JP2004501203A5

JP2004501203A5 -

Info

Publication number: JP2004501203A5
Application number: JP2002505025A
Authority: JP
Filing date: 2001-06-22
Publication date: 2008-08-07

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】皮膚の創傷を治癒するための組成物であって、
ＢＭＰ−３が最も高い濃度で存在する増殖因子である骨形成タンパク質の混合物；及び
薬学的に許容される担体
を含む組成物。
【請求項２】骨形成タンパク質の混合物の少なくとも１つが骨由来である、請求項１に記載の組成物。
【請求項３】前記骨がウシの骨を含む、請求項２に記載の組成物。
【請求項４】前記骨が脱塩された骨を含む、請求項２に記載の組成物。
【請求項５】ＦＧＦ−１、ＴＧＦ−β１、ＴＧＦ−β２およびＴＧＦ−β３より成る群から選択される少なくとも１つの増殖因子をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項６】ＴＧＦ−β２をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項７】ＢＭＰ−６をさらに含む、請求項６に記載の組成物。
【請求項８】ＢＭＰ−６をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項９】ＢＭＰ−２をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項１０】ＢＭＰ−２、ＢＭＰ−４、ＢＭＰ−５、ＢＭＰ−６、およびＢＭＰ−７より成る群から選択される少なくとも１つの増殖因子をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項１１】薬学的に許容される担体がヒドロゲルを含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項１２】少なくとも１つの骨形成タンパク質が天然供給源から単離される、請求項１に記載の組成物。
【請求項１３】薬学的に許容される担体が、親水コロイド包帯剤、ヒドロゲル、泡包帯剤、およびアルギネート包帯剤より成る群から選択される包帯剤を含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項１４】アルギニン、グルタミン、亜鉛、銅、ビタミンＣ、ビタミンＢ１、ビタミンＢ２、ビタミンＢ３、ビタミンＢ６、ビタミンＢ１２、および葉酸塩より成る群から選択される１つ以上の活性成分をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項１５】上皮増殖因子、血小板由来増殖因子、インシュリン様増殖因子、ケラチノサイト増殖因子、筋肉内皮形成増殖因子、形質転換増殖因子−α、神経増殖因子、結合組織増殖因子および顆粒球−単球コロニー刺激因子より成る群から選択される１つ以上の増殖因子をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項１６】インターロイキン−１阻害剤、インターロイキン−６阻害剤および腫瘍壊死因子−α阻害剤より成る群から選択される１つ以上の炎症阻害剤をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項１７】ＢＭＰ−２、ＢＭＰ−７およびＴＧＦ−β２をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項１８】ＢＭＰ−２、ＢＭＰ−４、ＢＭＰ−５、ＢＭＰ−６、ＢＭＰ−７、ＴＧＦ−β１、ＴＧＦ−β２、ＴＧＦ−β３およびＦＧＦ−１をさらに含む、請求項１に記載の組成物。
【請求項１９】骨形成タンパク質の少なくとも１つが、未処理の翻訳後修飾を保持する、請求項１に記載の組成物。
【請求項２０】骨形成タンパク質の少なくとも１つが、部分的にリン酸化およびグリコシル化されている、請求項１に記載の組成物。
【請求項２１】骨形成タンパク質の少なくとも１つが、遺伝子組み換えによって作られたタンパク質である、請求項１に記載の組成物。
【請求項２２】薬学的に許容される担体中に、ＢＭＰ−２、ＢＭＰ−３、ＢＭＰ−７、およびＴＧＦ−β１を含む増殖因子の混合物を含む、皮膚の創傷を治癒するための組成物。
【請求項２３】増殖因子の混合物の少なくとも１つが骨由来である、請求項２２に記載の組成物。
【請求項２４】前記骨がウシの骨を含む、請求項２３に記載の組成物。
【請求項２５】前記骨が脱塩された骨を含む、請求項２３に記載の組成物。
【請求項２６】ＦＧＦ−１、ＴＧＦ−β２およびＴＧＦ−β３より成る群から選択される少なくとも１つの増殖因子をさらに含む、請求項２２に記載の組成物。
【請求項２７】ＦＧＦ−１をさらに含む、請求項２２に記載の組成物。
【請求項２８】ＢＭＰ−４をさらに含む、請求項２２に記載の組成物。
【請求項２９】ＢＭＰ−５をさらに含む、請求項２２に記載の組成物。
【請求項３０】ＢＭＰ−６をさらに含む、請求項２２に記載の組成物。
【請求項３１】薬学的に許容される担体中に、ＢＭＰ−２、ＢＭＰ−３、ＢＭＰ−４、ＢＭＰ−５、ＢＭＰ−６、ＢＭＰ−７、ＴＧＦ−β１、ＴＧＦ−β２、ＴＧＦ−β３およびＦＧＦ−１を含む増殖因子の混合物を含む、皮膚の創傷を治癒するための組成物。
【請求項３２】薬学的に許容される担体中に、ＢＭＰ−２、ＢＭＰ−３、ＢＭＰ−６、およびＴＧＦ−β２を含む増殖因子の混合物を含む、皮膚の創傷を治癒するための組成物。
【請求項３３】皮膚の創傷治癒に対して有効量の請求項１〜３２のいずれか１項に記載の組成物を含む、皮膚の創傷治癒を促進するための医薬組成物。
【請求項３４】前記皮膚の創傷が糖尿病性潰瘍を含む、請求項３３に記載の医薬組成物。