティスにおいてよく知られている方法に従って被覆されてもよい。
【0021】
経口液体製剤は、例えば、水性もしくは油性懸濁剤、液剤、乳剤、シロップ剤またはエリキシル剤の剤形であってよく、または、使用前に水または他の適当なビヒクルで復元するための乾燥製剤の剤形であってもよい。かかる液体製剤は、懸濁化剤、乳化剤、非水性ビヒクル(食用油を含んでもよい)、保存剤、および、所望により、慣用のフレーバーまたは着色剤のような慣用の添加剤を含有してもよい。
【0022】
非経口投与については、本発明の化合物またはその医薬上許容される塩および無菌ビヒクルを使用して、流体単位投与剤形が調製される。化合物は、ビヒクルおよび使用濃度に依存して、ビヒクルに懸濁または溶解することができる。液剤の調製においては、化合物を注射用に溶解し、濾過滅菌した後、適当なバイアルまたはアンプルに充填し、密封することができる。有利には、局所麻酔薬、保存剤および緩衝化剤のような補助剤をビヒクルに溶解する。安定性を増強するために、組成物をバイアルに充填した後に冷凍し、水分を真空除去することができる。非経口懸濁剤は、化合物を溶解する代わりにビヒクルに懸濁すること、および滅菌を濾過により行うことができないこと以外は、実質的に同一の方法で調製される。化合物を酸化エチレンに暴露させることにより滅菌した後、無菌ビヒクルに懸濁させることができる。有利には、組成物中に界面活性剤または湿潤剤を含ませて、化合物の均一な分布を促進することができる。
【0023】
当該組成物は、投与方法に依存して、活性物質を0.1重量%〜99重量%、好ましくは、10〜60重量%含有してよい。
【0024】
上記障害の治療において用いられる化合物の用量は、通常通り、障害の重篤度、患者の体重、および他の同様な因子により様々である。しかしながら、一般的な規準として、適当な単位用量は、0.05〜1000mg、より適当には、0.05〜20.0mg、例えば、0.2〜5mgであってよく;かかる単位用量は、1日1回を超えて、例えば、1日2または3回投与することができて、合計日用量は、約0.5〜100mgの範囲であり、かかる治療は、何週間または何ヶ月間にわたって行うこともできる。
【0025】
本明細書にて引用した特許および特許出願を包含するがこれらに限定されない全ての刊行物は、個々の刊行物が十分に開示されているかの如く具体的かつ個別的に出典明示により本明細書の一部とすることが明示されているかのように出典明示により本明細書の一部とする。
【0026】
以下の記載例および実施例は、本発明の化合物の製造を例示する。
【0027】
記載例1
1−(2−メトキシフェニル)−4−トリクロロアセチルピペラジン(D1)
1−(2−メトキシフェニル)ピペラジン(7.0g)のジクロロメタン(30ml)中溶液をアルゴン下にて室温で0.25時間にわたってトリクロロアセチルクロリド(4.06ml)のジクロロメタン(40ml)中撹拌溶液に添加した。次いで、ジイソプロピルエチルアミン(5.95ml)を添加し、全体を18時間撹拌した。該反応混合物を水(2×100ml)で洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮して標記化合物(D1)を油状物として得た(11.2g、91%);MS:m/z(MH)337/339。
【0028】
記載例2
3−(4−トリクロロアセチルピペラジン−1−イル)−4−メトキシベンゼンスルホニルクロリド(D2)
1−(2−メトキシフェニル)−4−トリクロロアセチルピペラジン(D1)(10g)のジクロロメタン(115ml)中溶液を0.3時間にわたって氷冷クロロスルホン酸(52ml)に添加した。0℃で0.5時間、次いで、室温で1時間後、該溶液を高速撹拌しながら氷水(500g)およびジクロロメタン(500ml)の混合物上に注いだ。層を分取し、有機層を水(2×800ml)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、濃縮して標記化合物(D2)を泡沫体として得た(6g、46%);MS:m/z(MH)435/437。
【0029】
記載例3
1,5−ジクロロ−2−メトキシ−3−ニトロベンゼン(D3)
炭酸カリウム(99.7g)、ヨードメタン(89ml)および(水20%を含有している)2,4−ジクロロ−6−ニトロフェノール(100g)のN,N−ジメチルホルムアミド(1L)中撹拌懸濁液を60℃で18時間加熱した。該反応混合物を冷却し、固体を濾去し、ジクロロメタン(2×500ml)で洗浄した。濾液を油状固体に真空蒸発させ、ジクロロメタン(1.5L)に溶解した。合わせた有機物を1M水酸化ナトリウム(1.5L)で洗浄し、次いで、水(1L)で洗浄した。有機相を乾燥させ(MgSO)、濃縮して標記化合物(D3)を固体として得た(35.7g、42%):MS:m/z(M−H)221/223。
【0030】
記載例4
3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニルアミン(D4)
鉄粉(42.5g)、1,5−ジクロロ−2−メトキシ−3−ニトロベンゼン(D3)(65g)をメタノール(500ml)および塩化アンモニウム飽和水溶液(700ml)中にて強く撹拌した懸濁液を還流させながら3時間加熱した。該混合物を濾過し、固体をジクロロメタン/メタノール(1:1)(4×150ml)で洗浄し、次いで、ジクロロメタン(4×200ml)で洗浄した。濾液を水(500ml)で希釈し、振盪し、層を分離した。水性層をさらにジクロロメタン(500ml)で抽出し、合わせた有機抽出物を乾燥させ(MgSO)、油状物に濃縮した。油状物をシリカ上でカラムクロマトグラフィーに付し、ジクロロメタン/ヘキサン(4:1)、次いで、ジクロロメタンで溶離することにより精製して、標記化合物(D4)を油状物として得た(41.8g、74%)。MS:m/z(M)191/192。
【0031】
記載例5
N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−[4−(2,2,2−トリクロロ−エタノイル)−ピペラジン−1−イル]−ベンゼンスルホンアミド(D5)
3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニルアミン(D4)(41g)、3−(4−トリクロロアセチルピペラジン−1−イル)−4−メトキシベンゼンスルホニルクロリド(D2)(93g)および乾燥ピリジン(51.7ml)の乾燥1,2−ジクロロエタン(1.5L)中溶液をアルゴン下にて40時間還流させた。該反応混合物を室温に冷却し、1M塩酸(1.5L)、水(2×1.5L)で洗浄し、乾燥させ(MgSO)、油状物に真空濃縮した。該油状物を熱エタノール(400ml)と一緒に撹拌して標記化合物(D5)をクリーム色の固体として得、これを濾過し、冷エタノール、次いで、ジエチルエーテルで洗浄した(104.8g、83%)。
H(400MHz,CDCl)δ 1.64−1.87(2H,m)、3.08−3.10(4H,m)、3.64(3H,s)、3.73−3.76(2H,m)、3.93(3H,s)、6.91(1H,d,J 8.4Hz)、7.04(1H,d,J 2.4Hz)、7.14(1H,s)、7.30(1H,d,J 2.4Hz)、7.53−7.57(2H,m);MS:m/z(MH)590/592/594。
【0032】
化合物D2は、また、以下の方法によっても得ることができる。
【0033】
記載例2a
3−(4−トリクロロアセチルピペラジン−1−イル)−4−メトキシベンゼンスルホニルクロリド(D2a) − D1/D2への別法
1−(2−メトキシフェニル)ピペラジン・塩酸塩を、ジイソプロピルエチルアミン(1.02当量)の存在下、ジクロロメタン溶液中のトリクロロアセチルクロリド(2.04当量)で滴下処理した。該混合物を20〜22℃で30分間撹拌した。その時点で、該反応は、HPLC分析により完全であることが示された。得られた反応混合物を水で洗浄し、次いで、水性相をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機相を水で洗浄し、次いで、硫酸ナトリウムで乾燥させ、セライト(Diatomaceous Earth)で濾過した。濾液を−9〜13℃で100分間にわたってクロロスルホン酸に添加し、次いで、13〜21℃で17.5時間撹拌した。次いで、得られた溶液を0〜18℃で約2.5時間にわたってジクロロメタンおよびプロセス水の予め冷却した(1℃)混合物に添加した。相を分取し、水性相をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機相を水で洗浄した。インラインフィルターで浄化した後、有機溶液を加熱還流し、プット−アンド−テイク蒸留によりジクロロメタンをトルエンと交換した。次いで、トルエン溶液を18℃に冷却し、n−ヘプタンで希釈して生成物を沈澱させ、これを遠心分離により集め、乾燥せて標記化合物を得た。
【0034】
化合物D4は、また、以下の方法によってもよっても得ることができる。
【0035】
記載例4a
3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニルアミン(D4a) − D3/D4への別法
2,4−ジクロロ−6−ニトロフェノールをDMFに溶解し、炭酸カリウム(約2.8当量)の存在下にて55分間にわたって硫酸ジメチル(3.3当量)で添加処理し、次いで、35〜40℃で3時間撹拌した。該混合物を25℃に冷却し、次いで、n−ヘプタンとアンモニア水との間で分配させた。下部水性層をn−ヘプタンで再抽出し、次いで、2つの有機層を合わせ、連続して、10%炭酸カリウム水溶液および水で洗浄した。次いで、有機溶液の15〜25℃および40〜47psig水素にて1%白金−炭素(156型、50%ペースト)での水素添加を該反応がHPLCにより完了したことが証明されるまで行った。該混合物をセライト(Diatomaceous Earth)で濾過し、次いで、減圧下に蒸発乾固させて標記化合物を油状物として得た。
【0036】
化合物D5は、また、以下の方法によっても得ることができる。
【0037】
記載例5a
N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−[4−(2,2,2−トリクロロ−エタノイル)−ピペラジン−1−イル]−ベンゼンスルホンアミド(D5a) − D5への別法
3−(4−トリクロロアセチルピペラジン−1−イル)−4−メトキシベンゼンスルホニルクロリド(D2)(1.0当量)を撹拌しながらジクロロメタン(0.9容量倍)に懸濁し、3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニルアミン(D4)(1.05当量)を添加した。温度を17〜26℃に維持しながらイソキノリン(1.5当量)のジクロロメタン(0.2容量倍)中溶液を4回に分けて添加した。該混合物を2時間15分間加熱還流した。プット−アンド−テイク蒸留により溶媒をエタノール(3.9容量倍)と交換した。懸濁液を0〜5℃に冷却し、1時間撹拌した。濾過により標記生成物を単離し、エタノール(1.5容量倍)で洗浄し、真空下にて30〜35℃で乾燥させた。
【0038】
実施例1
N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミド(E1)
水酸化カリウム(609ml)の1M溶液を室温で5分間にわたってN−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−[4−(2,2,2−トリクロロ−エタノイル)−ピペラジン−1−イル]−ベンゼンスルホンアミド(D5)(103g)のテトラヒドロフラン(1.5L)中急速撹拌溶液に添加した。18時間撹拌した後、撹拌した氷冷混合物を濃塩酸の添加によりpH7.0に調節して標記化合物(E1)をクリーム色の固体として得、これを濾過し、水(3×100ml)で洗浄し、乾燥させた(72.9g、94%)。
H(400MHz,DMSO−D/CDOD 4:1)δ 2.95−3.15(8H,m)、3.63(3H,s)、3.82(3H,s)、6.88(1H,br d)、7.0(1H,br dd)、7.18(1H,br d)、7.29(1H,br d)、7.40(1H,br dd);MS:m/z(MH)446/448。融点189−90℃。
【0039】
実施例2
N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミド・塩酸塩(E2)
N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミド(E1)(20g)を室温でエタノール(200ml)に懸濁させ、この撹拌溶液に1分間にわたって濃塩酸(密度=1.18、4.3ml、1.1当量)を添加した。得られた溶液を0℃で24時間放置して標記化合物(E2)を白色固体として得た(16.4g、76%)。
H(400MHz,DMSO−d)δ 3.18(8H,br s)、3.53(3H,s)、3.86(3H,s)、7.12(1H,d,J 8.4Hz)、7.32(1H,d,J 2.4Hz)、7.36(1H,d,J 2.4Hz)、7.40(1H,d,J 2.4Hz)、7.46(1H,dd,J 2.4,8.4Hz)、9.4(2H,br s)、10.0(1H,br s);MS:m/z(MH)446/448。融点207−9℃。
【0040】
実施例3
N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシフェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミド・4−トルエンスルホン酸塩(E3)
4−トルエンスルホン酸・一水和物(10.7g、56mmol)のエタノール(75ml)中溶液をN−(3,5−ジクロロ−2−メトキシフェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミド(E1)(25g、56mmol)のエタノール(400ml)中撹拌懸濁液に還流させながら添加した。次いで、得られた透明な薄黄色溶液を撹拌しながら冷却した。固体生成物を濾過により集め、減圧下にて室温で一定重量に乾燥させて、標記化合物(E3)を白色結晶質固体として得た(28g、81%)。
H NMR(400MHz,DMSO−d):δ 2.29(3H,s)、3.13(4H,br s)、3.36(4H,br s)、3.53(3H,s)、3.86(3H,s)、7.12(3H,m)、7.33(1H,d,J 2.4Hz)、7.37(2H,m)、7.48(3H,m)、8.68(1H,br s)、10.12(1H,s)。融点207〜209℃。

Claims (10)

  1. 式(I):
    Figure 2004507530
    で示される化合物であるN−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミドまたはその医薬上許容される塩。
  2. N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミド・塩酸塩。
  3. N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミド・4−トルエンスルホン酸塩。
  4. 式(II):
    Figure 2004507530
    で示される化合物を式(III):
    Figure 2004507530
    [式中、Lは、ハロゲンである]
    で示される化合物またはその保護誘導体とカップリングさせること、および、所望により、その後、
    保護基を除去すること;
    医薬上許容される塩を形成すること
    を含む、式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩の製造方法。
  5. 治療用のN−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミドまたはその医薬上許容される塩。
  6. アルツハイマー病、年齢関連性認知低下、ADHD、鬱病および/または不安の治療用のN−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミドまたはその医薬上許容される塩。
  7. N−(3,4−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミドまたはその医薬上許容される塩および医薬上許容される担体または賦形剤を含む医薬組成物。
  8. N−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミド・4−トルエンスルホン酸塩および医薬上許容される担体または賦形剤を含む医薬組成物。
  9. CNS障害の治療用薬物の製造におけるN−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミドまたはその医薬上許容される塩の使用。
  10. 哺乳動物におけるCNS障害の治療または予防方法であって、かかる患者に、安全かつ治療上有効な量のN−(3,5−ジクロロ−2−メトキシ−フェニル)−4−メトキシ−3−ピペラジン−1−イル−ベンゼンスルホンアミドまたはその医薬上許容される塩を投与することを含む方法。
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