JP2004502520A - 加熱可能なウィンドウォッシャノズル - Google Patents
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Abstract
加熱可能なウィンドウォッシャノズルは自動車のウィンドウォッシャに固定されるためのものである。このウォシャノズルは、接続管片(2)を備えたケーシング(1)から成っている。この接続管片(2)は、一体成形された線材(22)又は線材織布を介して電気的に加熱可能な噴射水ホース(19)と接続されており、加熱線材(22)の端部(23)は、ホース端部(24)の直前で電気的に橋絡されている。ケーシング(1)はさらに、ノズル体(6)を収容するための室(5)を備えており、ノズル体(6)の上に加熱プレート(28)と室(5)を閉鎖するためのカバー(8)とを有している。ノズル体(6)は扁平なチップとして形成されていて、該ノズル体(6)において複数の通路トラフ(26)が、中央の水貫流開口(25)から、扇状に外方に向かって案内されている。本発明によればウェブ(29)が加熱プレート(28)の縁部(32)に一体成形されており、該加熱プレート(28)はノズルチップの上面を完全に覆っている。このウェブは接続管片(2)内に延びていて、接続管片(2)に加熱可能な噴射水ホース(19)が差し嵌められた状態において、加熱線材(22)の端部(23)が、接触することなしに、加熱プレート(28)のウェブ(29)の上方に延在している。このように構成されていると、加熱線材によって生ぜしめられた熱は、ウェブとの直接的な接触なしに、加熱プレートに伝達され、さらに加熱された加熱プレートはその熱を直接、通路トラフの端部に到るまで、噴射水に与えることができ、その結果噴射水の最適な加熱が保証される。
Description
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の、自動車のウィンドウォッシャに固定される加熱可能なウィンドウォッシャノズルである。
【0002】
このようなウィンドウォッシャノズルは例えばドイツ連邦共和国特許公開第19833142号明細書に基づいて公知である。ノズルケーシングは例えばクランプ装置を用いてウォッシャアームに固定され、さらに加熱可能な噴射水ホースのための接続管片を有しており、この場合加熱線材は水導管に沿ってホース周壁に埋め込まれている、つまり埋込み成形されている。加熱エレメントはケーシング内において、噴射ノズルの上における別体の室内に位置しており、かつホースから突出している加熱ノズル端部と、直接的な差込みコンタクトによって結合される。その後で、高く上げられたフラップが加熱エレメントの上方に下方旋回させられ、ケーシング縁部に係止される。
【0003】
このウォシャノズルにおける配置形式の目的は、加熱エレメントを可能な限りウォシャノズルに接近させることであり、これによって、噴射液の可能な限り良好な加熱をウォシャノズルの内部にまで到達させることができ、ひいては噴射水を氷点下の外気温においても液状に保つことができるようになっている。しかしながら加熱エレメントは差込みコンタクトを介して加熱線材と接続されているので、ノズルを備えた噴射水を案内する通路は、差込みコンタクトを備えた加熱エレメントから、ケーシング内において中間壁によって隔てられねばならず、これによって加熱エレメントの熱は部分的にしか、つまり弱められてしか、噴射水に与えられない。また差込みコンタクトを介して電気的な接続部を形成することは幾分面倒である。それというのは、そのために2つの加熱線材をまず初めにホース端部から外に案内し、次いでコネクタとろう接しなくてはならないからである。
【0004】
ゆえに本発明の課題は、加熱線材から加熱エレメントへの熱伝達を簡単化し、ノズル内における噴射水への熱の供給を改善することである。
【0005】
この課題を解決するために本発明の構成では、ノズル体の直ぐ上に、チップ面を完全に覆う加熱プレートが配置されており、該加熱プレートが、プレート縁部に一体成形されたウェブで、接続管片内に突入しており、接続管片に加熱可能な噴射水ホースが差し嵌められた状態において、加熱線材の電気的に橋絡された端部が、接触することなしに、加熱プレートのウェブの上方に延在しているようにした。
【0006】
このように構成されていると、加熱線材によって該加熱線材において生じた熱を、ウェブとの直接的な接触なしに、加熱プレートに伝達することができ、さたに加熱された加熱プレートはその熱を直接、噴射水に、通路トラフの端部に到るまで与えることができ、その結果噴射水の最適な加熱が保証される。
【0007】
本発明の別の有利な構成は、請求項2以下に記載されている。
【0008】
次に図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
【0009】
図1は、加熱可能なウィンドウォッシャノズルを個々の部材に分解して示す斜視図である。
【0010】
図2は、組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルを示す斜視図である。
【0011】
図3は、ウォッシャアームに取り付けられたウォッシャノズルが、ウィンドに噴射水を吹き付けている様子を示す斜視図である。
【0012】
図4は、組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルを、接続管片に差し込まれた噴射水ホースを通る平面で断面して示す側面図である。
【0013】
図5は、組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルにおいて、図4のV−V線に沿って断面してウォッシャノズルケーシングを示す上から見た平面図である。
【0014】
図6は、組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルにおいて、図4のVI−VI線に沿って断面して接続管片を示す正面図である。
【0015】
図面に示されたウィンドウォッシャノズルは、ケーシング1を有しており、このケーシング1は該ケーシング1の側部に一体成形された接続管片2と、同様に一体成形されたクランプ装置3とを備えており、このクランプ装置3は、自動車用のウィンドウォッシャのウォッシャアームにケーシング1を差し嵌めるために働く。ケーシング1は、ノズル体6及び加熱プレート7を挿入するために情報に向かって開放した室5を有している。この室5はカバー8によって閉鎖され、このカバー8は、互いに向かい合って位置していて側部に一体成形された2つの側壁9と一体的に結合されている。弾性的に弾発可能な両側壁9の自由端部には、先端10が互いに向かって延びている係止縁部11が設けられており、両係止縁部11はカバー8の押し嵌め後に、ほぼ直角に突出している係止面12で、下側のケーシング縁部13に下から係合し、かつこれによって室5を閉鎖状態に保つ(図2参照)。
【0016】
ケーシング1に一体成形されたクランプ装置3は、弾発可能な2つのクランプ脚14を有しており、両クランプ脚14は、その自由端部に一体成形されていて互いに向かって延びる係止縁部15を備えている。両クランプ脚14は互いの間隔及び係止縁部15の位置を、ウィンドウォッシャアーム4の横断面に合わせられていて、かつケーシング1に次のように一体成形されており、この場合接続管片2がウォッシャアーム4へのクランプ脚14の差し嵌め後に、ウォッシャアーム4に対してほぼ平行に向けられていて、かつ適宜な固定手段によって軸方向において固定されるようになっている。
【0017】
接続管片2は、ノズルケーシング1の室5に噴射水を供給するために働き、かつそのために中央の貫通孔16を備えており、この貫通孔16は室5の底部17のところで開口している。円筒形の接続管片2は、その自由端部に、円錐形に先細の導入壁18を有しており、この導入壁18には弾性的に拡張可能な水ホース19が差し嵌められる。水ホース19のホース周壁20内には、水導管21に沿って電気的に加熱可能な線材22が埋込み成形されており、これらの線材22の端部23はホース端部24の直前で橋絡されている(図4及び図5参照)。加熱線材22の代わりに噴射水ホース19内に、該ホース19を同様にその全長にわたって加熱する電気的な線材メッシュもしくは線材織布を埋込み成形することも可能である。
【0018】
ノズル体6は有利には扁平なチップとして形成されていて、噴射水のための中央の貫流開口25を備えており、この貫流開口25は、接続管片2の貫通孔16と接続されている。チップの、室5から突出している半円形の前面には、複数の通路トラフ26が扇状に外方に向かって案内されており、これらの通路トラフ26は中央の広幅のトラフ27を介して貫流開口25と接続されている(図5参照)。通路トラフ26を通って噴射水はノズル体6から流出し、ウィンド34にいわゆるマイクロ噴流33を吹き付ける(図3参照)。
【0019】
ノズル体6の上側面は、組立て後に加熱プレート28によって完全に覆われ、かつこの加熱プレート28によって防水作用をもって密閉される。加熱プレート28の縁部には細いウェブ29が一体成形されており、このウェブ29は組み立てられた状態において接続管片2の中にまで達する。ウェブ29を受容するために接続管片2の外周壁30には溝31が設けられている。ウェブ29の厚さは有利には、ウェブ29の表面が外周壁30の表面と一平面を成すように、寸法設定されている(図6参照)。
【0020】
噴射水ホース19の接続時に端部24は、加熱線材22の一緒に案内される両端部23が互いに接触することなしに加熱プレート28のウェブ29に対して平行に延びるように、接続管片2に差し嵌められる。加熱線材22によって生ぜしめられた熱はこれによって、氷点下の温度においても、ホース19内においてホース長さ全体にわたって、噴射水の凍結を防止するのみならず、十分な熱をウェブ29を介して加熱プレート28に与えるのにも十分であり、その結果噴射水の凍結は、通路トラフ26の端部に到るまで防止されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
加熱可能なウィンドウォッシャノズルを個々の部材に分解して示す斜視図である。
【図2】
組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルを示す斜視図である。
【図3】
ウォッシャアームに取り付けられたウォッシャノズルが、ウィンドに噴射水を吹き付けている様子を示す斜視図である。
【図4】
組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルを、接続管片に差し込まれた噴射水ホースを通る平面で断面して示す側面図である。
【図5】
組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルにおいて、図4のV−V線に沿って断面してウォッシャノズルケーシングを示す上から見た平面図である。
【図6】
組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルにおいて、図4のVI−VI線に沿って断面して接続管片を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング、 2 接続管片、 3 クランプ装置、 4 ウォッシャアーム、 5 室、 6 ノズル体、 7 加熱プレート、 8 カバー、 9 側壁、 10 先端、 11 係止縁部、 12 係止面、 13 ケーシング縁部、 14 クランプ脚、 15 係止縁部、 16 貫通孔、 17 底部、 18 導入壁、 19 噴射水ホース、 20 ホース周壁、 21 水導管、 22 線材、 23 端部、 24 ホース端部、 25 貫流開口、 26 通路トラフ、 28 加熱プレート、 29 ウェブ、 30 外周壁、 31 溝 、 32 プレート縁部、 33 マイクロ噴流、 34 ウィンド
本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の、自動車のウィンドウォッシャに固定される加熱可能なウィンドウォッシャノズルである。
【0002】
このようなウィンドウォッシャノズルは例えばドイツ連邦共和国特許公開第19833142号明細書に基づいて公知である。ノズルケーシングは例えばクランプ装置を用いてウォッシャアームに固定され、さらに加熱可能な噴射水ホースのための接続管片を有しており、この場合加熱線材は水導管に沿ってホース周壁に埋め込まれている、つまり埋込み成形されている。加熱エレメントはケーシング内において、噴射ノズルの上における別体の室内に位置しており、かつホースから突出している加熱ノズル端部と、直接的な差込みコンタクトによって結合される。その後で、高く上げられたフラップが加熱エレメントの上方に下方旋回させられ、ケーシング縁部に係止される。
【0003】
このウォシャノズルにおける配置形式の目的は、加熱エレメントを可能な限りウォシャノズルに接近させることであり、これによって、噴射液の可能な限り良好な加熱をウォシャノズルの内部にまで到達させることができ、ひいては噴射水を氷点下の外気温においても液状に保つことができるようになっている。しかしながら加熱エレメントは差込みコンタクトを介して加熱線材と接続されているので、ノズルを備えた噴射水を案内する通路は、差込みコンタクトを備えた加熱エレメントから、ケーシング内において中間壁によって隔てられねばならず、これによって加熱エレメントの熱は部分的にしか、つまり弱められてしか、噴射水に与えられない。また差込みコンタクトを介して電気的な接続部を形成することは幾分面倒である。それというのは、そのために2つの加熱線材をまず初めにホース端部から外に案内し、次いでコネクタとろう接しなくてはならないからである。
【0004】
ゆえに本発明の課題は、加熱線材から加熱エレメントへの熱伝達を簡単化し、ノズル内における噴射水への熱の供給を改善することである。
【0005】
この課題を解決するために本発明の構成では、ノズル体の直ぐ上に、チップ面を完全に覆う加熱プレートが配置されており、該加熱プレートが、プレート縁部に一体成形されたウェブで、接続管片内に突入しており、接続管片に加熱可能な噴射水ホースが差し嵌められた状態において、加熱線材の電気的に橋絡された端部が、接触することなしに、加熱プレートのウェブの上方に延在しているようにした。
【0006】
このように構成されていると、加熱線材によって該加熱線材において生じた熱を、ウェブとの直接的な接触なしに、加熱プレートに伝達することができ、さたに加熱された加熱プレートはその熱を直接、噴射水に、通路トラフの端部に到るまで与えることができ、その結果噴射水の最適な加熱が保証される。
【0007】
本発明の別の有利な構成は、請求項2以下に記載されている。
【0008】
次に図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
【0009】
図1は、加熱可能なウィンドウォッシャノズルを個々の部材に分解して示す斜視図である。
【0010】
図2は、組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルを示す斜視図である。
【0011】
図3は、ウォッシャアームに取り付けられたウォッシャノズルが、ウィンドに噴射水を吹き付けている様子を示す斜視図である。
【0012】
図4は、組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルを、接続管片に差し込まれた噴射水ホースを通る平面で断面して示す側面図である。
【0013】
図5は、組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルにおいて、図4のV−V線に沿って断面してウォッシャノズルケーシングを示す上から見た平面図である。
【0014】
図6は、組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルにおいて、図4のVI−VI線に沿って断面して接続管片を示す正面図である。
【0015】
図面に示されたウィンドウォッシャノズルは、ケーシング1を有しており、このケーシング1は該ケーシング1の側部に一体成形された接続管片2と、同様に一体成形されたクランプ装置3とを備えており、このクランプ装置3は、自動車用のウィンドウォッシャのウォッシャアームにケーシング1を差し嵌めるために働く。ケーシング1は、ノズル体6及び加熱プレート7を挿入するために情報に向かって開放した室5を有している。この室5はカバー8によって閉鎖され、このカバー8は、互いに向かい合って位置していて側部に一体成形された2つの側壁9と一体的に結合されている。弾性的に弾発可能な両側壁9の自由端部には、先端10が互いに向かって延びている係止縁部11が設けられており、両係止縁部11はカバー8の押し嵌め後に、ほぼ直角に突出している係止面12で、下側のケーシング縁部13に下から係合し、かつこれによって室5を閉鎖状態に保つ(図2参照)。
【0016】
ケーシング1に一体成形されたクランプ装置3は、弾発可能な2つのクランプ脚14を有しており、両クランプ脚14は、その自由端部に一体成形されていて互いに向かって延びる係止縁部15を備えている。両クランプ脚14は互いの間隔及び係止縁部15の位置を、ウィンドウォッシャアーム4の横断面に合わせられていて、かつケーシング1に次のように一体成形されており、この場合接続管片2がウォッシャアーム4へのクランプ脚14の差し嵌め後に、ウォッシャアーム4に対してほぼ平行に向けられていて、かつ適宜な固定手段によって軸方向において固定されるようになっている。
【0017】
接続管片2は、ノズルケーシング1の室5に噴射水を供給するために働き、かつそのために中央の貫通孔16を備えており、この貫通孔16は室5の底部17のところで開口している。円筒形の接続管片2は、その自由端部に、円錐形に先細の導入壁18を有しており、この導入壁18には弾性的に拡張可能な水ホース19が差し嵌められる。水ホース19のホース周壁20内には、水導管21に沿って電気的に加熱可能な線材22が埋込み成形されており、これらの線材22の端部23はホース端部24の直前で橋絡されている(図4及び図5参照)。加熱線材22の代わりに噴射水ホース19内に、該ホース19を同様にその全長にわたって加熱する電気的な線材メッシュもしくは線材織布を埋込み成形することも可能である。
【0018】
ノズル体6は有利には扁平なチップとして形成されていて、噴射水のための中央の貫流開口25を備えており、この貫流開口25は、接続管片2の貫通孔16と接続されている。チップの、室5から突出している半円形の前面には、複数の通路トラフ26が扇状に外方に向かって案内されており、これらの通路トラフ26は中央の広幅のトラフ27を介して貫流開口25と接続されている(図5参照)。通路トラフ26を通って噴射水はノズル体6から流出し、ウィンド34にいわゆるマイクロ噴流33を吹き付ける(図3参照)。
【0019】
ノズル体6の上側面は、組立て後に加熱プレート28によって完全に覆われ、かつこの加熱プレート28によって防水作用をもって密閉される。加熱プレート28の縁部には細いウェブ29が一体成形されており、このウェブ29は組み立てられた状態において接続管片2の中にまで達する。ウェブ29を受容するために接続管片2の外周壁30には溝31が設けられている。ウェブ29の厚さは有利には、ウェブ29の表面が外周壁30の表面と一平面を成すように、寸法設定されている(図6参照)。
【0020】
噴射水ホース19の接続時に端部24は、加熱線材22の一緒に案内される両端部23が互いに接触することなしに加熱プレート28のウェブ29に対して平行に延びるように、接続管片2に差し嵌められる。加熱線材22によって生ぜしめられた熱はこれによって、氷点下の温度においても、ホース19内においてホース長さ全体にわたって、噴射水の凍結を防止するのみならず、十分な熱をウェブ29を介して加熱プレート28に与えるのにも十分であり、その結果噴射水の凍結は、通路トラフ26の端部に到るまで防止されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
加熱可能なウィンドウォッシャノズルを個々の部材に分解して示す斜視図である。
【図2】
組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルを示す斜視図である。
【図3】
ウォッシャアームに取り付けられたウォッシャノズルが、ウィンドに噴射水を吹き付けている様子を示す斜視図である。
【図4】
組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルを、接続管片に差し込まれた噴射水ホースを通る平面で断面して示す側面図である。
【図5】
組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルにおいて、図4のV−V線に沿って断面してウォッシャノズルケーシングを示す上から見た平面図である。
【図6】
組み立てられた状態におけるウィンドウォッシャノズルにおいて、図4のVI−VI線に沿って断面して接続管片を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング、 2 接続管片、 3 クランプ装置、 4 ウォッシャアーム、 5 室、 6 ノズル体、 7 加熱プレート、 8 カバー、 9 側壁、 10 先端、 11 係止縁部、 12 係止面、 13 ケーシング縁部、 14 クランプ脚、 15 係止縁部、 16 貫通孔、 17 底部、 18 導入壁、 19 噴射水ホース、 20 ホース周壁、 21 水導管、 22 線材、 23 端部、 24 ホース端部、 25 貫流開口、 26 通路トラフ、 28 加熱プレート、 29 ウェブ、 30 外周壁、 31 溝 、 32 プレート縁部、 33 マイクロ噴流、 34 ウィンド
Claims (4)
- 自動車のウィンドウォッシャに固定される加熱可能なウィンドウォッシャノズルであって、導電性の線材又は線材織布を介して加熱可能な噴射水ホース(19)を接続するための接続管片(2)と、ウォッシャアーム(4)にケーシング(1)を差し嵌めるためのクランプ装置(3)と、ノズル体(6)を収容するための室(5)と、ノズル体(6)の上側に位置決め可能でかつ噴射水道管(21)の加熱線材(22)を介して加熱可能な加熱エレメント(7)と、室(5)を閉鎖するためのカバー(8)とから成っており、ノズル体(6)が扁平なチップとして形成されていて、該ノズル体(6)において複数の通路トラフ(26)が、接続管片(2)に接続されている中央の水貫流開口(25)から、扇状に外方に向かって案内されている形式のものにおいて、ノズル体(6)の直ぐ上に、チップ面を完全に覆う加熱プレート(28)が配置されていて、該加熱プレート(28)が、プレート縁部(32)に一体成形されたウェブ(29)で、接続管片(2)内に突入しており、接続管片(2)に加熱可能な噴射水ホース(19)が差し嵌められた状態において、加熱線材(22)の電気的に橋絡された端部(23)が、接触することなしに、加熱プレート(28)のウェブ(29)の上方に延在していることを特徴とする、加熱可能なウィンドウォッシャノズル。
- ウェブ(29)が、接続管片(2)の外周壁(30)内に設けられた溝(31)に埋め込まれている、請求項1記載のウィンドウォッシャノズル。
- ウェブ(29)が外周壁(30)と同一平面を成している、請求項2記載のウィンドウォッシャノズル。
- 外方に向かって開放した通路トラフ(26)が、加熱プレート(28)によって防水作用を伴って密閉されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のウィンドウォッシャノズル。
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