JP2004363706A - 映像センサーモジュール - Google Patents
映像センサーモジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004363706A JP2004363706A JP2003156921A JP2003156921A JP2004363706A JP 2004363706 A JP2004363706 A JP 2004363706A JP 2003156921 A JP2003156921 A JP 2003156921A JP 2003156921 A JP2003156921 A JP 2003156921A JP 2004363706 A JP2004363706 A JP 2004363706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- image sensor
- leads
- window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
【課題】SMT設備でパッキングを完成することにより、生産設備を簡単化にし、製品の信頼性を向上し、生産コストを低減し、パッケージの体積を大幅に縮小することができる映像センサーモジュールを提供する。
【解決手段】印刷回路基板10には窓が開けられており、窓の寸法は映像センサーの感知ゾーン21の寸法に近似し、且つ窓の周壁が遮蔽物111により覆われている。印刷回路基板10に開けた窓の周縁には、マスクエッチングにより多数のリード12を形成している。各リード12は外リード12bと内リード12aとに分けられる。映像センサーチップ2は、ボンディングパッドで内リード12aと接合し印刷回路基板10と電気的に接続する。印刷回路基板10の窓にはレンズ30が貼り付けられている。レンズ30は映像センサーチップ2の感知ゾーン21をカバーし、チップ2とレンズ30との周囲にペーストを充填することにより、気密状態にさせる。
【選択図】 図1
【解決手段】印刷回路基板10には窓が開けられており、窓の寸法は映像センサーの感知ゾーン21の寸法に近似し、且つ窓の周壁が遮蔽物111により覆われている。印刷回路基板10に開けた窓の周縁には、マスクエッチングにより多数のリード12を形成している。各リード12は外リード12bと内リード12aとに分けられる。映像センサーチップ2は、ボンディングパッドで内リード12aと接合し印刷回路基板10と電気的に接続する。印刷回路基板10の窓にはレンズ30が貼り付けられている。レンズ30は映像センサーチップ2の感知ゾーン21をカバーし、チップ2とレンズ30との周囲にペーストを充填することにより、気密状態にさせる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は映像センサーモジュールに係り、特に印刷回路基板に窓を開けることによりそれをパッケージ基板にし、チップのフリップチップとレンズ組の密封は簡単に前記パッケージ基板で完成できることにより、本体を軽薄短小にすることができる映像センサーモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の映像センサーICのパッキング技術は、セラミックパッキング(CLCC)と、図22および図23に示す樹脂基板パッキング(PLCC)と、図24に示すL/F樹脂射出パッキング(KLCC)などであり、これらのパッキング技術の共通的な特徴は、チップをダイパッドに置いてからワイヤボンディングを実施するが、映像センサーの応用分野は一般の消費性電子製品に普及したため、パッキングのコストとパッキングした体積とに対する制限はどんどん厳しくなった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のパッキング技術は次の欠点があった。
(イ)セラミックパッキング(CLCC)の加工に使用された基板焼付技術は量産し難いため、パッキングのコストは高すぎるので、それは高パワー及び高信頼性の製品だけに応用される。
(ロ)図22に示す樹脂基板パッキング(PLCC)は、印刷回路基板で側壁90aを射出(Pre−mold)することが必要であり、なお、L/F樹脂射出パッキング(KLCC)は、基板90bとリードフレームとを共同に射出することが必要であるため、これらのパッキング方法は別に射出成型の金型を用意することが必要になり、工程が非常に複雑でコストもセラミックパッキング(CLCC)より僅かに低く、且つ上記二パッキング方法で作製したパッケージは、放熱し難しいため、チップ又は製品はワープや湿られなどの問題があるので、製品の信頼性はより低い。
(ハ)図23に示す樹脂基板パッキング(PLCC)は、その基板は主に回路を有する印刷回路板91の上でもう印刷回路板を重ねて粘着して構成されたものなので、その製造方法はより簡単にならず、逆に前記二印刷回路板は粘着不良の原因で剥離することがあった。
(二)樹脂基板パッキング(PLCC)とL/F樹脂射出パッキング(KLCC)とはリードフレーム工程を増加し、自動化で大量に生産できるが、リードフレームの精密度が上がらないと、ボンディング接合の信頼性も向上できず、且つ高頻度I/Oチップのパッキングにも不向きである。
(ホ)上記パッキング技術は全てボンディングすることが必要なため、生産設備を購入することが必要になる他に、生産効率も改善し難くなり、且つ基板が必要なため、最終的なパッケージの体積が過大になり、若しかしてそれらのパッキング技術を映像センサーモジュールに応用すれば、印刷回路板を別に加えることが必要なため、図25に示すように、モジュール全体の厚さは厚すぎになるため、携帯電話やPDAやウェブカメラなどの携帯式電子製品の設計は難しくなった。
【0004】
そのため、目下のパッキング技術はフリップチップパッキングヘ発展しており、このような製造方法は、ウェーハでバンプ成長工程を実施した後、基板での回路接点と接合することが必要なので、チップの上面を基板に向くことが必要になるため、映像センサーの感知ゾーンの向く方向が制限される。そのため、フリップチップは、優れた電気特性と良いチップ放熱特性と小さいパッケージ寸法を有するが、映像センサーにこの技術を適用することはやはり難しい。
【0005】
一方、映像センサーモジュールの応用はどんどん広汎になっているが、モジュール化の思想を応用製品にマッチすることが必要であり、例えば、通信製品または個人用デジタル製品は全て撮影機能を採用し、小型とローコストとの目標を同時に達成することが市場ニーズになり、パッキングコストと体積とを改善するとともに、モジュール化設計を取り入れば、市場ニーズにもっと合うことができる。
本発明の主な目的は、SMT(表面粘着)設備でパッキングを完成することにより、生産設備を簡単化にし、製品の信頼性を向上し、生産コストを低減し、パッケージの体積を大幅に縮小することができる映像センサーモジュールを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために成された本願の請求項1記載の発明は、印刷回路基板には窓が開けられており、前記窓の寸法は映像センサーの感知ゾーンの寸法に近似し、且つ前記窓の周壁が遮蔽物により覆われ、前記印刷回路基板に開けた前記窓の周縁には、マスクエッチングにより多数のリードを形成しており、各リードは外リードと内リードとに分けられ、映像センサーチップは、ボンディングパッドで内リードと接合し印刷回路基板と電気的に接続し、前記印刷回路基板の前記窓にはレンズが貼り付けられており、前記レンズは映像センサーのチップ感知ゾーンをカバーし、前記チップと前記レンズとの周囲にペーストを充填することにより、気密状態にされていることを特徴とする映像センサーモジュールであることを要旨としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に示す映像センサーモジュール1は、極めて小さい寸法を持つチップに応用できる本発明の映像センサーモジュールの第一実施例であり、あれは下記のような構成を有する。
図2に示す印刷回路基板10には窓11が開けられており、前記窓11の寸法は映像センサーチップ2の感知ゾーン21の寸法に近似し、且つ前記窓11の周壁が遮蔽物(例えば、半田マスクまたはメッキ)111により覆われ、ホコリが映像センサーチップの表面に落下することを回避する。
【0008】
前記印刷回路基板10に開けた前記窓の周縁には、マスクエッチングにより図3に示すような多数のリード12を形成しており、各リードは外リード12bと内リード12aとに分けられ、印刷回路基板には、少なくとも各リードの間に半田マスクを塗り、また、映像センサーチップのボンディングパッドの位置によって各内リードの局部に導電性媒介物を覆わせる。上記導電性媒介物は、銀ペーストやスズペースト又は導電特性を有する接着ペーストなどがある。上記被覆方法は、網版印刷法や針状ジグ転印法やペースト付け法などがある。上記導電性媒介物と上記被覆方法とにより、図4に示すように、内リードでボンディングスポット13を形成することができる。
映像センサーチップ2は、ボンディングパッドで内リードと対応し、フリップチップ法または無ボンディング工程の製造方法により、印刷回路基板と電気的に接続する(図5に示すように)。
【0009】
図1に示すレンズ30は、前記印刷回路基板の前記窓に貼り付けられ、映像センサーのチップ感知ゾーンをカバーする。前記チップと前記レンズとの周囲にUV硬化ペースト22、310を充填して、紫外線を照射し硬化させて気密状態になると、映像センサーモジュール1のパッキング作業が完成した。
上記本実施例の映像センサーモジュール1は、樹脂射出基板の代わりに印刷回路基板を採用し、従来のリードフレームの代わりにマスクエッチング法により導電層をエッチングしてリードになるため、パッキング品質はフリップチップと同じように、優れた電気特性と良いチップ放熱特性と小さいパッケージ寸法を有する。その他の映像センサーパッキング技術に比べて、本実施例は、SMT設備を利用し、映像センサーチップのボンディングパッドを印刷回路基板の内リードのボンディングスポット13に合わせ、フリップチップ式の接合を実施して電気的な連結にし、また、レンズローディング設備またはSMT設備により、映像センサーのチップ感知ゾーンをレンズ組でカバーすることができるため、パッキング工程が簡単化になり、パッキングコストも降下し、特に生産設備のニーズや外注加工の必要な時間を低減することができ、且つ一般のフリップチップ技術に比べて、ガラスカバーの代わりにレンズ組を直接にカバーとすることにより、映像センサーモジュールの厚さを大幅に低減することができるので、電子製品への応用はもっと有利になった。
【0010】
図6に示すのは、本発明の差込式映像センサーモジュールの第一実施例であり、第一実施例の映像センサーモジュール1の印刷回路基板の外リードを表面粘着法により、SMT基板4に固定し、前記SMT基板4の内部にはモジュール回路41が設けており且つ開放孔42が開けており、前記レンズホルダーはSMT基板の開放孔から外へ突起し、なお、前記モジュール回路の開放孔42の周囲には多数のリード(図示せず)が設けており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けており、映像センサーモジュールをパッキングする工程中に、スズペーストは網版印刷技術によりリードの局部に付けて電気接点とする。だから、本実施例は、印刷回路基板の外リード12bが、表面粘着法によりSMT基板の開放孔に固定され且つモジュール回路と電気的に連接することができる。このような差込式映像センサーモジュールはSMT基板の全体厚さを低減することができるので、電子製品への応用はもっと有利になった。
【0011】
図7に示すのは、本発明の差込式映像センサーモジュールの第三実施例であり、図6に示すものと比べて、多数のリードはその印刷回路基板10の両面で設けられ、その一側での多数のリードは内リード12aであり、他側での多数のリードは外リード12bであり、各内外リードは電気的に連通する状態である。前記印刷回路基板の外リードは表面粘着方法によりSMT基板4の開放孔42に固定され、それにより、前記印刷回路基板は開放孔の周囲に設けた多数のリード(図示せず)と電気的に連通する。41はモジュール回路であり、前記印刷回路基板の一端には、前記モジュール回路41と電気的に連通するための印刷リード412が設けている。
【0012】
図8に示すのは、本発明の映像センサーモジュールの第四実施例であり、その特徴は、印刷回路基板14の上面にはモジュール回路141と窓142とが設けられており、印刷回路基板14の下面の前記窓を開けた処の周囲では、マスクエッチングにより多数のリード143を形成しており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リード144が設けており、このような構成によれば、レンズローディング設備またはSMT設備により、映像センサーのチップ感知ゾーンをレンズ3でカバーして単一モジュールにパッキングすることができるため、パッキング工程が簡単化になり、さらにSMT基板の使用量を低減することもできるので、製品の厚さを大幅に低減することができる。
本発明の上記各実施例の技術手段および特徴を変化すれば、以下の各実施例も得られる。
【0013】
図9に示す映像センサーモジュール5は本発明の映像センサーモジュールの第五実施例である。あれは下記のような構成を有する。
印刷回路基板50には窓51が開けられており、前記窓51の寸法は映像センサーチップ2の感知ゾーンの寸法に近似し、且つ前記窓51の周壁が遮蔽物(例えば、半田マスクまたはメッキ)511により覆われ、ホコリが映像センサーチップの表面に落下することを回避する。
【0014】
前記印刷回路基板50に開けた前記窓51の周縁には、マスクエッチングにより多数のリード52を形成しており、各リードは外リード52bと内リード52aとに分けられ、印刷回路基板には、少なくとも各リードの間に半田マスクを塗り、また、映像センサーチップのボンディングパッドの位置によって各内リードの局部に導電性媒介物を覆わせる。上記導電性媒介物は、銀ペーストやスズペースト又は導電特性を有する接着ペーストなどがある。上記被覆方法は、網版印刷法や針状ジグ転印法やペースト付け法などがある。上記導電性媒介物と上記被覆方法とにより、内リードでボンディングスポット53を形成することができる。
【0015】
映像センサーチップ2は、ボンディングパッドで内リードと対応し、フリップチップ法または無ボンディング工程の製造方法により、印刷回路基板と電気的に接続する。
レンズ組3にはレンズホルダー31が設けており、前記レンズホルダー31は、前記印刷回路基板の前記窓51に貼り付けられ、映像センサーのチップ感知ゾーンをカバーする。
前記チップと前記レンズホルダーとの周囲にUV硬化ペースト22、310を充填して、紫外線を照射し硬化させて気密状態になると、パッキング作業が終了した。
【0016】
図10に示すのは、本発明の差込式映像センサーモジュールの第六実施例である。あれは、上記映像センサーモジュール5の印刷回路基板の外リード52bは表面粘着方法によりSMT基板54aに固定され、前記SMT基板54aは、内部にモジュール回路55aが設けており、且つ開放孔56aが開けており、前記レンズ組3aはSMT基板の開放孔から外へ突起し、なお、前記モジュール回路の開放孔の周囲には多数のリード(図示せず)が設けており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リード57aが設けており、映像センサーモジュールをパッキングする工程中に、スズペーストは網版印刷技術によりリードの局部に付けて電気接点とする。だから、本実施例は、印刷回路基板の外リード12bが、表面粘着法によりSMT基板の開放孔に固定され且つモジュール回路と電気的に連接することができる。
【0017】
図11に示すのは、本発明の差込式映像センサーモジュールの第七実施例であり、図10に示すものと比べて、多数のリードは印刷回路基板50の両面で設けられ、その一側での多数のリードは内リード52aとであり、他側での多数のリードは外リード52bであり、各内外リードは電気的に連通する状態である。前記印刷回路基板50の外リード52bは表面粘着方法によりSMT基板54bの下面に固定され、前記SMT基板54bは、内部にモジュール回路55bが設けており、且つ開放孔56bが開けており、前記レンズ組3aはSMT基板の開放孔56bから突起する。
【0018】
図12に示すのは、本発明の差込式映像センサーモジュールの第八実施例であり、印刷回路基板50aの表面にはモジュール回路58が設けている。その特徴は、印刷回路基板には窓59が設けられており、前記印刷回路基板50aの下面の前記窓を開けた処の周囲では、マスクエッチングにより多数のリード52を形成しており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リード581が設けており、このような構成によれば、レンズローディング設備またはSMT設備により、映像センサーチップ2およびレンズ組3をパッキングして単一のモジュールにすることができる。
【0019】
図13に示す映像センサーモジュール6は本発明の映像センサーモジュールの第九実施例であり、図9に示すものと比べて、その異なったところは、レンズホルダー31の底面の裏側には内へ窪んだ段差面311が形成され、前記段差面311が印刷回路基板60の外端部に当接している状態で、それらが接合される。そうすると、印刷回路基板の表面および切断したエッジの精度により、レンズ組3の定位がもっと精確にすることができる。
【0020】
図14に示す映像センサモジュール6は、印刷回路基板の外リード62bが表面粘着方法によりSMT基板54cに固定された本発明の映像センサーモジュール6の第十実施例である。前記SMT基板は、内部にモジュール回路55cが設けており、且つ開放孔56cが開けており、レンズ組3はSMT基板の開放孔から突起する。
【0021】
図15に示す映像センサーモジュール7は本発明の映像センサーモジュールの第十一実施例であり、図9に示すものと比べて、その異なったところは、レンズホルダー31の底面の表側には内へ窪んだ段差面312が形成され、前記段差面312が印刷回路基板70の前記窓71の内縁に当接している状態であり、それらが接合される。そうすると、印刷回路基板の表面および切断したエッジの精度により、レンズ組3の定位がもっと精確にすることができる。
【0022】
図16に示す映像センサモジュール7は、印刷回路基板の外リード72が表面粘着方法によりSMT基板54dに固定された本発明の映像センサーモジュールの第十二実施例である。前記SMT基板54dは、内部に印刷回路基板70と電気的に連通するモジュール回路55dが設けており、且つ開放孔56dが開けており、映像センサーチップ2は前記開放孔56dに嵌め込んでいる。
【0023】
図17に示すのは、本発明の映像センサーモジュールの第十三実施例であり、図16に示すものと比べて、その異なったところは、多数のリードはその印刷回路基板70の両面で設けられ、その一側での多数のリードは内リード72aであり、他側での多数のリードは外リード72bであり、各内外リードは電気的に連通する状態である。前記印刷回路基板の外リードは表面粘着方法によりSMT基板54eに固定され、前記SMT基板54eは、内部にモジュール回路55eが設けており、且つ開放孔56eが開けており、レンズ組3はSMT基板の開放孔から突起する。
【0024】
図18に示すのは、本発明の映像センサーモジュールの第十四実施例であり、印刷回路基板70aの表面にはモジュール回路73が設けており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路73と電気的に連通する印刷リード74が設けている。その特徴は、印刷回路基板70aには窓74が設けられており、前記印刷回路基板70aの下面の前記窓を開けた処の周囲では、マスクエッチングにより多数のリード75を形成しており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リード76が設けており、このような構成によれば、レンズローディング設備またはSMT設備により、映像センサーチップ2およびレンズ組3をパッキングして単一のモジュールにすることができる。また、レンズホルダー31の底面の表側には内へ窪んだ段差面312が形成され、前記段差面312が印刷回路基板70aの前記窓74の内縁に当接している状態であり、それらが接合される。そうすると、印刷回路基板の表面および切断したエッジの精度により、レンズ組3の定位がもっと精確にすることができる。そして、本実施例によれば、パッキング工程が簡単化になり、パッキングコストも降下し、特に生産設備のニーズを低減することができ、且つ製品の厚さを大幅に低減することもできる。
【0025】
図19に示す映像センサーモジュール8は本発明の映像センサーモジュールの第十五実施例である。あれは下記のような構成を有する。
印刷回路基板80には窓81が開けられており、前記窓81の両端にはそれぞれ段差面が形成され、第一段差面811には映像センサーチップ2が嵌めており、第二段差面812にはレンズ組3が嵌めており、且つレンズ組3が第二段差面812に精確に定位され、前記窓の周壁が遮蔽物(例えば、半田マスクまたはメッキ)813により覆われ、ホコリが映像センサーチップの表面に落下することを回避する。
【0026】
前記印刷回路基板の表面で、前記窓の第一端面の周囲には、多数の内リード82aが形成しており、各内リード82aは印刷回路基板のもう一面に設けた外リード82bとと電気的に連通する。
各内リードの局部には導電性媒介物が覆っている。上記導電性媒介物は、銀ペーストやスズペースト又は導電特性を有する接着ペーストなどがある。上記被覆方法は、網版印刷法や針状ジグ転印法やペースト付け法などがある。上記導電性媒介物と上記被覆方法とにより、内リードでボンディングスポット83を形成することができる。
【0027】
映像センサーチップ2は、ボンディングパッドで内リードのボンディングスポットと対応し接合することにより、印刷回路基板と電気的に接続することができる。
印刷回路基板の窓の第二端面での段差面にレンズ組3のレンズホルダー31が貼り付けられ、前記映像センサーチップと前記レンズホルダーとの周囲にペーストを充填することにより、気密状態にすることができる。
チップの寸法は極めて小さい場合に本実施例を適用すれば、パッキングされたモジュールの体積を極めて薄くて小さくすることができる。
【0028】
図20に示すのは、本発明の映像センサーモジュールの第十六実施例であり、本実施例の前記映像センサーモジュール8の印刷回路基板の外リード82bは表面粘着方法によりSMT基板54fに固定され、前記SMT基板54fには、内部にモジュール回路55fが設けており、且つ開放孔56fが開けており、前記レンズ組3はSMT基板54fに開けた開放孔から突起し、前記SMT基板54fの一端には、前記モジュール回路55fと電気的に連通する印刷リード57fが設けており、前記映像センサーチップがSMT基板の開放孔に設置され且つモジュール回路55fと電気的に連通するように、開放孔の周囲には多数のリード(図示せず)が設けている。
【0029】
図21に示すのは、本発明の映像センサーモジュールの第十七実施例であり、印刷回路基板80aには、表面でモジュール回路84が設けており、且つ窓85が開けられており、前記窓85の両端はそれぞれ段差面になり、第一端の段差面851に映像センサー2が嵌めており、第二端の段差面852にはレンズ組3が嵌めており、且つレンズ組3が第二段差面852に精確に定位され、且つ前記印刷回路基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リード86が設けており、映像センサーチップを印刷回路基板に固定され且つ前記映像センサーチップをモジュール回路と電気的に連通するように、前記窓の第一端側に位置する前記印刷回路基板の表面では多数のリード(図示せず)が並んで設けられている。なお、上記実施例と同様に、映像センサーチップとレンズホルダーとの周囲にペーストを充填することにより、気密状態にさせる。チップの寸法は極めて小さい場合に本実施例を適用すれば、パッキングされたモジュールの体積を極めて薄くて小さくすることができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明は次のような効果がある。
(イ)本発明の映像センサーモジュールによれば、製造プロセスにSMTパッキング技術を大量に導入することができるため、生産プロセスを自動化にすることができる。
(ロ)本発明の映像センサーモジュールによれば、パッキングが便利になったため、製品の信頼性を向上することができる。
(ハ)本発明の映像センサーモジュールによれば、ガラスが必要なくなり、一部の実施例では、モジュール化する際には定額以外の回路基板が必要ないため、製品の直接コストを降下することができる。
(二)パッキングプロセスにレンズ組を直接に運用できるため、生産効率を向上することができる。
(ホ)従来のものに比べて、本発明は映像センサーモジュールの全体厚さを大幅に低減することができるため、電子製品への応用が有利になる。
(へ)産能を有効に向上でき、生産設備のニーズを低減できるため、最終製品の価格を大幅に引き下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図2】本発明の実施例による図1における映像センサーモジュールの印刷回路基板の素材を示す正面概略図及び平面概略図である。
【図3】本発明の実施例による図2における映像センサーモジュールの印刷回路基板で多数のリードが作成された状態を示す正面概略図及び平面概略図である。
【図4】本発明の実施例による図3における映像センサーモジュールの印刷回路基板での多数の内リードでボンディングスポットが形成された状態を示す正面概略図及び平面概略図である。
【図5】本発明の実施例による図4における映像センサーモジュールの印刷回路基板での多数のボンディングスポットに映像センサーチップを合わせて貼り付けた状態を示す正面概略図及び平面概略図である。
【図6】本発明の第二実施例による図1における映像センサーモジュールを利用して構成された映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図7】本発明の第三実施例による図1における映像センサーモジュールを利用して構成された映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図8】本発明の第四実施例による差込式映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図9】本発明の第五実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図10】本発明の第六実施例による図9における映像センサーモジュールを利用して構成された差込式映像センサーモジュールを示す図面である。
【図11】本発明の第七実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図12】本発明の第八実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図13】本発明の第九実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図14】本発明の第十実施例による図13における映像センサーモジュールを利用して構成された映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図15】本発明の第十一実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図16】本発明の第十二実施例による図15における映像センサーモジュールを利用して構成された映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図17】本発明の第十三実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図18】本発明の第十四実施例のによる映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図19】本発明の第十五実施例のによる映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図20】本発明の第十六実施例による図19における映像センサーモジュールを利用して構成された差込式映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図21】本発明の第十七実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図22】従来の樹脂基板パッキング(PLCC)で構成された映像センサーを示す概略図である。
【図23】従来の樹脂基板パッキング(PLCC)で構成された映像センサーを示す概略図である。
【図24】従来のL/F樹脂射出パッキング(KLCC)で構成された映像センサーを示す概略図である。
【図25】従来の映像センサーモジュールを示す図面である。
【符号の説明】
90a 側壁
90b 基板
91 印刷回路板
1、2、5、6、7、8 映像センサーモジュール
10、14、50、50a、60、70、70a、80、80a 印刷回路基板
11、142、51、59、71、74、81、85 窓
111、511、813 遮蔽物
12、143、52、75 リード
12a、52a、72a、82a 内リード
12b、52b、62b、72、72b、82b 外リード
13、53、83 ボンディングスポット
2 映像センサーチップ
21 感知ゾーン
22、310 UV硬化ペースト
3 レンズ組
30 レンズ
31 レンズホルダー
311、312、851、852 段差面
4、54a、54b、54c、54d、54e、54f SMT基板
41、141、55a、55b、55c、55d、55e、55f、58、84 モジュール回路
42、56a、56b、56c、56d、56e、56f 開放孔
412、144、57a、581、76、57f、86 印刷リード
811、812 段差面
【発明の属する技術分野】
本発明は映像センサーモジュールに係り、特に印刷回路基板に窓を開けることによりそれをパッケージ基板にし、チップのフリップチップとレンズ組の密封は簡単に前記パッケージ基板で完成できることにより、本体を軽薄短小にすることができる映像センサーモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の映像センサーICのパッキング技術は、セラミックパッキング(CLCC)と、図22および図23に示す樹脂基板パッキング(PLCC)と、図24に示すL/F樹脂射出パッキング(KLCC)などであり、これらのパッキング技術の共通的な特徴は、チップをダイパッドに置いてからワイヤボンディングを実施するが、映像センサーの応用分野は一般の消費性電子製品に普及したため、パッキングのコストとパッキングした体積とに対する制限はどんどん厳しくなった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のパッキング技術は次の欠点があった。
(イ)セラミックパッキング(CLCC)の加工に使用された基板焼付技術は量産し難いため、パッキングのコストは高すぎるので、それは高パワー及び高信頼性の製品だけに応用される。
(ロ)図22に示す樹脂基板パッキング(PLCC)は、印刷回路基板で側壁90aを射出(Pre−mold)することが必要であり、なお、L/F樹脂射出パッキング(KLCC)は、基板90bとリードフレームとを共同に射出することが必要であるため、これらのパッキング方法は別に射出成型の金型を用意することが必要になり、工程が非常に複雑でコストもセラミックパッキング(CLCC)より僅かに低く、且つ上記二パッキング方法で作製したパッケージは、放熱し難しいため、チップ又は製品はワープや湿られなどの問題があるので、製品の信頼性はより低い。
(ハ)図23に示す樹脂基板パッキング(PLCC)は、その基板は主に回路を有する印刷回路板91の上でもう印刷回路板を重ねて粘着して構成されたものなので、その製造方法はより簡単にならず、逆に前記二印刷回路板は粘着不良の原因で剥離することがあった。
(二)樹脂基板パッキング(PLCC)とL/F樹脂射出パッキング(KLCC)とはリードフレーム工程を増加し、自動化で大量に生産できるが、リードフレームの精密度が上がらないと、ボンディング接合の信頼性も向上できず、且つ高頻度I/Oチップのパッキングにも不向きである。
(ホ)上記パッキング技術は全てボンディングすることが必要なため、生産設備を購入することが必要になる他に、生産効率も改善し難くなり、且つ基板が必要なため、最終的なパッケージの体積が過大になり、若しかしてそれらのパッキング技術を映像センサーモジュールに応用すれば、印刷回路板を別に加えることが必要なため、図25に示すように、モジュール全体の厚さは厚すぎになるため、携帯電話やPDAやウェブカメラなどの携帯式電子製品の設計は難しくなった。
【0004】
そのため、目下のパッキング技術はフリップチップパッキングヘ発展しており、このような製造方法は、ウェーハでバンプ成長工程を実施した後、基板での回路接点と接合することが必要なので、チップの上面を基板に向くことが必要になるため、映像センサーの感知ゾーンの向く方向が制限される。そのため、フリップチップは、優れた電気特性と良いチップ放熱特性と小さいパッケージ寸法を有するが、映像センサーにこの技術を適用することはやはり難しい。
【0005】
一方、映像センサーモジュールの応用はどんどん広汎になっているが、モジュール化の思想を応用製品にマッチすることが必要であり、例えば、通信製品または個人用デジタル製品は全て撮影機能を採用し、小型とローコストとの目標を同時に達成することが市場ニーズになり、パッキングコストと体積とを改善するとともに、モジュール化設計を取り入れば、市場ニーズにもっと合うことができる。
本発明の主な目的は、SMT(表面粘着)設備でパッキングを完成することにより、生産設備を簡単化にし、製品の信頼性を向上し、生産コストを低減し、パッケージの体積を大幅に縮小することができる映像センサーモジュールを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために成された本願の請求項1記載の発明は、印刷回路基板には窓が開けられており、前記窓の寸法は映像センサーの感知ゾーンの寸法に近似し、且つ前記窓の周壁が遮蔽物により覆われ、前記印刷回路基板に開けた前記窓の周縁には、マスクエッチングにより多数のリードを形成しており、各リードは外リードと内リードとに分けられ、映像センサーチップは、ボンディングパッドで内リードと接合し印刷回路基板と電気的に接続し、前記印刷回路基板の前記窓にはレンズが貼り付けられており、前記レンズは映像センサーのチップ感知ゾーンをカバーし、前記チップと前記レンズとの周囲にペーストを充填することにより、気密状態にされていることを特徴とする映像センサーモジュールであることを要旨としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1に示す映像センサーモジュール1は、極めて小さい寸法を持つチップに応用できる本発明の映像センサーモジュールの第一実施例であり、あれは下記のような構成を有する。
図2に示す印刷回路基板10には窓11が開けられており、前記窓11の寸法は映像センサーチップ2の感知ゾーン21の寸法に近似し、且つ前記窓11の周壁が遮蔽物(例えば、半田マスクまたはメッキ)111により覆われ、ホコリが映像センサーチップの表面に落下することを回避する。
【0008】
前記印刷回路基板10に開けた前記窓の周縁には、マスクエッチングにより図3に示すような多数のリード12を形成しており、各リードは外リード12bと内リード12aとに分けられ、印刷回路基板には、少なくとも各リードの間に半田マスクを塗り、また、映像センサーチップのボンディングパッドの位置によって各内リードの局部に導電性媒介物を覆わせる。上記導電性媒介物は、銀ペーストやスズペースト又は導電特性を有する接着ペーストなどがある。上記被覆方法は、網版印刷法や針状ジグ転印法やペースト付け法などがある。上記導電性媒介物と上記被覆方法とにより、図4に示すように、内リードでボンディングスポット13を形成することができる。
映像センサーチップ2は、ボンディングパッドで内リードと対応し、フリップチップ法または無ボンディング工程の製造方法により、印刷回路基板と電気的に接続する(図5に示すように)。
【0009】
図1に示すレンズ30は、前記印刷回路基板の前記窓に貼り付けられ、映像センサーのチップ感知ゾーンをカバーする。前記チップと前記レンズとの周囲にUV硬化ペースト22、310を充填して、紫外線を照射し硬化させて気密状態になると、映像センサーモジュール1のパッキング作業が完成した。
上記本実施例の映像センサーモジュール1は、樹脂射出基板の代わりに印刷回路基板を採用し、従来のリードフレームの代わりにマスクエッチング法により導電層をエッチングしてリードになるため、パッキング品質はフリップチップと同じように、優れた電気特性と良いチップ放熱特性と小さいパッケージ寸法を有する。その他の映像センサーパッキング技術に比べて、本実施例は、SMT設備を利用し、映像センサーチップのボンディングパッドを印刷回路基板の内リードのボンディングスポット13に合わせ、フリップチップ式の接合を実施して電気的な連結にし、また、レンズローディング設備またはSMT設備により、映像センサーのチップ感知ゾーンをレンズ組でカバーすることができるため、パッキング工程が簡単化になり、パッキングコストも降下し、特に生産設備のニーズや外注加工の必要な時間を低減することができ、且つ一般のフリップチップ技術に比べて、ガラスカバーの代わりにレンズ組を直接にカバーとすることにより、映像センサーモジュールの厚さを大幅に低減することができるので、電子製品への応用はもっと有利になった。
【0010】
図6に示すのは、本発明の差込式映像センサーモジュールの第一実施例であり、第一実施例の映像センサーモジュール1の印刷回路基板の外リードを表面粘着法により、SMT基板4に固定し、前記SMT基板4の内部にはモジュール回路41が設けており且つ開放孔42が開けており、前記レンズホルダーはSMT基板の開放孔から外へ突起し、なお、前記モジュール回路の開放孔42の周囲には多数のリード(図示せず)が設けており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けており、映像センサーモジュールをパッキングする工程中に、スズペーストは網版印刷技術によりリードの局部に付けて電気接点とする。だから、本実施例は、印刷回路基板の外リード12bが、表面粘着法によりSMT基板の開放孔に固定され且つモジュール回路と電気的に連接することができる。このような差込式映像センサーモジュールはSMT基板の全体厚さを低減することができるので、電子製品への応用はもっと有利になった。
【0011】
図7に示すのは、本発明の差込式映像センサーモジュールの第三実施例であり、図6に示すものと比べて、多数のリードはその印刷回路基板10の両面で設けられ、その一側での多数のリードは内リード12aであり、他側での多数のリードは外リード12bであり、各内外リードは電気的に連通する状態である。前記印刷回路基板の外リードは表面粘着方法によりSMT基板4の開放孔42に固定され、それにより、前記印刷回路基板は開放孔の周囲に設けた多数のリード(図示せず)と電気的に連通する。41はモジュール回路であり、前記印刷回路基板の一端には、前記モジュール回路41と電気的に連通するための印刷リード412が設けている。
【0012】
図8に示すのは、本発明の映像センサーモジュールの第四実施例であり、その特徴は、印刷回路基板14の上面にはモジュール回路141と窓142とが設けられており、印刷回路基板14の下面の前記窓を開けた処の周囲では、マスクエッチングにより多数のリード143を形成しており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リード144が設けており、このような構成によれば、レンズローディング設備またはSMT設備により、映像センサーのチップ感知ゾーンをレンズ3でカバーして単一モジュールにパッキングすることができるため、パッキング工程が簡単化になり、さらにSMT基板の使用量を低減することもできるので、製品の厚さを大幅に低減することができる。
本発明の上記各実施例の技術手段および特徴を変化すれば、以下の各実施例も得られる。
【0013】
図9に示す映像センサーモジュール5は本発明の映像センサーモジュールの第五実施例である。あれは下記のような構成を有する。
印刷回路基板50には窓51が開けられており、前記窓51の寸法は映像センサーチップ2の感知ゾーンの寸法に近似し、且つ前記窓51の周壁が遮蔽物(例えば、半田マスクまたはメッキ)511により覆われ、ホコリが映像センサーチップの表面に落下することを回避する。
【0014】
前記印刷回路基板50に開けた前記窓51の周縁には、マスクエッチングにより多数のリード52を形成しており、各リードは外リード52bと内リード52aとに分けられ、印刷回路基板には、少なくとも各リードの間に半田マスクを塗り、また、映像センサーチップのボンディングパッドの位置によって各内リードの局部に導電性媒介物を覆わせる。上記導電性媒介物は、銀ペーストやスズペースト又は導電特性を有する接着ペーストなどがある。上記被覆方法は、網版印刷法や針状ジグ転印法やペースト付け法などがある。上記導電性媒介物と上記被覆方法とにより、内リードでボンディングスポット53を形成することができる。
【0015】
映像センサーチップ2は、ボンディングパッドで内リードと対応し、フリップチップ法または無ボンディング工程の製造方法により、印刷回路基板と電気的に接続する。
レンズ組3にはレンズホルダー31が設けており、前記レンズホルダー31は、前記印刷回路基板の前記窓51に貼り付けられ、映像センサーのチップ感知ゾーンをカバーする。
前記チップと前記レンズホルダーとの周囲にUV硬化ペースト22、310を充填して、紫外線を照射し硬化させて気密状態になると、パッキング作業が終了した。
【0016】
図10に示すのは、本発明の差込式映像センサーモジュールの第六実施例である。あれは、上記映像センサーモジュール5の印刷回路基板の外リード52bは表面粘着方法によりSMT基板54aに固定され、前記SMT基板54aは、内部にモジュール回路55aが設けており、且つ開放孔56aが開けており、前記レンズ組3aはSMT基板の開放孔から外へ突起し、なお、前記モジュール回路の開放孔の周囲には多数のリード(図示せず)が設けており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リード57aが設けており、映像センサーモジュールをパッキングする工程中に、スズペーストは網版印刷技術によりリードの局部に付けて電気接点とする。だから、本実施例は、印刷回路基板の外リード12bが、表面粘着法によりSMT基板の開放孔に固定され且つモジュール回路と電気的に連接することができる。
【0017】
図11に示すのは、本発明の差込式映像センサーモジュールの第七実施例であり、図10に示すものと比べて、多数のリードは印刷回路基板50の両面で設けられ、その一側での多数のリードは内リード52aとであり、他側での多数のリードは外リード52bであり、各内外リードは電気的に連通する状態である。前記印刷回路基板50の外リード52bは表面粘着方法によりSMT基板54bの下面に固定され、前記SMT基板54bは、内部にモジュール回路55bが設けており、且つ開放孔56bが開けており、前記レンズ組3aはSMT基板の開放孔56bから突起する。
【0018】
図12に示すのは、本発明の差込式映像センサーモジュールの第八実施例であり、印刷回路基板50aの表面にはモジュール回路58が設けている。その特徴は、印刷回路基板には窓59が設けられており、前記印刷回路基板50aの下面の前記窓を開けた処の周囲では、マスクエッチングにより多数のリード52を形成しており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リード581が設けており、このような構成によれば、レンズローディング設備またはSMT設備により、映像センサーチップ2およびレンズ組3をパッキングして単一のモジュールにすることができる。
【0019】
図13に示す映像センサーモジュール6は本発明の映像センサーモジュールの第九実施例であり、図9に示すものと比べて、その異なったところは、レンズホルダー31の底面の裏側には内へ窪んだ段差面311が形成され、前記段差面311が印刷回路基板60の外端部に当接している状態で、それらが接合される。そうすると、印刷回路基板の表面および切断したエッジの精度により、レンズ組3の定位がもっと精確にすることができる。
【0020】
図14に示す映像センサモジュール6は、印刷回路基板の外リード62bが表面粘着方法によりSMT基板54cに固定された本発明の映像センサーモジュール6の第十実施例である。前記SMT基板は、内部にモジュール回路55cが設けており、且つ開放孔56cが開けており、レンズ組3はSMT基板の開放孔から突起する。
【0021】
図15に示す映像センサーモジュール7は本発明の映像センサーモジュールの第十一実施例であり、図9に示すものと比べて、その異なったところは、レンズホルダー31の底面の表側には内へ窪んだ段差面312が形成され、前記段差面312が印刷回路基板70の前記窓71の内縁に当接している状態であり、それらが接合される。そうすると、印刷回路基板の表面および切断したエッジの精度により、レンズ組3の定位がもっと精確にすることができる。
【0022】
図16に示す映像センサモジュール7は、印刷回路基板の外リード72が表面粘着方法によりSMT基板54dに固定された本発明の映像センサーモジュールの第十二実施例である。前記SMT基板54dは、内部に印刷回路基板70と電気的に連通するモジュール回路55dが設けており、且つ開放孔56dが開けており、映像センサーチップ2は前記開放孔56dに嵌め込んでいる。
【0023】
図17に示すのは、本発明の映像センサーモジュールの第十三実施例であり、図16に示すものと比べて、その異なったところは、多数のリードはその印刷回路基板70の両面で設けられ、その一側での多数のリードは内リード72aであり、他側での多数のリードは外リード72bであり、各内外リードは電気的に連通する状態である。前記印刷回路基板の外リードは表面粘着方法によりSMT基板54eに固定され、前記SMT基板54eは、内部にモジュール回路55eが設けており、且つ開放孔56eが開けており、レンズ組3はSMT基板の開放孔から突起する。
【0024】
図18に示すのは、本発明の映像センサーモジュールの第十四実施例であり、印刷回路基板70aの表面にはモジュール回路73が設けており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路73と電気的に連通する印刷リード74が設けている。その特徴は、印刷回路基板70aには窓74が設けられており、前記印刷回路基板70aの下面の前記窓を開けた処の周囲では、マスクエッチングにより多数のリード75を形成しており、且つ前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リード76が設けており、このような構成によれば、レンズローディング設備またはSMT設備により、映像センサーチップ2およびレンズ組3をパッキングして単一のモジュールにすることができる。また、レンズホルダー31の底面の表側には内へ窪んだ段差面312が形成され、前記段差面312が印刷回路基板70aの前記窓74の内縁に当接している状態であり、それらが接合される。そうすると、印刷回路基板の表面および切断したエッジの精度により、レンズ組3の定位がもっと精確にすることができる。そして、本実施例によれば、パッキング工程が簡単化になり、パッキングコストも降下し、特に生産設備のニーズを低減することができ、且つ製品の厚さを大幅に低減することもできる。
【0025】
図19に示す映像センサーモジュール8は本発明の映像センサーモジュールの第十五実施例である。あれは下記のような構成を有する。
印刷回路基板80には窓81が開けられており、前記窓81の両端にはそれぞれ段差面が形成され、第一段差面811には映像センサーチップ2が嵌めており、第二段差面812にはレンズ組3が嵌めており、且つレンズ組3が第二段差面812に精確に定位され、前記窓の周壁が遮蔽物(例えば、半田マスクまたはメッキ)813により覆われ、ホコリが映像センサーチップの表面に落下することを回避する。
【0026】
前記印刷回路基板の表面で、前記窓の第一端面の周囲には、多数の内リード82aが形成しており、各内リード82aは印刷回路基板のもう一面に設けた外リード82bとと電気的に連通する。
各内リードの局部には導電性媒介物が覆っている。上記導電性媒介物は、銀ペーストやスズペースト又は導電特性を有する接着ペーストなどがある。上記被覆方法は、網版印刷法や針状ジグ転印法やペースト付け法などがある。上記導電性媒介物と上記被覆方法とにより、内リードでボンディングスポット83を形成することができる。
【0027】
映像センサーチップ2は、ボンディングパッドで内リードのボンディングスポットと対応し接合することにより、印刷回路基板と電気的に接続することができる。
印刷回路基板の窓の第二端面での段差面にレンズ組3のレンズホルダー31が貼り付けられ、前記映像センサーチップと前記レンズホルダーとの周囲にペーストを充填することにより、気密状態にすることができる。
チップの寸法は極めて小さい場合に本実施例を適用すれば、パッキングされたモジュールの体積を極めて薄くて小さくすることができる。
【0028】
図20に示すのは、本発明の映像センサーモジュールの第十六実施例であり、本実施例の前記映像センサーモジュール8の印刷回路基板の外リード82bは表面粘着方法によりSMT基板54fに固定され、前記SMT基板54fには、内部にモジュール回路55fが設けており、且つ開放孔56fが開けており、前記レンズ組3はSMT基板54fに開けた開放孔から突起し、前記SMT基板54fの一端には、前記モジュール回路55fと電気的に連通する印刷リード57fが設けており、前記映像センサーチップがSMT基板の開放孔に設置され且つモジュール回路55fと電気的に連通するように、開放孔の周囲には多数のリード(図示せず)が設けている。
【0029】
図21に示すのは、本発明の映像センサーモジュールの第十七実施例であり、印刷回路基板80aには、表面でモジュール回路84が設けており、且つ窓85が開けられており、前記窓85の両端はそれぞれ段差面になり、第一端の段差面851に映像センサー2が嵌めており、第二端の段差面852にはレンズ組3が嵌めており、且つレンズ組3が第二段差面852に精確に定位され、且つ前記印刷回路基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リード86が設けており、映像センサーチップを印刷回路基板に固定され且つ前記映像センサーチップをモジュール回路と電気的に連通するように、前記窓の第一端側に位置する前記印刷回路基板の表面では多数のリード(図示せず)が並んで設けられている。なお、上記実施例と同様に、映像センサーチップとレンズホルダーとの周囲にペーストを充填することにより、気密状態にさせる。チップの寸法は極めて小さい場合に本実施例を適用すれば、パッキングされたモジュールの体積を極めて薄くて小さくすることができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明は次のような効果がある。
(イ)本発明の映像センサーモジュールによれば、製造プロセスにSMTパッキング技術を大量に導入することができるため、生産プロセスを自動化にすることができる。
(ロ)本発明の映像センサーモジュールによれば、パッキングが便利になったため、製品の信頼性を向上することができる。
(ハ)本発明の映像センサーモジュールによれば、ガラスが必要なくなり、一部の実施例では、モジュール化する際には定額以外の回路基板が必要ないため、製品の直接コストを降下することができる。
(二)パッキングプロセスにレンズ組を直接に運用できるため、生産効率を向上することができる。
(ホ)従来のものに比べて、本発明は映像センサーモジュールの全体厚さを大幅に低減することができるため、電子製品への応用が有利になる。
(へ)産能を有効に向上でき、生産設備のニーズを低減できるため、最終製品の価格を大幅に引き下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図2】本発明の実施例による図1における映像センサーモジュールの印刷回路基板の素材を示す正面概略図及び平面概略図である。
【図3】本発明の実施例による図2における映像センサーモジュールの印刷回路基板で多数のリードが作成された状態を示す正面概略図及び平面概略図である。
【図4】本発明の実施例による図3における映像センサーモジュールの印刷回路基板での多数の内リードでボンディングスポットが形成された状態を示す正面概略図及び平面概略図である。
【図5】本発明の実施例による図4における映像センサーモジュールの印刷回路基板での多数のボンディングスポットに映像センサーチップを合わせて貼り付けた状態を示す正面概略図及び平面概略図である。
【図6】本発明の第二実施例による図1における映像センサーモジュールを利用して構成された映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図7】本発明の第三実施例による図1における映像センサーモジュールを利用して構成された映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図8】本発明の第四実施例による差込式映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図9】本発明の第五実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図10】本発明の第六実施例による図9における映像センサーモジュールを利用して構成された差込式映像センサーモジュールを示す図面である。
【図11】本発明の第七実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図12】本発明の第八実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図13】本発明の第九実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図14】本発明の第十実施例による図13における映像センサーモジュールを利用して構成された映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図15】本発明の第十一実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図16】本発明の第十二実施例による図15における映像センサーモジュールを利用して構成された映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図17】本発明の第十三実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図18】本発明の第十四実施例のによる映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図19】本発明の第十五実施例のによる映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図20】本発明の第十六実施例による図19における映像センサーモジュールを利用して構成された差込式映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図21】本発明の第十七実施例による映像センサーモジュールを示す概略図である。
【図22】従来の樹脂基板パッキング(PLCC)で構成された映像センサーを示す概略図である。
【図23】従来の樹脂基板パッキング(PLCC)で構成された映像センサーを示す概略図である。
【図24】従来のL/F樹脂射出パッキング(KLCC)で構成された映像センサーを示す概略図である。
【図25】従来の映像センサーモジュールを示す図面である。
【符号の説明】
90a 側壁
90b 基板
91 印刷回路板
1、2、5、6、7、8 映像センサーモジュール
10、14、50、50a、60、70、70a、80、80a 印刷回路基板
11、142、51、59、71、74、81、85 窓
111、511、813 遮蔽物
12、143、52、75 リード
12a、52a、72a、82a 内リード
12b、52b、62b、72、72b、82b 外リード
13、53、83 ボンディングスポット
2 映像センサーチップ
21 感知ゾーン
22、310 UV硬化ペースト
3 レンズ組
30 レンズ
31 レンズホルダー
311、312、851、852 段差面
4、54a、54b、54c、54d、54e、54f SMT基板
41、141、55a、55b、55c、55d、55e、55f、58、84 モジュール回路
42、56a、56b、56c、56d、56e、56f 開放孔
412、144、57a、581、76、57f、86 印刷リード
811、812 段差面
Claims (24)
- 印刷回路基板には窓が開けられており、前記窓の寸法は映像センサーの感知ゾーンの寸法に近似し、且つ前記窓の周壁が遮蔽物により覆われ、
前記印刷回路基板に開けた前記窓の周縁には、マスクエッチングにより多数のリードを形成しており、各リードは外リードと内リードとに分けられ、
映像センサーチップは、ボンディングパッドで内リードと接合し印刷回路基板と電気的に接続し、
前記印刷回路基板の前記窓にはレンズが貼り付けられており、レンズホルダーは映像センサーチップの感知ゾーンをカバーし、
前記チップと前記レンズとの周囲にペーストを充填することにより、気密状態にされていることを特徴とする映像センサーモジュール。 - マスクエッチングにより形成された多数のリードは、印刷回路基板の単一の表面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の映像センサーモジュール。
- 映像センサーチップがモジュール回路と電気的に連通するように、前記印刷回路基板の表面にはモジュール回路が設けられており、且つ前記印刷回路基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の映像センサーモジュール。
- 前記印刷回路基板の外リードは表面粘着方法によりSMT基板に固定され、前記SMT基板は、内部にモジュール回路が設けられており、且つ開放孔が開けられており、前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けられており、印刷回路基板がSMT基板の開放孔に設置され且つモジュール回路と電気的に連通するように、開放孔の周囲には多数のリードが設けられており、レンズ組は開放孔に設置されSMT基板から突起する状態を呈することを特徴とする請求項2に記載の映像センサーモジュール。
- マスクエッチングにより形成された多数のリードは、印刷回路基板の両面に設けられ、その一側での多数のリードは内リードであり、他側での多数のリードは外リードであり、各内外リードは電気的に連通する状態であることを特徴とする請求項1に記載の映像センサーモジュール。
- 前記印刷回路基板の表面にはモジュール回路が設けられており、前記印刷回路基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けていることを特徴とする請求項5に記載の映像センサーモジュール。
- 前記印刷回路基板の外リードは表面粘着方法によりSMT基板に固定され、前記SMT基板は、内部にモジュール回路が設けられており、且つ開放孔が開けられており、前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けられており、印刷回路基板がSMT基板の開放孔に設置され且つモジュール回路と電気的に連通するように、開放孔の周囲には多数のリードが設けられており、レンズ組は開放孔に設置されSMT基板から突起する状態を呈することを特徴とする請求項5に記載の映像センサーモジュール。
- 印刷回路基板には窓が開けられており、前記窓の寸法は映像センサーの感知ゾーンの寸法に近似し、且つ前記窓の周壁が遮蔽物により覆われ、
前記印刷回路基板に開けた前記窓の周縁には、マスクエッチングにより多数のリードを形成しており、各リードは外リードと内リードとに分けられ、
映像センサーチップは、ボンディングパッドで内リードと接合し印刷回路基板と電気的に接続し、
前記印刷回路基板にレンズホルダーを貼り付け、前記窓をカバーし、
前記映像センサーチップと前記レンズホルダーとの周囲にペーストを充填することにより、気密状態にされていることを特徴とする映像センサーモジュール。 - マスクエッチングにより形成された多数のリードは、印刷回路基板の単一の表面に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の映像センサーモジュール。
- 映像センサーチップがモジュール回路と電気的に連通するように、前記印刷回路基板の表面にはモジュール回路が設けられており、且つ前記印刷回路基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けられていることを特徴とする請求項9に記載の映像センサーモジュール。
- 前記印刷回路基板の外リードは表面粘着方法によりSMT基板に固定され、前記SMT基板は、内部にモジュール回路が設けられており、且つ開放孔が開けられており、前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けられており、印刷回路基板がSMT基板の開放孔に設置され且つモジュール回路と電気的に連通するように、開放孔の周囲には多数のリードが設けられており、レンズ組は開放孔に設置されSMT基板から突起する状態を呈することを特徴とする請求項9に記載の映像センサーモジュール。
- マスクエッチングにより形成された多数のリードは、印刷回路基板の両面に設けられ、その一側での多数のリードは内リードであり、他側での多数のリードは外リードであり、各内外リードは電気的に連通する状態であることを特徴とする請求項8に記載の映像センサーモジュール。
- 前記印刷回路基板の表面にはモジュール回路が設けられており、前記印刷回路基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けていることを特徴とする請求項12に記載の映像センサーモジュール。
- レンズホルダーの底面は、印刷回路基板の表面の前記窓の周縁に貼り付けられていることを特徴とする請求項13に記載の映像センサーモジュール。
- レンズホルダーの底面の裏側には内へ窪んだ段差面が形成され、前記段差面が印刷回路基板の外端部に当接している状態でそれらが貼り付けられていることを特徴とする請求項13に記載の映像センサーモジュール。
- レンズホルダーの底面の表側には内へ窪んだ段差面が形成され、前記段差面が印刷回路基板の前記窓の内縁に当接している状態でそれらが貼り付けられていることを特徴とする請求項13に記載の映像センサーモジュール。
- 前記印刷回路基板の外リードは表面粘着方法によりSMT基板に固定され、前記SMT基板は、内部にモジュール回路が設けられており、且つ開放孔が開けられており、前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けられており、印刷回路基板がSMT基板の開放孔に設置され且つモジュール回路と電気的に連通するように、開放孔の周囲には多数のリードが設けられており、レンズ組は開放孔に設置されSMT基板から突起する状態を呈することを特徴とする請求項12に記載の映像センサーモジュール。
- レンズホルダーの底面は、印刷回路基板の表面の前記窓の周縁に貼り付けられていることを特徴とする請求項17に記載の映像センサーモジュール。
- レンズホルダーの底面の裏側には内へ窪んだ段差面が形成され、前記段差面が印刷回路基板の外端部に当接している状態でそれらが接合されていることを特徴とする請求項17に記載の映像センサーモジュール。
- レンズホルダーの底面の表側には内へ窪んだ段差面が形成され、前記段差面が印刷回路基板の前記窓の内縁に当接している状態でそれらが接合されていることを特徴とする請求項17に記載の映像センサーモジュール。
- 印刷回路基板には窓が開けられており、前記窓の少なくとも一端には段差面を有し、前記段差面には映像センサーが嵌められており、且つ前記窓の周壁が遮蔽物で覆われ、
前記段差面の反対面で、前記印刷回路基板に開けた前記窓の周縁には、多数のリードを形成しており、各リードは外リードと内リードとに分けられ、
映像センサーチップは、ボンディングパッドで内リードと接合し印刷回路基板と電気的に接続し、
前記印刷回路基板の前記窓にレンズホルダーを貼り付け、
前記映像センサーチップと前記レンズホルダーとの周囲にペーストを充填することにより、気密状態にされていることを特徴とする映像センサーモジュール。 - 前記窓の両端はそれぞれ段差面になり、第一端の段差面に映像センサーが嵌められており、第二端の段差面にレンズホルダーが嵌められており、前記窓の第一端側に位置する前記印刷回路基板の表面では多数のリードが並んで設けられており、各リードは外リードと内リードとに分けられることを特徴とする請求項21に記載の映像センサーモジュール。
- 映像センサーチップがモジュール回路と電気的に連通するように、前記印刷回路基板の表面にはモジュール回路が設けられており、且つ前記印刷回路基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けられていることを特徴とする請求項22に記載の映像センサーモジュール。
- 前記各リードは外リードと内リードとの二部分に設定され、前記印刷回路基板の外リードは表面粘着方法によりSMT基板に固定され、前記SMT基板は、内部にモジュール回路が設けられており、且つ開放孔が開けられており、前記SMT基板の一端には、前記モジュール回路と電気的に連通する印刷リードが設けられており、印刷回路基板がSMT基板の開放孔に設置され且つモジュール回路と電気的に連通するように、開放孔の周囲には多数のリードが設けられていることを特徴とする請求項22に記載の映像センサーモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003156921A JP2004363706A (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | 映像センサーモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003156921A JP2004363706A (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | 映像センサーモジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004363706A true JP2004363706A (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=34050849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003156921A Pending JP2004363706A (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | 映像センサーモジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004363706A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008294399A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Augux Co Ltd | 錫半田による発光ダイオードの固定方法 |
KR100924673B1 (ko) | 2008-04-15 | 2009-11-03 | (주)미코엠에스티 | 액체 렌즈 카메라 모듈 |
JP2010114400A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-05-20 | Ricoh Co Ltd | プリント配線基板、プリント配線基板の製造方法、センサモジュール及びセンシング装置 |
CN108323019A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-07-24 | 生益电子股份有限公司 | Pcb上背钻方法 |
CN109791267A (zh) * | 2016-09-28 | 2019-05-21 | 夏普株式会社 | 光学设备及相机模块 |
-
2003
- 2003-06-02 JP JP2003156921A patent/JP2004363706A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008294399A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Augux Co Ltd | 錫半田による発光ダイオードの固定方法 |
KR100924673B1 (ko) | 2008-04-15 | 2009-11-03 | (주)미코엠에스티 | 액체 렌즈 카메라 모듈 |
JP2010114400A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-05-20 | Ricoh Co Ltd | プリント配線基板、プリント配線基板の製造方法、センサモジュール及びセンシング装置 |
CN109791267A (zh) * | 2016-09-28 | 2019-05-21 | 夏普株式会社 | 光学设备及相机模块 |
JPWO2018061295A1 (ja) * | 2016-09-28 | 2019-07-04 | シャープ株式会社 | 光学機器およびカメラモジュール |
CN108323019A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-07-24 | 生益电子股份有限公司 | Pcb上背钻方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6933493B2 (en) | Image sensor having a photosensitive chip mounted to a metal sheet | |
KR101945109B1 (ko) | 전자 회로 장치 및 전자 회로 장치의 제조 방법 | |
US6696738B1 (en) | Miniaturized image sensor | |
US6649834B1 (en) | Injection molded image sensor and a method for manufacturing the same | |
US6873034B2 (en) | Solid-state imaging device, method for producing same, and mask | |
US20040189862A1 (en) | Miniature camera module | |
CN101170118B (zh) | 影像感测器封装、影像感测器模组及它们的制造方法 | |
US10718497B2 (en) | Electronic product with light emitting function and method for manufacturing the same | |
US20100110282A1 (en) | Camera lens module and manufacturing method thereof | |
US20060273249A1 (en) | Image sensor chip package and method of manufacturing the same | |
TWI633639B (zh) | 具有發光功能的指紋辨識模組及其製造方法 | |
CN109856756A (zh) | 镜头驱动装置、摄影模块与电子装置 | |
JP2004363706A (ja) | 映像センサーモジュール | |
US20060255253A1 (en) | Method for packaging an image sensor die and a package thereof | |
US20040113286A1 (en) | Image sensor package without a frame layer | |
US20040113221A1 (en) | Injection molded image sensor and a method for manufacturing the same | |
CN101150889B (zh) | 微机电麦克风封装结构及其方法 | |
US20190035836A1 (en) | Image sensor package and imaging apparatus | |
US6878917B2 (en) | Injection molded image sensor and a method for manufacturing the same | |
US20040148772A1 (en) | Method for packaging an injection-molded image sensor | |
TW200812021A (en) | Packaging substrate board and manufacturing method thereof | |
CN205211751U (zh) | 邻近传感器以及电子设备 | |
KR20040105998A (ko) | 영상센서모듈 | |
JPS60136254A (ja) | 固体撮像装置およびその製造方法 | |
CN106847763A (zh) | 半导体封装件及其制造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060410 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060913 |