JP2004502975A - バイオリン用肩受け台 - Google Patents
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Abstract
バイオリン用肩受け台(10)は、バイオリン(12)もしくは演奏者の肩の上に支えられる類似の弦楽器を支持するために提供される。このバイオリン用受け台(10)は、概して、バイオリン本体(18)の裏に隣接して接続する基部(30)と、肩当て(32)とを含む。この肩当て(32)は、バイオリン(12)使用時に、該バイオリン(12)の縦軸に沿って該バイオリン(12)を実質的に水平方向に維持する際の演奏者の肩に実質的に輪郭を合わせてつくられる。この肩当ての外表面(76)は、遠方エッジ(78)から上記基部(30)の内側の近方エッジ(80)の方向に殆どが傾斜しており、さらに、該基部に最も接近するくびれ部(82)を含み、段が付けられた複数の棚板(84、86、88)において第1端の方向に高くなる。
Description
【0001】
【発明の背景技術】
1.技術分野
本発明は、概して、演奏者の肩の上に支えられることが意図されているバイオリン、ビオラおよび類似の弦楽器に用いることができる肩受け台に関するものである。特に、段が付けられた肩−合わせ棚板を、提供し、適した位置に楽器を保つ、肩受け台に関するものである。
【0002】
2.先行技術の記載
バイオリンは、弓がアーコ(arco)として知られる弦を横切って引かれた時、もしくは弦が指で弾かれた((ピッツァケート(pizzacato))時に音色を与える。ここでは、「バイオリン」という文言は、1/2もしくは3/4のサイズのバイオリンやビオラのような縮小したサイズのバイオリンのような類似の弦楽器を含むことが意図され、特徴的には、演奏者の肩とあごの間に位置する楽器である。このバイオリンは、表板と裏板との間で共鳴する振動を生じ、それが弦の振動により生ずる音にボリューム(音量)と共鳴を与える。あご当ては、特徴的には、バイオリン本体の表板の間の緒止板(テールピース)に隣接して設けられ、演奏者のあごとバイオリン本体との間の支持を提供する。
【0003】
肩当ては、時々、バイオリン本体と演奏者の肩との間で使われてきた。最も単純な形式には、バイオリン本体の裏板とバイオリン担持者の肩との間に保持することができる小さな織布(ファブリック)もしくは弾力性があるクッションが含まれる。これらの肩当ては、支持を補助し、バイオリン担持者の肩に対してバイオリンをクッションで支え、それによって堅い木製のバイオリンの裏板が、演奏者の肩から隔てられる。しかしながら、それらは、肩上からバイオリンが滑るのを防ぎ、より適切に演奏する位置を助長する特徴には欠けていた。
【0004】
【発明の概要】
これらの欠点や、その他の課題は、本発明のバイオリン用肩受け台によって、大いに対処される。これは、本発明のバイオリン用肩受け台が、バイオリンの滑りを防ぎ、より適切に演奏する位置にバイオリンを維持することだけでなく、演奏者の肩に対する快適で正確な形状が人間工学に基づいて設計されているということである。
【0005】
概して、本発明のバイオリン用肩受け台は、楽器を固定する脚部を有する基部、および、バイオリン担持者の肩をより快適とするために複数の異なる棚板に段が付けられた肩当てを含む。この肩当ては、段が付けられた棚板が設けられた比較的堅い土台を含み、該土台上に比較的薄いクッションが備えられていることが好ましい。最も好ましくは、そのクッションが、ビロード布等のバイオリン担持者の衣類に比べて滑りに抵抗するような摩擦促進材料の表面を有していることである。この段が付けられた棚板は、演奏者の肩と鎖骨の骨構造に合致し、それにより、このような段が付けられた棚板がない滑りがちな表面と比較すると、合致させるための高さが生じている。
【0006】
また、基部の腕部は、楽器を確実につかむために横方向に張り出しており、それにより、休むための一体型の堅い台(プラットフォーム)を演奏者の肩上に提供する。演奏者が、演奏者の身体的な大きさと演奏位置とを配慮して、楽器と肩当てとの間の距離を調節することを可能にするために脚部のうち少なくとも1つが、基部に対して、調節自在に接続していることが好ましい。本発明のバイオリン用肩受け台は、演奏者が演奏中、よりリラックスすることを可能にし、それによって、よいテクニックが提供されやすく、長く上手に快適に演奏することが可能となる。
これらや、その他の利点は、図面および後に続く記述を参照することにより、当業者とって容易に認識できるであろう。
【0007】
【好ましい態様の説明】
図を参照すると、図1は、演奏者14によって、演奏するために適切に位置されたバイオリン12に設けられた本発明のバイオリン用肩受け台10を示す。参照する目的のために、バイオリン12は、演奏者の首から離して標準的に位置する中心縦軸に相当するネック16と、本体18とを含む。この本体18は、演奏者のあごに接するように位置するあご当てがある表板20と、表板20の反対側にあり、周囲を取り囲む横板24によって表板から離れた裏板22とを有する。バイオリン12は、バイオリン12の縦軸に沿って、ネック16の遠位端から底部端26に隣接する緒止板まで張られた弦を有しており、この弦は、該弦を弾いた際もしくは該弦上を弓が横切った際に振動するものである。
【0008】
本発明のバイオリン用肩受け台10は、図1に示すように、演奏時は、バイオリン12の裏板22と演奏者の肩28との間に位置させる。本発明のバイオリン用肩受け台10は、概して、基部30と肩当て32とを含む。この基部30は、基板34、第1カプラー(接続器)36および第2カプラー38を含む。この基板34は、図2および図3に示すようにほぼアーチ状をなしていることが好ましく、さらに、その内部の表面に沿った肩当て32と実質的に一致し、この肩当て32が中央部44の幅よりも広がった第1端40および第2端42を有していることが好ましい。この基板34は、肩当て32に基部30を取り付けるためにネジ48を嵌めるための多数の開口部46を含み、また、この開口部46は、基板34にカプラー36、38を備え付けるためにネジ50を嵌めるためでもある。また、基板34は、カプラー36、38の一部が該基板を貫通することが可能になるように、第1端40および第2端42に隣接した大開口部52を含む。
【0009】
上記カプラー36、38は、細長いワイヤーループ54およびクランプ(締め具)56をそれぞれ有している。このクランプ56は、ネジ50により基板34の裏面58に接続される。このワイヤーループ54は、第1脚部60および第2脚部をそれぞれ有しており、同様に、渦巻部64およびクランプ56に取り付けられたクランプベンド(締め具曲げ部)66を有する。この渦巻部64は、図2および4に示すように実質的に平坦である。この第1脚部60は、縦方向に調節が可能であることが好ましく、内部にねじ溝が切られたスリーブ68の一端に嵌めるためにねじ溝が切られた端部を有し、一方、渦巻部64の反対側にあるクランプベンド66の一部は、ねじ溝が切られ、スリーブ68の他端に嵌められる。このように、第1脚部60は、縦方向の調節が可能であるだけでなく、回転が自由である。第1脚部60および第2脚部62はともに、図1に示すように、バイオリン12の横板24を固定するために位置されるゴム端(ラバーフット)69を末端部を覆うように有している。
【0010】
上記肩当て32は、大まかに、土台70と、カバーするパッド72とを含む。この土台70は、比較的高密度で堅い材料、例えば、くるみ材のような木材、または、アクリル類もしくはポリメチルメタクリル酸エステルのような合成樹脂からつくられており、形状に形成もしくは成型されてもよく、図4の点線によって示されるような連続した積層シートにより機械的に調整されていてもよい。上記土台70は、クランプベンド66およびクランプ56を取り付けるための凹部75を除いて、基板34に面している比較的平坦な内表面74を有し、輪郭に合わせてつくられた外表面76を有している。
【0011】
標準的にバイオリンのネックの方向に位置する遠方エッジ78に沿った外表面76と内表面74との間の厚みが、近方エッジ80に沿った外表面と内表面との間の厚みよりも厚くなるため、この外表面76は傾斜している。遠方エッジ78に対する近方エッジ80における厚みの違いは、外表面76に沿って変化した傾斜や、一致した形状をつくりだしている。外表面76がほぼ、第2端42よりも第1端40の方向に大きくなっているが、演奏者の肩の傾きに合わせて傾斜しているので、演奏者14のあごと肩との間で支持され保持されていれば、バイオリンのネックを演奏者の手で支持しなくても、基板34およびバイオリンの裏板22は、実質的に水平となる。
【0012】
図1、2および4からも分かるように、土台70の外表面76は、第1端と第2端との間にくびれ82がある。このくびれ82は、基部30に最も接近しており、そのため、くびれ82の領域では、土台70の厚みが減少している。くびれ82から第1端40の方向にのばして高さを見ると、複数の段が付けられた棚板84、86および88の殆どの部分で徐々に厚みを増しており、ほぼ連続した高地90が、くびれ82から第2端42の方向に伸びている。このように、棚板84、86および88は演奏者の肩の前方部に、くびれ82は演奏者の肩のてっぺんに位置されることが意図され、高地90は演奏者の肩のてっぺんから肩28の後方の一部の下方にのびている。そのため、棚板84、86および88は平坦ではなく、上述したように遠方エッジ78から近方エッジ80の方向に傾斜しており、棚板84は隆起部92によってくびれ82から離され、棚板84、86および88は隆起部94、96および98によってそれぞれ離されている。この隆起部は、隣接する棚板に対して、5〜20度程度、より好ましくは7〜10度程度の角度をなしていることが好ましく、また、隣接する棚板は、それぞれの板の間の厚さが1/8インチ〜5/8インチ程度、より好ましくは1/4インチ〜1/2インチ程度変化していることが好ましく、すなわち、図2に示すように、棚板84は1/8インチ〜5/8インチ程度、隣接する棚板86の下にある。
【0013】
棚板および隆起部の大きさと間隔は、上記受け台10の全体の大きさによって変更してもよい。すなわち、子供が使用する小さなバイオリン用に設計された肩受け台の寸法と間隔は、フルサイズのバイオリンやビオラを演奏する一般的な成人用のものより小さいけれども、隆起部は、連続する傾斜にはならず、棚板に段を付けるために隣接する棚板を分割している。上記パッド72は、段が付けられた棚板およびくびれ82の意義が、パッド72によって損なわれず、もしくは実質的になくならないということを確実にするために、高密度独立気泡型のような適度に圧縮可能な材料とするだけでなく、比較的薄く、土台70を覆うように形成される。パッド72は、演奏者の衣服上での滑りに抵抗するビロードのような滑らないカバー素材を含むことが好ましい。
【0014】
使用において、それぞれのカプラーの第1脚部60は、演奏者のスタイルや身体の大きさに従い、バイオリン12の適切で快適な配置を提供するために、使用者が望む高さに変えられる。本発明のバイオリン用肩受け台10は、図1に示すようにバイオリン12と接続され、ネック16の方向に遠方エッジ78が位置し、バイオリン12の裏板22の方向に基板34が位置し、さらに、第1および第2端部40、42は、ネック16の長さに沿って延長したバイオリンの縦軸に対してほぼ横方向に配置される。このバイオリン12は、それぞれのカプラーの脚部60、62が、お互いにわずかに広がっている。これによって、脚部60と脚部62との間のバイオリン12を固定するために、渦巻状のバネとして働く渦巻部64は広げられることになる。演奏者は、外表面76が肩の筋肉、鎖骨および肩峰(肩甲骨の外端)に大体適合しているバイオリン12を自らの肩に置くことだけが必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のバイオリン用肩受け台と、該受け台を見やすくするために破線で表された演奏者とバイオリンとを示す斜視図である。
【図2】図2は、バイオリン使用時に演奏者の首のそばに置かれたバイオリンの端部(テールエンド)から見た本発明のバイオリン用肩受け台を分解・反転した側面図であり、パッド、肩当て、基部を示す。
【図3】図3は、基板と1本の脚部とを明確に示すために一部分欠如させた、本発明のバイオリン用肩受け台の底面図である。
【図4】図4は、演奏者の肩上で支持される段が付けられた棚板を示すために、演奏者の首から離して標準的に位置する、本発明のバイオリン用肩受け台を側面から見た立面図。
【発明の背景技術】
1.技術分野
本発明は、概して、演奏者の肩の上に支えられることが意図されているバイオリン、ビオラおよび類似の弦楽器に用いることができる肩受け台に関するものである。特に、段が付けられた肩−合わせ棚板を、提供し、適した位置に楽器を保つ、肩受け台に関するものである。
【0002】
2.先行技術の記載
バイオリンは、弓がアーコ(arco)として知られる弦を横切って引かれた時、もしくは弦が指で弾かれた((ピッツァケート(pizzacato))時に音色を与える。ここでは、「バイオリン」という文言は、1/2もしくは3/4のサイズのバイオリンやビオラのような縮小したサイズのバイオリンのような類似の弦楽器を含むことが意図され、特徴的には、演奏者の肩とあごの間に位置する楽器である。このバイオリンは、表板と裏板との間で共鳴する振動を生じ、それが弦の振動により生ずる音にボリューム(音量)と共鳴を与える。あご当ては、特徴的には、バイオリン本体の表板の間の緒止板(テールピース)に隣接して設けられ、演奏者のあごとバイオリン本体との間の支持を提供する。
【0003】
肩当ては、時々、バイオリン本体と演奏者の肩との間で使われてきた。最も単純な形式には、バイオリン本体の裏板とバイオリン担持者の肩との間に保持することができる小さな織布(ファブリック)もしくは弾力性があるクッションが含まれる。これらの肩当ては、支持を補助し、バイオリン担持者の肩に対してバイオリンをクッションで支え、それによって堅い木製のバイオリンの裏板が、演奏者の肩から隔てられる。しかしながら、それらは、肩上からバイオリンが滑るのを防ぎ、より適切に演奏する位置を助長する特徴には欠けていた。
【0004】
【発明の概要】
これらの欠点や、その他の課題は、本発明のバイオリン用肩受け台によって、大いに対処される。これは、本発明のバイオリン用肩受け台が、バイオリンの滑りを防ぎ、より適切に演奏する位置にバイオリンを維持することだけでなく、演奏者の肩に対する快適で正確な形状が人間工学に基づいて設計されているということである。
【0005】
概して、本発明のバイオリン用肩受け台は、楽器を固定する脚部を有する基部、および、バイオリン担持者の肩をより快適とするために複数の異なる棚板に段が付けられた肩当てを含む。この肩当ては、段が付けられた棚板が設けられた比較的堅い土台を含み、該土台上に比較的薄いクッションが備えられていることが好ましい。最も好ましくは、そのクッションが、ビロード布等のバイオリン担持者の衣類に比べて滑りに抵抗するような摩擦促進材料の表面を有していることである。この段が付けられた棚板は、演奏者の肩と鎖骨の骨構造に合致し、それにより、このような段が付けられた棚板がない滑りがちな表面と比較すると、合致させるための高さが生じている。
【0006】
また、基部の腕部は、楽器を確実につかむために横方向に張り出しており、それにより、休むための一体型の堅い台(プラットフォーム)を演奏者の肩上に提供する。演奏者が、演奏者の身体的な大きさと演奏位置とを配慮して、楽器と肩当てとの間の距離を調節することを可能にするために脚部のうち少なくとも1つが、基部に対して、調節自在に接続していることが好ましい。本発明のバイオリン用肩受け台は、演奏者が演奏中、よりリラックスすることを可能にし、それによって、よいテクニックが提供されやすく、長く上手に快適に演奏することが可能となる。
これらや、その他の利点は、図面および後に続く記述を参照することにより、当業者とって容易に認識できるであろう。
【0007】
【好ましい態様の説明】
図を参照すると、図1は、演奏者14によって、演奏するために適切に位置されたバイオリン12に設けられた本発明のバイオリン用肩受け台10を示す。参照する目的のために、バイオリン12は、演奏者の首から離して標準的に位置する中心縦軸に相当するネック16と、本体18とを含む。この本体18は、演奏者のあごに接するように位置するあご当てがある表板20と、表板20の反対側にあり、周囲を取り囲む横板24によって表板から離れた裏板22とを有する。バイオリン12は、バイオリン12の縦軸に沿って、ネック16の遠位端から底部端26に隣接する緒止板まで張られた弦を有しており、この弦は、該弦を弾いた際もしくは該弦上を弓が横切った際に振動するものである。
【0008】
本発明のバイオリン用肩受け台10は、図1に示すように、演奏時は、バイオリン12の裏板22と演奏者の肩28との間に位置させる。本発明のバイオリン用肩受け台10は、概して、基部30と肩当て32とを含む。この基部30は、基板34、第1カプラー(接続器)36および第2カプラー38を含む。この基板34は、図2および図3に示すようにほぼアーチ状をなしていることが好ましく、さらに、その内部の表面に沿った肩当て32と実質的に一致し、この肩当て32が中央部44の幅よりも広がった第1端40および第2端42を有していることが好ましい。この基板34は、肩当て32に基部30を取り付けるためにネジ48を嵌めるための多数の開口部46を含み、また、この開口部46は、基板34にカプラー36、38を備え付けるためにネジ50を嵌めるためでもある。また、基板34は、カプラー36、38の一部が該基板を貫通することが可能になるように、第1端40および第2端42に隣接した大開口部52を含む。
【0009】
上記カプラー36、38は、細長いワイヤーループ54およびクランプ(締め具)56をそれぞれ有している。このクランプ56は、ネジ50により基板34の裏面58に接続される。このワイヤーループ54は、第1脚部60および第2脚部をそれぞれ有しており、同様に、渦巻部64およびクランプ56に取り付けられたクランプベンド(締め具曲げ部)66を有する。この渦巻部64は、図2および4に示すように実質的に平坦である。この第1脚部60は、縦方向に調節が可能であることが好ましく、内部にねじ溝が切られたスリーブ68の一端に嵌めるためにねじ溝が切られた端部を有し、一方、渦巻部64の反対側にあるクランプベンド66の一部は、ねじ溝が切られ、スリーブ68の他端に嵌められる。このように、第1脚部60は、縦方向の調節が可能であるだけでなく、回転が自由である。第1脚部60および第2脚部62はともに、図1に示すように、バイオリン12の横板24を固定するために位置されるゴム端(ラバーフット)69を末端部を覆うように有している。
【0010】
上記肩当て32は、大まかに、土台70と、カバーするパッド72とを含む。この土台70は、比較的高密度で堅い材料、例えば、くるみ材のような木材、または、アクリル類もしくはポリメチルメタクリル酸エステルのような合成樹脂からつくられており、形状に形成もしくは成型されてもよく、図4の点線によって示されるような連続した積層シートにより機械的に調整されていてもよい。上記土台70は、クランプベンド66およびクランプ56を取り付けるための凹部75を除いて、基板34に面している比較的平坦な内表面74を有し、輪郭に合わせてつくられた外表面76を有している。
【0011】
標準的にバイオリンのネックの方向に位置する遠方エッジ78に沿った外表面76と内表面74との間の厚みが、近方エッジ80に沿った外表面と内表面との間の厚みよりも厚くなるため、この外表面76は傾斜している。遠方エッジ78に対する近方エッジ80における厚みの違いは、外表面76に沿って変化した傾斜や、一致した形状をつくりだしている。外表面76がほぼ、第2端42よりも第1端40の方向に大きくなっているが、演奏者の肩の傾きに合わせて傾斜しているので、演奏者14のあごと肩との間で支持され保持されていれば、バイオリンのネックを演奏者の手で支持しなくても、基板34およびバイオリンの裏板22は、実質的に水平となる。
【0012】
図1、2および4からも分かるように、土台70の外表面76は、第1端と第2端との間にくびれ82がある。このくびれ82は、基部30に最も接近しており、そのため、くびれ82の領域では、土台70の厚みが減少している。くびれ82から第1端40の方向にのばして高さを見ると、複数の段が付けられた棚板84、86および88の殆どの部分で徐々に厚みを増しており、ほぼ連続した高地90が、くびれ82から第2端42の方向に伸びている。このように、棚板84、86および88は演奏者の肩の前方部に、くびれ82は演奏者の肩のてっぺんに位置されることが意図され、高地90は演奏者の肩のてっぺんから肩28の後方の一部の下方にのびている。そのため、棚板84、86および88は平坦ではなく、上述したように遠方エッジ78から近方エッジ80の方向に傾斜しており、棚板84は隆起部92によってくびれ82から離され、棚板84、86および88は隆起部94、96および98によってそれぞれ離されている。この隆起部は、隣接する棚板に対して、5〜20度程度、より好ましくは7〜10度程度の角度をなしていることが好ましく、また、隣接する棚板は、それぞれの板の間の厚さが1/8インチ〜5/8インチ程度、より好ましくは1/4インチ〜1/2インチ程度変化していることが好ましく、すなわち、図2に示すように、棚板84は1/8インチ〜5/8インチ程度、隣接する棚板86の下にある。
【0013】
棚板および隆起部の大きさと間隔は、上記受け台10の全体の大きさによって変更してもよい。すなわち、子供が使用する小さなバイオリン用に設計された肩受け台の寸法と間隔は、フルサイズのバイオリンやビオラを演奏する一般的な成人用のものより小さいけれども、隆起部は、連続する傾斜にはならず、棚板に段を付けるために隣接する棚板を分割している。上記パッド72は、段が付けられた棚板およびくびれ82の意義が、パッド72によって損なわれず、もしくは実質的になくならないということを確実にするために、高密度独立気泡型のような適度に圧縮可能な材料とするだけでなく、比較的薄く、土台70を覆うように形成される。パッド72は、演奏者の衣服上での滑りに抵抗するビロードのような滑らないカバー素材を含むことが好ましい。
【0014】
使用において、それぞれのカプラーの第1脚部60は、演奏者のスタイルや身体の大きさに従い、バイオリン12の適切で快適な配置を提供するために、使用者が望む高さに変えられる。本発明のバイオリン用肩受け台10は、図1に示すようにバイオリン12と接続され、ネック16の方向に遠方エッジ78が位置し、バイオリン12の裏板22の方向に基板34が位置し、さらに、第1および第2端部40、42は、ネック16の長さに沿って延長したバイオリンの縦軸に対してほぼ横方向に配置される。このバイオリン12は、それぞれのカプラーの脚部60、62が、お互いにわずかに広がっている。これによって、脚部60と脚部62との間のバイオリン12を固定するために、渦巻状のバネとして働く渦巻部64は広げられることになる。演奏者は、外表面76が肩の筋肉、鎖骨および肩峰(肩甲骨の外端)に大体適合しているバイオリン12を自らの肩に置くことだけが必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のバイオリン用肩受け台と、該受け台を見やすくするために破線で表された演奏者とバイオリンとを示す斜視図である。
【図2】図2は、バイオリン使用時に演奏者の首のそばに置かれたバイオリンの端部(テールエンド)から見た本発明のバイオリン用肩受け台を分解・反転した側面図であり、パッド、肩当て、基部を示す。
【図3】図3は、基板と1本の脚部とを明確に示すために一部分欠如させた、本発明のバイオリン用肩受け台の底面図である。
【図4】図4は、演奏者の肩上で支持される段が付けられた棚板を示すために、演奏者の首から離して標準的に位置する、本発明のバイオリン用肩受け台を側面から見た立面図。
Claims (21)
- 演奏者の肩上のバイオリンを支持するためのバイオリン用肩受け台であって、該バイオリンが、ネックと縦軸とを有し、
該受け台が、バイオリンと接続するために適合された基部と、
該基部に接続し、第1端と第2端との間にバイオリンの縦軸に対してほぼ横方向に張り出している肩当てと、を有し、
該肩当てが、該基部の方向に向いている内表面と、該基部から離れた方向に向いている外表面とを有して該内表面と該外表面との間の厚さを定義する土台を含み、該土台の厚さが、該第1端もしくは該第2端のどちらか一方において、それらの間においてよりも大きいバイオリン用肩受け台。 - 前記土台が前記第1端と前記第2端との中間にあるくびれを含み、前記土台が実質的に圧縮できない材料からなり、該第1端と該第2端のそれぞれにおける前記外表面と前記内表面との間の厚さが、それらの間に位置するくびれよりも比較的大きな厚さとなる請求項1に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記肩当てが前記第1端と前記第2端との中間にあるくびれを含み、段が付けられた複数の棚板が該くびれと該第1端との間にあり、
該肩当てが、さらに、該くびれと該第1端との間に位置する隣接する棚板よりも大きな傾斜の隆起部を含む請求項1に記載のバイオリン用肩受け台。 - 前記土台が実質的に圧縮できない材料からなり、該土台が、前記くびれにおけるよりも、前記第1端により隣接した棚板において、比較的大きな厚さである請求項3に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記土台の前記内表面が、比較的平坦で、前記外表面が輪郭に合わせてつくられる請求項4に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記外表面の上にパッドを含む請求項5に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記土台が、遠方エッジと、反対の位置にある近方エッジとを含み、該近方エッジがほぼ、遠方エッジよりも前記基部からより離れている請求項1に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記土台が、遠方エッジと、反対の位置にある近方エッジとを含み、該遠方エッジがほぼ、近方エッジよりも前記基部からより離れている請求項1に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記土台が実質的に圧縮できない材料からなり、該土台が、前記近方エッジに沿った土台の対応する反対側の部分よりも、遠方エッジにおいて、比較的大きな厚さである請求項7または8に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記土台の前記内表面が、比較的平坦で、前記外表面が輪郭に合わせてつくられる請求項9に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記外表面の上にパッドを含む請求項10に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記基部がバイオリンに共動して接続するための第1および第2カプラーを含み、それぞれのカプラーが、ほぼ分岐した第1および第2脚部を有する請求項1に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記カプラーのそれぞれが、それらの間にバイオリンが挿入された際に、該カプラーのどちらか1つにおける前記第1もしくは第2脚部のどちらか一方の脚部と、該カプラーの他方の脚部とを弾力的にバイアス(一定方向に付勢)する渦巻部を含む請求項12に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記カプラーの少なくとも1つにおける前記第1および第2脚部の少なくとも一方が、前記肩当ての方向へおよび該肩当てから離れた方向への移動が調節可能に設けられた請求項12に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記カプラーのそれぞれが、前記脚部の一方をそこにねじ溝を切って嵌められるスリーブを含む請求項14に記載のバイオリン用肩受け台。
- 演奏者の肩上のバイオリンを支持するためのバイオリン用肩受け台であって、該バイオリンが、ネックと縦軸とを有し、
該受け台が、バイオリンと接続するために適合された基部と、
該基部に接続し、第1端と第2端との間にバイオリンの縦軸に対してほぼ横方向に張り出している肩当てと、を有し、
該肩当てが、該基部の方向に向いている内表面および該基部から離れた方向に向いている外表面を含み、該外表面が、そこに載置されたバイオリンのほぼネックの方向に位置する遠方エッジおよび反対側の近方エッジを含み、該近方エッジが、ほぼ、該遠方エッジよりも該基部からより離れているバイオリン用肩受け台。 - 前記肩当てが、前記第1端と前記第2端との間に位置するくびれよりも、該第1端および該第2端において、より大きな厚さを有する土台を含む請求項16に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記土台が、前記第2端よりも前記第1端において、より大きな厚さを有する請求項17に記載のバイオリン用肩受け台。
- 前記肩当てが土台を含み、該土台が、前記遠方エッジの該当する反対側に沿った部分よりも、前記近方エッジの部分において、より大きな厚さを有する請求項16に記載のバイオリン用肩受け台。
- 演奏者の肩上のバイオリンを支持するためのバイオリン用肩受け台であって、該バイオリンが、ネックと縦軸とを有し、
該受け台が、バイオリンと接続するために適合された基部と、
該基部に接続し、第1端と第2端との間にバイオリンの縦軸に対してほぼ横方向に張り出している基部に接続した肩当てと、を有し、
該肩当てが、該基部の方向に向いている内表面と、その反対側に向いている外表面とを有する実質的に圧縮できない材料の土台を含み、該土台が該第1端と該第2端との間にくびれを有し、該土台が、該くびれよりも、該第1端と該第2端のそれぞれにおける該外表面と該内表面との間の厚さが比較的大きいバイオリン用肩受け台。 - 演奏者の肩上のバイオリンを支持するためのバイオリン用肩受け台であって、該バイオリンが、ネックと縦軸とを有し、該受け台が、
バイオリンに共動して接続するために適合させた第1および第2カプラーで、それぞれのカプラーが、ほぼ分岐した第1および第2脚部を有する第1および第2カプラーを含む基部と、
該基部と結合し、該第1端と該第2端との間に、バイオリンの縦軸に対してほぼ横方向に張り出し該基部の方向に向いている内表面および外表面を有する肩当てと、
を有するバイオリン用肩受け台。
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