JP2004504571A - 摩擦クラッチ用被駆動板 - Google Patents

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ヤング,アラスティアー,ジョン
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Abstract

主被駆動板アセンブリ(11)が相互結合駆動構造(14、21)によって駆動するようにハブ(12)と接続され、相互結合駆動構造が、主アセンブリがハブに対して制限された範囲で半径方向及び周方向に可動であるように制限された半径方向及び周方向の間隔を有するクラッチ被駆動板(10)に関する。また被駆動板は2つの対向表面対(32、33:34、35)を有し、対向表面対のそれぞれは、ハブ(12)に関連する第1表面(32、34)と、主被駆動板アセンブリに関連する第2表面(33、35)を含む。各対の少なくとも1つの表面は、被駆動板の回転軸に対して斜めに傾き、対向表面対の一方が、被駆動板の第1の軸方向でハブに対する主被駆動板アセンブリの運動を抑制するように作用し、対向表面対の他方が、被駆動板の対向軸方向でハブに対する主被駆動板アセンブリの運動を抑制するように作用する。この構成によって、各対向表面対の第1及び第2表面が互いに対して滑動して、主被駆動板アセンブリ(11)が中心ハブ(12)の軸に対して傾くことが可能となる。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、摩擦クラッチ用被駆動板に関する。より詳細には、本発明は、自動車で使用される摩擦クラッチ用被駆動板に関する。
【0002】
【従来の技術】
公知の摩擦クラッチ用被駆動板は少なくとも1つの摩擦ライニング及びシャフトと接続するための中央ハブを含む主被駆動板アセンブリを有し、この主アセンブリはハブの周囲に同心的に取り付けられ、かつ駆動的にハブに接続されている。このような公知の被駆動板を、以降、公知のタイプの被駆動板と称する。
【0003】
公知のタイプの被駆動板は、しばしば自動車の摩擦クラッチで使用され、内燃機関のクランクシャフトに取り付けられているフライホイールから、自動車の変速機のドライブシャフトへ駆動力を選択的に伝達する。このような公知の摩擦クラッチは、典型的には、フライホイールに取り付けられているクラッチカバーアセンブリを含み、被駆動板はクラッチカバーとフライホイールの間に配置されている。クラッチカバーアセンブリはフライホイールを軸方向に偏倚させるプレッシャープレートを含み、クラッチがプレッシャープレートとフライホイールの間で被駆動板の摩擦ライニングに係合してクランプされる場合に、駆動力がフライホイールから被駆動板へ、さらにハブを介して変速機のドライブシャフトへ伝達される。
【0004】
公知のタイプの被駆動板では、主被駆動板アセンブリが相互結合駆動構造によって駆動するようにハブに接続され、この相互結合駆動構造が制限された半径方向及び周方向の間隔を有し、主アセンブリがハブに対して制限された範囲で半径方向及び周方向に移動可能であることが知れられている。このような被駆動板は、ねじりダンパを含み、エンジンで発生した振動から駆動系を絶縁する。このような被駆動板が、主被駆動板アセンブリと中央ハブの間に前置ダンパ又はアイドル中心を有し、エンジンのアイドリング時、又は比較的低速での運転時に発生する低レベルの振動から駆動系を絶縁することが知られている。
【0005】
代替的な公知のタイプの被駆動板は、固定式のものであり、ねじりダンパを備えず、主被駆動板アセンブリは中央ハブとともに固定的に回転するように固着され、又は一体化されている。このような固定式の被駆動板は、多くの場合、ねじりダンパを含みエンジンで発生する振動から駆動系を絶縁する二体フライホイールと共働して使用される。
【0006】
自動車エンジン及び駆動系の組み立てに際して、製造公差などのために、クランクシャフト及び変速機のドライブシャフトの軸を角度に関して確実に心合わせすることは必ずしも可能ではない。これらの軸の間にいくらかの角度のずれがある場合には、フライホイールにクランプされる摩擦ライニングが、クランクシャフト又はフライホイールの軸の回りを回転する傾向を示し、同時にハブは変速機のドライブシャフトの軸の回りを回転させられる。摩擦ライニング及びハブが角度のずれた別個の軸の回りを回転することによって、周期的な応力が被駆動板にもたらされる。
【0007】
加えて、フライホイールが内燃機関に取り付けられると、エンジンのクランクシャフトに作用する力が、クランクシャフトの軸の回りでフライホイールを傾いたまま回転させ、又はふらふらと回転させる。クラッチが係合すると、摩擦ライニングはフライホイールの運動に追従する傾向を示し、それによって変速機のドライブシャフトの軸の回りを回転させられるハブの回りで傾いたまま回転し、又はふらふらと回転する。これは、やはり被駆動板に周期的な応力をもたらす。
【0008】
周期的な応力が被駆動板にもたらされると、これによって被駆動板を構成する材料に疲労破壊が導かれる。これは、摩擦ライニングが比較的薄いばね部分に取り付けられている固定式の被駆動板に特別な問題である。このような場合、摩擦ライニングと中央ハブの間の相対的な運動の大半が、被駆動板の残部と比較して柔軟であるばね部分によって吸収される。結果として、ばね部分は周期的な応力にさらされ、極端な場合にはばね部分の材料が疲労により破壊することがある。
【0009】
また前置ダンパ又はアイドル中心を有する公知のタイプの被駆動板には問題が生じる。このタイプの被駆動板では、摩擦ライニングとハブの間の相対的な運動は、その結果もはや正確に機能することのない前置ダンパで吸収される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、公知のタイプの被駆動板を改良して、公知の被駆動板の問題を克服し、又は少なくとも緩和することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
したがって本発明によれば、公知のタイプの被駆動板であって、主被駆動板アセンブリがハブに対して半径方向及び周方向に制限された範囲で可動であるように、制限された半径方向及び周方向の間隔を有する相互結合駆動構造によって、主被駆動板アセンブリが駆動するようにハブと接続され、また被駆動板が2つの対向表面対を有し、対向表面対のそれぞれがハブに関連する第1表面と、主被駆動板アセンブリに関連する第2表面を含み、各対向表面対の表面の少なくとも1つが被駆動板の軸に対して斜めに傾き、対向表面対の一方が被駆動板の第1の軸方向におけるハブに対する主被駆動板アセンブリの運動を抑制するように作用し、対向表面対のもう一方が被駆動板の対向軸方向におけるハブに対する主被駆動板アセンブリの運動を抑制するように作用し、この構成によって、各対向表面対の第1及び第2表面が互いに対して滑動して、主被駆動板アセンブリが中心ハブの軸に対して傾くことが可能となる被駆動板が提供される。
【0012】
本発明による被駆動板においては、主被駆動板アセンブリが、制御された方法でハブに対して傾くことが可能であり、摩擦ライニングがハブの回転軸と角度に関して心合わせされていない軸の回りで回転することを可能とし、及び/又は摩擦ライニングが、被駆動板内に応力をもたらすことなく、フライホイールの傾いたままの回転運動を可能とする。これは、疲労破壊の危険を低減し、設けられているねじりダンパ又は前置ダンパの適切な動作を可能にする。本発明により、2つの対向表面対が設けられることによって、主被駆動板アセンブリとハブの間の相対的な傾きを、主被駆動板アセンブリとハブが互いに対して自由に傾くことを確実にする方法で、表面間に摩擦力を発生することなく制御することができる。
【0013】
本発明の他の態様は、種々の従属請求項の主題によって明らかになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明をより明らかに記述する目的で、例示のみを目的として、図面を参照して幾つかの実施例を記載する。
【0015】
図1及び図2は、自動車用の摩擦クラッチで使用される被駆動板10を示す。被駆動板10は、中央ハブ12に取り付けられている主被駆動板アセンブリ11を含む。ハブ12は、ギアボックスの入力軸と接続する内歯スプライン13と、ハブの外側表面から半径方向外側に延伸する周方向に隔置されている歯14の環状アレイを有する。
【0016】
主被駆動板アセンブリ11は、ハブ12の周囲に同軸に取り付けられ、環状フランジ20を含む。この環状フランジ20は、環状フランジ20の内側周囲から半径方向内側に延伸してハブ12の外側表面の歯14と係合する周方向に隔置されている歯21のアレイを有する。制限された周方向及び半径方向の間隔は、ハブ12の歯14とフランジ20の歯21の間にもたらされ、それによってフランジ20はハブ12に対して制限された範囲で半径方向及び周方向に移動可能となる。第1側板17が環状フランジ20の右側(図1に示されるように)に配置され、同時に第2側板18が環状フランジ20の左側(図1に示されるように)に配置されている。第1側板17及び第2側板18は、環状フランジ20の対応する開口20aを通過する多数のリベット19によって剛直に接続されている。第2側板18は、ばね部分16を介して側板に取り付けられている摩擦ライニング15の対を支持する。
【0017】
当業界で公知の方法において、側板17、18は、環状フランジ20に対する制限された回転運動が可能であり、主ねじりダンパばね22の組は環状フランジ20の心合わせされている穴23、24及び側板17、18にそれぞれ収容され、互いの間の回転運動を制御する。示されている実施例では、周方向で等間隔に並ぶ6つの主ねじりダンパばね22が存在する。しかしながら使用されるばね22の数は本質的ではなく、必要に応じて6よりも多くすることも少なくすることも可能である。ばね22は、一方が他方の内側に同心的に配置されている2つの別個のばねをそれぞれ含む。
【0018】
また側板17、18及び環状フランジ20の間の相対的な回転運動は、摩擦ダンパ25によって制御される。摩擦ダンパは、第2側板18と環状フランジ20の間に配置されている(図2参照)第1及び第2摩擦ワッシャ26及び27と、環状フランジ20と第1側板17の間に位置する第3摩擦ワッシャ28を含む。スプリングワッシャ29が第3摩擦ワッシャ28と第1側板17の間で作用し、摩擦ワッシャ、環状フランジ、第2側板をともにクランプし、それによって側板17、18の環状フランジ20に対する回転運動が結果として当業界で公知の方法により摩擦減衰力を生じる。
【0019】
また被駆動板はねじり前置ダンパ30を有し、歯14及び21の間の周方向及び半径方向の間隔によって、環状フランジ20とハブの間で許容される周方向及び半径方向の運動を制御する。前置ダンパ30は、ハブ12及び環状フランジ20それぞれの連続する歯14及び21の間の拡大された空間に配置されている周方向で等間隔に並ぶ4つのばね31を含む。概してこのばね31は、被駆動板の軸と同心に描かれるピッチ円の接線方向で心合わせされ、当業界で公知の方法で、ハブ12に対する環状フランジ20の周方向及び半径方向の運動に対抗するように機能する。
【0020】
本発明によれば、被駆動板は2つの対向表面対32、33及び34、35をそれぞれ有する。各対向表面対は、ハブ12に関連する第1表面32、34と、主被駆動板アセンブリ11に関連する第2表面33、35を含む。示されている実施例において、第1表面32、34はそれぞれ、中心ハブの外側周囲の回りに配置されている環状軸受リング36、37に設けられ、同時に第2表面33、35はそれぞれ、側板17及び18の半径方向内側周囲の外側に拡がる部分に設けられている。対向表面対の一方32、33は、被駆動板の軸方向右側(図2に示されるように)に設けられ、同時に対向表面対のもう一方34、35は被駆動板の軸方向反対側(左手、図2に示されるように)に設けられている。概して対向表面対32、33及び34、35のそれぞれは、ハブの軸に対して傾いた角度で配置され、この構成は、対向表面対の一方32、33がハブ12に関して右(図2に示されるように)への主被駆動板アセンブリ11の軸方向の運動を抑制し、同時に対向表面対のもう一方34、35がハブ12に関して左(図2に示されるように)への主被駆動板アセンブリの軸方向の運動を抑制する。
【0021】
表面32、33及び34、35の輪郭又は形状は、各対向表面対の第1及び第2表面が互いに対して滑動して、主被駆動板アセンブリ11が矢印Wによって示されるように(図1参照)ハブ12の軸に対して傾くことを可能とする。示される実施例では、第1表面32、34はともに部分球であり、第1表面32はハブ12の軸に位置する中心Xを有し、同時に表面34はハブ12の軸に位置する中心Yを有する。第2表面33、35の輪郭は、それぞれ第1表面32、33の輪郭と概して一致するようなものである。
【0022】
小さな作動隙間が、主被駆動板アセンブリ11がハブ12の軸の回りで自由に傾くことができるように、各対向表面対32、33及び34、35の間に設けられる。表面32、33及び34、35の間の総作動隙間は、0.05mm〜0.5mm程度である。各対向表面対の対向表面は互いに接触するように偏倚されず、それによって摩擦抵抗が最小であるように維持されるということに注意しなければならない。特に、摩擦ダンパ25が2つの側板17及び18の間で負荷を受けるが、対向表面32、33及び34、35の間には何ら負荷が生じないということに注意しなければならない。
【0023】
軸受リング36及び37は、何らかの適切な材料から形成することができるが、対向表面32、33及び34、35が互いに自由に滑動し、主被駆動板アセンブリ11がハブ12に対して容易に傾き得ることをさらに確実にするように、比較的小さな摩擦係数を有することが好ましい。軸受リング36、37はそれぞれ、ハブ12の歯14と係合し、軸受リングがハブ12とともに回転することを確実にする突起部40を有する。
【0024】
本発明は、第1表面32、34が部分球であり、第2表面33、35がそれぞれ第1表面の輪郭と概して一致する図1及び図2に示す実施例で開示される構成に限定されるのではないということが理解されなければならない。本発明は、2つの対向表面対32、33及び34、35が主被駆動板アセンブリ11と中心ハブ12の間の相対的な傾き又は枢軸動を可能とする何らかの構成を含む。例えば、第1表面32、34は共通の中心を有する球又は部分球であり、あるいは円錐又は部分円錐であり、あるいはテーパーを付けられ又は輪郭付けられ、あるいは球とは異なる半径を有し、それらは凸面又は凹面である。
【0025】
さらに、各対向表面対の対向表面32、33及び34、35は、本発明を適用する目的で、互いに完全に一致する輪郭である必要はない。実際には、各対向表面対の表面32、33又は34、35は互いに対して線接触するだけで十分である。
【0026】
本発明による構成では、2つの対向表面対32、33及び34、35は、ハブ12の回りで枢軸動するように主被駆動板アセンブリ11を案内するよう組み合わされて作動するということが理解される。これは、摩擦ライニング15が、被駆動板10に周期的な応力をもたらすことなく、及び主ねじりダンパ又は前置ダンパ30のどちらの作用にも影響を及ぼすことなく、ハブ12の回転軸と角度に関して心合わせされていない軸の回りで回転することを可能にする。典型的な構成では、主被駆動板アセンブリ11が、側板17、18及び中央フランジ20の外径において垂直方向標準点からどちらの方向にも例えば0.25mmから1mmだけ枢軸動すると期待される。
【0027】
またフランジ20の歯21とハブ12の歯14の間の半径方向の間隔によって、主被駆動板アセンブリ11がハブ12に対して半径方向に制限された範囲で移動可能であることに注意されなくてはならない。このような運動は、例えば関連するクランクシャフト(又はフライホイール)の軸及び関連する変速機のドライブシャフトの軸が一列に並んでいないことによって半径方向にずれている場合に発生する。この相対的な半径方向の運動は、当業界で公知の方法で、主被駆動板アセンブリ11に対してハブ12を中心にくるように合わせる前置ダンパのばね31によって阻止される。したがって本発明が、公知のタイプの前置ダンパを有する被駆動板に適用される場合、この被駆動板は、角度及び半径方向双方の心合わせの不整に対して補正することが可能となる。
【0028】
図3は、図1及び図2の被駆動板の変更された形態を示す。図3に示す被駆動板は、図1及び図2に示すものと実質上同じであるが、第1表面32、34がハブ12に直接形成され、同時に第2表面33及び35が、第1側板17及び第2側板18の半径方向内側端部にそれぞれ配置されている軸受リング38及び39に形成されている点で異なる。この構成では、側板17、18を半径方向内側周囲において平坦とすることができ、これは製造を容易にし、それによって製造コストが低減する。軸受リング38、39は、何らかの適切な材料から形成可能であるが、低摩擦係数のプラスチック材料より形成することが好ましい。軸受リングには、側板17、18の駆動突起部42と係合する多数のスロット41が設けられ、軸受リングが側板と固定されて回転することを確実にする。
【0029】
本発明による被駆動板110の他の実施態様が図4及び図5に示されている。この被駆動板110は、図1及び図2の被駆動板と実質上同じであり、被駆動板10と同様の機能をもたらす構成要素には同じ参照番号に100を加えた参照番号を付す。
【0030】
被駆動板110において、対向表面対132、133及び134、135はどちらも、被駆動板の軸方向同じ側に配列されている。対向表面対の一方132、133は、歯114の軸方向右側(図5に示されるように)に隣接して、ハブ112の外周に配置されている第1軸受リング136の第1表面132を含む。この対向表面対の第2表面133は、第1側板117の半径方向内側周辺の外側へ拡がる部分の軸方向内側表面に形成されている。対向表面対の他方134、135は、第1軸受リング136に隣接する第2軸受リング137に設けられている第1表面134を含み、同時にこの対向表面対の第2表面135は、第1側板117の外側へ拡がる部分の軸方向外側に形成されている。第2軸受リング137は、またハブ112の外周表面に配置され、第1軸受リング136に接する第1部分137aを有する。サークリップ138は、軸受リング136、137のハブ上における軸方向の位置を決める。第2軸受リングは、被駆動板の軸に対して傾いた角度で、かつ第1軸受リング136の表面132と概して平行に第1部分137aから半径方向外側に延伸する第2部分137bを有する。表面134は、表面132の方に向かいかつ表面132から隔置されている第2部分137bの軸方向内側表面に設けられている。軸方向両側に第2表面133、135を有する第1側板117の外側へ拡がる部分は、小さな作動隙間をもって、表面132、134の間に嵌め込まれている。対向表面対の一方132、133は、ハブに対して左(図5に示すように)への主被駆動板アセンブリ111の運動を抑制し、同時に対向表面対の他方134、135は右への運動を抑制する。
【0031】
表面132の輪郭は、被駆動板の軸に中心Zがある部分球であり、同時に表面134の輪郭もまた部分球であるが、表面132が凸面であるのに対して、表面134は凹面である。第2表面133、135は、それぞれ第1表面132、134の輪郭と概して一致する輪郭を有する。先の態様のように、どちらの対向表面対の対向面も、主被駆動板アセンブリ111がハブ112に対して傾くことが可能である何らかの適切な輪郭を有する。
【0032】
第1軸受リング及び第2軸受リングは、何らかの適切な材料から形成することができるが、低摩擦係数のプラスチック材料から形成することが好ましい。第1軸受リング136は、ハブ112の歯114の側面に配置されている突起部140を有し、軸受リング136のハブ112との回転が確実になる。
【0033】
どちらの対向表面対もハブ112の歯114の右側(図5に示されるように)に設けられているので、摩擦ワッシャ126は半径方向内側に延伸し、第2側板118と接触する領域が増大する。
【0034】
摩擦被駆動板110の変更例が図6に示されている。この被駆動板は、図5に示す被駆動板と同一であるが、第2軸受リング137の第1部分137aは軸方向で短い。これは、第1軸受リング136に軸方向延伸部を設けることによって相殺される。これは、結果として、製造するのが容易であるより平坦な断面を有する第2軸受リング137をもたらす。
【0035】
本発明による被駆動板210の他の実施態様が図7に示されている。被駆動板210は、被駆動板10と同様であり、被駆動板10と同様の機能をもたらす構成要素には、被駆動板10に付される参照番号に200を加えた参照番号を付す。
【0036】
被駆動板210は、2つの対向表面対232、233及び234、235を有する。図3に示す実施態様と同様の方法で、各対向表面対の第1表面232、234はハブ212に直接形成される。しかしながらこの実施態様では、第2表面233、235は側板217、218に設けられず、環状フランジ220の側面に設けられ、環状フランジ220及び243の対応する開口を介して延伸するプレート244の軸方向に延伸する多数のアーム状部分245によって、第2表面相互及び環状フランジ220は固く固定されて回転する。アーム状部分245は、中間プレート243をクリップするように配置され、中間プレート243、244及び環状フランジ220をともに保持して、製造用のサブアセンブリを形成する。プレート243、244は、ハブ212の連続する歯214の間に配置されているダンパばね231と心合わせされている窓又は凹所を有する。窓又は凹所はばねの端部と係合し、それにより中間プレート243、244及びハブの間の相対的な回転運動によって、当業界で公知の方法で、結果として、凹所246とハブの歯214の間でばねが圧縮される。
【0037】
被駆動板210は、主ねじりダンパ及び前置ダンパそれぞれに対してヒステリシス減衰をもたらす2つの摩擦ダンパ225及び247を有する。第1摩擦ダンパ225は、中間プレート243の軸方向外側表面と接触する半径方向への延伸部分248aと、側板217の対応する開口217aに係合する多数の軸方向に延伸する突起部248bとを有する摩擦ワッシャ248を含む。スプリングワッシャ229は、摩擦ワッシャ248と側板217の間で作用し、中間プレート243に対して半径方向への延伸部分248aをクランプし、また第2側板218に対して中間プレート244をクランプする。側板217、218と環状フランジ220の間の相対的な回転運動は、結果として、摩擦ワッシャ248と中間プレート243の間、並びに中間プレート244と第2側板218の間の相対的な回転運動を生じ、当業界で公知の方法で、主ねじりダンパに対する摩擦減衰力を発生する。
【0038】
第2摩擦ダンパ247は、第1側板217の軸方向内側表面に接触する半径方向に延伸する摩擦ワッシャ249を含む。この摩擦ワッシャ249は、ハブ212の外周に形成されているスプライン250と係合する多数の半径方向内側に向かう駆動構造249aを有し、それによって摩擦ワッシャ249は回転するようにハブに固定される。スプリングワッシャ251は、中間プレート243と摩擦ワッシャ249の間で作用し、摩擦ワッシャを偏倚させて側板217と接触させる。ハブと側板217の間の相対的な回転運動は、結果として、摩擦ワッシャ249と側板217の間の相対的な運動を生じ、前置ダンパ及び主ねじりダンパ双方の運動の完全な範囲にわたる有効な摩擦減衰力を発生する。スプリングワッシャ251のばね力は、スプリングワッシャ229のばね力と比較して小さく、それによってダンパ247によって発生される減衰力は、ダンパ225によって発生される摩擦減衰力と比較して小さい。スプリングワッシャ251のばね力は、対向表面232、233の間に発生される軸方向の荷重を生じるのに十分ではないということに注意しなければならない。摩擦ダンパ225、247は2つの対向表面対232、233及び234、235の軸方向の荷重を結果として生じないので、対向表面間の摩擦力は最小に維持される。中間プレート243、244は何らかの適切な材料から形成することができるが、プラスチック材料から形成されることが好ましい。
【0039】
代替的な構成(図示しない)では、第1表面232、234を、ハブ212の周辺の回りに取り付けられている別個の軸受リングに設けることができる。このような軸受リングは、ハブの周辺に形成されているスプラインと係合する駆動構造を有することによって、ハブに固定されて回転する。
【0040】
図8は、被駆動板210の変更態様である被駆動板310を示し、被駆動板210と同じ機能をおよぼす被駆動板310の構成要素には、被駆動板210の参照番号に100を加えた参照番号を付す。この実施態様では、第1表面332がハブ312の外周の回りに取り付けられている軸受リング336に形成されている。この軸受リング336は、ハブ312の外周に形成されているスプライン350と係合する半径方向内側を向く多数の駆動構造336aを有し、それによって軸受リング336はハブ312と回転する。第1表面332に対向する第2表面333は、摩擦ダンパ347の変更された摩擦ワッシャ349に設けられている。この変更された摩擦ワッシャ349は、スプリングワッシャ351によって第1側板317の軸方向内側面と接触するように偏倚される半径方向への延伸部分349aと、側板317の半径方向内側端部に隣接して配置される軸方向への延伸部分349bを有する概してL字形状を有する。表面333は、摩擦ワッシャ349の半径方向への延伸部分349a及び軸方向への延伸部分349bの連結部に形成され、軸受リング336の表面332に面する。多数の駆動突起部333aが表面333から突き出し、表面332の対応する溝332aと係合する。これにより、摩擦ワッシャ349が軸受リング336とともに回転し、したがって上述のようにハブ312によって回転させられることが確実となる。この構成によって、ハブ312と側板317の間の相対的な運動が結果として摩擦ワッシャ349の半径方向への延伸部分349aと側板317の間の相対的な運動を生みだし、摩擦減衰力が発生する。スプリングワッシャ351が中間プレート343と摩擦ワッシャ349の半径方向への延伸部分349aの間で作用するが、それによって表面332、333の間に軸方向の荷重は発生しないということに注意しなければならない。
【0041】
被駆動板310は、第2表面333を変更された摩擦ワッシャ249に配置することによって、対向表面対を軸方向でさらに間隔をおいて配置することができるという利点を有する。これによって、ハブに対する主被駆動板アセンブリの傾き運動を超えるより大きな範囲での制御がもたらされる。
【0042】
本発明は好適な実施態様による被駆動板での用途に限定されず、公知のタイプの如何なる被駆動板に対しても適用することが可能であるということが理解されなければならない。特に、好適な実施態様はねじりダンパを有する被駆動板に関するが、本発明は、ねじりダンパを有さない剛直な被駆動板、又はアイドルダンパのみを有し、低レベルの振動から駆動系を絶縁する公知のタイプの被駆動板に等しく適用することが可能である。
【0043】
さらに本発明は、特に自動車で使用される摩擦クラッチに有効であり、これに関連して記述されたが、このような用途に制限されず、公知のタイプの被駆動板に適用して、クラッチへの入力部材の軸と出力部材との間の角度に関するずれを補正する能力が有効である如何なる用途に対するクラッチにおいても利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による被駆動板の断面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す図である。
【図3】図2と同様の図であるが、図1の被駆動板に対する変更を示す。
【図4】本発明による被駆動板の第2の実施例の断面図である。
【図5】図4の要部を拡大して示す図である。
【図6】図5と同様の図であるが、図4の被駆動板に対する変更を示す。
【図7】本発明による被駆動板の第3の実施例の断面図である。
【図8】図7と同様の図であるが、図7の被駆動板に対する変更を示す。

Claims (24)

  1. 公知のタイプの被駆動板であって、
    主被駆動板アセンブリが、制限された半径方向及び周方向の間隔を有するとともに当該主被駆動板アセンブリが制限された範囲でハブに対して半径方向及び周方向に運動可能である相互結合駆動構造によって、駆動可能に該ハブと接続され、
    また前記被駆動板が、2つの対向表面対を有し、それぞれの対向表面対が、前記ハブに関連する第1表面及び前記主被駆動板アセンブリに関連する第2表面を含み、各対向表面対の少なくとも一方の表面が前記被駆動板の軸に対して斜めに傾き、
    前記対向表面対の一方が、前記被駆動板の第1の軸方向で前記ハブに対する前記主被駆動板アセンブリの運動を抑制するように作用し、
    前記対向表面対の他方が、前記被駆動板の対向する方向での前記ハブに対する前記主被駆動板アセンブリの運動を抑制するように作用し、
    この構成によって、各対向表面対の前記第1表面及び前記第2表面が互いに対して滑動して、前記主被駆動板アセンブリが中心ハブの軸に対して傾くことが可能である被駆動板。
  2. 前記対向表面対が前記被駆動板の両側に配置されている請求項1記載の被駆動板。
  3. 前記対向表面対がどちらも前記被駆動板の軸方向同じ側に配置されている請求項1記載の被駆動板。
  4. 前記対向表面対の少なくとも一方の前記第1表面及び前記第2表面の少なくともどちらかが、前記ハブに関連する軸受リング又は前記主被駆動板アセンブリに別個に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の被駆動板。
  5. 前記軸受リングが低摩擦係数の材料から形成されている請求項4記載の被駆動板。
  6. 前記軸受リングがプラスチック材料より形成されている請求項4又は5記載の被駆動板。
  7. 請求項3に依存する場合に、前記2つの対向表面対の前記第1表面が間に間隙をもって互いに向かい合うように配置され、前記2つの対向表面対の前記第2表面が、前記第1表面の間に位置する構成要素の両側に設けられている請求項3〜6のいずれか1項に記載の被駆動板アセンブリ。
  8. 各対向表面対の前記第1表面及び前記第2表面の少なくともどちらかが、球面又は円錐面であるか、あるいはテーパーを付けられ又は輪郭を付けられているか、あるいは球面とは異なる半径を有する請求項1〜7のいずれか1項記載の被駆動板。
  9. 各対向表面対の対向表面が、概して互いに一致する輪郭を有する請求項1〜8のいずれか1項記載の被駆動板。
  10. 各対向表面対の対向表面が、実質上互いに線接触する請求項1〜8のいずれか1項記載の被駆動板。
  11. 各対向表面対の前記第1表面及び前記第2表面の間に作動隙間が存在する請求項1〜10のいずれか1項記載の被駆動板。
  12. アイドルダンパが、前記主被駆動板アセンブリと前記ハブの間に設けられ、前記ハブに対する前記主被駆動板アセンブリの周方向及び半径方向の運動を制御する請求項1〜11のいずれか1項記載の被駆動板。
  13. 前記主被駆動板アセンブリが主ねじりダンパである請求項1〜12のいずれか1項記載の被駆動板。
  14. 前記主被駆動板アセンブリが、前記相互結合駆動構造によって前記ハブに駆動可能に接続されている中央フランジと、この中央フランジの各々の側に1つ配置されている2つの側板とを含み、該側板が、互いに剛直に接続され、前記フランジと前記側板の間を機能的に接続する複数の弾性部材の作用に対抗して前記中央フランジに対して制限された回転運動を行い、摩擦ライニングが前記側板の一方に接続されている請求項13記載の被駆動板。
  15. 前記対向表面対の少なくとも1つの前記第2表面が、前記側板の一方の半径方向の内周部分に設けられている請求項14記載の被駆動板。
  16. 請求項7に依存する場合に、前記第2表面が前記側板の半径方向の内周部分の軸方向で対向する側に設けられ、この内周部分が前記第1表面の間に配置されている請求項15記載の被駆動板。
  17. 前記第2表面の少なくとも1つが、前記フランジと前記側板の一方の間に配置されている構成要素に設けられている請求項14記載の被駆動板。
  18. 前記第2表面のどちらもが、前記フランジの各々の側と前記側板の間に配置されている構成要素にそれぞれ設けられている請求項17記載の被駆動板。
  19. 前記構成要素が前記フランジとともにクランプされる請求項18記載の被駆動板。
  20. 前記構成要素がプラスチック材料から形成されている請求項17〜19のいずれか1項記載の被駆動板。
  21. 主摩擦ダンパが、前記主ねじりダンパの少なくとも2つの構成要素の間の相対的な回転運動を制御するように設けられ、この構成によって、前記主摩擦ダンパが前記対向面対を横切って作用する軸方向の力を発生しない請求項13〜20のいずれか1項記載の被駆動板。
  22. アイドル中心摩擦ダンパが、前記ハブと前記主被駆動板アセンブリの間の相対的な回転運動を制御するように設けられ、この構成によって、前記アイドル中心摩擦ダンパが前記対向面対を横切る軸方向に負荷される力を発生しない請求項1〜21のいずれか1項記載の被駆動板。
  23. 前記主摩擦ダンパ及び/又は前記アイドル中心摩擦ダンパ手段が、前記構成要素の1つと、隣接する側板との間で作用する請求項17〜22のいずれか1項記載の被駆動板。
  24. 添付の図1及び図2又は図3、あるいは図4及び図5、あるいは図6又は図7又は図8に関して、及び参照して実質上本願明細書において記載されている被駆動板。
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