JP2004502178A - タイマー及びシステム - Google Patents
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Abstract
タイマー(100)は、映画又はダウンロードのような行為の進行を直観的に示すのに適切である。時間バー(103,104)は、開始時間又は絶対的な現在の時刻を示す時針及び分針(101,102)で行為の全時間を時及び分で示すために設けられる。全時間が60分を超えた場合、分の時間バー(104)は、最後の1時間まで完全に満たされ、その後、残りの分で満たされる。テレビジョンセット又はコンピュータでもよいシステムは、番組の継続時間を示すためにタイマー(100)を使用する。直観的に時刻を選択する方法を提供するために針(101,102)の位置を操作するよう回転入力要素(210;510)が使用されてもよい。
Description
【0001】
本発明は、第1の針を含む、継続時間のある時間−順次行為の時間の経過を示すタイマーに関わる。
【0002】
本発明は、このようなタイマーを含む、時間−順次行為を実行するシステムに更に関わる。
【0003】
冒頭段落に記載した種類のタイマーは、1992年6月に発行された“Stopwatch Pointer:A Dynamic Progress Indicator”,IBM Technical Disclosure Bulletin,vol.35,no.92A−61894から公知である。
【0004】
フィルムの再生又はファイルの送受信のような時間−順次行為が実行されるとき、行為の経過時間を表示することがしばしば望まれる。どの速度においても行為がどれだけの時間実行されたかが示され得る。行為の継続時間が予め知られている場合、行為を完了するまでにどれだけの時間が残っているかを示すことも可能である。進行表示器は、経過時間を行為の全継続時間の割合として示す。しかし、この場合、ユーザは、行為が終了するまでに何時間、及び何分かかるかを見ることができない。上記文献によるタイマーは、分針、及び、秒針、及び任意には時針を有するストップウォッチの例を用いる。時間−順次行為が開始した後、タイマーは、分針及び秒針によって経過時間を示す。タイマーの一部は、行為のどの部分が既に行われ、どの部分がまだ行われているかを示すよう印が付けられる。行為が例えば、60パーセント実行された場合、ストップウォッチのダイアルの60パーセントを色付けすることで印が付けられる。
【0005】
このタイマーの不都合な点は、ユーザが行為の残りの継続時間を簡単な方法で見ることが出来ない点である。分数に基づいてタイマーの一部に印を付けることは、既に実行された部分と残りの部分との間の比に対する見通しだけを与え、ユーザは、例えば、半分のファイルが送られたこと、又は、フィルムが90パーセント再生されたことだけ分かる。ユーザは、この情報に基づいて行為の完了までにあとどれだけ時間がかかるかを簡単に導き出すことはできない。
【0006】
本発明は、行為の継続時間の目安になる表示が実現され、タイマーが行為の現在の経過時間を示す、冒頭段落に記載した種類のタイマーを提供することを目的とする。
【0007】
この目的は、タイマーが、継続時間を表示する第1の時間バーを有し、この第1の時間バーがタイマーの中心について位置決めされ、タイマーが行為の継続時間を第1の時間バーに表示するよう配置され、第1の時間バーが更に行為の現在の経過時間を決め、第1の時間バーの現在の経過時間に対応する位置に第1の針を位置決めする、本発明によるタイマーを用いて実現される。
【0008】
時間バーは、行為の全継続時間を表わす。これは、様々な方法で成され得る。例えば、継続時間が3時間15分である場合、第1の時間バーは、3時間と4分の1時間、又は、195分の時間を表示してもよい。時間バーをタイマーの中心について位置決めすることによって、ユーザは、長さ、従って、行為の継続時間を直観的に読むことができる。
【0009】
現在の経過時間は、針によって表示される。タイマーが略円形、例えば、アナログ時計又はストップウォッチの形態にあるため、ユーザは、現在の経過時間をすぐに直観的に読むことができる。この現在の経過時間は、アナログ時計に示される任意の瞬間にように示される。針は、行為の残りの継続時間を確認するためにも使用され得る。例えば、3時間といった継続時間が第1の時間バーで表示され、針がこの表示の中ほどにあるとき、ユーザは、行為が完了するまでまだ1時間半かかることが直ぐに分かる。
【0010】
実施例において、タイマーは、時間及び分を読むための目盛りがあり、タイマーは目盛りに従って行為の継続時間を示す。本実施例の利点は、目盛りが読みの正確さを高める点である。目盛りは、完了、つまり、時間及び分が図及びストロークによって明示的に示される。しかしながら、目盛りが部分的にだけ示されているときでもアナログ時計から時間を読むことができることは公知である。3時、6時、9時、及び12時を示す、或いは、5分ごとに等距離のストロークでしばしば十分である。このような設計は、タイマーが示されるとき場所を節約し、これは、例えば、テレビジョンスクリーンの左上コーナーのように小さい表面に示す場合に特に重要となる。
【0011】
本実施例の変形例では、第1の時間バーは、目盛りに沿って位置決めされる。この利点は、この位置決めにより行為の全継続時間を正確な読むことが可能となる点である。3時間の継続時間の表示は、目盛りに従って3時間の時間間隔に対応する。
【0012】
更なる実施例では、タイマーは、第2の表示器及び第2の時間バーを有し、この第2の時間バーはタイマーの中心について位置決めされ、タイマーは、時で表わされる行為の継続時間を第1の時間バーに表示し、分で表わされる行為の継続時間を第2の時間バーに表示し、第2の表示器を現在の経過時間に対応する位置で第2の時間バーに位置決めするよう配置される。本実施例の利点は、2つの時間バーを使用することにより行為の継続時間をより正確に読むことが可能となる点である。第2の時間バーは分の単位まで正確に継続時間を読む可能性を提供する。
【0013】
本実施例の変形例では、タイマーは、現在の経過時間が継続時間の最後の1時間にあるとき、整数時間が減算された後に分で表わされる行為の継続時間を第2の時間バーに表示し、さもなければ60分の継続時間を表示するよう配置される。この利点は、60分以上の継続時間が直観的に表示される点である。アナログ時計の通常の目盛りは、60分以上示すことが出来ない。行為の全継続時間が60分以上であると、第2の時間バーでの表示はさほど直観的でなくなる。例えば、継続時間が2時間15分である場合、本実施例において最後の1時間では15分といった継続時間が第2の時間バーで示され、ユーザは直観的に「最後の15分間」と考える。継続時間の早い時間では、60分の継続時間が第2の時間バーで表示され、従って、行為の実行が最後の1時間にまだ到達していないことが直ぐに明らかである。
【0014】
本実施例の更なる変形例では、第1の時間バーの始点及び第2の時間バーの始点は、半径方向に同じ線上にある。この線は、12時00分のようなある瞬間に対応するよう選択されてもよい。始点は、行為の継続時間の表示の始まりとして使用されてもよい。これら始点を一線上におくことにより、針が時間バーの近傍に位置決めされるため、行為の現在の経過時間を直接的に読むことができる。始点が12時00分にある場合、針の位置の読みは現在の経過時間に対応する時刻を発生する。
【0015】
更なる実施例では、タイマーは、時間バーにおける始点と終点の間の時間バーの部分に印を付けることにより行為の継続時間を時間バーに表示し、始点と終点との間の部分は継続時間に対応する。本実施例の利点は、これら印し付けが行為の継続時間が何であるかを直ぐに明らかにする点である。ユーザは、明示的に表わされた又は表わされていない目盛りと印が付けられた部分の長さを単に比較し、そこから長さを直接的に決定する。時間バーの印が付けられた部分の始点が例えば、2時にあり、終点が3時であるとき、継続時間が1時間であることは明らかとなる。
【0016】
本実施例の変形例では、時間バーの始点は行為の開始時間として選択される。この利点は、行為の終了時間が終点の位置から直接的に読み取ることができる点である。これにより、ユーザは、行為がいつ終了するかを直観的に確認することができる。
【0017】
更なる実施例では、タイマーは、時間バー上の点の選択に応答してこの点を時刻に変換し、時刻を再生装置に通信するよう配置される。時間バー上の点の選択は、時刻を表示する直観的な方法を提供する。例えば、タイマーの上点にある第1の時間バー上の点が選択された場合、この点は12時00分に変換される。この時刻は、再生装置に通信され、再生装置が行為を実行し、行為の現在の経過時間を示す時刻に変える。時間バーの点の選択は、ユーザが例えば、マウスを用いて点を選択することができるコンピュータシステムにおける使用に非常に優れている。
【0018】
更なる実施例では、タイマーは、回転入力要素を有し、入力要素の回転に応答してこの回転を時刻の点に変換し、この時刻の点を再生装置に通信するよう配置される。ボタンのような入力要素の回転は、時刻を示す直観的方法である。示される時刻を変えるためにボタンを回転する機構は、アナログ時計を取り扱うことから既に公知であり、従って、タイマーでその取り扱いを学ぶ更なる努力は必要ない。
【0019】
本発明は、更に、行為の継続時間の目安となる表示が実現され、タイマーが行為の現在の経過時間を表示する冒頭段落で記載して種類のシステムを提供することを更なる目的とする。
【0020】
この目的は、本発明によるタイマーを有する本発明によるシステムを用いて実現される。
【0021】
実施例では、システムは再生装置を有する。
【0022】
更なる実施例では、システムは、回転入力要素を有し、入力要素の回転に応答してこの回転を時刻の点に変換し、この時刻の点を再生装置及びタイマーに通信するよう配置される。
【0023】
本発明の上記及び他の面は、以下に説明する実施例を参照して比制限的な例によって明らかになり明確となる。
【0024】
図中、同様の参照番号は、匹敵する又は対応する構成要素又は特徴を示す。図示する幾つかの特徴は、ソフトウェアで典型的には実行され、従って、ソフトウェアモジュール又はオブジェクトを表示する。
【0025】
図1は、ある継続時間を有する時間−順次行為の時間の経過を示すタイマー100を示す。タイマー100は、時針101、及び、分針102を有し、これら2つの針は行為の現在の経過時間を表示することができる。この現在の経過時間は、行為の開始から経過した合計時間として相対的に、又は、現在の時刻として絶対的に表示され得る。これは、以下に更に説明する。
【0026】
タイマー100が一本の針だけを有することも代替的に可能であり、このとき現在の経過時間は時又は分のいずれかで示され得る。これによりタイマー100の簡単な実施例が提供されるが、ユーザにはこの針が時針であるか分針であるかが明らかにされなくてはならない。このために、既知のように分針よりも時針の方が短い針の長さしるしとして使用され得る。
【0027】
タイマー100は、時及び分を読むために目盛りを示してもよい。図1の実施例では、目盛りは、全ての時がストロークによって示され、12時、3時、6時、及び、9時の時が図で示されている。しかしながら、アナログ時計又はストップウォッチで一般的な各目盛りが適切である。例えば、正時ごと又は分ごとにストロークを有するか、ストロークの上に図を有することが可能である。しかしながら、タイマー100が小表面に表示される場合、ストロークを用いて12時、3時、6時、及び、9時だけが示される最小限の目盛りを有することがときとしてより有利である。針の位置によってだけ時刻を知ることもできるため、目盛り全体を省略することも可能である。任意の形態で目盛りが使用されるとき、タイマー100は目盛りに従って行為の継続時間を表示することができる。
【0028】
タイマー100は、時で継続時間を表示する第1の時間バー103、及び分で継続時間を表示する第2の時間バー104を更に有する。第1の時間バー103及び第2の時間バー104は、タイマー100の中心について位置決めされる。目盛りが使用される場合、第1の時間バー103及び第2の時間バー104は、目盛りの方向に位置決めされる。これにより継続時間を読むことを簡単にする。第2の時間バー104は、適当であれば省略されてもよい。この場合、第1の時間バー103は、所望の通りに継続時間を時で、又は、分で表示することができる。
【0029】
図1に示すタイマー100の例は、2時間30分の継続時間を表示する。第1の時間バー103は、時で表わされる継続時間、従って、2時間半を表示し、第2の時間バー104は分で表わされる継続時間、従って、150分を表示する。時間バーで継続時間を表示する方法は様々である。例えば、表示されるべき継続時間の時間の長さに対応する時間バーの部分だけが示されてもよい。示す実施例では、第1の時間バー103の部分は、始点105と終点106との間で印が付けられ、第2の時間バー104の部分は始点107と終点108との間で印が付けられる。印が付けられた部分は、2時間30分の継続時間に対応する。このような印付けは、例えば、印が付けられていない部分とは異なる色を印が付けられた部分に与えるか、異なる度合いの色を用いることで行われ得る。印が付けられていない部分は、透明でもよい。
【0030】
第2の時間バー104に分で表わされる継続時間の表示に特に注目する。継続時間が60分を超えた場合、通常の目盛りは最大で60分を表示するよう設計されているため不十分である。分で表わされる継続時間の十分な表示をまだ得るために様々な可能性がある。
【0031】
この場合タイマー100は、継続時間を表示するのに十分に大きくなるよう第2の時間バー104の目盛りを適応することができる。継続時間が150分であると、スケールは、3時間に拡大され、この継続時間が示される。3時間の範囲のスケール上で150分に対応する第2の時間バー140の6分の5に印が付けられ得る。しかしながら、このアプローチ法は、スケールがもはや1時間又は60分の通常のスケールに対応しないため非常に直観的でないといった不都合な点を有する。
【0032】
行為の継続時間は、何時又は何分で表わされる。別の解決策は、第2の時間バー104にこの何分かだけを単に表わさせることである。継続時間が150分又は2時間30分であると、第2の時間バー104は、図1に示すように30分の継続時間を示す。しかしながら、これは、第1の及び第2の時では分針102も30分を超える時間を示すことを意味する。印付けを利用するとき、第2の時間バー104の印が付けられていない部分は、分針102によって示されてもよい。
【0033】
従って、現在の経過時間が継続時間の最後の1時間内にある場合にだけこの表示を適用することが好ましい。現在の経過時間がより短いと、60分の継続時間が表示される。分針107は、第2の時間バー104の印が付けられていない部分を示すことはなく、これはユーザには直観的に容易となる。
【0034】
図2は、第2の時間バー104が60分の継続時間を表示するタイマー100の実施例を示す。図示するように現在の経過時間が1時間25分であり、行為の継続時間が2時間30分であるため、現在の経過時間は行為の継続時間の最後の1時間にまだない。継続時間の最後の1時間、この場合、第3の時では、図2の実施例は30分の継続時間を第2の時間バー104に表示する。
【0035】
図1及び図2に示すタイマー100を用いると、第1の時間バー103の始点105及び第2の時間バー104の始点107は、一本の同じ線上に半径方向におかれる。これにより、行為の継続時間の相対的表示が提供される。印が付けられた部分の長さは、行為の継続時間に対応し、この長さは直接的に読まれ得る。第1の時間バー103の印が付けられた部分は、12時と2時30分過ぎとの間の間隔、つまり、2時間半に対応する。第2の時間バー104の印が付けられた部分は、零と30分との間の間隔、つまり、30分に対応する。
【0036】
図3は、行為の継続時間の絶対的表示が得られるように印が付けられた部分が位置決めされるタイマー100の実施例を示す。この目的のため、第1の時間バー103の始点105は、時で表わされる行為の開始時間となるよう選択され、第2の時間バー104の始点107は分で表わされる行為の開始時間となるよう選択される。開始時間が午後の3時半であると、始点105は目盛りに従って3時と4時との間の中ほどにあり、始点107は目盛りに従って30分の場所にある。行為の全継続時間が2時間と30分である場合、終端106は6時の場所にあり、終端108は60分の場所にある。
【0037】
本実施例は、図2の実施例と組み合わされ得る。この場合、第2の時間バー104は、行為の現在の経過時間が行為の継続時間の最後の1時間になるまで30分の継続時間を表示せず、それまでは60分の継続時間を表示する。現在の経過時間が行為の継続時間の最後の1時間にある場合、つまり、経過時間のうち2時間が経過した場合、終端108は分で表わされる行為の終了時間に対応するよう位置決めされる。示す情況では、行為は、ちょうど6時に終了し、従って、終端108は60分の場所に位置決めされる。始点107は、30分の場所に位置決めされ、その間にある部分に印が付けられる。
【0038】
時間−順次行為が実行されるとき、タイマー100は現在の経過時間を決め、示す。現在の経過時間は、例えば、再生装置によってタイマー100に、送られてもよく、又は、所与の開始時間に基づいてタイマー100自体によって計算されてもよい。
【0039】
現在の経過時間は、針101、102の位置によって表示される。時針101は、現在の経過時間に対応する第1の時間バー103上のスポットに位置決めされ、分針102は、現在の経過時間に対応する第2の時間バー104上のスポットに位置決めされる。図1では、直接的に読むことができる1時間と25分の現在の経過時間示す。
【0040】
図1及び図2に示すように、時間バー103及び104の相対的表示を用いて、読み取られる現在の経過時間は、既に実行された部分の長さに等しい。従って、行為は、1時間25分間行われたこととなる。
【0041】
図3に示すように時間バー103及び104の絶対的表示を用いて、読み取られた現在の経過時間は、針101及び102によって示すように、実際の現在の時刻に等しい。行為は、3時半に開始され、1時間25分間行われた。行為は、3時30分過ぎから開始され、1時間25分に及んだ。現時刻は、5時5分前である。時間バー103及び104の印が付けられた部分に対する針101及び102の位置からユーザは、行為の実行が既にどれだけ進行し、残りの部分がどれだけ時間がかかるかを確認することができる。
【0042】
図4は、図1を参照して説明したように作動する本発明によるタイマー100を示す。しかしタイマー100は、時刻の点を教えるために使用されてもよい。この時刻の点は、通常行為が続けられるべき所望の現在の経過時間である。
【0043】
時刻の点を教える可能な方法は、欧州特許出願EP−A−511929から公知である。この方法によると、ユーザは、時間バー103、104上の点を選択する。どの時間バーが使用されるかに依存して、選択は分又は時に変換される。点408の選択は、第1の時間バー103上にあるため、2時間に対応する。現在の経過時間が1時間と25分であると、この選択は、2時間と25分に変換される。ユーザが点409を選択した場合、点409が第2の時間バー104上にあるため30分に変換される。現在の経過時間が1時間と25分であると、この選択は1時間と30分の時間に変換される。
【0044】
時間バー103及び104上の印が付けられた部分に属さない点をユーザが時間バー103、104上で選択した場合、この選択は無効である。ユーザは、これについて通知される。しかしながら、行為がどれだけ継続するかをユーザが時間バーから知ることができるため、ユーザは、行為の全継続時間よりも後の時刻の点を早く選択する傾向はあまりない。
【0045】
時刻の点が決定された後、この時刻の点は再生装置に通信される。この装置は、時間−順次行為の現在の経過時間を時刻の点に適応させ、その時刻の点で行為の実行を続ける。
【0046】
タイマー100に回転式入力要素、例えば、回転ノブ410を設けることも代替的に可能である。例えば、フィルムを示すコンピュータでは、タイマー100はその近傍に回転ノブ410を有して示され得る。ユーザは、この回転ノブ410をユーザのマウス又は別の入力媒体で操作し、上記の通りに現在の経過時間を変えることができる。針が回転式入力要素として使用されてもよく、それにより、現在の経過時間をより直接的に操作することが可能となる。ユーザは、マウス又は他の入力媒体を手段として針を動かし、現在の経過時間を直接的に変える。
【0047】
図5は、本発明によるタイマー100を有する、時間−順次行為を実行するシステムを示す。タイマー100は、上記の全ての方法で配置されてもよい。システムは、再生装置500を更に有する。図3では、システムは、テレビ番組を見せるのに好適なテレビジョンセットである。このときタイマー100はテレビ番組の経過時間を示す。システムは、例えば、コンピュータでもよい。このコンピュータは、ファイルの送受信の経過時間、又は、ビデオ或いはオーディオファイルの再生の経過時間を示すためにタイマー100を使用してもよい。この目的のために、システムは、タイマー100の行為の現在の経過時間を通信しなくてはならず、それによりこのタイマー100は現在の経過時間を示すことができる。行為の開始前に行為の全継続時間がタイマー100に通信されるべきである。
【0048】
システムは、遠隔制御部509も含む。遠隔制御部509は、回転ノブ510の形態にある回転式入力要素も有する。既存の腕時計では、回転ノブは現在示している時刻を変えるためにしばしば使用される。従って、回転ノブの使用は、時刻の点を選択する非常に直観的な方法である。ユーザは、これから先の時刻の点のためにノブ510を時計回りに回転させ、過ぎたの時刻の点のために反時計回りに回転させる。遠隔制御部509は、ノブ510の回転に関する情報を再生装置500に通信する。この再生装置500は、この情報の受信に応答して、選択された時刻の点で行為の実行を続けることができる。フィルムがうつされるとき、回転ノブ510は、早送り及び巻き戻しのために使用されてもよい。
【0049】
ノブ510の回転を時刻の点に変換することは、適用法及び所望の正確さに強く依存する。ノブの360度の一回転が1時間の経過時間に対応することも可能であり、それにより動作は従来の腕時計の回転ノブの動作と同一である。360度以上又は360度未満の回転運動は、これに関して、実行が続けられるべき時刻の点を決定するために、現在の経過時間から加算又は減算される経過時間に比例して変換される。
【0050】
タイマー100は、従って選択された時刻の点を新しい現在の経過時間として受信し、針101、102を上記の通り対応する位置におく。これが十分に早く行われる場合、ユーザがノブ510を回転することに対してリアルタイムフィードバックを得ることを可能にする機構を提供する。最適な結果を得るために行為の実行は、回転ノブ510が動かされる速度に比例して加速されるべきである。
【0051】
タイマー100が秒で継続時間を表示する第3の時間バー、及び、時針101及び分針102に類似して位置決めされる秒針によって簡単に広げられることは明らかである。これは、60分未満の経過時間が示されるとき時針が殆ど使われないため、特に有利である。このとき、第3の時間バーが第1の時間バー103の代わりに示されるが、60分以上又は60分未満の継続時間が交互に示される場合に混乱を招く場合がある。
【0052】
タイマー100は、多数の形態で実現され得る。タイマー100は、部分的に又は完全にソフトウェアにおかれてもよい。タイマー100は、テレビジョンセットにおいてオン・スクリーン・ディスプレイの一部を形成してもよい。タイマー100は、既存の進行表示器を置き換えるためにファイルがコンピュータによっていつ送受信されるかを示してもよい。これは、フィルム又はテレビ番組の再生中に示されてもよい。フィルム又はテレビ番組の可能な限り小さい部分がタイマーによって覆われるよう背景に透明なタイマー100を有することが有利である。タイマー100は、ユーザによって発動されるまで選択的に隠れていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイマーの第1の実施例を示す図である。
【図2】タイマーの第2の実施例を示す図である。
【図3】タイマーの第3の実施例を示す図である。
【図4】タイマーの第4の実施例を示す図である。
【図5】タイマーを有する、時間−順次行為を実行するシステムを示す図である。
本発明は、第1の針を含む、継続時間のある時間−順次行為の時間の経過を示すタイマーに関わる。
【0002】
本発明は、このようなタイマーを含む、時間−順次行為を実行するシステムに更に関わる。
【0003】
冒頭段落に記載した種類のタイマーは、1992年6月に発行された“Stopwatch Pointer:A Dynamic Progress Indicator”,IBM Technical Disclosure Bulletin,vol.35,no.92A−61894から公知である。
【0004】
フィルムの再生又はファイルの送受信のような時間−順次行為が実行されるとき、行為の経過時間を表示することがしばしば望まれる。どの速度においても行為がどれだけの時間実行されたかが示され得る。行為の継続時間が予め知られている場合、行為を完了するまでにどれだけの時間が残っているかを示すことも可能である。進行表示器は、経過時間を行為の全継続時間の割合として示す。しかし、この場合、ユーザは、行為が終了するまでに何時間、及び何分かかるかを見ることができない。上記文献によるタイマーは、分針、及び、秒針、及び任意には時針を有するストップウォッチの例を用いる。時間−順次行為が開始した後、タイマーは、分針及び秒針によって経過時間を示す。タイマーの一部は、行為のどの部分が既に行われ、どの部分がまだ行われているかを示すよう印が付けられる。行為が例えば、60パーセント実行された場合、ストップウォッチのダイアルの60パーセントを色付けすることで印が付けられる。
【0005】
このタイマーの不都合な点は、ユーザが行為の残りの継続時間を簡単な方法で見ることが出来ない点である。分数に基づいてタイマーの一部に印を付けることは、既に実行された部分と残りの部分との間の比に対する見通しだけを与え、ユーザは、例えば、半分のファイルが送られたこと、又は、フィルムが90パーセント再生されたことだけ分かる。ユーザは、この情報に基づいて行為の完了までにあとどれだけ時間がかかるかを簡単に導き出すことはできない。
【0006】
本発明は、行為の継続時間の目安になる表示が実現され、タイマーが行為の現在の経過時間を示す、冒頭段落に記載した種類のタイマーを提供することを目的とする。
【0007】
この目的は、タイマーが、継続時間を表示する第1の時間バーを有し、この第1の時間バーがタイマーの中心について位置決めされ、タイマーが行為の継続時間を第1の時間バーに表示するよう配置され、第1の時間バーが更に行為の現在の経過時間を決め、第1の時間バーの現在の経過時間に対応する位置に第1の針を位置決めする、本発明によるタイマーを用いて実現される。
【0008】
時間バーは、行為の全継続時間を表わす。これは、様々な方法で成され得る。例えば、継続時間が3時間15分である場合、第1の時間バーは、3時間と4分の1時間、又は、195分の時間を表示してもよい。時間バーをタイマーの中心について位置決めすることによって、ユーザは、長さ、従って、行為の継続時間を直観的に読むことができる。
【0009】
現在の経過時間は、針によって表示される。タイマーが略円形、例えば、アナログ時計又はストップウォッチの形態にあるため、ユーザは、現在の経過時間をすぐに直観的に読むことができる。この現在の経過時間は、アナログ時計に示される任意の瞬間にように示される。針は、行為の残りの継続時間を確認するためにも使用され得る。例えば、3時間といった継続時間が第1の時間バーで表示され、針がこの表示の中ほどにあるとき、ユーザは、行為が完了するまでまだ1時間半かかることが直ぐに分かる。
【0010】
実施例において、タイマーは、時間及び分を読むための目盛りがあり、タイマーは目盛りに従って行為の継続時間を示す。本実施例の利点は、目盛りが読みの正確さを高める点である。目盛りは、完了、つまり、時間及び分が図及びストロークによって明示的に示される。しかしながら、目盛りが部分的にだけ示されているときでもアナログ時計から時間を読むことができることは公知である。3時、6時、9時、及び12時を示す、或いは、5分ごとに等距離のストロークでしばしば十分である。このような設計は、タイマーが示されるとき場所を節約し、これは、例えば、テレビジョンスクリーンの左上コーナーのように小さい表面に示す場合に特に重要となる。
【0011】
本実施例の変形例では、第1の時間バーは、目盛りに沿って位置決めされる。この利点は、この位置決めにより行為の全継続時間を正確な読むことが可能となる点である。3時間の継続時間の表示は、目盛りに従って3時間の時間間隔に対応する。
【0012】
更なる実施例では、タイマーは、第2の表示器及び第2の時間バーを有し、この第2の時間バーはタイマーの中心について位置決めされ、タイマーは、時で表わされる行為の継続時間を第1の時間バーに表示し、分で表わされる行為の継続時間を第2の時間バーに表示し、第2の表示器を現在の経過時間に対応する位置で第2の時間バーに位置決めするよう配置される。本実施例の利点は、2つの時間バーを使用することにより行為の継続時間をより正確に読むことが可能となる点である。第2の時間バーは分の単位まで正確に継続時間を読む可能性を提供する。
【0013】
本実施例の変形例では、タイマーは、現在の経過時間が継続時間の最後の1時間にあるとき、整数時間が減算された後に分で表わされる行為の継続時間を第2の時間バーに表示し、さもなければ60分の継続時間を表示するよう配置される。この利点は、60分以上の継続時間が直観的に表示される点である。アナログ時計の通常の目盛りは、60分以上示すことが出来ない。行為の全継続時間が60分以上であると、第2の時間バーでの表示はさほど直観的でなくなる。例えば、継続時間が2時間15分である場合、本実施例において最後の1時間では15分といった継続時間が第2の時間バーで示され、ユーザは直観的に「最後の15分間」と考える。継続時間の早い時間では、60分の継続時間が第2の時間バーで表示され、従って、行為の実行が最後の1時間にまだ到達していないことが直ぐに明らかである。
【0014】
本実施例の更なる変形例では、第1の時間バーの始点及び第2の時間バーの始点は、半径方向に同じ線上にある。この線は、12時00分のようなある瞬間に対応するよう選択されてもよい。始点は、行為の継続時間の表示の始まりとして使用されてもよい。これら始点を一線上におくことにより、針が時間バーの近傍に位置決めされるため、行為の現在の経過時間を直接的に読むことができる。始点が12時00分にある場合、針の位置の読みは現在の経過時間に対応する時刻を発生する。
【0015】
更なる実施例では、タイマーは、時間バーにおける始点と終点の間の時間バーの部分に印を付けることにより行為の継続時間を時間バーに表示し、始点と終点との間の部分は継続時間に対応する。本実施例の利点は、これら印し付けが行為の継続時間が何であるかを直ぐに明らかにする点である。ユーザは、明示的に表わされた又は表わされていない目盛りと印が付けられた部分の長さを単に比較し、そこから長さを直接的に決定する。時間バーの印が付けられた部分の始点が例えば、2時にあり、終点が3時であるとき、継続時間が1時間であることは明らかとなる。
【0016】
本実施例の変形例では、時間バーの始点は行為の開始時間として選択される。この利点は、行為の終了時間が終点の位置から直接的に読み取ることができる点である。これにより、ユーザは、行為がいつ終了するかを直観的に確認することができる。
【0017】
更なる実施例では、タイマーは、時間バー上の点の選択に応答してこの点を時刻に変換し、時刻を再生装置に通信するよう配置される。時間バー上の点の選択は、時刻を表示する直観的な方法を提供する。例えば、タイマーの上点にある第1の時間バー上の点が選択された場合、この点は12時00分に変換される。この時刻は、再生装置に通信され、再生装置が行為を実行し、行為の現在の経過時間を示す時刻に変える。時間バーの点の選択は、ユーザが例えば、マウスを用いて点を選択することができるコンピュータシステムにおける使用に非常に優れている。
【0018】
更なる実施例では、タイマーは、回転入力要素を有し、入力要素の回転に応答してこの回転を時刻の点に変換し、この時刻の点を再生装置に通信するよう配置される。ボタンのような入力要素の回転は、時刻を示す直観的方法である。示される時刻を変えるためにボタンを回転する機構は、アナログ時計を取り扱うことから既に公知であり、従って、タイマーでその取り扱いを学ぶ更なる努力は必要ない。
【0019】
本発明は、更に、行為の継続時間の目安となる表示が実現され、タイマーが行為の現在の経過時間を表示する冒頭段落で記載して種類のシステムを提供することを更なる目的とする。
【0020】
この目的は、本発明によるタイマーを有する本発明によるシステムを用いて実現される。
【0021】
実施例では、システムは再生装置を有する。
【0022】
更なる実施例では、システムは、回転入力要素を有し、入力要素の回転に応答してこの回転を時刻の点に変換し、この時刻の点を再生装置及びタイマーに通信するよう配置される。
【0023】
本発明の上記及び他の面は、以下に説明する実施例を参照して比制限的な例によって明らかになり明確となる。
【0024】
図中、同様の参照番号は、匹敵する又は対応する構成要素又は特徴を示す。図示する幾つかの特徴は、ソフトウェアで典型的には実行され、従って、ソフトウェアモジュール又はオブジェクトを表示する。
【0025】
図1は、ある継続時間を有する時間−順次行為の時間の経過を示すタイマー100を示す。タイマー100は、時針101、及び、分針102を有し、これら2つの針は行為の現在の経過時間を表示することができる。この現在の経過時間は、行為の開始から経過した合計時間として相対的に、又は、現在の時刻として絶対的に表示され得る。これは、以下に更に説明する。
【0026】
タイマー100が一本の針だけを有することも代替的に可能であり、このとき現在の経過時間は時又は分のいずれかで示され得る。これによりタイマー100の簡単な実施例が提供されるが、ユーザにはこの針が時針であるか分針であるかが明らかにされなくてはならない。このために、既知のように分針よりも時針の方が短い針の長さしるしとして使用され得る。
【0027】
タイマー100は、時及び分を読むために目盛りを示してもよい。図1の実施例では、目盛りは、全ての時がストロークによって示され、12時、3時、6時、及び、9時の時が図で示されている。しかしながら、アナログ時計又はストップウォッチで一般的な各目盛りが適切である。例えば、正時ごと又は分ごとにストロークを有するか、ストロークの上に図を有することが可能である。しかしながら、タイマー100が小表面に表示される場合、ストロークを用いて12時、3時、6時、及び、9時だけが示される最小限の目盛りを有することがときとしてより有利である。針の位置によってだけ時刻を知ることもできるため、目盛り全体を省略することも可能である。任意の形態で目盛りが使用されるとき、タイマー100は目盛りに従って行為の継続時間を表示することができる。
【0028】
タイマー100は、時で継続時間を表示する第1の時間バー103、及び分で継続時間を表示する第2の時間バー104を更に有する。第1の時間バー103及び第2の時間バー104は、タイマー100の中心について位置決めされる。目盛りが使用される場合、第1の時間バー103及び第2の時間バー104は、目盛りの方向に位置決めされる。これにより継続時間を読むことを簡単にする。第2の時間バー104は、適当であれば省略されてもよい。この場合、第1の時間バー103は、所望の通りに継続時間を時で、又は、分で表示することができる。
【0029】
図1に示すタイマー100の例は、2時間30分の継続時間を表示する。第1の時間バー103は、時で表わされる継続時間、従って、2時間半を表示し、第2の時間バー104は分で表わされる継続時間、従って、150分を表示する。時間バーで継続時間を表示する方法は様々である。例えば、表示されるべき継続時間の時間の長さに対応する時間バーの部分だけが示されてもよい。示す実施例では、第1の時間バー103の部分は、始点105と終点106との間で印が付けられ、第2の時間バー104の部分は始点107と終点108との間で印が付けられる。印が付けられた部分は、2時間30分の継続時間に対応する。このような印付けは、例えば、印が付けられていない部分とは異なる色を印が付けられた部分に与えるか、異なる度合いの色を用いることで行われ得る。印が付けられていない部分は、透明でもよい。
【0030】
第2の時間バー104に分で表わされる継続時間の表示に特に注目する。継続時間が60分を超えた場合、通常の目盛りは最大で60分を表示するよう設計されているため不十分である。分で表わされる継続時間の十分な表示をまだ得るために様々な可能性がある。
【0031】
この場合タイマー100は、継続時間を表示するのに十分に大きくなるよう第2の時間バー104の目盛りを適応することができる。継続時間が150分であると、スケールは、3時間に拡大され、この継続時間が示される。3時間の範囲のスケール上で150分に対応する第2の時間バー140の6分の5に印が付けられ得る。しかしながら、このアプローチ法は、スケールがもはや1時間又は60分の通常のスケールに対応しないため非常に直観的でないといった不都合な点を有する。
【0032】
行為の継続時間は、何時又は何分で表わされる。別の解決策は、第2の時間バー104にこの何分かだけを単に表わさせることである。継続時間が150分又は2時間30分であると、第2の時間バー104は、図1に示すように30分の継続時間を示す。しかしながら、これは、第1の及び第2の時では分針102も30分を超える時間を示すことを意味する。印付けを利用するとき、第2の時間バー104の印が付けられていない部分は、分針102によって示されてもよい。
【0033】
従って、現在の経過時間が継続時間の最後の1時間内にある場合にだけこの表示を適用することが好ましい。現在の経過時間がより短いと、60分の継続時間が表示される。分針107は、第2の時間バー104の印が付けられていない部分を示すことはなく、これはユーザには直観的に容易となる。
【0034】
図2は、第2の時間バー104が60分の継続時間を表示するタイマー100の実施例を示す。図示するように現在の経過時間が1時間25分であり、行為の継続時間が2時間30分であるため、現在の経過時間は行為の継続時間の最後の1時間にまだない。継続時間の最後の1時間、この場合、第3の時では、図2の実施例は30分の継続時間を第2の時間バー104に表示する。
【0035】
図1及び図2に示すタイマー100を用いると、第1の時間バー103の始点105及び第2の時間バー104の始点107は、一本の同じ線上に半径方向におかれる。これにより、行為の継続時間の相対的表示が提供される。印が付けられた部分の長さは、行為の継続時間に対応し、この長さは直接的に読まれ得る。第1の時間バー103の印が付けられた部分は、12時と2時30分過ぎとの間の間隔、つまり、2時間半に対応する。第2の時間バー104の印が付けられた部分は、零と30分との間の間隔、つまり、30分に対応する。
【0036】
図3は、行為の継続時間の絶対的表示が得られるように印が付けられた部分が位置決めされるタイマー100の実施例を示す。この目的のため、第1の時間バー103の始点105は、時で表わされる行為の開始時間となるよう選択され、第2の時間バー104の始点107は分で表わされる行為の開始時間となるよう選択される。開始時間が午後の3時半であると、始点105は目盛りに従って3時と4時との間の中ほどにあり、始点107は目盛りに従って30分の場所にある。行為の全継続時間が2時間と30分である場合、終端106は6時の場所にあり、終端108は60分の場所にある。
【0037】
本実施例は、図2の実施例と組み合わされ得る。この場合、第2の時間バー104は、行為の現在の経過時間が行為の継続時間の最後の1時間になるまで30分の継続時間を表示せず、それまでは60分の継続時間を表示する。現在の経過時間が行為の継続時間の最後の1時間にある場合、つまり、経過時間のうち2時間が経過した場合、終端108は分で表わされる行為の終了時間に対応するよう位置決めされる。示す情況では、行為は、ちょうど6時に終了し、従って、終端108は60分の場所に位置決めされる。始点107は、30分の場所に位置決めされ、その間にある部分に印が付けられる。
【0038】
時間−順次行為が実行されるとき、タイマー100は現在の経過時間を決め、示す。現在の経過時間は、例えば、再生装置によってタイマー100に、送られてもよく、又は、所与の開始時間に基づいてタイマー100自体によって計算されてもよい。
【0039】
現在の経過時間は、針101、102の位置によって表示される。時針101は、現在の経過時間に対応する第1の時間バー103上のスポットに位置決めされ、分針102は、現在の経過時間に対応する第2の時間バー104上のスポットに位置決めされる。図1では、直接的に読むことができる1時間と25分の現在の経過時間示す。
【0040】
図1及び図2に示すように、時間バー103及び104の相対的表示を用いて、読み取られる現在の経過時間は、既に実行された部分の長さに等しい。従って、行為は、1時間25分間行われたこととなる。
【0041】
図3に示すように時間バー103及び104の絶対的表示を用いて、読み取られた現在の経過時間は、針101及び102によって示すように、実際の現在の時刻に等しい。行為は、3時半に開始され、1時間25分間行われた。行為は、3時30分過ぎから開始され、1時間25分に及んだ。現時刻は、5時5分前である。時間バー103及び104の印が付けられた部分に対する針101及び102の位置からユーザは、行為の実行が既にどれだけ進行し、残りの部分がどれだけ時間がかかるかを確認することができる。
【0042】
図4は、図1を参照して説明したように作動する本発明によるタイマー100を示す。しかしタイマー100は、時刻の点を教えるために使用されてもよい。この時刻の点は、通常行為が続けられるべき所望の現在の経過時間である。
【0043】
時刻の点を教える可能な方法は、欧州特許出願EP−A−511929から公知である。この方法によると、ユーザは、時間バー103、104上の点を選択する。どの時間バーが使用されるかに依存して、選択は分又は時に変換される。点408の選択は、第1の時間バー103上にあるため、2時間に対応する。現在の経過時間が1時間と25分であると、この選択は、2時間と25分に変換される。ユーザが点409を選択した場合、点409が第2の時間バー104上にあるため30分に変換される。現在の経過時間が1時間と25分であると、この選択は1時間と30分の時間に変換される。
【0044】
時間バー103及び104上の印が付けられた部分に属さない点をユーザが時間バー103、104上で選択した場合、この選択は無効である。ユーザは、これについて通知される。しかしながら、行為がどれだけ継続するかをユーザが時間バーから知ることができるため、ユーザは、行為の全継続時間よりも後の時刻の点を早く選択する傾向はあまりない。
【0045】
時刻の点が決定された後、この時刻の点は再生装置に通信される。この装置は、時間−順次行為の現在の経過時間を時刻の点に適応させ、その時刻の点で行為の実行を続ける。
【0046】
タイマー100に回転式入力要素、例えば、回転ノブ410を設けることも代替的に可能である。例えば、フィルムを示すコンピュータでは、タイマー100はその近傍に回転ノブ410を有して示され得る。ユーザは、この回転ノブ410をユーザのマウス又は別の入力媒体で操作し、上記の通りに現在の経過時間を変えることができる。針が回転式入力要素として使用されてもよく、それにより、現在の経過時間をより直接的に操作することが可能となる。ユーザは、マウス又は他の入力媒体を手段として針を動かし、現在の経過時間を直接的に変える。
【0047】
図5は、本発明によるタイマー100を有する、時間−順次行為を実行するシステムを示す。タイマー100は、上記の全ての方法で配置されてもよい。システムは、再生装置500を更に有する。図3では、システムは、テレビ番組を見せるのに好適なテレビジョンセットである。このときタイマー100はテレビ番組の経過時間を示す。システムは、例えば、コンピュータでもよい。このコンピュータは、ファイルの送受信の経過時間、又は、ビデオ或いはオーディオファイルの再生の経過時間を示すためにタイマー100を使用してもよい。この目的のために、システムは、タイマー100の行為の現在の経過時間を通信しなくてはならず、それによりこのタイマー100は現在の経過時間を示すことができる。行為の開始前に行為の全継続時間がタイマー100に通信されるべきである。
【0048】
システムは、遠隔制御部509も含む。遠隔制御部509は、回転ノブ510の形態にある回転式入力要素も有する。既存の腕時計では、回転ノブは現在示している時刻を変えるためにしばしば使用される。従って、回転ノブの使用は、時刻の点を選択する非常に直観的な方法である。ユーザは、これから先の時刻の点のためにノブ510を時計回りに回転させ、過ぎたの時刻の点のために反時計回りに回転させる。遠隔制御部509は、ノブ510の回転に関する情報を再生装置500に通信する。この再生装置500は、この情報の受信に応答して、選択された時刻の点で行為の実行を続けることができる。フィルムがうつされるとき、回転ノブ510は、早送り及び巻き戻しのために使用されてもよい。
【0049】
ノブ510の回転を時刻の点に変換することは、適用法及び所望の正確さに強く依存する。ノブの360度の一回転が1時間の経過時間に対応することも可能であり、それにより動作は従来の腕時計の回転ノブの動作と同一である。360度以上又は360度未満の回転運動は、これに関して、実行が続けられるべき時刻の点を決定するために、現在の経過時間から加算又は減算される経過時間に比例して変換される。
【0050】
タイマー100は、従って選択された時刻の点を新しい現在の経過時間として受信し、針101、102を上記の通り対応する位置におく。これが十分に早く行われる場合、ユーザがノブ510を回転することに対してリアルタイムフィードバックを得ることを可能にする機構を提供する。最適な結果を得るために行為の実行は、回転ノブ510が動かされる速度に比例して加速されるべきである。
【0051】
タイマー100が秒で継続時間を表示する第3の時間バー、及び、時針101及び分針102に類似して位置決めされる秒針によって簡単に広げられることは明らかである。これは、60分未満の経過時間が示されるとき時針が殆ど使われないため、特に有利である。このとき、第3の時間バーが第1の時間バー103の代わりに示されるが、60分以上又は60分未満の継続時間が交互に示される場合に混乱を招く場合がある。
【0052】
タイマー100は、多数の形態で実現され得る。タイマー100は、部分的に又は完全にソフトウェアにおかれてもよい。タイマー100は、テレビジョンセットにおいてオン・スクリーン・ディスプレイの一部を形成してもよい。タイマー100は、既存の進行表示器を置き換えるためにファイルがコンピュータによっていつ送受信されるかを示してもよい。これは、フィルム又はテレビ番組の再生中に示されてもよい。フィルム又はテレビ番組の可能な限り小さい部分がタイマーによって覆われるよう背景に透明なタイマー100を有することが有利である。タイマー100は、ユーザによって発動されるまで選択的に隠れていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイマーの第1の実施例を示す図である。
【図2】タイマーの第2の実施例を示す図である。
【図3】タイマーの第3の実施例を示す図である。
【図4】タイマーの第4の実施例を示す図である。
【図5】タイマーを有する、時間−順次行為を実行するシステムを示す図である。
Claims (13)
- 第1の針を有する、継続時間のある時間−順次行為の時間の経過を示すタイマーであって、
継続時間を表示する第1の時間バーを有し、
上記第1の時間バーは、上記タイマーの中心について位置決めされ、
上記タイマーは、上記第1の時間バー上に上記行為の上記継続時間を表示し、且つ、上記行為の現在の経過時間を決定し、上記第1の針を上記第1の時間バー上の上記現在の経過時間に対応する位置に位置決めするよう構成されることを特徴とするタイマー。 - 時及び分を読み取るための目盛りを有し、上記目盛りに従って上記行為の上記継続時間を示すことを特徴とする請求項1記載のタイマー。
- 上記第1の時間バーは、上記目盛りに沿って位置決めされることを特徴とする請求項2記載のタイマー。
- 第2の表示器及び第2の時間バーを有し、
上記第2の時間バーは、上記タイマーの中心について位置決めされ、
上記タイマーは、上記第1の時間バーに時で表わされる上記行為の持続時間を表示し、上記第2の時間バーに分で表わされる上記行為の上記継続時間を表示し、上記現在の経過時間に対応する位置において上記第2の時間バーに上記第2の表示器を位置決めするよう構成されることを特徴とする請求項1記載のタイマー。 - 上記現在の経過時間が上記継続時間の最後の1時間内にあるとき、整数の時が減算された後、分で表わされる上記行為の上記継続時間を、さもなければ、60分の継続時間を上記第2の時間バーに表示するよう構成されることを特徴とする請求項4記載のタイマー。
- 上記第1の時間バーの始点と上記第2の時間バーの始点は、一線上に半径方向にあることを特徴とする請求項4記載のタイマー。
- 上記時間バーの始点と終点との間の部分に印を付けることで上記時間バーに上記行為の上記継続時間を表示し、上記始点と上記終点との間の上記部分は上記継続時間に対応することを特徴とする請求項1記載のタイマー。
- 上記時間バーの上記始点は、上記行為の開始時間として選択されることを特徴とする請求項7記載のタイマー。
- 上記時間バー上の点の選択に応答し、上記時間バー上の上記点を時刻の点に変換し、上記時刻の点を再生装置に通信するよう構成されることを特徴とする請求項1記載のタイマー。
- 回転入力要素を更に含み、上記入力要素の回転に応答して回転を時刻の点に変換し、上記時刻の点を再生装置に通信するよう構成されることを特徴とする請求項1記載のタイマー。
- 時間−順次行為を実行するシステムであって、請求項1乃至10のうちいずれか一項記載のタイマーを有することを特徴とするシステム。
- 再生装置を更に有することを特徴とする請求項11記載のシステム。
- 回転入力要素を更に含み、上記入力要素の回転に応答して回転を時刻の点に変換し、上記時刻の点を上記再生装置及び上記タイマーに通信するよう構成されることを特徴とする請求項11又は12記載のシステム。
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